JPH1078983A - 飲食代金会計システム - Google Patents
飲食代金会計システムInfo
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- JPH1078983A JPH1078983A JP23188396A JP23188396A JPH1078983A JP H1078983 A JPH1078983 A JP H1078983A JP 23188396 A JP23188396 A JP 23188396A JP 23188396 A JP23188396 A JP 23188396A JP H1078983 A JPH1078983 A JP H1078983A
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- food
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- drink
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Links
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Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 会計の信頼性を向上する。
【解決手段】この寿司自動会計システムは、皿9に取り
付けられ、皿種別情報、皿9に載せられた飲食物情報を
記憶したデータキャリア40と、店員3cが所持し、顧
客からの要求に応じて店員3cが入力した顧客の席情報
を無線送信するハンディターミナル50と、座席8前方
のカウンタ6上に座席8毎に配置され、データキャリア
40から皿種別情報および飲食物情報を読出す複数の質
問器20と、これら各質問器20にLAN11を介して
接続され、ハンディターミナル50から無線で受信され
た席情報に対応する質問器20からLAN11を通じて
皿種別情報および飲食物情報を取得して会計処理するP
OS端末10とを具備する。
付けられ、皿種別情報、皿9に載せられた飲食物情報を
記憶したデータキャリア40と、店員3cが所持し、顧
客からの要求に応じて店員3cが入力した顧客の席情報
を無線送信するハンディターミナル50と、座席8前方
のカウンタ6上に座席8毎に配置され、データキャリア
40から皿種別情報および飲食物情報を読出す複数の質
問器20と、これら各質問器20にLAN11を介して
接続され、ハンディターミナル50から無線で受信され
た席情報に対応する質問器20からLAN11を通じて
皿種別情報および飲食物情報を取得して会計処理するP
OS端末10とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回転式の飲
食台を設置した飲食店などで利用される飲食代金会計シ
ステムに関する。
食台を設置した飲食店などで利用される飲食代金会計シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大勢の家族でも気軽に入れ、しか
も値段が安い回転式の飲食台を設置した飲食店は、急激
に普及しており、店舗の大規模化、チェーン店化が進む
中で飲食代金を会計する上での改善が望まれている。
も値段が安い回転式の飲食台を設置した飲食店は、急激
に普及しており、店舗の大規模化、チェーン店化が進む
中で飲食代金を会計する上での改善が望まれている。
【0003】例えば回転寿司と称される飲食店に設置さ
れている回転式の飲食台は、異なる種類の寿司をその値
段に応じた色や柄などで分けて載せた皿(ネタ皿)を回
転搬送部により巡回させ、飲食台の周囲に設置した客席
から顧客が巡回中のネタ皿の中から、所望のネタ皿を自
ら選び手元へとって寿司を食べた後、自分の席の前に皿
を積み上げておくよう構成されている。
れている回転式の飲食台は、異なる種類の寿司をその値
段に応じた色や柄などで分けて載せた皿(ネタ皿)を回
転搬送部により巡回させ、飲食台の周囲に設置した客席
から顧客が巡回中のネタ皿の中から、所望のネタ皿を自
ら選び手元へとって寿司を食べた後、自分の席の前に皿
を積み上げておくよう構成されている。
【0004】このような飲食店において、顧客が飲食代
金を会計する場合、まず、それぞれの顧客が最寄りの店
員(接客係り)に会計することを告げ、その店員がその
顧客の席の前に積まれている皿の枚数を皿の種類毎に集
計して伝票に記入後、その伝票を顧客に手渡し、顧客が
その伝票を入口付近に設置された会計コーナ(キャッシ
ュレジスタのある場所)まで持ってゆき、会計コーナの
店員に手渡し、店員が伝票に記入されている皿種毎の数
をキャッシュレジスタに打ち込むことにより、キャッシ
ュレジスタの表示部に会計金額(税金などを含めた合計
額)が表示され、顧客がその表示金額を支払うことにな
る。
金を会計する場合、まず、それぞれの顧客が最寄りの店
員(接客係り)に会計することを告げ、その店員がその
顧客の席の前に積まれている皿の枚数を皿の種類毎に集
計して伝票に記入後、その伝票を顧客に手渡し、顧客が
その伝票を入口付近に設置された会計コーナ(キャッシ
ュレジスタのある場所)まで持ってゆき、会計コーナの
店員に手渡し、店員が伝票に記入されている皿種毎の数
をキャッシュレジスタに打ち込むことにより、キャッシ
ュレジスタの表示部に会計金額(税金などを含めた合計
額)が表示され、顧客がその表示金額を支払うことにな
る。
【0005】ところで、このような会計形態の場合、人
手に頼る処理が多いことから、さまざまな誤りが起こり
得る。
手に頼る処理が多いことから、さまざまな誤りが起こり
得る。
【0006】例えば店員がネタに応じた皿の種類毎に皿
の数を数えるのは暗算であり、誤算の恐れがある。ま
た、数え終わった皿数を単価毎に伝票に記入するもの店
員であるため、誤記入の恐れがある。さらに、皿以外で
の注文品(ジュース、ビールなどの飲料や持ち帰り品な
ど)もあり、記入漏れもある。また、会計コーナの店員
が顧客から渡された伝票の内容をキャッシュレジスタに
打ち込む際に、打ち間違える恐れもある。
の数を数えるのは暗算であり、誤算の恐れがある。ま
た、数え終わった皿数を単価毎に伝票に記入するもの店
員であるため、誤記入の恐れがある。さらに、皿以外で
の注文品(ジュース、ビールなどの飲料や持ち帰り品な
ど)もあり、記入漏れもある。また、会計コーナの店員
が顧客から渡された伝票の内容をキャッシュレジスタに
打ち込む際に、打ち間違える恐れもある。
【0007】このような状況の中、顧客は会計を済ませ
た後、会計金額が正しいか否かをチェックする必要があ
る。
た後、会計金額が正しいか否かをチェックする必要があ
る。
【0008】この場合、顧客は既に席を離れていること
から、会計後に渡されたレシートから自分が食べたネタ
と皿の数を思い出して会計金額をチェックすることにな
るが、記憶に頼るため、会計金額が間違っていた場合で
もよく解らないことが多い。
から、会計後に渡されたレシートから自分が食べたネタ
と皿の数を思い出して会計金額をチェックすることにな
るが、記憶に頼るため、会計金額が間違っていた場合で
もよく解らないことが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の会計形態では、人手に頼る処理が多いことから、誤
りが発生する恐れがあり、これは接客業にとって信頼性
の低下につながることからできるだけ避けなければなら
ないことである。
来の会計形態では、人手に頼る処理が多いことから、誤
りが発生する恐れがあり、これは接客業にとって信頼性
の低下につながることからできるだけ避けなければなら
ないことである。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、会計の信頼性を向上することのできる
飲食代金会計システムを提供することを目的としてい
る。
なされたもので、会計の信頼性を向上することのできる
飲食代金会計システムを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の飲食代金会計システム
は、飲食物をそれぞれの価格毎に色または柄で識別可能
な皿に載せて所定巡回搬送路を巡回搬送させ、顧客が前
記所定巡回搬送路の周縁に配置された客席に着席し、所
望の飲食物を載せた皿を選択し、手元の食卓に取って飲
食した後、前記食卓に残った皿から飲食代金を会計する
飲食代金会計システムにおいて、前記皿に取り付けら
れ、皿種別情報、皿に載せられた飲食物情報を記憶した
データキャリアと、従業員が所持し、前記顧客からの要
求に応じて前記従業員が入力した前記顧客の席情報を無
線送信する無線ハンディターミナルと、前記客席前方の
食卓上または食卓近傍に少なくとも前記客席毎に配置さ
れ、前記データキャリアから皿種別情報および飲食物情
報を読出す複数の質問器と、前記各質問器に通信網を介
して接続され、前記無線ハンディターミナルから無線で
受信された席情報に対応する前記質問器から、前記通信
網を通じて皿種別情報および飲食物情報を取得して会計
処理する会計処理手段とを具備したことを特徴としてい
る。
ために、請求項1記載の発明の飲食代金会計システム
は、飲食物をそれぞれの価格毎に色または柄で識別可能
な皿に載せて所定巡回搬送路を巡回搬送させ、顧客が前
記所定巡回搬送路の周縁に配置された客席に着席し、所
望の飲食物を載せた皿を選択し、手元の食卓に取って飲
食した後、前記食卓に残った皿から飲食代金を会計する
飲食代金会計システムにおいて、前記皿に取り付けら
れ、皿種別情報、皿に載せられた飲食物情報を記憶した
データキャリアと、従業員が所持し、前記顧客からの要
求に応じて前記従業員が入力した前記顧客の席情報を無
線送信する無線ハンディターミナルと、前記客席前方の
食卓上または食卓近傍に少なくとも前記客席毎に配置さ
れ、前記データキャリアから皿種別情報および飲食物情
報を読出す複数の質問器と、前記各質問器に通信網を介
して接続され、前記無線ハンディターミナルから無線で
受信された席情報に対応する前記質問器から、前記通信
網を通じて皿種別情報および飲食物情報を取得して会計
処理する会計処理手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0012】この請求項1記載の発明では、顧客からの
要求に応じて従業員が無線ハンディターミナルへ入力し
た顧客の席情報が会計処理手段へ無線送信され、会計処
理手段は、その席情報に対応する質問器から通信網を通
じて皿種別情報および飲食物情報を取得して会計処理す
るので、人手を介することから起こるミス、つまり従業
員による皿の数え間違えや伝票への誤記入およびキャッ
シュレジスタなどへの打ち込みミスなどがなくなる。
要求に応じて従業員が無線ハンディターミナルへ入力し
た顧客の席情報が会計処理手段へ無線送信され、会計処
理手段は、その席情報に対応する質問器から通信網を通
じて皿種別情報および飲食物情報を取得して会計処理す
るので、人手を介することから起こるミス、つまり従業
員による皿の数え間違えや伝票への誤記入およびキャッ
シュレジスタなどへの打ち込みミスなどがなくなる。
【0013】請求項2記載の発明の飲食代金会計システ
ムは、請求項1記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記無線ハンディターミナルが、前記顧客からの要求に
よって従業員が顧客の席情報を入力する入力部と、この
入力部から入力された席情報を無線送信する無線送信部
とを具備したことを特徴としている。
ムは、請求項1記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記無線ハンディターミナルが、前記顧客からの要求に
よって従業員が顧客の席情報を入力する入力部と、この
入力部から入力された席情報を無線送信する無線送信部
とを具備したことを特徴としている。
【0014】この請求項2記載の発明では、無線ハンデ
ィターミナルの入力部から入力された席情報は、無線送
信部により無線送信されるので、従業員は顧客の座席の
ところで、顧客の座席の席番号を確かめた上で席情報を
入力でき、顧客の席情報の入力を間違えることはない。
ィターミナルの入力部から入力された席情報は、無線送
信部により無線送信されるので、従業員は顧客の座席の
ところで、顧客の座席の席番号を確かめた上で席情報を
入力でき、顧客の席情報の入力を間違えることはない。
【0015】請求項3記載の発明の飲食代金会計システ
ムは、請求項2記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記入力部が、前記顧客から会計要求があったとき、ま
たは口頭で飲食物を注文されたときに前記従業員が顧客
の席情報を入力する席情報入力部と、この席情報入力部
の操作に続いて前記顧客から注文された飲食物の情報を
入力する飲食物情報入力部とを具備したことを特徴とし
ている。
ムは、請求項2記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記入力部が、前記顧客から会計要求があったとき、ま
たは口頭で飲食物を注文されたときに前記従業員が顧客
の席情報を入力する席情報入力部と、この席情報入力部
の操作に続いて前記顧客から注文された飲食物の情報を
入力する飲食物情報入力部とを具備したことを特徴とし
ている。
【0016】この請求項3記載の発明では、無線ハンデ
ィターミナルの入力部に席情報入力部と飲食物情報入力
部とが備えられているので、皿以外の注文を受け付け会
計処理ることができ、精算漏れを起こすことがなくな
る。
ィターミナルの入力部に席情報入力部と飲食物情報入力
部とが備えられているので、皿以外の注文を受け付け会
計処理ることができ、精算漏れを起こすことがなくな
る。
【0017】請求項4記載の発明の飲食代金会計システ
ムは、請求項2記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記無線ハンディターミナルが、前記入力部から入力さ
れた席情報をプリントアウトする印刷手段をさらに具備
したことを特徴としている。この請求項4記載の発明で
は、無線ハンディターミナルに入力された席情報がレシ
ートなどにプリントアウトされるので、従業員がそれを
顧客に渡せば、会計コーナで間違えることなく顧客毎に
会計を行うことができる。
ムは、請求項2記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記無線ハンディターミナルが、前記入力部から入力さ
れた席情報をプリントアウトする印刷手段をさらに具備
したことを特徴としている。この請求項4記載の発明で
は、無線ハンディターミナルに入力された席情報がレシ
ートなどにプリントアウトされるので、従業員がそれを
顧客に渡せば、会計コーナで間違えることなく顧客毎に
会計を行うことができる。
【0018】請求項5記載の発明の飲食代金会計システ
ムは、請求項1記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記会計処理手段が、前記無線ハンディターミナルから
無線で席情報を受信する無線通信手段と、前記無線通信
手段により受信されたに席情報に応じた質問器を選択
し、選択した質問器に対して前記データキャリアにデー
タ読出要求を行うよう指示する手段と、この指示に応じ
て前記質問器から前記通信網を通じて返信されてきた皿
種別情報および飲食物情報を受信する網通信手段と、前
記網通信手段により受信された皿種別情報および飲食物
情報を基に、座席毎の会計金額を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算された座席毎の会計金額を表示
する表示手段とを具備したことを特徴している。
ムは、請求項1記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記会計処理手段が、前記無線ハンディターミナルから
無線で席情報を受信する無線通信手段と、前記無線通信
手段により受信されたに席情報に応じた質問器を選択
し、選択した質問器に対して前記データキャリアにデー
タ読出要求を行うよう指示する手段と、この指示に応じ
て前記質問器から前記通信網を通じて返信されてきた皿
種別情報および飲食物情報を受信する網通信手段と、前
記網通信手段により受信された皿種別情報および飲食物
情報を基に、座席毎の会計金額を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算された座席毎の会計金額を表示
する表示手段とを具備したことを特徴している。
【0019】請求項5記載の発明では、無線ハンディタ
ーミナルから無線で席情報が受信されると、会計処理手
段は、その席情報に応じた質問器を選択し、選択した質
問器に対してデータキャリアにデータ読出要求を行うよ
う指示し、この指示に応じて質問器から返信されてきた
皿種別情報および飲食物情報を基に、座席毎の会計金額
を演算するので、人手を介さずに顧客が飲食したものの
会計処理を行うことができる。
ーミナルから無線で席情報が受信されると、会計処理手
段は、その席情報に応じた質問器を選択し、選択した質
問器に対してデータキャリアにデータ読出要求を行うよ
う指示し、この指示に応じて質問器から返信されてきた
皿種別情報および飲食物情報を基に、座席毎の会計金額
を演算するので、人手を介さずに顧客が飲食したものの
会計処理を行うことができる。
【0020】請求項6記載の発明の飲食代金会計システ
ムは、請求項5記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記会計処理手段が販売時点情報管理端末であることを
特徴としている。
ムは、請求項5記載の飲食代金会計システムにおいて、
前記会計処理手段が販売時点情報管理端末であることを
特徴としている。
【0021】この請求項8記載の発明では、会計処理手
段が販売時点情報管理端末であるので、会計以外に飲食
物の消費状況や在庫状況の管理を行うことができる。
段が販売時点情報管理端末であるので、会計以外に飲食
物の消費状況や在庫状況の管理を行うことができる。
【0022】上記各発明により、会計の信頼性を向上す
ることができる。
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の飲食代金会計システムに係
る一つの実施形態の回転式飲食台の設置された店舗の構
成を示す図、図2は図1の店舗に適用した寿司自動会計
システムの構成を示す図である。
る一つの実施形態の回転式飲食台の設置された店舗の構
成を示す図、図2は図1の店舗に適用した寿司自動会計
システムの構成を示す図である。
【0025】図1において、1は回転寿司と称される外
食産業の店舗である。この店舗1には、顧客が出入りす
るための出入口のドア2と、このドア2付近に配置さ
れ、従業員としての会計係りの店員3aが滞在する会計
コーナ4と、従業員としての板前3bなどが滞在する厨
房5と、回転式飲食台としての半円形状のカウンタ6
と、このカウンタ6の内縁に沿ってカウンタ6から少し
高い位置に設置された巡回(循環)搬送路7と、厨房5
を除いたカウンタ6の周囲に配置され、顧客が座る複数
の座席8とが設けられている。厨房5には、板前用の各
種のネタ(マグロ、イカなどの切り身)や海苔、ガリ、
ワサビ、酢飯などの他、色や柄の異なる複数種の皿9な
どが用意されている。顧客は皿9の色や柄によってネタ
の価格が解る。座席8は例えば100 席程度設けられてい
る。巡回搬送路7としては、ベルトコンベアなどを利用
しているが、この他、例えば流水、クレセントチェーン
などでもよい。各座席8の前のカウンタ6上には、ネタ
を食した後の使用済みの皿9を載せるためにプレート状
のアンテナユニット30が配設されている。この店舗1
のカウンタ6側には、常に従業員としての接客係りの店
員3cが滞在しており、ハンディターミナル50を所持
している。
食産業の店舗である。この店舗1には、顧客が出入りす
るための出入口のドア2と、このドア2付近に配置さ
れ、従業員としての会計係りの店員3aが滞在する会計
コーナ4と、従業員としての板前3bなどが滞在する厨
房5と、回転式飲食台としての半円形状のカウンタ6
と、このカウンタ6の内縁に沿ってカウンタ6から少し
高い位置に設置された巡回(循環)搬送路7と、厨房5
を除いたカウンタ6の周囲に配置され、顧客が座る複数
の座席8とが設けられている。厨房5には、板前用の各
種のネタ(マグロ、イカなどの切り身)や海苔、ガリ、
ワサビ、酢飯などの他、色や柄の異なる複数種の皿9な
どが用意されている。顧客は皿9の色や柄によってネタ
の価格が解る。座席8は例えば100 席程度設けられてい
る。巡回搬送路7としては、ベルトコンベアなどを利用
しているが、この他、例えば流水、クレセントチェーン
などでもよい。各座席8の前のカウンタ6上には、ネタ
を食した後の使用済みの皿9を載せるためにプレート状
のアンテナユニット30が配設されている。この店舗1
のカウンタ6側には、常に従業員としての接客係りの店
員3cが滞在しており、ハンディターミナル50を所持
している。
【0026】図2に示すように、この店舗1の会計シス
テム、すなわち、寿司自動会計システムは、会計コーナ
4に設置された販売時点情報管理システム:Point Sale
ofScaning 端末10(以下POS端末10と称す)
と、各座席8の前のカウンタ6上(循環搬送路8の下部
など)に設けられ、POS端末10と通信網、例えばロ
ーカル・エリア・ネットワーク(以下LAN11と称
す)などを介して接続された質問器20と、顧客側(カ
ウンタ6側)に常に滞在する店員3cが所持する無線通
信機能を有するハンディターミナル50とから構成され
ている。
テム、すなわち、寿司自動会計システムは、会計コーナ
4に設置された販売時点情報管理システム:Point Sale
ofScaning 端末10(以下POS端末10と称す)
と、各座席8の前のカウンタ6上(循環搬送路8の下部
など)に設けられ、POS端末10と通信網、例えばロ
ーカル・エリア・ネットワーク(以下LAN11と称
す)などを介して接続された質問器20と、顧客側(カ
ウンタ6側)に常に滞在する店員3cが所持する無線通
信機能を有するハンディターミナル50とから構成され
ている。
【0027】POS端末10は、PC部12とネットワ
ークアダプタ13と無線モデム14と表示部15とを有
している。PC部12は、このシステムの中枢としての
POS機能、ハンディターミナル50と無線モデム14
を介してデータを授受する機能、および各皿9に取り付
けられているデータキャリア40からデータを読み取る
ためのリード/ライト(R/W )制御などを行う。表示部
15は会計金額などを店員3aおよび顧客に提示するも
のである。
ークアダプタ13と無線モデム14と表示部15とを有
している。PC部12は、このシステムの中枢としての
POS機能、ハンディターミナル50と無線モデム14
を介してデータを授受する機能、および各皿9に取り付
けられているデータキャリア40からデータを読み取る
ためのリード/ライト(R/W )制御などを行う。表示部
15は会計金額などを店員3aおよび顧客に提示するも
のである。
【0028】質問器20は、ネットワークアダプタ1
6、リーダライタ17、アンテナユニット30とからな
る。ネットワークアダプタ13、16は、POS端末1
0と質問器20間でLAN11を介したデータ通信を行
うために所定の規約に基づいてプロトコル変換を行う変
換機能とデータの送受信機能を有するものである。この
ネットワークアダプタ13、16は、各座席8にそれぞ
れ割り付けられている固有の番号(席番号)に対応した
ネットワークアドレスを有し、PC部12からのコマン
ドを解釈してR/W の動作を制御する。PC部12からの
コマンドは大きく分けてトランスペアレントモードとマ
クロコマンドモードとの2つがある。トランスペアレン
トモードは、PC部12からR/W 動作を直接制御するモ
ードである。つまりリーダライタ17のコマンドフォー
マットで行うモードである。またマクロコマンドモード
はPC部12からR/W 動作をマクロコマンドで制御す
る。これは、ネットワークアダプタに内蔵したCPUで
マクロコマンドを解釈してリーダライタ17のコマンド
に変換して行うモードである。
6、リーダライタ17、アンテナユニット30とからな
る。ネットワークアダプタ13、16は、POS端末1
0と質問器20間でLAN11を介したデータ通信を行
うために所定の規約に基づいてプロトコル変換を行う変
換機能とデータの送受信機能を有するものである。この
ネットワークアダプタ13、16は、各座席8にそれぞ
れ割り付けられている固有の番号(席番号)に対応した
ネットワークアドレスを有し、PC部12からのコマン
ドを解釈してR/W の動作を制御する。PC部12からの
コマンドは大きく分けてトランスペアレントモードとマ
クロコマンドモードとの2つがある。トランスペアレン
トモードは、PC部12からR/W 動作を直接制御するモ
ードである。つまりリーダライタ17のコマンドフォー
マットで行うモードである。またマクロコマンドモード
はPC部12からR/W 動作をマクロコマンドで制御す
る。これは、ネットワークアダプタに内蔵したCPUで
マクロコマンドを解釈してリーダライタ17のコマンド
に変換して行うモードである。
【0029】無線モデム14は、ハンディターミナル5
0とPOS端末10との間でメディア変換(無線からRS
232Cへの変換)を行う。リーダライタ17は、アンテナ
ユニット30で受信されたデータキャリア40側からの
データを解読して、皿9の種別情報や皿9に載せられて
いた飲食物の情報を得るものである。アンテナユニット
30は、皿置きとして利用するように外観上、プレート
状(お盆のような形)に成形されており、各座席毎にカ
ウンタ6上に配設されている。このアンテナユニット3
0は、自身の上に積まれた複数の皿9それぞれに取り付
けられているデータキャリア40に対してデータ読出要
求を行うために内部に形成されたコイルアンテナへ所定
制御周波数帯、例えば50〜500KHzの長中波帯の中の例え
ば125KHzなどの周波数の電流を通することで誘導電磁界
を発生し、読出しコマンドをデータキャリアへ送ると共
に、その読出しコマンドに応じてデータキャリア40側
から返信されてきた共振による電磁波を受信してデータ
に復調してリーダライタ17に渡すものである。
0とPOS端末10との間でメディア変換(無線からRS
232Cへの変換)を行う。リーダライタ17は、アンテナ
ユニット30で受信されたデータキャリア40側からの
データを解読して、皿9の種別情報や皿9に載せられて
いた飲食物の情報を得るものである。アンテナユニット
30は、皿置きとして利用するように外観上、プレート
状(お盆のような形)に成形されており、各座席毎にカ
ウンタ6上に配設されている。このアンテナユニット3
0は、自身の上に積まれた複数の皿9それぞれに取り付
けられているデータキャリア40に対してデータ読出要
求を行うために内部に形成されたコイルアンテナへ所定
制御周波数帯、例えば50〜500KHzの長中波帯の中の例え
ば125KHzなどの周波数の電流を通することで誘導電磁界
を発生し、読出しコマンドをデータキャリアへ送ると共
に、その読出しコマンドに応じてデータキャリア40側
から返信されてきた共振による電磁波を受信してデータ
に復調してリーダライタ17に渡すものである。
【0030】この質問器20は、マルチリード機能を有
している。このマルチリード機能とは、アンテナユニッ
ト30上には複数の皿9が積載されることから、データ
キャリア40も同一誘導電磁界内(通信エリア内)に複
数存在することになり、これらデータキャリア40をそ
れぞれ個別に識別しつつデータを読み取るための機能で
ある。
している。このマルチリード機能とは、アンテナユニッ
ト30上には複数の皿9が積載されることから、データ
キャリア40も同一誘導電磁界内(通信エリア内)に複
数存在することになり、これらデータキャリア40をそ
れぞれ個別に識別しつつデータを読み取るための機能で
ある。
【0031】図3に示すように、各皿9の裏側底面に
は、質問器20との間で非接触でデータを読出/書込を
行うことのできる無線通信機能を有するデータキャリア
40が取り付けられている。このデータキャリア40
は、ボタン状のものであり、例えば無線タグまたは非接
触タグなどと呼ばれている。
は、質問器20との間で非接触でデータを読出/書込を
行うことのできる無線通信機能を有するデータキャリア
40が取り付けられている。このデータキャリア40
は、ボタン状のものであり、例えば無線タグまたは非接
触タグなどと呼ばれている。
【0032】図4に示すように、このデータキャリア4
0は、円板状のモールド材41と、このモールド材41
にループ状に形成された空芯コイル(ループコイルアン
テナ)42と、このループコイルアンテナ42に接続し
てモールド材41に実装された半導体チップ43とから
なる。半導体チップ43内には、データキャリア40自
体の外形寸法の制限や通信に必要なデータ量などの兼ね
合いで、例えば2KBit程度の記憶容量のデータメモリが
内蔵されている。このデータメモリには、予め皿9に載
せられていた飲食物の情報、例えばマグロ、イカなどと
いったネタや納豆巻きなどといった名称を特定するため
のデータと、皿9の単価種別情報、例えば 100円皿、 2
00円皿、 300円皿などといった価格データと皿9自体を
個別に識別するために割り当てた連続番号のデータが対
応して記録されている。
0は、円板状のモールド材41と、このモールド材41
にループ状に形成された空芯コイル(ループコイルアン
テナ)42と、このループコイルアンテナ42に接続し
てモールド材41に実装された半導体チップ43とから
なる。半導体チップ43内には、データキャリア40自
体の外形寸法の制限や通信に必要なデータ量などの兼ね
合いで、例えば2KBit程度の記憶容量のデータメモリが
内蔵されている。このデータメモリには、予め皿9に載
せられていた飲食物の情報、例えばマグロ、イカなどと
いったネタや納豆巻きなどといった名称を特定するため
のデータと、皿9の単価種別情報、例えば 100円皿、 2
00円皿、 300円皿などといった価格データと皿9自体を
個別に識別するために割り当てた連続番号のデータが対
応して記録されている。
【0033】データキャリア40と質問器20間のやり
とりは、両方向であるが、伝送を片方づつ交互に行う半
二重通信方式が採用されている。したがって質問器20
からこのデータキャリア40側にデータ読出し要求があ
ったとき(読出しコマンド)、データメモリのデータを
読出し質問器20に向けて送信するという手順で通信が
行われる。
とりは、両方向であるが、伝送を片方づつ交互に行う半
二重通信方式が採用されている。したがって質問器20
からこのデータキャリア40側にデータ読出し要求があ
ったとき(読出しコマンド)、データメモリのデータを
読出し質問器20に向けて送信するという手順で通信が
行われる。
【0034】図5に示すように、ハンディターミナル5
0は、キー入力部51、制御部52、無線通信部53、
表示部54、プリンタ55などから構成されている。制
御部52は、CPU56とデータ記憶部57とを有して
いる。キー入力部51は、席情報として席の番号を入力
する席情報入力部51aと、皿10以外で顧客へ販売す
る飲食物の情報、例えばビール、ジュース、ソフトドリ
ンクなどの飲料や飲茶、茶碗蒸し、持ち帰り品などの品
目を入力する品目入力部51bとを有している。制御部
52は、上記各部を制御するものである。無線通信部5
3は、席番号や品目などのデータを変調してアンテナ5
3aから送信するものである。表示部54は、入力され
た席番号や品目などを表示するものである。プリンタ5
5は、席番号や飲食内訳などを記したレシートを印刷す
るものである。データ記憶部57は、入力された席番号
や品目などのデータを記憶するものである。
0は、キー入力部51、制御部52、無線通信部53、
表示部54、プリンタ55などから構成されている。制
御部52は、CPU56とデータ記憶部57とを有して
いる。キー入力部51は、席情報として席の番号を入力
する席情報入力部51aと、皿10以外で顧客へ販売す
る飲食物の情報、例えばビール、ジュース、ソフトドリ
ンクなどの飲料や飲茶、茶碗蒸し、持ち帰り品などの品
目を入力する品目入力部51bとを有している。制御部
52は、上記各部を制御するものである。無線通信部5
3は、席番号や品目などのデータを変調してアンテナ5
3aから送信するものである。表示部54は、入力され
た席番号や品目などを表示するものである。プリンタ5
5は、席番号や飲食内訳などを記したレシートを印刷す
るものである。データ記憶部57は、入力された席番号
や品目などのデータを記憶するものである。
【0035】以下、この寿司自動会計システムの動作を
説明する。
説明する。
【0036】この寿司自動会計システムの場合、巡回搬
送路7にさまざまな種類の寿司が載せられた皿(ネタ
皿)9が巡回搬送されており、顧客が空いている座席8
に着席すると、巡回搬送路7を巡回中のネタ皿9の中か
ら、所望のネタ皿9を自ら選択して手元へとって自身の
座席8の前のカウンタ6に置いてネタ皿9の寿司を食べ
た後、用済みの皿9を自分の座席の前のプレート(アン
テナユニット30)に積み上げておく。
送路7にさまざまな種類の寿司が載せられた皿(ネタ
皿)9が巡回搬送されており、顧客が空いている座席8
に着席すると、巡回搬送路7を巡回中のネタ皿9の中か
ら、所望のネタ皿9を自ら選択して手元へとって自身の
座席8の前のカウンタ6に置いてネタ皿9の寿司を食べ
た後、用済みの皿9を自分の座席の前のプレート(アン
テナユニット30)に積み上げておく。
【0037】また顧客が巡回中のネタ皿9以外のものを
注文するときは、最寄りの接客係りの店員3cに、所望
の飲食物、例えばビールなどを注文する。
注文するときは、最寄りの接客係りの店員3cに、所望
の飲食物、例えばビールなどを注文する。
【0038】この際、店員3cは、ハンディターミナル
50の席情報入力部51aを操作して顧客が着席してい
る座席8の番号を入力し、その後、品目入力部51bの
ビールのキーと本数を入力する。すると、そのデータ
は、ハンディターミナル50から無線通信により無線モ
デム14を通じてPOS端末10に蓄積される。注文さ
れたビール自体は、店員3cが厨房5へ行くなり、通知
するなりして顧客へ提供する。
50の席情報入力部51aを操作して顧客が着席してい
る座席8の番号を入力し、その後、品目入力部51bの
ビールのキーと本数を入力する。すると、そのデータ
は、ハンディターミナル50から無線通信により無線モ
デム14を通じてPOS端末10に蓄積される。注文さ
れたビール自体は、店員3cが厨房5へ行くなり、通知
するなりして顧客へ提供する。
【0039】そして、顧客が会計する際には、最寄りの
接客係りの店員3cに会計することを告げる。
接客係りの店員3cに会計することを告げる。
【0040】この際、店員3cは、ハンディターミナル
50の席情報入力部51aを操作して顧客が着席してい
る座席8の番号と会計キーなどを入力する。
50の席情報入力部51aを操作して顧客が着席してい
る座席8の番号と会計キーなどを入力する。
【0041】すると、そのデータは、ハンディターミナ
ル50から無線通信により無線モデム14を通じてPO
S端末10に送信される。
ル50から無線通信により無線モデム14を通じてPO
S端末10に送信される。
【0042】またハンディターミナル50からは、座席
番号を記したレシートがプリントアウトされ、このプリ
ントアウトされた座席番号のレシートを店員3cが顧客
手渡して会計コーナ4での精算をお願いする。
番号を記したレシートがプリントアウトされ、このプリ
ントアウトされた座席番号のレシートを店員3cが顧客
手渡して会計コーナ4での精算をお願いする。
【0043】一方、POS端末10は、座席番号と会計
を示すデータを受信すると、座席番号に対応する質問器
20に対して、データ読取要求のコマンドを発行するよ
う指示する。すると、対応する質問器20は、マルチリ
ード機能を活用してアンテナユニット30から誘導電磁
界を発生し、データ読取要求のコマンドを複数の皿9に
順次送信する。
を示すデータを受信すると、座席番号に対応する質問器
20に対して、データ読取要求のコマンドを発行するよ
う指示する。すると、対応する質問器20は、マルチリ
ード機能を活用してアンテナユニット30から誘導電磁
界を発生し、データ読取要求のコマンドを複数の皿9に
順次送信する。
【0044】そして、この要求コマンドに応じてアンテ
ナユニット30の上に積まれた皿9に取り付けられてい
る複数のデータキャリア40から応答の電波が順次返信
されてくると、質問器20は、それぞれを一づづつ解読
して皿9の種別情報や皿9に載せられていた飲食物の情
報を所得し、LAN11を通じてPOS端末10へ送信
する。
ナユニット30の上に積まれた皿9に取り付けられてい
る複数のデータキャリア40から応答の電波が順次返信
されてくると、質問器20は、それぞれを一づづつ解読
して皿9の種別情報や皿9に載せられていた飲食物の情
報を所得し、LAN11を通じてPOS端末10へ送信
する。
【0045】POS端末10では、質問器20からの皿
9の種別情報や皿9に載せられていた飲食物の情報を受
信すると、今までに蓄積されていた他の注文情報と共に
会計金額を演算し、表示部15に表示する。
9の種別情報や皿9に載せられていた飲食物の情報を受
信すると、今までに蓄積されていた他の注文情報と共に
会計金額を演算し、表示部15に表示する。
【0046】これにより、顧客が会計コーナ4に来たと
きには、会計金額が判り、座席番号の印刷されレシート
を会計コーナ4の会計係りの店員3aに提示することで
本人であることが判り、店員3aと顧客との間で精算が
スムーズに行われる。
きには、会計金額が判り、座席番号の印刷されレシート
を会計コーナ4の会計係りの店員3aに提示することで
本人であることが判り、店員3aと顧客との間で精算が
スムーズに行われる。
【0047】このようにこの寿司自動会計システムによ
れば、カウンタ8において、顧客が会計を希望した時
に、店員3cは、所持しているハンディターミナル50
に顧客の座席番号のみを入力操作すれば、POS端末1
0側で顧客が食した飲食物と皿の情報を取得し会計処理
が行われるので、店員3cによる皿9の数え間違えや計
算ミス、伝票への誤記入などがなくなる。また、この
際、顧客に座席番号を印刷したレシートを渡して、会計
コーナ4の会計処理結果と本人とを照合するので、複数
の顧客が同時に会計コーナ4に来たときの精算間違えも
なくなる。さらに、会計コーナ4の店員3aも伝票の内
容をキャッシュレジスタに打ち込む必要がないことか
ら、キャッシュレジスタへの打ち間違えもない。また、
皿9以外での注文品は、注文と同時にそのデータがハン
ディターミナル50からPOS端末10へ送られて蓄積
されるので、精算時に漏れることもない。
れば、カウンタ8において、顧客が会計を希望した時
に、店員3cは、所持しているハンディターミナル50
に顧客の座席番号のみを入力操作すれば、POS端末1
0側で顧客が食した飲食物と皿の情報を取得し会計処理
が行われるので、店員3cによる皿9の数え間違えや計
算ミス、伝票への誤記入などがなくなる。また、この
際、顧客に座席番号を印刷したレシートを渡して、会計
コーナ4の会計処理結果と本人とを照合するので、複数
の顧客が同時に会計コーナ4に来たときの精算間違えも
なくなる。さらに、会計コーナ4の店員3aも伝票の内
容をキャッシュレジスタに打ち込む必要がないことか
ら、キャッシュレジスタへの打ち間違えもない。また、
皿9以外での注文品は、注文と同時にそのデータがハン
ディターミナル50からPOS端末10へ送られて蓄積
されるので、精算時に漏れることもない。
【0048】なお電磁誘導方式のデータキャリア40
は、比較的広い通信エリアを確保できると共に、金属を
除く物体は通信障害にならないので、カウンタなどの上
に積み上げられるプラスチック製の皿などに取り付け、
データ読出しを行うのに最適である。
は、比較的広い通信エリアを確保できると共に、金属を
除く物体は通信障害にならないので、カウンタなどの上
に積み上げられるプラスチック製の皿などに取り付け、
データ読出しを行うのに最適である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
会計時に、従業員が無線ハンディターミナルへ顧客の席
情報を入力すれば、顧客の座席前に残されている皿に取
り付けたデータキャリアから皿種別情報、皿に載せられ
た飲食物情報を取得して会計処理が自動的に実行される
ので、人が介在することから起こるミス、つまり従業員
による皿の数え間違えや伝票への誤記入およびキャッシ
ュレジスタなどへの打ち込みミスなどがなくなる。
会計時に、従業員が無線ハンディターミナルへ顧客の席
情報を入力すれば、顧客の座席前に残されている皿に取
り付けたデータキャリアから皿種別情報、皿に載せられ
た飲食物情報を取得して会計処理が自動的に実行される
ので、人が介在することから起こるミス、つまり従業員
による皿の数え間違えや伝票への誤記入およびキャッシ
ュレジスタなどへの打ち込みミスなどがなくなる。
【0050】この結果、会計の信頼性を向上することが
できる。
できる。
【図1】本発明を実現した一つの実施形態の店舗を示す
図である。
図である。
【図2】図1の店舗に適用した寿司自動会計システムの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】この寿司自動会計システムの皿を示す図であ
る。
る。
【図4】図3の皿に取り付けられているデータキャリア
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】この寿司自動会計システムのハンディターミナ
ルの構成を示すブロック図である。
ルの構成を示すブロック図である。
1…店舗、2…出入口のドア、3a、3c…店員、3b
…板前、4…会計コーナ、5…厨房、6…カウンタ、7
…巡回搬送路、8…座席、9…皿、10…POS端末、
11…LAN、12…PC部、13、16…ネットワー
クアダプタ、14…無線モデム、15…表示部、17…
リーダライタ、30…アンテナユニット、40…データ
キャリア、50…ハンディターミナル。
…板前、4…会計コーナ、5…厨房、6…カウンタ、7
…巡回搬送路、8…座席、9…皿、10…POS端末、
11…LAN、12…PC部、13、16…ネットワー
クアダプタ、14…無線モデム、15…表示部、17…
リーダライタ、30…アンテナユニット、40…データ
キャリア、50…ハンディターミナル。
Claims (6)
- 【請求項1】 飲食物をそれぞれの価格毎に色または柄
で識別可能な皿に載せて所定巡回搬送路を巡回搬送さ
せ、顧客が前記所定巡回搬送路の周縁に配置された客席
に着席し、所望の飲食物を載せた皿を選択し、手元の食
卓に取って飲食した後、前記食卓に残った皿から飲食代
金を会計する飲食代金会計システムにおいて、 前記皿に取り付けられ、皿種別情報、皿に載せられた飲
食物情報を記憶したデータキャリアと、 従業員が所持し、前記顧客からの要求に応じて前記従業
員が入力した前記顧客の席情報を無線送信する無線ハン
ディターミナルと、 前記客席前方の食卓上または食卓近傍に少なくとも前記
客席毎に配置され、前記データキャリアから皿種別情報
および飲食物情報を読出す複数の質問器と、 前記各質問器に通信網を介して接続され、前記無線ハン
ディターミナルから無線で受信された席情報に対応する
前記質問器から、前記通信網を通じて皿種別情報および
飲食物情報を取得して会計処理する会計処理手段とを具
備したことを特徴とする飲食代金会計システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の飲食代金会計システムに
おいて、 前記無線ハンディターミナルが、 前記顧客からの要求によって従業員が顧客の席情報を入
力する入力部と、 この入力部から入力された席情報を無線送信する無線送
信部とを具備したことを特徴とする飲食代金会計システ
ム。 - 【請求項3】 請求項2記載の飲食代金会計システムに
おいて、 前記キー入力部が、 前記顧客から会計要求があったとき、または口頭で飲食
物を注文されたときに前記従業員が顧客の席情報を入力
する席情報入力部と、 この席情報入力部の操作に続いて前記顧客から注文され
た飲食物の情報を入力する飲食物情報入力部とを具備し
たことを特徴とする飲食代金会計システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の飲食代金会計システムに
おいて、 前記無線ハンディターミナルが、 前記入力部から入力された席情報をプリントアウトする
印刷手段をさらに具備したことを特徴とする飲食代金会
計システム。 - 【請求項5】 請求項1記載の飲食代金会計システムに
おいて、 前記会計処理手段が、 前記無線ハンディターミナルから無線で席情報を受信す
る無線通信手段と、 前記無線通信手段により受信されたに席情報に応じた質
問器を選択し、選択した質問器に対して前記データキャ
リアにデータ読出要求を行うよう指示する手段と、 この指示に応じて前記質問器から前記通信網を通じて返
信されてきた皿種別情報および飲食物情報を受信する網
通信手段と、 前記網通信手段により受信された皿種別情報および飲食
物情報を基に、座席毎の会計金額を演算する演算手段
と、 前記演算手段により演算された座席毎の会計金額を表示
する表示手段とを具備したことを特徴とする飲食代金会
計システム。 - 【請求項6】 請求項5記載の飲食代金会計システムに
おいて、 前記会計処理手段が販売時点情報管理端末であることを
特徴とする飲食代金会計システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23188396A JPH1078983A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 飲食代金会計システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23188396A JPH1078983A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 飲食代金会計システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078983A true JPH1078983A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16930530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23188396A Pending JPH1078983A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 飲食代金会計システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078983A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000225049A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Denso Corp | 食品管理システム |
CN109508664A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-03-22 | 浙江师范大学 | 一种基于深度学习的菜品识别计价方法 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23188396A patent/JPH1078983A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000225049A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Denso Corp | 食品管理システム |
CN109508664A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-03-22 | 浙江师范大学 | 一种基于深度学习的菜品识别计价方法 |
CN109508664B (zh) * | 2018-10-26 | 2023-09-05 | 浙江师范大学 | 一种基于深度学习的菜品识别计价方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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