JPH1078979A - 2次元cad図面からの立体生成方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
2次元cad図面からの立体生成方法およびそのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH1078979A JPH1078979A JP9186963A JP18696397A JPH1078979A JP H1078979 A JPH1078979 A JP H1078979A JP 9186963 A JP9186963 A JP 9186963A JP 18696397 A JP18696397 A JP 18696397A JP H1078979 A JPH1078979 A JP H1078979A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 型抜き,プレス,切削により生産される工業
製品の3次元ソリッドモデルを、2次元のCAD図面を
利用して創成する。 【解決手段】 2次元CAD図面(図7)の、正面図お
よび下面図上の最大閉ル−プL1−L5およびL11〜
L14を検出,これらをz方向およびy方向に掃引した
掃引体SFm1およびSFr1を生成,および、掃引体
SFm1およびSFr1の集合演算積により、立体の最
外郭に相当するソリッドモデルCF1(図8)を生成。
更に、最大閉ル−プL1〜L5内の閉ループL6〜L9
およびその対応線L15を検出,閉ループL6〜L9の
z方向掃引体SFm2を線L15のy方向掃引面SFr
2で切断してソリッドモデルCF2を生成,これをCF
1に対して集合演算差により合成してソリッドモデルC
F3(図10)を得る。
製品の3次元ソリッドモデルを、2次元のCAD図面を
利用して創成する。 【解決手段】 2次元CAD図面(図7)の、正面図お
よび下面図上の最大閉ル−プL1−L5およびL11〜
L14を検出,これらをz方向およびy方向に掃引した
掃引体SFm1およびSFr1を生成,および、掃引体
SFm1およびSFr1の集合演算積により、立体の最
外郭に相当するソリッドモデルCF1(図8)を生成。
更に、最大閉ル−プL1〜L5内の閉ループL6〜L9
およびその対応線L15を検出,閉ループL6〜L9の
z方向掃引体SFm2を線L15のy方向掃引面SFr
2で切断してソリッドモデルCF2を生成,これをCF
1に対して集合演算差により合成してソリッドモデルC
F3(図10)を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元表現のCA
D図面に基づいて立体形状(3次元CADのサーフェス
を含むソリッドモデル)を創成する3次元CADの情報
処理に関し、2次元図面データで表現された正面図,平
面図,下面図,右側面図,左側面図,背面図,断面図,
矢視図の2以上の組合せで表現される立体の形状を創成
する3次元CADの情報処理に関する。
D図面に基づいて立体形状(3次元CADのサーフェス
を含むソリッドモデル)を創成する3次元CADの情報
処理に関し、2次元図面データで表現された正面図,平
面図,下面図,右側面図,左側面図,背面図,断面図,
矢視図の2以上の組合せで表現される立体の形状を創成
する3次元CADの情報処理に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元CAD図面から、該図面が表わす
立体(もとの立体)の形状を表わす立体情報を生成する
コンピュ−タ上の情報処理に、次の二つの手法がある。
立体(もとの立体)の形状を表わす立体情報を生成する
コンピュ−タ上の情報処理に、次の二つの手法がある。
【0003】手法1 例えば、情報処理学会論文誌Vol.31 No.9(1990年9月)pp
1312-1320 「三面図からもとの立体の自動復元」あるいは
特開平6-119463号公報に説明されている。三面図間の線
同志の対応により、三次元空間上の頂点と稜線を生成し
て、稜線群から面群を生成して、面群から立体群(立体
候補)を生成する。
1312-1320 「三面図からもとの立体の自動復元」あるいは
特開平6-119463号公報に説明されている。三面図間の線
同志の対応により、三次元空間上の頂点と稜線を生成し
て、稜線群から面群を生成して、面群から立体群(立体
候補)を生成する。
【0004】この稜線群/面群/立体群の生成方法を用
いて、三面図以上で表現する複雑な工業製品復元の場合
は、線同志の余計な対応が大量に発生するため、意味不
明な面ならびに立体候補(偽物体)が生成される。人が
このような候補を見て正しい立体を見付けることは大変
難しい。立体を特定するために、自動削除法(投影図比
較法,セル分割モデル表現法,面の組合せ探索法,擬似
ブ−ル計画法など)が考えられているが、複雑な工業製
品に対応できる方法はない。
いて、三面図以上で表現する複雑な工業製品復元の場合
は、線同志の余計な対応が大量に発生するため、意味不
明な面ならびに立体候補(偽物体)が生成される。人が
このような候補を見て正しい立体を見付けることは大変
難しい。立体を特定するために、自動削除法(投影図比
較法,セル分割モデル表現法,面の組合せ探索法,擬似
ブ−ル計画法など)が考えられているが、複雑な工業製
品に対応できる方法はない。
【0005】手法2 例えば、電子情報通信学会論文誌D-II Vol.J75-D-II N
o.9 pp1526-1538 「プリミティブの直和および差演算の
CSGを出力する三面図解釈の一手法」に説明されてい
る。三面図上のル−プを基本形状ル−プと非基本形状ル
−プに分けて、基本形状ル−プ同志の対応でプリミティ
ブ群を生成する。プリミティブの結合,包含関係で、集
合演算和,差を用いて立体を生成する。
o.9 pp1526-1538 「プリミティブの直和および差演算の
CSGを出力する三面図解釈の一手法」に説明されてい
る。三面図上のル−プを基本形状ル−プと非基本形状ル
−プに分けて、基本形状ル−プ同志の対応でプリミティ
ブ群を生成する。プリミティブの結合,包含関係で、集
合演算和,差を用いて立体を生成する。
【0006】ここで、CAD図面上の図形ならびにその
コンピュ−タ処理に関する用語を定義すると次の通りで
ある。なお、この定義は一般的な定義と実質上共通であ
る。立体図形上の面,稜線,直線,円弧,自由曲線およ
び頂点は、図32に示す通りであり、立体形状は、面の
組合せで表現され、面は稜線群で規定され、稜線は直
線,円弧,自由曲線等の線で表現される。連続線は、折
れがない滑らかな線(数学的に言えば一階微分が連続す
る線)である。基本立体(プリミティブ)は、直方体
等、名称および定義が確定した立体である。その数例を
図33に示す。
コンピュ−タ処理に関する用語を定義すると次の通りで
ある。なお、この定義は一般的な定義と実質上共通であ
る。立体図形上の面,稜線,直線,円弧,自由曲線およ
び頂点は、図32に示す通りであり、立体形状は、面の
組合せで表現され、面は稜線群で規定され、稜線は直
線,円弧,自由曲線等の線で表現される。連続線は、折
れがない滑らかな線(数学的に言えば一階微分が連続す
る線)である。基本立体(プリミティブ)は、直方体
等、名称および定義が確定した立体である。その数例を
図33に示す。
【0007】掃引体は、図34に示すように、所定形状
の面(図34の(a))を平行移動したときに表われる
形状(図34の(b))で規定される立体を意味する。
面の掃引体は立体となり、線分の掃引体は面となり、点
の掃引体は線となる。
の面(図34の(a))を平行移動したときに表われる
形状(図34の(b))で規定される立体を意味する。
面の掃引体は立体となり、線分の掃引体は面となり、点
の掃引体は線となる。
【0008】回転体は、例えば図35の(a)に示す面
を一点鎖線で示す線(中心線)を中心に回転したときに
表われる形状(図35の(b))で規定される立体を意
味する。
を一点鎖線で示す線(中心線)を中心に回転したときに
表われる形状(図35の(b))で規定される立体を意
味する。
【0009】次に、複数の立体(形状:図36の
(a))の集合演算和は、該複数の立体形状の重複しな
い部分の外形を表わす立体形状(図36の(b))を意
味する(もたらす)。集合演算差は、一方が入り込んだ
立体形状(他方)より、入り込み部を切除した立体形状
(図36の(c))を意味する。集合演算積は、重複部
分のみの立体形状(図36の(d))を意味する。
(a))の集合演算和は、該複数の立体形状の重複しな
い部分の外形を表わす立体形状(図36の(b))を意
味する(もたらす)。集合演算差は、一方が入り込んだ
立体形状(他方)より、入り込み部を切除した立体形状
(図36の(c))を意味する。集合演算積は、重複部
分のみの立体形状(図36の(d))を意味する。
【0010】次に、図面上の閉ル−プとは、例えば図3
7の(a)に示す図面の場合、最外郭の最大閉ル−プは
図37の(b)に示すものであり、この中に、図38の
(c),(d)および(e)に示す第2,第3および第
4の閉ル−プすなわち小閉ル−プが含まれる。
7の(a)に示す図面の場合、最外郭の最大閉ル−プは
図37の(b)に示すものであり、この中に、図38の
(c),(d)および(e)に示す第2,第3および第
4の閉ル−プすなわち小閉ル−プが含まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】手法1の稜線群/面群
/立体群の生成方法を用いて、三面図以上で表現する複
雑な工業製品復元の場合は、線同志の余計な対応が大量
に発生するため、意味不明な面ならびに立体候補(偽物
体)が生成される。人がこのような候補を見て正しい立
体を見付けることは大変難しい。立体を特定するため
に、自動削除法(投影図比較法,セル分割モデル表現
法,面の組合せ探索法,擬似ブ−ル計画法など)が考え
られているが、複雑な工業製品に対応できる方法はな
い。
/立体群の生成方法を用いて、三面図以上で表現する複
雑な工業製品復元の場合は、線同志の余計な対応が大量
に発生するため、意味不明な面ならびに立体候補(偽物
体)が生成される。人がこのような候補を見て正しい立
体を見付けることは大変難しい。立体を特定するため
に、自動削除法(投影図比較法,セル分割モデル表現
法,面の組合せ探索法,擬似ブ−ル計画法など)が考え
られているが、複雑な工業製品に対応できる方法はな
い。
【0012】手法2は、有限のプリミティブタイプ(例
えば、直方体,直角三角柱,直交四面体,円柱,四分円
柱,フィレット柱)で、自由曲面を含む形状の複雑な工
業製品の創成は不可能である。
えば、直方体,直角三角柱,直交四面体,円柱,四分円
柱,フィレット柱)で、自由曲面を含む形状の複雑な工
業製品の創成は不可能である。
【0013】本発明は、工業製品の立体形状に適合性が
高いCAD立体情報を生成することを第1の目的とし、
鋳造,プレス加工あるいは切削加工により生産される工
業製品の立体形状を表現するのに適したCAD立体情報
を生成することを第2の目的とし、鋳造,プレス加工あ
るいは切削加工により生産される工業製品の曲面の立体
形状に適合性が高いCAD立体情報を生成することを第
3の目的とする。
高いCAD立体情報を生成することを第1の目的とし、
鋳造,プレス加工あるいは切削加工により生産される工
業製品の立体形状を表現するのに適したCAD立体情報
を生成することを第2の目的とし、鋳造,プレス加工あ
るいは切削加工により生産される工業製品の曲面の立体
形状に適合性が高いCAD立体情報を生成することを第
3の目的とする。
【0014】
(1)平面上に図形を表わすCAD作図情報にて表現さ
れる2次元CAD図面の、x,y2次元座標上の第1図
面(正面図)ならびに第1図面に対して下面図に相当する
第2図面(下面図)の作図情報に基づいて、第1図面お
よび第2図面に表わされる物体の最外郭相当の第1最大
閉ル−プ(図7のL1〜L5)および第2最大閉ル−プ(図7のL
11〜L14)を検出するステップ,第1最大閉ル−プ(図7の
L1〜L5)をz方向に掃引し第1掃引体(図8のSFm1)の立
体形状情報を生成し、第2最大閉ル−プ(図7のL11〜L1
4)をy方向に掃引し第2掃引体(図8のSFr1)の立体形状
情報を生成するステップ、および、第1掃引体(SFm1)と
第2掃引体(SFr1)の集合演算積により、第1掃引体と第
2掃引体に共通の部分の第1の立体(図8のCF1)の形状
を表わす第1組の立体情報を生成するステップ、を含
む、2次元CAD図面からの立体生成方法。
れる2次元CAD図面の、x,y2次元座標上の第1図
面(正面図)ならびに第1図面に対して下面図に相当する
第2図面(下面図)の作図情報に基づいて、第1図面お
よび第2図面に表わされる物体の最外郭相当の第1最大
閉ル−プ(図7のL1〜L5)および第2最大閉ル−プ(図7のL
11〜L14)を検出するステップ,第1最大閉ル−プ(図7の
L1〜L5)をz方向に掃引し第1掃引体(図8のSFm1)の立
体形状情報を生成し、第2最大閉ル−プ(図7のL11〜L1
4)をy方向に掃引し第2掃引体(図8のSFr1)の立体形状
情報を生成するステップ、および、第1掃引体(SFm1)と
第2掃引体(SFr1)の集合演算積により、第1掃引体と第
2掃引体に共通の部分の第1の立体(図8のCF1)の形状
を表わす第1組の立体情報を生成するステップ、を含
む、2次元CAD図面からの立体生成方法。
【0015】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、対応事項を表示した添付図面の図番あるいは図面上
の対応事項の符号を、参考までに付記した。
は、対応事項を表示した添付図面の図番あるいは図面上
の対応事項の符号を、参考までに付記した。
【0016】これによれば、第1図面(図7の正面図)と
第2図面(下面図)に表わされた物体の最外郭(外形状CF
1)を表現する第1組の立体情報が得られる。第1図面
と第2図面から抽出する物体像成分が最外郭線(第1,
第2最大閉ル−プ)であるので、コンピュ−タによる自
動検索は容易かつ高精度となる。
第2図面(下面図)に表わされた物体の最外郭(外形状CF
1)を表現する第1組の立体情報が得られる。第1図面
と第2図面から抽出する物体像成分が最外郭線(第1,
第2最大閉ル−プ)であるので、コンピュ−タによる自
動検索は容易かつ高精度となる。
【0017】(2)第1図面の第1最大閉ル−プ(L1〜L
5)の中の小閉ル−プ(L6〜L9)および第2図面の該小閉ル
−プ(L6〜L9)に対応する線(L15)を検出するステップ,
該小閉ル−プ(L6〜L9)をz方向に掃引して得るz方向掃
引体(図10のSFm2)を、該対応線(L15)をy方向に掃引し
て得るy方向掃引面(図10のSFr2)で切断して第2の立
体(図10のCF2)の形状を表わす第2組の立体情報を生
成するステップ、および、第1組および第2組の立体情
報が表わす立体(CF1,CF2)の集合演算差により、第1お
よび第2立体形状を合成した立体(図10のCF3)を表わ
す第3組の立体情報を生成するステップ、を更に含む、
上記(1)の2次元CAD図面からの立体生成方法。
5)の中の小閉ル−プ(L6〜L9)および第2図面の該小閉ル
−プ(L6〜L9)に対応する線(L15)を検出するステップ,
該小閉ル−プ(L6〜L9)をz方向に掃引して得るz方向掃
引体(図10のSFm2)を、該対応線(L15)をy方向に掃引し
て得るy方向掃引面(図10のSFr2)で切断して第2の立
体(図10のCF2)の形状を表わす第2組の立体情報を生
成するステップ、および、第1組および第2組の立体情
報が表わす立体(CF1,CF2)の集合演算差により、第1お
よび第2立体形状を合成した立体(図10のCF3)を表わ
す第3組の立体情報を生成するステップ、を更に含む、
上記(1)の2次元CAD図面からの立体生成方法。
【0018】前述のように元のCAD図面が、z方向を
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF2)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF1に対する第2立体CF2の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF2)の底
が自由曲線のy方向掃引面(SFr2)である場合、その底の
面形状の形成が簡単である。すなわち、底面が自由曲線
のy掃引面(SFr2)となる形状を有する工業製品の立体形
状情報の生成に適している。第1図面と第2図面から抽
出する物体像成分が、最大閉ル−プ(L1〜L5)の内部の小
閉ル−プ(L6〜L9)とその対応線(L15)であるので、コン
ピュータ(10)による自動検索は容易かつ高精度となる。
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF2)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF1に対する第2立体CF2の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF2)の底
が自由曲線のy方向掃引面(SFr2)である場合、その底の
面形状の形成が簡単である。すなわち、底面が自由曲線
のy掃引面(SFr2)となる形状を有する工業製品の立体形
状情報の生成に適している。第1図面と第2図面から抽
出する物体像成分が、最大閉ル−プ(L1〜L5)の内部の小
閉ル−プ(L6〜L9)とその対応線(L15)であるので、コン
ピュータ(10)による自動検索は容易かつ高精度となる。
【0019】(3)平面上に図形を表わすCAD作図情
報にて表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座
標上の第1図面(正面図),第1図面に対して下面図に相
当する第2図面(下面図)ならびに第1図面に対して側
面図に相当する第3図面(右側面図)の作図情報に基づい
て、第1図面,第2図面および第3図面に表わされる物
体の最外郭相当の第1最大閉ル−プ(図13,図16のL1〜L
4),第2最大閉ル−プ(L21〜L24)および第3最大閉ル−
プ(L31〜L33)の少くとも2者を検出するステップ,第1
最大閉ル−プ(L1〜L4)をz方向に掃引した第1掃引体
(図17のSFm4),第2最大閉ル−プ(L21〜L24)をy方向に
掃引した第2掃引体(図17のSFm5)および第3最大閉ル
−プ(L31〜L34)をx方向に掃引した第3掃引体(図17
のSFm6)の少くとも2者の集合演算積により、各掃引体
に共通の部分の第1の立体(図17のCF6)の形状を表わ
す第1組の立体情報を生成するステップ,第1図面の第
1最大閉ル−プ(L1〜L4)の中の小閉ル−プ(L5〜L8)なら
びに第2図面および第3図面の該小閉ル−プ(L5〜L8)に
対応する各線(L9,L10)を検出するステップ,該小閉ル−
プ(図13,図16のL5〜L8)をz方向に掃引して得るz方向
掃引体(図14,図18のSFm7)を、第3図面上の対応線
(図13のL10,図16のL10,L12)を、第2図面上の対応線(図
13のL9,図16のL9,L11)を案内線として得る掃引面で切断
して第2の立体(図14,図18のCF7)の形状を表わす第2組
の立体情報を生成するステップ、および、第1組および
第2組の立体情報が表わす立体(図15,図19のCF6,C
F7)の集合演算差により、第1および第2立体形状を合
成した立体(図15,19のCF8)を表わす第3組の立体情報を
生成するステップ、を含む2次元CAD図面からの立体
生成方法。
報にて表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座
標上の第1図面(正面図),第1図面に対して下面図に相
当する第2図面(下面図)ならびに第1図面に対して側
面図に相当する第3図面(右側面図)の作図情報に基づい
て、第1図面,第2図面および第3図面に表わされる物
体の最外郭相当の第1最大閉ル−プ(図13,図16のL1〜L
4),第2最大閉ル−プ(L21〜L24)および第3最大閉ル−
プ(L31〜L33)の少くとも2者を検出するステップ,第1
最大閉ル−プ(L1〜L4)をz方向に掃引した第1掃引体
(図17のSFm4),第2最大閉ル−プ(L21〜L24)をy方向に
掃引した第2掃引体(図17のSFm5)および第3最大閉ル
−プ(L31〜L34)をx方向に掃引した第3掃引体(図17
のSFm6)の少くとも2者の集合演算積により、各掃引体
に共通の部分の第1の立体(図17のCF6)の形状を表わ
す第1組の立体情報を生成するステップ,第1図面の第
1最大閉ル−プ(L1〜L4)の中の小閉ル−プ(L5〜L8)なら
びに第2図面および第3図面の該小閉ル−プ(L5〜L8)に
対応する各線(L9,L10)を検出するステップ,該小閉ル−
プ(図13,図16のL5〜L8)をz方向に掃引して得るz方向
掃引体(図14,図18のSFm7)を、第3図面上の対応線
(図13のL10,図16のL10,L12)を、第2図面上の対応線(図
13のL9,図16のL9,L11)を案内線として得る掃引面で切断
して第2の立体(図14,図18のCF7)の形状を表わす第2組
の立体情報を生成するステップ、および、第1組および
第2組の立体情報が表わす立体(図15,図19のCF6,C
F7)の集合演算差により、第1および第2立体形状を合
成した立体(図15,19のCF8)を表わす第3組の立体情報を
生成するステップ、を含む2次元CAD図面からの立体
生成方法。
【0020】前述のように元のCAD図面が、z方向を
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF7)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF6に対する第2立体CF7の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF7)の底
が曲線の任意の方向の掃引面である場合、その底の面形
状の形成が簡単である。すなわち、底面が曲線の任意方
向の掃引面となる形状を有する工業製品の立体形状情報
の生成に適している。
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF7)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF6に対する第2立体CF7の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF7)の底
が曲線の任意の方向の掃引面である場合、その底の面形
状の形成が簡単である。すなわち、底面が曲線の任意方
向の掃引面となる形状を有する工業製品の立体形状情報
の生成に適している。
【0021】(4)平面上に図形を表わすCAD作図情
報にて表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座
標上の第1図面(平面図)ならびに第1図面に対して断面
図に相当する第2図面の作図情報に基づいて、第1図面
および第2図面に表わされる物体の最外郭相当の第1最
大閉ル−プ(図21のL1)および第2最大閉ル−プ(図21のL
2〜L4)を検出するステップ,第1最大閉ル−プ(図21のL
1)をz方向に掃引し第1掃引体(図22のSFm8)の立体形
状情報を生成し、第2最大閉ル−プ(図21のL2〜L4)をz
軸に平行な中心線を中心に回転した第1回転体(図22
のSFk1)の立体形状情報を生成するステップ、および、
第1掃引体(SFm8)と第1回転体(SFk1)の集合演算積によ
り、両者に共通の部分の第1の立体(図23のCF9)の形
状を表わす第1組の立体情報を生成するステップ、を含
む、2次元CAD図面からの立体生成方法。
報にて表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座
標上の第1図面(平面図)ならびに第1図面に対して断面
図に相当する第2図面の作図情報に基づいて、第1図面
および第2図面に表わされる物体の最外郭相当の第1最
大閉ル−プ(図21のL1)および第2最大閉ル−プ(図21のL
2〜L4)を検出するステップ,第1最大閉ル−プ(図21のL
1)をz方向に掃引し第1掃引体(図22のSFm8)の立体形
状情報を生成し、第2最大閉ル−プ(図21のL2〜L4)をz
軸に平行な中心線を中心に回転した第1回転体(図22
のSFk1)の立体形状情報を生成するステップ、および、
第1掃引体(SFm8)と第1回転体(SFk1)の集合演算積によ
り、両者に共通の部分の第1の立体(図23のCF9)の形
状を表わす第1組の立体情報を生成するステップ、を含
む、2次元CAD図面からの立体生成方法。
【0022】これによれば、第1図面(平面図)と第2図
面(断面図)に表わされた物体すなわち回転体の最外郭
(外形状CF9)を表現する第1組の立体情報が得られ
る。第1図面と第2図面から抽出する物体像成分が最外
郭線(第1,第2最大閉ル−プ)であるので、コンピュ
−タによる自動検索は容易かつ高精度となる。
面(断面図)に表わされた物体すなわち回転体の最外郭
(外形状CF9)を表現する第1組の立体情報が得られ
る。第1図面と第2図面から抽出する物体像成分が最外
郭線(第1,第2最大閉ル−プ)であるので、コンピュ
−タによる自動検索は容易かつ高精度となる。
【0023】(5)第1図面の第1最大閉ル−プ(図2
1のL1)の中の小閉ル−プ(図21のL5)および第2図面
の該小閉ル−プ(図21のL5)に対応する線(図21のL7)
を検出するステップ,該小閉ル−プ(L5)をz方向に掃引
して得るz方向掃引体(図26のSFm9)を、該対応線(L7)を
前記中心線を中心に回転した回転面(図26のSFr5)で切断
して第2の立体(図27のCF10)の形状を表わす第2組の
立体情報を生成するステップ、および、第1組および第
2組の立体情報が表わす立体(CF9,CF10)の集合演算差に
より、第1および第2立体形状を合成した立体(図30
のCF11)を表わす第3組の立体情報を生成するステッ
プ、を更に含む、上記(4)の2次元CAD図面からの
立体生成方法。
1のL1)の中の小閉ル−プ(図21のL5)および第2図面
の該小閉ル−プ(図21のL5)に対応する線(図21のL7)
を検出するステップ,該小閉ル−プ(L5)をz方向に掃引
して得るz方向掃引体(図26のSFm9)を、該対応線(L7)を
前記中心線を中心に回転した回転面(図26のSFr5)で切断
して第2の立体(図27のCF10)の形状を表わす第2組の
立体情報を生成するステップ、および、第1組および第
2組の立体情報が表わす立体(CF9,CF10)の集合演算差に
より、第1および第2立体形状を合成した立体(図30
のCF11)を表わす第3組の立体情報を生成するステッ
プ、を更に含む、上記(4)の2次元CAD図面からの
立体生成方法。
【0024】前述のように元のCAD図面が、z方向を
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF10)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF9に対する第2立体CF10の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF10)の底
が線又は曲線のz軸中心の回転面(SFr5)である場合、そ
の底の面形状の形成が簡単である。すなわち、底面が線
又は曲線の回転面(SFr5)となる形状を有する工業製品の
立体形状情報の生成に適している。第1図面と第2図面
から抽出する物体像成分が、最大閉ル−プ(L1)の内部の
小閉ル−プ(L5)とその対応線(L7)であるので、コンピュ
ータ(10)による自動検索は容易かつ高精度となる。
型抜き方向等としたものであれば、第2の立体(CF10)が
切除空間(すなわち、抜き型と同じ)となる。そのz方向
が型抜き方向等に合致したものであり、型抜き(第1立
体CF9に対する第2立体CF10の集合演算差)により立体の
正確な形状が容易に形成できる。第2の立体(CF10)の底
が線又は曲線のz軸中心の回転面(SFr5)である場合、そ
の底の面形状の形成が簡単である。すなわち、底面が線
又は曲線の回転面(SFr5)となる形状を有する工業製品の
立体形状情報の生成に適している。第1図面と第2図面
から抽出する物体像成分が、最大閉ル−プ(L1)の内部の
小閉ル−プ(L5)とその対応線(L7)であるので、コンピュ
ータ(10)による自動検索は容易かつ高精度となる。
【0025】(6)上記(1),(2),(3),
(4)又は(5)に記載のステップを実行するプログラ
ムを記録した記録媒体(17)。この記録媒体(17)のプログ
ラムをコンピュ−タ(10)に与えて、上述のステップを実
行させることができる。
(4)又は(5)に記載のステップを実行するプログラ
ムを記録した記録媒体(17)。この記録媒体(17)のプログ
ラムをコンピュ−タ(10)に与えて、上述のステップを実
行させることができる。
【0026】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0027】
【0028】
【実施例】図1に本発明を実施するCAD(Computer A
ided Design)装置の外観を示す。CAD装置は、この実
施例では、いわゆるエンジニアリングワークステーショ
ン(EWS)或いはパ−ソナルコンピュ−タ(パソコ
ン)と呼ばれるコンピュ−タ10を主体とし、これにC
RTカラ−ディスプレー13,ダイヤル16,キ−ボ−
ド11およびプリンタ14および磁気テープ装置18が
接続されており、またコンピュ−タ10内の通信コント
ロ−ラを介して、他のコンピュ−タとのデ−タ送,受の
ための通信ライン15が接続されている。キ−ボ−ド1
1にはマウス12が接続されている。
ided Design)装置の外観を示す。CAD装置は、この実
施例では、いわゆるエンジニアリングワークステーショ
ン(EWS)或いはパ−ソナルコンピュ−タ(パソコ
ン)と呼ばれるコンピュ−タ10を主体とし、これにC
RTカラ−ディスプレー13,ダイヤル16,キ−ボ−
ド11およびプリンタ14および磁気テープ装置18が
接続されており、またコンピュ−タ10内の通信コント
ロ−ラを介して、他のコンピュ−タとのデ−タ送,受の
ための通信ライン15が接続されている。キ−ボ−ド1
1にはマウス12が接続されている。
【0029】磁気テープ装置18に磁気テープを装着し
て、磁気テープのデータをコンピュータ10内のハード
ディスクに読込むことができ、また、コンピュータ10
内のハードディスクのデータを磁気テープに書込むこと
ができる。コンピュータ10内のハードディスクには、
CADプログラムを記録した磁気テープ17から磁気テ
ープ装置18を使用して読込んだCADプログラムが格
納されている。
て、磁気テープのデータをコンピュータ10内のハード
ディスクに読込むことができ、また、コンピュータ10
内のハードディスクのデータを磁気テープに書込むこと
ができる。コンピュータ10内のハードディスクには、
CADプログラムを記録した磁気テープ17から磁気テ
ープ装置18を使用して読込んだCADプログラムが格
納されている。
【0030】ハードディスクのCADプログラムは、磁
気テープ装置18に磁気テープを装着してそれにコピー
することができ、コピーした磁気テープを他のコンピュ
ータに接続された磁気テープ装置に装着してCADプロ
グラムを該コンピュータに読込ませて、該コンピュータ
にても、コンピュータ10と同様に以下に説明する3次
元CADの情報処理を実行することができる。
気テープ装置18に磁気テープを装着してそれにコピー
することができ、コピーした磁気テープを他のコンピュ
ータに接続された磁気テープ装置に装着してCADプロ
グラムを該コンピュータに読込ませて、該コンピュータ
にても、コンピュータ10と同様に以下に説明する3次
元CADの情報処理を実行することができる。
【0031】なお、本実施例では、記録媒体として磁気
テープが用いられるが、例えばフロッピーディスク,C
D−ROMなど、他の情報記録媒体についても対応する
入出力装置をコンピュータ10に接続することで同様に
用いることができる。
テープが用いられるが、例えばフロッピーディスク,C
D−ROMなど、他の情報記録媒体についても対応する
入出力装置をコンピュータ10に接続することで同様に
用いることができる。
【0032】上述のCADプログラムのモジュ−ル構成
を図2に示す。作図モジュ−ル21は、オペレ−タ入力
に従って、線図をディスプレー13上に現わし、該線図
をベクタ−表現の図面情報としてセ−ブするものであ
り、オペレ−タ入力に対応して、線の加工(線修飾,伸
縮,端点処理,折れ部の丸味付け等),面の加工(塗潰
し等)あるいは図形処理(反転,回転,複写,削除等)
を行なうものである。この作図モジュ−ル21を利用し
てオペレ−タは、例えば図5に示すような、6面図(平
面図,正面図,下面図,右側面図,左側面図,背面
図),矢視図あるいは断面図のそれぞれを作図すること
ができる。また斜視図を作成することができる。なお、
ここで作成する立体を表わす斜視図はオペレ−タ入力に
より作成する、2次元座標情報で表わされるものであ
る。また、図5には、第3角法による6面図を示すが、
第1角法により作図する場合もあり、各図がいずれの表
現法であるかは、専らオペレ−タの入力(作図)に依存
する。
を図2に示す。作図モジュ−ル21は、オペレ−タ入力
に従って、線図をディスプレー13上に現わし、該線図
をベクタ−表現の図面情報としてセ−ブするものであ
り、オペレ−タ入力に対応して、線の加工(線修飾,伸
縮,端点処理,折れ部の丸味付け等),面の加工(塗潰
し等)あるいは図形処理(反転,回転,複写,削除等)
を行なうものである。この作図モジュ−ル21を利用し
てオペレ−タは、例えば図5に示すような、6面図(平
面図,正面図,下面図,右側面図,左側面図,背面
図),矢視図あるいは断面図のそれぞれを作図すること
ができる。また斜視図を作成することができる。なお、
ここで作成する立体を表わす斜視図はオペレ−タ入力に
より作成する、2次元座標情報で表わされるものであ
る。また、図5には、第3角法による6面図を示すが、
第1角法により作図する場合もあり、各図がいずれの表
現法であるかは、専らオペレ−タの入力(作図)に依存
する。
【0033】本実施例での「立体の生成」,「立体の作
成」又は「立体の創成」なる表現は、上述の6面図,矢
視図あるいは断面図を用いて、それらによって表わされ
る立体の形状を表わす3次元情報(3次元ベクタ−)
を、コンピュ−タ10に装備している「2D to 3D
System 」(図2の図面入力モジュ−ル22,3次元配
置モジュ−ル23,対応関係決定モジュ−ル24,立体
創成モジュ−ル25および投影表示モジュ−ル26の組
合せ)により創成することを意味する。すなわち2次元
情報の図面に基づいてソリッドモデルの3次元情報を生
成することを意味する。
成」又は「立体の創成」なる表現は、上述の6面図,矢
視図あるいは断面図を用いて、それらによって表わされ
る立体の形状を表わす3次元情報(3次元ベクタ−)
を、コンピュ−タ10に装備している「2D to 3D
System 」(図2の図面入力モジュ−ル22,3次元配
置モジュ−ル23,対応関係決定モジュ−ル24,立体
創成モジュ−ル25および投影表示モジュ−ル26の組
合せ)により創成することを意味する。すなわち2次元
情報の図面に基づいてソリッドモデルの3次元情報を生
成することを意味する。
【0034】作図モジュ−ル21によって作成される図
面(例えば図5に示す各種図面)は「2次元CAD図
面」であり、これを表わすコンピュ−タ10内のデ−タ
は、2次元座標デ−タである。例えば図6の(a)に示
す半円板の正面図の図形を表わすデ−タは、直線L1を
表わすデ−タセット〔要素No.,L1の始点(Xo,
Yo)および終点(Xa,Yo)〕ならびに半円L2を表
わすデ−タセット(要素No.,中心点(Xa/2,Y
o),半径(Xa/2),始点(Xo,Yo)および終点
(Xa,Yo)〕の集合である。斜視図の場合でも、例え
ば図6の(b)に示す半円柱を表わすデ−タは、上述の
直線L1および半円L2を表わすデ−タセットに、直線
L3,L4および円弧L5を表わすデ−タセットが加わ
ったデ−タであり、いずれも位置デ−タは2次元座標上
のものである。
面(例えば図5に示す各種図面)は「2次元CAD図
面」であり、これを表わすコンピュ−タ10内のデ−タ
は、2次元座標デ−タである。例えば図6の(a)に示
す半円板の正面図の図形を表わすデ−タは、直線L1を
表わすデ−タセット〔要素No.,L1の始点(Xo,
Yo)および終点(Xa,Yo)〕ならびに半円L2を表
わすデ−タセット(要素No.,中心点(Xa/2,Y
o),半径(Xa/2),始点(Xo,Yo)および終点
(Xa,Yo)〕の集合である。斜視図の場合でも、例え
ば図6の(b)に示す半円柱を表わすデ−タは、上述の
直線L1および半円L2を表わすデ−タセットに、直線
L3,L4および円弧L5を表わすデ−タセットが加わ
ったデ−タであり、いずれも位置デ−タは2次元座標上
のものである。
【0035】これに対して、以下の「ソリッドモデル」
は、3次元座標デ−タで表現された図形を意味する。例
えば、図6の(c)に示す立体図形の場合、立体の中心
に原点(0,0,0)を定めたときには、この立体図形
を表わすデ−タの構成は、図6の(d)に示すものとな
る。2次元座標(表示面)上にx,y,z軸(3次元座
標軸)を定めて、この3次元座標軸上の位置(x,y,
z)を、2次元座標(表示面)上の位置(X,Y)に変
換する式に従って、「ソリッドモデル」の立体図形を表
わす3次元デ−タを2次元座標(表示面)上の2次元デ
−タに変換することにより、つまり「ソリッドモデル」
を「2次元CAD図面」の斜視図に変換することによ
り、「ソリッドモデル」を2次元座標(表示面)上で表
現(表示)することができる。
は、3次元座標デ−タで表現された図形を意味する。例
えば、図6の(c)に示す立体図形の場合、立体の中心
に原点(0,0,0)を定めたときには、この立体図形
を表わすデ−タの構成は、図6の(d)に示すものとな
る。2次元座標(表示面)上にx,y,z軸(3次元座
標軸)を定めて、この3次元座標軸上の位置(x,y,
z)を、2次元座標(表示面)上の位置(X,Y)に変
換する式に従って、「ソリッドモデル」の立体図形を表
わす3次元デ−タを2次元座標(表示面)上の2次元デ
−タに変換することにより、つまり「ソリッドモデル」
を「2次元CAD図面」の斜視図に変換することによ
り、「ソリッドモデル」を2次元座標(表示面)上で表
現(表示)することができる。
【0036】本実施例の「2D to 3D System 」
は、例えば図5に示したような「2次元CAD図面」
(2次元X,Yデ−タ)の各種図面に基づいて、上述の
「ソリッドモデル」(3次元x,y,zデ−タ)を生成
するものである。
は、例えば図5に示したような「2次元CAD図面」
(2次元X,Yデ−タ)の各種図面に基づいて、上述の
「ソリッドモデル」(3次元x,y,zデ−タ)を生成
するものである。
【0037】図3および図4に、本実施例の「2D t
o 3D System 」の「ソリッドモデル」生成のための
処理を示す。
o 3D System 」の「ソリッドモデル」生成のための
処理を示す。
【0038】A.図7に示す3面図に基づいた立体CF
5(図12)の生成 ここで、図3および図4に示す処理を、図5に示す各種
図面(2次元CAD図面)で示される物体の「ソリッド
モデル」を、それらの図面の中の正面図,下面図および
A矢視図に基づいて生成する場合を例にして説明する。
これらの正面図,下面図およびA矢視図のみを摘出して
図7に示す。これらの図面デ−タはいずれも2次元X,
Yデ−タで表わされているものである。
5(図12)の生成 ここで、図3および図4に示す処理を、図5に示す各種
図面(2次元CAD図面)で示される物体の「ソリッド
モデル」を、それらの図面の中の正面図,下面図および
A矢視図に基づいて生成する場合を例にして説明する。
これらの正面図,下面図およびA矢視図のみを摘出して
図7に示す。これらの図面デ−タはいずれも2次元X,
Yデ−タで表わされているものである。
【0039】オペレ−タが、自コンピュータのハードデ
ィスク上或いは他のコンピュータ上の2次元CADで作
成した製品図面(上述の正面図,下面図およびA矢視
図)を通信ライン15経由でディスプレー13に表示す
る。本実施例では、背景が黒、線が緑の表示となる。デ
ィスプレー13の表示画面内で右側端部にあるシステム
メニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力する(即
ち、「図面入力指示」にカーソルを合わせてマウス12
の「指示」ボタンを押す。以下同様。)。次にオペレー
タがディスプレー13に表示している図面の正面図の範
囲と立体の3次元原点(0,0,0)との対応点、下面
図の範囲と原点対応点、A矢視図の範囲と矢視方向と正
面図上のA矢視図が示す位置とA矢視図上の原点対応点
を入力する(図3のステップ1)。以下において、カッ
コ内にはステップという語を省略して、図3,図4上に
示したステップNo.数字のみを記す。
ィスク上或いは他のコンピュータ上の2次元CADで作
成した製品図面(上述の正面図,下面図およびA矢視
図)を通信ライン15経由でディスプレー13に表示す
る。本実施例では、背景が黒、線が緑の表示となる。デ
ィスプレー13の表示画面内で右側端部にあるシステム
メニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力する(即
ち、「図面入力指示」にカーソルを合わせてマウス12
の「指示」ボタンを押す。以下同様。)。次にオペレー
タがディスプレー13に表示している図面の正面図の範
囲と立体の3次元原点(0,0,0)との対応点、下面
図の範囲と原点対応点、A矢視図の範囲と矢視方向と正
面図上のA矢視図が示す位置とA矢視図上の原点対応点
を入力する(図3のステップ1)。以下において、カッ
コ内にはステップという語を省略して、図3,図4上に
示したステップNo.数字のみを記す。
【0040】図面入力指示が正しいかどうかを確認する
には、オペレータはメニュー一覧の中の「3次元配置」
を入力する。これに対応してコンピュータ10が入力し
た面図(図7)を、表示面の2次元座標軸X,Yに対し
て、ダイヤル16の設定値に対応する角度で表示面上に
設定されたx,y,z軸で規定される三次元空間上の面
図に変換して表示する(2)。すなわち、表示面に正対
した形(表示面に平行)の形で表示されていた元の面図
を、ダイヤル16の設定値に対応する角度で見た斜視図
の形で表示する。このときコンピュ−タ10は、各面図
上の3次元原点対応点を通る、各面図の面に垂直な直線
が一点で交わり、かつ各面図相互間が重なりを生じない
ように各面図間を離して表示する。
には、オペレータはメニュー一覧の中の「3次元配置」
を入力する。これに対応してコンピュータ10が入力し
た面図(図7)を、表示面の2次元座標軸X,Yに対し
て、ダイヤル16の設定値に対応する角度で表示面上に
設定されたx,y,z軸で規定される三次元空間上の面
図に変換して表示する(2)。すなわち、表示面に正対
した形(表示面に平行)の形で表示されていた元の面図
を、ダイヤル16の設定値に対応する角度で見た斜視図
の形で表示する。このときコンピュ−タ10は、各面図
上の3次元原点対応点を通る、各面図の面に垂直な直線
が一点で交わり、かつ各面図相互間が重なりを生じない
ように各面図間を離して表示する。
【0041】オペレータはダイヤル16を回して表示面
上の三次元空間配置(x,y,z軸のX,Y軸に対する
角度)を変更しながら(斜視図を、見る角度を変更した
ものに更新しながら)、入力した複数図面が立体(ソリ
ッドモデル)生成に適合する(複数図面が整合する)
か、各図面が正しいか、また見る角度(前記三次元空間
を規定するx,y,z軸の角度:ダイヤル16の設定値
に対応)を確認する。図面の入力(選択)が間違ってい
れば図面を再入力する。正しければオペレータがメニュ
ー一覧の「図面認識」を入力する。
上の三次元空間配置(x,y,z軸のX,Y軸に対する
角度)を変更しながら(斜視図を、見る角度を変更した
ものに更新しながら)、入力した複数図面が立体(ソリ
ッドモデル)生成に適合する(複数図面が整合する)
か、各図面が正しいか、また見る角度(前記三次元空間
を規定するx,y,z軸の角度:ダイヤル16の設定値
に対応)を確認する。図面の入力(選択)が間違ってい
れば図面を再入力する。正しければオペレータがメニュ
ー一覧の「図面認識」を入力する。
【0042】「図面認識」が入力されると、コンピュー
タ10はまず、上述のように入力した図面(図7の
(a)の正面図,下面図&A矢視図を斜視図としたも
の)のそれぞれの、実線で描かれている最大閉(最外
周)ループと最小閉ループを摘出する。入力図面が図7
の(a)に示すものであった場合では、正面図,下面
図,A矢視図の最外周ループL1〜L5,L11〜L1
4,L16〜L19と最小ループL6〜L9,L20を
それぞれ摘出する(3,4)。
タ10はまず、上述のように入力した図面(図7の
(a)の正面図,下面図&A矢視図を斜視図としたも
の)のそれぞれの、実線で描かれている最大閉(最外
周)ループと最小閉ループを摘出する。入力図面が図7
の(a)に示すものであった場合では、正面図,下面
図,A矢視図の最外周ループL1〜L5,L11〜L1
4,L16〜L19と最小ループL6〜L9,L20を
それぞれ摘出する(3,4)。
【0043】最外周(最大閉)ル−プの検出(3)の内
容を次に示す。なお、詳細に示しかつ理解を容易にする
ために、図7の(b)に示す、端点P1〜P7と線分a
〜hで表わされる図面が摘出対象範囲にあるときの、注
目端点あるいは線分をカッコ内に示す。
容を次に示す。なお、詳細に示しかつ理解を容易にする
ために、図7の(b)に示す、端点P1〜P7と線分a
〜hで表わされる図面が摘出対象範囲にあるときの、注
目端点あるいは線分をカッコ内に示す。
【0044】ステップ31:対象範囲(図7の(b))
の線とその端点(a〜h,P1〜P7)x座標値,y座
標値を求める, ステップ32:最大のy座標値を持つ線(a)を求め
る, ステップ33:該線(a)のx座標値が小さい端点(P
2)から出発, ステップ34:該端点(P2)に線(b,e)がつなが
っている時は、現在の進行方向(図7の(c))から見
て、角度(α)が最も小さい線(b)を最大閉ル−プを
構成する線分として摘出する。この端点(P2)は、こ
の線(b)の処理済み端点とする, ステップ35:前の処理で摘出した線(b)を出発線と
して、該線(b)のまだ未処理の端点(P3)から出発
して、該端点(P3)に線(c)がつながっているとき
時は、現在の進行方向(bが延びる方向)から見て角度
の最も小さい線(c)を最大閉ル−プを構成する線分と
して摘出する, ステップ36:最初の出発線(a)の未処理端点(P
1)に到達するまで、ステップ35を繰返す,以上によ
り最大閉ル−プを構成する線群(a,b,c,d,h,
g)が得られる。
の線とその端点(a〜h,P1〜P7)x座標値,y座
標値を求める, ステップ32:最大のy座標値を持つ線(a)を求め
る, ステップ33:該線(a)のx座標値が小さい端点(P
2)から出発, ステップ34:該端点(P2)に線(b,e)がつなが
っている時は、現在の進行方向(図7の(c))から見
て、角度(α)が最も小さい線(b)を最大閉ル−プを
構成する線分として摘出する。この端点(P2)は、こ
の線(b)の処理済み端点とする, ステップ35:前の処理で摘出した線(b)を出発線と
して、該線(b)のまだ未処理の端点(P3)から出発
して、該端点(P3)に線(c)がつながっているとき
時は、現在の進行方向(bが延びる方向)から見て角度
の最も小さい線(c)を最大閉ル−プを構成する線分と
して摘出する, ステップ36:最初の出発線(a)の未処理端点(P
1)に到達するまで、ステップ35を繰返す,以上によ
り最大閉ル−プを構成する線群(a,b,c,d,h,
g)が得られる。
【0045】小閉ル−プの検出(4)の内容を次に示
す。なお、詳細に示しかつ理解を容易にするために、こ
の検出(4)に先行する最大閉ル−プの検出(3)で、
上述のように最大閉ル−プを構成する線群(a,b,
c,d,h,g)が得られているとして、これに連なる
形で説明する。
す。なお、詳細に示しかつ理解を容易にするために、こ
の検出(4)に先行する最大閉ル−プの検出(3)で、
上述のように最大閉ル−プを構成する線群(a,b,
c,d,h,g)が得られているとして、これに連なる
形で説明する。
【0046】ステップ41:前記ステップ31で求めた
線群の中で、閉ル−プ(上述の最大閉ル−プ、ならび
に、下記のステップ42以下の実行により、すでに検出
された小閉ル−プ)で1回しか用いられていない線
(a)を摘出する, ステップ42:該線(a)の、最大閉ル−プを求めたと
きの進行方向の終点である端点(P2)から出発, ステップ43:該端点(P2)に線(b,e)がつなが
っているとき、現在の進行方向(P1からP2)から見
て、角度(α)の最も大きい線(e)を小閉ル−プを構
成する線分として摘出する。この端点(P2)は、この
線(e)の処理済端点とする, ステップ44:前の処理で摘出した線(e)を出発線と
して、該線(e)のまで未処理の端点(P5)から出
発,該端点(P5)に線がつながっているとき、現在の
進行方向(P4からP5)から見て、角度の最も大きい
線(f)を前記小閉ル−プを構成する線分として摘出す
る, ステップ45:最初の出発線(a)まで、ステップ44
を繰返す。これにより1つの小閉ル−プ(a,e,f,
g)が求まる, ステップ46:前記ステップ31で求めた線群の中の閉
ループで1回しか用いられていない線が、上述の最大閉
ル−プと小閉ル−プのいずれかに摘出されるまで、ステ
ップ41〜45を繰返す。これにより、残りの小閉ル−
プ(b,c,d,h,f,e)が求まる。
線群の中で、閉ル−プ(上述の最大閉ル−プ、ならび
に、下記のステップ42以下の実行により、すでに検出
された小閉ル−プ)で1回しか用いられていない線
(a)を摘出する, ステップ42:該線(a)の、最大閉ル−プを求めたと
きの進行方向の終点である端点(P2)から出発, ステップ43:該端点(P2)に線(b,e)がつなが
っているとき、現在の進行方向(P1からP2)から見
て、角度(α)の最も大きい線(e)を小閉ル−プを構
成する線分として摘出する。この端点(P2)は、この
線(e)の処理済端点とする, ステップ44:前の処理で摘出した線(e)を出発線と
して、該線(e)のまで未処理の端点(P5)から出
発,該端点(P5)に線がつながっているとき、現在の
進行方向(P4からP5)から見て、角度の最も大きい
線(f)を前記小閉ル−プを構成する線分として摘出す
る, ステップ45:最初の出発線(a)まで、ステップ44
を繰返す。これにより1つの小閉ル−プ(a,e,f,
g)が求まる, ステップ46:前記ステップ31で求めた線群の中の閉
ループで1回しか用いられていない線が、上述の最大閉
ル−プと小閉ル−プのいずれかに摘出されるまで、ステ
ップ41〜45を繰返す。これにより、残りの小閉ル−
プ(b,c,d,h,f,e)が求まる。
【0047】ステップ47:閉ループで1回も用いられ
ていない線が存在する場合、前記ステップ31〜46を
繰返す。これにより、残りのすべての小閉ループが求ま
る。
ていない線が存在する場合、前記ステップ31〜46を
繰返す。これにより、残りのすべての小閉ループが求ま
る。
【0048】再度図3および図7の(a)を参照する。
最大閉ル−プおよび各小閉ル−プを検出(3,4)する
と、次に、最小閉ループL6〜L9,L20に対応する
線を検索する(5)。
最大閉ル−プおよび各小閉ル−プを検出(3,4)する
と、次に、最小閉ループL6〜L9,L20に対応する
線を検索する(5)。
【0049】図7の(a)に示す図面の例では、最小閉
ループL6〜L9の対応線L15および最小閉ループL
20の対応線L10が検出される。すべての最小ループ
と線の対応関係検索完了後、コンピュータ10は、最小
閉ループと線の対応関係を順次表示する(13)。図7
の(a)に示す図面の例では最小閉ループL6〜L9と
対応線L15を赤に表示して、オペレータの確認をうな
がす。対応関係が正しければオペレ−タは「Yes」を
入力する(16)。誤っている場合には、「No」を入
力する。これに応答してコンピュ−タ10は、赤表示中
の対応線を緑に変える。オペレータが正しい線(緑表示
中)にカーソルを合わせてマウス12の「指示」ボタン
を押すと(15)、これに応答してコンピュ−タ10
は、カ−ソルと「指示」ボタンで指定された線を赤表示
に変える。図7の(a)に示す図面の例では最小閉ルー
プL6〜L9と対応線L15の赤表示に対して、オペレ
ータが「Yes」を入力した後、コンピュータは次の最
小閉ループL20と対応線L10を赤で表示する。この
対応関係に対しても、オペレータが「Yes」を入力す
る。すべての対応関係の確認後、コンピュータが「対応
関係確認完了」を表示する。この表示が現われるまでの
過程又は現われたとき、オペレ−タは、コンピュ−タ1
0が表示した対応関係以外の、最大,最小閉ル−プがあ
れば、そこでル−プを指定し(7)、コンピュ−タ10
は指定されたル−プに対応する線を検出して表示する。
これ以降の処理は上述と同様である(14〜17対応の
9〜12)。
ループL6〜L9の対応線L15および最小閉ループL
20の対応線L10が検出される。すべての最小ループ
と線の対応関係検索完了後、コンピュータ10は、最小
閉ループと線の対応関係を順次表示する(13)。図7
の(a)に示す図面の例では最小閉ループL6〜L9と
対応線L15を赤に表示して、オペレータの確認をうな
がす。対応関係が正しければオペレ−タは「Yes」を
入力する(16)。誤っている場合には、「No」を入
力する。これに応答してコンピュ−タ10は、赤表示中
の対応線を緑に変える。オペレータが正しい線(緑表示
中)にカーソルを合わせてマウス12の「指示」ボタン
を押すと(15)、これに応答してコンピュ−タ10
は、カ−ソルと「指示」ボタンで指定された線を赤表示
に変える。図7の(a)に示す図面の例では最小閉ルー
プL6〜L9と対応線L15の赤表示に対して、オペレ
ータが「Yes」を入力した後、コンピュータは次の最
小閉ループL20と対応線L10を赤で表示する。この
対応関係に対しても、オペレータが「Yes」を入力す
る。すべての対応関係の確認後、コンピュータが「対応
関係確認完了」を表示する。この表示が現われるまでの
過程又は現われたとき、オペレ−タは、コンピュ−タ1
0が表示した対応関係以外の、最大,最小閉ル−プがあ
れば、そこでル−プを指定し(7)、コンピュ−タ10
は指定されたル−プに対応する線を検出して表示する。
これ以降の処理は上述と同様である(14〜17対応の
9〜12)。
【0050】「対応関係確認完了」をコンピュ−タ10
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図7の(a)
に示す例では、まず正面図上の検出した最大閉ル−プ
(最外郭)L1〜L5のz方向掃引体SFm1(図8の
(a))、および、この最大閉ル−プL1〜L5に対応
する下面図上の最大閉ループL11〜L14のy方向掃
引体SFr1(図8の(a))を生成し、これらの立体
SFm1と立体SFr1の集合演算積を行って、その結
果により現われる立体CF1(図8の(b)。ソリッド
モデル:立体の3次元データ)をメモリにセーブする
(図4の18,19)。これを立体部品と称す。正面図
上の最大閉ル−プ(最外郭)L1〜L5から生成した立
体部品CF1を第1部品(図8の(b))という。
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図7の(a)
に示す例では、まず正面図上の検出した最大閉ル−プ
(最外郭)L1〜L5のz方向掃引体SFm1(図8の
(a))、および、この最大閉ル−プL1〜L5に対応
する下面図上の最大閉ループL11〜L14のy方向掃
引体SFr1(図8の(a))を生成し、これらの立体
SFm1と立体SFr1の集合演算積を行って、その結
果により現われる立体CF1(図8の(b)。ソリッド
モデル:立体の3次元データ)をメモリにセーブする
(図4の18,19)。これを立体部品と称す。正面図
上の最大閉ル−プ(最外郭)L1〜L5から生成した立
体部品CF1を第1部品(図8の(b))という。
【0051】ここで、コンピュ−タ10が行なう集合演
算積の処理を、図9に示す立体Aと立体Bの集合演算積
処理を例に説明する。図9の(a)に示すように立体A
および立体Bがそれぞれ構成面F1〜F6および構成面
F100〜F600で構成され、それらが図9の(b)
に示す平面図および図9の(c)に示す正面図で表わさ
れるものであるとき、コンピュ−タ10はまず、立体A
のすべての構成面と立体Bのすべての構成面の相貫線を
求める。図9の(a)に示す例では、図9の(d)に示
す相貫線L1〜L4が求まる。次に相貫線L1〜L4で
立体A,立体Bの構成面を分割する。この例では、立体
Aの構成面F3(上面)が、図9の(e)に示すよう
に、相貫線L1〜L4対応の第1面F31と、構成面F
3から第1面F31を差し引いた第2面F32に分割さ
れ、立体Bの構成面F100〜F400のそれぞれが、
図9の(f)に示すように、第1面F101〜F401
と第2面F102〜F104に分割される。
算積の処理を、図9に示す立体Aと立体Bの集合演算積
処理を例に説明する。図9の(a)に示すように立体A
および立体Bがそれぞれ構成面F1〜F6および構成面
F100〜F600で構成され、それらが図9の(b)
に示す平面図および図9の(c)に示す正面図で表わさ
れるものであるとき、コンピュ−タ10はまず、立体A
のすべての構成面と立体Bのすべての構成面の相貫線を
求める。図9の(a)に示す例では、図9の(d)に示
す相貫線L1〜L4が求まる。次に相貫線L1〜L4で
立体A,立体Bの構成面を分割する。この例では、立体
Aの構成面F3(上面)が、図9の(e)に示すよう
に、相貫線L1〜L4対応の第1面F31と、構成面F
3から第1面F31を差し引いた第2面F32に分割さ
れ、立体Bの構成面F100〜F400のそれぞれが、
図9の(f)に示すように、第1面F101〜F401
と第2面F102〜F104に分割される。
【0052】コンピュ−タ10は次に、集合演算積の処
理のときには、立体Aの構成面F1,F2,F31,F
32,F4〜F6のうち、立体Bに含まれない構成面F
1,F2,F32,F4〜F6を捨て、立体Bに含まれ
る構成面F31を残し、立体Bの構成面F101〜F4
01,F102〜F402,F500,F600のう
ち、立体Aに含まれない構成面F101〜F401,F
600を捨てて、立体Aに含まれる構成面F102〜F
401,F500を残す。そして残した構成面F31,
F102〜F402,F500を、集合演算積で得た立
体(ソリッドモデル)の構成面とする。
理のときには、立体Aの構成面F1,F2,F31,F
32,F4〜F6のうち、立体Bに含まれない構成面F
1,F2,F32,F4〜F6を捨て、立体Bに含まれ
る構成面F31を残し、立体Bの構成面F101〜F4
01,F102〜F402,F500,F600のう
ち、立体Aに含まれない構成面F101〜F401,F
600を捨てて、立体Aに含まれる構成面F102〜F
401,F500を残す。そして残した構成面F31,
F102〜F402,F500を、集合演算積で得た立
体(ソリッドモデル)の構成面とする。
【0053】なお、集合演算和の処理のときにはコンピ
ュ−タ10は、上述のように立体Aおよび立体Bの面分
割(F3=F31+F32,F100〜F400=F1
01〜F401+F102〜F402)をした後、立体
Aの構成面の内、立体Bに含まれる(囲まれる)構成面
を捨てて、立体Bの外の構成面を残し、同様に立体Bの
構成面の内、立体Aに含まれる構成面を捨てて立体Aの
外の構成面を残して、残した構成面F1,F2,F3
2,F4〜F6,F101〜F401,F600を、集
合演算和で得た立体の構成面とする。
ュ−タ10は、上述のように立体Aおよび立体Bの面分
割(F3=F31+F32,F100〜F400=F1
01〜F401+F102〜F402)をした後、立体
Aの構成面の内、立体Bに含まれる(囲まれる)構成面
を捨てて、立体Bの外の構成面を残し、同様に立体Bの
構成面の内、立体Aに含まれる構成面を捨てて立体Aの
外の構成面を残して、残した構成面F1,F2,F3
2,F4〜F6,F101〜F401,F600を、集
合演算和で得た立体の構成面とする。
【0054】集合演算差の処理のときにはコンピュ−タ
10は、上述のように立体Aおよび立体Bの面分割(F
3=F31+F32,F100〜F400=F101〜
F401+F102〜F402)をした後、立体Aの構
成面のうち立体Bに含まれる構成面F31を捨てて、立
体Bの構成面のうち立体Aに含まれない構成面F101
〜F401を捨てる。そして残した構成面F1,F2,
F32,F102〜F402,F500を、集合演算差
で得た立体の構成面とする。
10は、上述のように立体Aおよび立体Bの面分割(F
3=F31+F32,F100〜F400=F101〜
F401+F102〜F402)をした後、立体Aの構
成面のうち立体Bに含まれる構成面F31を捨てて、立
体Bの構成面のうち立体Aに含まれない構成面F101
〜F401を捨てる。そして残した構成面F1,F2,
F32,F102〜F402,F500を、集合演算差
で得た立体の構成面とする。
【0055】上述のように、正面図上の最大閉ル−プ
(最外郭)L1〜L5対応の第1部品CF1(図8の
(b))を生成するとコンピュ−タ10は、前述の確認
した対応関係の1番目のもの(最小閉ル−プL6〜L9
/線L15)に対して、最小閉ループL6〜L9を最小
閉ループ所属の面図(正面図、x−y)の垂直方向
(z)で掃引し平行掃引体SFm2(図10の(a))
を生成する(図4の20)。そして対応線L15を対応
線所属の面図(下面図、x−z)の垂直方向(y)で掃
引し、面となる平行掃引体SFr2(図10の(a))
を生成する(21)。平行掃引体SFm2(立体)を平
行掃引体面SFr2で「切断」して(22)立体CF2
(図10の(b))を得てこれをメモリにセ−ブする。
これもソリッドモデルであり、この立体部品CF2を第
2部品(図10の(b))という。
(最外郭)L1〜L5対応の第1部品CF1(図8の
(b))を生成するとコンピュ−タ10は、前述の確認
した対応関係の1番目のもの(最小閉ル−プL6〜L9
/線L15)に対して、最小閉ループL6〜L9を最小
閉ループ所属の面図(正面図、x−y)の垂直方向
(z)で掃引し平行掃引体SFm2(図10の(a))
を生成する(図4の20)。そして対応線L15を対応
線所属の面図(下面図、x−z)の垂直方向(y)で掃
引し、面となる平行掃引体SFr2(図10の(a))
を生成する(21)。平行掃引体SFm2(立体)を平
行掃引体面SFr2で「切断」して(22)立体CF2
(図10の(b))を得てこれをメモリにセ−ブする。
これもソリッドモデルであり、この立体部品CF2を第
2部品(図10の(b))という。
【0056】ここで、コンピュ−タ10が行なう「切
断」の処理を、図11の(a)に示す構成面F0,F
2,F3を有する立体Aを面F1で切断をする場合を例
に説明する。コンピュ−タ10はまず、立体Aと面F1
との交線L1を求める。そして、図11の(b)に示す
ように、交線L1で立体Aの構成面F2をF21とF2
2に分割し、図11の(c)に示すように交線L1で面
F1をF11とF12に分割する。そして、立体Aの残
る側の構成面F0,F21と、面F1上の立体Aに含ま
れる面F12を残して、その他の面を捨てて、残した面
F0,F21,F12を、切断により得られる立体(ソ
リッドモデル)の構成面とする。
断」の処理を、図11の(a)に示す構成面F0,F
2,F3を有する立体Aを面F1で切断をする場合を例
に説明する。コンピュ−タ10はまず、立体Aと面F1
との交線L1を求める。そして、図11の(b)に示す
ように、交線L1で立体Aの構成面F2をF21とF2
2に分割し、図11の(c)に示すように交線L1で面
F1をF11とF12に分割する。そして、立体Aの残
る側の構成面F0,F21と、面F1上の立体Aに含ま
れる面F12を残して、その他の面を捨てて、残した面
F0,F21,F12を、切断により得られる立体(ソ
リッドモデル)の構成面とする。
【0057】次にコンピュ−タ10は、第1部品CF1
(図8の(b))と第2部品CF2(図10の(b))
の集合演算差を行い立体CF3(図10の(c))を生
成する(23)。この立体部品(ソリッドモデル)をメ
モリにセーブする。これを第3部品(図10の(c))
という。
(図8の(b))と第2部品CF2(図10の(b))
の集合演算差を行い立体CF3(図10の(c))を生
成する(23)。この立体部品(ソリッドモデル)をメ
モリにセーブする。これを第3部品(図10の(c))
という。
【0058】次に、コンピュータ10は前述の確認した
対応関係の2番目のもの最小閉ル−プL20/線L10
に対して、最小閉ループL20を最小閉ループ所属の面
図(A矢視図)の垂直方向で掃引し平行掃引体SFm3
(図12の(a))を生成する(図4の20)。対応線
L10を対応線所属の面図(正面図、x−y)の垂直方
向(z)で掃引し平行掃引面SFr3(図12の
(a))を生成する(21)。そして平行掃引体SFm
3を平行掃引面SFr3で切断し(22)、得た立体C
F4(12の(b))をメモリにセーブする。この立体
部品を第4部品という。次に、第3部品CF3(図10
の(c))と第4部品CF4(図12の(b))の集合
演算差を行い(23)、立体CF5(図12の(c))
を生成する。この立体部品をメモリにセーブする。これ
を第5部品という。
対応関係の2番目のもの最小閉ル−プL20/線L10
に対して、最小閉ループL20を最小閉ループ所属の面
図(A矢視図)の垂直方向で掃引し平行掃引体SFm3
(図12の(a))を生成する(図4の20)。対応線
L10を対応線所属の面図(正面図、x−y)の垂直方
向(z)で掃引し平行掃引面SFr3(図12の
(a))を生成する(21)。そして平行掃引体SFm
3を平行掃引面SFr3で切断し(22)、得た立体C
F4(12の(b))をメモリにセーブする。この立体
部品を第4部品という。次に、第3部品CF3(図10
の(c))と第4部品CF4(図12の(b))の集合
演算差を行い(23)、立体CF5(図12の(c))
を生成する。この立体部品をメモリにセーブする。これ
を第5部品という。
【0059】他の確認した対応関係があれば前の処理と
同じく繰り返す(図4の20〜24)。コンピュータ1
0が確認した対応関係のすべてに対して上述の処理を終
了すると、ディスプレー13には、確認した対応関係の
すべてによって規定される立体(ソリッドモデル)CF
5(図12の(c))が表示されていることになる。オ
ペレータがダイヤル16を回すと、表示面上の三次元空
間配置(X,Y座標の表示面上に設定したx,y,z軸
の、X,Y軸に対する角度)が変わる。すなわち表示中
の立体(ソリッドモデル)が回転する。したがってオペ
レ−タは、ダイヤル16を回して生成した立体CF5の
形状の確認(立体生成エラ−のチェック,形状のチェッ
ク)ができる。
同じく繰り返す(図4の20〜24)。コンピュータ1
0が確認した対応関係のすべてに対して上述の処理を終
了すると、ディスプレー13には、確認した対応関係の
すべてによって規定される立体(ソリッドモデル)CF
5(図12の(c))が表示されていることになる。オ
ペレータがダイヤル16を回すと、表示面上の三次元空
間配置(X,Y座標の表示面上に設定したx,y,z軸
の、X,Y軸に対する角度)が変わる。すなわち表示中
の立体(ソリッドモデル)が回転する。したがってオペ
レ−タは、ダイヤル16を回して生成した立体CF5の
形状の確認(立体生成エラ−のチェック,形状のチェッ
ク)ができる。
【0060】オペレータがメニュー一覧の「投影図表
示」を入力すると、コンピュータ10は創成した製品形
状(CF5)の投影図(正面図,下面図,・・・)を自
動的に作成し元の2次元CAD図面(図7)に重ね合わ
せてディスプレー13に表示する(25)。コンピュー
タ10が作成した投影図の線は青で表示する。元の2次
元CAD図面と同じ形状であれば緑の線と青の線が重な
りその中間色が表示される。青或いは緑で表示している
部分は2次元CAD図面と創成した製品形状が異なると
ころである。異なる部分に対して「対応関係再確認」を
行って、もう一度「立体創成開始」を指示して製品形状
の再生成ができる。
示」を入力すると、コンピュータ10は創成した製品形
状(CF5)の投影図(正面図,下面図,・・・)を自
動的に作成し元の2次元CAD図面(図7)に重ね合わ
せてディスプレー13に表示する(25)。コンピュー
タ10が作成した投影図の線は青で表示する。元の2次
元CAD図面と同じ形状であれば緑の線と青の線が重な
りその中間色が表示される。青或いは緑で表示している
部分は2次元CAD図面と創成した製品形状が異なると
ころである。異なる部分に対して「対応関係再確認」を
行って、もう一度「立体創成開始」を指示して製品形状
の再生成ができる。
【0061】再度図2を参照する。CADプログラムの
「2D to 3D System 」は、図面入力モジュ−ル2
2〜投影表示モジュ−ル26で構成される。図面入力モ
ジュ−ル22は、コンピュ−タ10にて作成し内部メモ
リに保存している、同一物を表わす図面(例えば図5に
示す6面図,矢視図あるいは断面図),外部記憶媒体に
登録されている同様な図面又は通信ライン15に接続さ
れた他のコンピュ−タ又は登録ステ−ションが保存する
同様な図面をディスプレー13に表示して、前述のよう
に、オペレ−タが各面図の範囲や原点等を指示するもの
である。
「2D to 3D System 」は、図面入力モジュ−ル2
2〜投影表示モジュ−ル26で構成される。図面入力モ
ジュ−ル22は、コンピュ−タ10にて作成し内部メモ
リに保存している、同一物を表わす図面(例えば図5に
示す6面図,矢視図あるいは断面図),外部記憶媒体に
登録されている同様な図面又は通信ライン15に接続さ
れた他のコンピュ−タ又は登録ステ−ションが保存する
同様な図面をディスプレー13に表示して、前述のよう
に、オペレ−タが各面図の範囲や原点等を指示するもの
である。
【0062】3次元配置モジュール23は、モジュール
22で入力指示した面図の位置を3次元空間に配置する
ものである。すなわち、表示面に正対し平行な各面図
を、ダイヤル16の設定値に対応して表示面上に定めら
れたx,y,z軸で規定される3次元空間上の位置に配
置する(斜視図に変更)ものであり、オペレ−タは前述
のようにダイヤル16を操作して、見る角度を変えた斜
視図に変更して、モジュール22で入力した図面の正誤
を確認することができる。間違っていれば「図面入力指
示」を再実行する。
22で入力指示した面図の位置を3次元空間に配置する
ものである。すなわち、表示面に正対し平行な各面図
を、ダイヤル16の設定値に対応して表示面上に定めら
れたx,y,z軸で規定される3次元空間上の位置に配
置する(斜視図に変更)ものであり、オペレ−タは前述
のようにダイヤル16を操作して、見る角度を変えた斜
視図に変更して、モジュール22で入力した図面の正誤
を確認することができる。間違っていれば「図面入力指
示」を再実行する。
【0063】対応関係決定モジュール24は、図面上の
最外周ループと最小閉ループを検出し、最小閉ループと
線の面図間の対応を探索決定するものである。この対応
関係を、前述のように、オペレータの確認により定め
る。
最外周ループと最小閉ループを検出し、最小閉ループと
線の面図間の対応を探索決定するものである。この対応
関係を、前述のように、オペレータの確認により定め
る。
【0064】立体創成モジュール25は、モジュール2
4で確認した対応関係に従って製品のソリッドモデルを
自動的に生成する(図4の18〜25)ものである。
4で確認した対応関係に従って製品のソリッドモデルを
自動的に生成する(図4の18〜25)ものである。
【0065】投影表示モジュ−ル26は、モジュ−ル2
5で自動生成した製品形状の投影図を作成して元の2次
元CAD図面と重ね合わせる(図4の25)ものであ
る。オペレ−タがこの重ね合わせた図面を見て、自動的
に創成した製品立体はどこが正しくできてどこが違って
いるかのチェックが簡単になる。この図面の、青と緑の
中間色で表わされる線が正しいところで、青或いは緑で
表示される線部分は違っているところである。違ってい
る部分について「対応関係再確認」をしてから、もう一
度「立体創成開始」を指示して製品形状を再生成するこ
とができる。
5で自動生成した製品形状の投影図を作成して元の2次
元CAD図面と重ね合わせる(図4の25)ものであ
る。オペレ−タがこの重ね合わせた図面を見て、自動的
に創成した製品立体はどこが正しくできてどこが違って
いるかのチェックが簡単になる。この図面の、青と緑の
中間色で表わされる線が正しいところで、青或いは緑で
表示される線部分は違っているところである。違ってい
る部分について「対応関係再確認」をしてから、もう一
度「立体創成開始」を指示して製品形状を再生成するこ
とができる。
【0066】図示は省略したが、コンピュ−タ10内
に、プリントアウト,内部登録,外部登録(記憶媒体に
書込み/通信ライン15を介して転送)等の「出力処
理」を行なう出力モジュ−ルもあり、図2に示す各モジ
ュ−ル21〜26のいずれの実行中にも、CRTカラ−
ディスプレー13には、処理対象図形および生成した図
形を表示する領域の外に「印刷/登録」の表示があり、
オペレ−タがこれを指定すると、そこで出力モジュ−ル
が起動される。オペレ−タによるその使用(出力処理)
が終了すると、コンピュ−タ10は、出力モジュ−ル起
動前の処理に復帰する。
に、プリントアウト,内部登録,外部登録(記憶媒体に
書込み/通信ライン15を介して転送)等の「出力処
理」を行なう出力モジュ−ルもあり、図2に示す各モジ
ュ−ル21〜26のいずれの実行中にも、CRTカラ−
ディスプレー13には、処理対象図形および生成した図
形を表示する領域の外に「印刷/登録」の表示があり、
オペレ−タがこれを指定すると、そこで出力モジュ−ル
が起動される。オペレ−タによるその使用(出力処理)
が終了すると、コンピュ−タ10は、出力モジュ−ル起
動前の処理に復帰する。
【0067】B.図13に示す3面図に基づいた立体の
生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図13に
示す3面図(平面図,下面図&右側面図)をディスプレ
ー13に表示する。この例では、下面図に現われた点線
L9とL11は平行であり、対応して右側面図に現われ
た曲線L10とL12は平行である。
生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図13に
示す3面図(平面図,下面図&右側面図)をディスプレ
ー13に表示する。この例では、下面図に現われた点線
L9とL11は平行であり、対応して右側面図に現われ
た曲線L10とL12は平行である。
【0068】次にオペレ−タがシステムメニュー一覧の
中の「図面入力指示」を入力する。次にオペレータがデ
ィスプレー13に表示している図面の正面図の範囲と立
体の3次元原点(0,0,0)の対応点,下面図の範囲
と原点対応点、および、右側面図の範囲と原点対応点を
入力する(図3の1)。
中の「図面入力指示」を入力する。次にオペレータがデ
ィスプレー13に表示している図面の正面図の範囲と立
体の3次元原点(0,0,0)の対応点,下面図の範囲
と原点対応点、および、右側面図の範囲と原点対応点を
入力する(図3の1)。
【0069】次にオペレ−タは、オペレータはメニュー
一覧の中の「3次元配置」を入力する。これによりコン
ピュ−タ10が、入力され表示中の面図(図13)を、
表示面の2次元座標軸X,Yに対して、ダイヤル16の
設定値に対応する角度で表示面上に設定されたx,y,
z軸で規定される三次元空間上の面図に変換して表示す
る(2)。オペレータはダイヤル16を回して表示面上
の三次元空間配置を変更しながら、入力した複数図面が
立体生成に適合するか、各図面が正しいか、また見る角
度(斜視方向)が適切かを確認する。図面の入力が間違
っていれば図面を再入力する。正しければオペレータが
メニュー一覧の「図面認識」を入力する。
一覧の中の「3次元配置」を入力する。これによりコン
ピュ−タ10が、入力され表示中の面図(図13)を、
表示面の2次元座標軸X,Yに対して、ダイヤル16の
設定値に対応する角度で表示面上に設定されたx,y,
z軸で規定される三次元空間上の面図に変換して表示す
る(2)。オペレータはダイヤル16を回して表示面上
の三次元空間配置を変更しながら、入力した複数図面が
立体生成に適合するか、各図面が正しいか、また見る角
度(斜視方向)が適切かを確認する。図面の入力が間違
っていれば図面を再入力する。正しければオペレータが
メニュー一覧の「図面認識」を入力する。
【0070】「図面認識」が入力されると、コンピュー
タ10はまず、上述のように入力した図面(図13の正
面図,下面図&右側面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループと最小閉ループを摘出する。この例
では、最外周ル−プL1〜L4,L21〜L24,L3
1〜L34および最小閉ル−プL5〜L8を摘出する
(3,4)。次に最小閉ループL5〜L8に対応する線
を検索する(5)。図13に示す図面の例では最小閉ル
ープL5〜L8のx方向の幅を用いて対応線L9(下面
図)を、y方向の幅を用いて対応線L10(曲線,右側
面図)を検出する。そして対応線L9(下面図)の端点
P11が、対応線L10(右側面図)上の点P11とz
方向の座標値が同じなので、両点を対応点と決定する。
タ10はまず、上述のように入力した図面(図13の正
面図,下面図&右側面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループと最小閉ループを摘出する。この例
では、最外周ル−プL1〜L4,L21〜L24,L3
1〜L34および最小閉ル−プL5〜L8を摘出する
(3,4)。次に最小閉ループL5〜L8に対応する線
を検索する(5)。図13に示す図面の例では最小閉ル
ープL5〜L8のx方向の幅を用いて対応線L9(下面
図)を、y方向の幅を用いて対応線L10(曲線,右側
面図)を検出する。そして対応線L9(下面図)の端点
P11が、対応線L10(右側面図)上の点P11とz
方向の座標値が同じなので、両点を対応点と決定する。
【0071】次にコンピュータ10は、最小閉ループと
線の対応関係を表示し(13)、オペレータの確認をう
ながす。対応関係が正しければオペレ−タは「Yes」
を入力する(16)。コンピュータ10は「対応関係確
認完了」を表示する。
線の対応関係を表示し(13)、オペレータの確認をう
ながす。対応関係が正しければオペレ−タは「Yes」
を入力する(16)。コンピュータ10は「対応関係確
認完了」を表示する。
【0072】「対応関係確認完了」をコンピュ−タ10
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図13に示す
例では、まず正面図上の検出した最大閉ル−プ(最外
郭)L1〜L4のz方向掃引体SFm4,下面図上の検
出した最大閉ル−プL21〜L24のy方向掃引体SF
m5および右側面図上の検出した最大閉ル−プL31〜
L34のx方向掃引体SFm6の3者の集合演算積によ
り、最外郭立体CF6を生成し、これを第1部品として
メモリにセーブする(図4の18,19)。
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図13に示す
例では、まず正面図上の検出した最大閉ル−プ(最外
郭)L1〜L4のz方向掃引体SFm4,下面図上の検
出した最大閉ル−プL21〜L24のy方向掃引体SF
m5および右側面図上の検出した最大閉ル−プL31〜
L34のx方向掃引体SFm6の3者の集合演算積によ
り、最外郭立体CF6を生成し、これを第1部品として
メモリにセーブする(図4の18,19)。
【0073】次にコンピュ−タ10は、前述の確認した
対応関係、最小閉ル−プL5〜L8/線L9,L10、
に対して、最小閉ループL5〜L8をz方向に掃引し平
行掃引体SFm7を生成する(図4の20)。これを図
14に示す。そして対応線L10を、対応線L9(案内
線)が延びる方向に掃引し平行掃引面SFr4(図14
の曲面)を生成する(21)。平行掃引体SFm7(立
体)を平行掃引面SFr4で「切断」して(22)、立
体CF7を得てこれをメモリにセ−ブする。この立体部
品CF7を第2部品という。
対応関係、最小閉ル−プL5〜L8/線L9,L10、
に対して、最小閉ループL5〜L8をz方向に掃引し平
行掃引体SFm7を生成する(図4の20)。これを図
14に示す。そして対応線L10を、対応線L9(案内
線)が延びる方向に掃引し平行掃引面SFr4(図14
の曲面)を生成する(21)。平行掃引体SFm7(立
体)を平行掃引面SFr4で「切断」して(22)、立
体CF7を得てこれをメモリにセ−ブする。この立体部
品CF7を第2部品という。
【0074】次にコンピュ−タ10は、第1部品CF6
と第2部品CF7の集合演算差を行い立体CF8を生成
する(23)。この立体部品(ソリッドモデル)をメモ
リにセーブする。これを第3部品という。
と第2部品CF7の集合演算差を行い立体CF8を生成
する(23)。この立体部品(ソリッドモデル)をメモ
リにセーブする。これを第3部品という。
【0075】以上により、ディスプレー13には、図1
3に示す3面図によって規定される立体(ソリッドモデ
ル)CF8が表示されていることになる。立体CF8の
表示例を図15に示す。オペレータは、ダイヤル16を
回して、生成した立体CF8の形状の確認ができる。ま
た、メニュー一覧の「投影図表示」を入力して、製品形
状(CF8)の投影図(正面図,下面図,右側面図)を
生成して、元の2次元CAD図面(図13)との異,同
をチェックすることができる。異っている部分がある
と、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体創成
開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
3に示す3面図によって規定される立体(ソリッドモデ
ル)CF8が表示されていることになる。立体CF8の
表示例を図15に示す。オペレータは、ダイヤル16を
回して、生成した立体CF8の形状の確認ができる。ま
た、メニュー一覧の「投影図表示」を入力して、製品形
状(CF8)の投影図(正面図,下面図,右側面図)を
生成して、元の2次元CAD図面(図13)との異,同
をチェックすることができる。異っている部分がある
と、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体創成
開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
【0076】C.図16に示す3面図に基づいた立体の
生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図16に
示す3面図(平面図,下面図&右側面図)をディスプレ
ー13に表示する。この例では、下面図に現われた点線
L9とL11は非平行であり、これらに対応して右側面
図に現われた曲線L10とL12も非平行である。
生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図16に
示す3面図(平面図,下面図&右側面図)をディスプレ
ー13に表示する。この例では、下面図に現われた点線
L9とL11は非平行であり、これらに対応して右側面
図に現われた曲線L10とL12も非平行である。
【0077】次にオペレ−タがシステムメニュー一覧の
中の「図面入力指示」を入力する。次にオペレータがデ
ィスプレー13に表示している図面の正面図の範囲と立
体の3次元原点(0,0,0)の対応点,下面図の範囲
と原点対応点、および、右側面図の範囲と原点対応点を
入力する(図3のステップ1)。
中の「図面入力指示」を入力する。次にオペレータがデ
ィスプレー13に表示している図面の正面図の範囲と立
体の3次元原点(0,0,0)の対応点,下面図の範囲
と原点対応点、および、右側面図の範囲と原点対応点を
入力する(図3のステップ1)。
【0078】次にオペレ−タは、メニュー一覧の中の
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図(図16)を、表示面の2
次元座標軸X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対
応する角度で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定
される三次元空間上の面図に変換して表示する(2)。
オペレータはダイヤル16を回して表示面上の三次元空
間配置を変更しながら、入力した複数図面が立体生成に
適合するか、各図面が正しいか、また見る角度が適切か
を確認する。図面の入力が間違っていれば図面を再入力
する。正しければオペレータがメニュー一覧の「図面認
識」を入力する。
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図(図16)を、表示面の2
次元座標軸X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対
応する角度で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定
される三次元空間上の面図に変換して表示する(2)。
オペレータはダイヤル16を回して表示面上の三次元空
間配置を変更しながら、入力した複数図面が立体生成に
適合するか、各図面が正しいか、また見る角度が適切か
を確認する。図面の入力が間違っていれば図面を再入力
する。正しければオペレータがメニュー一覧の「図面認
識」を入力する。
【0079】「図面認識」が入力されると、コンピュー
タ10はまず、上述のように入力した図面(図16の正
面図,下面図&右側面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループと最小閉ループを摘出する。この例
では、最外周ル−プL1〜L4,L21〜L24,L3
1〜L34および最小閉ル−プL5〜L8を摘出する
(3,4)。次に最小閉ループL5〜L8に対応する線
を検索する(5)。図16に示す図面の例では、点線L
9とL11とが非平行であるので、最小閉ループL5〜
L8の対応線L9,L11(下面図)およびL10,L
12(曲線,右側面図)が検出される。次にコンピュー
タ10は、最小閉ループと線の対応関係を表示し(1
3)、オペレータの確認をうながす。対応関係が正しけ
ればオペレ−タは「Yes」を入力する(16)。コン
ピュータ10は「対応関係確認完了」を表示する。
タ10はまず、上述のように入力した図面(図16の正
面図,下面図&右側面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループと最小閉ループを摘出する。この例
では、最外周ル−プL1〜L4,L21〜L24,L3
1〜L34および最小閉ル−プL5〜L8を摘出する
(3,4)。次に最小閉ループL5〜L8に対応する線
を検索する(5)。図16に示す図面の例では、点線L
9とL11とが非平行であるので、最小閉ループL5〜
L8の対応線L9,L11(下面図)およびL10,L
12(曲線,右側面図)が検出される。次にコンピュー
タ10は、最小閉ループと線の対応関係を表示し(1
3)、オペレータの確認をうながす。対応関係が正しけ
ればオペレ−タは「Yes」を入力する(16)。コン
ピュータ10は「対応関係確認完了」を表示する。
【0080】「対応関係確認完了」をコンピュ−タ10
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図16に示す
例では、図17の(a)に示すように、まず正面図上の
検出した最大閉ル−プ(最外郭)L1〜L4のz方向掃
引体SFm4,下面図上の検出した最大閉ル−プL21
〜L24のy方向掃引体SFm5および右側面図上の検
出した最大閉ル−プL31〜L34のx方向掃引体SF
m6の3者の集合演算積により、最外郭立体CF6(図
17の(b))を生成し、これを第1部品としてメモリ
にセーブする(図4の18,19)。
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図16に示す
例では、図17の(a)に示すように、まず正面図上の
検出した最大閉ル−プ(最外郭)L1〜L4のz方向掃
引体SFm4,下面図上の検出した最大閉ル−プL21
〜L24のy方向掃引体SFm5および右側面図上の検
出した最大閉ル−プL31〜L34のx方向掃引体SF
m6の3者の集合演算積により、最外郭立体CF6(図
17の(b))を生成し、これを第1部品としてメモリ
にセーブする(図4の18,19)。
【0081】次にコンピュ−タ10は、前述の確認した
対応関係、最小閉ル−プL5〜L8/線L9,L10/
L11,L12、に対して、最小閉ループL5〜L8を
z方向に掃引し平行掃引体SFm7(図18)を生成す
る(図4の20)。そして対応線L10,L12を、対
応線L9とL11(案内線)が延びる方向に掃引してS
Fr4(曲面)を生成する(21)。SFr4面でSF
7を切断して(22)、立体CF7を得てこれをメモリ
にセ−ブする。この立体部品CF7を第2部品という。
対応関係、最小閉ル−プL5〜L8/線L9,L10/
L11,L12、に対して、最小閉ループL5〜L8を
z方向に掃引し平行掃引体SFm7(図18)を生成す
る(図4の20)。そして対応線L10,L12を、対
応線L9とL11(案内線)が延びる方向に掃引してS
Fr4(曲面)を生成する(21)。SFr4面でSF
7を切断して(22)、立体CF7を得てこれをメモリ
にセ−ブする。この立体部品CF7を第2部品という。
【0082】次にコンピュ−タ10は、第1部品CF6
と第2部品CF7の集合演算差を行い立体CF8(図1
9)を生成する(23)。この立体部品(ソリッドモデ
ル)をメモリにセーブする。これを第3部品という。
と第2部品CF7の集合演算差を行い立体CF8(図1
9)を生成する(23)。この立体部品(ソリッドモデ
ル)をメモリにセーブする。これを第3部品という。
【0083】以上により、ディスプレー13には、図1
6に示す3面図によって規定される立体(ソリッドモデ
ル)CF8が表示されていることになる。立体CF8の
表示例を図19に示す。オペレータは、ダイヤル16を
回して、生成した立体CF8の形状の確認ができる。ま
た、メニュー一覧の「投影図表示」を入力して、製品形
状(CF8)の投影図(正面図,下面図,右側面図)を
生成して、元の2次元CAD図面(図16)との異,同
をチェックすることができる。異っている部分がある
と、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体創成
開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
6に示す3面図によって規定される立体(ソリッドモデ
ル)CF8が表示されていることになる。立体CF8の
表示例を図19に示す。オペレータは、ダイヤル16を
回して、生成した立体CF8の形状の確認ができる。ま
た、メニュー一覧の「投影図表示」を入力して、製品形
状(CF8)の投影図(正面図,下面図,右側面図)を
生成して、元の2次元CAD図面(図16)との異,同
をチェックすることができる。異っている部分がある
と、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体創成
開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
【0084】D.図21に示す平面図&断面図に基づい
た立体(回転体)の生成 ここでまず回転体のソリッドモデルデ−タを説明する。
例えば図20の(a)に示す縦断面図と図20の(b)
に示す下面図で表わされる立体(円柱)は、図20の
(c)に示すように、構成面の集合で定義され、構成面
は面の方程式と面の境界線で定義され、図20の
(a),(b)で表わされる立体Aのソリッドモデルデ
−タは、図20の(d)上の最右欄に示すデ−タの集合
となる。ちなみに円錐体の面方程式は、x2/a2+y2
/b2+z2/c2=0である。
た立体(回転体)の生成 ここでまず回転体のソリッドモデルデ−タを説明する。
例えば図20の(a)に示す縦断面図と図20の(b)
に示す下面図で表わされる立体(円柱)は、図20の
(c)に示すように、構成面の集合で定義され、構成面
は面の方程式と面の境界線で定義され、図20の
(a),(b)で表わされる立体Aのソリッドモデルデ
−タは、図20の(d)上の最右欄に示すデ−タの集合
となる。ちなみに円錐体の面方程式は、x2/a2+y2
/b2+z2/c2=0である。
【0085】オペレ−タは、上記A.の場合と同様にし
て、図21に示す2面図(平面図&A−A断面図)をデ
ィスプレー13に表示する。次にオペレ−タは、システ
ムメニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力し、そし
て、ディスプレー13に表示している図面の平面図の範
囲と立体の3次元原点(0,0,0)の対応点、断面図
の範囲と矢視方向と位置(断面図とする切断位置)と原
点対応点を入力する(図3の1)。
て、図21に示す2面図(平面図&A−A断面図)をデ
ィスプレー13に表示する。次にオペレ−タは、システ
ムメニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力し、そし
て、ディスプレー13に表示している図面の平面図の範
囲と立体の3次元原点(0,0,0)の対応点、断面図
の範囲と矢視方向と位置(断面図とする切断位置)と原
点対応点を入力する(図3の1)。
【0086】次にオペレ−タは、メニュー一覧の中の
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図を、表示面の2次元座標軸
X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対応する角度
で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定される三次
元空間上の面図に変換して表示する(図3の2)。表示
例を図23に示す。オペレータはダイヤル16を回して
表示面上の三次元空間配置を変更しながら、入力した複
数図面が立体生成に適合するか、各図面が正しいか、ま
た見る角度が適切かを確認する。図面の入力が間違って
いれば図面を再入力する。正しければオペレータがメニ
ュー一覧の「図面認識」を入力する。
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図を、表示面の2次元座標軸
X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対応する角度
で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定される三次
元空間上の面図に変換して表示する(図3の2)。表示
例を図23に示す。オペレータはダイヤル16を回して
表示面上の三次元空間配置を変更しながら、入力した複
数図面が立体生成に適合するか、各図面が正しいか、ま
た見る角度が適切かを確認する。図面の入力が間違って
いれば図面を再入力する。正しければオペレータがメニ
ュー一覧の「図面認識」を入力する。
【0087】「図面認識」が入力されると、コンピュー
タ10はまず、上述のように入力した図面(図21の平
面図&断面図)のそれぞれの、実線で描かれている最外
周ループL1,L2〜L4と最小閉ループL5を摘出す
る(3,4)。次に最小閉ループL5に対応する線L7
を検出する(5)。次にコンピュータ10は、最小閉ル
ープL5と線L7の対応関係を表示し(13)、オペレ
ータの確認をうながす。対応関係が正しければオペレ−
タは「Yes」を入力する(16)。コンピュータ10
は「対応関係確認完了」を表示する。
タ10はまず、上述のように入力した図面(図21の平
面図&断面図)のそれぞれの、実線で描かれている最外
周ループL1,L2〜L4と最小閉ループL5を摘出す
る(3,4)。次に最小閉ループL5に対応する線L7
を検出する(5)。次にコンピュータ10は、最小閉ル
ープL5と線L7の対応関係を表示し(13)、オペレ
ータの確認をうながす。対応関係が正しければオペレ−
タは「Yes」を入力する(16)。コンピュータ10
は「対応関係確認完了」を表示する。
【0088】「対応関係確認完了」をコンピュ−タ10
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図21に示す
例では、図22に示すように、まず平面図上の検出した
最大閉ル−プ(最外郭)L1のz方向掃引体SFm8お
よび断面図上の検出した最大閉ル−プL2〜L4の、z
軸に平行な中心線を中心に回転した回転体SFk1を生
成し、両者の集合演算積により、最外郭立体CF9(図
23)を生成し、これを第1部品としてメモリにセーブ
する(図4の18,19)。
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図21に示す
例では、図22に示すように、まず平面図上の検出した
最大閉ル−プ(最外郭)L1のz方向掃引体SFm8お
よび断面図上の検出した最大閉ル−プL2〜L4の、z
軸に平行な中心線を中心に回転した回転体SFk1を生
成し、両者の集合演算積により、最外郭立体CF9(図
23)を生成し、これを第1部品としてメモリにセーブ
する(図4の18,19)。
【0089】次にコンピュ−タ10は、前述の確認した
対応関係、最小閉ル−プL5/線L7(図24)、に対
して、最小閉ループL5をz方向に掃引し平行掃引体S
Fm9(図25)を生成する(図4の21)。そして対
応線L7をz軸に平行な中心線を中心に回転して回転掃
引面SFr5(図25)を生成する(21)。最小閉ル
−プL5/線L7の対応関係と、それらによって生成さ
れた平行掃引体SFm9および回転掃引面SFr5のみ
を、図25から抽出して図26に示す。次にコンピュ−
タ10は、平行掃引体SFm9を回転掃引面SFr5で
切断して(22)、立体CF10(図27)を得てこれ
をメモリにセ−ブする。この立体部品CF10を第2部
品という。
対応関係、最小閉ル−プL5/線L7(図24)、に対
して、最小閉ループL5をz方向に掃引し平行掃引体S
Fm9(図25)を生成する(図4の21)。そして対
応線L7をz軸に平行な中心線を中心に回転して回転掃
引面SFr5(図25)を生成する(21)。最小閉ル
−プL5/線L7の対応関係と、それらによって生成さ
れた平行掃引体SFm9および回転掃引面SFr5のみ
を、図25から抽出して図26に示す。次にコンピュ−
タ10は、平行掃引体SFm9を回転掃引面SFr5で
切断して(22)、立体CF10(図27)を得てこれ
をメモリにセ−ブする。この立体部品CF10を第2部
品という。
【0090】次にコンピュ−タ10は、第1部品CF9
(図23)と第2部品CF10(図27)の集合演算差
を行い(図28)、立体CF11(図29)を生成し
て、その外形(図30)を表示する(23)。この立体
部品(ソリッドモデル)をメモリにセーブする。これを
第3部品という。
(図23)と第2部品CF10(図27)の集合演算差
を行い(図28)、立体CF11(図29)を生成し
て、その外形(図30)を表示する(23)。この立体
部品(ソリッドモデル)をメモリにセーブする。これを
第3部品という。
【0091】以上により、ディスプレー13には、図2
1に示す平面図&断面図によって規定される立体(ソリ
ッドモデル)CF11が表示されていることになる。立
体CF11の表示例を図30に示す。オペレータは、ダ
イヤル16を回して、生成した立体CF11の形状の確
認ができる。また、メニュー一覧の「投影図表示」を入
力して、製品形状(CF11)の投影図(正面図,下面
図,右側面図)を生成して、元の2次元CAD図面(図
21)との異,同をチェックすることができる。異って
いる部分があると、「対応関係再確認」を行って、もう
一度「立体創成開始」を指示して製品形状の再生成がで
きる。
1に示す平面図&断面図によって規定される立体(ソリ
ッドモデル)CF11が表示されていることになる。立
体CF11の表示例を図30に示す。オペレータは、ダ
イヤル16を回して、生成した立体CF11の形状の確
認ができる。また、メニュー一覧の「投影図表示」を入
力して、製品形状(CF11)の投影図(正面図,下面
図,右側面図)を生成して、元の2次元CAD図面(図
21)との異,同をチェックすることができる。異って
いる部分があると、「対応関係再確認」を行って、もう
一度「立体創成開始」を指示して製品形状の再生成がで
きる。
【0092】E.図31に示す平面図&断面図に基づい
た立体(回転体)の生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図31の
(a)に示す2面図(平面図&A−A断面図)をディス
プレー13に表示する。次にオペレ−タは、システムメ
ニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力し、そして、
ディスプレー13に表示している図面の平面図の範囲と
立体の3次元原点(0,0,0)の対応点、ならびに、
断面図の範囲と矢視方向と位置(断面図とする切断位
置)と原点対応点を入力する(図3の1)。
た立体(回転体)の生成 オペレ−タは、上記A.の場合と同様にして、図31の
(a)に示す2面図(平面図&A−A断面図)をディス
プレー13に表示する。次にオペレ−タは、システムメ
ニュー一覧の中の「図面入力指示」を入力し、そして、
ディスプレー13に表示している図面の平面図の範囲と
立体の3次元原点(0,0,0)の対応点、ならびに、
断面図の範囲と矢視方向と位置(断面図とする切断位
置)と原点対応点を入力する(図3の1)。
【0093】次にオペレ−タは、メニュー一覧の中の
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図を、表示面の2次元座標軸
X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対応する角度
で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定される三次
元空間上の面図に変換して表示する(図3の2)。オペ
レータはダイヤル16を回して表示面上の三次元空間配
置を変更しながら、入力した複数図面が立体生成に適合
するか、各図面が正しいか、また見る角度が適切かを確
認する。図面の入力が間違っていれば図面を再入力す
る。正しければオペレータがメニュー一覧の「図面認
識」を入力する。
「3次元配置」を入力する。これによりコンピュ−タ1
0が、入力され表示中の面図を、表示面の2次元座標軸
X,Yに対して、ダイヤル16の設定値に対応する角度
で表示面上に設定されたx,y,z軸で規定される三次
元空間上の面図に変換して表示する(図3の2)。オペ
レータはダイヤル16を回して表示面上の三次元空間配
置を変更しながら、入力した複数図面が立体生成に適合
するか、各図面が正しいか、また見る角度が適切かを確
認する。図面の入力が間違っていれば図面を再入力す
る。正しければオペレータがメニュー一覧の「図面認
識」を入力する。
【0094】「図面認識」が入力されると、コンピュー
タ10はまず、上述のように入力した図面(図31の
(a)の平面図&断面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループL21,L22〜24と最小閉ルー
プを摘出する(3,4)。最小閉ループに対応する線の
検出(5)を実行し、そして、最小閉ループと線の対応
関係を表示して(13)、オペレータの確認をうながす
が、この例では最小閉ル−プおよび対応線は存在しない
ので、表示は対応欄が空白のものとなる。オペレ−タは
「Yes」を入力する(16)。コンピュータ10は
「対応関係確認完了」を表示する。
タ10はまず、上述のように入力した図面(図31の
(a)の平面図&断面図)のそれぞれの、実線で描かれ
ている最外周ループL21,L22〜24と最小閉ルー
プを摘出する(3,4)。最小閉ループに対応する線の
検出(5)を実行し、そして、最小閉ループと線の対応
関係を表示して(13)、オペレータの確認をうながす
が、この例では最小閉ル−プおよび対応線は存在しない
ので、表示は対応欄が空白のものとなる。オペレ−タは
「Yes」を入力する(16)。コンピュータ10は
「対応関係確認完了」を表示する。
【0095】「対応関係確認完了」をコンピュ−タ10
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図31の
(a)に示す例では、まず平面図上の検出した最大閉ル
−プ(最外郭)L21のz方向掃引体SFm10および
断面図上の検出した最大閉ル−プL22〜L24の、z
軸に平行な中心線を中心として回転した回転体SFk2
を生成し、両者の集合演算積により、最外郭立体CF1
2(図31の(b))を生成し、これを第1部品として
メモリにセーブする(図4の18,19)。
が表示した後、オペレータはメニュー一覧の「立体創成
開始」を入力する。コンピュ−タ10は、図31の
(a)に示す例では、まず平面図上の検出した最大閉ル
−プ(最外郭)L21のz方向掃引体SFm10および
断面図上の検出した最大閉ル−プL22〜L24の、z
軸に平行な中心線を中心として回転した回転体SFk2
を生成し、両者の集合演算積により、最外郭立体CF1
2(図31の(b))を生成し、これを第1部品として
メモリにセーブする(図4の18,19)。
【0096】次にコンピュ−タ10は、最小閉ル−プL
5/対応線の関係が実在しないので、図4のステップ2
5に進む。
5/対応線の関係が実在しないので、図4のステップ2
5に進む。
【0097】以上により、ディスプレー13には、図3
1の(a)に示す平面図&断面図によって規定される立
体(ソリッドモデル)CF12が表示されていることに
なる。立体CF12の表示例を図31の(b)に示す。
オペレータは、ダイヤル16を回して、生成した立体C
F13の形状の確認ができる。また、メニュー一覧の
「投影図表示」を入力して、製品形状(CF11)の投
影図(正面図,下面図,右側面図)を生成して(2
5)、元の2次元CAD図面(図31の(a))との
異,同をチェックすることができる。異っている部分が
あると、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体
創成開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
1の(a)に示す平面図&断面図によって規定される立
体(ソリッドモデル)CF12が表示されていることに
なる。立体CF12の表示例を図31の(b)に示す。
オペレータは、ダイヤル16を回して、生成した立体C
F13の形状の確認ができる。また、メニュー一覧の
「投影図表示」を入力して、製品形状(CF11)の投
影図(正面図,下面図,右側面図)を生成して(2
5)、元の2次元CAD図面(図31の(a))との
異,同をチェックすることができる。異っている部分が
あると、「対応関係再確認」を行って、もう一度「立体
創成開始」を指示して製品形状の再生成ができる。
【図1】 本発明を実施するCAD装置の外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】 図1に示すコンピュ−タ10に格納されてい
るCADプログラムのモジュ−ル構成を示すブロック図
である。
るCADプログラムのモジュ−ル構成を示すブロック図
である。
【図3】 図1に示すコンピュ−タ10の、CADプロ
グラムに従った「2Dto 3D System 」の処理概要
の一部を示すフロ−チャ−トである。
グラムに従った「2Dto 3D System 」の処理概要
の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図1に示すコンピュ−タ10の、CADプロ
グラムに従った「2Dto 3D System 」の処理概要
の残部を示すフロ−チャ−トである。
グラムに従った「2Dto 3D System 」の処理概要
の残部を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図1に示すコンピュ−タ10を使用して作成
された、2次元CAD図面である6面図,矢視図および
断面図の各例を、図面種別で示す平面図である。
された、2次元CAD図面である6面図,矢視図および
断面図の各例を、図面種別で示す平面図である。
【図6】 (a)は、図1に示すコンピュ−タ10を使
用して作成された2次元図面の一例を示す平面図、
(b)は2次元図面(2次元CAD図面)として描いた
斜視図の一例を示す平面図、(c)はソリッドモデルの
一例を示す斜視図であり、(d)は(c)に示すソリッ
ドモデルを定義する3次元デ−タの構成を示す図表であ
る。
用して作成された2次元図面の一例を示す平面図、
(b)は2次元図面(2次元CAD図面)として描いた
斜視図の一例を示す平面図、(c)はソリッドモデルの
一例を示す斜視図であり、(d)は(c)に示すソリッ
ドモデルを定義する3次元デ−タの構成を示す図表であ
る。
【図7】 (a)は、図12の(c)に示すソリッドモ
デルCF5を生成するために、図5に示す各種図面から
摘出した図面を示す平面図である。(b)は、図3のス
テップ3および4の閉ル−プ検出の、対象領域の一例を
示す平面図、(c)は、最大閉ル−プ検出において
(b)に示す対象領域の線aからル−プ検出を開始する
ときのル−プ経路探索方向を示す説明図である。
デルCF5を生成するために、図5に示す各種図面から
摘出した図面を示す平面図である。(b)は、図3のス
テップ3および4の閉ル−プ検出の、対象領域の一例を
示す平面図、(c)は、最大閉ル−プ検出において
(b)に示す対象領域の線aからル−プ検出を開始する
ときのル−プ経路探索方向を示す説明図である。
【図8】 (a)は、図7の(a)に示す最大閉ル−プ
L1〜L5からコンピュ−タ10が生成する掃引体SF
m1および最大閉ル−プL11〜L14から生成する掃
引体SFr1を示す斜視図であり、(b)は掃引体SF
m1と掃引体SFr1の集合演算積処理によりコンピュ
−タ10が生成するソリッドモデルCF1を示す斜視図
である。
L1〜L5からコンピュ−タ10が生成する掃引体SF
m1および最大閉ル−プL11〜L14から生成する掃
引体SFr1を示す斜視図であり、(b)は掃引体SF
m1と掃引体SFr1の集合演算積処理によりコンピュ
−タ10が生成するソリッドモデルCF1を示す斜視図
である。
【図9】 (a)はソリッドモデルである立体Aと立体
Bを示す斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、
(d)は、コンピュ−タ10が生成する両立体A,B間
の相貫線L1〜L4を示す斜視図、(e)は立体Aの上
面F32の、コンピュ−タ10による面分割F31,F
32を示す斜視図、(f)は相貫線L1〜L4の位置で
の立体Bのコンピュ−タによる面分割を示す斜視図であ
る。
Bを示す斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、
(d)は、コンピュ−タ10が生成する両立体A,B間
の相貫線L1〜L4を示す斜視図、(e)は立体Aの上
面F32の、コンピュ−タ10による面分割F31,F
32を示す斜視図、(f)は相貫線L1〜L4の位置で
の立体Bのコンピュ−タによる面分割を示す斜視図であ
る。
【図10】 (a)は、図7の(a)上の正面図の中の
最小閉ループL6〜L9が表す立体の生成過程での、最
小閉ループL6〜L9の掃引体SF2と対応線L15の
掃引面SFr2を示す斜視図、(b)は、掃引体SF2
と掃引面SFr2との集合演算積で得られるソリッドモ
デルCF2を示す斜視図、(c)は、このソリッドモデ
ルCF2を図8の(c)のソリッドモデルCF1に対し
て集合演算差処理して得られるソリッドモデルCF3を
示す斜視図である。
最小閉ループL6〜L9が表す立体の生成過程での、最
小閉ループL6〜L9の掃引体SF2と対応線L15の
掃引面SFr2を示す斜視図、(b)は、掃引体SF2
と掃引面SFr2との集合演算積で得られるソリッドモ
デルCF2を示す斜視図、(c)は、このソリッドモデ
ルCF2を図8の(c)のソリッドモデルCF1に対し
て集合演算差処理して得られるソリッドモデルCF3を
示す斜視図である。
【図11】 コンピュ−タ10の、面によるソリッドモ
デルの切断を説明するための斜視図であり、(a)は立
体Aと切断面F1および切断線L1を示す斜視図、
(b)は立体Aの切断線L1による面分割を示す斜視
図、(c)は面F1の、切断線L1による面分割を示す
斜視図、(d)は切断され摘出されたソリッドモデルの
斜視図である。
デルの切断を説明するための斜視図であり、(a)は立
体Aと切断面F1および切断線L1を示す斜視図、
(b)は立体Aの切断線L1による面分割を示す斜視
図、(c)は面F1の、切断線L1による面分割を示す
斜視図、(d)は切断され摘出されたソリッドモデルの
斜視図である。
【図12】 図7の(a)に示す最小ル−プL20およ
び対応線L10で規定されるソリッドモデルのコンピュ
−タ10による生成過程を示す図面であり、(a)は最
小ル−プL20の掃引体SFm3および対応線L10の
掃引面SFr3を示す斜視図、コンピュ−タ10が掃引
体SFm3を掃引面SFr3で切断して得るソリッドモ
デルCF4の斜視図、(c)は、コンピュ−タ10が、
このソリッドモデルCF4を図10の(c)に示すソリ
ッドモデルCF3に対して集合演算差処理により合成し
たソリッドモデルCF5を示す斜視図である。
び対応線L10で規定されるソリッドモデルのコンピュ
−タ10による生成過程を示す図面であり、(a)は最
小ル−プL20の掃引体SFm3および対応線L10の
掃引面SFr3を示す斜視図、コンピュ−タ10が掃引
体SFm3を掃引面SFr3で切断して得るソリッドモ
デルCF4の斜視図、(c)は、コンピュ−タ10が、
このソリッドモデルCF4を図10の(c)に示すソリ
ッドモデルCF3に対して集合演算差処理により合成し
たソリッドモデルCF5を示す斜視図である。
【図13】 ソリッドモデルを生成するために、コンピ
ュ−タ10に入力された3面図を示す平面図である。
ュ−タ10に入力された3面図を示す平面図である。
【図14】 図13に示す最小ループL5〜L8および
その対応線L9〜L11に基づいてコンピュータ10が
生成する掃引体SFm7およびソリッドモデルCF7を
示す斜視図である。
その対応線L9〜L11に基づいてコンピュータ10が
生成する掃引体SFm7およびソリッドモデルCF7を
示す斜視図である。
【図15】 図13に示す3面図に基づいてコンピュ−
タ10が生成したソリッドモデルCF6を示す斜視図で
ある。
タ10が生成したソリッドモデルCF6を示す斜視図で
ある。
【図16】 ソリッドモデルを生成するために、コンピ
ュ−タ10に入力された3面図を示す平面図である。
ュ−タ10に入力された3面図を示す平面図である。
【図17】 (a)は、図16に示す最大閉ル−プL1
〜L4,L21〜L24およびL31〜L34からコン
ピュ−タ10が生成する掃引体SFm4,SFm5およ
びSFm6を示す斜視図であり、(b)は掃引体SFm
4,SFm5およびSFm6の集合演算積処理によりコ
ンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF6を示す
斜視図である。
〜L4,L21〜L24およびL31〜L34からコン
ピュ−タ10が生成する掃引体SFm4,SFm5およ
びSFm6を示す斜視図であり、(b)は掃引体SFm
4,SFm5およびSFm6の集合演算積処理によりコ
ンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF6を示す
斜視図である。
【図18】 図16に示す最小ル−プL5〜L8および
その対応線L9〜L12に基づいてコンピュ−タ10が
生成する掃引体SFm7およびソリッドモデルCF7を
示す斜視図である。
その対応線L9〜L12に基づいてコンピュ−タ10が
生成する掃引体SFm7およびソリッドモデルCF7を
示す斜視図である。
【図19】 図17に示すソリッドモデルCF6に対す
る図18に示すソリッドモデルCF7の集合演算差処理
によりコンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF
8を示す斜視図である。
る図18に示すソリッドモデルCF7の集合演算差処理
によりコンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF
8を示す斜視図である。
【図20】 回転体ソリッドモデルを規定する3次元デ
−タを示す図面であり、(a)は回転体の縦断面図、
(b)は下面図、(c)は斜視図、(d)は3次元デ−
タを示す図表である。
−タを示す図面であり、(a)は回転体の縦断面図、
(b)は下面図、(c)は斜視図、(d)は3次元デ−
タを示す図表である。
【図21】 ソリッドモデルを生成するために、コンピ
ュ−タ10に入力された平面図およびそのA−A線断面
図を示す平面図である。
ュ−タ10に入力された平面図およびそのA−A線断面
図を示す平面図である。
【図22】 図21に示す最大閉ル−プL1の掃引体S
Fm8および最大閉ル−プL2〜L4の回転体SFk1
を示す斜視図である。
Fm8および最大閉ル−プL2〜L4の回転体SFk1
を示す斜視図である。
【図23】 図22に示す掃引体SFm8と回転体SF
k1との集合演算積によりコンピュ−タ10が生成する
ソリッドモデルCF9を示す斜視図である。
k1との集合演算積によりコンピュ−タ10が生成する
ソリッドモデルCF9を示す斜視図である。
【図24】 図21に示す最小閉ル−プL5と対応線L
7により規定されるソリッドモデルを生成するときの、
最小閉ル−プL5と対応線L7の3次元配置を示す平面
図である。
7により規定されるソリッドモデルを生成するときの、
最小閉ル−プL5と対応線L7の3次元配置を示す平面
図である。
【図25】 コンピュ−タ10が、最小閉ル−プL5の
掃引体SFm9と対応線L7の回転面SFr5を生成す
る過程を示す斜視図である。
掃引体SFm9と対応線L7の回転面SFr5を生成す
る過程を示す斜視図である。
【図26】 コンピュ−タ10が生成した、最小閉ル−
プL5の掃引体SFm9と対応線L7の回転面SFr5
を示す斜視図である。
プL5の掃引体SFm9と対応線L7の回転面SFr5
を示す斜視図である。
【図27】 図26に示す掃引体SFm9を回転面SF
r5で切断してコンピュ−タ10が生成するソリッドモ
デルCF10を示す斜視図である。
r5で切断してコンピュ−タ10が生成するソリッドモ
デルCF10を示す斜視図である。
【図28】 集合演算差処理のために、図23に示すソ
リッドモデルCF9に対して図27に示すソリッドモデ
ルCF10を結合した状態を示す斜視図である。
リッドモデルCF9に対して図27に示すソリッドモデ
ルCF10を結合した状態を示す斜視図である。
【図29】 図23に示すソリッドモデルCF9に対す
る図27に示すソリッドモデルCF10の集合演算差に
よりコンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF1
1の形状線を示す斜視図である。
る図27に示すソリッドモデルCF10の集合演算差に
よりコンピュ−タ10が生成するソリッドモデルCF1
1の形状線を示す斜視図である。
【図30】 図29に示すソリッドモデルCF11の外
形を示す斜視図である。
形を示す斜視図である。
【図31】 (a)は、ソリッドモデルを生成するため
に、コンピュ−タ10に入力された平面図およびそのA
−A線断面図を示す平面図である。(b)は、(a)に
示す図面に基づいてコンピュ−タ10が生成するソリッ
ドモデルCF12の外形を示す斜視図である。
に、コンピュ−タ10に入力された平面図およびそのA
−A線断面図を示す平面図である。(b)は、(a)に
示す図面に基づいてコンピュ−タ10が生成するソリッ
ドモデルCF12の外形を示す斜視図である。
【図32】 ある立体と、その外形を表現する図形要素
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図33】 基本立体(プリミティブ)の数例を示す斜
視図である。
視図である。
【図34】 (a)は立体図形上に表われる1つのル−
プと、その掃引方向を矢印で示す斜視図であり、(b)
は、(a)に示す矢印が示す方向にル−プを掃引したと
きのル−プの移動軌跡によって表現しうる立体(掃引
体)の外観を示す斜視図である。
プと、その掃引方向を矢印で示す斜視図であり、(b)
は、(a)に示す矢印が示す方向にル−プを掃引したと
きのル−プの移動軌跡によって表現しうる立体(掃引
体)の外観を示す斜視図である。
【図35】 (a)は断面図上に現われる線と、その回
転方向および回転中心を示すものであり、(b)は、
(a)に示す矢印が示す方向に線を回転したときの線の
移動軌跡によって表現しうる立体(回転体)の外観を示
す斜視図である。
転方向および回転中心を示すものであり、(b)は、
(a)に示す矢印が示す方向に線を回転したときの線の
移動軌跡によって表現しうる立体(回転体)の外観を示
す斜視図である。
【図36】 (a)は、それぞれが1つの立体を表わす
2つの図形を、合成処理なしに重ね合せて示す斜視図で
ある。(b)は、(a)に示される2つの立体を「集合
演算和」により合成して現われる合成立体形状を示す斜
視図、(c)は、(a)に示される2つの立体を「集合
演算差」により合成して現われる合成立体形状を示す斜
視図、(d)は(a)に示される2つの立体を「集合演
算積」により合成して現われる合成立体形状を示す斜視
図である。
2つの図形を、合成処理なしに重ね合せて示す斜視図で
ある。(b)は、(a)に示される2つの立体を「集合
演算和」により合成して現われる合成立体形状を示す斜
視図、(c)は、(a)に示される2つの立体を「集合
演算差」により合成して現われる合成立体形状を示す斜
視図、(d)は(a)に示される2つの立体を「集合演
算積」により合成して現われる合成立体形状を示す斜視
図である。
【図37】 (a)はある物体の正面図であり、(b)
は(a)に示される図形の最大閉ル−プを示す平面図、
(c),(d),(e)は最大閉ル−プの中の最小閉ル
−プを示す平面図である。
は(a)に示される図形の最大閉ル−プを示す平面図、
(c),(d),(e)は最大閉ル−プの中の最小閉ル
−プを示す平面図である。
【符号の説明】 10:コンピュ−タ 11:キ−ボ−ド 12:マウス 13:CRTカラ
−ディスプレー 14:プリンタ 15:通信ライン 16:ダイヤル 17:磁気テープ 18:磁気テ−プ装置
−ディスプレー 14:プリンタ 15:通信ライン 16:ダイヤル 17:磁気テープ 18:磁気テ−プ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今 井 道 義 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 春 田 良 愛知県名古屋市中区栄一丁目3番3号 日 本ユニシス株式会社中部支社内
Claims (6)
- 【請求項1】平面上に図形を表わすCAD作図情報にて
表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座標上の
第1図面ならびに第1図面に対して下面図に相当する第
2図面の作図情報に基づいて、第1図面および第2図面
に表わされる物体の最外郭相当の第1最大閉ル−プおよ
び第2最大閉ル−プを検出するステップ,第1最大閉ル
−プをz方向に掃引し第1掃引体の立体形状情報を生成
し、第2最大閉ル−プをy方向に掃引し第2掃引体の立
体形状情報を生成するステップ、および、 第1掃引体と第2掃引体の集合演算積により、第1掃引
体と第2掃引体に共通の部分である第1の立体の形状を
表わす第1組の立体情報を生成するステップ、を含む、
2次元CAD図面からの立体生成方法。 - 【請求項2】第1図面の第1最大閉ル−プの中の小閉ル
−プおよび該小閉ル−プに対応する第2図面の中の線を
検出するステップ,該小閉ル−プをz方向に掃引して得
るz方向掃引体を、該対応線をy方向に掃引して得るy
方向掃引面で切断して第2の立体の形状を表わす第2組
の立体情報を生成するステップ、および、 第1組および第2組の立体情報が表わす立体の集合演算
差により、第1および第2立体形状を合成した立体を表
わす第3組の立体情報を生成するステップ、を更に含
む、請求項1記載の2次元CAD図面からの立体生成方
法。 - 【請求項3】平面上に図形を表わすCAD作図情報にて
表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座標上の
第1図面,第1図面に対して下面図に相当する第2図面
ならびに第1図面に対して側面図に相当する第3図面の
作図情報に基づいて、第1図面,第2図面および第3図
面に表わされる物体の最外郭相当の第1最大閉ル−プ,
第2最大閉ル−プおよび第3最大閉ル−プの少くとも2
者を検出するステップ,第1最大閉ル−プをz方向に掃
引した第1掃引体,第2最大閉ル−プをy方向に掃引し
た第2掃引体および第3最大閉ル−プをx方向に掃引し
た第3掃引体の少くとも2者の集合演算積により、各掃
引体に共通の部分である第1の立体の形状を表わす第1
組の立体情報を生成するステップ,第1図面の第1最大
閉ル−プの中の小閉ル−プならびに第2図面および第3
図面の該小閉ル−プに対応する各線を検出するステッ
プ,該小閉ル−プをz方向に掃引して得るz方向掃引体
を、第3図面上の対応線を、第2図面上の対応線を案内
線として得る掃引面で切断して、第2の立体の形状を表
わす第2組の立体情報を生成するステップ、および、 第1組および第2組の立体情報が表わす立体の集合演算
差により、第1および第2立体形状を合成した立体を表
わす第3組の立体情報を生成するステップ、を含む2次
元CAD図面からの立体生成方法。 - 【請求項4】平面上に図形を表わすCAD作図情報にて
表現される2次元CAD図面の、x,y2次元座標上の
第1図面ならびに第1図面に対して断面図に相当する第
2図面の作図情報に基づいて、第1図面および第2図面
に表わされる物体の最外郭相当の第1最大閉ル−プおよ
び第2最大閉ル−プを検出するステップ,第1最大閉ル
−プをz方向に掃引し第1掃引体の立体形状情報を生成
し、第2最大閉ル−プをz軸に平行な中心線を中心に回
転した第1回転体の立体形状情報を生成するステップ、
および、 第1掃引体と第1回転体の集合演算積により、両者に共
通の部分である第1の立体の形状を表わす第1組の立体
情報を生成するステップ、を含む、2次元CAD図面か
らの立体生成方法。 - 【請求項5】第1図面の第1最大閉ル−プの中の小閉ル
−プおよび第2図面の該小閉ル−プに対応する線を検出
するステップ,該小閉ル−プをz方向に掃引して得るz
方向掃引体を、該対応線を前記中心線を中心に回転した
回転面で切断した第2の立体の形状を表わす第2組の立
体情報を生成するステップ、および、 第1組および第2組の立体情報が表わす立体の集合演算
差により、第1および第2立体形状を合成した立体を表
わす第3組の立体情報を生成するステップ、を更に含
む、請求項4記載の2次元CAD図面からの立体生成方
法。 - 【請求項6】請求項1,請求項2,請求項3,請求項4
又は請求項5に記載のステップを実行するプログラムを
記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186963A JPH1078979A (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 2次元cad図面からの立体生成方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18329196 | 1996-07-12 | ||
JP8-183291 | 1996-07-12 | ||
JP9186963A JPH1078979A (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 2次元cad図面からの立体生成方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078979A true JPH1078979A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=26501791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186963A Pending JPH1078979A (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 2次元cad図面からの立体生成方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078979A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000353181A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Amada Co Ltd | 3次元cadにおける曲面作成方法及びその装置並びに3次元cadにおける曲面作成方法のプログラムを記憶した記憶媒体 |
KR20020020466A (ko) * | 2000-09-08 | 2002-03-15 | 이희원 | 3차원 절단방법에 의한 조형물의 제조방법 |
JP2008112252A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Yamazaki Mazak Corp | 2次元図面を3次元ソリッドモデルに変換する方法及び属性の変換方法 |
JP2014513362A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-05-29 | 富士通株式会社 | 形状変更方法 |
CN108984859A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-11 | 拓卡奔马机电科技有限公司 | 裁割布料信息自动识别方法及系统、计算机设备及存储介质 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP9186963A patent/JPH1078979A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000353181A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Amada Co Ltd | 3次元cadにおける曲面作成方法及びその装置並びに3次元cadにおける曲面作成方法のプログラムを記憶した記憶媒体 |
JP4618828B2 (ja) * | 1999-06-10 | 2011-01-26 | 株式会社アマダ | 3次元cadにおける曲面作成方法及びその装置並びに3次元cadにおける曲面作成方法のプログラムを記憶した記憶媒体 |
KR20020020466A (ko) * | 2000-09-08 | 2002-03-15 | 이희원 | 3차원 절단방법에 의한 조형물의 제조방법 |
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CN108984859A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-12-11 | 拓卡奔马机电科技有限公司 | 裁割布料信息自动识别方法及系统、计算机设备及存储介质 |
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