JPH1078972A - 画像編集装置 - Google Patents
画像編集装置Info
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- JPH1078972A JPH1078972A JP8255419A JP25541996A JPH1078972A JP H1078972 A JPH1078972 A JP H1078972A JP 8255419 A JP8255419 A JP 8255419A JP 25541996 A JP25541996 A JP 25541996A JP H1078972 A JPH1078972 A JP H1078972A
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- JP
- Japan
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- image
- color
- data
- name
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Or Creating Images (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像を構成する基本色情報を画像の選択要件
の一つとして使用することのできる画像編集装置を提供
する。 【解決する手段】 入力手段から入力された複数のカラ
ー画像データをその画像名データと共に記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像デ
ータの構成色を分析する分析手段と、この分析手段で分
析された比率の高い構成色に基づいて作成される色デー
タに対応して、上記画像名データを上記画像記記憶手段
から読み出して一覧表示する表示手段と、この表示手段
に一覧表示された上記色データに対応する複数のカラー
画像から選択して出力する制御手段と、から構成され
る。
の一つとして使用することのできる画像編集装置を提供
する。 【解決する手段】 入力手段から入力された複数のカラ
ー画像データをその画像名データと共に記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像デ
ータの構成色を分析する分析手段と、この分析手段で分
析された比率の高い構成色に基づいて作成される色デー
タに対応して、上記画像名データを上記画像記記憶手段
から読み出して一覧表示する表示手段と、この表示手段
に一覧表示された上記色データに対応する複数のカラー
画像から選択して出力する制御手段と、から構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
等においてすでに登録されているカラー画像群の中から
任意の画像を選択する場合等に好適な画像編集装置に関
する。
等においてすでに登録されているカラー画像群の中から
任意の画像を選択する場合等に好適な画像編集装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からワードプロセッサの機能として
は、文章の作成、校正、記憶、出力等の機能のみなら
ず、画像の作成、登録、呼び出し、表示、出力等の機能
が知られている。
は、文章の作成、校正、記憶、出力等の機能のみなら
ず、画像の作成、登録、呼び出し、表示、出力等の機能
が知られている。
【0003】この場合の画像には、ワードプロセッサの
内部に予め格納してある画像群(以下デフォルト画像と
呼ぶ)の他、イメージスキャナを用いて取り込んだ外部
画像、及び使用者のキー操作、マウス操作等によって独
自に制作した画像(以下ユーザ画像と呼ぶ)がある。
内部に予め格納してある画像群(以下デフォルト画像と
呼ぶ)の他、イメージスキャナを用いて取り込んだ外部
画像、及び使用者のキー操作、マウス操作等によって独
自に制作した画像(以下ユーザ画像と呼ぶ)がある。
【0004】デフォルト画像は、ワードプロセッサの内
部メモリに格納されており、これを使用する場合、格納
されたデフォルト画像の各々に便宜的に付与された画像
名を一覧表示したり、あるいは画像そのものを縮小し、
これをアイコン表示してユーザに選択を促すようにして
いる。デフォルト画像群の例としては、画像の持つイメ
ージに対応して、例えば季節ごとのイベントや風物に合
わせたものが主流である。
部メモリに格納されており、これを使用する場合、格納
されたデフォルト画像の各々に便宜的に付与された画像
名を一覧表示したり、あるいは画像そのものを縮小し、
これをアイコン表示してユーザに選択を促すようにして
いる。デフォルト画像群の例としては、画像の持つイメ
ージに対応して、例えば季節ごとのイベントや風物に合
わせたものが主流である。
【0005】外部画像はユーザがイメージスキャナを使
用して取り込んだ画像を、ユーザが一旦ワープロ内部の
メモリ、あるいはフロッピーディスク等の外部記憶手段
(以下、総称して記憶手段と言う)に記憶させ、これを
読み出して使用する。外部画像の例としては、ポスター
や雑誌の一部等をスキャナで読み取ったものがあげられ
る。
用して取り込んだ画像を、ユーザが一旦ワープロ内部の
メモリ、あるいはフロッピーディスク等の外部記憶手段
(以下、総称して記憶手段と言う)に記憶させ、これを
読み出して使用する。外部画像の例としては、ポスター
や雑誌の一部等をスキャナで読み取ったものがあげられ
る。
【0006】ユーザ画像はユーザがキー操作、マウス操
作によってワードプロセッサの画面上で作成した画像
を、外部画像の場合と同様にしてメモリ、外部記憶手段
に記憶させ、これを読み出して使用する。ユーザ画像の
例としては、自宅近辺の地図等があげられる。
作によってワードプロセッサの画面上で作成した画像
を、外部画像の場合と同様にしてメモリ、外部記憶手段
に記憶させ、これを読み出して使用する。ユーザ画像の
例としては、自宅近辺の地図等があげられる。
【0007】これらの画像のうち、デフォルト画像につ
いてはワードプロセッサ内における独自の分類がなされ
ることが多く、例えば春という分類がなされている場
合、そのイメージに該当する画像、例えば桜、入学式等
に関する画像が当該分類内の画像として一括表示される
ようになされる。従って、ユーザは必要な画像を選択す
るのにまず分類の一つを選択し、さらにその分類内に集
められた画像群の中から任意の一つを選択することがで
きる。
いてはワードプロセッサ内における独自の分類がなされ
ることが多く、例えば春という分類がなされている場
合、そのイメージに該当する画像、例えば桜、入学式等
に関する画像が当該分類内の画像として一括表示される
ようになされる。従って、ユーザは必要な画像を選択す
るのにまず分類の一つを選択し、さらにその分類内に集
められた画像群の中から任意の一つを選択することがで
きる。
【0008】一方外部画像、ユーザ画像は、ワードプロ
セッサ内部の分類に組み入れることはできず、記憶手段
に記憶させる際にユーザの命名したファイル名を一覧表
示させることで画像の選択を行なうようにしている。
セッサ内部の分類に組み入れることはできず、記憶手段
に記憶させる際にユーザの命名したファイル名を一覧表
示させることで画像の選択を行なうようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の一覧表示方法にあっては、一度記憶手段に記
憶された外部画像、ユーザ画像の選択に際しては、上述
のようにファイル名程度の情報により画像を選択しなけ
ればならないため、ファイル名を忘れた場合、所望の画
像を選択できない。
うな従来の一覧表示方法にあっては、一度記憶手段に記
憶された外部画像、ユーザ画像の選択に際しては、上述
のようにファイル名程度の情報により画像を選択しなけ
ればならないため、ファイル名を忘れた場合、所望の画
像を選択できない。
【0010】また、ファイル名を命名するときに必ずし
も画像のイメージに一致させていないことがある。例え
ば、製作者の名前や、作成した日付に関連するファイル
名等を付与した場合である。このような場合には、選択
しようとする画像のイメージはあるものの、ファイル名
だけから選択することしかできないので、所望の画像フ
ァイルを選択するのに不便であった。
も画像のイメージに一致させていないことがある。例え
ば、製作者の名前や、作成した日付に関連するファイル
名等を付与した場合である。このような場合には、選択
しようとする画像のイメージはあるものの、ファイル名
だけから選択することしかできないので、所望の画像フ
ァイルを選択するのに不便であった。
【0011】なお、デフォルト画像の場合でも、使用者
個人の認識する分類と、ワードプロセッサ内にて定義さ
れた分類とが必ずしも一致せず、例えば「つばめ」とい
う画像がユーザにとっては春を連想させるものだとして
も、ワードプロセッサ内の分類では「夏」に分類されて
いる場合、やはりその画像を選択するのに不便である。
個人の認識する分類と、ワードプロセッサ内にて定義さ
れた分類とが必ずしも一致せず、例えば「つばめ」とい
う画像がユーザにとっては春を連想させるものだとして
も、ワードプロセッサ内の分類では「夏」に分類されて
いる場合、やはりその画像を選択するのに不便である。
【0012】本発明はかかる従来の技術の有する課題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、画像を構成する基本色情報を画像の選択要件の
一つとして使用して画像検索を行うことができるように
した画像編集装置を提供することにある。
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、画像を構成する基本色情報を画像の選択要件の
一つとして使用して画像検索を行うことができるように
した画像編集装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1のクレーム対応図に
示されるように、この出願の請求項1に記載の発明は、
入力手段aから入力された複数のカラー画像データをそ
の画像名データと共に記憶する画像記憶手段bと、この
画像記憶手段bに記憶された複数の画像データの構成色
を分析する分析手段cと、この分析手段cで分析された
比率の高い構成色に基づいて作成される色データに対応
して、上記画像名データを上記画像記記憶手段から読み
出して一覧表示する表示手段dと、この表示手段に一覧
表示された上記色データに対応する複数のカラー画像か
ら選択して出力する制御手段eと、から構成されること
を特徴とする画像編集装置にある。
示されるように、この出願の請求項1に記載の発明は、
入力手段aから入力された複数のカラー画像データをそ
の画像名データと共に記憶する画像記憶手段bと、この
画像記憶手段bに記憶された複数の画像データの構成色
を分析する分析手段cと、この分析手段cで分析された
比率の高い構成色に基づいて作成される色データに対応
して、上記画像名データを上記画像記記憶手段から読み
出して一覧表示する表示手段dと、この表示手段に一覧
表示された上記色データに対応する複数のカラー画像か
ら選択して出力する制御手段eと、から構成されること
を特徴とする画像編集装置にある。
【0014】図2のクレーム対応図に示されるように、
この出願の請求項2に記載の発明は、入力手段aから入
力された複数のカラー画像データをその画像名データと
共に記憶する画像記憶手段bと、この画像記憶手段bに
記憶された複数の画像データの構成色を分析する分析手
段cと、この分析手段cで分析された比率の高い構成色
に基づいて作成された色データ及びこの色データが作成
された画像名データを上記複数のカラー画像データ毎に
記憶するテーブル記憶手段fと、このテーブル記憶手段
fに記憶された上記複数のカラー画像データの色データ
に対応して上記画像名データを一覧表示する表示手段g
と、この表示手段に一覧表示された上記色データの複数
のカラー画像から選択して出力する制御手段hと、から
構成されることを特徴とする画像編集装置にある。
この出願の請求項2に記載の発明は、入力手段aから入
力された複数のカラー画像データをその画像名データと
共に記憶する画像記憶手段bと、この画像記憶手段bに
記憶された複数の画像データの構成色を分析する分析手
段cと、この分析手段cで分析された比率の高い構成色
に基づいて作成された色データ及びこの色データが作成
された画像名データを上記複数のカラー画像データ毎に
記憶するテーブル記憶手段fと、このテーブル記憶手段
fに記憶された上記複数のカラー画像データの色データ
に対応して上記画像名データを一覧表示する表示手段g
と、この表示手段に一覧表示された上記色データの複数
のカラー画像から選択して出力する制御手段hと、から
構成されることを特徴とする画像編集装置にある。
【0015】そして、これらの請求項に記載の発明によ
れば、画像データの検索をその構成色を介在して行うた
め、その画像データの画像名が不明な場合や不正確な場
合であっても、その画像データを的確に選択して読み出
すことが可能となる。
れば、画像データの検索をその構成色を介在して行うた
め、その画像データの画像名が不明な場合や不正確な場
合であっても、その画像データを的確に選択して読み出
すことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図3は本発
明にかかる画像編集装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。同図に示されるように、この画像編集装置
は、中央処理装置100と、表示装置110と、入力手
段としてのキーボード120と、イメージ構成基本色テ
ーブル130と、画像記憶手段としての外部記憶装置1
40とから構成されている。
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図3は本発
明にかかる画像編集装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。同図に示されるように、この画像編集装置
は、中央処理装置100と、表示装置110と、入力手
段としてのキーボード120と、イメージ構成基本色テ
ーブル130と、画像記憶手段としての外部記憶装置1
40とから構成されている。
【0017】中央処理装置100は、キーボード120
から供給されるユーザの入力に従って、必要に応じてイ
メージ構成基本色テーブル130及び外部記憶装置14
0の検索を行う。
から供給されるユーザの入力に従って、必要に応じてイ
メージ構成基本色テーブル130及び外部記憶装置14
0の検索を行う。
【0018】表示装置110はディスプレイ装置等から
なり、中央処理装置100により表示内容が制御され
る。
なり、中央処理装置100により表示内容が制御され
る。
【0019】キーボード120は、ユーザの指令を中央
処理装置100に伝える。
処理装置100に伝える。
【0020】イメージ構成基本色テーブル130は、イ
メージを表す単語とこれに対応する色とを関連づけて記
憶する。
メージを表す単語とこれに対応する色とを関連づけて記
憶する。
【0021】外部記憶装置140は、外部画像、あるい
はユーザ画像を格納するものであり、フロッピーディス
ク、磁気テープ等からなる。
はユーザ画像を格納するものであり、フロッピーディス
ク、磁気テープ等からなる。
【0022】なお、デフォルト画像に関しては、中央処
理装置100内に図示しない内部メモリを備えても良い
し、あるいは外部記憶装置140と同様に中央処理装置
100にメモリを外付けしてもよい。これらデフォルト
画像を記憶するメモリも画像記憶手段の一部として扱わ
れる。
理装置100内に図示しない内部メモリを備えても良い
し、あるいは外部記憶装置140と同様に中央処理装置
100にメモリを外付けしてもよい。これらデフォルト
画像を記憶するメモリも画像記憶手段の一部として扱わ
れる。
【0023】図4はイメージ構成基本色テーブル130
の内部に格納されるデータの一例を示すものである。こ
こでは例えばイメージを表す単語としてサンタクロー
ス、海、緑、青が見出し語として格納されていることを
示し、さらにこれらの単語から想像される対応色として
サンタクロースに対しては赤及び白が、海に対しては青
及び白が、緑、青に対してはそのままの色が格納されて
いる。
の内部に格納されるデータの一例を示すものである。こ
こでは例えばイメージを表す単語としてサンタクロー
ス、海、緑、青が見出し語として格納されていることを
示し、さらにこれらの単語から想像される対応色として
サンタクロースに対しては赤及び白が、海に対しては青
及び白が、緑、青に対してはそのままの色が格納されて
いる。
【0024】図5は外部記憶装置140の内部に格納さ
れるデータの一例を示すものであり、この例では、夏の
海、クリスマス、桜、松茸の4つの画像ファイルが蓄積
されているものとする。なお、ファイル名は必ずしもこ
れらの画像の実態に対応しているとは限らない。さらに
外部記憶装置140には、格納された画像の構成基本色
のデータが記憶されている。例えば、画像名データであ
る『夏の海』の構成色データとしては『青、白』が、画
像名データである『クリスマス』の構成色データとして
は『赤、白』が、画像名データである『桜』の構成色デ
ータとしては『ピンク、茶、白』が、画像名データであ
る『松茸』の構成色データとしては『茶、黒、白』がそ
れぞれ互いに関連づけてテーブルとして記憶してある。
れるデータの一例を示すものであり、この例では、夏の
海、クリスマス、桜、松茸の4つの画像ファイルが蓄積
されているものとする。なお、ファイル名は必ずしもこ
れらの画像の実態に対応しているとは限らない。さらに
外部記憶装置140には、格納された画像の構成基本色
のデータが記憶されている。例えば、画像名データであ
る『夏の海』の構成色データとしては『青、白』が、画
像名データである『クリスマス』の構成色データとして
は『赤、白』が、画像名データである『桜』の構成色デ
ータとしては『ピンク、茶、白』が、画像名データであ
る『松茸』の構成色データとしては『茶、黒、白』がそ
れぞれ互いに関連づけてテーブルとして記憶してある。
【0025】ここで基本構成色とは、その画像において
使用される色のうち、構成比の高いものを言い、また厳
密には異なるものの、同系色のもの(例えば緑、黄緑、
群青等)は一つの色に代表させて表現される色を示すよ
うにすることが好ましい。
使用される色のうち、構成比の高いものを言い、また厳
密には異なるものの、同系色のもの(例えば緑、黄緑、
群青等)は一つの色に代表させて表現される色を示すよ
うにすることが好ましい。
【0026】さらに、外部記憶装置140には、後述す
る登録画像を格納する領域142及び非登録画像を格納
する領域143がそれぞれ準備されている。登録画像と
は、その画像が持つイメージの単語がすでに登録されて
いる画像を言い、非登録画像とは画像自体は格納されて
いるものの、それに対するイメージを示す単語は未だ登
録されていない画像を言う。
る登録画像を格納する領域142及び非登録画像を格納
する領域143がそれぞれ準備されている。登録画像と
は、その画像が持つイメージの単語がすでに登録されて
いる画像を言い、非登録画像とは画像自体は格納されて
いるものの、それに対するイメージを示す単語は未だ登
録されていない画像を言う。
【0027】次に、中央処理装置100が行なう、画像
名表示処理の一例を図6、図7のフローチャートを参照
して詳細に説明する。
名表示処理の一例を図6、図7のフローチャートを参照
して詳細に説明する。
【0028】図6は中央処理装置100が行なう画像名
表示処理の一例を示すフローチャートである。
表示処理の一例を示すフローチャートである。
【0029】まず、中央処理装置100は、表示装置1
10にイメージ構成基本色テーブル130のイメージを
表す単語の一覧を表示する。本実施例の場合、イメージ
構成基本色テーブル130にはサンタクロース、海、
緑、青の4つが格納されているので、これを一覧表示す
る(ステップ601)。ユーザはキーボード10を用い
て、表示したい画像のイメージにあった単語を選択する
(ステップ602)。
10にイメージ構成基本色テーブル130のイメージを
表す単語の一覧を表示する。本実施例の場合、イメージ
構成基本色テーブル130にはサンタクロース、海、
緑、青の4つが格納されているので、これを一覧表示す
る(ステップ601)。ユーザはキーボード10を用い
て、表示したい画像のイメージにあった単語を選択する
(ステップ602)。
【0030】ユーザによりイメージを表す単語が選択さ
れると、この単語に対応する色情報をイメージ構成基本
色テーブル130から抽出する(ステップ603)。す
なわちユーザがサンタクロースを選択すると、これにに
相当する色は、イメージ構成基本色テーブル130にお
いては赤及び白であるので、この色の組合せを有する画
像を外部記憶装置140から選択し、そのファイル名の
一覧を作成する(ステップ604)。今、外部記憶装置
140において、赤及び白の組合せの基本色を有する画
像としてはクリスマスの画像が対応するので、一覧には
その画像のファイル名が追加される。
れると、この単語に対応する色情報をイメージ構成基本
色テーブル130から抽出する(ステップ603)。す
なわちユーザがサンタクロースを選択すると、これにに
相当する色は、イメージ構成基本色テーブル130にお
いては赤及び白であるので、この色の組合せを有する画
像を外部記憶装置140から選択し、そのファイル名の
一覧を作成する(ステップ604)。今、外部記憶装置
140において、赤及び白の組合せの基本色を有する画
像としてはクリスマスの画像が対応するので、一覧には
その画像のファイル名が追加される。
【0031】このステップ604の処理を図7のフロー
チャートを用いてさらに詳細に説明する。図7は図6に
おけるステップ604をさらに詳細に説明するフローチ
ャートである。まず、外部画像、ユーザ画像を外部記憶
装置140に記憶させた時点では、その時記憶させた画
像は全て非登録画像として処理される。このような状態
で、まず中央処理装置100は登録画像格納領域142
に登録された以外に、外部記憶装置140内に画像情報
が含まれているかどうかを、非登録画像格納領域143
を参照して判断する(ステップ701)。もしも登録画
像格納領域142に登録されている以外の画像情報があ
ると判断された場合には、その画像を構成する色成分を
抽出する(ステップ702)。この色成分の抽出(分
析)は、図示しない色相検出装置等を用いてその画像を
構成する色成分の分布、構成比等を抽出することにより
行われる(分析手段)。
チャートを用いてさらに詳細に説明する。図7は図6に
おけるステップ604をさらに詳細に説明するフローチ
ャートである。まず、外部画像、ユーザ画像を外部記憶
装置140に記憶させた時点では、その時記憶させた画
像は全て非登録画像として処理される。このような状態
で、まず中央処理装置100は登録画像格納領域142
に登録された以外に、外部記憶装置140内に画像情報
が含まれているかどうかを、非登録画像格納領域143
を参照して判断する(ステップ701)。もしも登録画
像格納領域142に登録されている以外の画像情報があ
ると判断された場合には、その画像を構成する色成分を
抽出する(ステップ702)。この色成分の抽出(分
析)は、図示しない色相検出装置等を用いてその画像を
構成する色成分の分布、構成比等を抽出することにより
行われる(分析手段)。
【0032】次に、中央処理装置100は、その画像を
登録画像情報格納領域141に追加登録するとともに、
非登録画像格納領域143から削除する(ステップ70
3)。すなわち、ここまでの処理によって、外部記憶装
置140に格納されている画像情報の基本構成色を示す
情報が格納されることになる。
登録画像情報格納領域141に追加登録するとともに、
非登録画像格納領域143から削除する(ステップ70
3)。すなわち、ここまでの処理によって、外部記憶装
置140に格納されている画像情報の基本構成色を示す
情報が格納されることになる。
【0033】次に、中央処理装置100は外部記憶装置
140に記憶された登録画像情報を読み出す(ステップ
704)。次いで、登録された画像情報のうちの基本構
成色情報と、ユーザにより選択されたイメージに対応す
るイメージ構成基本色テーブル130上の基本構成色情
報とを逐一比較し(ステップ705)、合致すれば、そ
の画像のファイル名を表示されるべきファイル名として
一覧表示に加える(ステップ706)。さらに、次の登
録画像情報があるかどうかを判別し(ステップ70
7)、もしも存在すればステップ704からの処理を繰
り返す。
140に記憶された登録画像情報を読み出す(ステップ
704)。次いで、登録された画像情報のうちの基本構
成色情報と、ユーザにより選択されたイメージに対応す
るイメージ構成基本色テーブル130上の基本構成色情
報とを逐一比較し(ステップ705)、合致すれば、そ
の画像のファイル名を表示されるべきファイル名として
一覧表示に加える(ステップ706)。さらに、次の登
録画像情報があるかどうかを判別し(ステップ70
7)、もしも存在すればステップ704からの処理を繰
り返す。
【0034】再び、図6のフローチャートに戻って、イ
メージを表す単語に対応するイメージ構成基本色テーブ
ル130上の基本色の組合せを有する外部記憶装置14
0の画像ファイル名が全て抽出されたなら、これを表示
装置110に一覧表示する(ステップ605)。以後、
図示しない制御手段では、ユーザからの指令に応答し
て、この表示装置110に一覧表示された上記色データ
に対応する複数のカラー画像から指定された画像を選択
して出力することとなる。
メージを表す単語に対応するイメージ構成基本色テーブ
ル130上の基本色の組合せを有する外部記憶装置14
0の画像ファイル名が全て抽出されたなら、これを表示
装置110に一覧表示する(ステップ605)。以後、
図示しない制御手段では、ユーザからの指令に応答し
て、この表示装置110に一覧表示された上記色データ
に対応する複数のカラー画像から指定された画像を選択
して出力することとなる。
【0035】このようにすると外部記憶装置140に格
納された画像のファイル名が不明であった場合でも、想
像するイメージから検索することが可能になる。
納された画像のファイル名が不明であった場合でも、想
像するイメージから検索することが可能になる。
【0036】なお、図7におけるステップ701乃至ス
テップ703までの工程は、図6におけるステップ60
1を実行する前に行なってもよい。例えば新たな画像を
外部記憶装置140に登録する都度行なうようにしても
良いし、イメージ選択をユーザが希望するコマンドを指
令した時に自動的に行なうようにしても良い。
テップ703までの工程は、図6におけるステップ60
1を実行する前に行なってもよい。例えば新たな画像を
外部記憶装置140に登録する都度行なうようにしても
良いし、イメージ選択をユーザが希望するコマンドを指
令した時に自動的に行なうようにしても良い。
【0037】また、外部記憶装置140からの登録画像
情報からの画像情報の選択のみならず、内部メモリ等に
記憶されたデフォルト画像の検索にあたっても、同様の
処理を行なうようにしてもよい。
情報からの画像情報の選択のみならず、内部メモリ等に
記憶されたデフォルト画像の検索にあたっても、同様の
処理を行なうようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、画像を構成する基本色情報を画像の選択要件
の一つとして使用することができ、この種の画像検索に
おける使い勝手を格段に向上させることができる。
によれば、画像を構成する基本色情報を画像の選択要件
の一つとして使用することができ、この種の画像検索に
おける使い勝手を格段に向上させることができる。
【図1】請求項1に記載の発明を概略的に説明するため
のクレーム対応図である。
のクレーム対応図である。
【図2】請求項2に記載の発明を概略的に説明するため
のクレーム対応図である。
のクレーム対応図である。
【図3】本発明にかかる画像名の一覧表示装置の一実施
形態の構成を示すブロック図である。
形態の構成を示すブロック図である。
【図4】図3におけるイメージ構成基本色テーブル13
0の内部の論理的データ構造の一実施例を示す図であ
る。
0の内部の論理的データ構造の一実施例を示す図であ
る。
【図5】図3における外部記憶装置140の内部の論理
的データ構造の一実施例を示す図である。
的データ構造の一実施例を示す図である。
【図6】図3の中央処理装置100が行なう処理の一実
施例を示すフローチャートである。
施例を示すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートの一部の詳細な処理の一
実施例を示すフローチャートである。
実施例を示すフローチャートである。
100 中央処理装置 110 表示装置 120 キーボード 130 イメージ構成基本色テーブル 140 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/70 310
Claims (2)
- 【請求項1】 入力手段から入力された複数のカラー画
像データをその画像名データと共に記憶する画像記憶手
段と、 この画像記憶手段に記憶された複数の画像データの構成
色を分析する分析手段と、 この分析手段で分析された比率の高い構成色に基づいて
作成される色データに対応して、上記画像名データを上
記画像記記憶手段から読み出して一覧表示する表示手段
と、 この表示手段に一覧表示された上記色データに対応する
複数のカラー画像から選択して出力する制御手段と、 から構成されることを特徴とする画像編集装置。 - 【請求項2】 入力手段から入力された複数のカラー画
像データをその画像名データと共に記憶する画像記憶手
段と、 この画像記憶手段に記憶された複数の画像データの構成
色を分析する分析手段と、 この分析手段で分析された比率の高い構成色に基づいて
作成された色データ及びこの色データが作成された画像
名データを上記複数のカラー画像データ毎に記憶するテ
ーブル記憶手段と、 このテーブル記憶手段に記憶された上記複数のカラー画
像データの色データに対応して上記画像名データを一覧
表示する表示手段と、 この表示手段に一覧表示された上記色データの複数のカ
ラー画像から選択して出力する制御手段と、 から構成されることを特徴とする画像編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255419A JPH1078972A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 画像編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255419A JPH1078972A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 画像編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078972A true JPH1078972A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17278508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8255419A Pending JPH1078972A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 画像編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078972A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11308513A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-05 | Casio Comput Co Ltd | 画像再生装置及び画像再生方法 |
JP2000099538A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Minolta Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体 |
JP2017047539A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
JP2018142111A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 画像検索装置、画像検索方法、およびプログラム |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP8255419A patent/JPH1078972A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11308513A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-05 | Casio Comput Co Ltd | 画像再生装置及び画像再生方法 |
JP2000099538A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Minolta Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体 |
JP2017047539A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
JP2018142111A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 画像検索装置、画像検索方法、およびプログラム |
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