JPH1078731A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH1078731A
JPH1078731A JP23394496A JP23394496A JPH1078731A JP H1078731 A JPH1078731 A JP H1078731A JP 23394496 A JP23394496 A JP 23394496A JP 23394496 A JP23394496 A JP 23394496A JP H1078731 A JPH1078731 A JP H1078731A
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JP
Japan
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developing
cleaning
roller
cleaning blade
image
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JP23394496A
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English (en)
Inventor
Satoshi Saito
敏 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、クリーニングブレードの先端に溜
った現像剤が現像手段に取り込まれることで混色が発生
するという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、ブレード及びローラを像担
持体2に対して接離させる手段と、ローラ及びブレード
の像担持体2に対する当接状態を検知する手段43と、
ブレード及びローラの像担持体2に対する接離回数をカ
ウントする手段と、この手段及び検知手段43からの情
報に基づいて接離手段をブレードの先端に溜った現像剤
がローラ及びブレードの像担持体2に対する離間後の当
接でクリーニングされるように制御する手段30とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像担持体上の静電潜
像を現像手段にて湿式現像剤により現像するカラー複写
機、カラーレーザプリンタ、カラーファクシミリ等の画
像形成装置のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、一般的に、感光体ドラ
ム等の像担持体をモータにより回転させて像担持体上に
潜像形成手段により静電潜像を形成し、この静電潜像を
現像装置にて湿式現像剤(現像液)により現像してトナ
ー像とし、このトナー像を転写紙等の転写材へ転写手段
により転写した後に前記像担持体の表面に残留する現像
剤をクリーニングブレードやクリーニングローラ等を有
するクリーニング装置で除去している。
【0003】このような画像形成装置は、白黒画像を形
成する複写機、プリンタ、ファクシミリなどや、フルカ
ラー画像を形成するフルカラー複写機、フルカラーレー
ザプリンタ、フルカラーファクシミリなどがある。上記
現像装置は、現像タンクから現像液ポンプにより供給さ
れた現像液により現像ローラで像担持体上の静電潜像を
現像し、余った現像液を現像タンクに戻す。
【0004】クリーニング装置は、画像形成時にはクリ
ーニングブレード及びクリーニングローラが像担持体に
当接した状態で像担持体から現像剤を除去する。また、
クリーニングブレード及びクリーニングローラが待機時
に像担持体に接触したままとなる構成とした場合には、
クリーニングブレード及びクリーニングローラの変形が
引き起こされ、クリーニング性能の低下という不具合が
生ずる。したがって、クリーニングブレード及びクリー
ニングローラは、接離手段により画像形成時には像担持
体に当接させて待機時には像担持体から離間させる必要
がある。
【0005】特開平6ー163188号公報には、クリ
ーニング性能の向上と高寿命化という目的で、クリーニ
ングブレード先端の現像剤(トナー)をクリーニングす
る方法が記載されている。また、湿式現像剤を用いる画
像形成装置のうち、転写ベルトを用いてフルカラー画像
を形成する画像形成装置や、この画像形成装置のクリー
ニング装置に関する発明が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置のク
リーニング装置では、クリーニングブレードの先端に溜
った現像剤は、クリーニングブレードを像担持体から離
間させた場合に像担持体上に残ってしまい、これが現像
装置の現像タンクへ取り込まれるという現象がある。こ
の現象は、モノクロ複写機などのように一色のトナーの
みを用いる画像形成装置であれば問題にならないが、フ
ルカラー複写機などのように多色のトナーを用いる画像
形成装置では混色という問題になる。すなわち、クリー
ニングブレードの先端に溜った現像剤は、クリーニング
ブレードを像担持体から離間させた場合に像担持体の回
転により移動して現像装置に取り込まれて現像タンク内
の現像剤へ混入し、現像剤及び画像の混色の原因になる
という不具合が生ずる。
【0007】本発明は、クリーニングブレードの先端に
溜った現像剤による混色を防止することができて良質の
画像を形成することが可能となり、像担持体のクリーニ
ングを良好に行うことができる画像形成装置のクリーニ
ング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体上に静電潜像を形
成して該静電潜像を現像手段にて湿式現像剤により現像
してトナー像とし、このトナー像を転写材に転写した後
に前記像担持体の表面に残留する現像剤を除去する画像
形成装置のクリーニング装置において、前記像担持体上
の現像剤を回収するクリーニングローラと、前記像担持
体上の現像剤を掻き取るクリーニングブレードと、この
クリーニングブレード及び前記クリーニングローラを前
記像担持体に対して接離させる接離手段と、前記クリー
ニングローラ及び前記クリーニングブレードの前記像担
持体に対する当接状態を検知する検知手段と、前記接離
手段により前記クリーニングブレード及び前記クリーニ
ングローラを前記像担持体に対して接離させた回数をカ
ウントするカウント手段と、このカウント手段及び前記
検知手段からの情報に基づいて前記接離手段を前記クリ
ーニングブレードの先端に溜った現像剤が前記クリーニ
ングローラ及び前記クリーニングブレードの前記像担持
体に対する離間後の当接でクリーニングされるように制
御する制御手段とを備えたものであり、クリーニングブ
レードの先端に溜った現像剤が現像手段内に取り込まれ
ることを防止することができ、混色を防止することがで
きて良質の画像を形成することが可能となり、像担持体
のクリーニングを良好に行うことができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置のクリーニング装置において、前記像担持体
上の地肌部に余剰トナーが付着しないように前記現像手
段に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段を具
備し、前記制御手段は前記現像バイアス印加手段を前記
クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記現像
手段を通過する時に前記現像手段に現像バイアスを印加
しないように制御するものであり、クリーニングブレー
ドの先端に溜った現像剤が現像手段内に取り込まれるこ
とを防止することができ、混色を防止することができて
良質の画像を形成することが可能となる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2記載の画
像形成装置のクリーニング装置において、前記現像バイ
アス印加手段は前記現像手段に正負両極性のバイアスを
印加し得る現像バイアス印加手段からなり、前記制御手
段は前記現像バイアス印加手段が前記現像手段に印加す
るバイアスの極性を前記クリーニングブレードの先端に
溜ったトナーが前記現像手段を通過する時に前記現像手
段に前記現像バイアスとは逆極性のバイアスが印加され
るように制御するものであり、クリーニングブレードの
先端に溜った現像剤が現像手段内に取り込まれることを
防止することができ、混色を防止することができて良質
の画像を形成することが可能となる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項2記載の画
像形成装置のクリーニング装置において、前記像担持体
にバイアスを印加する像担持体バイアス印加手段を具備
し、前記制御手段は前記像担持体バイアス印加手段を前
記クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記現
像手段を通過する時に前記像担持体上における前記クリ
ーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記像担持体
に引き付けられるように制御するものであり、クリーニ
ングブレードの先端に溜った現像剤が現像手段内に取り
込まれることを防止することができ、混色を防止するこ
とができて良質の画像を形成することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は請求項1に係る発明を応用
した画像形成装置の一実施形態を示し、図1及び図3は
その回路構成及び1色分の画像形成ステーションを示
す。この実施形態の画像形成装置はカラー画像形成装置
の一実施形態であり、複数色の画像形成ステーション、
例えばブラック(以下Kという)、イエロー(以下Yと
いう)、マゼンタ(以下Mという)、シアン(以下Cと
いう)の各色の画像形成ステーション1(1K、1Y、
1M、1C)を有する。
【0013】各色の画像形成ステーション1は、構成要
素がほぼ共通しており、それぞれ、像担持体を構成する
感光体としての感光体ドラム2(2K、2Y、2M、2
C)を有する。各画像形成ステーション1は、除電手段
としての除電ランプ(QL)3(3K、3Y、3M、3
C)、帯電手段としての帯電チャージャ4(4K、4
Y、4M、4C)、K、Y、M、C各色の画像信号に応
じた書き込み光5(5K、5Y、5M、5C)を感光体
ドラム2に照射する図示しないレーザ書き込み装置から
なる光書き込み部、湿式現像手段としての湿式現像装置
6(6K、6Y、6M、6C)、転写手段としての転写
ローラ7(7K、7Y、7M、7C)、クリーニング装
置8(8K、8Y、8M、8C)が感光体ドラム2の周
囲にその回転方向に沿って配置されている。
【0014】帯電チャージャ4及び光書き込み部は感光
体ドラム2上に静電潜像を形成する潜像形成手段を構成
する。湿式現像装置6K、6Y、6M、6Cは、溶剤と
Kのトナーを混ぜ合わせた現像液、溶剤とYのトナーを
混ぜ合わせた現像液、溶剤とMのトナーを混ぜ合わせた
現像液、溶剤とCのトナーを混ぜ合わせた現像液をそれ
ぞれ用いて感光体ドラム2K、2Y、2M、2C上の各
静電潜像を現像してK、Y、M、C各色のトナー像とす
る。
【0015】この湿式現像装置6では、現像ローラ9
(9K、9Y、9M、9C)、リバースローラ10(1
0K、10Y、10M、10C)、セットローラ11
(11K、11Y、11M、11C)が感光体ドラム2
の回転方向へ配置される。現像ローラ9、リバースロー
ラ10、セットローラ11には回転方向に対してカウン
タに当接するようにスクレーパ9a(9Ka、9Ya、
9Ma、9Ca)、10a(10Ka、10Ya、10
Ma、10Ca)、11a(11Ka、11Ya、11
Ma、11Ca)が当接し、これらのスクレーパ9a、
10a、11aにより現像ローラ9、リバースローラ1
0、セットローラ11の上の不要な現像液が掻き落され
る。現像液溜り部12(12K、12Y、12M、12
C)は現像ローラ9とスクレーパ9aにより形成され
る。現像ローラ9は現像ローラモータ(DRNt)28
により感光体ドラム2と逆方向に回転駆動され、リバー
スローラ10はリバースローラモータ(RRMt)によ
り感光体ドラム2と同方向に回転駆動される。現像ロー
ラモータ28はドライバ29により駆動され、ドライバ
29は制御手段としての制御系30により制御される。
【0016】セットローラ11はセットローラモータ
(SRMt)により感光体ドラム2と逆方向に回転駆動
され、現像ローラ9は現像液溜り部12(12K、12
Y、12M、12C)の現像液を感光体ドラム2に供給
して感光体ドラム2上の静電潜像を現像する。現像液溜
り部12は現像液ポンプにより現像タンクからなる現像
液貯蔵部から現像液が供給され、湿式現像装置6K、6
Y、6M、6C内の不要な現像液はそれぞれ各色毎に現
像タンクに戻される。現像液ポンプは現像給液モータ3
1により駆動されて動作し、ドライバ32は制御系30
により制御されて現像給液モータ31を駆動する。現像
ローラ9は感光体ドラム2上の地肌部を汚さないように
(感光体ドラム2上の地肌部に余剰トナーが付着しない
ように)現像バイアスが高圧電源33から印加され、高
圧電源33は制御系30により制御される。
【0017】リバースローラ11は感光体ドラム2上の
現像後の余剰な現像液を除去する。セットローラ11は
感光体ドラム2上の現像後のトナーに、トナー同士の結
び付きを強めるための放電電界をかけ、転写前のトナー
の状態をセットするセットバイアスが高圧電源から印加
される。
【0018】転写ローラ7は高圧電源から転写バイアス
が印加され、転写ベルト13は感光体ドラム2K、2
Y、2M、2Cと転写ローラ8K、8Y、8M、8Cと
の間を通して駆動ローラ14、従動ローラ15、テンシ
ョンローラ16、除電器対向ローラ17に架設される。
駆動ローラ14は駆動源により回転駆動されて転写ベル
ト13が駆動ローラ14により回転駆動され、転写ベル
ト13の線速が感光体ドラム2の線速と等速度になるよ
うに駆動ローラ14が駆動源により回転駆動される。
【0019】画像形成ステーション1においては、感光
体ドラム2は、それぞれ、感光体モータ34により副走
査方向へ回転駆動され、帯電器4により一様に帯電され
た後に光書き込み部により各色の画像信号に応じた書き
込み光5の照射で露光されて画像が書き込まれることに
より静電潜像が形成される。感光体モータ34はドライ
バ35により駆動され、ドライバ35は制御系30によ
り制御される。感光体ドラム2上の静電潜像は湿式現像
装置6により溶剤とトナーとが混ぜ合わされた現像液で
現像されてトナー像となり、このトナー像が転写ローラ
7により転写ベルト13上の記録紙からなる転写材に転
写される。転写ベルト13は感光体ドラム2との接触で
濡れるためウェブクリーニング装置22により拭き取ら
れる。また、感光体ドラム2は、トナー像の転写後にク
リーニング装置8によりクリーニングされて未転写トナ
ーが除去され、除電ランプ3により除電される。
【0020】記録紙が給紙装置18から給紙され、この
給紙装置18からの記録紙は搬送系により転写ベルト1
3に送られて更に転写ベルト13により搬送される。こ
の転写ベルト13により搬送される記録紙は、転写ロー
ラ7K、7Y、7M、7Cと感光体ドラム2K、2Y、
2M、2Cとの間の転写ニップ部を通過する際に、各色
の画像形成ステーション1K、1Y、1M、1Cにて感
光体ドラム2K、2Y、2M、2C上に形成された各色
のトナー像が順次に重ねて転写されることによりフルカ
ラー画像が形成され、分離チャージャからなる分離手段
19により転写ベルト13から分離されて定着装置20
によりフルカラー画像が定着され、排紙トレイ21へ排
出される。転写ベルト13は記録紙分離後にウェブクリ
ーニング装置22により清掃され、除電器23により除
電される。
【0021】クリーニング装置8の内部には、感光体ド
ラム2をクリーニングする際に現像液を回収するための
スポンジなどの吸液材により構成されたフォームローラ
からなるクリーニングローラ24(24K、24Y、2
4M、24C)と、このフォームローラ24を絞るため
の絞りローラ25(25K、25Y、25M、25C)
と、クリーニングブレード26(26K、26Y、26
M、26C)とが設けられている。
【0022】フォームローラ24はフォームローラモー
タ(フォームローラMt)36により回転駆動され、ド
ライバ37は制御系30により制御されてモータ36を
駆動する。フォームローラ24はクリーニング液タンク
からクリーニング液ポンプにてクリーニング給液モータ
の動作でクリーニング液が供給され、このクリーニング
給液モータがドライバにより駆動されてこのドライバが
制御系30により制御される。
【0023】フォームローラ24は、感光体ドラム2を
クリーニングする際に、感光体ドラム2上の未転写トナ
ーをほぐしながら現像液を解消するために、感光体ドラ
ム2に押し付けられた状態で、感光体ドラム2と対向す
る面にて順方向にプラスの線速差をもって回転する。フ
ォームローラ24により感光体ドラム2からほぐされた
トナーはクリーニングブレード26の先端により完全に
掻き取られ、その掻き取られたトナーはフォームローラ
24に吸い取られる。
【0024】フォームローラ24により感光体ドラム2
から吸い取られたトナーとクリーニング液は絞りローラ
25によりフォームローラ24から絞り出され、スクレ
ーパ27を通って排液口よりクリーニング液タンクに戻
される。なお、感光体ドラム2上に転写残トナーが多い
場合や、ジャム発生後の未転写トナー等をクリーニング
する場合には、フォームローラ24にヘドロ状にトナー
が堆積してしまうので、フォームローラ24にクリーニ
ング液タンクからクリーニング液を供給した方が好まし
い。クリーニング液は現像装置6の現像液を使用しても
よいし、専用の液を使用してもよい。
【0025】また、感光体ドラム2のクリーニングが終
了した後には、フォームローラ24及びクリーニングブ
レード26は永久変形を防ぐために感光体ドラム2より
退避するのが好ましい。そこで、フォームローラ24及
びクリーニングブレード26はクリーニング接離モータ
38及びクリーニング接離クラッチ39を含む接離機構
にて画像形成時には感光体ドラム2に当接させて待機時
には像担持体から離間させる。モータ38及びクラッチ
39はドライバ41、42により駆動され、ドライバ4
1、42は制御系30により制御される。なお、モータ
38及びクラッチ39を含む接離機構は、ソレノイド等
の直線的な運動を利用してフォームローラ24及びクリ
ーニングブレード26を感光体ドラム2に対して接離さ
せる構成としてもよい。
【0026】感光体ドラム2のクリーニングが終了した
後には、クリーニングブレード26の先端には感光体ド
ラム2から掻き取ったトナーが付着している。このトナ
ーは時間がたつとクリーニングブレード26の先端に乾
燥固着して次の感光体ドラム2のクリーニング時に縦ス
ジなどのクリーニング不良の原因となる。このため、感
光体ドラム2のクリーニングを良好に保つために、フォ
ームローラ24及びクリーニングブレード26を感光体
ドラム2から離間させ、クリーニングブレード26の先
端をクリーニングする必要がある。
【0027】クリーニングブレード26の先端に溜った
現像剤が感光体ドラム2上に残っていると、この現像剤
が感光体ドラム2の回転に伴って現像装置6に達して現
像装置6に取り込まれて現像タンク内の現像剤に混入す
るという現象が生ずる。この現像剤に現像装置6の現像
剤とは色の異なる現像剤が混入していると、この現像剤
が現像装置6の現像タンクに入って混色の原因となる。
【0028】そこで、本実施形態では、フォームローラ
24及びクリーニングブレード26を感光体ドラム2か
ら離間させた時にはその後にフォームローラ24及びク
リーニングブレード26を感光体ドラム2に接触させる
ことにより、クリーニングブレード26の先端に溜った
トナーをクリーニングする。
【0029】この点を図4を用いて説明すると、画像形
成動作が終わった状態では図4(a)に示すようにフォ
ームローラ24及びクリーニングブレード26が感光体
ドラム2に当接した状態にあり、図4(b)に示すよう
にフォームローラ24及びクリーニングブレード26が
接離機構により感光体ドラム2から離間させられる。す
ると、クリーニングブレード26の先端に溜っていたト
ナー45は感光体ドラム2上に残って感光体ドラム2の
回転に伴って現像装置6へ進入していく。その後、感光
体ドラム2上に残ったトナー45は、図4(c)に示す
ように現像装置6内の現像ローラ9、リバースローラ1
0、セットローラ11を通過し、接離機構により感光体
ドラム2に当接したフォームローラ24及びクリーニン
グブレード26にて感光体ドラム2から除去される。
【0030】図5は本実施形態の動作タイミングを示
す。フォームローラ24及びクリーニングブレード26
の感光体ドラム2に対する当接状態はフォトセンサから
なる検知手段43により検知される。制御系30は、フ
ォトセンサ43の検知信号から画像形成動作が終了して
フォームローラ24及びクリーニングブレード26が感
光体ドラム2から離間した時には、まず、タイミングt
1で上記クリーニング給液モータを制御してフォームロ
ーラ24に対するクリーニング液の供給を停止させる。
フォームローラ24はフォームローラモータ36により
回転して絞りローラ25により絞られる。
【0031】制御系30は、タイミングt1から一定時
間が経過した後のタイミングt2でドライバ37を制御
してモータ36を停止させることによりフォームローラ
24の回転を止める。上記一定時間は、実験によって得
られる値であり、例えば30秒前後の値に設定される。
その後、制御系30は、後述するカウント手段のカウン
ト値及びフォトセンサ43の検知信号に基づいてタイミ
ングt3でドライバ42を制御してクリーニング接離ク
ラッチ(NC)39をオフさせることによりモータ38
及びクラッチ39を含む接離機構にフォームローラ24
及びクリーニングブレード26を感光体ドラム2から離
間させる。
【0032】ここに、制御系30は、モータ38及びク
ラッチ39を含む接離機構によりクリーニングブレード
26及びクリーニングローラ24を感光体ドラム2に対
して接離させた回数をカウント手段にカウントさせ、こ
のカウント手段のカウント値及びフォトセンサ43の検
知信号に基づいてモータ38及びクラッチ39をドライ
バ41、42を介して制御することによりモータ38及
びクラッチ39を含む接離機構を制御する。
【0033】フォームローラ24及びクリーニングブレ
ード26を感光体ドラム2から離間させた時には、クリ
ーニングブレード26の先端に溜っていたトナーが感光
体ドラム2上に残ってしまう。そこで、制御系30は、
再度、上記カウント手段のカウント値及びフォトセンサ
43の検知信号に基づいて、タイミングt5でドライバ
42を制御してクリーニング接離クラッチ(NC)39
をオンさせた後にタイミングt5でドライバ41を制御
してクリーニング接離モータ(Mt)38をオンさせる
ことによりモータ38及びクラッチ39を含む接離機構
にフォームローラ24及びクリーニングブレード26の
感光体ドラム2に対する当接を開始させ、ドライバ42
を制御してクリーニング接離クラッチ(NC)39をオ
フさせることによりフォームローラ24及びクリーニン
グブレード26の感光体ドラム2に対する当接を保持さ
せて感光体ドラム2上に残っているトナーをフォームロ
ーラ24及びクリーニングブレード26にクリーニング
させる。
【0034】現像ローラ9に現像バイアスが印加され続
けていると、感光体ドラム2上におけるクリーニングブ
レード26の先端に溜っていたトナーは現像バイアスに
よって現像装置6に取り込まれてしまうので、制御系3
0はタイミングt4で高圧電源33を制御して現像ロー
ラ9に印加されている現像バイアスをオフさせる。この
タイミングt4はクリーニング接離クラッチ(NC)3
9がオフしてクリーニングブレード26の先端に溜って
いたトナーが感光体ドラム2の回転に伴って現像ローラ
9の位置に達するタイミングより前である。
【0035】制御系30は、フォトセンサ43からの検
知信号により、フォームローラ24及びクリーニングブ
レード26が、再度、感光体ドラム2に当接したら、上
記クリーニング給液モータを制御してクリーニング液タ
ンクからフォームローラ24にクリーニング液を供給さ
せる。制御系30は、クリーニング液の供給開始から感
光体ドラム2が最低1回転した後、例えばタイミングt
7で上記クリーニング給液モータを制御してクリーニン
グ液タンクからフォームローラ24へのクリーニング液
の供給を停止させる。
【0036】制御系30は、フォームローラ24が絞り
ローラ25により十分に絞られたら、タイミングt8で
ドライバ37を制御してモータ36を停止させることに
よりフォームローラ24の回転を止め、上記カウント手
段のカウント値及びフォトセンサ43の検知信号に基づ
いてタイミングt9でドライバ42を制御してクリーニ
ング接離クラッチ(NC)39をオフさせることにより
モータ38及びクラッチ39を含む接離機構に対してフ
ォームローラ24及びクリーニングブレード26を感光
体ドラム2から離間させる。
【0037】制御系30は、フォトセンサ43からの検
知信号により、フォームローラ24及びクリーニングブ
レード26が感光体ドラム2から離間すると、タイミン
グt10でドライバ32を制御して現像給液モータ31
を停止させることにより現像液ポンプを停止させ、タイ
ミングt11でドライバ35を制御して感光体モータ
(PCMt)34を停止させることにより感光体ドラム
2を止め、かつ、除電ランプ駆動回路を制御して除電ラ
ンプ3をオフさせる。
【0038】その後、制御系30は、感光体ドラム2と
現像ローラ9、リバースローラ10、セットローラ11
とのそれぞれのギャップに液がなくなってから、タイミ
ングt12で現像ローラモータ28、リバースローラモ
ータ、セットローラモータを駆動するドライバ29・・
を制御して現像ローラモータ28、リバースローラモー
タ、セットローラモータを停止させることにより現像ロ
ーラ9、リバースローラ10、セットローラ11の回転
を停止させる。
【0039】このように、この実施形態におけるクリー
ニング装置は、請求項1に係る発明を応用した画像形成
装置の一実施形態におけるクリーニング装置であって、
像担持体としての感光体ドラム2上に帯電チャージャ4
及び書き込み部からなる潜像形成手段で静電潜像を形成
して該静電潜像を現像手段としての湿式現像装置6にて
湿式現像剤により現像してトナー像とし、このトナー像
を転写材としての記録紙に転写した後に前記像担持体2
の表面に残留する現像剤を除去する画像形成装置のクリ
ーニング装置8において、前記像担持体2上の現像剤を
回収するクリーニングローラとしてのフォームローラ2
4と、前記像担持体2上の現像剤を掻き取るクリーニン
グブレード26と、このクリーニングブレード26及び
前記クリーニングローラ24を前記像担持体2に対して
接離させる接離手段としての接離機構と、前記クリーニ
ングローラ24及び前記クリーニングブレード26の前
記像担持体2に対する当接状態を検知する検知手段とし
てのフォトセンサ43と、前記接離手段により前記クリ
ーニングブレード26及び前記クリーニングローラ24
を前記像担持体2に対して接離させた回数をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段及び前記検知手段
43からの情報に基づいて前記接離手段を前記クリーニ
ングブレード26の先端に溜った現像剤が前記クリーニ
ングローラ24及び前記クリーニングブレード26の前
記像担持体2に対する離間後の当接でクリーニングされ
るように制御する制御手段としての制御系30とを備え
たので、クリーニングブレードの先端に溜った現像剤が
現像手段内に取り込まれることを防止することができ、
混色を防止することができて良質の画像を形成すること
が可能となり、像担持体のクリーニングを良好に行うこ
とができる。
【0040】図6は請求項2、3に係る発明を応用した
画像形成装置の一実施形態の動作タイミングを示す。こ
の実施形態は、上記請求項1に係る発明を応用した画像
形成装置の一実施形態において、高圧電源33は現像ロ
ーラ9に正負両極性のバイアスを印加し得る高圧電源が
用いられ、制御系30は各負荷を図6に示すような動作
が行われるように制御する。この実施例において、上記
請求項1に係る発明を応用した画像形成装置の一実施形
態と重複する部分の説明は省略する。
【0041】制御系30は、感光体ドラム2上における
クリーニングブレード26の先端に溜っていたトナーが
現像装置6内に取り込まれて現像タンク内の現像剤に混
入することを防止するために、タイミングt4で高圧電
源33を制御して現像ローラ9に印加されている現像バ
イアスをオフさせる。
【0042】現像バイアスをタイミングt4でオフした
後、現像バイアスをオフし続けると、地汚れが発生す
る。そこで、制御系30は、クリーニングブレード26
の先端に溜ったトナーが感光体ドラム2の回転に伴って
現像ローラ9の位置を通過した直後に、地汚れを防止す
るために、再度、タイミングt20で高圧電源33を制
御して現像ローラ9に現像バイアスを印加させる。
【0043】また、感光体ドラム2が停止した後に現像
ローラ9に現像バイアスを印加し続けると、これが白す
じの発生要因になる。そこで、制御系30は、白すじの
発生を防止するために、感光体ドラム2が停止した後に
速やかにタイミングt21で高圧電源33を制御して現
像ローラ9に印加されている現像バイアスをオフさせ
る。また、制御系30は、感光体ドラム2から現像ロー
ラ9にトナーを移さないように、高圧電源33が現像ロ
ーラ9に印加するバイアスDRBiasの極性をクリー
ニングブレード26の先端に溜ったトナーが現像ローラ
9を通過するタイミングt14〜t20で現像ローラ9
に現像バイアスとは逆極性のバイアスが印加されるよう
に制御する。
【0044】このように、この実施形態におけるクリー
ニング装置は、請求項2に係る発明を応用した画像形成
装置の一実施形態におけるクリーニング装置であって、
請求項1記載の画像形成装置のクリーニング装置におい
て、前記像担持体としての感光体ドラム2上の地肌部に
余剰トナーが付着しないように前記現像手段としての現
像装置9に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手
段としての高圧電源33を具備し、前記制御手段として
の制御系30は前記現像バイアス印加手段33を前記ク
リーニングブレード26の先端に溜ったトナーが前記現
像手段9を通過する時に前記現像手段9に現像バイアス
を印加しないように制御するので、クリーニングブレー
ドの先端に溜った現像剤が現像手段に取り込まれること
を防止することができ、混色を防止することができて良
質の画像を形成することが可能となる。
【0045】また、この実施形態におけるクリーニング
装置は、請求項3に係る発明を応用した画像形成装置の
一実施形態におけるクリーニング装置であって、請求項
2記載の画像形成装置のクリーニング装置において、前
記現像バイアス印加手段としての高圧電源33は前記現
像手段としての現像装置6に正負両極性のバイアスを印
加し得る現像バイアス印加手段からなり、前記制御手段
としての制御系30は前記現像バイアス印加手段33が
前記現像手段6に印加するバイアスの極性を前記クリー
ニングブレード26の先端に溜ったトナーが前記現像手
段6を通過する時に前記現像手段6に前記現像バイアス
とは逆極性のバイアスが印加されるように制御するの
で、このバイアスにより、クリーニングブレード26の
先端に溜ったトナーを感光体ドラム2に押しつける効果
が生じ、クリーニングブレードの先端に溜った現像剤が
現像手段に取り込まれることを防止することができて混
色を防止することができ、良質の画像を形成することが
可能となる。
【0046】図7は請求項4に係る発明を応用した画像
形成装置の一実施形態の回路構成を示し、図8はこの実
施形態の動作タイミングを示す。この実施形態では、上
記請求項2、3に係る発明を応用した画像形成装置の一
実施形態において、感光体ドラム2にバイアスを印加す
る高圧電源44が設けられてこの高圧電源44が制御系
30により制御され、制御系30は各負荷を図8に示す
ような動作が行われるように制御する。この実施例にお
いて、上記請求項2、3に係る発明を応用した画像形成
装置の一実施形態と重複する部分の説明は省略する。
【0047】この実施形態は、クリーニングブレード2
6の先端に溜ったトナーを感光体ドラム2に積極的に引
き寄せるために、高圧電源44から感光体ドラム2にバ
イアスを印加するものである。制御系30は、高圧電源
33を制御して現像ローラ9に印加されている現像バイ
アスをオフさせるタイミングで、高圧電源44を制御し
てクリーニングブレード26の先端に溜ったトナーを感
光体ドラム2に積極的に引き付けるように高圧電源44
から感光体ドラム2にバイアスを印加させる。このバイ
アスの設定値は、上記現像バイアスの設定値と同じ設定
値で、数百ボルトであり、具体的には200〜800V
である。
【0048】このように、この実施形態におけるクリー
ニング装置は、請求項4に係る発明を応用した画像形成
装置の一実施形態におけるクリーニング装置であって、
請求項2記載の画像形成装置のクリーニング装置におい
て、前記像担持体としての感光体ドラム2にバイアスを
印加する像担持体バイアス印加手段としての高圧電源4
4を具備し、前記制御手段としての制御系30は前記像
担持体バイアス印加手段44を前記クリーニングブレー
ド26の先端に溜ったトナーが前記現像手段としての現
像装置6を通過する時に前記像担持体2上における前記
クリーニングブレード26の先端に溜ったトナーが前記
像担持体2に引き付けられるように制御するので、クリ
ーニングブレードの先端に溜った現像剤が現像手段に取
り込まれることを防止することができ、混色を防止する
ことができて良質の画像を形成することが可能となる。
【0049】なお、各請求項に係る発明は、上記実施形
態に限定されるものではなく、例えば上記実施形態以外
のカラー複写機、カラーレーザプリンタ、カラーファク
シミリ等の画像形成装置のクリーニング装置に適用する
ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、像担持体上に静電潜像を形成して該静電潜像を現像
手段にて湿式現像剤により現像してトナー像とし、この
トナー像を転写材に転写した後に前記像担持体の表面に
残留する現像剤を除去する画像形成装置のクリーニング
装置において、前記像担持体上の現像剤を回収するクリ
ーニングローラと、前記像担持体上の現像剤を掻き取る
クリーニングブレードと、このクリーニングブレード及
び前記クリーニングローラを前記像担持体に対して接離
させる接離手段と、前記クリーニングローラ及び前記ク
リーニングブレードの前記像担持体に対する当接状態を
検知する検知手段と、前記接離手段により前記クリーニ
ングブレード及び前記クリーニングローラを前記像担持
体に対して接離させた回数をカウントするカウント手段
と、このカウント手段及び前記検知手段からの情報に基
づいて前記接離手段を前記クリーニングブレードの先端
に溜った現像剤が前記クリーニングローラ及び前記クリ
ーニングブレードの前記像担持体に対する離間後の当接
でクリーニングされるように制御する制御手段とを備え
たので、クリーニングブレードの先端に溜った現像剤が
現像手段内に取り込まれることを防止することができ、
混色を防止することができて良質の画像を形成すること
が可能となり、像担持体のクリーニングを良好に行うこ
とができる。
【0051】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置のクリーニング装置において、前記像
担持体上の地肌部に余剰トナーが付着しないように前記
現像手段に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手
段を具備し、前記制御手段は前記現像バイアス印加手段
を前記クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前
記現像手段を通過する時に前記現像手段に現像バイアス
を印加しないように制御するので、クリーニングブレー
ドの先端に溜った現像剤が現像手段内に取り込まれるこ
とを防止することができ、混色を防止することができて
良質の画像を形成することが可能となる。
【0052】請求項3に係る発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置のクリーニング装置において、前記現
像バイアス印加手段は前記現像手段に正負両極性のバイ
アスを印加し得る現像バイアス印加手段からなり、前記
制御手段は前記現像バイアス印加手段が前記現像手段に
印加するバイアスの極性を前記クリーニングブレードの
先端に溜ったトナーが前記現像手段を通過する時に前記
現像手段に前記現像バイアスとは逆極性のバイアスが印
加されるように制御するので、クリーニングブレードの
先端に溜った現像剤が現像手段内に取り込まれることを
防止することができ、混色を防止することができて良質
の画像を形成することが可能となる。
【0053】請求項4に係る発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置のクリーニング装置において、前記像
担持体にバイアスを印加する像担持体バイアス印加手段
を具備し、前記制御手段は前記像担持体バイアス印加手
段を前記クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが
前記現像手段を通過する時に前記像担持体上における前
記クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記像
担持体に引き付けられるように制御するので、クリーニ
ングブレードの先端に溜った現像剤が現像手段に取り込
まれることを防止することができ、混色を防止すること
ができて良質の画像を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明を応用した画像形成装置の
一実施形態の回路構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の概略を示す断面図である。
【図3】同実施形態における1色分の画像形成ステーシ
ョンを示す断面図である。
【図4】同実施形態を説明するための図である。
【図5】同実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図6】請求項2、3に係る発明を応用した画像形成装
置の一実施形態の動作タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図7】請求項4に係る発明を応用した画像形成装置の
一実施形態の回路構成を示すブロック図である。
【図8】同実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 4 帯電チャージャ 6 湿式現像装置 7 転写ローラ 8 クリーニング装置 9 現像ローラ 24 フォームローラ 26 クリーニングブレード 28 現像ローラモータ 29、41、42 ドライバ 30 制御系 33、44 高圧電源 38 クリーニング接離モータ 39 クリーニング接離クラッチ 43 フォトセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に静電潜像を形成して該静電潜
    像を現像手段にて湿式現像剤により現像してトナー像と
    し、このトナー像を転写材に転写した後に前記像担持体
    の表面に残留する現像剤を除去する画像形成装置のクリ
    ーニング装置において、前記像担持体上の現像剤を回収
    するクリーニングローラと、前記像担持体上の現像剤を
    掻き取るクリーニングブレードと、このクリーニングブ
    レード及び前記クリーニングローラを前記像担持体に対
    して接離させる接離手段と、前記クリーニングローラ及
    び前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する当
    接状態を検知する検知手段と、前記接離手段により前記
    クリーニングブレード及び前記クリーニングローラを前
    記像担持体に対して接離させた回数をカウントするカウ
    ント手段と、このカウント手段及び前記検知手段からの
    情報に基づいて前記接離手段を前記クリーニングブレー
    ドの先端に溜った現像剤が前記クリーニングローラ及び
    前記クリーニングブレードの前記像担持体に対する離間
    後の当接でクリーニングされるように制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置のクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置のクリーニン
    グ装置において、前記像担持体上の地肌部に余剰トナー
    が付着しないように前記現像手段に現像バイアスを印加
    する現像バイアス印加手段を具備し、前記制御手段は前
    記現像バイアス印加手段を前記クリーニングブレードの
    先端に溜ったトナーが前記現像手段を通過する時に前記
    現像手段に現像バイアスを印加しないように制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置のクリーニン
    グ装置において、前記現像バイアス印加手段は前記現像
    手段に正負両極性のバイアスを印加し得る現像バイアス
    印加手段からなり、前記制御手段は前記現像バイアス印
    加手段が前記現像手段に印加するバイアスの極性を前記
    クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記現像
    手段を通過する時に前記現像手段に前記現像バイアスと
    は逆極性のバイアスが印加されるように制御することを
    特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の画像形成装置のクリーニン
    グ装置において、前記像担持体にバイアスを印加する像
    担持体バイアス印加手段を具備し、前記制御手段は前記
    像担持体バイアス印加手段を前記クリーニングブレード
    の先端に溜ったトナーが前記現像手段を通過する時に前
    記クリーニングブレードの先端に溜ったトナーが前記像
    担持体に引き付けられるように制御することを特徴とす
    る画像形成装置のクリーニング装置。
JP23394496A 1996-09-04 1996-09-04 画像形成装置のクリーニング装置 Pending JPH1078731A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109946940A (zh) * 2019-05-07 2019-06-28 珠海天威飞马打印耗材有限公司 一种处理盒的工作方法、处理盒和成像设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109946940A (zh) * 2019-05-07 2019-06-28 珠海天威飞马打印耗材有限公司 一种处理盒的工作方法、处理盒和成像设备
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