JP2022112415A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2022112415A JP2021008269A JP2021008269A JP2022112415A JP 2022112415 A JP2022112415 A JP 2022112415A JP 2021008269 A JP2021008269 A JP 2021008269A JP 2021008269 A JP2021008269 A JP 2021008269A JP 2022112415 A JP2022112415 A JP 2022112415A
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Abstract

【課題】中間転写式の画像形成装置において、プレクリーニング部材に付着したトナーを簡易な構成で効率的に除去可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、中間転写ベルトと、一次転写部材と、二次転写部材と、クリーニング部材と、プレクリーニング部材と、転写電圧電源と、クリーニング電圧電源と、プレクリーニング電圧電源と、駆動装置と、制御部と、を備える。制御部は、プレクリーニング電圧を印加せず、クリーニング電圧および二次転写逆電圧を印加した状態でトナー像を一次転写した中間転写ベルトを所定時間駆動させる第1清掃モードと、クリーニング電圧およびプレクリーニング電圧を印加せず、二次転写逆電圧を印加した状態で中間転写ベルト上にトナー像を一次転写し、一次転写電圧を印加して中間転写ベルトを第1清掃モードよりも長時間駆動させる第2清掃モードと、を選択的に実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトに一次転写した後、中間転写ベルトから記録媒体上にトナー像を二次転写する中間転写式の画像形成装置に関する。
従来、所定方向に回動される無端状の中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに沿って設けられた複数の画像形成部とを備え、各画像形成部により中間転写ベルト上に各色のトナー像を順次重ね合わせて一次転写した後、記録媒体上に二次転写する中間転写方式の画像形成装置が知られている。
中間転写方式の画像形成装置においては、中間転写ベルトが弾性層を有する場合、中間転写ベルトの表面に残存するトナーを機械的、電気的に回収するクリーニングブラシ(クリーニング部材)と、クリーニングブラシからトナーを回収する回収ローラーと、回収ローラーの表面からトナーを掻き落とすスクレーパーと、回収ローラーの表面から掻き落とされたトナーを廃トナー回収容器へ搬送する搬送スパイラルと、をハウジング内に備えたクリーニング装置が用いられる。
上記構成のクリーニング装置では、高湿環境下ではトナーが水分を吸収することによって、トナーの帯電性の低下が生じる。トナーの帯電性が低下すると、クリーニングブラシによるトナーの回収性が低下し、クリーニング不良と呼ばれる画像不良が発生する。そこで、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されることにより中間転写ベルトの表面の残留トナー(転写残トナー)を除去するクリーニングブラシと、中間転写ベルトの回転方向に対しクリーニングブラシの上流側に配置され、トナーの帯電極性と同極性の電圧が印加されることにより中間転写ベルト上の転写残トナーの極性を揃えるプレブラシ(プレクリーニング部材)とを備えた構成が知られている。プレブラシにトナーの帯電極性と同極性の直流電圧を印加することによって、転写残トナーの帯電量が増加し、クリーニングブラシの回収性が増加する。
クリーニングブラシとプレブラシとを備えた構成では、転写残トナーの帯電が逆極性側に転移した場合、プレブラシとベルトとの間に形成された電界によって、プレブラシに正規のトナーの帯電極性とは逆極性のトナー(逆帯電トナー)が静電的に付着する。また、非静電的付着力が高いトナーもプレブラシに付着する傾向にある。また、二成分現像のような接触現像方式では、感光体の表面電位と現像ローラーに印加される直流電圧の関係で、現像剤中のキャリアが感光体側に移動するキャリア飛び(キャリア現像)が発生することがあり、感光体からさらに中間転写ベルトに移動したキャリアがプレブラシに付着する。トナーやキャリアがプレブラシに蓄積することによって、プレブラシの帯電付与機能が低下し、クリーニングブラシの回収性に影響を与えるという問題があった。
特許文献1には、転写残トナーをクリーニング部材に回収し、回収されたトナーを像担持体に再付着し、次いで、再付着したトナーを現像装置に回収する画像形成装置において、クリーニング部材に正極性と負極性の直流電圧を順次印加させることによって、転写残トナーの回収と吐き出しを効果的に行う方法が開示されている。
特開平9-134105号公報
しかしながら、特許文献1のように正極性と負極性の両方の直流電圧を印加できるようにするためには、大型の高圧基板が必要となり、基板を含む画像形成装置の大型化とコストアップが課題となっていた。
本発明は、上記問題点に鑑み、中間転写式の画像形成装置において、プレクリーニング部材に付着したトナーを簡易な構成で効率的に除去可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、中間転写ベルトと、一次転写部材と、二次転写部材と、クリーニング部材と、プレクリーニング部材と、転写電圧電源と、クリーニング電圧電源と、プレクリーニング電圧電源と、駆動装置と、制御部と、を備えた画像形成装置である。像担持体は、トナー像が形成される。中間転写ベルトは、無端状であって像担持体に隣接して配置される。一次転写部材は、中間転写ベルトを挟んで像担持体に対向配置され、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に一次転写する。二次転写部材は、中間転写ベルトに接触して二次転写ニップ部を形成し、中間転写ベルト上に一次転写されたトナー像を、二次転写ニップ部を通過する記録媒体に二次転写する。クリーニング部材は、中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングする。プレクリーニング部材は、中間転写ベルトの移動方向に対しクリーニング部材の上流側に配置され、中間転写ベルト上のトナーの帯電量を制御する。転写電圧電源は、一次転写部材に、中間転写ベルト上にトナー像が一次転写される方向の一次転写電圧および一次転写電圧と逆極性の一次転写逆電圧を印加し、二次転写部材と中間転写ベルトとの間に、記録媒体上にトナー像が二次転写される方向の二次転写電圧および二次転写電圧と逆極性の二次転写逆電圧を印加する。クリーニング電圧電源は、クリーニング部材に前記トナーと逆極性のクリーニング電圧を印加する。プレクリーニング電圧電源は、プレクリーニング部材にトナーと同極性のプレクリーニング電圧を印加する。駆動装置は、中間転写ベルトを回転駆動する。制御部は、転写電圧電源、クリーニング電圧電源、プレクリーニング電圧電源、および駆動装置の制御を行う。制御部は、非画像形成時にプレクリーニング部材に付着した異物を中間転写ベルト上に吐出するプレクリーニング部材清掃モードを実行可能である。プレクリーニング部材清掃モードは、第1清掃モードと、第2清掃モードと、を選択的に実行する。第1清掃モードは、プレクリーニング電圧を印加せず、クリーニング電圧および二次転写逆電圧を印加した状態で中間転写ベルトを駆動し、中間転写ベルト上にトナー像を一次転写した後、中間転写ベルトを所定時間駆動させる。第2清掃モードは、クリーニング電圧およびプレクリーニング電圧を印加せず、二次転写逆電圧を印加した状態で中間転写ベルトを駆動し、中間転写ベルト上にトナー像を一次転写した後、一次転写電圧を印加して中間転写ベルトを第1清掃モードよりも長い所定時間駆動させる。
本発明の第1の構成によれば、プレクリーニング部材へのトナーおよびキャリアの付着量が少ない場合は、第2清掃モードに比べて実行時間の短い第1清掃モードを実行することで、印字待ち時間を短縮することができる。一方、トナーおよびキャリアの付着量が多い場合は、第1清掃モードに比べてトナーおよびキャリアの吐き出し効果の大きい第2清掃モードを実行することで、、プレクリーニング部材を十分に清掃することができる。その結果、トナーの付着によるプレクリーニング部材の帯電付与性能の低下を効果的に抑制することができる。また、画像形成開始時にプレクリーニング部材に付着したトナーが中間転写ベルト上へ移行するのを抑制できるため、印字1枚目の画像汚れを効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンター100の概略構成を示す断面図 本実施形態のカラープリンター100に搭載される中間転写ユニット30周辺の構成を示す側面断面図 本実施形態のカラープリンター100の制御経路を示すブロック図 本実施形態のカラープリンター100で実行される第1清掃モードにおける電圧印加制御を示すタイミングチャート 本実施形態のカラープリンター100で実行される第1清掃モードの制御例を示すフローチャート 本実施形態のカラープリンター100で実行される第2清掃モードにおける電圧印加制御を示すタイミングチャート 本実施形態のカラープリンター100で実行される第2清掃モードの制御例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラープリンターについて示している。カラープリンター100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、PcおよびPdが、搬送方向上流側(図1では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa~Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像および転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa~Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1cおよび1dがそれぞれ配設されており、さらに図1において反時計回り方向に回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa~Pdに隣接して設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置2a~2dによって感光体ドラム1a~1dの表面を一様に帯電させる。次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a~1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a~3dには、トナーコンテナ4a~4dによりシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色のトナーとキャリアとを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう)が所定量充填されており、現像装置3a~3dによって感光体ドラム1a~1d上に現像剤中のトナーが供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a~6dにより一次転写ローラー6a~6dと感光体ドラム1a~1dとの間に所定の転写電圧で電界が付与され、感光体ドラム1a~1d上のシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。一次転写後に感光体ドラム1a~1dの表面に残留したトナー等はクリーニング装置7a~7dにより除去される。
トナー像が転写される転写紙Pは、カラープリンター100内の下部に配置された用紙カセット16a内に収容されるか、或いはカラープリンター100の側面に配置された手差しトレイ16bに載置されている。用紙カセット16a内または手差しトレイ16b上の転写紙Pは、給紙ローラー12aおよびレジストローラー対12bを介して用紙搬送路17内を所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラー9と中間転写ベルト8のニップ部(二次転写ニップ部N、図2参照)へ搬送される。トナー像が二次転写された転写紙Pは定着部13へと搬送される。中間転写ベルト8の表面に残留したトナー等はベルトクリーニングユニット19により除去される。
定着部13に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱および加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、そのまま(或いは分岐部14によって反転搬送路18に振り分けられ、両面に画像が形成された後)用紙搬送路17から排出ローラー対15を介して排出トレイ20に排出される。
図2は、本実施形態のカラープリンター100に搭載される中間転写ユニット30周辺の構成を示す側面断面図である。図2に示すように、中間転写ユニット30は、上流側のテンションローラー10と下流側の駆動ローラー11とに掛け渡された中間転写ベルト8と、中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1a~1dに接触する一次転写ローラー6a~6dと、バックアップローラー21a、21bと、ベルトクリーニングユニット19と、プレブラシ31と、ローラー接離機構32と、を有する。駆動ローラー11にはギア列(図示せず)を介してベルト駆動モーター40が連結されている。
中間転写ベルト8は、基材層の表面に弾性層が積層された弾性ゴムベルトである。弾性層を設けることで、二次転写時における応力集中による画像の中抜け現象を防止することができる。基材層の材質としては、例えばポリイミド樹脂やPVDF(ポリフッ化ビニリデン)にイオン導電材や導電性カーボン等の導電材を混合して導電性を付与したものが用いられる。弾性層の材質としては、例えばヒドリンゴムやクロロプレンゴム、ポリウレタンゴム等が用いられる。さらに弾性層を保護するコート層を設けてもよい。コート層の材質としてはアクリル、シリコン、フッ素樹脂等が用いられる。
ベルトクリーニングユニット19は、ハウジング内に、ファーブラシ23、回収ローラー25、スクレーパー27、搬送スパイラル29を備えている。ファーブラシ23は、中間転写ベルト8を介してテンションローラー10と対向配置されている。ファーブラシ23は、中間転写ベルト8の移動方向に対しカウンター方向(図2の反時計回り方向)に回転することにより、中間転写ベルト8上に残存するトナーやキャリア、紙粉等の異物を掻き取る。回収ローラー25に接触するファーブラシ23のブラシ部分は電気抵抗値1~900MΩ程度の導電性の繊維で形成されている。
回収ローラー25は、ファーブラシ23の表面に接触しながらファーブラシ23と逆方向(図2の時計回り方向)に回転することにより、ファーブラシ23に付着したトナー等を回収する。回収ローラー25にはベルトクリーニング電圧電源55が接続されており、中間転写ベルト8のクリーニング時にトナーの正規の帯電極性と逆極性(以下、トナーと逆極性という)の直流電圧であるクリーニング電圧が印加される。具体的には、本実施形態で用いるトナーは正帯電性であるため、負極性のクリーニング電圧が印加される。また、テンションローラー10はグランドに接地(アース)されている。その結果、中間転写ベルト8から掻き取られたトナー等はファーブラシ23のブラシ部分に電気的および機械的に回収され、さらに回収ローラー25に電気的に移動する。搬送スパイラル29は、スクレーパー27によって回収ローラー25から掻き落とされたトナー等をハウジングの外部の廃トナー回収容器(図示せず)へ搬送する。
プレブラシ31は、中間転写ベルト8の移動方向に対しベルトクリーニングユニット19の上流側に配置されている。プレブラシ31にはプレブラシ電圧電源56が接続されており、プレブラシ31にトナーの帯電極性と同極性(以下、トナーと同極性という)の直流電圧であるプレブラシ電圧(プレクリーニング電圧)を印加することで中間転写ベルト8上の残留トナーの帯電量を均一化する。本実施形態で用いるトナーは正帯電性であるため、正極性のプレブラシ電圧が印加される。これにより、ファーブラシ23によって中間転写ベルト8上の残留トナーを容易に除去することができる。
プレブラシ31は、中間転写ベルト8の弾性層に比べて帯電系列が下位の材料で形成されることが好ましい。帯電系列とは、2種類の物質を互いに摩擦して帯電させる場合、正(+)に帯電しやすい物質を上位に、負(-)に帯電しやすい物質を下位に並べたものをいう。物質の帯電極性は摩擦する相手方の物質によって変化し、帯電系列が上位の物質と下位の物質を擦りあわせると上位の物質が正、下位の物質が負に帯電する。本実施形態の場合、プレブラシ31は中間転写ベルト8との摩擦により、トナーの帯電極性(ここでは正極性)と逆極性(ここでは負極性)の帯電を帯びる。このようなプレブラシ31の材質としては、例えばポリエステル、およびアクリルが挙げられる。
ローラー接離機構32は、4本の一次転写ローラー6a~6dを、それぞれ中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1a~1dに圧接するカラーモードと、一次転写ローラー6dのみを中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1dに圧接するモノクロモードと、4本の一次転写ローラー6a~6dの全てを中間転写ベルト8から離間させる一次転写離間状態とに切り換え可能である。
図3は、カラープリンター100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、カラープリンター100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、カラープリンター100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、カラープリンター100内の各装置に制御信号を送信したり操作部60からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。また、制御部90は、カラープリンター100の本体内部の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、カラープリンター100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、カラープリンター100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、カラープリンター100の制御途中で発生した必要なデータや、カラープリンター100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。例えば、後述するようにプレブラシ31の清掃モードを実行する際の、一次転写電圧、二次転写電圧、クリーニング電圧の印加タイミング等が記憶される。カウンター95は、印字枚数を累積してカウントする。
また、制御部90は、カラープリンター100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成部Pa~Pd、露光装置5、一次転写ローラー6a~6d、二次転写ローラー9、電圧制御回路51、操作部70等が挙げられる。
電圧制御回路51は、帯電電圧電源52、現像電圧電源53、転写電圧電源54、ベルトクリーニング電圧電源55、およびプレブラシ電圧電源56と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させる。具体的には、電圧制御回路51からの制御信号によって、帯電電圧電源52は、帯電装置2a~2d内の帯電ローラーに所定の帯電電圧を印加する。現像電圧電源53は、現像装置3a~3d内の磁気ローラーおよび現像ローラーに所定の現像電圧を印加する。転写電圧電源54は、一次転写ローラー6a~6dおよび駆動ローラー11に、それぞれ所定の一次転写電圧および二次転写電圧を印加する。ベルトクリーニング電圧電源55は、ベルトクリーニングユニット19の回収ローラー25に所定のクリーニング電圧を印加する。プレブラシ電圧電源56は、プレブラシ31に所定のプレブラシ電圧を印加する。なお、ここでは二次転写ローラー9と対向する駆動ローラー11にトナーと同極性の二次転写電圧を印加しているが、二次転写ローラー9にトナーと逆極性の二次転写電圧を印加してもよい。
操作部70には、液晶表示部71、各種の状態を示すLED72が設けられており、ユーザーは操作部70のストップ/クリアボタンを操作して画像形成を中止し、リセットボタンを操作してカラープリンター100の各種設定をデフォルト状態にする。液晶表示部71は、カラープリンター100の状態を示したり、画像形成状況や印字部数を表示したりするようになっている。カラープリンター100の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
前述したように、プレブラシ31にトナーやキャリアが付着すると、プレブラシ31の帯電付与性能が低下し、ファーブラシ23による中間転写ベルト8上の残留トナー等の回収性が低下する。また、画像形成開始時にプレブラシ31にトナーと同極性の電圧を印加すると、プレブラシ31に付着したトナーが中間転写ベルト8上に移行する。トナーが中間転写ベルト8上の印字1枚目の画像が一次転写される領域(画像転写領域)に移行した場合、横帯状の画像汚れとなって表れる不具合が発生する。
そこで、本実施形態のカラープリンター100では、プレブラシ31に付着したトナーおよびキャリアを除去するプレブラシ清掃モードを実行することを特徴としている。これにより、プレブラシ31にトナーやキャリアが付着することによる帯電付与性能の低下や、プレブラシ31に溜まったトナーが中間転写ベルト8上に移行して発生する印字開始直後の画像汚れを効果的に防止可能となる。プレブラシ清掃モードは、後述する第1清掃モードおよび第2清掃モードを含む。
図4は、本実施形態のカラープリンター100で実行される第1清掃モードにおける電圧印加制御を示すタイミングチャートである。図5は、本実施形態のカラープリンター100で実行される第1清掃モードの制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1~図4を参照しながら、図5のステップに沿って第1清掃モードの実行手順について説明する。なお、図4における一次転写電圧は各画像形成部Pa~Pdに対応する一次転写ローラー6a~6dのうちの1つに印加するタイミングチャートを示している。実際には、全ての一次転写ローラー6a~6dに同一のタイミングで電圧を印加して第1清掃モードを実行する。
パソコン等の上位機器から入力されたコマンドを受信することにより第1清掃モードが開始されると(ステップS1)、CPU91からベルト駆動モーター40に制御信号を送信し、所定のタイミング(図4の時間t0)で中間転写ベルト8の駆動を開始する(ステップS2)。一方、CPU91から電圧制御回路51に制御信号を送信し、プレブラシ電圧の印加を停止した状態で、中間転写ベルト8の駆動開始タイミング(時間t0)に同期してベルトクリーニング電圧電源55からベルトクリーニングユニットの回収ローラー25へクリーニング電圧を印加する(ステップS3)。同時に、転写電圧電源54から駆動ローラー11へ二次転写逆電圧(トナーと逆極性の電圧)を印加し(ステップS4)、一次転写ローラー6a~6dへ一次転写逆電圧(トナーと同極性の電圧)を印加する(ステップS5)。
その後、画像形成部Pa~Pd(図1参照)において画像形成が行われ、所定のタイミング(図4の時間t1)で転写電圧電源54から一次転写ローラー6a~6dに一次転写電圧(トナーと逆極性の電圧)を印加して感光体ドラム1a~1d上に形成されたトナー像を中間転写ベルト8上に一次転写する。これにより、中間転写ベルト8上にトナー像を形成する(ステップS6)。トナー像は、中間転写ベルト8の幅方向におけるプレブラシ31との対向領域の全域に亘って形成される。
トナー像の形成後(図4の時間t2)、一次転写ローラー6a~6dに再び一次転写逆電圧を印加する(ステップS7)。その後、制御部90は所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS8)、所定時間が経過していない場合は(ステップS8でNo)、ステップS7に戻り一次転写逆電圧、二次転写逆電圧、およびクリーニング電圧を印加した状態で中間転写ベルト8の駆動を継続する。所定時間が経過(図4の時間t3)している場合は(ステップS8でYes)、一次転写逆電圧、二次転写逆電圧、およびクリーニング電圧をオフにし、中間転写ベルト8の駆動を停止して第1清掃モードを終了する。
図4および図5に示した第1清掃モードを実行することにより、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像とプレブラシ31との間に引き合う方向の電界が形成され、プレブラシ31に付着したトナーおよびキャリアの中間転写ベルト8への吐き出しを効率的に行うことができる。その結果、トナーおよびキャリアの付着によるプレブラシ31の帯電付与性能の低下を効果的に抑制することができる。また、画像形成開始時にプレブラシ31に付着したトナーおよびキャリアが中間転写ベルト8上へ移行するのを抑制できるため、印字1枚目の画像汚れを効果的に抑制することができる。
なお、中間転写ベルト8上にトナー像を形成する前(図5のステップS6)、およびトナー像の形成後(図5のステップS8)において、一次転写ローラー6a~6dへ一次転写逆電圧を印加するのは、感光体ドラム1a~1dの非画像領域に付着した帯電量の低いトナー(カブリトナー)が中間転写ベルト8に付着しないようにするためである。
ここで、トナーの帯電性が著しく低下している場合、或いはプレブラシ31へのトナーの付着量が多い場合は、上述した第1清掃モードのみではプレブラシ31に付着したトナーおよびキャリアの吐き出しが不十分となることがある。その場合、以下に説明する第2清掃モードを実行する。
図6は、本実施形態のカラープリンター100で実行される第2清掃モードにおける電圧印加制御を示すタイミングチャートである。図7は、本実施形態のカラープリンター100で実行される第2清掃モードの制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1~図3、図6を参照しながら、図7のステップに沿って第2清掃モードの実行手順について説明する。
パソコン等の上位機器から入力されたコマンドを受信することにより第2清掃モードが開始されると(ステップS1)、CPU91からベルト駆動モーター40に制御信号を送信し、所定のタイミング(図6の時間t0)で中間転写ベルト8の駆動を開始する(ステップS2)。一方、CPU91から電圧制御回路51に制御信号を送信し、ベルトクリーニング電圧の印加、およびプレブラシ電圧の印加を停止した状態で、中間転写ベルト8の駆動開始タイミング(時間t0)に同期して転写電圧電源54から駆動ローラー11へ二次転写逆電圧(トナーと逆極性の電圧)を印加し(ステップS3)、一次転写ローラー6a~6dへ一次転写逆電圧(トナーと同極性の電圧)を印加する(ステップS4)。
その後、画像形成部Pa~Pd(図1参照)において画像形成が行われ、所定のタイミング(図6の時間t1)で転写電圧電源54から一次転写ローラー6a~6dに一次転写電圧(トナーと逆極性の電圧)を印加して感光体ドラム1a~1d上に形成されたトナー像を中間転写ベルト8上に一次転写する。これにより、中間転写ベルト8上にトナー像を形成する(ステップS5)。トナー像は、中間転写ベルト8の幅方向におけるプレブラシ31との対向領域の全域に亘って形成される。
トナー像の形成後(図6の時間t2)、一次転写ローラー6a~6dに再び一次転写逆電圧を印加する(ステップS6)。そして、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像が一次転写ローラー6a~6dを通過するタイミングで(図6の時間t3)、一次転写ローラー6a~6dに再び一次転写電圧を印加する(ステップS7)。
その後、制御部90は所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS8)、所定時間が経過していない場合は(ステップS8でNo)、ステップS7に戻り一次転写電圧、二次転写逆電圧を印加した状態で中間転写ベルト8の駆動を継続する。所定時間が経過(図6の時間t4)している場合は(ステップS8でYes)、一次転写電圧の印加を停止し(ステップS9)、ベルトクリーニング電圧電源55からベルトクリーニングユニットの回収ローラー25へクリーニング電圧を印加して(ステップS10)中間転写ベルト8上のトナー像を除去する。その後、二次転写逆電圧、およびクリーニング電圧をオフにし、中間転写ベルト8の駆動を停止して第2清掃モードを終了する(図6の時間t5)。
なお、中間転写ベルト8上にトナー像を形成する前(図7のステップS4)、およびトナー像の形成後(図7のステップS6)において、一次転写ローラー6a~6dへ一次転写逆電圧を印加するのは、第1清掃モードと同様に、感光体ドラム1a~1dの非画像領域に付着した帯電量の低いカブリトナーが中間転写ベルト8に付着しないようにするためである。
第2清掃モードにおける中間転写ベルト8上へのトナー像の形成から終了までの駆動時間(図6のT2)は、第1清掃モードにおける中間転写ベルト8上へのトナー像の形成から終了までの駆動時間(図4のT1)に比べて長く設定されている。より詳細には、第2清掃モードにおける中間転写ベルト8上へのトナー像の形成から終了までの駆動時間は、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像がプレブラシ31を複数回通過するように設定される。
図6および図7に示した第2清掃モードでは、中間転写ベルト8上にトナー像を形成した後、一次転写ローラー6a~6dに一次転写電圧(電界強化電圧)を印加することで、中間転写ベルト8上のトナー像の帯電量が増加する。その結果、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像とプレブラシ31との間に引き合う方向の電界も強くなる。これにより、プレブラシ31に付着したトナーおよびキャリアの中間転写ベルト8への吐き出しをより一層効率的に行うことができる。
図6では、中間転写ベルト8上にトナー像を形成した後に印加する一次転写電圧(電界強化電圧)をトナー像の形成時に印加する一次転写電圧と同電圧としているが、電界強化電圧をトナー像の形成時に印加する一次転写電圧とは異なる電圧としてもよい。例えば、電界強化電圧をトナー像の形成時に印加する一次転写電圧よりも高電圧とすることで、中間転写ベルト8上のトナー像の帯電量をさらに増加させてトナー像とプレブラシ31との間の電界を強めることができる。
上述した第1清掃モードおよび第2清掃モードを、操作部70からの入力によって選択的に実行することで、プレブラシ31へのトナーおよびキャリアの付着を効果的に抑制することができる。例えば、プレブラシ31へのトナーおよびキャリアの付着量が少ない場合は、第2清掃モードに比べて実行時間の短い第1清掃モードを実行することで、印字待ち時間を短縮することができる。一方、トナーおよびキャリアの付着量が多い場合は、第1清掃モードに比べてトナーおよびキャリアの吐き出し効果の大きい第2清掃モードを実行することで、、プレブラシ31を十分に清掃することができる。
或いは、累積印字枚数が所定枚数に到達したとき第1清掃モードまたは第2清掃モードが実行されるようにしてもよい。これにより、第1清掃モードまたは第2清掃モードが適切なタイミングで自動的に実行されるため、ユーザーが第1清掃モードおよび第2清掃モードを選択して実行する必要がなくなる。この場合、第1清掃モードを実行する累積印字枚数を、第2清掃モードを実行する累積印字枚数に比べて少なく設定することで、第1清掃モードの実行頻度を第2清掃モードに比べて高くしておくことが好ましい。
また、プレブラシ31が中間転写ベルト8の弾性層に比べて帯電系列が下位の材料で形成されているため、中間転写ベルト8との摩擦によってトナーの帯電極性とは逆極性(負極性)の帯電を帯びる。そのため、プレブラシ31に逆帯電トナーおよびキャリアが付着し難くなり、逆帯電トナーおよびキャリアの吐き出しを促進することができる。
また、本実施形態のカラープリンター100では、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いる二成分現像方式の現像装置3a~3dを備えている。そのため、現像剤中のキャリアが感光体ドラム1a~1d側に移動するキャリア飛びが発生すると、感光体ドラム1a~1dから中間転写ベルト8を介してプレブラシ31に付着する。上述した第1清掃モード或いは第2清掃モードを実行することで、プレブラシ31に付着したキャリアを効率よく除去することができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態においては、中間転写ベルト8上の残留トナーを回収するクリーニング部材としてファーブラシ23を用いているが、ファーブラシ23に代えてクリーニングローラーを用いることも可能である。また、上記実施形態では第1清掃モードおよび第2清掃モードにおけるトナー像の形成前、第1清掃モードにおけるトナー像の形成後、並びに第2清掃モードにおける電界強化電圧の印加前に一次転写逆電圧を印加しているが、一次転写逆電圧を印加せずに電圧をオフとしてもよい。
また、本発明は図1に示したようなカラープリンター100に限られるものではなく、カラー複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の、中間転写式の種々の画像形成装置にも適用できるのはもちろんである。
また、ブラックの画像が形成される1つの感光体ドラム1dと、感光体ドラム1dに対向する1つの一次転写ローラー6dが中間転写ベルト8を挟んで配置された中間転写ユニット30と、を備えた中間転写式のモノクロプリンターにも同様に適用可能である。
本発明は、中間転写ベルト表面の残留トナーを除去するクリーニング部材と、中間転写ベルトの回転方向に対しクリーニング部材の上流側に配置され、中間転写ベルト上の残留トナーの極性を揃えるプレクリーニング部材とを備えた中間転写式の画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、プレクリーニング部材に付着したトナーを簡易な構成で効率的に除去可能な画像形成装置を提供することができる。
1a~1d 感光体ドラム(像担持体)
3a~3d 現像装置
6a~6d 一次転写ローラー(一次転写部材)
8 中間転写ベルト
9 二次転写ローラー(二次転写部材)
19 ベルトクリーニングユニット
23 ファーブラシ(クリーニング部材)
31 プレブラシ(プレクリーニング部材)
40 ベルト駆動モーター(駆動装置)
51 電圧制御回路
54 転写電圧電源
55 ベルトクリーニング電圧電源(クリーニング電圧電源)
56 プレブラシ電圧電源(プレクリーニング電圧電源)
90 制御部
100 カラープリンター(画像形成装置)

Claims (9)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に隣接して配置される無端状の中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを挟んで前記像担持体に対向配置され、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記中間転写ベルト上に一次転写する一次転写部材と、
    前記中間転写ベルトに接触して二次転写ニップ部を形成し、前記中間転写ベルト上に一次転写されたトナー像を、前記二次転写ニップ部を通過する記録媒体に二次転写する二次転写部材と、
    前記中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングするクリーニング部材と、
    前記中間転写ベルトの移動方向に対し前記クリーニング部材の上流側に配置され、前記中間転写ベルト上のトナーの帯電量を制御するプレクリーニング部材と、
    前記一次転写部材に、前記中間転写ベルト上に前記トナー像が一次転写される方向の一次転写電圧および前記一次転写電圧と逆極性の一次転写逆電圧を印加し、前記二次転写部材と前記中間転写ベルトとの間に、前記記録媒体上に前記トナー像が二次転写される方向の二次転写電圧および前記二次転写電圧と逆極性の二次転写逆電圧を印加する転写電圧電源と、
    前記クリーニング部材に前記トナーと逆極性のクリーニング電圧を印加するクリーニング電圧電源と、
    前記プレクリーニング部材に前記トナーと同極性のプレクリーニング電圧を印加するプレクリーニング電圧電源と、
    前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動装置と、
    前記転写電圧電源、前記クリーニング電圧電源、前記プレクリーニング電圧電源、および前記駆動装置の制御を行う制御部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、非画像形成時に前記プレクリーニング部材に付着した異物を前記中間転写ベルト上に吐出するプレクリーニング部材清掃モードを実行可能であり、
    前記プレクリーニング部材清掃モードは、
    前記プレクリーニング電圧を印加せず、前記クリーニング電圧および前記二次転写逆電圧を印加した状態で前記中間転写ベルトを駆動し、前記中間転写ベルト上に前記トナー像を一次転写した後、前記中間転写ベルトを所定時間駆動させる第1清掃モードと、
    前記クリーニング電圧および前記プレクリーニング電圧を印加せず、前記二次転写逆電圧を印加した状態で前記中間転写ベルトを駆動し、前記中間転写ベルト上に前記トナー像を一次転写した後、前記一次転写電圧を印加して前記中間転写ベルトを前記第1清掃モードよりも長い所定時間駆動させる第2清掃モードと、
    を選択的に実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2清掃モードにおいて前記中間転写ベルト上に形成された前記トナー像が前記プレクリーニング部材を複数回通過するように前記中間転写ベルトを前記所定時間駆動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1清掃モードおよび前記第2清掃モードにおいて前記中間転写ベルト上に前記トナー像を一次転写するまでの間、前記一次転写逆電圧を印加した状態で前記中間転写ベルトを駆動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1清掃モードにおいて前記中間転写ベルト上に前記トナー像を一次転写した後、前記一次転写逆電圧を印加した状態で前記中間転写ベルトを所定時間駆動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2清掃モードにおいて前記中間転写ベルト上に前記トナー像を一次転写してから再び前記一次転写電圧を印加するまでの間、前記一次転写逆電圧を印加した状態で前記中間転写ベルトを駆動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第2清掃モードにおいて前記中間転写ベルトを所定時間駆動させた後、前記クリーニング部材に前記クリーニング電圧を印加して前記中間転写ベルト上に形成された前記トナー像をクリーニングすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記中間転写ベルトは、表面層に弾性層を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記プレクリーニング部材は、前記中間転写ベルトに比べて帯電系列が下位の材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記像担持体に形成された静電潜像を前記トナー像に現像する現像装置を備え、
    前記現像装置は、前記トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いる二成分現像方式であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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