JPH1078619A - デジタルプリントの発注納品方法及びシステム - Google Patents

デジタルプリントの発注納品方法及びシステム

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JPH1078619A
JPH1078619A JP23423596A JP23423596A JPH1078619A JP H1078619 A JPH1078619 A JP H1078619A JP 23423596 A JP23423596 A JP 23423596A JP 23423596 A JP23423596 A JP 23423596A JP H1078619 A JPH1078619 A JP H1078619A
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JP23423596A
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Atsushi Enomoto
淳 榎本
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DP受付店に出向くことなく、高品質のプリ
ントを得る。 【解決手段】 画像データをパソコン上で画像処理す
る。画像処理した画像データに対するプリント注文デー
タを入力する。パソコンによりプリント仕上げ業者のデ
ータベースに接続し、画像データ及びプリント注文デー
タを受付用ワークステーションにデータ転送する。プリ
ント仕上げ業者は、プリント注文データに基づきプリン
タを選択し、注文サイズに応じて注文枚数分をプリント
する。各プリントの裏面に裏印字器により受付番号,こ
れのバーコード,及び納品種別番号からなる識別データ
38を印字する。装填装置19では、納品袋印字部42
により、納品袋48に宛て名49及び識別データ38を
印字する。この識別データ38に基づき納品袋48とプ
リント33,35、及び請求書37との照合が行われ
る。プリント及び納品が自動化され、プリントを効率良
く行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルプリント
の発注納品方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の写真プリントシステムでは、撮影
済みフイルムを現像及びプリントするために、DP(同
時プリント)受付店等に持ち込んでDP処理を依頼し、
受付時に指定された受渡し日時以降にプリントを受けと
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、処理の依
頼と受取とのために、DP受付店等に2度にわたって出
向く必要があり、面倒であった。また、最近は24時間
営業のコンビニエンスストア等が普及し、このような店
では写真の現像及びプリントの24時間受付が可能にな
ってきている。しかし、受付は24時間可能であって
も、現像所では通常の営業時間で営業しているため、こ
れにより仕上り納期が短縮化されることもない。
【0004】また、最近では、パーソナルコンピュータ
(以下パソコンという)、デジタルカメラ、スキャナ等
の普及と高機能化によってパソコン上で画像処理して、
パーソナルユースのインクジェットプリンタやサーマル
プリンタ等によってデジタルプリントすることが行われ
ている。しかしながら、これらのパーソナルユースのプ
リンタでは、高品質なプリントを期待することは困難で
あり、また、プリンタの購入等を考慮するとプリントコ
ストが高くなるという問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、プリントの発注や受取、作成を容易にし、しかも
受付店などに出向くことなく、高品質のプリントを簡単
に受け取ることができるようにしたデジタルプリントの
発注納品方法及びシステムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のデジタルプリントの発注納品方法
は、発注者は、デジタル画像データと、それに対応する
プリント注文データとを受注者の受付処理手段に送信
し、受注者は、前記受付処理手段により記憶装置に記憶
されたデジタル画像データと、それに対応するプリント
注文データとに基づきデジタルプリントを作成し、プリ
ント注文データに基づき発注者にプリントを納品するた
めの宛て名が表示された納品用品を作成し、この納品用
品により納品するようにしたものである。
【0007】請求項4記載のデジタルプリントの発注納
品システムは、デジタル画像データの入力手段と、入力
されたデジタル画像データを表示して画像処理するとと
もに、プリント注文データを入力する情報処理装置と、
画像処理されたデジタル画像データ及びプリント注文デ
ータをデータ転送する手段と、データ転送されたデジタ
ル画像データ及びプリント注文データを受け取り受付処
理する受付処理手段と、受け付けたデジタル画像データ
及びプリント注文データを記憶する記憶装置と、この記
憶装置に記憶されたデジタル画像データ及びプリント注
文データに基づきプリントを作成するデジタルプリンタ
と、プリント注文データに基づき宛て名印字を行う宛て
名プリンタとを備え、前記入力手段,情報処理装置,デ
ータ転送手段は発注者側に設けられ、前記受付処理手
段,記憶装置,デジタルプリンタ,宛て名プリンタは受
注者側に設けられるようにしたものである。前記宛て名
プリンタは、ラベル又は納品用品に宛て名を印字するこ
とが好ましい。前記宛て名プリンタは、宛て名の他に識
別バーコードを印字し、前記デジタルプリンタは、プリ
ントに識別バーコードを印字し、照合装填装置によりこ
れら識別バーコードに基づきプリントと納品用品とを照
合して、納品用品にプリントを自動装填することが好ま
しい。前記情報処理装置としては、画像処理機能を有す
る個人向けのパソコンが好ましい。なお、デジタルカメ
ラ等に、画像処理機能を持たせて、前記情報処理装置と
して用いるようにしてもよい。
【0008】更に、前記デジタル画像データは、デジタ
ルカメラ、スキャナ、コンピュータグラフィックス装置
(CG)、ビデオキャプチャから入力されたものである
ことが好ましい。また、前記プリント注文データは、プ
リントサイズ,プリント枚数を指示するプリント指示デ
ータと、プリント納期の希望日時を指示する納期希望日
時指示データと、プリントの納品方法を指示する納品方
法指示データと、発注者を識別するための発注者識別デ
ータとを有することが好ましい。発注者識別データは、
発注者登録前は個人を特定するための氏名,住所,電話
番号などの項目のいずれか又はこれらを組み合わせたも
のが用いられる。発注者登録後は、発注者ID番号デー
タが用いられる。また、プリント注文データは、発注者
を識別するための発注者ID番号データとプリント指示
コードデータとを有し、前記記憶装置には、発注者ID
番号データ毎に、プリントサイズ,プリント枚数を指示
するプリント指示データと、プリント納期の希望日時を
指示する納期希望日時指示データと、プリントの納品方
法を指示する納品方法指示データとの組合せによるプリ
ント指示コードデータが予め記憶されており、プリント
指示コードデータに基づきプリント注文データを特定す
ることが好ましい。
【0009】前記プリント注文データは、料金支払い方
法指示データを有し、この料金支払い方法指示データに
基づき、現金支払い,クレジットカード支払い,銀行自
動引き落とし,銀行振込,プリペイドカード支払い,電
子マネー支払いを選択することが好ましい。前記プリン
ト注文データは、デジタル画像データの記憶期間を指示
する記憶期間指示データを有し、前記受付処理手段は、
記憶期間指示データに基づき画像データを指示された記
憶期間内保存することが好ましい。
【0010】
【作用】デジタル画像データはデジタルカメラ、スキャ
ナ、CG、ビデオキャプチャなどから情報処理装置に入
力される。発注者は情報処理装置を操作して、入力され
た画像データをディスプレィに表示して、これを見なが
ら画像処理を行う。更に、この画像データをプリントす
るためのプリント注文データを入力する。プリント注文
データは、プリントサイズ,プリント枚数を指示するプ
リント指示データと、プリント納期の希望日時を指示す
る納期希望日時指示データと、プリントの納品方法を指
示する納品方法指示データと、発注者を識別するための
発注者識別データとを有し、これらが順次入力される。
この入力後に、受注者を指定してデータ転送を指示する
と、この画像処理したデジタル画像データとプリント注
文データとが指定した業者に送信される。受注者の受付
処理手段は、発注者からデータ転送されたデジタル画像
データとプリント注文データとを記憶する。
【0011】データ転送された画像データ及びプリント
注文データを単に記憶する代わりに、前記プリント注文
データの内、納期及び料金を算出するために必要な注文
データ及び画像データのサイズからなる仮注文データを
発注者から受注者に送るようにしてもよい。この場合に
は、受付処理手段は、この仮注文データに基づきプリン
ト料金及びプリント納期を算出し、これらデータを発注
者にデータ転送する。発注者は料金及び納期に基づき注
文するか否かを決定し、注文する場合には、プリント本
注文データを受付処理手段に転送する。受付処理手段
は、この本注文データの転送に基づきデジタル画像デー
タ及びプリント注文データを記憶装置に記憶し、デジタ
ルプリンタにプリント指示を送る。この場合には、受付
番号を決定して、この受付番号に基づき本注文データ及
び画像データを管理するとよい。
【0012】デジタルプリンタは、デジタル画像データ
とプリント注文データとに基づきプリントを作成する。
このプリントは、プリント注文データの納品方法指示デ
ータに基づき、郵送、宅配で発注者に送られる他に、受
注者の店頭で発注者に直接渡される。また、プリント注
文データの料金支払い指示データに基づき料金清算処理
が行われる。例えば、銀行自動引き落とし、銀行振込、
クレジットカード、プリペイドカード、電子マネーカー
ドによる支払いなどが選択される他に、直接受渡し処理
の場合には現金支払いも選択される。
【0013】プリントを発注者に送るために、宛て名プ
リンタにより宛て名が印刷される。宛て名情報は発注者
識別データに基づき特定され、郵便番号,住所,氏名,
必要に応じて電話番号などが印字される。また、宅配の
場合には、これら宛て名の他に取り扱い店を識別するた
めの番号やバーコードが必要に応じて記録される。宛て
名は納品用品に直接印字される他に、ラベルに印字され
た後に、これが納品用品に貼り付けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルプリン
トの発注納品システムを示す概略図である。発注者とし
てのユーザー10側には情報処理装置としてのパソコン
11が設けられている。また、受注者としてのプリント
仕上げ業者12側には受付用ワークステーション13、
大容量の記憶装置14、プリンタ15,16,17及び
請求書発行プリンタ18、装填装置19が設けられてい
る。
【0015】ユーザー10側のパソコン11は、周知の
ように、パソコン本体,キーボード,ディスプレィ,ハ
ードディスク装置,モデム等から構成されており、これ
らの他に、画像入力手段として、スキャナ20やデジタ
ルスチルカメラ21等が接続されている。前記モデムに
は有線又は無線の公衆電話回線22が接続されている。
この公衆電話回線22を介して、パソコン11は、イン
ターネットなどのネットワーク23及び、プリント仕上
げ業者12のデータベース24に接続される。
【0016】スキャナ20はフラットベットタイプのも
のが用いられ、これによりプリント写真や印刷物等の反
射原稿から画像データが読み取られる。また、スキャナ
としてフイルムスキャナを用いてもよく、この場合には
写真フイルムから画像データが読み取られる。また、パ
ソコン本体にはビデオキャプチャーボードが内蔵されて
おり、ビデオテープレコーダ,ビデオカメラ,テレビ等
から、画像データが取り込み可能になっている。更に
は、画像データはインターネット等のネットワーク23
から得られたものであってもよい。
【0017】パソコン11には、画像処理及び注文ソフ
トが組み込まれている。この画像処理及び注文ソフトは
後に説明するように、プリント仕上げ業者12のデータ
ベース24からダウンロードしたものである。また、プ
リント仕上げ業者12は業者リストから選択され、この
業者リスト25はネットワーク23からダウンロードさ
れる。画像処理及び注文ソフトは、周知の画像処理プロ
グラムと注文処理プログラムを組み合わせて構成されて
おり、画像処理から注文までが行えるようになってい
る。なお、このように画像処理と注文処理とを行うプロ
グラムの他に、注文処理プログラムのみでもよく、この
場合には市販の画像処理ソフトを用いて画像処理が行わ
れる。
【0018】画像処理プログラムは、画像データの取り
込み、ガンマ補正処理、色補正処理、トリミング処理、
文字データ嵌め込み合成処理、拡大/縮小処理、データ
圧縮処理などを行う。そして、データ圧縮処理フォーマ
ットデータとデータ圧縮処理された画像データとが、プ
リント対象画像データとしてパソコン本体のメモリ等に
記憶される。
【0019】注文処理プログラムは、プリント注文デー
タの入力処理と、プリント対象画像データ及びプリント
注文データのデータ転送とを行う。
【0020】プリント注文データの入力処理では、プリ
ント対象画像データを特定した後に、この画像データに
対応させて、プリント指示データと、納期希望日時指示
データと、納品方法指示データと、料金支払い方法指示
データと、ユーザー識別データとが入力される。なお、
これら各データは一度入力されると、それが記憶されて
おり、次には前回注文したときのプリント注文データが
ディスプレィに表示され、共通データの再度の入力が省
略されるようになっている。
【0021】プリント指示データは、プリントサイズ,
プリント枚数,プリントフォーマット,プリント方式を
指示するデータから構成されている。プリントサイズ
は、銀塩写真プリンタにおけるEサイズ,Lサイズ,キ
ャビネサイズ等のサイズを指示する他に、インクジェッ
トプリンタやサーマルプリンタ等におけるA0サイズ,
・・・A4サイズ,A6サイズ等のサイズを指示するも
のである。プリント枚数は、各プリントサイズにおける
枚数を指示するものである。
【0022】プリントフォーマットは、パノラマプリン
トのような特殊サイズプリント,インデックスプリン
ト,マルチプリント,シールプリント,文字合成プリン
ト,更にはモノクロプリント等を指示するものである。
シールプリントは、剥離紙に貼り付けられており、剥が
して他のものに貼り付けて使用するもので、多くはマル
チプリントと併用される。プリント方式は、銀塩写真プ
リンタ,インクジェットプリンタ,サーマルプリンタ,
その他のプリンタ等を指示するものである。
【0023】納期希望日時指示データは、納期希望日時
を指示するものである。納期希望日時は、プリント仕上
げ業者において、予め複数種類の納期日時が設定してあ
り、この中から選択するようになっている。例えば、受
付後12時間以内の納品、受付後24時間以内の納品、
受付後2日以内納品などが選択される。なお、このよう
な選択方式に変えて、希望納期日時を指定する方式とし
てもよい。納品方法指示データは納品方法を指示するも
のであり、郵送,宅配,店頭受取等が選択される。
【0024】料金支払い方法指示データは、料金の支払
い方法を指示するものであり、郵送及び宅配の納品を希
望するときには、クレジットカード支払い,銀行自動引
き落とし,銀行振込,プリペイドカード又は電子マネー
支払い等が選択される。また、受取の納品を希望すると
きには、上記支払い形態の他に現金払いが選択される。
【0025】ユーザー識別データはユーザーを識別する
もので、ユーザーの氏名,住所,郵便番号,電話番号,
ID番号などから構成されている。なお、一度注文を行
うことにより、または注文前にユーザー登録することに
より、これら一連のプリント注文データをオーダー1,
オーダー2のようなオーダー番号に登録しておき、後の
注文の際には、単にユーザーID番号及びパスワードを
入力して、プリント仕上げ業者のデータベースに接続
し、画像データとオーダー番号とを入力してもよい。
【0026】プリント仕上げ業者12側の受付用ワーク
ステーション13も、基本的にはユーザー10側のパソ
コン11と同じ構成となっているが、扱うデータ量が多
いため、高機能及び高速なコンピュータからなるシステ
ム構成になっている。この受付用ワークステーション1
3には、周知のデータベースソフトが組み込まれてお
り、ワークステーション13と記憶装置14とモデム2
6とによりデータベース24が構築されている。データ
ベースソフトは、パソコン11の画像処理及び注文ソフ
トに対応している。この注文ソフトによりユーザー10
のパソコン11とプリント仕上げ業者12のワークステ
ーション13とが有線又は無線の公衆電話回線22及び
モデム26により接続され、受付処理が行われる。
【0027】前記デジタルプリンタ15,16,17に
は、ペーパーサイズの異なる感光材料又は記録材料がセ
ットされており、これらプリンタ15〜17は異なるサ
イズのプリントを行う。プリンタ15,16は銀塩方式
カラーデジタルプリンタから構成されており、デジタル
データに基づき銀塩方式カラー感光材料(カラーペーパ
ー)を走査露光して、画像を焼付露光する。カラーペー
パーはポジ・ポジタイプのものが用いられ、ポジ像でカ
ラーペーパーが焼付露光される。
【0028】銀塩方式カラーデジタルプリンタ15は、
図2に示すように、レーザー光による走査露光方式の焼
付露光部30を備えており、画像データに基づき光ビー
ムを変調し、カラーペーパー31の送りに同期させてカ
ラーペーパー31のイエロー,マゼンタ,シアンの各感
光層を走査露光することにより、各画像を焼付露光す
る。この焼付露光済みのカラーペーパー31はペーパー
プロセサ32で現像処理された後に、カットマークに基
づき各コマ毎に切り離され、Lサイズのプリント33が
作成される。また、裏印字器34が設けられており、こ
の裏印字器34は、図3に示すように、各画像に対応さ
せたカラーペーパー31の裏面に受付番号38a及びこ
れのバーコード38bからなる識別データ38を記録す
る。受付番号38aはオペレータによる照合の場合に用
いられ、バーコード38bは自動照合の場合に用いられ
る。なお、受付番号38aに続く番号38cは、郵送,
宅配,店頭受渡し等の納品種別を表す納品種別番号であ
り、「1」が郵送、「2」が宅配、「3」が店頭渡しを
表している。
【0029】他方の銀塩方式カラーデジタルプリンタ1
6も同じように構成されている。このプリンタ16には
キャビネサイズのものがセットされており、キャビネサ
イズのプリント35が作成される。また、図2に示す裏
印字器34と同じものにより各画像に対応させたカラー
ペーパー31の裏面に受付番号38a,これのバーコー
ド38b及び納品種別番号38cからなる識別データ3
8が記録される。
【0030】焼付露光部30には、レーザー光による走
査露光方式の他に、CRTや液晶表示パネル等を用いた
面露光方式又は線露光方式を用いてもよい。また、光ビ
ームを変調する代わりに、マイクロミラー装置を用いて
走査露光してもよい。マイクロミラー装置は、サイズが
極めて小さいミラー(マイクロミラー)をライン又はマ
トリクスに配列し、各マイクロミラーの傾斜角度を制御
して入射光を偏向するものである。
【0031】カラーペーパーとして、ネガ・ポジタイプ
のものを用いる場合には画像データはポジ・ネガ変換さ
れる。このポジ・ネガ変換は、デジタルプリンタ15〜
17の画像処理部で行う他に、ワークステーション13
の画像処理部で行ってもよい。なお、デジタルプリンタ
15〜17の画像処理部は、ガンマ補正やマトリクス補
正を行い、得られたプリントの濃度及び色バランスが最
適になるようにしている。
【0032】また、プリンタ17は周知のインクジェッ
ト方式カラーデジタルプリンタから構成されている。こ
のプリンタ17はユーザー注文データのプリント方式指
示データがインクジェット方式の場合に選択され、A0
〜A4サイズ等の大きなサイズのプリント36を作成す
る。このため、プリンタ17には各種サイズの記録紙が
セットされており、サイズ指定に応じて対応する記録紙
が選択される。このプリンタ17にも裏印字器が設けら
れており、受付番号,これのバーコード,及び納品識別
番号からなる識別データが記録紙の裏面に記録される。
【0033】図1に示すように、請求書発行プリンタ1
8はワークステーション13のデータに基づき請求書3
7をプリントする。この請求書37には各種の請求項目
がプリントされる他に、プリントと納品袋とを照合する
ために受付番号,これのバーコード,及び納品種別番号
からなる識別データ38が記録される。
【0034】各プリンタ15,16からのプリント3
3,35と、請求書発行プリンタ18からの請求書37
とは、ソーター・集積装置39により装填装置19のプ
リント挿入部44(図4参照)に送られる。
【0035】図4に示すように、装填装置19は、納品
袋カセット40と、納品袋送り部41と、納品袋印字部
42と、照合部43と、プリント挿入部44と、封入部
45と、排出部46と、排出カセット47とから構成さ
れている。納品袋カセット40には、多数枚の納品袋4
8がセットされている。納品袋送り部41は、納品袋カ
セット40から納品袋48を1枚だけ取り出して、これ
を納品袋印字部42,プリント挿入部44,封入部4
5,排出部46に順次送り込むもので、図示しない搬送
ベルト対や搬送ローラ対から構成されている。
【0036】納品袋印字部42は印字プリンタから構成
されており、印字位置にセットされた納品袋48に対し
て住所,氏名,郵便番号等の宛て名49と、受付番号3
8aこれのバーコード38b,及び納品識別データ38
cとをプリントする。
【0037】照合部43は上記バーコード38を読み取
る図示しないバーコードセンサと、これらのバーコード
センサからの信号に基づき照合を行うコントローラとか
ら構成されている。第1のバーコードセンサは、印字位
置とプリント挿入位置との間に設けられており、納品袋
印字部42でプリントされたバーコード38を読み取
る。また、第2バーコードセンサは、各プリンタ15,
16の裏印字機で印字された各プリントのバーコード3
8を読み取る。第3のバーコードセンサは、請求書37
のバーコードを読み取る。コントローラは、各バーコー
ドセンサで読み取ったバーコードが一致したときにプリ
ント挿入部44を作動させ、これにより納品袋48内に
1件分のプリント15,16及び請求書37を挿入す
る。また、コントローラは、照合してこれらバーコード
が不一致の場合にはアラームを発した後に、装填処理を
中止する。
【0038】図1に示すように、ソーター・集積装置3
9は、各写真プリンタ15,16及び請求書発行プリン
タ18の出口側に設けられており、各件毎にプリント3
3,35,及び請求書37を1まとまりにし、これをプ
リント挿入部44に送る。このソーター・集積装置39
は、多数の収納部(ビン)を備えており、これら各収納
部に各件毎にプリントを挿入することで、各件のプリン
トを1まとまりにし、これをプリント挿入部44に送
る。このため、プリント33,35や請求書37の受取
口にはバーコードセンサ39a,39b,39cが設け
られており、これらバーコードセンサ39a〜39cに
よりバーコード38bが読み取られる。なお、プリンタ
17は、他のプリンタ15,16と異なり、大サイズの
プリントを扱うため、本実施形態では自動装填に対応し
ておらず、マニュアルによる装填となっている。
【0039】プリント挿入部44は、納品袋開口機構と
投入機構とから構成されている。納品袋開口機構は、納
品袋48の挿入口近くの縁部をバキュームパッド51で
吸引することで、挿入口48aを開く。投入機構は投入
ガイド52を備えている。投入ガイド52は開かれた挿
入口48a内に入り込むガイド位置と、挿入口48aか
ら退避した退避位置との間で変移する。投入ガイド52
が退避位置のときに開口機構への納品袋48の出し入れ
が行われる。この投入ガイド52により、1件分のプリ
ント33,35及び請求書37がまとめて納品袋48内
に投入される。この投入は、投入ガイド52を用いた自
重による落下投入の他に、1件分のプリント33,35
及び請求書37を挟持するグリッパなどの挟持手段を用
いて納品袋48内に強制的に挿入してもよい。
【0040】封入部45は、納品袋48の開口48aを
閉じるように糊付けする。納品袋の糊付けはヒートシー
ラー等の接着剤が用いられる他に、粘着テープや綴じ針
等が用いられる。封入された納品袋48は排出部46に
より排出トレイ47に排出される。オペレータは排出ト
レイ47から納品袋48を取り出して、識別データ38
の納品種別番号38cに基づき郵送,宅配,店頭渡しに
仕分けた後に、これら各納品処理を行う。
【0041】図1に示すように、プリント仕上げ業者1
2のデータベース24は、系列の現像所や仕上げ業者6
0のデータベースとネットワーク23又は専用回線61
を介して接続されている。そして、処理能力以上のプリ
ント処理の注文の場合、処理不可能なプリントサイズや
プリントフォーマットの注文の場合、及びプリンタ15
〜17の故障の場合などに、他の系列現像所や仕上げ業
者60にデータが転送され、これら仕上げ業者60によ
ってプリント処理及び必要に応じて納品処理が行われ
る。
【0042】次に、図5及び図6を参照して本実施形態
の作用について説明する。ユーザー10はプリント仕上
げ業者リスト25をインターネット等のネットワーク2
3を介して入手する。このリスト25の入手は、パソコ
ン11に付属している通信ソフト等により行われる。次
に、ユーザー10は、このリスト25から、最寄りの
店,プリントフォーマットの種類,料金,納品方法等を
考慮して最適なプリント仕上げ業者12を選択し、この
プリント仕上げ業者12のデータベース24に接続す
る。
【0043】仕上げ業者12のワークステーション13
は、接続されたユーザー10側のパソコン11のダウン
ロードの要求により、画像処理及び注文ソフトをユーザ
ー10側に送出する。ユーザー10はダウンロードした
画像処理及び注文ソフトを解凍してこれをパソコン11
にインストールする。このインストールを正常に終了す
ると、ユーザー登録メニューとなり、ユーザー登録処理
が簡単に行えるようになっている。
【0044】このユーザー登録処理では、受付用ワーク
ステーション13は、ユーザーID番号とパスワードと
をユーザー10に対して発行し、以後はこのユーザーI
D番号とパスワードとの照合により、プリント注文を受
け付ける。
【0045】次に、ユーザー10は、プリント対象画像
データを取り込み、画像処理及び注文ソフトにより、画
像処理を行う。画像データは、スキャナ20、デジタル
スチルカメラ21、図示しないデジタルビデオカメラ等
からパソコン11に入力される他に、ビデオキャプチャ
ーボードを介してテレビ及びビデオテープレコーダ等の
画像も入力される。更には、インターネット等のネット
ワーク23からの画像データであってプリントが許可さ
れているものもプリント対象画像データとして取り込ま
れる。
【0046】取り込んだ画像データは、画像処理及び注
文ソフトによって画像処理される。画像処理としては、
例えばガンマ補正、マトリクス補正、文字イラスト合
成、拡大/縮小、トリミング、画像合成等があり、これ
らの画像処理が確定すると、この画像処理済みの画像デ
ータが、例えばJPEG(Joint Photgraphic ExpertsG
roup)圧縮される。圧縮された画像データはパソコン1
0のRAMの所定エリアに書き込まれる。データ圧縮方
式はJPEGに限定されることなく、他の周知の圧縮方
式を用いてもよい。
【0047】次に、プリント注文データを入力する。プ
リント注文データの入力は、データ入力画面で所望する
指示データをマウスやキーボード等を用いて選択するこ
とにより行われる。全てのプリント注文データの入力が
終了すると、データ転送モードになり、プリント仕上げ
業者12のワークステーション13に接続され、データ
通信により先ずプリント仮注文データが転送される。
【0048】プリント仮注文データは、プリント注文デ
ータの内のプリント指示データ、納期希望日時指示デー
タ、及びプリント対象画像データのサイズ(データ量)
から構成されている。
【0049】ワークステーション13では、現在の注文
総数及び納期を管理しているので、仮注文データの画像
サイズ及びプリント枚数等に応じて、受付番号ととも
に、仮注文に対する納期及び料金をユーザー側にデータ
転送する。すなわち、ワークステーション13は、ユー
ザー10からのプリント仮注文データに基づき、希望納
期に間に合うかどうかを他のユーザーの注文数やプリン
トの処理能力に応じて演算し、プリント仕上り時間を特
定する。そして、このプリント仕上り時間に納品処理時
間を加算することで、納期を算出する。
【0050】算出した納期が希望納期を越える場合に
は、ワークステーション13は処理不可能メッセージを
ユーザー10側のパソコン11に送る。この場合には、
ユーザー10は希望納期日時を変更して再度仮注文を行
う他に、注文の中止が選択される。
【0051】算出した納期が希望納期内であるときに
は、ワークステーション13は受付番号及び処理可能メ
ッセージをユーザー10側のパソコン11に送るととも
に、プリント本注文データのデータ転送をパソコン11
に要求する。
【0052】ユーザー10はこの納期及び料金を確認し
た後に注文指示を選択すると、パソコン11は本注文デ
ータをワークステーション13に送る。本注文データ
は、プリント注文データの全てとプリント対象画像デー
タとから構成されている。ワークステーション13は、
この本注文データを受付番号に基づきデータ管理し、本
注文データを記憶装置14に記憶する。
【0053】ワークステーション13は、受付した内容
に基づき、納期順に各注文のプリントを行う。このと
き、プリント指示データに基づき用いるプリンタ15〜
17を選択する。そして、指示されたプリントサイズで
指示枚数分のプリントを行う。例えば、通常のLサイズ
プリントが指定された場合には、プリンタ15を用い
て、Lサイズプリント33を作成する。また、キャビネ
サイズプリントが指定された場合にはプリンタ16を用
いてキャビネサイズプリント35を作成する。また、A
3サイズのプリントが指定された場合には、インクジェ
ットプリンタ17を用いて、A3サイズのプリント36
を作成する。なお、オペレータによるマニュアル補正処
理が選択された場合には、ワークステーション13は、
自動プリントを行わず、営業時間内におけるマニュアル
プリント処理を選択する。この場合には、オペレータ
は、濃度及び色バランスが最適になるように画像処理を
行い、各種プリンタ15〜17を用いてプリント33,
35,36を作成する。また、自動プリントにおけるプ
リントサイズやプリントフォーマット以外のものが選択
された場合には、同様にして営業時間内においてオペレ
ータによりマニュアルプリント処理が行われる。
【0054】また、各プリンタ15〜17の裏印字器
は、プリント31〜33の裏面に受付番号38a,これ
のバーコード38b,及び納品種別番号38cからなる
識別データ38を印刷する。
【0055】プリントと並行して又はプリントの前後
に、請求書発行処理が行われる。請求書発行処理では、
ワークステーション13は、請求書発行プリンタ18に
より、請求料金の明細とユーザー氏名及びユーザーID
番号と受付番号およびこれのバーコード38とを所定の
フォーマットでプリントして、請求書37を発行する。
なお、銀行自動引き落としやプリペイドカード等の使用
の場合には、請求書37に代えて又はこれに加えて納品
書を発行するようにしてもよい。
【0056】次に、ワークステーション13は、装填装
置19の納品袋印字部42により、ユーザーの郵便番
号,住所,氏名,電話番号などからなる宛て名49と、
受付番号38a,これのバーコード38b,納品種別番
号38cとからなる識別データ38とを納品袋48にプ
リントする。
【0057】なお、納品袋48はプリントサイズに応じ
て各種用意されているが、装填装置19の納品袋カセッ
ト40には最も需要のあるプリントサイズに対応する納
品袋48がセットされている。この他に納品袋カセット
を複数用意しておき、プリントサイズに応じて納品袋を
選択して使用してもよい。更には、A0〜A3等の大サ
イズプリントの場合には、筒体を用いてもよい。この場
合には自動による装填の他に、オペレータによって手作
業で装填してもよい。
【0058】仕上がったプリント33,35と請求書3
7とは、ソーター・集積装置39で各バーコードセンサ
39a〜39cによりバーコード38bが読み取られ、
これに基づき同じバーコードのものが同じプリント収納
部に収納されることで、1まとまりにされる。この1ま
とまりにされたプリント33,35と請求書37とは、
プリント挿入部44で納品袋48に挿入される。この挿
入の前に、照合部43により1まとまりにされたプリン
ト33,35と請求書37のバーコードと納品袋48の
バーコード38とが照合される。照合結果によりバーコ
ード38bが不一致の場合には、アラームを発して装填
処理が中止される。なお、照合を行う他に、1まとまり
にされたプリントのバーコード38bを読み取って、こ
れに基づき納品袋48に宛て名を印字し、この宛て名を
印字した納品袋48に1まとまりにされたプリントを挿
入してもよい。
【0059】プリント等が挿入された納品袋48は、封
入部45で封がされ、この後に排出部46により排出カ
セット47に排出される。納品袋48には、宛て名49
の他に、納品種別番号38c(図3参照)が印字されて
いるので、オペレータは、この納品種別番号により、郵
送,宅配,店頭受渡し等の処理のために仕分けることが
できる。なお、この納品種別番号による振り分けは人手
により行う他に、これら納品種別番号をバーコード化し
ておき、これをバーコードセンサにより読み取って、各
納品種別毎に排出カセット47に仕分けて排出してもよ
い。
【0060】プリント料金は、料金支払い方法指示デー
タで指示された方法により清算される。例えば、プリペ
イドカード支払い方法の場合には、プリント仕上げ業者
等でプリペイドカードをユーザーが購入して、このカー
ドID番号をプリント支払い方法指示データとして入力
することで、ワークステーション13はこのプリペイド
カードの料金限度額内までプリントを行うことができ
る。
【0061】また、納品袋印字部42による納品袋48
への直接印字の他に、図7に示すように、ラベルプリン
タ65によりラベル66に宛て名をプリントしてもよ
く、この場合には、このラベル66が納品袋48に貼ら
れる。ラベル66には、納品袋48と同じように、宛て
名67と、受付番号68a,これのバーコード68b,
納品種別番号68cからなる識別データ68とが記録さ
れる。
【0062】なお、受付番号と納品種別とを組み合わせ
たものをバーコードとして記録してもよい。また、受付
番号とユーザーID番号とを組み合わせたものをバーコ
ードとして記録してもよい。更には、受付番号とユーザ
ーID番号と納品種別番号とを組み合わせたものをバー
コードとして記録してもよい。これらを組み合わせる場
合には、これらを単に連結する他に、各番号の下何桁、
例えば4桁の番号を連結してもよく、この場合には識別
バーコードの桁数が増えることが抑えられる。また、図
示は省略したが透明窓付きの納品袋を採用する場合に
は、請求書に住所氏名等を記入することで、納品袋への
宛て名書きプリントを省略してもよい。
【0063】また、プリント注文データには、画像デー
タを所定期間記憶する記憶期間指示データを加えてもよ
い。この記憶期間指示データが入力された場合には、ワ
ークステーション13は指定された期間、画像データを
記憶装置14に保存する。この記憶期間内ではユーザー
は、画像データを読みだして、修正を加えることができ
る。この記憶期間指示データで所定期間画像データを保
存する場合にはこの料金が請求料金に加算されることに
なる。
【0064】プリント注文データとして記録媒体書込み
指示データを加えてもよく、この場合には、指定された
画像データが選択された記録媒体、例えばDVD、M
O、CD、FD等に書き込まれる。これら画像データ
は、記録媒体が満杯になった時またはユーザー10の指
示があった時に、ユーザー10に納品される。
【0065】前記パソコン11は、プリント仕上げ業者
リストをライブラリとして記憶しており、保有するプリ
ンタの一覧や料金・納期一覧から最適なプリント仕上げ
業者を選択することができる。このプリント仕上げ業者
リスト25はインターネットなどのネットワーク23経
由で適宜ダウンロードすることにより、常に最新のもの
に更新される。
【0066】プリント仕上げ業者12が写真フイルムの
現像所を兼ねている場合には、銀塩写真カメラで撮影し
たネガフイルム等を現像所でDP処理してもらう際に、
フイルムスキャナで画像を取り込み、これを画像データ
として記憶装置14に記録してもよい。この場合には、
ユーザー10はユーザーID番号に基づきプリント仕上
げ業者12のワークステーション13に接続して、画像
データをダウンロードし、このダウンロードした画像デ
ータを画像処理した後にプリント注文データを入力し
て、プリントを注文する。
【0067】上記実施形態では、銀塩式カラーデジタル
プリンタ15,16及びインクジェットカラープリンタ
17を用いたが、この他に、熱現像転写方式のカラープ
リンタ、カラーインクジェットプリンタ、カラーサーマ
ルプリンタ、カラーレーザープリンタを用いてもよい。
また、当然のことながらモノクロプリントを行う場合に
はモノクロプリンタが用いられる。
【0068】プリント注文データとして画像補正処理指
示データを加えてもよく、この場合には、オペレータに
より仕上りシミュレート画像が観察され、濃度及び色バ
ランスが最適となるように、画像補正処理が行われる。
この場合には、補正処理料金が請求料金に加算される。
【0069】プリント注文データのプリントフォーマッ
トとして、ポストカード指示データを加えてもよい。こ
の場合には、合成文書内容及び合成パターンを数種類の
パターンからユーザーに選択させる他に、ユーザーが文
書を画像合成した状態でプリント仕上げ業者にデータ転
送してもよい。更には、送り先住所一覧データもデータ
転送することで、プリント仕上げ業者側でプリントされ
たポストカードを送り先住所に郵送してもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1又は4記載の発明によれば、デ
ジタル画像データとそれに対応するプリント注文データ
を受注者に送信したから、DP受付店等に出向く必要が
なくなる。しかも、発注者側で好みの画像処理を行うこ
とができる。また、受注者はデジタル画像データとプリ
ント注文データとを記憶装置に記憶し、この記憶したデ
ジタル画像データとプリント注文データとに基づきプリ
ントを作成し、プリント注文データに基づき発注者にプ
リントを納品するための宛て名を納品用品に印字したか
ら、プリント処理及び納品を自動化することができる。
しかも、店舗受付のように受付時間が営業時間に限定さ
れることがなく、24時間受付が可能になるので、プリ
ント処理の自動化と相まってプリントを効率良く行うこ
とができ、プリントの納期を短縮することができる。
【0071】請求項2の発明によれば、プリント注文デ
ータは、プリントサイズ,プリント枚数を指示するプリ
ント指示データと、プリント納期の希望日時を指示する
納期希望日時指示データと、プリントの納品方法を指示
する納品方法指示データと、発注者を識別するための発
注者識別データとしたから、プリント注文を確実に行う
ことができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、プリント注
文データを、発注者を識別するための発注者ID番号デ
ータと、プリント指示コードデータとから構成し、プリ
ント指示コードデータに基づきプリント注文データを特
定したから、注文の際に各種のプリント注文データを個
別に入力する必要がなくなり、プリント注文を簡単に行
うことができる。
【0073】請求項6記載の発明によれば、前記宛て名
プリンタは、宛て名の他に識別バーコードを印字し、前
記デジタルプリンタは、プリントに識別バーコードを印
字し、これら識別バーコードに基づきプリントと納品用
品とを照合して、納品用品にプリントを自動装填したか
ら、納品用品に対応するプリントを確実に装填すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルプリントの発注納品システム
を示す概略図である。
【図2】本発明のデジタルプリントの発注納品システム
で用いる銀塩式カラーデジタルプリンタを示す概略図で
ある。
【図3】プリントの裏面に記録された識別データの一例
を示す平面図である。
【図4】装填装置の概略を示す斜視図である。
【図5】本発明のデジタルプリントの発注納品システム
の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】装填装置における処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】納品袋に宛て名を直接印字する代わりに、ラベ
ルに宛て名を印字する他の実施形態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 ユーザー(発注者) 11 パソコン 12 プリント仕上げ業者(受注者) 13 ワークステーション 14 画像ファイル 15,16 銀塩式カラーデジタルプリンタ 17 インクジェットプリンタ 18 請求書発行プリンタ 19 装填装置 20 スキャナ 21 デジタルスチルカメラ 22 公衆電話回線 23 ネットワーク 24 データベース 25 プリント仕上げ業者リスト 33,35,36 プリント 37 請求書 38 識別データ 38a 受付番号 38b バーコード 38c 納品種別番号 40 納品袋カセット 41 納品袋送り部 42 納品袋印字部 43 照合部 44 プリント挿入部 45 封入部 46 排出部 47 排出カセット 48 納品袋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注者は、デジタル画像データと、それ
    に対応するプリント注文データとを受注者の受付処理手
    段に送信し、受注者は、前記受付処理手段により記憶装
    置に記憶されたデジタル画像データと、それに対応する
    プリント注文データとに基づきデジタルプリントを作成
    し、プリント注文データに基づき発注者にプリントを納
    品するための宛て名が表示された納品用品を作成し、こ
    の納品用品により納品することを特徴とするデジタルプ
    リントの発注納品方法。
  2. 【請求項2】 前記プリント注文データは、プリントサ
    イズ,プリント枚数を指示するプリント指示データと、
    プリント納期の希望日時を指示する納期希望日時指示デ
    ータと、プリントの納品方法を指示する納品方法指示デ
    ータと、発注者を識別するための発注者識別データとを
    有することを特徴とする請求項1記載のデジタルプリン
    トの発注納品方法。
  3. 【請求項3】 前記プリント注文データは、発注者を識
    別するための発注者ID番号データと、プリント指示コ
    ードデータとを有し、前記記憶装置には、発注者ID番
    号データ毎に、プリントサイズ,プリント枚数を指示す
    るプリント指示データと、プリント納期の希望日時を指
    示する納期希望日時指示データと、プリントの納品方法
    を指示する納品方法指示データとの組合せによるプリン
    ト指示コードデータが予め記憶されており、このプリン
    ト指示コードデータに基づきプリント注文データを特定
    することを特徴とする請求項1記載のデジタルプリント
    の発注納品方法。
  4. 【請求項4】 デジタル画像データの入力手段と、入力
    されたデジタル画像データを表示して画像処理するとと
    もに、プリント注文データを入力する情報処理装置と、
    画像処理されたデジタル画像データ及びプリント注文デ
    ータをデータ転送する手段と、データ転送されたデジタ
    ル画像データ及びプリント注文データを受け取り受付処
    理する受付処理手段と、受け付けたデジタル画像データ
    及びプリント注文データを記憶する記憶装置と、この記
    憶装置に記憶されたデジタル画像データ及びプリント注
    文データに基づきプリントを作成するデジタルプリンタ
    と、プリント注文データに基づき宛て名印字を行う宛て
    名プリンタとを備え、 前記入力手段,情報処理装置,データ転送手段は発注者
    側に設けられ、 前記受付処理手段,記憶装置,デジタルプリンタ,宛て
    名プリンタは受注者側に設けられることを特徴とするデ
    ジタルプリントの発注納品システム。
  5. 【請求項5】 前記宛て名プリンタは、ラベル又は納品
    用品に宛て名を印字することを特徴とする請求項4記載
    のデジタルプリントの発注納品システム。
  6. 【請求項6】 前記宛て名プリンタは、宛て名の他に識
    別バーコードを印字し、前記デジタルプリンタは、プリ
    ントに識別バーコードを印字し、照合装填装置によりこ
    の識別バーコードに基づきプリントと納品用品とを照合
    して、納品用品にプリントを自動装填することを特徴と
    する請求項5記載のデジタルプリントの発注納品システ
    ム。
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Cited By (6)

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