JPH1078613A - スライド投影装置 - Google Patents

スライド投影装置

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Publication number
JPH1078613A
JPH1078613A JP8233734A JP23373496A JPH1078613A JP H1078613 A JPH1078613 A JP H1078613A JP 8233734 A JP8233734 A JP 8233734A JP 23373496 A JP23373496 A JP 23373496A JP H1078613 A JPH1078613 A JP H1078613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
holder
slide
image
slide film
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Pending
Application number
JP8233734A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Fujii
憲男 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8233734A priority Critical patent/JPH1078613A/ja
Publication of JPH1078613A publication Critical patent/JPH1078613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドフィルムの挿入方向が適切でない場
合、挿入方向を修正するためにスライドフィルムをフィ
ルムホルダーから抜き出すことなく、容易にスライドフ
ィルムの角度や位置を修正することができるようにし、
講演の進行を効率的に進めることができるようにする。 【解決手段】 光源及びフィルムホルダーと、フィルム
ホルダー27に挿入されたスライドフィルムを投影する光
学系と、を有するスライド投影装置において、固定部21
に対して回転可能に支持された保持体23と、保持体23に
対して摺動可能に取り付けられた補助ホルダー25と、補
助ホルダー25の移動方向に直行する方向に摺動可能とし
て補助ホルダー25に取り付けられるフィルムホルダー27
と、を有するスライド投影装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドフィルム
の画像をスクリーンなどに映写するスライド投影装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】旧来から、スライドフィルムと称され、
透明な陽画のフィルムに光源からの強い光を照射してス
クリーンなどに画像を写し出すスライド投影装置が使用
されている。このスライド投影装置は、スライドフィル
ムを透過した光を拡大レンズなどの光学系によりスクリ
ーンなどに結像させるものである。
【0003】このスライドフィルムは、スライドマウン
トと称させる略正方形の枠に、光を透過させる陽画のフ
ィルムを固定するものである。そして、スライドマウン
トをフィルムホルダーに挿入固定することにより、光源
の前方である所定位置にスライドフィルムを位置させ、
光源からの強い光をこのスライドフィルムに照射するも
のである。
【0004】尚、古くは、拡大レンズなどの光学系は、
スライド投影装置とスクリーンとの距離に合わせてスク
リーンに写し出される画像のピントを調整するものとし
て使用していた。しかし、近年では、拡大倍率の変更を
可能とするズームレンズを光学系に使用するものも用い
られている。又、スライド投影装置からスライドフィル
ムの透過光を直接スクリーンに照射してスクリーンに画
像を映し出すのみでなく、CCDカメラなどの撮像手段
とビデオプロジェクタなどの投影手段とを用いるスライ
ド投影装置もある。
【0005】このスライド投影装置では、スライドフィ
ルムを透過した光をCCDカメラにおける撮像素子に結
像させるものである。そして、撮像素子により光を電気
信号に一旦変換し、ビデオプロジェクタで光に戻してス
ライドフィルムの画像をスクリーンに映し出すものであ
る。尚、近年、これらのスライド投影装置は、種々の説
明会や講演会、又は学術発表会などで使用されることが
多くなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来から使用されてい
るスライド投影装置では、スライドフィルムの挿入方向
が適切でないと正常な方向の画像をスクリーンに映し出
すことができない。従って、投影された画像が上下逆向
きとなったり、縦横が狂っているときは、フィルムホル
ダーからスライドフィルムを一旦抜き取り、改めて適切
な方向としてフィルムホルダーに挿入しなければならな
かった。このため、スライドフィルムの交換を行って正
しく画像を写し出すためには、手数を要する場合もあ
り、講演会や発表会では、講演の進行を妨げることにな
る欠点もあった。
【0007】又、ズームレンズによる拡大投影が可能な
スライド投影装置は、スライドフィルムの中心部分を拡
大投影することができるものである。このため、スライ
ドフィルムの中央から外れた箇所の画像を拡大しようと
しても、投影される画面からはみ出すことがあり、拡大
した画像をスクリーンに映し出すことができない欠点が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スライドフィ
ルムに光を照射する光源及びスライドフィルムを保持す
るフィルムホルダーと、フィルムホルダーに挿入された
スライドフィルムを投影する光学系と、を有するスライ
ド投影装置において、固定部に対して回転可能に支持さ
れた保持体と、この保持体に対して摺動可能に取り付け
られた補助ホルダーと、この補助ホルダーの移動方向に
直交する方向に摺動可能として補助ホルダーに取り付け
られるフィルムホルダーと、を有するスライド投影装置
とするものである。
【0009】このように、補助ホルダーを介してフィル
ムホルダーを回転可能な保持体に取り付けているから、
スライドフィルムを固定するフィルムホルダーを回転さ
せることができる。又、フィルムホルダーを補助ホルダ
ーに対して摺動可能に取り付け、補助ホルダーも摺動可
能に保持体に取り付け、補助ホルダーの摺動方向とフィ
ルムホルダーの摺動方向とを直交させているから、フィ
ルムホルダーを保持体に対して上下左右の方向に移動さ
せることができる。
【0010】従って、フィルムホルダーに固定するスラ
イドフィルムを回転させることができると共に、上下左
右に移動させることもできる。そして、光学系には、ズ
ームレンズを使用したスライド投影装置とすることが好
ましい。このように、光学系にズームレンズを使用すれ
ば、スライドフィルムにおける画像の一部を拡大するこ
とができる。そして、スライドフィルムを上下左右に移
動可能として保持していれば、スライドフィルムの任意
の箇所の画像を拡大して投影することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るスライド投影装置の
概略は、図1に示すように、光源11からの光をフィルム
ホルダー27に固定したスライドフィルム41に照射し、透
過光をズームレンズなどの光学系15を用いてスクリーン
19に結像させるスライド投影装置10である。
【0012】そして、このフィルムホルダー27は、外形
を矩形とし、図2に示すように、フィルムマウント43を
保持するものである。更に、このフィルムホルダー27
は、補助ホルダー25に対してこのフィルムホルダー27に
挿入するスライドフィルム41の上下方向と平行な方向に
摺動可能として取り付けるものである。又、補助ホルダ
ー25も外形を矩形とし、保持体23に対してスライドフィ
ルム41の左右方向に平行な方向に摺動可能として取り付
けるものである。更に、保持体23は、外形を円形形状と
し、その中心をずらすことなく回転可能に固定部21に対
して取り付けるものである。
【0013】又、保持体23は、周縁又は周縁近くに歯部
を設け、この歯部を固定部21に固定した保持体駆動歯車
33と噛合させるものである。従って、この保持体駆動歯
車33を、図示していない適宜のツマミなどにより回転さ
せると、保持体23ひいてはフィルムホルダー27に固定し
たスライドフィルム41を回転させることができる。
【0014】又、保持体駆動歯車33は、電動モータによ
り回転させ、レバーにより保持体駆動歯車用電動モータ
の正逆回転及び停止を制御することもある。そして、補
助ホルダー25は、補助ホルダー25の下辺に沿って直線状
の歯部を設けるものである。この歯部は保持体23に固定
した補助ホルダー駆動歯車35に噛合させるものである。
【0015】更に、フィルムホルダー27は、フィルムホ
ルダー27の側辺に沿って直線状の歯部を設けるものであ
る。この歯部は補助ホルダー25に固定したフィルムホル
ダー駆動歯車37に噛合させるものである。尚、補助ホル
ダー駆動歯車35及びフィルムホルダー駆動歯車37は、各
々図示していない電動モータにより回転させるものであ
る。そしてこの補助ホルダー駆動歯車用電動モータの制
御及びフィルムホルダー駆動歯車用電動モータの制御
は、各々レバーなどの操作により各モータの正逆回転及
び停止を制御するものとしている。
【0016】このように、このスライド投影装置10は、
補助ホルダー25を介してフィルムホルダー27を保持体23
に取り付け、保持体23を回転可能としている。従って、
スライドフィルム41の向きを誤ってフィルムホルダー27
に挿入したとき、保持体23を90度又は180度回転さ
せることにより、スライドフィルム41の上下又は縦横の
方向を変えるように修正することができる。
【0017】又、画像によっては、その図柄に合わせて
スライドフィルム41を傾斜させ、画像中の特定の部位を
見易くすることもできる。更に、このフィルムホルダー
27は、補助ホルダー25に対して上下方向に移動可能とさ
れ、補助ホルダー25は、フィルムホルダー27の移動方向
に直交する左右方向に移動可能として保持体23に取り付
けているものである。
【0018】従って、フィルムホルダー27は、保持体23
に対して上下左右の方向に移動可能とされており、この
フィルムホルダー27に固定するスライドフィルム41の所
要箇所を保持体23の中心に位置させることができる。即
ち、スクリーン19に写し出す画像は、画像の所要箇所を
スクリーン19の中央に投影するようにスライドフィルム
41の位置を定めることができる。
【0019】このため、ズームレンズによる拡大画像を
スクリーン19に映し出すに際し、スライドフィルム41の
中央のみでなく、スライドフィルム41の隅などに位置す
る所要箇所の画像をスクリーン19の中央に拡大して投影
することができる。即ち、スライドフィルム41の必要な
部分の拡大が自由に行えることになる。このように、こ
のスライド投影装置10は、スライドフィルム41を回転可
能とし、且つ、スライドフィルム41を上下左右に移動可
能として保持するフィルムホルダー27を有している故、
スライドフィルム41の挿入方向が適切でない場合、ツマ
ミやレバーを操作して容易にスライドフィルム41の角度
を回転させて修正し、又、所要位置を中心とする位置修
正を行うことができる。
【0020】尚、図1に示したスライド投影装置10は、
スライドフィルム41の透過光により直接スクリーン19に
スライドフィルム41の画像を結像させて画像をスクリー
ン19に投影しているものである。しかし、スライドフィ
ルム41の画像をCCDカメラなどの撮像手段に結像さ
せ、撮像手段によりスライドフィルム41の画像信号を形
成するスライド投影装置10においても、同様に、スライ
ドフィルム41を撮像手段であるCCDカメラに対して上
下左右に移動させ、又、回転させることにより、ビデオ
プロジェクタからスクリーン19に投影される画像の角度
及び拡大位置を変化させることができる。
【0021】又、撮像手段を用いて画像信号を形成する
場合は、スライドフィルム41と撮像手段との位置が相対
的に変化すればスクリーン19に投影される画像が変化す
るものである。従って、スライドフィルム41を固定式の
フィルムホルダーに挿入し、カメラマウントを回転可能
とし、且つ、上下左右方向への移動も可能とすることも
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るスライド投影装置は、フィ
ルムホルダーを補助ホルダーに取り付け、補助ホルダー
を保持体に取り付けることにより、スライドフィルムを
回転可能とし、且つ、上下左右に移動可能として保持す
るフィルムホルダーを有しているものである。
【0023】従って、スライドフィルムの挿入方向が適
切でない場合、容易にスライドフィルムの角度や位置を
修正することができる。このため、スライドフィルムの
挿入方向が適切でない場合、スライドフィルムの挿入方
向を修正するためにスライドフィルムをフィルムホルダ
ーから抜き出すことなく、スライドフィルムの向きを修
正することができる。
【0024】従って、スライドフィルムの向きを誤った
とき、投影して気がついたときに直ちにスライドフィル
ムの向きを修正して正しい画像をスクリーンに写し出す
ことができる利点を有するものである。このため、スラ
イドフィルムの数十枚などをセットすることが可能とさ
れているカートリッジを使用する場合、スライドフィル
ムの向きを修正する際の手数と時間とを大幅に短縮し、
講演の進行を妨げないようにすることができる。
【0025】又、ズームレンズを光学系に備えたスライ
ド投影装置では、スライドフィルムの任意の箇所を拡大
することができる。従って、スライドフィルムの端部に
近い対象画像であっても、スクリーンの中央に大きく拡
大投影することができる。このため、学術講演などに際
して講演内容の理解を深め、又、講演の進行を効率的に
進めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド投影装置の概略を示す
図。
【図2】本発明に係るスライド投影装置の要部を示す
図。
【符号の説明】
10 スライド投影装置 11 光源 15 光学系 19 スクリーン 21 固定部 23 保持体 25 補助ホルダー 27 フィルムホル
ダー 33 保持体駆動歯車 35 補助ホルダー
駆動歯車 37 フィルムホルダー駆動歯車 41 スライドフィルム 43 フィルムマウ
ント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドフィルムに光を照射する光源
    と、スライドフィルムを保持するフィルムホルダーと、
    フィルムホルダーに挿入されたスライドフィルムを投影
    する光学系と、を有するスライド投影装置において、 固定部に対して回転可能に支持された保持体と、この保
    持体に対して摺動可能に取り付けられた補助ホルダー
    と、この補助ホルダーの移動方向に直交する方向に摺動
    可能としてこの補助ホルダーに取り付けられる前記フィ
    ルムホルダーと、を有することを特徴とするスライド投
    影装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系にはズームレンズを使用して
    いることを特徴とする請求項1に記載したスライド投影
    装置。
JP8233734A 1996-09-04 1996-09-04 スライド投影装置 Pending JPH1078613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8233734A JPH1078613A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 スライド投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8233734A JPH1078613A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 スライド投影装置

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JPH1078613A true JPH1078613A (ja) 1998-03-24

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ID=16959743

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JP8233734A Pending JPH1078613A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 スライド投影装置

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