JPH1076831A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH1076831A
JPH1076831A JP25389996A JP25389996A JPH1076831A JP H1076831 A JPH1076831 A JP H1076831A JP 25389996 A JP25389996 A JP 25389996A JP 25389996 A JP25389996 A JP 25389996A JP H1076831 A JPH1076831 A JP H1076831A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
amount
solar radiation
vehicle
calculated
Prior art date
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Pending
Application number
JP25389996A
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English (en)
Inventor
Tadao Suzuki
忠夫 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行中、日射方向及び日射量の変化に
応じて運転席側及び助手席側への空調風の配風量を自動
的に加減して乗員の空調フィーリングを向上する。 【解決手段】 運転席側及び助手席側へ吹き出される空
調風の風量を変更する配風ダンパ51を設けるとともに地
磁気センサ53からの入力信号により車両走行方向を演算
する車両走行方向演算手段54と、カレンダー及び時刻情
報を出力する時計手段55と、演算された車両走行方向並
びに出力されたカレンダー及び時刻情報から日射方向を
演算する日射方向演算手段56と、演算された日射方向と
日射センサ57により検出された日射量から空調風の配風
量を決定する配風量決定手段58と、決定された配風量を
出力して配風ダンパ51を駆動する出力手段59とを具備す
るコントローラ50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の略示的構成
が図4に示されている。空気調和装置10のケーシング12
の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14が形成され、
下流側にはフエイス吹出口20とデフロスト吹出口23とフ
ート吹出口24が形成されている。
【0003】内気吸込口13及び外気吸込口14は内外気切
換ダンパ15によって切り換えられる。フエイス吹出口20
及びフート吹出口24は吹出モード切換ダンパ25によって
開閉され、デフロスト吹出口23は吹出モード切換ダンパ
26によって開閉される。
【0004】ケーシング12内にはブロア16、エバポレー
タ17、エアミックスダンパ18、ヒータ19等が配設されて
いる。このエバポレータ17は冷媒配管を介してコンプレ
ッサ28、コンデンサ29、レシーバ30、膨張弁31等と連結
されることにより冷媒循環回路を構成している。
【0005】コンプレッサ28はプーリ33及びマグネット
クラッチ34を介して走行用エンジン35によって駆動され
る。ヒータ19には走行用エンジン35の冷却水が循環し、
ヒータ19を通過する風量はエアミックスダンパ18の開度
によって変更される。
【0006】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外気
がケーシング12内に吸入され、ブア16によって付勢され
た後、エバポレータ17を通過することによって冷却され
る。
【0007】次いで、この空気はエアミックスダンパ18
によって分流され、その一部はヒータ19を通過すること
によって加熱された後、ヒータ19をバイパスした残部の
空気と混合して所定温度の調和空気となる。そして、こ
の調和空気は吹出モード切換ダンパ25、26を開閉するこ
とによって選択されたフエイス吹出口20、デフロスト吹
出口23、フート吹出口24のいずれか1又は2から車室内
に吹き出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
調和装置においては、日射量及び日射方向に応じて空調
風を運転席側と助手席側に配風することができなかっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、運転席側及び助手席側へ吹き出される
空調風の風量を変更する配風ダンパを設けるとともに地
磁気センサからの入力信号により車両走行方向を演算す
る車両走行方向演算手段と、カレンダー及び時刻情報を
出力する時計手段と、演算された車両走行方向並びに出
力されたカレンダー及び時刻情報から日射方向を演算す
る日射方向演算手段と、演算された日射方向と日射セン
サにより検出された日射量から空調風の配風量を決定す
る配風量決定手段と、決定された配風量を出力して上記
配風ダンパを駆動する出力手段とを具備するコントロー
ラを設けたことを特徴とする車両用空気調和装置にあ
る。
【0010】第2の発明の要旨とするところは、運転席
側及び助手席側へ吹き出される空調風の風量を変更する
配風ダンパと、ナビゲーションシステムを設けるととも
にこのナビゲーションシステムから少なくともGPS情
報、車両走行方向情報、カレンダー及び時刻情報を入力
して日射方向を演算する日射方向演算手段と、演算され
た日射方向と日射センサにより検出された日射量から空
調風の配風量を決定する配風量決定手段と、決定された
配風量を出力して上記配風ダンパを駆動する出力手段と
を具備するコントローラを設けたことを特徴とする車両
用空気調和装置にある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。図2に示すように、運転席側及び助手
席側へ吹き出される空調風の風量を変更する配風ダンパ
51が設けられ、この配風ダンパ51は駆動モータ52によっ
て駆動される。
【0012】配風ダンパ51を制御するためのコントロー
ラ50の詳細が図1に示されている。コントローラ50は地
磁気センサ53からの入力信号(方位)により車両走行方
向を演算する車両走行方向演算手段54と、月、日等のカ
レンダー及び時刻情報を出力する時計手段55と、上記演
算手段54で演算された車両走行方向と時計手段55から出
力されたカレンダー及び時刻情報から日射方向を演算す
る日射方向演算手段56と、この演算手段56で演算された
日射方向と日射センサ57により検出された日射量から空
調風の配風量を決定する配風量決定手段58と、この配風
量演算手段58で決定された配風量を駆動モータ52に出力
して配風ダンパ51を駆動する出力手段59を具備してい
る。
【0013】そして、出力手段59からの出力が駆動モー
タ52に出力されると、この駆動モータ52により配風ダン
パ51を開閉することによって運転席側に吹き出される空
調風の風量及び助手席側に吹き出される空調風の風量が
変化する。他の構成は図4に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。
【0014】しかして、地磁気センサ53の検出値から演
算された車両走行方向とカレンダー及び時刻情報から日
射方向を演算することができ、また、この日射方向と日
射センサ57により検出された日射量に応じて自動的に運
転席側及び助手席側へ空調風を配風をすることができる
ので、乗員の空調フィーリングを向上することができ
る。
【0015】本発明の第2の実施形態が図3に示されて
いる。この第2の実施形態においては、カーナビゲーシ
ョンシステム61がコントローラ50の日射方向演算手段56
と通信線62を介して接続され、この日射方向演算手段56
はカーナビゲーションシステム61から入力された少なく
とも緯度、経度等のGPS情報a、方位等の車両走行方
向情報b、カレンダー及び時刻情報cから日射方向を演
算するようになっている。他の構成、作用は図1及び図
2に示す第1の実施形態と同様であり、同様の効果を奏
しうる。
【0016】上記各実施形態においては、1個の配風ダ
ンパ51により配風量を変更しているが、運転席側吹出口
及び助手席側吹出口にそれぞれ配風ダンパを配設してこ
れら一双の配風ダンパを同時に連動して開閉することも
できる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
地磁気センサの入力信号から演算された車両走行方向と
カレンダー及び時刻情報から日射方向を演算するととも
にこの日射方向と日射センサにより検出された日射量か
ら空調風の配風量を決定して配風ダンパを駆動している
ので、車両の走行中何らの操作を要せず、日射方向及び
日射量の変化に応じて自動的に空調風を運転席側及び助
手席側に配風することができ、従って、乗員の空調フィ
ーリングを向上しうる。
【0018】また、地磁気センサの入力信号から演算さ
れた車両走行方向とカレンダー及び時刻情報から日射方
向を演算することができるので、複数個の日射センサを
要せず、従って、コストを低減できる。
【0019】請求項2記載の第2の発明においては、カ
ーナビゲーションシステムから入力された少なくともG
PS情報、車両走行方向情報、カレンダー及び時刻情報
から日射方向を演算するとともにこの日射方向と日射セ
ンサにより検出された日射量から空調風の配風量を決定
して配風ダンパを駆動しているので、車両の走行中何ら
の操作を要せず、日射方向及び日射量の変化に応じて自
動的に空調風を運転席側及び助手席側に配風することが
でき、従って、乗員の空調フィーリングを向上しうる。
【0020】また、カーナビゲーションシステムから入
力された少なくともGPS情報、車両走行方向情報、カ
レンダー及び時刻情報から日射方向を演算しているた
め、複数個の日射センサを要せず、従って、コストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施形態の系統図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図4】従来の車両用空気調和装置の系統図である。
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席側及び助手席側へ吹き出される空
    調風の風量を変更する配風ダンパを設けるとともに地磁
    気センサからの入力信号により車両走行方向を演算する
    車両走行方向演算手段と、カレンダー及び時刻情報を出
    力する時計手段と、演算された車両走行方向並びに出力
    されたカレンダー及び時刻情報から日射方向を演算する
    日射方向演算手段と、演算された日射方向と日射センサ
    により検出された日射量から空調風の配風量を決定する
    配風量決定手段と、決定された配風量を出力して上記配
    風ダンパを駆動する出力手段とを具備するコントローラ
    を設けたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 運転席側及び助手席側へ吹き出される空
    調風の風量を変更する配風ダンパと、ナビゲーションシ
    ステムを設けるとともにこのナビゲーションシステムか
    ら少なくともGPS情報、車両走行方向情報、カレンダ
    ー及び時刻情報を入力して日射方向を演算する日射方向
    演算手段と、演算された日射方向と日射センサにより検
    出された日射量から空調風の配風量を決定する配風量決
    定手段と、決定された配風量を出力して上記配風ダンパ
    を駆動する出力手段とを具備するコントローラを設けた
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
JP25389996A 1996-09-04 1996-09-04 車両用空気調和装置 Pending JPH1076831A (ja)

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JP25389996A JPH1076831A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 車両用空気調和装置

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JPH1076831A true JPH1076831A (ja) 1998-03-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6681586B2 (en) 2001-10-09 2004-01-27 Denso Corporation Vehicle air conditioner with adjusting function based on sunlight amount

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040608

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