JPH1076426A - パイプねじ切り設備 - Google Patents

パイプねじ切り設備

Info

Publication number
JPH1076426A
JPH1076426A JP24930596A JP24930596A JPH1076426A JP H1076426 A JPH1076426 A JP H1076426A JP 24930596 A JP24930596 A JP 24930596A JP 24930596 A JP24930596 A JP 24930596A JP H1076426 A JPH1076426 A JP H1076426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cutting
threading
stage
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24930596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tejima
博行 手島
Kazuhiko Yamazaki
和彦 山崎
Yasunori Taketomi
康則 武富
Mitsuo Shimizu
光男 清水
Yoshiaki Uchida
吉昭 内田
Yuji Terachi
裕二 寺地
Shinji Kurachi
慎次 倉地
Mitsuru Tanmoto
満 丹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Transportation Co Ltd
Kyudenko Corp
Original Assignee
Nippon Steel Transportation Co Ltd
Kyudenko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Transportation Co Ltd, Kyudenko Corp filed Critical Nippon Steel Transportation Co Ltd
Priority to JP24930596A priority Critical patent/JPH1076426A/ja
Publication of JPH1076426A publication Critical patent/JPH1076426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ倉庫による品種別のパイプ保管、そこ
からのパイプ切り出し、所定長さでのパイプ切断及びパ
イプ両端部のねじ切り加工を自動化できるパイプねじ切
り設備を提供する。 【解決手段】 パイプ倉庫12と、第1、第2の搬送装
置16、20と、パイプPを第1の搬送装置16の片側
に押し付けるパイプ整列装置13と、パイプ整列装置1
3により整列されたパイプPを所定長さに切断するパイ
プ切断装置14と、パイプPの先部をねじ切る第1のね
じ切り旋盤装置15と、パイプPの先部を第1のねじ切
り旋盤装置15にセットする第1のパイプセット装置1
22と、先部加工パイプ払い出し手段135と、パイプ
Pの後部をねじ切る第2のねじ切り旋盤装置19と、パ
イプPを吊り上げてその後部を第2のねじ切り旋盤装置
19にセットする第2のパイプセット装置123とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプねじ切り設
備に係り、更に詳しくは、パイプ倉庫による品種別のパ
イプ保管、そこからのパイプ切り出し、所定長さでのパ
イプ切断及びパイプ両端部のねじ切り加工を自動化でき
るパイプねじ切り設備に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内用や土中埋設用の配管として、直
径、厚さ、材質などが異なる多品種の規格定寸パイプが
用途別に選択使用されており、通常、各パイプは、パイ
プ倉庫の多数配設されたパイプ棚に、品種別に保管され
ている。従来のパイプねじ切り設備のパイプ倉庫とし
て、例えば特開平6−156640号公報の「自動パイ
プ倉庫」などが知られている。このパイプ倉庫は、両側
内に、各々中央側へ下方傾斜した複数段のパイプ棚から
なる左、右側パイプ棚群を配設し、各段のパイプ棚の中
央側の端部に、パイプ受け用の切欠部が形成された円板
状の回動板を設け、回動板をモータにより往復回動させ
て、切欠部に入り込んだパイプを、中央部に立設された
パイプ落下通路を介して中央下部に設けられた搬出コン
ベア上に落下させるものである。搬出コンベアよりパイ
プ倉庫外へ搬出されたパイプは、工場出荷の前に、数人
の作業者により自走式又は手押し式の台車に搭載され
て、工場内の別の場所にあるパイプ切断ステージへと移
送され、そこで例えば鋸盤などのパイプ切断装置により
所定寸法に切断された後、ねじ切りステージへ移送され
て1台のねじ切り旋盤装置により、パイプの両端部がね
じ切られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術のパイプねじ切り設備では、パイプ倉庫か
ら搬出された比較的重いパイプを、数人の作業者が抱き
かかえて台車に積み下ろさなければならず、またねじ切
り旋盤装置によるねじ切り作業時も、パイプを抱え上げ
てバイスクランプ部やダイヘッド部にパイプセットしな
ければならず、一端部のねじ切り後、パイプを反転させ
て他端部をねじ切るという、危険で手間がかかり重労働
になる作業が強いられていた。本発明はこのような事情
に鑑みなされたもので、パイプ倉庫による品種別のパイ
プ保管、そこからのパイプ切り出し、所定長さでのパイ
プ切断及びパイプ両端部のねじ切り加工を自動化できる
パイプねじ切り設備を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のパイプねじ切り設備は、傾斜状態で複数のパイプ
棚が多段配置され、該各段のパイプ棚の下端部付近にパ
イプ切り出し装置が配設され、該各パイプ切り出し装置
の側方に、切り出されたパイプを受け取って下降させる
パイプ下降手段が設けられ、該パイプ下降手段の下部に
前記パイプの払い出し部材が設けられたパイプ倉庫と、
前記パイプ下降手段の下方に上流部が配置されて、前記
払い出し部材から払い出されたパイプを受け取って、該
パイプを前記パイプ倉庫の外部にあるパイプ整列ステー
ジ、パイプ切断ステージ及びパイプ先部ねじ切りステー
ジへ順次搬送する第1の搬送装置と、前記パイプ整列ス
テージに配備されて、前記パイプを前記第1の搬送装置
の片側に押し付けるパイプ整列装置と、前記パイプ切断
ステージに配備されて、前記パイプ整列装置により整列
されたパイプを所定長さに切断するパイプ切断装置と、
前記パイプ先部ねじ切りステージに配備されて、前記第
1の搬送装置により搬送されたパイプの先部をねじ切る
第1のねじ切り旋盤装置と、前記第1の搬送装置の下流
部に設けられて、前記パイプを吊り上げて該パイプの先
部を前記第1のねじ切り旋盤装置にセットする第1のパ
イプセット装置と、前記第1の搬送装置の下流部に設け
られて、先部のねじ切りが終了した前記パイプを外部へ
払い出す先部加工パイプ払い出し手段と、該先部加工パ
イプ払い出し手段から払い出されたパイプを、該パイプ
の後部を先頭にパイプ後部ねじ切りステージまで搬送す
る第2の搬送装置と、前記パイプ後部ねじ切りステージ
に配備されて、前記パイプの後部をねじ切る第2のねじ
切り旋盤装置と、前記第2の搬送装置の下流部に設けら
れて、前記パイプを吊り上げて該パイプの後部を前記第
2のねじ切り旋盤装置にセットする第2のパイプセット
装置とを備える。
【0005】請求項2記載のパイプねじ切り設備は、請
求項1記載のパイプねじ切り設備において、前記第1の
搬送装置の上流部に、切断後の前記パイプの残材を外部
へ払い出す残材払い出し手段を設けている。請求項3記
載のパイプねじ切り設備は、請求項1又は2記載のパイ
プねじ切り設備において、前記パイプ整列装置が、前記
第1の搬送装置の幅方向の一側部付近に設けられて、整
列後の前記パイプを送り出す駆動ローラ及び該駆動ロー
ラのローラ駆動部を有する固定側整列部と、前記第1の
搬送装置の幅方向の他側部付近に設けられて、前記パイ
プを前記駆動ローラに押し付ける従動ローラを、整列用
シリンダのロッドの突出により前記駆動ローラ側へ移動
させる移動側整列部とを配備している。請求項4記載の
パイプねじ切り設備は、請求項1〜3のいずれか1項に
記載のパイプねじ切り設備において、前記第1の搬送装
置のパイプ切断ステージより下流側に、ストッパ駆動手
段を介して、第1の搬送装置上に出し入れ可能なパイプ
ストッパを、前記パイプの切断長さに合わせて、パイプ
搬送方向へ移動させる採寸装置を設けている。請求項5
記載のパイプねじ切り設備は、請求項1〜4のいずれか
1項に記載のパイプねじ切り設備において、前記第1の
搬送装置の下流部に、前記パイプの外周面にナンバーな
どを印刷する印字装置を設けている。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、明細書中における上流や下流
は、第1、第2の搬送コンベア上での上、下流をいう。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る
パイプねじ切り設備10は、多数品種のパイプPを品種
別に棚収納するパイプ倉庫12と、パイプ倉庫12の下
部からパイプPを、パイプ整列装置13が配備されたパ
イプ整列ステージS1、パイプ切断装置14が配備され
たパイプ切断ステージS2、そして第1のねじ切り旋盤
装置15が配備されたパイプ先部ねじ切りステージS3
へ順次搬送する第1の搬送装置16と、第1の搬送装置
16のパイプ切断ステージS2より下流側で、第1の搬
送装置16の第2〜第4のコンベア31〜33上に出し
入れ可能なパイプストッパ17をパイプPの切断長さに
合わせてパイプ搬送方向に沿って移動させる採寸装置1
8と、第1の搬送装置16のパイプ切断ステージS2よ
り下流側で、第1の搬送装置16の第4のコンベア33
の一側方に搬送方向を揃えて並設され、パイプ先部ねじ
切りステージS3の第1のねじ切り旋盤装置15で先部
がねじ切りされた後のパイプPを、第2のねじ切り旋盤
装置19が配備されたパイプ後部ねじ切りステージS4
へ搬送する第2の搬送装置20とを備えている。以下、
各構成体を詳細に説明する。
【0007】図3に示すように、パイプ倉庫12は、鋼
材を組み上げて建造した棚付け用架台21を骨組みとし
ており、該パイプ倉庫12内に配置され、第1の搬送装
置16の上流部を構成する第1のコンベア30の上方に
は、パイプPの昇降部材23を2個対向配置させたパイ
プ下降手段の一例であるチェーンコンベア式のエレベー
タ24がパイプPの搬送方向に沿って2基以上立設され
ている。エレベータ24の両側方に、各5段ずつエレ
ベータ24側へと下方傾斜したパイプ棚25が配設さ
れ、更に、エレベータ24の下部両側には、それぞれ外
方が落下シュート27により被われたパイプPの払い出
し部材28が設けられている。また、各段のパイプ棚2
5の下端部付近には、それぞれパイプ切り出し装置26
が配設されている。パイプ切り出し装置26は、周縁部
にパイプ切り出し溝29aが形成された回動板29と、
この回動板29を回動させる図外の回動モータとを有し
ており、パイプ切り出し溝29aに、選択された寸法の
先頭のパイプPを入れた状態で、図外の回動モータによ
り、回動板29をエレベータ側へ約180°回動させる
ことで、パイプPが、予めエレベータ24により倉庫中
央部の対向高さ位置に待機していた昇降部材23へと切
り出される。切り出されたパイプPは、エレベータ24
による昇降部材23の下降と共に下降され、払い出し部
材28により払い出されて、落下シュート27を介し
て、第1のコンベア30上に投下される。
【0008】第1の搬送装置16は、図1、図2に示す
ように、前記上流部から順に、パイプ倉庫12内の第1
のコンベア30と、パイプ倉庫12より外方の第2〜第
4のコンベア31〜33という、多数個のローラRが配
列された4台のローラコンベアを有している。第1のコ
ンベア30の下流部にはパイプ整列装置13が配置さ
れ、第1のコンベア30と第2のコンベア31との間に
はパイプ切断装置14が配置され、第2のコンベア31
及び第3のコンベア32の下流側には第4のコンベア3
3が配置され、第4のコンベア33の下流部の外方には
第1のねじ切り旋盤装置15が配置されている。図1〜
図3に示すように、第1のコンベア30の側方には、第
1のコンベア30に内蔵の残材払い出し手段34によっ
て払い出された切断後のパイプPの残材P′を収納する
残材収納部35が移動可能に設けられている。
【0009】図4、図5に示すように、残材払い出し手
段34は、第1のコンベア30内に固着された昇降架台
36の両側面にバケット状の取付けブラケット37が取
付けられ、取付けブラケット37に直立状態のエアシリ
ンダ38とガイドロッド39とが配設され、各エアシリ
ンダ38のロッド38aの先端に、水平状態で昇降部材
41が横架され、昇降部材41の上面に、第1のコンベ
ア30の下流側へ向かうほど間隔を開けて、上端が残材
収納部35側へ下方傾斜した9枚の払い出し板40を立
設させたものである。昇降部材41の両端部には、それ
ぞれガイドロッド39が遊挿されるガイドリング42が
配設されている。各エアシリンダ38のロッド38aを
突出させると、ガイドロッド39にガイドされながら昇
降部材41が上昇し、第1のコンベア30上のパイプP
を残材収納部35へと払い出す。次に、図9、図10を
参照してパイプ整列装置13を詳細に説明する。
【0010】図9、図10に示すように、パイプ整列装
置13は、第1のコンベア30の下流部に直交するよう
に配置された横長の架台43に搭載されており、第1の
コンベア30の幅方向の一側部付近に設けられて、整列
した後のパイプPを下流側へ送り出す互いに所定間隔を
あけて配置された3個の駆動ローラ44及びそのローラ
駆動部の一例である電動モータ45を有する固定側整列
部46と、後述する移動側整列部50とを有している。
固定側整列部46に対向する移動側整列部50は、第1
のコンベア30の幅方向の他側部付近に設けられてお
り、パイプPを駆動ローラ44に押し付ける3個の従動
ローラ47が、横置き空圧式の整列用シリンダ49のロ
ッド49aの先端に固着された押圧部材48に連結され
ている。架台43の固定側整列部46側の上部には、電
動モータ45とその取付け基材52を収納するケーシン
グ51が設けられており、取付け基材52の両端部及び
中間部に、ブラケット53を介して、各駆動ローラ44
が軸支されている。各駆動ローラ44の回転軸にはスプ
ロケット54が固着され、電動モータ45の出力軸にス
プロケット55が固着されている。また、取付け基材5
2の中間部付近には、ブラケット56を介して、スプロ
ケット57が軸着されている。これらのスプロケット5
4、55、57には無端チェーン58が架け渡されてお
り、電動モータ45によりスプロケット55を回転させ
ることで、無端チェーン58が周回してパイプPを下流
側へ送る。
【0011】押圧部材48への各従動ローラ47の取付
けは、ブラケット59を介して行なわれており、整列用
シリンダ49は、横長なブラケット60による頭部の片
持ち状態で架台43上に横向きに固着されている。ブラ
ケット60の両端部にはガイドリング61が配設されて
おり、各ガイドリング61に押圧部材48の両端部裏面
から延出されたガイドロッド62が遊挿され、各ガイド
ロッド62の先端部が連結板63により連結されてい
る。整列用シリンダ49のロッド49aを突出させる
と、ガイドリング61にガイドロッド62が案内されな
がら、従動ローラ47付きの押圧部材48が矢印方向に
出される。なお、整列用シリンダ49との接触を避ける
ため、連結板63の中央部は凹まされている。次に、図
6〜図8を参照しながらパイプ切断装置14を詳細に説
明する。
【0012】図6、図7に示すように、パイプ切断装置
14は、第1のコンベア30及び第2のコンベア31間
の下方に配置された横長の裁断架台64を土台としてお
り、裁断架台64の中央部付近上に送りローラ部66が
搭載されている。裁断架台64の一側部中央上には、横
置きの電動バイス65が設けられ、この電動バイス65
の下流側に、油圧シリンダからなる横置きの油圧バイス
67が設けられている。パイプPのクランプ時には、電
動バイス65において、基部68に設けられた電動モー
タ69によりアーム70の途中にある電動側可動クラン
プ部材73を、ガイドロッド72に沿って移動させるこ
とにより、パイプPを、電動側固定クランプ部材74
と、アーム70の先端部の電動側可動クランプ部材73
との間でクランプし、それと同時に、油圧バイス67の
ロッド67aを突出させることにより、パイプPを、ロ
ッド67aの先端に固着された油圧側可動クランプ部材
75と、電動側固定クランプ部材74の下流側に並設さ
れた油圧側固定クランプ部材76との間でクランプし、
鋸刃ラインa上で図8に示すパイプ切断装置14の帯鋸
刃77によりパイプPを所定寸法に切断する。
【0013】図8に示すように、裁断架台64の他側部
上にはパイプ切断装置14の基部78が搭載されてお
り、この基部78に垂直方向に回動可能な長尺な帯鋸フ
レーム79が垂直回動可能に軸支されている。帯鋸フレ
ーム79の両端部には、帯鋸刃77が架け渡された一対
の大径なプーリ80が軸支されており、図外の駆動部に
よりプーリ80を回転させることにより、帯鋸刃77が
周回する。基部78には、ロッド81aの出し入れ方向
が垂直方向である油圧シリンダ81が取付けられてお
り、ロッド81aの先端に、元部が基部78に固着され
た上側クランプ部材82との間で、パイプPを垂直方向
からクランプする下側クランプ部材83が固着されてい
る。パイプPは、送りローラ部66上で、その水平方向
を、電動バイス65及び油圧バイス67によりクランプ
され、またその垂直方向を、油圧シリンダ81のロッド
81aを突出させることにより、上、下側クランプ部材
82、83によりクランプされる。この状態で、下方回
動してきた帯鋸フレーム79に配備された帯鋸刃77に
より切断される。次に、図6、図11〜図13を参照し
て前記採寸装置18を詳細に説明する。
【0014】図1、図6に示すように、採寸装置18
は、第2、第3のコンベア31、32が一側部上に載置
されたコンベア架台84の他側部上に配備されており、
パイプPの搬送方向に沿って、断面大型矩形状の長尺な
走行レール85が設けられている。図11に示すよう
に、走行レール85の第2、第3のコンベア31、32
側の面の中央部には、全長にかけてガイドレール86が
設けられており、走行レール85の第2、第3のコンベ
ア31、32とは反対側の面の中央部には、ブラケット
87を介して、全長にかけてラック88が設けられ、更
に走行レール85の上面のラック88側の端部上には、
全長にかけてガイドレール89が設けられている。走行
レール85には、断面略下向きコの字形の走行台90
が、ガイドレール86を上、下ガイドローラ91、92
により挟み、かつガイドレール89にスライダ93を載
置した状態で走行可能に設けられており、走行台90に
ブラケット94を介して取付けられた走行モータ95の
出力軸96に固着された大型の歯車97をラック88上
で回転させることにより、走行台90が走行レール85
に沿って、パイプPの搬送方向に沿って移動する。な
お、走行台90の移動位置は、図12に示すように、出
力軸96の先端部に固着されたプーリ98と、タイミン
グベルト99を介して連結されたプーリ100が入力軸
101の先端部に固着されたロータリーエンコーダ10
2により検出される。ロータリーエンコーダ102は、
走行台90にブラケット103を介して連結されてい
る。
【0015】走行台90の第2、第3のコンベア31、
32側の端部上には、図11、図12に示すように、一
対の軸受104を介して水平軸105が軸支されてお
り、水平軸105の先端部に、第2、第3のコンベア3
1、32上に出し入れ可能な前記パイプストッパ17が
固着されている。また、水平軸105の元部には歯車1
06が固着されており、これに噛合する歯車107を出
力軸108aに固着したストッパ駆動手段の一例である
ロータリーアクチュエータ108が、走行台90の下流
側の端部上に搭載されている。ロータリーアクチュエー
タ108の出力軸108aを回動させることにより、歯
車106、107を介して水平軸105と共に、パイプ
ストッパ17が90°だけ垂直回動する。パイプストッ
パ17の先部の下流側の面には、一対の長尺なスライド
リング109が配設されて、各スライドリング109の
中間部に、下流側へ延びる長尺なエアシリンダ110が
配設されている。エアシリンダ110のロッド110a
の先端には、上流側から搬送されてきたパイプPを受け
る横長なクッション板111の中央部が固着されてお
り、クッション板111の両端部に元部が固着されたス
ライドロッド112が、対応するスライドリング109
に装着されている。
【0016】第2、第3のコンベア31、32の両側部
上には、図11、図12に示すように、それぞれ所定間
隔をあけて配設された複数のブラケット113又はコン
ベア幅方向における位置調整が可能な複数のボルトナッ
ト構造体114を介して、パイプPの案内板115、1
16が配設されている。また、コンベア架台84の走行
モータ95側の側面には、ブラケット117を介して、
ケーブルベア118が設けられている。採寸装置18に
よるパイプPの採寸時には、パイプ切断装置14による
パイプPの切断長さに合わせて、走行モータ95により
走行台90を下流方向へ走行させ、所定位置での停止
後、ロータリーアクチュエータ108により水平軸10
5を回転させることにより、立ち上げ状態のパイプスト
ッパ17を、第2又は第3のコンベア31、32上に水
平に横倒しする。パイプ整列装置13により整列されて
送り出されたパイプPは、この横倒しされたパイプスト
ッパ17のクッション板111に衝突し、減速センサが
作動し、コンベア速度を減速し、衝突力を弱める。な
お、走行台90の走行原点位置の確認は、図11に示す
ように、走行レール85の下流側の端部上に設けられた
位置センサ119が、走行台90の上板裏面の中央部に
固着された突片120を検知することにより行なわれ
る。第4のコンベア33の下流部の一側部には、裁断さ
れたパイプPの外周面に、例えば製造ナンバーなどを印
刷する印字装置121が設けられている。印字装置12
1としてはインクジェット式のものやスタンプ式のもの
などが採用できる。
【0017】図1、図2に示す第1、第2のねじ切り旋
盤装置15、19は周知装置であり、バイスクランプ部
によりパイプPを堅固にクランプし、バイスクランプ部
によりクランプ後、ダイヘッド部の刃回転移動手段によ
り、ねじ切り刃をパイプの周方向へ回転させながらパイ
プPの軸線方向へ移動させて、パイプPの先部の外周部
をねじ加工するものである。ところで、図1、図2、図
13に示すように、第1のねじ切り旋盤装置15が配備
されたパイプ先部ねじ切りステージS3付近と、第2の
ねじ切り旋盤装置19が配備されたパイプ後部ねじ切り
ステージS4付近には、パイプPを吊り上げてその先部
を第1、第2のねじ切り旋盤装置15、19にセットす
る第1、第2のパイプセット装置122、123が配設
されている。次にこれらの第1、第2のパイプセット装
置122、123を詳細に説明する。
【0018】図13に示すように、第1、第2のパイプ
セット装置122、123は、それぞれ門型の吊り架台
124を有しており、吊り架台124の上部の両側梁上
にパイプPの搬送方向に沿って設けられたガイドレール
125上にスライダ125aを介して横長な移動台車1
26が搭載されている。移動台車126の両側部上に
は、昇降用のエアシリンダ127が立設されており、各
エアシリンダ127のロッド127aの下端に昇降基台
128が固着されている。なお、昇降基台128と移動
台車126との間には、昇降基台128の昇降ガイドと
して、移動台車126側に一対のガイドリング131
が、また、先端部に昇降基台128の下降位置を規制す
る、高さ位置調整可能なストッパ132が取付けられた
一対のガイドロッド133が、昇降基台128側に配設
されている。また、昇降基台128の下部には、エアシ
リンダ129により開閉作動する一対のクランプ爪13
0が設けられている(以上、図2参照)。第1、第2の
パイプセット装置122、123において、まず各エア
シリンダ127のロッド127aを突出させて昇降基台
128を下降させ、その後、エアシリンダ129により
一対のクランプ爪130を閉じて、第4のコンベア33
上のパイプPをクランプし、それから各エアシリンダ1
27のロッド127aを引き込ませてパイプPをクラン
プ高さまで上昇させて、移動台車126によりクランプ
されたままのパイプPを水平に第1、第2のねじ切り旋
盤装置15、19にセットし、パイプPの先端部又は後
端部をねじ切る。
【0019】また、第4のコンベア33の下流部内に
は、図13に示すように、先端部のねじ切りが終了した
パイプPを、先方へ下方傾斜した橋桁134を介して、
第2の搬送装置20へ払い出す先部加工パイプ払い出し
手段135が設けられており、また第2の搬送装置20
の下流部内には、先方へ下方傾斜した橋桁138を介し
て、両端部がねじ切りされたパイプPを、製品棚136
へ払い出す製品払い出し手段137が設けられている。
両払い出し手段135、137は、何れも図5に示す残
材払い出し手段34と同一構造であるので、同一符号を
付して説明を省略する。
【0020】続いて、本発明の一実施の形態に係るパイ
プねじ切り設備10の動作を説明する。図3に示すよう
に、パイプ倉庫12の各段のパイプ棚25に収納された
直径の異なる各パイプPは、パイプ切り出し溝29aに
先頭のパイプPを入れた状態で、回動板29を図外の回
動モータによりエレベータ24側へ180°回動させて
昇降部材23へ切り出し、その後、エレベータ24によ
り昇降部材23を下降させて、払い出し部材28により
落下シュート27を介して、第1のコンベア30上に投
下される。図2、図3に示すように、その後、パイプP
は第1のコンベア30によりパイプ整列ステージS1へ
搬送され、パイプPの先部が、パイプ整列装置13によ
りクランプされる。すなわち、図9、図10に示すよう
に、移動側整列部50の整列用シリンダ49のロッド4
9aが、矢印方向に突出し、搬送路上のパイプPを固定
側整列部46の駆動ローラ44側へ幅寄せして整列させ
て、駆動、従動ローラ44、47間でパイプPをクラン
プする。そして、図11、図12に示すように、予め設
定されたパイプPの切断長さ分だけ、ロータリーエンコ
ーダ102により距離を計測しながら、走行モータ95
により走行台90を走行レール85に沿って下流方向へ
走行させ、それからロータリーアクチュエータ108に
より、歯車106、107、水平軸105を介して、パ
イプストッパ17を90°下方回動する。
【0021】その後、固定側整列部46の電動モータ4
5により無端チェーン58を周回させて各駆動ローラ4
4を回転させ、パイプPを下流へと送り込むと、パイプ
Pの先端がクッション板111に当接して、ローラコン
ベアを減速し、パイプPが、切断箇所をパイプ切断ステ
ージS2の鋸刃ラインaに合致させた状態で停止する。
図7、図8に示すように、続いてパイプ切断装置14の
電動バイス65、油圧バイス67及び油圧シリンダ81
によりパイプPを水平、垂直方向から堅固にクランプし
て、帯鋸刃77を周回させながらパイプPを切断する。
切断後の残材P′は、電動モータ45を逆回転させるこ
とで駆動ローラ44により第1のコンベア30へ戻さ
れ、そこで残材払い出し手段34のエアシリンダ38に
より払い出し板40を突出させて、残材P′が残材収納
部35に払い出される。
【0022】一方、残材P′を切断後の製品となるパイ
プPは、パイプ整列装置13から離れた後、第2〜第4
のコンベア31〜33によりパイプ先部ねじ切りステー
ジS3へ搬送される。そこでパイプPは、その外周面に
印字装置121により製造番号などが印字され、それか
ら図13に示すように、第1のパイプセット装置122
のエアシリンダ127によりクランプ爪130を昇降さ
せると共に、エアシリンダ129によりクランプ爪13
0を閉作動させて、パイプPを第1のねじ切り旋盤装置
15のパイプセット高さまで持ち上げ、そのまま移動台
車126により移動させて第1のねじ切り旋盤装置15
にセットして、パイプPの先端部をねじ切る。先端部を
ねじ切り後のパイプPは、再び第4のコンベア33上に
戻され、そこで先部加工パイプ払い出し手段135の払
い出し板40の突出により、橋桁134を介して、第2
の搬送装置20へ払い出される。第2の搬送装置20上
のパイプPは、第1のパイプセット装置122の場合と
同様に、第2のパイプセット装置123のクランプ爪1
30によりクランプされた後、エアシリンダ127によ
り持ち上げられて、移動台車126により第2のねじ切
り旋盤装置19にセットされ、パイプPの後端部がねじ
切られる。両端部のねじ切りが終了したパイプPは、第
2の搬送装置20上に戻され、製品払い出し手段137
により、橋桁138を介して製品棚136上に払い出さ
れる。
【0023】このように、パイプねじ切り設備10は、
左、右5段のパイプ棚25、パイプ切り出し装置26及
びエレベータ24などを有するパイプ倉庫12と、第
1、第2の搬送装置16、20と、パイプ整列装置13
と、パイプ切断装置14と、パイプPの先端部をねじ切
る第1のねじ切り旋盤装置15と、パイプPの先端部を
第1のねじ切り旋盤装置15にセットする第1のパイプ
セット装置122と、先部加工パイプ払い出し手段13
5と、パイプPの後端部をねじ切る第2のねじ切り旋盤
装置19と、パイプPの後端部を第2のねじ切り旋盤装
置19にセットする第2のパイプセット装置123とを
備えたので、パイプ倉庫12による品種別のパイプPの
保管、パイプ倉庫12からのパイプPの切り出し・搬
出、所定長さでのパイプPの切断及びパイプPの両端部
のねじ切りという、一連の配管用のパイプ加工を自動化
できる。また、第1のコンベア30に、残材P′を外部
へ払い出す残材払い出し手段34を設けたので、パイプ
Pの切断時に生じた残材P′を、製品となるパイプPを
下流へ搬送中に、自動的に払い出して処分できる。
【0024】更に、パイプ整列装置13として、移動側
整列部50の整列用シリンダ49により従動ローラ47
を移動させ、パイプPを固定側整列部46の駆動ローラ
44に押し付けて整列させた後、駆動ローラ44を回転
させて搬送方向に移動させるようにしたので、パイプP
を後工程のパイプ切断ステージS2の切断作業位置に、
正確に送り込める。そして、ロータリーアクチュエータ
108により、第2、第3のコンベア31、32上に出
し入れ可能なパイプストッパ17を、パイプPの切断長
さに合わせて、パイプ搬送方向へ移動させる採寸装置1
8を設けたので、パイプPの採寸を自動化できる。ま
た、第4のコンベア33の下流部に、パイプPの外周面
にナンバーなどを印刷する印字装置121を設けたの
で、パイプPの両側部のねじ切り加工途中で、自動的に
パイプPの番号付けなどができる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を示したが、本
発明はこれらに限定する必要はなく、要旨を逸脱しない
範囲で設計変更などがあっても、本発明に含まれる。例
えば、本実施の形態では、パイプ倉庫のパイプ棚を5段
式としたが、これに限定しなくても、2〜4段又は6段
以上のものでもよい。本実施の形態では、パイプ切り出
し装置として、パイプ切り出し溝付きの回動板を有する
ものを採用したが、これに限定しなくても、その他どの
ような機構の装置でもよい。本実施の形態では、パイプ
下降手段として、エレベータを採用したが、これに限定
しなくても、例えば階段状の落下シュートなどでもよ
い。本実施の形態では、倉庫の中央部にパイプ下降手段
を設け、その左、右に複数段のパイプ棚を配設したが、
これに限定しなくても、例えば倉庫の一側部にパイプ下
降手段を設け、各段のパイプ棚をそれに付設するように
したり、倉庫の両側部にパイプ下降手段を設け、収納さ
れたパイプを倉庫の両側に払い出すように、左、右各段
のパイプ棚を配置してもよい。
【0026】本実施の形態では、第1、第2の搬送装置
として、ローラコンベアを採用したが、これに限定しな
くても、例えばベルトコンベアなどでもよい。本実施の
形態では、第1の搬送装置を第1〜第4のコンベアによ
り構成するようにしたが、これに限定しなくても、例え
ば1又は2台のコンベア、4台以上のコンベアから構成
してもよい。なお、第2の搬送装置も、複数台のコンベ
アから構成してもよい。パイプを第1の搬送装置の片側
に押し付けるパイプ整列装置は、本実施の形態に示すよ
うな固定側、移動側整列部により構成しなくても、その
他どのような機構のパイプ整列装置でもよい。また、第
1、第2のパイプセット装置は、本実施の形態に示す構
造の吊り架台、油圧シリンダ、移動台車、クランプ爪な
どを有するものに限定しなくても、その他どのような構
成体からなるものでもよい。先部加工パイプ払い出し手
段も、本実施の形態に示すようなエアシリンダにより、
払い出し板を、第1の搬送装置上に出し入れさせるもの
に限定しなくても、その他どのような構造体のものでも
よい。
【0027】また、本実施の形態では、第1の搬送装置
の上流部に残材払い出し手段を設けたが、これは必ずし
も必要ではない。更に、本実施の形態では、第1の搬送
装置のパイプ切断ステージより下流側に、ストッパ駆動
手段及びパイプストッパを有する採寸装置を設けたが、
これに限定しなくても、その他どのような構造体からな
るものでもよい。また、例えば原寸パイプを使用する場
合にはこの採寸装置自体を省略したり、一定寸法にだけ
切断する場合には、沿う走行台のない固定式のものとし
てもよい。また、本実施の形態では、第1の搬送装置の
下流部に、パイプの外周面にナンバーなどを印刷する印
字装置を設けたが、これに限定しなくても、印字装置を
省略したり、別箇所に設けたりしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜5記載のパイプねじ切り設備
においては、このようにパイプ倉庫からパイプを自動的
に払い出し、その後、パイプを第1、第2の搬送装置に
より下流へと搬出し、その途中で、パイプ整列装置によ
るパイプの整列、パイプ切断装置による所定寸法での切
断、第1のパイプセット装置によるパイプ先部の第1の
ねじ切り旋盤装置へのセット、第1のねじ切り旋盤装置
によるパイプ先部のねじ切り、先部加工パイプ払い出し
手段による先部加工パイプの払い出し、第2のパイプセ
ット装置によるパイプ後部の第2のねじ切り旋盤装置へ
のセット、第2のねじ切り旋盤装置によるパイプ後部の
ねじ切りを行なうようにしたので、パイプ倉庫による品
種別のパイプの保管、パイプ倉庫からのパイプの切り出
し・搬出そして所定長さでのパイプの切断及びパイプ両
端部のねじ切りという、一連のパイプ加工を自動化でき
る。特に、請求項2記載のパイプねじ切り設備において
は、第1の搬送装置の上流部に、切断後のパイプの残材
を外部へ払い出す残材払い出し手段を設けたので、パイ
プ切断時に生じた残材を、製品側のパイプを下流へ搬送
中に、自動的に払い出して処分できる。
【0029】請求項3記載のパイプねじ切り設備におい
ては、パイプ整列装置として、移動側整列部の整列用シ
リンダにより従動ローラを移動させ、パイプを固定側整
列部の駆動ローラに押し付けて整列させた後、駆動ロー
ラを回転させて搬送方向に移動させるようにしたので、
パイプを後工程のパイプ切断ステージの切断作業位置
に、正確に送り込める。請求項4記載のパイプねじ切り
設備においては、ストッパ駆動手段により、第1の搬送
装置上に出し入れ可能なパイプストッパを、パイプの切
断長さに合わせて、パイプ搬送方向へ移動させる採寸装
置を設けたので、パイプの採寸を自動化できる。そし
て、請求項5記載のパイプねじ切り設備においては、第
1の搬送装置の下流部に、パイプの外周面にナンバーな
どを印刷する印字装置を設けたので、パイプ両側部のね
じ切り加工途中で、自動的にパイプの番号付けなどがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパイプねじ切り設
備の概略平面図である。
【図2】同概略正面図である。
【図3】パイプ倉庫の概略拡大側断面図である。
【図4】残材払い出し手段の拡大正面図である。
【図5】残材払い出し手段の拡大側断面図である。
【図6】採寸装置の拡大平面図である。
【図7】パイプ整列ステージ及びパイプ切断ステージの
拡大平面図である。
【図8】パイプ切断装置の拡大側断面図である。
【図9】パイプ整列装置の拡大側断面図である。
【図10】パイプ整列装置の拡大平面図である。
【図11】採寸装置の拡大側断面図である。
【図12】採寸装置の拡大平面図である。
【図13】第1、第2のパイプセット装置の拡大側断面
図である。
【符号の説明】
10 パイプねじ切り設備 12 パイプ倉
庫 13 パイプ整列装置 14 パイプ切
断装置 15 第1のねじ切り旋盤装置 16 第1の搬
送装置 17 パイプストッパ 18 採寸装置 19 第2のねじ切り旋盤装置 20 第2の搬
送装置 21 棚付け用架台 23 昇降部材 24 エレベータ(パイプ下降手段) 25 パイプ棚 26 パイプ切り出し装置 27 落下シュ
ート 28 払い出し部材 29 回動板 29a パイプ切り出し溝 30 第1のコ
ンベア 31 第2のコンベア 32 第3のコ
ンベア 33 第4のコンベア 34 残材払い
出し手段 35 残材収納部 36 昇降架台 37 取付けブラケット 38 エアシリ
ンダ 38a ロッド 39 ガイドロ
ッド 40 払い出し板 41 昇降部材 42 ガイドリング 43 架台 44 駆動ローラ 45 電動モー
タ(ローラ駆動部) 46 固定側整列部 47 従動ロー
ラ 48 押圧部材 49 整列用シ
リンダ 49a ロッド 50 移動側整
列部 51 ケーシング 52 取付け基
材 53 ブラケット 54 スプロケ
ット 55 スプロケット 56 ブラケッ
ト 57 スプロケット 58 無端チェ
ーン 59 ブラケット 60 ブラケッ
ト 61 ガイドリング 62 ガイドロ
ッド 63 連結板 64 裁断架台 65 電動バイス 66 送りロー
ラ部 67 油圧バイス 67a ロッド 68 基部 69 電動モー
タ 70 アーム 72 ガイドロ
ッド 73 電動側可動クランプ部材 74 電動側固
定クランプ部材 75 油圧側可動クランプ部材 76 油圧側固
定クランプ部材 77 帯鋸刃 78 基部 79 帯鋸フレーム 80 プーリ 81 油圧シリンダ 81a ロッド 82 上側クランプ部材 83 下側クラ
ンプ部材 84 コンベア架台 85 走行レー
ル 86 ガイドレール 87 ブラケッ
ト 88 ラック 89 ガイドレ
ール 90 走行台 91 上ガイド
ローラ 92 下ガイドローラ 93 スライダ 94 ブラケット 95 走行モー
タ 96 出力軸 97 歯車 98 プーリ 99 タイミン
グベルト 100 プーリ 101 入力軸 102 ロータリーエンコーダ 103 ブラケ
ット 104 軸受 105 水平軸 106 歯車 107 歯車 108 ロータリーアクチュエータ(ストッパ駆動手
段) 108a 出力軸 109 スライ
ドリング 110 エアシリンダ 110a ロッ
ド 111 クッション板 112 スライ
ドロッド 113 ブラケット 114 ボルト
ナット構造体 115 案内板 116 案内板 117 ブラケット 118 ケーブ
ルベア 119 位置センサ 120 突片 121 印字装置 122 第1の
パイプセット装置 123 第2のパイプセット装置 124 吊り架
台 125 ガイドレール 125a スラ
イダ 126 移動台車 127 エアシ
リンダ 127a ロッド 128 昇降基
台 129 エアシリンダ 130 クラン
プ爪 131 ガイドリング 132 ストッ
パ 133 ガイドロッド 134 橋桁 135 先部加工パイプ払い出し手段 136 製品棚 137 製品払い出し手段 138 橋桁 P パイプ P′ 残材 R ローラ S1 パイプ整
列ステージ S2 パイプ切断ステージ S3 パイプ先
部ねじ切りステージ S4 パイプ後部ねじ切りステージ a 鋸刃ライン
フロントページの続き (72)発明者 武富 康則 福岡県福岡市南区那の川1丁目23番35号 株式会社九電工内 (72)発明者 清水 光男 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内 (72)発明者 内田 吉昭 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内 (72)発明者 寺地 裕二 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内 (72)発明者 倉地 慎次 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内 (72)発明者 丹本 満 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜状態で複数のパイプ棚が多段配置さ
    れ、該各段のパイプ棚の下端部付近にパイプ切り出し装
    置が配設され、該各パイプ切り出し装置の側方に、切り
    出されたパイプを受け取って下降させるパイプ下降手段
    が設けられ、該パイプ下降手段の下部に前記パイプの払
    い出し部材が設けられたパイプ倉庫と、 前記パイプ下降手段の下方に上流部が配置されて、前記
    払い出し部材から払い出されたパイプを受け取って、該
    パイプを前記パイプ倉庫の外部にあるパイプ整列ステー
    ジ、パイプ切断ステージ及びパイプ先部ねじ切りステー
    ジへ順次搬送する第1の搬送装置と、 前記パイプ整列ステージに配備されて、前記パイプを前
    記第1の搬送装置の片側に押し付けるパイプ整列装置
    と、 前記パイプ切断ステージに配備されて、前記パイプ整列
    装置により整列されたパイプを所定長さに切断するパイ
    プ切断装置と、 前記パイプ先部ねじ切りステージに配備されて、前記第
    1の搬送装置により搬送されたパイプの先部をねじ切る
    第1のねじ切り旋盤装置と、 前記第1の搬送装置の下流部に設けられて、前記パイプ
    を吊り上げて該パイプの先部を前記第1のねじ切り旋盤
    装置にセットする第1のパイプセット装置と、 前記第1の搬送装置の下流部に設けられて、先部のねじ
    切りが終了した前記パイプを外部へ払い出す先部加工パ
    イプ払い出し手段と、 該先部加工パイプ払い出し手段から払い出されたパイプ
    を、該パイプの後部を先頭にパイプ後部ねじ切りステー
    ジまで搬送する第2の搬送装置と、 前記パイプ後部ねじ切りステージに配備されて、前記パ
    イプの後部をねじ切る第2のねじ切り旋盤装置と、 前記第2の搬送装置の下流部に設けられて、前記パイプ
    を吊り上げて該パイプの後部を前記第2のねじ切り旋盤
    装置にセットする第2のパイプセット装置とを備えたこ
    とを特徴とするパイプねじ切り設備。
  2. 【請求項2】 前記第1の搬送装置の上流部に、切断後
    の前記パイプの残材を外部へ払い出す残材払い出し手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のパイプねじ切
    り設備。
  3. 【請求項3】 前記パイプ整列装置が、前記第1の搬送
    装置の幅方向の一側部付近に設けられて、整列後の前記
    パイプを送り出す駆動ローラ及び該駆動ローラのローラ
    駆動部を有する固定側整列部と、前記第1の搬送装置の
    幅方向の他側部付近に設けられて、前記パイプを前記駆
    動ローラに押し付ける従動ローラを、整列用シリンダの
    ロッドの突出により前記駆動ローラ側へ移動させる移動
    側整列部とを配備していることを特徴とする請求項1又
    は2記載のパイプねじ切り設備。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送装置のパイプ切断ステー
    ジより下流側に、ストッパ駆動手段を介して、第1の搬
    送装置上に出し入れ可能なパイプストッパを、前記パイ
    プの切断長さに合わせて、パイプ搬送方向へ移動させる
    採寸装置を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のパイプねじ切り設備。
  5. 【請求項5】 前記第1の搬送装置の下流部に、前記パ
    イプの外周面にナンバーなどを印刷する印字装置を設け
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のパイプねじ切り設備。
JP24930596A 1996-08-30 1996-08-30 パイプねじ切り設備 Pending JPH1076426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24930596A JPH1076426A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 パイプねじ切り設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24930596A JPH1076426A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 パイプねじ切り設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1076426A true JPH1076426A (ja) 1998-03-24

Family

ID=17191016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24930596A Pending JPH1076426A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 パイプねじ切り設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1076426A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106334874A (zh) * 2015-07-15 2017-01-18 山西运城制版集团(上海)企业发展有限公司 一种带散热部件的激光雕刻机用光学传输装置
CN108817567A (zh) * 2018-07-04 2018-11-16 合肥欧语自动化有限公司 一种用于螺母生产自动化攻丝设备
CN116618689A (zh) * 2023-07-24 2023-08-22 金石钻探(唐山)股份有限公司 一种钻杆自动化生产线及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106334874A (zh) * 2015-07-15 2017-01-18 山西运城制版集团(上海)企业发展有限公司 一种带散热部件的激光雕刻机用光学传输装置
CN108817567A (zh) * 2018-07-04 2018-11-16 合肥欧语自动化有限公司 一种用于螺母生产自动化攻丝设备
CN116618689A (zh) * 2023-07-24 2023-08-22 金石钻探(唐山)股份有限公司 一种钻杆自动化生产线及方法
CN116618689B (zh) * 2023-07-24 2023-10-03 金石钻探(唐山)股份有限公司 一种钻杆自动化生产线及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101536602B1 (ko) 소재 자동 공급 및 배출장치
JPS628918A (ja) 異なるサイズのパネルパツクを自動的に積重ね、整然と配列するための設備
US6595740B1 (en) Prefeeder assembly
JPH1076426A (ja) パイプねじ切り設備
CN216072066U (zh) 检测机用自动上下料设备
JP2740791B2 (ja) 長尺材の切断装置
JP2777518B2 (ja) 自動搬送装置
JP3137992B2 (ja) 切断装置に於ける材料搬送装置
JPS62213259A (ja) バツフア装置
JP2000280117A (ja) 金属管の切断装置
CN115352192B (zh) 一种截齿打标装置
JPH06312336A (ja) 棒材供給機
JP3321846B2 (ja) ガラス管定量移送装置
JP2784307B2 (ja) 自動加工方法および装置
JP2549830B2 (ja) パンチプレス
JPH07156012A (ja) ワーク切断システム
JPS6283970A (ja) 自動積込み装置
JP2553301Y2 (ja) 切断材重量計測装置
JP2004106154A (ja) 複数列形材切断装置及びその装置を用いた切断方法
JP4615660B2 (ja) 切断機におけるワーク搬出方法及びその装置
JP3540372B2 (ja) 枚葉印刷機
JPH05294454A (ja) 検査機
JPS61109652A (ja) 自動倉庫を含む加工システムにおける物品の収納方法
JP2895610B2 (ja) 加工ラインにおける多数個取り小製品の集積方法およびその装置
CN113769988A (zh) 一种柴油催化器自动涂覆装置及其使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20031119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Effective date: 20060621

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060801

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02