JPH1075730A - 玉子入り豆腐、生揚げ及び玉子入り豆腐の製造方法 - Google Patents

玉子入り豆腐、生揚げ及び玉子入り豆腐の製造方法

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JPH1075730A
JPH1075730A JP8252429A JP25242996A JPH1075730A JP H1075730 A JPH1075730 A JP H1075730A JP 8252429 A JP8252429 A JP 8252429A JP 25242996 A JP25242996 A JP 25242996A JP H1075730 A JPH1075730 A JP H1075730A
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egg
tofu
mixture
eggs
mixing
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JP8252429A
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Kazuo Moriyama
一夫 森山
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UEHARA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、豆乳に玉子が混入されてなる玉子
入り豆腐、これを油で揚げた生揚げ、及び当該玉子入り
豆腐の製造方法に関し、風味、食感が良好で、栄養バラ
ンスに優れ、油で揚げられる玉子入り豆腐、及びこの玉
子入り豆腐を揚げて得られる生揚げ、さらに、短時間で
玉子と豆乳の撹拌混合物から成る生地内の気泡を取除く
ことができ、これによって製造コストの低減が図れる玉
子入り豆腐の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 豆乳に大豆蛋白質が含まれることから、
玉子入り豆腐は動物性蛋白質と植物性蛋白質とが含まれ
た栄養的に優れた状態となっている。また、通常では固
まりにくい豆乳が凝固剤によって良好に固化されるた
め、加熱によって行われる玉子のゲル化による固化が助
けられ、良好な固化状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆乳に玉子が混入
されてなる玉子入り豆腐、これを油で揚げた生揚げ、及
び当該玉子入り豆腐の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、玉子豆腐は、溶いた玉子をだし
汁で薄めて所定濃度にし、これを蒸成することによって
製造される。主原料が玉子でありながら、目視状態が豆
腐に似ているために玉子豆腐と称されるが、内部は均質
で軟らかく、舌触りは豆腐より滑らかであり、玉子の旨
みが特徴的な食品として広く知られている。
【0003】一方、従来から、豆乳に玉子を加えて作る
玉子入り豆腐として、特開昭48-92548号公報、
特開昭49−35558号公報等に開示されるものがあ
る。玉子に豆乳を加えることによって、玉子のみの動物
性蛋白質に偏ったものから、豆乳の植物性蛋白質も含ま
れる栄養的に調和のとれたものとなる。この従来の玉子
入り豆腐は、栄養バランスが良く、栄養価が高い上に、
玉子豆腐同様に最大の特徴として、口に含んだ時に感じ
るつるりとした均質で且つ滑らかな舌触りを有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の玉子入り豆腐は
以上のように構成されていたことから、豆乳に玉子を混
入する場合、生地の不均質を無くすために豆乳と玉子と
の混合物を撹拌するが、この撹拌時に空気が生地の中に
混入し、この空気が撹拌によって細かい気泡となって生
地内に残留しやすかった。このような細かい気泡が残留
したままの生地を蒸成すると、玉子入り豆腐の中に微細
な空洞部分である、いわゆる「す」が形成され、この
「す」によって滑らかな舌触りが大きく損われて通常の
玉子豆腐に比肩する商品性を得られないという課題を有
した。
【0005】これに対処して、生地中の気泡を抜くため
に、玉子と豆乳の混合撹拌が終了してから、気泡の消滅
を行わせるべく生地を所定時間放置し、その後に蒸成す
ることが行われているが、通常、生地は高粘度を有して
いるため消泡には長時間を要し、このために製造効率が
低下し、製造コストが高くなるという課題を有した。
【0006】一方、通常の豆腐は、油で揚げることによ
り、生揚げや油揚げが得られる。これと同様に、内部が
均質で舌触りの滑らかな玉子豆腐を揚げた生揚げが得ら
れるとすれば、表面の揚げ皮膜の歯触りと、内部の軟ら
かく滑らかな舌触りとの対比で優れた食感を得られる食
品になることが期待されるが、従来の玉子豆腐は、高温
の油中に投入すると、固化した玉子成分の中間の微少な
隙間に含まれる水分の突沸により固化した状態から粉々
に分解し、揚げることができないという課題を有してい
た。
【0007】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、風味、食感が良好で、栄養バランスに優れ、
油で揚げられる玉子入り豆腐、及びこの玉子入り豆腐を
揚げて得られる生揚げ、さらに、短時間で玉子と豆乳の
撹拌混合物から成る生地内の気泡を取除くことができ、
これによって製造コストの低減が図れる玉子入り豆腐の
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る玉子入り豆
腐は、豆乳、玉子、凝固剤を所定の混合比率で混合し、
当該混合された混合物を前記玉子がゲル化する温度で固
化して形成されるものである。このように本発明におい
ては、豆乳に大豆蛋白質が含まれることから、玉子入り
豆腐は動物性蛋白質と植物性蛋白質とが含まれた栄養的
に優れた状態となっている。また、通常では固まりにく
い豆乳が凝固剤によって良好に固化されるため、加熱に
よって行われる玉子のゲル化による固化が助けられ、良
好な固化状態となる。
【0009】また、本発明に係る玉子入り豆腐は必要に
応じて、前記豆乳がボーメ度11°〜12°に濃度を調
整され、当該豆乳100リットルに対する混合割合が、
前記玉子が20〜25kg、前記凝固剤が150〜10
00gであるものである。このように本発明において
は、ボーメ度を11°〜12°に調製した豆乳100リ
ットル当りには、適量の大豆蛋白質が含まれており、玉
子入り豆腐は動物性蛋白質と植物性蛋白質とが適度な割
合で含まれた栄養バランスが良好な状態となっている。
また、通常では固まりにくい豆乳が凝固剤の存在によっ
て良好に固化されるため、加熱に伴う玉子のゲル化によ
る固化が助けられ、良好な固化状態を得ることができ
る。
【0010】また、本発明に係る玉子入り豆腐は必要に
応じて、前記豆乳、玉子、凝固剤を混合した混合物に食
塩、化学調味料、みりんのいずれか一つ又は複数を適量
混合するものである。このように本発明においては、味
付成分を豆乳と玉子との混合物に適宜混入することによ
り、新たな風味が加わって旨みの奥行が深まり、相乗効
果によって旨みをさらに向上させることが可能になる。
【0011】また、本発明に係る玉子入り豆腐は必要に
応じて、前記凝固剤が、ピロリン酸、グルコノ−δ−ラ
クトン、塩化マグネシウム及び硫酸カルシウムのうちの
いずれか一つ、もしくは複数を組み合せたものであるも
のである。このように本発明においては、凝固剤として
のピロリン酸、グルコノ−δ−ラクトン、塩化マグネシ
ウム及び硫酸カルシウムのうちのいずれか一つ、もしく
は複数を組み合せたものを豆乳と玉子との混合物に混入
することにより、豆乳のゲル化が進行して固化しやす
く、加熱による玉子の固化を助けて均質で軟らかい良好
な固化状態を得ることができる。
【0012】また、本発明に係る生揚げは、前記本発明
に係る玉子入り豆腐を、所定温度に加熱された食用油で
揚げてなるものである。このように本発明においては、
固化した豆乳成分に水分が分子的に取込まれているため
に、滑らかで軟らかい性質を有しながら突沸が起きにく
く、形状を保持したまま油で揚げることができる。ま
た、玉子入り豆腐を揚げて得られた生揚げは、油で揚げ
ることによって玉子入り豆腐の表面にパリッとした歯触
りの揚げ皮膜が形成された状態になることにより、噛み
砕かれる表面の揚げ皮膜の舌触り及び歯触りと、中から
出てくる中身の舌触りとが大きく異なるものとなり、こ
の舌触りの対比で食感がさらに優れたものとなる。
【0013】また、本発明に係る玉子入り豆腐の製造方
法は、豆乳、玉子、凝固剤を所定の混合割合で混合撹拌
して混合物にする混合工程と、前記混合物を玉子がゲル
化する温度で所定時間加熱して固化する固化工程とを有
するものである。このように本発明においては、豆乳を
混合することにより、動物性蛋白質と植物性蛋白質とが
含まれた栄養的に優れた状態の玉子入り豆腐を製造でき
る。また、通常では固まりにくい豆乳を凝固剤を混入す
ることによって良好に固化させられるため、加熱に伴う
玉子のゲル化による固化を起り易くし、良好な固化状態
を作り出すことができる。
【0014】また、本発明に係る玉子入り豆腐の製造方
法は必要に応じて、前記混合工程が、混合と共に密封用
器内で減圧することによって混合物中から脱気を行う混
合・脱気工程とされるものである。このように本発明に
おいては、豆乳と玉子の混合物に減圧処理が施されるこ
とにより、混合撹拌時に混合物中に引入れられた気泡が
取除かれ、気泡に起因するいわゆる「す」が存在しない
状態となり、玉子豆腐の特長である口触りの滑らかさが
実現する。また、気泡が短時間で取除けるため、製造時
間が短縮でき、製造コストを大幅に削減できる。
【0015】また、本発明に係る玉子入り豆腐の製造方
法は必要に応じて、前記混合・脱気工程が、混合する工
程を経た後に脱気する工程であるものである。このよう
に本発明においては、混合の際に内部に多くの気泡が含
まれた混合物に対し、減圧処理を施すことにより、気泡
を取除いて「す」が存在しない状態として、玉子豆腐の
特長である口触りの滑らかさが実現する。また、混合物
中の気泡を短時間で取除けるため、製造時間が短縮で
き、製造コストを大幅に削減できる。
【0016】また、本発明に係る玉子入り豆腐の製造方
法は必要に応じて、前記固化工程の後に、固化後の混合
物を所定時間熟成する熟成工程を有するものである。こ
のように本発明においては、熟成期間中に、添加した味
付成分が均等に混合物内部に行き渡り、風味が全体に均
一となった熟成品が得られる。
【0017】また、本発明に係る玉子入り豆腐の製造方
法は必要に応じて、前記熟成工程が、固化後の混合物を
所定時間冷却する工程として行われるものである。この
ように本発明においては、混合物が所定の熟成期間だけ
冷却されることにより、微生物の繁殖等を防ぎながら、
この熟成期間中に味付成分を全体に行き渡せて風味が均
一となった熟成品を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(本発明の一実施の形態)以下、本発明の一実施の形態
を図1〜図5に基づいて説明する。この図1は本実施の
形態に係る玉子入り豆腐の製造工程説明図、図2は本実
施の形態に係る玉子入り豆腐の製造工程で使用する冷却
装置の斜視図、図3は本実施の形態に係る玉子入り豆腐
の製造工程で使用する真空脱気装置の斜視図、図4は本
実施の形態に係る玉子入り豆腐の製造工程で使用する裏
ごし容器及びスチーマーの斜視図、図5は本実施の形態
に係る玉子入り豆腐の製造工程で使用するフライヤーの
斜視図である。
【0019】前記各図において本実施の形態に係る玉子
入り豆腐T0の製造工程は、豆乳冷却工程P1、原料混
合工程P2、真空脱気工程P3、裏ごし工程P4、蒸成
工程P5及び熟成工程P6をからなり、また、必要に応
じて揚げ工程P7が含まれる。
【0020】前記豆乳冷却工程P1及び原料混合工程P
2においては、図2に示すような冷却装置1が使用され
る。この冷却装置1は、冷凍機11と、この冷凍機11
からの冷媒によって冷却される冷却槽12と、前記冷凍
機11の運転操作を行う操作盤13と、前記冷却槽12
内への投入物を撹拌する撹拌機14とを備える構成であ
る。前記冷却槽12は、上部が開放した円筒状のステン
レス製容器で、冷凍機11からの冷媒が容器の周壁内に
循環供給されることによって容器内の投入物を所定温度
に冷却する構成である。
【0021】前記豆乳冷却工程P1は、大豆をすりつぶ
してから濾過することによって濾過産物として得られた
豆乳T1を所定温度に冷却する工程である。豆乳T1は
冷却装置1の冷却槽12に投入され、水を添加されてボ
ーメ度が11°〜12°になるまで調製される。豆乳冷
却工程P1におけるこのボーメ度11°〜12°の豆乳
とは、このボーメ度での豆乳の密度が、換算式(密度=
144.3/(144.3−ボーメ度))により1.0
82〜1.091g/cm3であることから、豆乳中の
大豆蛋白質の真比重を1.2とすれば、大豆蛋白質1k
g当り水0.8〜1kgを添加したものとなる。
【0022】こうして豆乳T1がボーメ度11°〜12
°に調製されるのは、水添加量が多すぎると、豆乳T1
が固化しにくくなる上、製造された玉子入り豆腐T0が
水っぽくなっておいしさが損われ、逆に水添加量が少な
すぎると、混合撹拌動作が行いにくくなると共に、製造
された玉子入り豆腐T0からの大豆臭が強くなって風味
を損ねてしまうことによる。なお、大豆蛋白質に対する
水の添加量は、大豆蛋白質の真比重によって増減する。
【0023】前記原料混合工程P2は、冷却された豆乳
T1に玉子T2及びその他の添加物を加えて撹拌混合す
る工程である。原料混合工程P2においては、冷却され
た冷却槽12内の豆乳T1に玉子T2及びその他の添加
物が投入される。添加物としては、食塩T3、化学調味
料T4、みりんT5及び凝固剤T6が添加される。添加
の割合は、調製された豆乳100リットル当り、玉子T
2が20〜25kg、食塩T3が310〜380g、化
学調味料T4が320〜360g、みりんT5が200
〜300ml、凝固剤T6が150〜1000gとなっ
ている。
【0024】大豆蛋白質の真比重を1.2とした場合、
100リットルの豆乳中には、50〜55kgの大豆蛋
白質が含まれている。また、玉子T2は、卵白と卵黄の
いずれも使用される。この玉子T2の豆乳T1に対する
混合割合を前記した範囲に設定するのは、玉子の割合が
少ないと、玉子のゲル化による固化が起りにくく、保形
性に富んだ玉子入り豆腐T0が得られなくなることに加
え、逆に玉子の割合が多いと、玉子の風味が強くなって
豆乳を用いることに伴う「まったり」した風味が消え、
食味が単純になってしまうことからである。
【0025】前記化学調味料T4としては、昆布のうま
味成分であるグルタミン酸ソーダ、かつお節のうま味成
分であるイノシン酸ソーダ、椎茸のうま味成分であるグ
アニン酸ソーダ、貝類のうま味成分であるコハク酸ソー
ダ等が使用される。これらを複数調合することにより、
相乗効果によってうま味をさらに向上させることもでき
る。
【0026】前記凝固剤T6は、豆乳T1のゲル化剤で
あり、これが作用して豆乳T1のゲル化が促進され、玉
子入り豆腐T0の保形性を向上させる。この凝固剤T6
としては、ピロリン酸、グルコノ−δ−ラクトン、塩化
マグネシウム(にがり)及び硫酸カルシウムのうちのい
ずれか一つ、もしくは複数を組み合せたものが用いられ
る。特にグルコノ−δ−ラクトンを用いると、玉子入り
豆腐T0が絹ごし豆腐の風味になる。この凝固剤T6の
添加量が前記範囲に設定されるのは、少なすぎると、豆
乳のゲル化が良好に行われにくくなり、逆に多すぎる
と、豆乳が極めてゲル化しやすい状態となり、豆乳と玉
子との混合動作中に豆乳のゲル化により混合物中に多く
の塊状物が生成し、混合が良好に行われにくくなること
による。
【0027】前記真空脱気工程P3は、原料混合工程P
2で撹拌混合された混合物を脱気する工程である。この
工程では、図3に示すような真空脱気装置2が用いられ
る。この真空脱気装置2は、真空ポンプ21と、この真
空ポンプ21に接続された真空容器22と、この真空容
器22内への投入物を撹拌する撹拌手段23とを備える
構成である。混合物が投入された状態での真空容器22
内は、0.6〜0.7気圧に減圧され、この真空度を3
〜5分間継続するようにしている。真空度がより低圧で
あったり、継続時間が長かったりすると、常温において
も水分が沸騰し、これによる蒸発で混合物中の水分の量
が減少してしまい、その結果、得られた玉子入り豆腐が
固くなり過ぎて風味が損われる。逆に、真空度がより高
圧であったり、継続時間が短かったりすると、確実な脱
気処理を期待できなくなり、得られた玉子入り豆腐内に
いわゆる「す」が生じることとなる。
【0028】前記裏ごし工程P4は、真空脱気工程P3
で脱気された脱気済混合物を裏ごしする工程であり、図
4に示すように、金属製の裏ごし容器3と、この裏ごし
容器3に装着される木綿製織布の裏ごし袋31とが使用
され、この裏ごし袋31を介して裏ごし容器3内に脱気
済混合物を供給して裏ごしを行い、裏ごし混合物を得
る。
【0029】前記蒸成工程P5は、裏ごし工程P4で得
られた裏ごし混合物を蒸成する工程であり、図5に示す
スチーマー4が用いられる。このスチーマー4は、略箱
型の断熱容器で、内部に金属製の網棚41が複数段配設
されてなり、ボイラー(図示を省略)からの加熱蒸気が
供給される構成である。スチーマー4内の温度は、約8
0℃に保たれ、裏ごし混合物は30〜70分間蒸成され
る。この蒸成時間が短すぎると、玉子のゲル化が完了せ
ず、得られた蒸成品が完全に固化した状態にならない。
逆に蒸成時間が長すぎると、過剰なゲル化によって玉子
が固くなり過ぎ、滑らかで軟らかい食感が失われる。
【0030】前記熟成工程P6は、蒸成工程P5で蒸成
された蒸成品を冷蔵庫5で所定の熟成期間だけ冷却熟成
させる工程である。熟成工程P6が完了した熟成品は、
そのまま玉子入り豆腐T0として、あるいは揚げ工程P
7を経た生揚げT7として商品となる。
【0031】前記揚げ工程P7は熟成後の熟成品を油で
揚げる工程であり、図6に示すようなフライヤー6が使
用される。このフライヤー6は、架台61上部に配設さ
れ、食用油を収容する揚げ容器62と、この揚げ容器6
1内の食用油65を加熱するヒーター(図示を省略)
と、揚げ容器62内の底部において周回移動する金網製
のスクリーンベルト66と、食用油65の温度及びスク
リーンベルト66の周回速度を制御する制御手段63と
を備える構成である。
【0032】前記フライヤー6内の食用油65の温度
は、制御手段63の制御によって160〜180℃の範
囲に保たれると共に、スクリーンベルト66の周回速度
が、玉子入り豆腐の食用油65内での滞留時間が約3〜
4分になるように設定される。温度が低すぎたり、滞留
時間が短いと、玉子入り豆腐T0の表面に良好に揚げ皮
膜が形成されず、油でべとべとしてからっと揚った状態
にならない。逆に温度が高すぎたり、滞留時間が長すぎ
たりすると、表面の揚げ皮膜が焦げた状態となって風味
が損われる。
【0033】次に、前記工程に基づく玉子入り豆腐の製
造動作について説明する。まず、豆乳冷却工程P1にお
いて、すりつぶされた大豆の濾過産物が、冷却装置1の
冷却槽12に投入された後、撹拌機14によって撹拌さ
れつつ、飲用水が添加され、重液用のボーメ度計による
測定でボーメ度が11°〜12°になるまで調製され
る。これにより冷却槽12内にボーメ度11°〜12°
の豆乳T1が得られた状態となる。
【0034】豆乳T1は、撹拌機14によって撹拌され
つつ、冷凍機11の駆動による冷媒の冷却槽12への循
環供給により、約3℃に冷却される。豆乳T1が冷却さ
れるのは、微生物の繁殖を抑えるため、及び温度が上昇
することによる豆乳のゲル化を抑え、部分的な塊の形成
を抑制すると共に粘度の上昇を防ぎ、これにより次の原
料混合工程P2における混合を均一良好に行うためであ
る。
【0035】原料混合工程P2においては、冷却された
冷却槽12内の豆乳T1に玉子T2及び添加物としての
食塩T3、化学調味料T4、みりんT5及び凝固剤T6
が投入・添加される。投入・添加後、前記豆乳冷却工程
P1同様に、冷却を行いながら撹拌機14によって撹拌
し、均一な混合物を形成する。この混合物は冷却槽12
から取出されて次の真空脱気工程へ送られる。
【0036】真空脱気工程P3では、前記真空脱気装置
2の真空容器22の頂部にある蓋体24を開放し、前記
原料混合工程P2からの混合物を真空容器22内に投入
する。投入後、蓋体24を閉止して真空容器22の内部
を密閉状態とする。次に真空ポンプ21及び撹拌手段2
3を駆動し、これにより真空容器22内が減圧された状
態で混合物は撹拌され、原料混合工程P2で混合物の内
部に含まれた多くの気泡が取除かれる。真空ポンプ21
と撹拌手段23を同時に駆動することで効果的な脱気が
期待されるが、真空ポンプ21のみの駆動とする構成と
してもよい。
【0037】この真空脱気工程P3において真空容器2
2内が適切な気圧に減圧された状態を所定時間継続し、
脱気処理が完了すると、蓋体24を開放して脱気済混合
物を取出し、この脱気済混合物は次の裏ごし工程P4に
送られる。
【0038】裏ごし工程P4では、真空脱気工程P3で
脱気された脱気済混合物を前記裏ごし袋31を介して裏
ごし容器3内に供給することにより、脱気済混合物中の
前記原料混合工程P2で生じた豆乳のゲル化による塊状
物が取除かれ、均質な裏ごし混合物を得る。
【0039】蒸成工程P5では、裏ごし工程P4で得ら
れた裏ごし混合物を複数の蒸成用容器42に流し込んだ
後、前記スチーマー4内部の網棚41上に蒸成用容器4
2を載置し、ドア43を閉止してスチーマー4内部を密
閉状態にして、ボイラーからの蒸気をスチーマー4内に
供給し、スチーマー4内を所定温度に保ちながら所定の
蒸成時間で蒸成用容器42に充填した裏ごし混合物を蒸
して蒸成品とする。
【0040】このようにして蒸成された蒸成用容器42
内の蒸成品は、蒸成用容器42ごとスチーマー4内から
取出され、常温にまで冷まされた後、熟成工程P6とし
て、蒸成用容器42ごと冷蔵庫5に入れられて所定の熟
成期間だけ放置される。この熟成期間中に、食塩T3の
塩味や、化学調味料T4及びみりんT5のうま味成分が
均等に蒸成品内に行き渡り、風味が全体に均一となった
熟成品が得られる。
【0041】この熟成工程P6が完了した熟成品は、冷
蔵庫5から取出され、蒸成用容器42から外して、玉子
入り豆腐T0としてそのまま所定の包装が施されて商品
となる場合と、さらに揚げ工程P7において食用油65
で揚げられ、生揚げT7として商品化される場合があ
る。
【0042】生揚げT7を製造する揚げ工程P7におい
ては、前記熟成工程P6を経た玉子入り豆腐T0が、フ
ライヤー6のスクリーンベルト66の搬入側に順次投入
され、スクリーンベルト66の周回によって揚げ容器6
2内の所定温度に加熱された食用油65中を順次送ら
れ、この適切に周回速度を設定されたスクリーンベルト
66上で食用油65中の滞留時間だけフライされ、生揚
げT7になって搬出側端に設けられた排出口64から自
然落下で順次排出され、所定の包装が施されて商品とな
る。
【0043】このように、本実施の形態に係る玉子入り
豆腐T0は、動物性蛋白質と植物性蛋白質とが適度な割
合で含まれ、栄養的にもバランスのとれた状態になって
いると共に、その他の添加物の添加割合も適切であるた
め、風味的に優れたものとなっている。加えて、玉子入
り豆腐T0は、脱気処理によって内部に気泡に起因する
「す」が無い状態になっており、この「す」による舌触
りの悪さが無く、玉子入り豆腐T0は舌触りが良く滑ら
かな食感が得られる。
【0044】一方、玉子入り豆腐T0を揚げて得られる
生揚げT7は、表面にパリッとした歯触りの香ばしい揚
げ皮膜が形成されると共に、内部は滑らかな舌触りが保
たれており、この歯触り及び舌触りの対比によって生揚
げT7は風味・食感に優れた食品として商品価値の高い
ものとなる。
【0045】なお、前記実施の形態に係る玉子入り豆腐
の製造工程において、豆乳冷却工程P1で豆乳T1の冷
却に冷却装置1を使用する構成としたが、調製用容器で
所定のボーメ度に調製した豆乳を別の冷蔵庫に収納して
冷却する構成とすることもできる。
【0046】
【実施例】本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の
製造工程に基づいて、玉子入り豆腐T0を揚げて得られ
る生揚げT7を製造した実験結果を説明する。
【0047】すり潰した大豆の濾過品を冷却槽12に投
入し、飲料水を加えながら比重をボーメ度計で測定し、
ボーメ度が11.5°の豆乳T1を100リットル調製
した(豆乳冷却工程)。この冷却槽12内の豆乳T1
に、 玉子T2 22kg 食塩T3 350g 化学調味料T4 340g みりんT5 250ml 凝固剤T6 815g 内訳 ピロリン酸 365g グルコノ−δ−ラクトン 450g を添加して混合撹拌し、混合品を得た(原料混合工程P
2)。
【0048】この混合品を真空脱気装置2の真空容器2
2内に収容し、真空ポンプ21を駆動して真空容器22
内を4分間0.76気圧に減圧することによって、混合
物に吸引脱気処理を施した(真空脱気工程P3)。そし
て真空容器22から取出した脱気済混合物を裏ごし袋3
1を用いて裏ごし処理し、表面の泡や異物をこし取って
裏ごし混合物を得た(裏ごし工程P4)。
【0049】この裏ごし混合物を複数の蒸成用容器42
に分取し、これをスチーマー4内に収納し、蒸気を付与
することによって蒸成した。この時、スチーマー4内の
温度を約80℃に制御すると共に、蒸成時間は60分に
設定した(蒸成工程P5)。こうした蒸成処理によって
得られた蒸成品を、蒸成用容器42ごとスチーマー4か
ら取出して常温になるまで自然放冷し、その後、冷蔵庫
5に収納して約24時間熟成させた(熟成工程P6)。
【0050】このようにして得られた熟成品、すなわち
玉子入り豆腐T0を、170℃に加熱された食用油65
が満たされたフライヤー6の揚げ容器62内に順次投入
し、約3分の揚げ時間でフライ処理し、最終製品として
の生揚げT7を得た(揚げ工程P7)。
【0051】生揚げT7は、表面が揚げ皮膜によって程
よいきつね色となり、食欲をそそる香ばしい香りも漂っ
ている状態となっていた。この生揚げT7の表面を押圧
すると、生揚げT7は適度の弾力性で弾性変形し、表面
の揚げ皮膜が丈夫なものであることが確認された。つい
で、この生揚げT7を切断し、その切断面を観察したと
ころ、内部には「す」が全く形成されておらず、真空脱
気工程P3での処理が適切であったことが確認された。
【0052】さらに、この生揚げT7を試食してみる
と、かみ砕く際の揚げ皮膜の歯触りが心地よく、加えて
中身の軟らかい玉子入り豆腐部分の風味が口の中に広が
り、この中身の軟らかく滑らかな舌触りと、揚げ皮膜の
歯ごたえとの微妙な対比によって、生揚げT7が非常に
食感に富んだものになっていることを確認することがで
きた。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明においては、豆乳に
大豆蛋白質が含まれることから、玉子入り豆腐は動物性
蛋白質と植物性蛋白質とが含まれた栄養的に優れた状態
になるという効果を奏する。また、通常では固まりにく
い豆乳が凝固剤によって良好に固化されるため、加熱に
よって行われる玉子のゲル化による固化が助けられ、良
好な固化状態になるという効果を有する。また、本発明
においては、ボーメ度を11°〜12°に調製した豆乳
100リットル当りには、適量の大豆蛋白質が含まれて
おり、玉子入り豆腐は動物性蛋白質と植物性蛋白質とが
適度な割合で含まれた栄養バランスが良好な状態になる
という効果を有する。また、通常では固まりにくい豆乳
が凝固剤の存在によって良好に固化されるため、加熱に
伴う玉子のゲル化による固化が助けられ、良好な固化状
態を得ることができるという効果を有する。また、本発
明においては、味付成分を豆乳と玉子との混合物に適宜
混入することにより、新たな風味が加わって旨みの奥行
が深まり、相乗効果によって旨みをさらに向上させるこ
とが可能になるという効果を有する。また、本発明にお
いては、凝固剤としてのピロリン酸、グルコノ−δ−ラ
クトン、塩化マグネシウム及び硫酸カルシウムのうちの
いずれか一つ、もしくは複数を組み合せたものを豆乳と
玉子との混合物に混入することにより、豆乳のゲル化が
進行して固化しやすく、加熱による玉子の固化を助けて
均質で軟らかい良好な固化状態を得ることができるとい
う効果を有する。また、本発明においては、固化した豆
乳成分に水分が分子的に取込まれているために、滑らか
で軟らかい性質を有しながら突沸が起きにくく、形状を
保持したまま油で揚げることができるという効果を有す
る。また、玉子入り豆腐を揚げて得られた生揚げは、油
で揚げることによって玉子入り豆腐の表面にパリッとし
た歯触りの揚げ皮膜が形成された状態になることによ
り、噛み砕かれる表面の揚げ皮膜の舌触り及び歯触り
と、中から出てくる中身の舌触りとが大きく異なるもの
となり、この舌触りの対比で食感がさらに優れたものに
なるという効果を有する。また、本発明においては、豆
乳を混合することにより、動物性蛋白質と植物性蛋白質
とが含まれた栄養的に優れた状態の玉子入り豆腐を製造
できるという効果を有する。また、通常では固まりにく
い豆乳を凝固剤を混入することによって良好に固化させ
られるため、加熱に伴う玉子のゲル化による固化を起り
易くし、良好な固化状態を作り出すことができるという
効果を有する。また、本発明においては、豆乳と玉子の
混合物に減圧処理が施されることにより、混合撹拌時に
混合物中に引入れられた気泡が取除かれ、気泡に起因す
るいわゆる「す」が存在しない状態となり、玉子豆腐の
特長である口触りの滑らかさが実現するという効果を有
する。また、気泡が短時間で取除けるため、製造時間が
短縮でき、製造コストを大幅に削減できるという効果を
有する。また、本発明においては、混合の際に内部に多
くの気泡が含まれた混合物に対し、減圧処理を施すこと
により、気泡を取除いて「す」が存在しない状態とし
て、玉子豆腐の特長である口触りの滑らかさが実現する
という効果を有する。また、混合物中の気泡を短時間で
取除けるため、製造時間が短縮でき、製造コストを大幅
に削減できるという効果を有する。また、本発明におい
ては、熟成期間中に、添加した味付成分が均等に混合物
内部に行き渡り、風味が全体に均一となった熟成品が得
られるという効果を有する。また、本発明においては、
混合物が所定の熟成期間だけ冷却されることにより、微
生物の繁殖等を防ぎながら、この熟成期間中に味付成分
を全体に行き渡せて風味が均一となった熟成品を得るこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の製
造工程説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の製
造工程で使用する冷却装置の斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の製
造工程で使用する真空脱気装置の斜視図である。
【図4】(A)は本発明の一実施の形態に係る玉子入り
豆腐の製造工程で使用する裏ごし容器の斜視図である。
(B)は本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の製
造工程で使用するスチーマーの斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る玉子入り豆腐の製
造工程で使用するフライヤーの斜視図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 11 冷凍機 12 冷却槽 13 操作盤 14 撹拌機 2 真空脱気装置 21 真空ポンプ 22 真空容器 23 撹拌手段 24 蓋体 3 裏ごし容器 31 裏ごし袋 4 スチーマー 41 網棚 42 蒸成用容器 43 ドア 44 コントローラ 5 冷蔵庫 6 フライヤー 61 架台 62 揚げ容器 63 制御手段 64 排出口 65 食用油 66 スクリーンベルト P1 豆乳冷却工程 P2 原料混合工程 P3 真空脱気工程 P4 裏ごし工程 P5 蒸成工程 P6 熟成工程 P7 揚げ工程 T0 玉子入り豆腐 T1 豆乳 T2 玉子 T3 食塩 T4 化学調味料 T5 みりん T6 凝固剤 T7 生揚げ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆乳、玉子、凝固剤を所定の混合比率で
    混合し、当該混合された混合物を前記玉子がゲル化する
    温度で固化して形成されることを特徴とする玉子入り豆
    腐。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の玉子入り豆腐にお
    いて、 前記豆乳がボーメ度11°〜12°に濃度を調整され、
    当該豆乳100リットルに対する混合割合が、前記玉子
    が20〜25kg、前記凝固剤が150〜1000gで
    あることを特徴とする玉子入り豆腐。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2に記載の玉子入り
    豆腐において、 前記豆乳、玉子、凝固剤を混合した混合物に食塩、化学
    調味料、みりんのいずれか一つ又は複数を適量混合する
    ことを特徴とする玉子入り豆腐。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の玉子入り豆腐において、 前記凝固剤が、ピロリン酸、グルコノ−δ−ラクトン、
    塩化マグネシウム及び硫酸カルシウムのうちのいずれか
    一つ、もしくは複数を組み合せたものであることを特徴
    とする玉子入り豆腐。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかの記載
    に基づいて形成された玉子入り豆腐を、所定温度に加熱
    された食用油で揚げてなることを、 特徴とする生揚げ。
  6. 【請求項6】 豆乳、玉子、凝固剤を所定の混合割合で
    混合撹拌して混合物にする混合工程と、前記混合物を玉
    子がゲル化する温度で所定時間加熱して固化する固化工
    程とを有することを特徴とする玉子入り豆腐の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の玉子入り豆腐の製
    造方法において、 前記混合工程が、混合と共に密封用器内で減圧すること
    によって混合物中から脱気を行う混合・脱気工程とされ
    ることを特徴とする玉子入り豆腐の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載の玉子入り豆腐の製
    造方法において、 前記混合・脱気工程が、混合する工程を経た後に脱気す
    る工程であることを特徴とする玉子入り豆腐の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記請求項6ないし8のいずれかに記載
    の玉子入り豆腐の製造方法において、 前記固化工程の後に、固化後の混合物を所定時間熟成す
    る熟成工程を有することを特徴とする玉子入り豆腐の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載の玉子入り豆腐の
    製造方法において、 前記熟成工程が、固化後の混合物を所定時間冷却する工
    程として行われることを特徴とする玉子入り豆腐の製造
    方法。
JP8252429A 1996-09-02 1996-09-02 玉子入り豆腐、生揚げ及び玉子入り豆腐の製造方法 Pending JPH1075730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102940278A (zh) * 2012-12-14 2013-02-27 王战明 一种香脆鸡蛋素肠及其制备方法
JP2016146802A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 ミナミ産業株式会社 豆乳および豆腐の製造方法

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