JPH1075507A - 開閉装置の防塵方法 - Google Patents

開閉装置の防塵方法

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JPH1075507A
JPH1075507A JP8228595A JP22859596A JPH1075507A JP H1075507 A JPH1075507 A JP H1075507A JP 8228595 A JP8228595 A JP 8228595A JP 22859596 A JP22859596 A JP 22859596A JP H1075507 A JPH1075507 A JP H1075507A
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JP
Japan
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fixed electrode
movable lid
electrode housing
housing cylinder
movable
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JP8228595A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Furuta
勉 古田
Shuichi Sakata
秀一 坂田
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Energy Support Corp
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Energy Support Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動蓋と閉路蓋とを交換するという面倒な作業
をなくし、かつ、低コストで固定電極収容筒内への塵埃
の侵入を防止可能な開閉装置の防塵方法を提供するこ
と。 【解決手段】可動蓋8が開放位置に保持されている際
に、固定電極収容筒5の開口端面を遮蔽板41により上
部から遮蔽するようにした。これにより、固定電極収容
筒への塵埃の侵入が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定電極が収容さ
れた固定電極収容筒と、可動電極が収容された可動蓋と
を備え、固定電極と可動電極とが電気的に接続される投
入位置と、前記固定電極と可動電極とが離間される開放
位置とを取り得る開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉装置として、例え
ば、路上設置形低圧分岐用タイプがある。このタイプの
開閉装置においては、開閉器ケース内に設けられた基台
の上側に固定電極収容筒が設けられ、その固定電極収容
筒内には固定電極が収容されている。そして、この固定
電極収容筒の上方には開閉駆動機構に連結された吊下金
具が配設され、吊下金具には可動蓋が吊下支持されてい
る。また、この可動蓋内には前記固定電極に接続可能な
可動電極が収容されている。そして、開閉器の開放状態
において開閉駆動機構が駆動されると、可動蓋が投入位
置まで下降して固定電極収容筒に被せられる。すると、
固定電極と可動電極とが電気的に接続され、開閉器は投
入状態となる。また、この投入状態において、駆動機構
が駆動されると、可動蓋が開放位置まで上昇して固定電
極収容筒から離れる。すると、固定電極から可動電極が
離れ、開閉器が開放状態となる。
【0003】ところで、投入状態の場合には固定電極収
容筒全体が可動蓋にて覆われるため、同収容筒内部に塵
埃等が侵入して固定電極の表面に付着することはない。
しかし、この開閉器を長期に亘って開放しておくような
場合(回路未使用の場合等)には、可動蓋が開放位置に
おいて固定電極収容筒から離れた状態をとるため、固定
電極収容筒と可動蓋の内部は外部と連通されたままとな
る。この状態が長期間放置されると、固定電極収容筒の
上部開口部を通ってその内部に塵埃等が侵入して固定電
極の表面に付着したり、堆積してしまう。そして、この
ように塵埃等により固定電極が汚れている状態で、可動
蓋が投入位置に移動されると、固定電極と可動電極との
接触面が損傷を受け、良好な通電が得られなくなるおそ
れがあった。
【0004】そこで、従来では、上記のように開閉器を
長期に亘って開放する場合、かかる塵埃等の付着を防止
するために閉路蓋を用いていた。すなわち、吊下金具か
ら可動蓋を取外して、その代わりに別途設けた閉路蓋が
吊下金具に取付けられる。そして、開閉駆動機構の駆動
により、閉路蓋が投入位置側へ移動されて固定電極収容
筒に被せられ、固定電極収容筒は密閉される。閉路蓋に
より固定電極収容筒が密閉状態となることで、その内部
に塵埃等が侵入するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、閉路蓋を用
いた開閉装置では、吊下金具から可動蓋を取外して閉路
蓋にわざわざ交換しなければならず、その交換作業が面
倒であるという問題があった。また、高価な閉路蓋を使
用するため、コストがかかるという問題もあった。
【0006】この発明は前記各問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、可動蓋と閉路蓋とを交
換するという面倒な作業をなくし、かつ、低コストで固
定電極収容筒内への塵埃の侵入を防止可能な開閉装置の
防塵方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、固定電極を収容する筒
状の固定電極収容筒と、可動電極を収容する筒状の可動
蓋とを備え、前記可動蓋を固定電極収容筒に被冠し、前
記固定電極と可動電極とが電気的に接続される投入位置
と、前記固定電極と可動電極とが離間される開放位置と
を取り得るようにした開閉装置の防塵方法において、前
記可動蓋が開放位置に保持されている際に、前記固定電
極収容筒の開口端面を遮蔽板により上部から遮蔽するこ
とをその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記可動蓋が
開放位置に保持されている際に、前記遮蔽板により可固
定電極収容筒の開口端面と可動蓋の開口端面との両開口
端面を遮蔽することをことをその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明では、前記遮蔽板
は、前記可動蓋の重量により固定電極収容筒の開口端面
及び可動蓋の開口端面に挟持された状態で両開口端面を
遮蔽することをその要旨とする。
【0010】(作用)請求項1に記載の発明において
は、可動蓋の開放位置に保持されている際に、固定電極
収容筒の開口端面に遮蔽板を載置することで、固定電極
収容筒の開口端面が遮蔽され、固定電極収容筒内への塵
埃の侵入が防止される。
【0011】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加え、遮蔽板により可動蓋の開
口端面も遮蔽することから、可動蓋内への塵埃の侵入も
防止される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加え、可動蓋の重量により遮蔽板
が固定電極収容筒の開口端面と可動蓋の開口端面とに挟
持された状態で両開口端面を遮蔽することから、一層可
動蓋内及び固定電極収容筒内への塵埃の侵入が防止され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を路上設置形低圧分
岐タイプにおける開閉装置に具体化した一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、本体ケース1
内には基台2が配設され、この基台2上には開閉装置と
しての開閉器3が設けられている。基台2の上面には三
相分の対をなす固定電極収容筒5が設けられ、同固定電
極収容筒5の上面は開口している。各固定電極収容筒5
の内部には固定電極6が配置されている。また、前記基
台2の上面中央には左右一対のガイドピン7が立設され
ている。
【0015】各固定電極収容筒5の上側にはそれぞれ可
動蓋8が設けられ、同可動蓋8の下面は開口している。
各可動蓋8内には前記各固定電極収容筒5内の固定電極
6に接続可能な可動電極9がそれぞれ設けられている。
前記可動蓋8の上部は連結板10により連結されてい
る。また、前記連結板10には前記ガイドピン7と対応
するガイド筒11が設けられている。
【0016】図1に示すように、本体ケース1の内部後
面(図1の左側)には鉛直方向へ延びる支持フレーム1
3が設けられ、支持フレーム13の上端部には本体ケー
ス1の前部へ向かって突出する一対の支持板14が設け
られている(図面上では一方のみ図示する)。一対の支
持板14の先端部には引っ掛けピン15が水平方向へ延
びるように貫通している。支持板14の下側には操作レ
バー16が設けられている。操作レバー16は支持板1
4とほぼ同方向へ延びる一対の支持片(図1には一方の
み図示する。)16aと、両支持片16aの先端部間に
支持片16aと同方向へ延びるように設けられた操作棒
16bとから構成されている。そして、両支持片16a
の基端部は支持フレーム13に設けられた水平方向へ延
びる回動軸17に対して回動可能に支持されている。前
記操作16bにはハンドルHが着脱可能に連結される。
【0017】前記操作棒16bの基端部側には操作棒1
6bと同方向へ延びる長孔18が形成され、その長孔1
8には両支持片16aと直交する方向へ延びて両支持片
16aを連結する連結軸20が貫通している。両支持片
16aの間には圧縮コイルバネ19が設けられ、圧縮コ
イルバネ19には操作棒16bが貫通している。また、
両支持片16aの先端部には支持片16aと同方向へ延
びる長孔21がそれぞれ形成され、両支持片16aの先
端部における外側には一対の連結片22が設けられてい
る。そして、連結片22、長孔21及び操作棒16bに
は前記連結軸20と同方向へ延びる移動軸23が貫通
し、この移動軸23と連結軸20との間には前記圧縮コ
イルバネ19が圧縮されて弾性変形した状態で配置され
ている。
【0018】前記連結片22は鉛直方向へ延び、連結片
22の長手方向中央部に前記移動軸23が貫通してい
る。また、連結片22の基端部は支持ピン24によって
前記連結板10に連結され、連結片22は支持ピン24
を中心に回動可能となっている。前記連結片22の上端
には、係止片32が複数枚の座金31を介してボルト3
3,ナット34により連結されている。前記係止片32
の基端側には、右側に向かって開口し、上下方向に延び
る切欠凹部35が形成されている。また、係止片32の
先端には円弧状のロック凹部36が形成されている。
【0019】前記支持ピン24にはネジリコイルバネ3
7が挿通されている。同ネジリコイルバネ37の一端側
は前記連結片22に支持された係止ピン38に係止され
ている。一方、ネジリコイルバネ37の他端側は前記連
結板10の上面に係止されている。従って、連結片22
はネジリリコイルバネ37の弾性力により常時時計方向
に付勢されている。
【0020】次に、本実施形態における作用について説
明する。開閉器3を図1,図2に示す投入位置から図4
の開放位置に保持する際は、まず、操作レバー16に手
動ハンドルHを連結する。そして、手動ハンドルHを介
して操作棒16をスプリング19の弾性力に抗して押し
込む。すると、図3に示すように、連結片22が反時計
方向に回転し、ロック凹部36と引っ掛けピン15との
係合が解除する。この状態で、操作レバー16を持ち上
げるようにして固定電極収容筒5を離間させる。そし
て、図4に示すように、切欠凹部35を引っ掛けピン1
5に引っ掛ける。これにより、可動電極9と固定電極6
との接触が解除され、開閉器3は図4の開放位置に保持
される。
【0021】一方、開閉器3を図4の開放位置から図
1,図2の投入位置に保持する際は、手動ハンドルHを
介して連結片22を反時計向に回転させ、切欠凹部35
を引っ掛けピン15から外す。この状態で、操作レバー
16を持ちながら連結板10を下降させ、可動蓋8を固
定電極収容筒5に差し込む。そして、連結片22を時計
方向に回転させ、ロック凹部36を引っ掛けピン15に
係合させる。これにより、可動電極9と固定電極6とが
接触し、開閉器3は図1,図2の投入位置に保持され
る。
【0022】前記開閉器3が投入状態に保持されている
状態では、係止片32のロック凹部36が引っ掛けピン
15に係合され、係止片32、連結片22、連結プレー
ト10、可動蓋8が上方に移動不能に保持されている。
従って、本実施の形態では、開閉器3が投入位置に保持
されている状態では、振動により可動蓋8が固定電極収
容蓋5から離間するのを防止することができ、固定電極
6と可動電極9とを確実に接触保持できる。
【0023】また、圧縮コイルバネ19及びネジリコイ
ルバネ37の弾性力により、連結片22(係止片32)
は常時時計方向、すなわち、係止片32が常時ロック凹
部36と引っ掛けピン15との係合する方向に付勢され
ている。こにより、投入位置に保持された状態におい
て、可動蓋8が固定電極収容蓋5から離間するのをより
確実に防止することができる。
【0024】また、このことは、開閉器3を開放状態に
保持した場合においても非常に有効である。すなわち、
開閉器3を開放状態に保持した場合には、切欠凹部35
に引っ掛けピン15を係合させるが、このときも両バネ
19,37の弾性力により連結片22(係止片32)が
常時引っ掛けピン15と係合する方向に付勢されている
ことから、引っ掛けピン15から切欠凹部35が外れる
のを防止することができる。
【0025】また、前記連結片22と係止片32との間
に複数枚の座金31を介してボルト33、ナット34に
より両片22,32を連結した。これにより、開閉器3
を組み立てた際、製造誤差により引っ掛けピン15に対
するロック凹部36及び切欠凹部34の高さ位置が合わ
なかった場合、連結片22及び係止片32を変更するこ
となく、座金31の枚数を変更するだけで、その誤差を
許容することができる。
【0026】すなわち、引っ掛けピン15の高さ位置よ
りも凹部35,36の位置が高い場合には、座金31の
使用枚数を減らし、支持ピン24と凹部35,36との
間の距離を短くして引っ掛けピン15と凹部35,36
との高さ位置を一致させる。また、引っ掛けピン15の
高さ位置よりも凹部35,36の位置が低い場合には、
座金31の使用枚数を増し、支持ピン24と凹部35,
36との間の距離を長くして引っ掛けピン15と凹部3
5,36との高さ位置を一致させる。このように、本実
施の形態では、連結片22と係止片32とを交換するこ
となく、安価な座金31の使用枚数を変更するだけで、
製造誤差の許容することがきる。
【0027】次に、開閉器3を開放位置に長時間保持す
る際の作用について説明する。まず、開閉器3を開放位
置に長時間保持する際に使用する遮蔽板について説明す
る。図5に示すように、本実施の形態では、遮蔽板41
はPVC(PolyvinylChloride) 等のある程度の可撓性
を有する合成樹脂から構成され、両側に水切り片41a
を有する断面コ字状で、平面形状が四角板状に形成され
ている。前記水切り片41aはこの遮蔽板41を装着し
た際、外部からの水滴が固定電極収容筒5内に回り込ん
で浸入するのを防止するものである。遮蔽板41には同
図において左端面に開口し、左右方向に延びるガイド溝
42が形成されている。このガイド溝42の溝幅は、前
記基台2上に立設されたガイドピン7の直径よりもわず
かに大きい幅であり、その肉厚は約5mmである。ま
た、ガイド溝42の内面には、一対の突起片43が形成
されている。この一対の突起片43は、遮蔽板41をガ
イドピン7に装着した際の抜け止め作用を得るものであ
る。また、遮蔽板41の内面にはポリ塩化ビニール等か
らなるシーリング材60(例えば、ノートン(株)製の
「ノルシール」)が貼着されており、装着時の機密性を
向上している。
【0028】前記遮蔽板41を使用し、開閉器3を開放
位置に長時間保持する際は、まず、前述したように、開
閉器3を図4の開放位置に保持する。次に図6に示すよ
うに、遮蔽板41を固定電極収容筒5の開口端面に載置
する。遮蔽板41を固定電極収容筒5の開口端面に載置
する際は、遮蔽板41のガイド溝42内に、前記基台2
上に立設された一方のガイドピン7をその軸線と直交す
る方向から挿入する。
【0029】そして、そのガイドピン7の周面とガイド
溝42の突起片43とが接触したら、遮蔽板41を強く
押し込む。すると、突起片43がガイドピン7を乗り上
げ、そのガイドピン7は突起片43とガイド溝42の端
部44との間に形成される固定空間45内に移動する。
この状態では、遮蔽板41により各固定電極収容筒5の
開口端面が遮蔽され、遮蔽板41は固定電極収容筒5に
対して移動不能に保持される。
【0030】次に、手動ハンドルHを介して連結片22
を反時計向に回転させ、切欠凹部35を引っ掛けピン1
5から外す。この状態で、操作レバー16を持ちながら
連結板10を下降させる。このとき、固定電極収容筒5
の開口端面には前面パネル55に設けたコ字状挿入孔5
5aから挿入された遮蔽板41が載置されていることか
ら、可動蓋8は固定電極収容筒5内に差し込まれること
はなく、可動蓋8は遮蔽板41の上面に載置された状態
に保持される。
【0031】すなわち、図7に示すように、遮蔽板41
は固定電極収容筒5と可動蓋8とにより挟持された状態
に保持される。上記のように、本実施の形態では、開閉
器3を開放位置に長時間保持する際、従来のように可動
蓋を取り外し、電極を有しない専用の閉路蓋を用いて固
定電極収容筒内への塵埃の侵入を防止する方法とは異な
る。すなわち、本実施の形態では、開閉器3を長時間開
放位置に保持する際、一枚の遮蔽板41により固定電極
収容筒5及び可動蓋8の両開口端面を遮蔽し、固定電極
収容筒5内及び可動蓋8内への塵埃の侵入を防止するよ
うにした。
【0032】これにより、本実施の形態では、閉路蓋の
交換作業を必要としない。また、前記遮蔽板41は閉路
蓋に比べて安価に製造できることからこコストの低減を
図ることができる。さらに、遮蔽板41は可動蓋8及び
連結板10等の重さにより上面から強固に固定電極収容
筒5の開口端面に接触されることから、固定電極収容筒
5内及び可動蓋8内への塵埃の侵入をより確実に防止す
ることができるとともに、振動等で遮蔽板41が浮き上
がったりズレたりするのを防止できる。
【0033】なお、本発明は次のように構成することも
できる。 (1)上記実施形態では、開閉装置としての開閉器3に
具体化したが、遮断機又は断路器等のその他の開閉装置
に具体化してもよい。
【0034】(2)上記実施形態では、各可動蓋8が上
下方向へ移動されることにより、投入又は開放される開
閉器3に具体化したが、各可動蓋8が前後方向へ移動さ
れることにより、投入又は開放される開閉器3に具体化
してもよい。
【0035】(3)上記実施形態では、固定電極収容筒
5及び可動蓋8の両開口端面を遮蔽するように具体化し
たが、固定電極収容筒5の開口端面のみを遮蔽するよう
に具体化してもよい。
【0036】(4)図8に示すように、遮蔽板51に固
定電極収容筒5及び可動蓋8の開口端面が嵌合される嵌
合凹部52,53を形成して具体化してもよい。この場
合、より確実に固定電極収容筒5内への塵埃の侵入を防
止することができる。
【0037】また、前記嵌合凹部52は固定電極収容筒
5側のみ形成して具体化してもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、固定電
極収容筒の開口端面に遮蔽板を載置するだけで、固定電
極収容筒内への塵埃の侵入を防止できることから、可動
蓋を閉路蓋に交換するという従来技術のような面倒な作
業を必要としない。
【0039】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の効果に加え、遮蔽板により可動蓋の開
口端面も遮蔽し、可動蓋内への塵埃の侵入も防止でき
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の
発明の効果に加え、可動蓋の重量により遮蔽板が固定電
極収容筒の開口端面と可動蓋の開口端面とに挟持された
状態で両開口端面を遮蔽することから、可動蓋内及び固
定電極収容筒内への塵埃の侵入を確実に防止できるとと
もに、振動等により遮蔽板が外れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における投入位置に保持されている
状態の開閉器の部分側断面図。
【図2】ガイドピン等の構成を示す投入位置に保持され
ている状態の開閉器の側面図。
【図3】連結片が回動した状態における開閉器の側面
図。
【図4】開閉位置に保持されている状態の開閉器の部分
側断面図。
【図5】(a)は遮蔽板の平面図。(b)は遮蔽板の斜
視図。
【図6】固定電極収容筒上に遮蔽板を載置した状態の開
閉器の側面図。
【図7】固定電極収容筒及び可動蓋により、遮蔽板を挟
持した状態の開閉器の側面図。
【図8】(a)は別実施形態における遮蔽板の斜視図。
(b)は遮蔽板の部分断面図。
【符号の説明】
5…固定電極収容筒、6…固定電極、8…可動蓋、9…
可動電極、41,51…遮蔽板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定電極を収容する筒状の固定電極収容
    筒と、可動電極を収容する筒状の可動蓋とを備え、前記
    可動蓋を固定電極収容筒に被冠し、前記固定電極と可動
    電極とが電気的に接続される投入位置と、前記固定電極
    と可動電極とが離間される開放位置とを取り得るように
    した開閉装置の防塵方法において、 前記可動蓋が開放位置に保持されている際に、前記固定
    電極収容筒の開口端面を遮蔽板により上部から遮蔽する
    ことを特徴とする開閉装置の防塵方法。
  2. 【請求項2】 前記可動蓋が開放位置に保持されている
    際に、前記遮蔽板により可固定電極収容筒の開口端面と
    可動蓋の開口端面との両開口端面を遮蔽することを特徴
    とする請求項1に記載の開閉装置の防塵方法。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板は、前記可動蓋の重量により
    固定電極収容筒の開口端面及び可動蓋の開口端面に挟持
    された状態で両開口端面を遮蔽する請求項2に記載の開
    閉装置の防塵方法。
JP8228595A 1996-08-29 1996-08-29 開閉装置の防塵方法 Pending JPH1075507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141735A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Ebara Corp 研磨装置

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JP2013141735A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Ebara Corp 研磨装置

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