JPH1075482A - 通信装置、通信機および通信方法 - Google Patents

通信装置、通信機および通信方法

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JPH1075482A
JPH1075482A JP8231062A JP23106296A JPH1075482A JP H1075482 A JPH1075482 A JP H1075482A JP 8231062 A JP8231062 A JP 8231062A JP 23106296 A JP23106296 A JP 23106296A JP H1075482 A JPH1075482 A JP H1075482A
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JP
Japan
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communication
unit
master
carrier
control
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Application number
JP8231062A
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English (en)
Inventor
Katsumi Aoyanagi
勝己 青柳
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各々有線回線に接続する2以上の親機と、そ
の親機に属する子機とからなるコードレス電話装置にお
いて、任意の子機が、親機を介して外線通話できるよう
にする。また、上記の子機が、親機に同期していないと
きにも外線発呼できるようにする。 【解決手段】 2以上の親機は、制御用キャリアにより
同期信号を送受信して同期運転を行う。子機は、通信用
キャリアによる通話信号の送受信が行われない時間に、
上記の2以上の親機から同期制御用キャリアにより送信
される同期信号を受信して同期を確立し、空き有線回線
を有する親機を介して外線発呼する。また、上記の子機
は、通信先の親機の識別番号等を記憶するメモリ部8を
備え、直属親機に同期していない時に外線発呼する際に
は、メモリ部8に記憶された識別番号等を有する親機に
対して発呼することにより外線発呼を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親機と子機とか
らなるコードレス電話装置に関するものであり、特に、
複数の親機を用いて構成するコードレス電話装置および
その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は、有線回線との接
続機能を有する無線電話機である親機と、その親機との
間で無線通信を行う機能を有する無線電話機である子機
とからなる無線通信装置である。
【0003】コードレス電話装置は、1台の親機を介し
て複数の子機が通信を行うように構成されることが多
く、また、親機を増設して複数台の親機から構成される
こともある。なお、上記の親機は、有線電話回線との接
続を行う機能しかもたない接続装置も含むものである。
【0004】コードレス電話装置は、従来、周波数変調
によるアナログ方式であったが、近年、時分割多元接続
方式によるデジタル方式のコードレス電話装置が多く用
いられるようになってきた。デジタル方式のコードレス
電話装置は、アナログ方式のコードレス電話装置に比べ
て、周波数の有効利用や低消費電力化が比較的容易であ
ることや、通話が盗聴されにくい等の特徴をもつ。ま
た、デジタル方式のコードレス電話装置は、普及がめざ
ましいパーソナルハンディホンシステム(以下、PHS
と称する。)の一部として構成されることが多い。
【0005】そこで、以下ではPHSを例として、コー
ドレス電話装置の構成と機能について説明する。
【0006】PHSは、家庭や事業所等においてはコー
ドレス電話装置として使用でき、道路や駅などの公共空
間等においては子機を簡易携帯無線電話機として単独に
使用できる通信システムである。
【0007】家庭や事業所等に設置される無線局である
親機は、自営基地局とも呼ばれ、有線回線に接続された
固定電話機の機能と、子機を制御し、その子機との間で
無線通信を行う無線電話機としての機能とを有する。
【0008】一方、子機は、親機である自営基地局から
送信される制御信号により制御され、親機を介して、公
衆回線網に接続された他の電話機との間で着発信を行う
無線電話機としての機能を有する。
【0009】上記の子機は、家庭等においては上記の親
機である自営基地局を介して、同一親機に属する他の子
機との間で通信を行う機能と、公共空間等においては、
後述の公衆基地局を介して、有線回線網に接続された他
の電話機との間で通信を行う単独の簡易携帯無線電話機
としての機能とを有している。
【0010】上記の公衆基地局は、電気通信事業者によ
って、主に公共空間に設置される無線局であり、公衆回
線網に接続されている。公衆基地局は、その周辺の簡易
携帯無線電話機としての子機(以下、単に子機とい
う。)を制御する機能およびその子機との間で無線通信
を行う機能を有し、上記の子機と公衆回線網に接続され
た他の電話機との間の通信制御を行う。
【0011】次に、PHSを例として、デジタルコード
レス電話装置の無線通信方式を説明する。
【0012】前述のように、デジタルコードレス電話装
置は、PHSの一部として構成されることが多く、その
無線通信方式はPHSと共通である。
【0013】PHSは、タイミングをずらして4つのチ
ャネルが順番に送受信することにより同一周波数のキャ
リア(搬送波)を共用する、4チャネル多重時分割多元
接続方式(以下、TDMA方式と称する。)を用いて通
信を行っている。また、上り通信(子機から親機への通
信)と下り通信(親機から子機への通信)が同一周波数
のキャリア(搬送波)により交互に行われる時分割複信
方式を用いている。
【0014】上記の親機と子機との間での各種信号の送
受信には、互いに周波数が異なる2つのキャリアが用い
られ、具体的には、着発信やTDMAのタイミング制御
等に関する制御信号を転送するための制御用キャリアお
よび音声等の通話信号をやりとりするための通信用キャ
リアが用いられている。
【0015】次に、上記の通話信号および制御信号が、
親機と子機との間でTDMA方式によって送受信される
様子を図4を参照しながら説明する。
【0016】TDMA方式においては、上記の制御信号
および各種信号は、送受信の基本周期であるフレームを
等分割した、スロットと呼ぶ時間領域で送受信される。
上記の4チャネル多重TDMA方式においては、1フレ
ーム内に4つの送信スロットと4つの受信スロットとが
設けられ、その各々が、4つのチャネルに各々割り当て
られて制御信号および通話信号の送受信に使用される。
なお、PHSにおいては、フレームは5msであり、ス
ロットは625μsである。
【0017】PHSの1台の親機は、上記の4チャネル
分のスロットのうち、3チャネル分のスロットを3台ま
でのいずれかの子機との間の通話信号の送受信に用い、
残りの1チャネル分のスロットを制御信号の送受信に用
いている。
【0018】次に、図5のように、2台の親機CS(ce
ll station)と、その2台の親機の各々に属する3台の
子機PS(portable station)とからなるコードレス電
話装置の構成例を用いて、従来のデジタルコードレス電
話装置の機能および動作を説明する。
【0019】親機CS1は、子機PS11,PS12,
PS13を制御する機能を備え、上記の各子機PS1
1,PS12,PS13に対する直属親機と呼ばれる。
同様に、親機CS2は、子機PS21,PS22,PS
23を制御する機能を備え、上記の各子機PS21,P
S22,PS23に対する直属親機と呼ばれる。
【0020】上記の各親機は、自機に属する子機との間
で無線通信を行うための無線通信機であり、自機に属す
る子機が自機を介して行う通信を制御する機能を備えて
いる。また、上記の親機は、各々が有線回線を介して公
衆回線網に接続されている。なお、上記の有線回線を介
して行う通信を外線通話と呼び、上記の親機とその親機
に属する子機との間および同一親機に属する子機間で行
われる通信を内線通話と呼ぶ。
【0021】一方、上記の子機は、直属親機との間で無
線通信を行うための無線通信機であり、親機を介して外
線通話を行う機能と、親機を介してその親機に属する他
の子機との間で内線通話を行う機能とを備えている。ま
た、上記の子機は、直属親機に属する他の子機との間で
内線通話を行う場合に、直属親機が例えば外線通話中で
ある場合には、上記の他の子機との間で直属親機を介さ
ない直接通信を行う機能も備えている。
【0022】以下に、上記の構成のデジタルコードレス
電話装置において、親機CS1と親機CS2とが、同一
の構成と機能とを有し、独立に運用されている場合の動
作を説明する。
【0023】親機CS1と親機CS2とが独立に運用さ
れていると、例えば、有線回線1を介して親機CS1に
着信した呼に対して、子機PS11,PS12,PS1
3の3台が応答できる。これは、上記の子機PS11,
PS12,PS13が、上記の親機CS1に対してTD
MAタイミング同期(以下、単に同期という。)を行っ
ているため、親機CS1から送信される制御信号を受信
できるからである。しかし、上記の有線回線1を介して
親機CS1に着信した呼に対して、親機CS2に属する
子機PS21,PS22,PS23の3台は応答できな
い。これは、上記の子機PS21,PS22およびPS
23が、上記の親機CS1に対して同期を行っていない
ため、親機CS1から送信される制御信号を受信できな
いからである。
【0024】同様に、有線回線2を介して親機CS2に
着信した呼に対しては、親機CS2に属する子機PS2
1,PS22,PS23の3台は、親機CS2から送信
される制御信号を受信しているために、応答できる。し
かし、親機CS1に属する子機PS11,PS12,P
S13は、親機CS2から送信される制御信号を受信で
きないため、応答できない。
【0025】このことは、上記のデジタルコードレス電
話装置に、図示しない3台目以降の親機CS3を追加し
た場合にも同様である。
【0026】したがって、従来のデジタルコードレス電
話装置において、複数の親機が独立に運用される場合、
すなわち、複数の親機が同期運転を行わない場合には、
1台の親機を介して着信外線に応答できる子機は、その
親機に属する子機に限られ、また、任意の子機から応答
できる外線は直属親機に接続された1回線に限られてい
た。
【0027】そこで、上記の従来のデジタルコードレス
電話装置において、どの親機に属する子機であっても、
いずれの親機に着信した外線にも応答できるように構成
して、親機CS1に、親機CS1とほぼ同一の機能と構
成とを備えた親機CS2を実質的に増設することが行わ
れている。
【0028】以下に、親機CS1に親機CS2が増設さ
れたコードレス電話装置の構成および動作を、再び図5
の構成例を用いて説明する。
【0029】2台の親機CS1と親機CS2、およびそ
の各々に属する3台の子機とから構成される従来のコー
ドレス電話装置において、上記の子機が上記の2台の親
機のどちらに属していても他の親機を介して外線通話を
行えるようにするためには、上述のように、上記の2台
の親機間で同期を行う必要があった。
【0030】そこで、上記の2台の親機間で同期を行う
従来の方法の一例を図6を参照しながら説明する。
【0031】親機CS1は、他の親機に対して制御信号
を送信する機能を備えた主親機であり、親機CS2は、
主親機CS1から送信される制御信号を受信してCS1
に従属同期する機能を備えている従親機であるとする。
【0032】主親機CS1は、制御用キャリアにより同
期信号BCCH(10)とBCCH(11)とを5ms
間隔で送信する。これを250ms周期で繰り返す。一
方、従親機CS2は、上記の主親機CS1が制御用キャ
リアにより送信する同期信号BCCHを受信し、BCC
H(10)あるいはBCCH(11)のいずれかにより
同期を行う。そして、従親機CS2は、同期が確立した
後に、制御用キャリアにより同期信号BCCH(20)
とBCCH(21)とを5ms間隔で送信する。これを
250ms周期で繰り返す。このようにすることによ
り、親機CS2は、親機CS1に同期を行うことができ
る。
【0033】なお、上記の同期方法において、従親機が
主親機に対して同期を確立するためにはBCCHを1回
受信すれば充分であるが、確実に同期を確立するために
BCCHを2回ずつ送信することとしている。また、上
記の同期方法において、BCCHの送信間隔を250m
s間に2回としているのは、PHSの通信方法を規定す
るRCR−28規格により、1s間に送信できるBCC
Hの数が8以下に規制されていることによる。
【0034】次に、たとえば、親機CS1を直属親機と
する子機PS11が、 直属親機であるCS1と親機C
S1を主親機として従属同期する従親機CS2の両方に
対して同期を行う従来の方法の一例を図7を参照しなが
ら説明する。
【0035】図7(a)は、子機PS11と通話を行う
主親機CS1が、通話信号TCHの送受信および同期信
号BCCHの送信を行うスロットのタイミングを示して
いる。すなわち、主親機CS1は、フレームの先頭であ
る第1スロットを使用して子機PS11との間で通話信
号TCHの送受信を行い、フレームの先頭から3番目の
第3スロットを使用して同期信号BCCHを送信してい
る。
【0036】図7(b)は、主親機CS1に従属して同
期する従親機CS2が、同期信号BCCHを送信するス
ロットのタイミングを示している。すなわち、図6に基
づいて前述したように、従親機CS2が、主親機CS1
から送信される同期信号BCCHを受信して、その5m
s後に同期信号BCCHを送信する様子を示している。
【0037】一方、子機PS11は、図7(c)に示す
ように、待受け状態においては通信用キャリアによる通
話信号TCHの送受信を行わないため、全てのスロット
を使用して主親機CS1および従親機CS2から制御用
キャリアにより送信される同期信号BCCHを連続受信
できる。したがって、待ち受け状態の子機PS11は、
直属親機CS1から送信される同期信号BCCHと、従
親機CS2から送信される同期信号BCCHとを共に受
信して、直属親機CS1および従親機CS2の両方に対
して同期を行うことができる。その結果、直属親機CS
1および従親機CS2のどちらに着信した外線に対して
も応答できる。また、子機PS11は、図7(d)に示
すように、直属親機CS1を介して外線通話中において
は、通信用キャリアによる通話信号TCHの送受信のみ
を行い、直属親機CS1および従親機CS2から送信さ
れる同期信号BCCHの受信を行わない。
【0038】ところで、上述した従来の親機CS1が同
期信号BCCHを送信できるタイミングは、図7(a)
に示すように第3スロットに限られていた。これは、親
機SC1が、上記の第1スロットで通信用キャリアによ
る通話信号TCHを送受信し、上記の第3スロットで制
御用キャリアによる同期信号BCCHを送信するため
に、第2スロットおよび第4スロットを使用して通信用
キャリアと制御用キャリアとの間の周波数切換を行うた
めである。そして、この周波数切換は、無線部の周波数
シンセサイザの発振周波数の変更により行われるのが通
常であり、その際にPLLの設定等のために数100μ
sの時間を必要とするためである。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】PHSにおいて、親機
が同期信号BCCHの送信に使用できるキャリアは2周
波数のみである。このため、同一周波数のキャリアを使
用してBCCHを送信する親機を含んで構成される別の
コードレス電話装置が、近接して使用されると、上記の
第3スロットのタイミングが重なってしまうことがあ
る。すなわち、BCCHの時間的重なりが生じ、2台以
上の親機を含んで構成されるコードレス電話装置の親機
間での同期が行えなくなることがあった。
【0040】また、従来のコードレス電話装置では、親
機と子機とが同期していないときには、子機は、直属親
機に対して発呼するように構成されている。上記の子機
は、通信を終了すると親機に対して再同期を行うため、
利用者が、この再同期に必要な2ないし3秒の間に発呼
しようとすると、上記の子機は、親機に対する同期を確
立していない非同期状態にあるため、直属親機に対して
発呼する制御が行われる。このとき、上記の直属親機が
外線通話中であると、他の親機が外線通話可能な状態で
あっても、上記の子機は、上記の両方の親機が通話中で
あると判断してしまう。このため、上記の子機は外線発
呼できないこともあった。
【0041】本発明は、上述のような従来のコードレス
電話装置における状況を鑑みて提案されたものであり、
複数の親機および子機との間で、同期を確実に行うこと
ができ、任意の子機から、空き回線を有する親機を介し
て外線通話ができるコードレス電話装置を提供すること
を目的とする。
【0042】また、本発明は、子機と親機とが一時的に
非同期状態にあっても、子機が、自機と最後に通信をし
た親機に対して発呼することにより、子機から発呼でき
ない時間を短縮して、接続品質の高いコードレス電話装
置を提供することを目的とするものである。
【0043】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する通信装置は、有線回線との接続機能を各々
有する2以上の親機と、その親機により制御される子機
とからなる通信装置であり、上記の親機は、他の通信機
に同期情報および上記の有線回線との接続情報を通知す
る制御信号を送信する機能を有する通信制御部を各々備
え、上記の子機は、自機が最後に通信した親機の識別番
号等を記憶するメモリ部と、上記の親機から送信される
上記の制御信号により同期制御および発呼先親機を選択
し、上記の親機と同期していない時には上記のメモリ部
に記憶された識別番号等を有する親機に対して発呼する
制御を行う通信制御部とを備える通信装置である。
【0044】上記の課題を解決するために提案する通信
機は、上記の通信装置の子機としての通信機であり、他
の通信機に対する自営基地局としての機能を備えた親機
としての2以上の通信機から送信される制御信号を受信
する機能と、上記の親機を介して通信する機能とを備え
た上記の親機から送信される同期情報および上記の有線
回線との接続情報を通知する制御信号により同期制御お
よび発呼先親機の選択を行う通信制御部と、自機が最後
に通信した親機の識別番号等を記憶するメモリ部とを備
え、上記の親機と同期している時には上記の制御信号に
より選択される親機に対して発呼し、上記の親機と同期
していない時には自機と最後に通信した親機に対して発
呼する構成を有することを特徴とする通信機である。
【0045】上記の課題を解決するために提案する別の
通信機は、他の通信機に対する親機としての機能を備え
た自営基地局としての通信機であり、他の親機や子機等
の通信機から送信される制御信号を受信してその制御信
号に対して同期を行う機能と、その制御信号を他の通信
機に送信する機能とを有する通信制御部を備える通信機
であり、上記の通信制御部は、ハーフレートの時分割多
元接続方式に基づいて、制御用キャリアにより上記の制
御信号を送受信する機能を有することを特徴とする通信
機である。
【0046】また、上記の課題を解決するために提案す
る、本発明に係る通信方法は、有線回線との接続機能を
各々有する2以上の親機と、その親機を介して通信を行
う機能を有する子機とからなり、上記の親機は、他の通
信機に同期情報および上記の有線回線との接続情報を通
知する制御信号を送信する機能を各々備え、上記の子機
は、上記の制御信号により上記の親機に同期を行う機能
を備える通信装置の通信方法において、上記の親機と上
記の子機とが同期している時は、上記の子機は、上記の
制御信号により選択される親機に対して発呼し、上記の
親機と上記の子機とが同期していない時は、上記の子機
は、自機が最後に通信した親機に対して発呼することを
特徴とする通信方法である。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明を適用した具体的な実施の
形態として、他の親機や子機等の通信機から送信される
制御信号に対して同期を行う機能と他の通信機に対して
制御信号を送信する機能とを有する親機と、上記の親機
と同期していない状態において自機が最後に通信した親
機に対して発呼動作を行う機能を有する子機とからなる
ことを特徴とするデジタルコードレス電話装置について
説明する。
【0048】まず、上記のコードレス電話装置の子機の
構成例を図1を参照しながら説明する。
【0049】子機1は、通信制御部2と、通信制御部2
に接続された変復調部3と、変復調部3に接続された無
線部4と、無線部4に接続されたアンテナ5とを備え
る。
【0050】上記の通信制御部2は、チャネルコーダー
2aと、サブマイクロコンピューター2bとを含んで構
成される。また、上記の通信制御部2には、操作部6
と、音声コーデック7と、メモリ部8とが接続される。
【0051】上記の操作部6は、使用者に対するインタ
フェース部分となるものであり、発呼スイッチ6aと切
りスイッチ6bとを備える。また、この操作部6は、図
示しない液晶等を用いた表示装置や、ダイヤルキーや、
付帯機能のためのモード切換え等に使用される専用のス
イッチやキー等も備えている。
【0052】子機1は、さらに、図示しないスピーカ,
マイク,マンマシンインターフェース制御部,リンガ部
等を備えている。
【0053】次に、上記の子機1の各部の機能について
図1を参照しながら説明する。
【0054】上記の構成を有する子機1において、通信
制御部2、変復調部3、無線部4、アンテナ5、操作部
6、音声コーデック7は、図示しない親機との間で無線
通信を行うときに主に使用されるものである。
【0055】上記の子機1は、図示しない親機から送信
される制御信号や通話信号をアンテナ5によって受信
し、無線部4によって増幅等の処理を施し、更に変復調
部3によって復調等の処理を施してベースバンド信号に
変換する。また、図示しないマイク等から入力される音
声等に対して変復調部3で無線伝送に適した変調を施
し、無線部4でキャリアに載せて、アンテナ5から送信
する。
【0056】通信制御部2は、子機1の通信に関する制
御を行うものであり、親機から送信される制御信号や通
話信号を受信する機能や、親機へ通話信号を送信する機
能等も備えられる。具体的には、チャネルコーダー2a
は、親機から送信される制御信号に対して、子機1の送
受信スロットを同期させる等のタイミング制御を行った
り、前記制御信号の内容をサブマイクロコンピューター
2bに通知する。サブマイクロコンピューター2bは、
発着呼に際してチャネルコーダー2aを制御したり、通
信状態をマンマシンインターフェース制御部に通知す
る。
【0057】上記の通信制御部2に接続された変復調部
3は、通話信号をデジタル化し、無線伝送に適当な変調
を行ったり、受信したデジタル通話信号をベースバンド
信号に復調したりする処理を行うものである。
【0058】変復調部3に接続された無線部4は、制御
用キャリアおよび通信用キャリアの送受信を行うもので
あり、通信制御部2の制御により、送受信周波数を切り
換える機能を有する。
【0059】無線部4に接続されたアンテナ5は、子機
1と親機との間で通話信号や制御信号の送受信を行うた
めのものである。
【0060】操作部6は、例えば、利用者が、子機1か
ら電話をかけるために通相手の電話番号を入力するとき
などに使用される。具体的には、発呼スイッチ6aおよ
び切りスイッチ6bは、使用者が、子機1を使用して通
信を開始する際および通信を終了する際に押下するもの
である。
【0061】音声コーデック7は、使用者の音声等をデ
ジタル化し、圧縮して、無線伝送に適した音声信号に変
換したり、デジタル信号を伸張し、アナログ音声に変換
するためのものであり、上記の処理にはADPCM等の
高能率音声符号が用いられる。
【0062】メモリ部8は、子機1が通信した親機の識
別番号等を記憶し、子機が、その親機に対して再発呼を
行う際などに、その親機の識別番号等を通信制御部2に
出力する。また、上記のメモリ部8は、子機1が親機か
ら同期信号を受信すると、記憶している上記の識別番号
等を、その親機の識別番号等に書き換えるように構成さ
れる。また、子機1において、図示しないスピーカ,マ
イク,マンマシンインターフェース制御部,リンガ部等
は、使用者の音声を入出力したり、着発信に伴う指示音
を鳴動したりするものであり、使用者がこの子機1によ
って通信を行うときに主に使用される。
【0063】次に、上記のコードレス電話装置の親機の
構成例を図2を参照しながら説明する。
【0064】親機21は、通信制御部22と、通信制御
部22に接続された変復調部23と、変復調部23に接
続された無線部24と、無線部24に接続されたアンテ
ナ25とを備える。
【0065】上記の通信制御部22には、操作部26
と、音声コーデック27と、有線回線接続部28とが接
続される。有線回線接続部28には、さらに、有線回線
29が接続される。
【0066】親機21は、さらに、図示しないスピー
カ,マイク,マンマシンインターフェース制御部,リン
ガ部等を備えている。
【0067】次に、上記の構成を有する親機21の各部
の機能について図2を参照しながら説明する。
【0068】上記の親機21において、通信制御部2
2、変復調部23、無線部24、アンテナ25、操作部
26、音声コーデック27は、図示しない親機との間で
無線通信を行うときに主に使用されるものであり、有線
回線接続部28は、有線回線29を介して公衆回線網に
接続する他の電話機等と通信を行うためのものである。
【0069】上記の親機21は、図示しない公衆基地局
や他の親機等の通信機から送信される制御信号や通話信
号をアンテナ25によって受信し、無線部24によって
増幅等の処理を施し、更に変復調部23によって復調等
の処理を施してベースバンド信号に変換する。また、図
示しないマイク等から入力される音声等に対して変復調
部23で無線伝送に適した変調を施し、無線部24でキ
ャリアに載せて、アンテナ25から送信する。
【0070】通信制御部22は、親機21の通信に関す
る制御を行うものであり、他の親機や子機等の通信機か
ら送信される制御信号や通話信号を送受信する機能や、
子機へ制御信号や通話信号を送信する機能等も備えられ
る。
【0071】上記の通信制御部22に接続された変復調
部23は、通話信号をデジタル化し、無線伝送に適当な
変調を行ったり、受信したデジタル通話信号をベースバ
ンド信号に復調したりする処理を行うものである。
【0072】変復調部23に接続された無線部24は、
制御用キャリアおよび通信用キャリアの送受信を行うも
のであり、通信制御部22の制御により、送受信周波数
を切り換える機能を有する。
【0073】無線部24に接続されたアンテナ25は、
公衆基地局や子機との間で通話信号や制御信号の送受信
を行うためのものである。
【0074】操作部26は、例えば、利用者が、親機2
1から電話をかけるために通相手の電話番号を入力する
ときなどに使用される。
【0075】音声コーデック27は、音声等をデジタル
化し、圧縮して、無線伝送に適した音声信号に変換した
り、デジタル信号を伸張し、アナログ音声に変換するた
めのものであり、上記の処理にはADPCM等の高能率
音声符号が用いられる。
【0076】また、親機21において、図示しないスピ
ーカ,マイク,マンマシンインターフェース制御部,リ
ンガ部等は、通話音声を入出力したり、着発信に伴う指
示音を鳴動したりするものであり、使用者がこの親機2
1によって通信を行うときに主に使用される。
【0077】次に、上述の子機1および親機21とから
なるコードレス電話装置の動作について、再び図5の構
成を参照しながら説明する。
【0078】子機PS11の利用者が、親機CS2との
間の通話を終えて切りスイッチ6bを押下すると、子機
PS11は、親機に対して再同期を行い、2ないし3秒
後に同期を確立して待ち受け状態に移行する。すなわ
ち、子機1は、終話直後の2〜3秒間は一時的に、親機
CS1およびと親機CS2のいずれとも同期していない
状態になる。
【0079】この間に、上記の利用者が、発呼スイッチ
6aを押下して発呼しようとすると、子機1は、前記メ
モリ部8に記憶されている親機である親機2に対して発
呼を行う。上記の親機CS2は、外線通話を終話してか
ら2〜3秒以内であれば他の子機からの発呼を受けてい
ない可能性が高いため、子機1が親機2を介して有線回
線2との接続に成功する可能性が高い。
【0080】次に、本発明を適用した別の実施の形態と
して、ハーフレートで運用されるコードレス電話装置に
ついて図3を参照しながら説明する。なお、図3におい
て、Txは送信を、Rxは受信をそれぞれ表している。
【0081】従来のコードレス電話装置におけるスロッ
トの送信間隔および受信間隔は、前述したように5ms
であった。上記のTDMA方式のスロット間隔を5ms
として運用される従来のコードレス電話装置の運用レー
トはフルレートと呼ばれている。これに対して、TDM
A方式のスロットの送信間隔および受信間隔をフルレー
トの2倍の10msにして運用される場合方式をハーフ
レートと呼ぶ。
【0082】図3(a)は、ハーフレートで運用される
コードレス電話装置の子機PSにおける送受信の様子を
示している。フルレートで運用される従来のコードレス
電話装置の子機は、通話状態においては、通信用キャリ
アにより通話信号TCHの送受信のみを行っていた。こ
れに対して、コードレス電話装置を上記のハーフレート
で運用することにより、通話信号TCHの送信間隔およ
び受信間隔が10msと拡大することを利用して、子機
が、1フレーム内で通信用キャリアによる通話信号TC
Hの送受信を行わない時間のうちのT1 およびT2 を利
用して、直属親機以外の親機から制御用キャリアにより
送信される同期信号BCCHを受信することが可能にな
る。そして、同一コードレス電話装置内の子機は、直属
親機以外の親機から送信される同期信号BCCHを受信
することにより、上記の直属親機以外の親機に対しても
通話中に同期を行うことができる。なお、このとき、上
記の子機は、上記の時間T1 およびT2 における使用可
能な全てのスロットを使用して上記の同期信号BCCH
を受信できるため、そのうち最も良好に受信できるスロ
ットを選択して使用することも可能である。
【0083】なお、親機から送信される上記の同期信号
BCCHには、何番目のスロットで送信しているかを示
す情報が含まれているため、子機は、親機の何番目のス
ロットに対して同期しているかを知ることができる。
【0084】図3(b)は、ハーフレートで運用される
コードレス電話装置の親機における送受信の様子を示し
ている。フルレートで運用される従来のコードレス電話
装置の親機は、前述したように、同期信号BCCHを送
信することができるスロットが第3スロットに限定され
ていた。これに対して、コードレス電話装置を上記のハ
ーフレートで運用することにより、親機が、1フレーム
内で通信用キャリアによる通話信号TCHの送受信を行
わない時間のうちのT1 およびT2 の任意のタイミング
で同期信号BCCHを送信することが可能になる。そし
て、このBCCHを受信することにより、同一コードレ
ス電話装置内の他の親機が、従親機に対して同期を行う
ことができる。
【0085】以上説明したように、例えば、図5に示す
構成を有するコードレス電話装置において、親機が、ハ
ーフレート化により生じる空きスロットを利用して同期
信号BCCHを送信することにより、有線回線1を介し
て親機CS1に着信した呼に対して、親機CS1に属す
る子機PS11,PS12およびPS13の3台が応答
でき、さらに親機CS2に属する子機PS21,PS2
2およびPS23も応答できる。同様に、上記のコード
レス電話装置において、有線回線2を介して親機CS2
に着信した呼に対しては、親機CS2に属する子機PS
21,PS22およびPS23の3台が応答でき、さら
に親機CS1に属する子機PS11,PS12およびP
S13も応答できる。このことは、上記のデジタルコー
ドレス電話装置に、図示しない3台目以降の親機CS3
および親機CS3に属する子機PS31,PS32およ
びPS33等を追加した場合にも同様である。
【0086】以上説明した本発明に係るコードレス電話
装置は、2台の親機が、いずれか1台の親機に従属同期
する構成を有することにより、1台の親機を介して着信
外線に応答できる子機の数を実質的に2倍に増やすこと
ができるものである。さらに、例えば3台の親機が、い
ずれか1台の親機に従属同期する構成とすれば、1台の
親機を介して着信外線に応答できる子機の数を実質的に
3倍を増やすことができる。このため、親機を増設する
ことにより家庭や事業所等で内線電話として使用できる
コードレス電話装置を容易に構成できる。
【0087】なお、本発明は上記の例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成や通
信方法における手順等を任意に変更可能であることは言
うまでもない。
【0088】上記の例において、1台の親機に属する子
機の数を3台として説明したが、その数は3台に限定さ
れるものではない。例えば、親機とその親機に属する子
機とが各々の識別番号等を記憶し、その識別番号等を用
いて下り片方向の呼出制御を行うように構成することに
より、上記の識別番号等を記憶させるメモリ装置の容量
を上限とする数の子機を任意に増やすことができる。
【0089】また、本発明の適用は、上記のハーフレー
トで運用されるコードレス電話装置に限定されるもので
はなく、例えば、スロット間隔を20ms(フルレート
のスロット間隔の4倍)、あるいは、それ以上にしたT
DMA方式のコードレス電話装置に適用しても効果的な
ことはもちろんである。なお、スロット間隔をフルレー
トの4倍にしたTDMA方式はクォータレートと呼ばれ
る。クォータレートの場合、通信用キャリア上の空き時
間は、ハーフレートの場合の10msよりもさらに長い
20msになるので、上記の子機が、この間に複数の親
機から送信される制御信号を受信できるため、上記の例
よりも親機の数を増やしてコードレス電話装置の増設を
行うことも容易である。
【0090】
【発明の効果】本発明に係る通信機である子機と親機と
から構成される通信装置によれば、子機が、親機と同期
していない場合には、自機が最後に通信した親機に対し
て発呼するため、同期の確立を待たずに外線通話の接続
を行うことができる。
【0091】また、本発明に係る通信機および通信装置
によれば、子機が、親機を介して外線通話中であっても
他の親機から送信される制御信号を受信して同期を行う
ことができる。さらに、上記の子機は、上記の制御信号
により外線通話が可能な親機を選択できるため、任意の
親機を介して外線通話の接続を行うことができる。
【0092】本発明に係る通信方法によれば、子機が、
外線通話が可能な親機を選択できるため、任意の親機介
して外線通話を行うことができる。このため、有線回線
の利用効率が高めることができ、有線回線の契約回線数
をむやみと増やすことなく親機を増設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードレス電話装置の子機の一構
成例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明に係るコードレス電話装置の親機の一構
成例を示すブロック構成図である。
【図3】本発明に係るコードレス電話装置における送受
信タイミングを説明する図である。
【図4】4チャネル多重TDMA方式の送受信タイミン
グを示す図である。
【図5】コードレス電話装置の構成例を示す図である。
【図6】従来のコードレス電話装置における親機間の同
期信号の送受信タイミングの一例を示す図である。
【図7】従来のコードレス電話装置における送受信タイ
ミングを説明する図である。
【符号の説明】
1,PS11,PS12,PS13,PS21,PS2
2,PS23 子機、2,22 通信制御部、 2a
チャネルコーダー、 2b サブマイクロコンピュータ
ー、 3,23 変復調部、 4,24 無線部、
5,25 アンテナ、 6,26 操作部、 6a 発
呼スイッチ、 6b 切りスイッチ、7,27 音声コ
ーデック、 8 メモリ部、 21,CS1,CS2
親機、28 有線回線接続部、 29 有線回線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線回線との接続機能を各々有する2以
    上の親機と、その親機を介して通信を行う機能を有する
    子機とからなる通信装置において、 上記親機は、他の通信機から送信される制御信号を受信
    し、その制御信号により同期制御を行う機能と、他の通
    信機に同期情報および上記有線回線との接続情報を通知
    する制御信号を送信する機能とを有する通信制御部を各
    々備え、 上記子機は、自機が最後に通信した親機の識別番号等を
    記憶するメモリ部と、 上記親機から送信される制御信号を受信し、その記制御
    信号により同期制御および発呼先親機の選択を行い、自
    機が上記親機と同期していない時には上記メモリ部に記
    憶された識別番号等を有する親機に対して発呼する制御
    を行う通信制御部とを備えることを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御信号は、時分割多元接続方式に
    基づいて、通信用キャリアによる通話信号の送受信が行
    われない時間に制御用キャリアにより送信され、 上記通信用キャリアによる通話信号の送受信が行われな
    い時間は4スロット以上に亘って連続することを特徴と
    する請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記親機と上記子機とは、互いに周波数
    が異なる制御用キャリアと通信用キャリアとを使用し、
    上り通信と下り通信とに同一周波数の通信用キャリアを
    使用して、時分割多元接続方式により通信を行うことを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 他の通信機に対する親機としての機能を
    備えた2以上の通信機から送信される制御信号を受信す
    る機能と、上記親機を介して通信する機能とを備えた子
    機としての通信機において、 自機が最後に通信した親機の識別番号等を記憶するメモ
    リ部と、 上記親機から送信される制御信号により、同期制御と発
    呼先親機の選択とを行う機能を有する通信制御部とを備
    え、 自機が上記親機と同期していない時には上記メモリ部に
    記憶された識別番号等を有する親機に対して発呼する構
    成を有することを特徴とする通信機。
  5. 【請求項5】 上記制御信号は、時分割多元接続方式に
    基づいて、通信用キャリアによる通話信号の送受信が行
    われない時間に制御用キャリアにより送信され、 上記通信用キャリアによる通話信号の送受信が行われな
    い時間は4スロット以上に亘って連続することを特徴と
    する請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記親機との間で、互いに周波数が異な
    る制御用キャリアと通信用キャリアとを使用し、上り通
    信と下り通信とに同一周波数の通信用キャリアを使用し
    て、時分割多元接続方式により通信を行うことを特徴と
    する請求項4記載の通信機。
  7. 【請求項7】 他の通信機に対する親機としての機能を
    備えた通信機であり、他の通信機から送信される制御信
    号により同期を行う機能と、その制御信号を他の通信機
    に送信する機能とを有する通信制御部を備える通信機に
    おいて、 上記通信制御部は、時分割多元接続方式に基づいて、通
    信用キャリアによる通話信号の送受信が行われない時間
    に制御用キャリアにより、上記制御信号を送信し、 上記通信用キャリアによる通話信号の送受信が行われな
    い時間は4スロット以上に亘って連続することを特徴と
    する通信機。
  8. 【請求項8】 上記親機は、子機との間で、互いに周波
    数が異なる制御用キャリアと通信用キャリアとを使用
    し、上り通信と下り通信とに同一周波数の通信用キャリ
    アを使用して、時分割多元接続方式により通信を行うこ
    とを特徴とする請求項7記載の通信機。
  9. 【請求項9】 有線回線との接続機能を各々有する2以
    上の親機と、その親機を介して通信を行う機能を有する
    子機とからなり、上記親機は、同期情報および上記有線
    回線との接続情報を通知する制御信号を送信する機能を
    各々備え、上記子機は、上記制御信号により上記親機に
    同期を行う機能を備える通信装置の通信方法において、 上記親機と上記子機とが同期していない時は、上記子機
    は、自機が最後に通信した親機に対して発呼することを
    特徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 上記通信装置は、時分割多元接続方式
    に基づいて、通信用キャリアによる通話信号の送受信が
    行われない時間に制御用キャリアにより上記制御信号を
    送信し、 上記通信用キャリアによる通話信号の送受信が行われな
    い時間は、4スロット以上に亘って連続することを特徴
    とする請求項9記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 上記通信装置は、互いに周波数が異な
    る制御用キャリアと通信用キャリアとを使用し、上り通
    信と下り通信とに同一周波数の通信用キャリアを使用し
    て、時分割多元接続方式により通信を行うことを特徴と
    する請求項9記載の通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100777540B1 (ko) * 2000-08-23 2007-11-20 신세다이 가부시끼가이샤 마이크일체형 가라오케 장치 및 그것을 위한 가라오케용마이크

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