JPH08265820A - 基地局装置 - Google Patents
基地局装置Info
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- JPH08265820A JPH08265820A JP7060498A JP6049895A JPH08265820A JP H08265820 A JPH08265820 A JP H08265820A JP 7060498 A JP7060498 A JP 7060498A JP 6049895 A JP6049895 A JP 6049895A JP H08265820 A JPH08265820 A JP H08265820A
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- unit
- base station
- channel
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易型携帯電話とディジタルコードレス電話
を兼用した基地局装置により、使い勝手および利便性を
向上させることにある。 【構成】 時分割多重制御部からの制御信号によりどの
回線を経て外部システムに回線インターフェース部を経
て接続するかの制御する回線接続制御部16,18と、
時分割多重制御部からの制御信号によりタイミング信号
を発生するタイミング発生部20と、タイミング発生部
と回線接続制御部間に接続され、チャンネルの回線を選
択する回線接続部に出力するチャンネル制御部21とを
備えた。
を兼用した基地局装置により、使い勝手および利便性を
向上させることにある。 【構成】 時分割多重制御部からの制御信号によりどの
回線を経て外部システムに回線インターフェース部を経
て接続するかの制御する回線接続制御部16,18と、
時分割多重制御部からの制御信号によりタイミング信号
を発生するタイミング発生部20と、タイミング発生部
と回線接続制御部間に接続され、チャンネルの回線を選
択する回線接続部に出力するチャンネル制御部21とを
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基地局装置に係り、特に
簡易型携帯電話システムに用いる基地局装置に関するも
のである。
簡易型携帯電話システムに用いる基地局装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】簡易型携帯電話の普及にともない、簡易
型携帯電話システムが注目を集めている。
型携帯電話システムが注目を集めている。
【0003】このシステムは、これまでの携帯電話の出
力を少なくすることにより、(1)電気通信事業者がシ
ステムを安価に構築することができ、通話料金を携帯電
話より大幅に安く設定することができること、(2)電
話機が小型軽量かつ安価になるという点で優れている。
力を少なくすることにより、(1)電気通信事業者がシ
ステムを安価に構築することができ、通話料金を携帯電
話より大幅に安く設定することができること、(2)電
話機が小型軽量かつ安価になるという点で優れている。
【0004】またこのシステムは、無線規格を新たに策
定するにあたり、ディジタル信号方式とし、さらに家庭
や事業所で使用されているコードレス電話と共通の規格
としたため、以下の点でも優れている。
定するにあたり、ディジタル信号方式とし、さらに家庭
や事業所で使用されているコードレス電話と共通の規格
としたため、以下の点でも優れている。
【0005】すなわち、このシステムは、(a)雑音が
なくクリアな音質を実現できること、(b)高度な秘話
機能を実現できること、(c)ディジタルデータ通信の
可能性を有すること、(d)家庭用、事業所用のディジ
タルコードレス電話と電話機を共用することができるこ
となどの点で利点がある。
なくクリアな音質を実現できること、(b)高度な秘話
機能を実現できること、(c)ディジタルデータ通信の
可能性を有すること、(d)家庭用、事業所用のディジ
タルコードレス電話と電話機を共用することができるこ
となどの点で利点がある。
【0006】このようなシステムを採用した基地局装置
としては、図13に示すものがある。図13に示すブロ
ック図では、アンテナ50を介して基地局装置51に送
受信をするRF部52、モデム53、時分割多重方式を
採用したTDMA制御部54、回線の接続制御をする回
線接続制御部55および回線インターフェース56が設
けられている。
としては、図13に示すものがある。図13に示すブロ
ック図では、アンテナ50を介して基地局装置51に送
受信をするRF部52、モデム53、時分割多重方式を
採用したTDMA制御部54、回線の接続制御をする回
線接続制御部55および回線インターフェース56が設
けられている。
【0007】この回線インターフエース56は、外部の
交換処理システムと回線を介して接続されている。この
回線としては、電話回線などの通信回線である。
交換処理システムと回線を介して接続されている。この
回線としては、電話回線などの通信回線である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
説明した基地局装置は、たとえば出力が小さいため、基
地局から電波の届く範囲が狭い。
説明した基地局装置は、たとえば出力が小さいため、基
地局から電波の届く範囲が狭い。
【0009】このため、どこでも通話できるようにする
ためには、街中のあちらこちらに基地局を設置する必要
があり、電気通信事業者にとってはどれだけきめ細かく
基地局を配置するかにより、サービス提供に程度および
差があった。
ためには、街中のあちらこちらに基地局を設置する必要
があり、電気通信事業者にとってはどれだけきめ細かく
基地局を配置するかにより、サービス提供に程度および
差があった。
【0010】たとえば、デパートのように客の集まる場
所をサービスエリアとするためには、デパートの建物の
内部にも基地局を設置しておく必要がある。一方、デパ
ート等では、従業員の連絡用に事業所用のディジタルコ
ードレス電話システムを導入している場合もある。
所をサービスエリアとするためには、デパートの建物の
内部にも基地局を設置しておく必要がある。一方、デパ
ート等では、従業員の連絡用に事業所用のディジタルコ
ードレス電話システムを導入している場合もある。
【0011】ところが、簡易型携帯電話とディジタルコ
ードレス電話システムは、TTCで標準化されている
が、事業所用の基地局と構内交換機との間の接続インタ
ーフェースに標準規格がなく、メーカによって異なると
いう差異もある。
ードレス電話システムは、TTCで標準化されている
が、事業所用の基地局と構内交換機との間の接続インタ
ーフェースに標準規格がなく、メーカによって異なると
いう差異もある。
【0012】したがって、これまでは、事業所内でディ
ジタルコードレス電話システムと簡易型携帯電話の両方
のサービスを受けられるようにするとき、事業所内にデ
ィジタルコードレス電話システムの基地局と、簡易型携
帯電話の基地局を近接して設置していたため、基地局の
設置コストがかかるだけでなく、基地局の設備に無駄が
生じてしまうという不具合もあった。
ジタルコードレス電話システムと簡易型携帯電話の両方
のサービスを受けられるようにするとき、事業所内にデ
ィジタルコードレス電話システムの基地局と、簡易型携
帯電話の基地局を近接して設置していたため、基地局の
設置コストがかかるだけでなく、基地局の設備に無駄が
生じてしまうという不具合もあった。
【0013】またディジタルコードレス電話システムの
基地局と簡易型携帯電話システムの基地局を近接して設
置すると、片方の基地局から送信された電波が、もう片
方の基地局の受信部から送信部に漏洩し、送信しょうと
する周波数以外の周波数にも不要な電波を送信してしま
うという相互変調という現象を生じ、使用できる周波数
が少なくなってしまうという不具合があった。
基地局と簡易型携帯電話システムの基地局を近接して設
置すると、片方の基地局から送信された電波が、もう片
方の基地局の受信部から送信部に漏洩し、送信しょうと
する周波数以外の周波数にも不要な電波を送信してしま
うという相互変調という現象を生じ、使用できる周波数
が少なくなってしまうという不具合があった。
【0014】なお、相互変調現象は、基地局の受信部か
ら送信部への漏洩を少なくすることで軽減することがで
きるが、基地局のコストが高くなってしまうという難点
があり、受信部に過大な信号が入らないように基地局間
をできるだけ離して設置せざるを得ない状況下にあっ
た。
ら送信部への漏洩を少なくすることで軽減することがで
きるが、基地局のコストが高くなってしまうという難点
があり、受信部に過大な信号が入らないように基地局間
をできるだけ離して設置せざるを得ない状況下にあっ
た。
【0015】そこで、本発明は、簡易型携帯電話とディ
ジタルコードレス電話を兼用した基地局装置により、使
い勝手および利便性を向上させることを目的としてい
る。
ジタルコードレス電話を兼用した基地局装置により、使
い勝手および利便性を向上させることを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 (1)第1の発明の要旨 第1の発明は、時分割多重方式の無線信号を送受信する
送受信部と、この送受信部が送受信する無線信号の多重
/分離制御を行う時分割多重制御部と、この時分割多重
制御部からの命令を外部システムに送信する回線インタ
ーフェース部とを少なくとも有する基地局装置であっ
て、時分割多重制御部と回線インターフェース部との間
に接続され、時分割多重制御部からの制御信号によりど
の回線を経て外部システムに前記回線インターフェース
部を経て接続するかの回線接続を制御する回線接続制御
部と、この時分割多重制御部からの制御信号によりタイ
ミング信号を発生するタイミング発生部と、このタイミ
ング発生部と回線接続制御部との間に接続され、いずれ
のチャンネルの回線を選択するかの選択制御信号を回線
接続部に出力するチャンネル制御部とを備えたものであ
る。
決するため、以下の手段を採用した。 (1)第1の発明の要旨 第1の発明は、時分割多重方式の無線信号を送受信する
送受信部と、この送受信部が送受信する無線信号の多重
/分離制御を行う時分割多重制御部と、この時分割多重
制御部からの命令を外部システムに送信する回線インタ
ーフェース部とを少なくとも有する基地局装置であっ
て、時分割多重制御部と回線インターフェース部との間
に接続され、時分割多重制御部からの制御信号によりど
の回線を経て外部システムに前記回線インターフェース
部を経て接続するかの回線接続を制御する回線接続制御
部と、この時分割多重制御部からの制御信号によりタイ
ミング信号を発生するタイミング発生部と、このタイミ
ング発生部と回線接続制御部との間に接続され、いずれ
のチャンネルの回線を選択するかの選択制御信号を回線
接続部に出力するチャンネル制御部とを備えたものであ
る。
【0017】(2)第2の発明の要旨 第2の発明は、時分割多重制御部は、複数個の回線接続
制御部と接続され、これらの回線接続制御部に対応した
複数個の前記回線インターフェース部を介在して外部シ
ステムを接続するものである。
制御部と接続され、これらの回線接続制御部に対応した
複数個の前記回線インターフェース部を介在して外部シ
ステムを接続するものである。
【0018】(3)第3の発明の要旨 第3の発明は、送受信部から送受信される情報を送受信
する複数個の端末装置がそれぞれ独立した通信プロトコ
ルで制御されるものである。
する複数個の端末装置がそれぞれ独立した通信プロトコ
ルで制御されるものである。
【0019】
(1)第1の発明は、時分割多重方式の無線信号を送受
信部において送受信し、この送受信部が送受信する無線
信号を時分割多重制御部において多重/分離制御を行
い、この時分割多重制御部からの命令を外部システムに
送信する回線インターフェース部とを少なくとも有す
る。
信部において送受信し、この送受信部が送受信する無線
信号を時分割多重制御部において多重/分離制御を行
い、この時分割多重制御部からの命令を外部システムに
送信する回線インターフェース部とを少なくとも有す
る。
【0020】この第1の発明では、時分割多重制御部と
回線インターフェース部との間に接続され、時分割多重
制御部からの制御信号によりどの回線を経て外部システ
ムに前記回線インターフェース部を経て接続するかの回
線接続を回線接続制御部において制御し、この時分割多
重制御部からの制御信号によりタイミング信号をタイミ
ング発生部において発生し、このタイミング発生部と回
線接続制御部との間に接続され、いずれのチャンネルの
回線を選択するかの選択制御信号をチャンネル制御部よ
り回線接続部に出力する。
回線インターフェース部との間に接続され、時分割多重
制御部からの制御信号によりどの回線を経て外部システ
ムに前記回線インターフェース部を経て接続するかの回
線接続を回線接続制御部において制御し、この時分割多
重制御部からの制御信号によりタイミング信号をタイミ
ング発生部において発生し、このタイミング発生部と回
線接続制御部との間に接続され、いずれのチャンネルの
回線を選択するかの選択制御信号をチャンネル制御部よ
り回線接続部に出力する。
【0021】(2)第2の発明は、時分割多重制御部
は、複数個の回線接続制御部と接続され、これらの回線
接続制御部に対応した複数個の前記回線インターフェー
ス部を介在して外部システムを接続する。
は、複数個の回線接続制御部と接続され、これらの回線
接続制御部に対応した複数個の前記回線インターフェー
ス部を介在して外部システムを接続する。
【0022】(3)第3の発明は、送受信部から送受信
される情報を送受信する複数個の端末装置がそれぞれ独
立した通信プロトコルで制御される。
される情報を送受信する複数個の端末装置がそれぞれ独
立した通信プロトコルで制御される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例)実施例を、図1のシステム原理説明図および
図2の受信処理を示すブロック図に基づいて説明する。
する。 (実施例)実施例を、図1のシステム原理説明図および
図2の受信処理を示すブロック図に基づいて説明する。
【0024】〔実施例の内容〕図1の基地局装置11で
は、基地局10がインターフェース部α、βを介在して
網A,Bと回線100、101により接続されている。
は、基地局10がインターフェース部α、βを介在して
網A,Bと回線100、101により接続されている。
【0025】また基地局10は、送受信用のアンテナ2
5より端末装置12,13に制御信号を送信または端末
装置12,13からアンテナ25を介して受信する。こ
の端末装置12,13は、アンテナ25から送受信され
た情報を送信または受信するが、それぞれ独立した通信
プロトコルで制御されるようになっている。
5より端末装置12,13に制御信号を送信または端末
装置12,13からアンテナ25を介して受信する。こ
の端末装置12,13は、アンテナ25から送受信され
た情報を送信または受信するが、それぞれ独立した通信
プロトコルで制御されるようになっている。
【0026】図2は基地局装置10をさらに詳細に説明
したブロック図である。図2のブロック図に示す基地局
装置11は、時分割多重方式の無線信号を送受信する送
受信部(RF部)24と、この送受信部24に送受信さ
れた情報がモデム14を経て無線信号の多重/分離制御
を行う時分割多重制御部15と接続されている。
したブロック図である。図2のブロック図に示す基地局
装置11は、時分割多重方式の無線信号を送受信する送
受信部(RF部)24と、この送受信部24に送受信さ
れた情報がモデム14を経て無線信号の多重/分離制御
を行う時分割多重制御部15と接続されている。
【0027】また時分割多重制御部15と回線インター
フェース部17,19との間には、時分割多重制御部1
5からの制御信号によりどの回線100,101を経て
外部の交換処理システム22、23に回線インターフェ
ース部17,19を経て接続するかの回線接続を制御す
る回線接続制御部16,18が設けられている。
フェース部17,19との間には、時分割多重制御部1
5からの制御信号によりどの回線100,101を経て
外部の交換処理システム22、23に回線インターフェ
ース部17,19を経て接続するかの回線接続を制御す
る回線接続制御部16,18が設けられている。
【0028】また本実施例では、時分割多重制御部15
からの制御信号によりタイミング信号を発生するタイミ
ング発生部20と、このタイミング発生部20と回線接
続制御部16,18との間に接続され、いずれのチャン
ネルの回線を選択するかの選択制御信号を回線接続制御
部16,18に出力するチャンネル制御部21とを設け
ている。
からの制御信号によりタイミング信号を発生するタイミ
ング発生部20と、このタイミング発生部20と回線接
続制御部16,18との間に接続され、いずれのチャン
ネルの回線を選択するかの選択制御信号を回線接続制御
部16,18に出力するチャンネル制御部21とを設け
ている。
【0029】すなわち、基地局装置10には、回線接続
制御部16、18が存在し、それぞれが異なる交換処理
システム22、23に接続されている。また時分割多重
制御部15は、タイミング発生回路20の出力に基づい
て、これらの回線接続制御部16、18のいずれかを選
択して情報を交換する。
制御部16、18が存在し、それぞれが異なる交換処理
システム22、23に接続されている。また時分割多重
制御部15は、タイミング発生回路20の出力に基づい
て、これらの回線接続制御部16、18のいずれかを選
択して情報を交換する。
【0030】一方、本実施例では回線接続制御部16、
18の選択切換えを自在に制御するため、チャンネル制
御部21を設けている。このチャンネル制御部21で
は、無線区間で時分割多重される複数のチャンネルの使
用要求を受けたとき、空きチャンネルがあればそのチャ
ンネルをその回線接続制御部16、18が使用できるよ
うにタイミング発生部20に指示を与え、空きチャンネ
ルがなければその要求を拒否する。
18の選択切換えを自在に制御するため、チャンネル制
御部21を設けている。このチャンネル制御部21で
は、無線区間で時分割多重される複数のチャンネルの使
用要求を受けたとき、空きチャンネルがあればそのチャ
ンネルをその回線接続制御部16、18が使用できるよ
うにタイミング発生部20に指示を与え、空きチャンネ
ルがなければその要求を拒否する。
【0031】以上の構成にすることにより、基地局装置
10を複数の交換処理システム22、23が共用して使
用できるようにすることができる。上記無線区間は、図
3に示すように4つのチャンネル1〜4が基地局から移
動局または移動局から基地局のチャンネル1〜4が多重
化される。
10を複数の交換処理システム22、23が共用して使
用できるようにすることができる。上記無線区間は、図
3に示すように4つのチャンネル1〜4が基地局から移
動局または移動局から基地局のチャンネル1〜4が多重
化される。
【0032】また図4に示すタイミング図は、間欠的な
周期により、情報を送信する例を示すもので、このとき
多くの基地局が同じ制御チャンネルを使用できるように
することを表しているものである。
周期により、情報を送信する例を示すもので、このとき
多くの基地局が同じ制御チャンネルを使用できるように
することを表しているものである。
【0033】図5および図6に示すタイミング図は、送
信タイミングとして2通りのタイミングを規定した例で
ある。なお、図9はプロトコルフェーズに用いるチャネ
ルとチャネル機能を対応ずけて説明する図の例である。
信タイミングとして2通りのタイミングを規定した例で
ある。なお、図9はプロトコルフェーズに用いるチャネ
ルとチャネル機能を対応ずけて説明する図の例である。
【0034】この図により、論理制御チャネル、リング
チャネルおよびサービスチャネルの機能を対応ずけて説
明することができる。一方、図10は、プロトコルフェ
ーズ、物理スロットと機能チャネルの対応例を示す図で
ある。
チャネルおよびサービスチャネルの機能を対応ずけて説
明することができる。一方、図10は、プロトコルフェ
ーズ、物理スロットと機能チャネルの対応例を示す図で
ある。
【0035】この図10から、制御用物理スロット、通
信用物理スロットごとのプロトコルフェーズを知ること
ができる。さらに図7および図8のシーケーンス図は、
発信と着信のシーケンスの例を表すものである。
信用物理スロットごとのプロトコルフェーズを知ること
ができる。さらに図7および図8のシーケーンス図は、
発信と着信のシーケンスの例を表すものである。
【0036】これらの図において、Aは制御チャネル、
Bは通話チャネル、Cは通常省略される期間を示すも
の、Dはレイヤ2のリンク設定を行うときを表し、Eは
FACCHが通話をするTCHと背反するので、通信中
に移行する前に回線の切断指示をする。
Bは通話チャネル、Cは通常省略される期間を示すも
の、Dはレイヤ2のリンク設定を行うときを表し、Eは
FACCHが通話をするTCHと背反するので、通信中
に移行する前に回線の切断指示をする。
【0037】以上に説明した本実施例は、制御チャンネ
ルが図4に示すように間欠的に使用されることを利用し
て、無線区間の4つのチャンネルの内で、1チャネルを
簡易型携帯電話の制御チャンネル兼、ディジタルコード
レス電話の制御チャネル、3チャネルを両者に共通の通
話チャンネルとして使用するものである。ここで、制御
チャンネルを兼用するにあたっては、2つの点に留意す
る。
ルが図4に示すように間欠的に使用されることを利用し
て、無線区間の4つのチャンネルの内で、1チャネルを
簡易型携帯電話の制御チャンネル兼、ディジタルコード
レス電話の制御チャネル、3チャネルを両者に共通の通
話チャンネルとして使用するものである。ここで、制御
チャンネルを兼用するにあたっては、2つの点に留意す
る。
【0038】すなわち、第1点は、基地局が間欠送信す
るタイミングが、重ならないようにすることである。間
欠送信する周期が、簡易型携帯電話では、100ms以
上、ディジタルコードレス電話では、125ms以上と
規定されている。
るタイミングが、重ならないようにすることである。間
欠送信する周期が、簡易型携帯電話では、100ms以
上、ディジタルコードレス電話では、125ms以上と
規定されている。
【0039】そこで、たとえば、簡易型携帯電話の周期
は100ms、ディジタルコードレス電話の周期を20
0msに設定し、簡易型携帯電話の信号が送信されて5
0ms後にディジタルコードレス電話の信号が送信され
るようにする。
は100ms、ディジタルコードレス電話の周期を20
0msに設定し、簡易型携帯電話の信号が送信されて5
0ms後にディジタルコードレス電話の信号が送信され
るようにする。
【0040】具体的には、チャネル1を兼用の制御チャ
ネルとする場合、図2に示すチャネル制御部21がチャ
ネル1送信時にTDMA制御部15の回線接続制御選択
状態が図11に示す状態になるように、タイミング発生
部20に指示を出すようにすればよい。
ネルとする場合、図2に示すチャネル制御部21がチャ
ネル1送信時にTDMA制御部15の回線接続制御選択
状態が図11に示す状態になるように、タイミング発生
部20に指示を出すようにすればよい。
【0041】すなわち、状態1のときは、たとえば回線
接続制御部16の出力が得られ、また状態2のときに回
線接続制御部18より出力が得られ、その出力した信号
がチャネル1に送信される。
接続制御部16の出力が得られ、また状態2のときに回
線接続制御部18より出力が得られ、その出力した信号
がチャネル1に送信される。
【0042】第2の点としては、簡易型携帯電話の移動
機が送信する信号と、ディジタルコードレス電話の移動
局が送信する信号が重ならないようにすることである。
これを実現するためには、移動局の送信タイミングとし
て図6に示す送信タイミングを選択する。
機が送信する信号と、ディジタルコードレス電話の移動
局が送信する信号が重ならないようにすることである。
これを実現するためには、移動局の送信タイミングとし
て図6に示す送信タイミングを選択する。
【0043】具体的には、チャネル制御部21がチャネ
ル1を受信するとき、図2に示すTDMA制御部15の
回線接続状態が、送信時と同様になるように、タイミン
グ発生部20に指示する。
ル1を受信するとき、図2に示すTDMA制御部15の
回線接続状態が、送信時と同様になるように、タイミン
グ発生部20に指示する。
【0044】すなわち、チャネル1で受信した信号は、
状態1のとき、たとえば回線接続制御部16の出力が、
また、状態2のときには、たとえば回線接続制御部18
の出力がチャネル1に送信される。
状態1のとき、たとえば回線接続制御部16の出力が、
また、状態2のときには、たとえば回線接続制御部18
の出力がチャネル1に送信される。
【0045】一方、通話チャネルは、制御チャネルでの
合意によって使用可否が決められるので、チャネル制御
部21の処理が、一方の回線接続制御部16から他方の
回線接続制御部18からの使用要求により開始される。
合意によって使用可否が決められるので、チャネル制御
部21の処理が、一方の回線接続制御部16から他方の
回線接続制御部18からの使用要求により開始される。
【0046】たとえば、チャネル制御部21は、回線接
続制御部16からチャネル使用要求を受信したら、空き
チャネルを探し、たとえば第3のチャネルが空いている
とき、これを回線接続制御部16に通知するとともに、
タイミング発生部20に第3チャネルの送信時と受信時
の状態を状態1とする指示を出力する。
続制御部16からチャネル使用要求を受信したら、空き
チャネルを探し、たとえば第3のチャネルが空いている
とき、これを回線接続制御部16に通知するとともに、
タイミング発生部20に第3チャネルの送信時と受信時
の状態を状態1とする指示を出力する。
【0047】以上とは逆にチャネル制御部20は、回線
接続指示部16から使用終了要求を受信したとき、タイ
ミング発生部20に対して第3のチャネルの送信時と受
信時状態を状態0とするように指示を出力し、第3のチ
ャネルが空き状態になっていることを認識させる。
接続指示部16から使用終了要求を受信したとき、タイ
ミング発生部20に対して第3のチャネルの送信時と受
信時状態を状態0とするように指示を出力し、第3のチ
ャネルが空き状態になっていることを認識させる。
【0048】以上の実施例では、チャネル制御部21に
おいてチャネル状態を認識することにより、基地局装置
において簡易型携帯電話とディジタルコードレス電話兼
用の基地局用の基地局装置を動作させることができ、基
地局装置を汎用的に使用することができる。
おいてチャネル状態を認識することにより、基地局装置
において簡易型携帯電話とディジタルコードレス電話兼
用の基地局用の基地局装置を動作させることができ、基
地局装置を汎用的に使用することができる。
【0049】
(1)本発明によれば、基地局装置において簡易型携帯
電話とディジタルコードレス電話兼用の基地局用の基地
局装置を動作させることができ、基地局装置を汎用的に
使用することができるという効果を得ることができる。
電話とディジタルコードレス電話兼用の基地局用の基地
局装置を動作させることができ、基地局装置を汎用的に
使用することができるという効果を得ることができる。
【0050】(2)また本発明によれば、インターフェ
ースを介して複数個の通信網と通信回線を経て接続でき
るので、通信網を効率的に活用することができるという
効果が得られる。
ースを介して複数個の通信網と通信回線を経て接続でき
るので、通信網を効率的に活用することができるという
効果が得られる。
【0051】(3)さらに本発明によれば、送受信部か
ら送受信される情報を送受信する複数個の端末装置をそ
れぞれ独立した通信プロトコルで制御することにより、
端末装置が保有する通信プロトコルであるにもかかわら
ず端末装置からの情報の授受が円滑に行えるようにする
という効果を得ることができる。
ら送受信される情報を送受信する複数個の端末装置をそ
れぞれ独立した通信プロトコルで制御することにより、
端末装置が保有する通信プロトコルであるにもかかわら
ず端末装置からの情報の授受が円滑に行えるようにする
という効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施例に用いるシステム原理説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明の実施例のチャネルを示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例の間欠周期を示す説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例のタイミングを示す例である。
【図6】本発明の実施例のタイミングを示す例である。
【図7】本発明の実施例のシーケンス図である。
【図8】本発明の実施例のシーケンス図である。
【図9】本発明の実施例のチャネル機能の説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の実施例のチャネル機能の説明図であ
る。
る。
【図11】本発明の実施例のチャネル状態の説明図であ
る。
る。
【図12】本発明の実施例のチャネル状態の説明図であ
る。
る。
【図13】従来の基地局装置の構成を説明するブロック
図である。
図である。
10 基地局 11 基地局装置 12 端末装置 13 端末装置 14 モデム 15 TDMA制御部 16 回線接続制御部 17 回線インターフェース 18 回線接続制御部 19 回線インターフェース 20 タイミング発生部 21 チャネル制御部 22 交換処理システム 23 交換処理システム 24 RF部 25 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 時分割多重方式の無線信号を送受信す
る送受信部と、 前記送受信部が送受信する無線信号の多重/分離制御を
行う時分割多重制御部と、 前記時分割多重制御部からの命令を外部システムに送信
する回線インターフェース部とを少なくとも有する基地
局装置において、 前記時分割多重制御部と前記回線インターフェース部と
の間に接続され、前記時分割多重制御部からの制御信号
によりどの回線を経て前記外部システムに前記回線イン
ターフェース部を経て接続するかの回線接続を制御する
回線接続制御部と、 前記時分割多重制御部からの制御信号によりタイミング
信号を発生するタイミング発生部と、 前記タイミング発生部と前記回線接続制御部との間に接
続され、いずれのチャンネルの回線を選択するかの選択
制御信号を前記回線接続部に出力するチャンネル制御部
とを具備する基地局装置。 - 【請求項2】 前記時分割多重制御部は、複数個の回線
接続制御部と接続され、これらの回線接続制御部に対応
した複数個の前記回線インターフェース部を介在して前
記外部システムを接続する、請求項1記載の基地局装
置。 - 【請求項3】 前記送受信部から送受信される情報を送
受信する複数個の端末装置がそれぞれ独立した通信プロ
トコルで制御される、請求項1記載の基地局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060498A JPH08265820A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060498A JPH08265820A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 基地局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265820A true JPH08265820A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13144034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7060498A Withdrawn JPH08265820A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 基地局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6636747B2 (en) | 1998-03-06 | 2003-10-21 | Communications Research Laboratory, Independent Administrative Institution | Multi-mode radio transmission system |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060498A patent/JPH08265820A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6636747B2 (en) | 1998-03-06 | 2003-10-21 | Communications Research Laboratory, Independent Administrative Institution | Multi-mode radio transmission system |
KR100432379B1 (ko) * | 1998-03-06 | 2004-05-22 | 도쿠리쯔교세이호진 쯔신소고겡큐쇼 | 멀티 모드 무선 전송 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |