JPH1075091A - 電子部品搬送装置 - Google Patents

電子部品搬送装置

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JPH1075091A
JPH1075091A JP8231662A JP23166296A JPH1075091A JP H1075091 A JPH1075091 A JP H1075091A JP 8231662 A JP8231662 A JP 8231662A JP 23166296 A JP23166296 A JP 23166296A JP H1075091 A JPH1075091 A JP H1075091A
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JP
Japan
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moving body
tray
moving
attached
stocker
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JP8231662A
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English (en)
Inventor
Kazunari Ozawa
一成 小澤
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TENRYU TECHNIC KK
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TENRYU TECHNIC KK
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の耐荷重性を向上させ、かつ、装置全体の
小型化を計ることができて、実装機におけるトレイの位
置決め精度を向上およびその制御を可能とすることがで
きる電子部品搬送装置を提供する。 【解決手段】機体1へガイド7に沿って駆動手段8によ
り進退する第一移動体2を設け、該移動体において該移
動体の進退方向における略前後に第一および第二の迂回
部材3,4を取り付けて、これら迂回部材へその一部を
前記機体に固着させた第二移動体5を進退自在に懸張す
ると共に、該第二移動体にストッカーDのトレイbを係
脱自在とさせて搬送させる移送部材6を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の組立や装着
を行なう業界等において用いる電子部品搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品の組立や装着を行なう業界にあ
って、電子部品実装機に電子部品を連続して供給する場
合には、例えば、該電子部品を多数載置した多数のトレ
イを積層状態に収納したストッカーを前記電子部品実装
機の近傍に設けて、この実装機とストッカーとの間に前
記したトレイの供給機を配設していたものである。
【0003】この供給機は、図5に示すように、ストッ
カー80におけるトレイ81の待機位置X1と、実装機
82内の吸着位置Y1とを跨ぐ左右一対の移動部材83
をガイド84に沿って、エアーシリンダ85の操作によ
り進退自在に取り付け、この移動部材83にトレイ81
を係脱自在に連係させる係留部材86を固着させてあ
る。
【0004】これにより、移動部材83を操作して、ト
レイ81が前記した待機位置X1と装着位置Y1とを、
図5(a)(b)に示すように、往復するときは、該移
動部材83の繰り出し量分だけストッカー80の平面床
面積Z1が増大して、電子部品実装機関連機器の設置ス
ペースを多く必要とするので、工場での有効的なスペー
スの利用ができない。
【0005】また、移動部材83の繰り出し距離が長く
なるに連れて、ガイド84からの張り出し量S1が多く
なるので、トレイ81や移動部材83自体等の重量によ
り係留部材86に大きな荷重が掛かって撓み、トレイ8
1上の電子部品位置面と、実装機における装着ヘッドの
ノズル先端との位置が変化して正確な電子部品の保持が
できない。
【0006】更に、移動部材83に取り付けた係留部材
86の進退は、一方の移動部材83へ連係させたエアー
シリンダ85により操作されるものであるから、一対の
移動部材83,83を均一に移動作動させることは困難
で、左右の移動部材83の移動量が不均等となったり、
斜めとなったりして円滑な移動ができない。
【0007】特に、エアーシリンダ式の駆動は、トレイ
の移動位置の位置決めが任意にできないので、電子部品
の種類や形状等の変化に対応して、トレイを実装機にお
ける任意の挿入位置に送り込むことができない。等の様
々な問題点を有するものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、機体へガイドに沿
って駆動手段により進退する第一移動体を設け、該移動
体において該移動体の進退方向における略前後に第一お
よび第二の迂回部材を取り付けて、これら迂回部材へそ
の一部を前記機体に固着させた第二移動体を進退自在に
懸張すると共に、該第二移動体にストッカーのトレイを
係脱自在とさせて搬送させる移送部材を取り付けること
により、装置の耐荷重性を向上させ、かつ、装置全体の
小型化を計ることができ、実装機におけるトレイの位置
決め精度を向上およびその制御を可能とすることができ
る電子部品搬送装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、電子部品を装着する実装機と電
子部品を多数準備した多数のトレイを有するストッカー
との間に設けて、この電子部品のトレイを実装機に対し
て搬入出させる電子部品搬送装置にあって、機体と、こ
の機体に設けてガイドに沿って駆動手段により進退する
第一移動体と、この移動体において該移動体の進退方向
における略前後に取り付けた第一および第二の迂回部材
と、これら迂回部材へ進退自在に懸張してその一部を前
記機体に固着させた第二移動体と、該第二移動体に取り
付けて前記ストッカーのトレイを係脱自在とさせて搬送
させる移送部材と、を備えさせた電子部品搬送装置の構
成にある。
【0010】また、前記駆動手段は、制御手段に入力し
たあらかじめ定められた値に基づいて数値制御自在な部
材である。
【0011】
【実施例】次に、本発明に関する電子部品搬送装置の実
施の一例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜図4においてAは電子部品搬送装置
で、電子部品を基板等に装着する実装機Cと、多数の電
子部品を載置したトレイbを複数段に積載するストッカ
ーDとの間に設けて、この電子部品のトレイbを実装機
Cに対して搬入出させるものである。
【0013】そして、その構成は、機体1と、第一移動
体2と、第一および第二の迂回部材3,4と、第二移動
体5と、移送部材6とによりなるもので、このうち、機
体1は、ストッカーDにおける積み上げられたトレイb
の下方に位置するように取り付けられる。
【0014】前記した第一移動体2は、機体1の前後に
所定間隔で設けたガイド7,7へ前後一対を係合させ
て、このガイド7,7に沿って駆動手段8により進退す
るもので、慣用のリニヤレールが用いられるものであっ
て、その前端部を継ぎ部材9によりこれら一対を一体的
に連結させてある。
【0015】なお、前記した駆動手段8は、制御手段1
0に入力したあらかじめ定められた値に基づいて数値制
御自在な部材、例えば、パルス制御できるサーボモータ
が用いられるもので、機体1に取り付けたモータ11の
出力軸12,12を前後に突設して、これら出力軸1
2,12の端部に回転輪13,13を固着してある。
【0016】そして、第一移動体2の後側に固定輪体1
4,14を取り付けて、この固定輪体14,14と回転
輪13,13とに歯付ベルト等の連係部材15,15を
懸張することにより、モータ11の回転によって連係部
材15を介して第一移動体2を進退させることができる
ものであって、制御手段10に入力した数値に基づいっ
て任意繰り出し位置で停止させることができる。
【0017】前記した第一および第二の迂回部材3,4
は、第一移動体2において該第一移動体2の進退移動方
向における略前後に取り付けてあって、これら迂回部材
3,4には第二移動体5を進退自在に懸張して、該第二
移動体5の一部を固定手段16により機体1に固着させ
てある。
【0018】この第一および第二の迂回部材3,4は、
例えば、歯付車を用いて一対の第一移動体2の内側へそ
れぞれ回転自在に取り付けてあり、この歯付車に無端状
の歯付ベルトによる第二移動体5をそれぞれ巻き付けて
あって、該第二移動体5の下側懸張部を、機体1に固着
した歯付車とこの歯付車の両側において対応するローラ
とによる固定手段16によって、該第二移動体5自体は
走行しないように構成される。
【0019】前記した移動部材6は、前後一対に張設さ
れた第二移動体5へ跨がるように取り付けて、この第二
移動体5の移動に伴ってストッカーDのトレイbを搬送
させるもので、該トレイbは係止部材17により係脱自
在とさせてあって任意にトレイbの交換ができるように
してある。
【0020】したがって、本発明に係る装置の一実施例
の作用は以下の通りである。
【0021】移送部材6が、駆動手段8により第一移動
体2を後退させることでストッカーDの内部に移動する
もので、図3(a)に示すように、その係止手段17が
ストッカーD内の電子部品入りのトレイbを把持する。
【0022】この状態で、駆動手段8により第一移動体
2を前進させると、図3(a)および図4(a)に示す
位置から、徐々に矢印の方向にトレイbが移動するもの
で、このとき、第二移動体5は、その下側が固定手段1
6により機体1へ固着されているため、第一移動体2に
取り付けた第一迂回部材3が第二移動体5の上側部を押
し出される。
【0023】このため、該第二移動体5は、第一移動体
2と共に、この第一移動体2と同じ移動量だけ実装機C
へ向かって前進することになり、したがって、この第二
移動体5に取り付けられた移送部材6のトレイbは、図
4に示すように、第一移動体2がL1移動する間に、移
送部材6がL2移動することとなり、総体的に、往路に
おいてトレイbは2倍の移動量が得られることとなり、
更に、移動速度も2倍となる。
【0024】トレイbの復路も、駆動手段8による第一
移動体2の後退によって、第二迂回部材4が第二移動体
5の上側部を押し出すので、該第一移動体2がL1移動
する間に、移送部材6がL2移動することで2倍の移動
量および2倍の移動速度が得られる。
【0025】これにより、装置のコンパクト化が達成で
きて、工場においての省スペースが計れると共に、処理
能力も大幅に向上する。
【0026】また、トレイbが実装機Cへ挿入されたと
き、第一移動体2の機体1からの繰り出す量が大幅に減
少するので、トレイbや第一移動体2の重量等による撓
みも可及的に抑えられて、実装機Cの吸着ノズル(図示
せず)の正確な保持と吸着ミス等の防止が可能となる。
【0027】また、駆動手段8に、制御手段10に入力
したあらかじめ定められた値に基づいて数値制御自在な
部材、例えば、サーボモータを用いることで、第一移動
体2を、すなわち、トレイbを任意の位置に対応させる
ことができるので、実装機C内において、電子部品の形
状や種類等の変化に応じて希望する位置決めが行なえ
る。
【0028】
【発明の効果】前述したように本発明の電子部品搬送装
置は、第一移動体をある距離移動させると、第二移動体
に取り付けた移送部材はその距離の2倍を移動できるの
で、従来機と比較して、平面床面積が約2/3となり、
装置の小型化が可能であり、工場スペースの有効利用が
計れる。
【0029】第一移動体の駆動手段に、制御手段に入力
したあらかじめ定められた値に基づいて数値制御自在な
部材を用いることにより、移送部材の自由な位置決め設
定ができて、しかも、その位置決め精度が大幅に向上す
ると共に、移送速度も加減速できる。等の格別な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する電子部品搬送装置の一実施例の
概略を示す側面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における装置の作動状態を示す平面図であ
る。
【図4】図3における概略の側面図である。
【図5】従来の装置による電子部品の搬入状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
A 電子部品搬送装置 b トレイ C 実装機 D ストッカー 1 機体 2 第一移動体 3 第一迂回部材 4 第二迂回部材 5 第二移動体 6 移送部材 7 ガイド 8 駆動手段 10 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を装着する実装機と電子部品を
    多数準備した多数のトレイを有するストッカーとの間に
    設けて、この電子部品のトレイを実装機に対して搬入出
    させる電子部品搬送装置にあって、 機体と、この機体に設けてガイドに沿って駆動手段によ
    り進退する第一移動体と、この移動体において該移動体
    の進退方向における略前後に取り付けた第一および第二
    の迂回部材と、これら迂回部材へ進退自在に懸張してそ
    の一部を前記機体に固着させた第二移動体と、該第二移
    動体に取り付けて前記ストッカーのトレイを係脱自在と
    させて搬送させる移送部材とを備えさせたことを特徴と
    する電子部品搬送装置。
  2. 【請求項2】 電子部品を装着する実装機と電子部品を
    多数準備した多数のトレイを有するストッカーとの間に
    設けて、この電子部品のトレイを実装機に対して搬入出
    させる電子部品搬送装置にあって、 機体と、この機体に設けてガイドに沿って駆動手段によ
    り進退する第一移動体と、この移動体において該移動体
    の進退方向における略前後に取り付けた第一および第二
    の迂回部材と、これら迂回部材へ進退自在に懸張してそ
    の一部を前記機体に固着させた第二移動体と、該第二移
    動体に取り付けて前記ストッカーのトレイを係脱自在と
    させて搬送させる移送部材とを備えさせ、 前記駆動手段は、制御手段に入力したあらかじめ定めら
    れた値に基づいて数値制御自在な部材であることを特徴
    とする電子部品搬送装置。
JP8231662A 1996-09-02 1996-09-02 電子部品搬送装置 Pending JPH1075091A (ja)

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