JPH1074433A - 取付具 - Google Patents

取付具

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JPH1074433A
JPH1074433A JP23210296A JP23210296A JPH1074433A JP H1074433 A JPH1074433 A JP H1074433A JP 23210296 A JP23210296 A JP 23210296A JP 23210296 A JP23210296 A JP 23210296A JP H1074433 A JPH1074433 A JP H1074433A
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孝義 ▲高▼原
Takayoshi Takahara
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付けられた状態で、より正確に投光器の収
納ケースと受光器の収納ケースの光軸合わせができる取
付具を提供する。 【解決手段】 収納ケース1は、複数の投光素子または
受光素子からなる光電素子(図示せず)を縦方向に並べ
た状態で収納し、正面に収納する光電素子が投光または
受光する光が通過する透明部材2が配置され、上下に断
面コ字型のコ型部材5とコ型部材6が取付けられる。コ
型部材5の上、コ型部材6の下には、断面L字型のL型
部材3、L型部材4がそれぞれ取付けられる。L型部材
3、L型部材4は、それぞれ、所定の取付部に取付けら
れる。L型部材3、L型部材4が所定の取付部に取付け
られ、L型部材3、L型部材4がそれぞれコ型部材5、
コ型部材6に取付けられ、コ型部材5およびコ型部材6
が収納ケース1に取付けられていることにより、収納ケ
ース1は所定の取付部に取付けられるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電スイッチ等に
使用される取付具に関し、特に、対となる投光素子と受
光素子とがそれぞれ収納された投光器と受光器とからな
る多光軸光電スイッチを取付けるための取付具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の取付具においては、たと
えば複数の投光素子を含む投光器と複数の受光素子を含
む受光器とからなる多光軸光電スイッチ等の収納ケース
を上下2箇所で取付状態に保持するものがあった。図1
3に、このような従来の取付具を備えた多光軸光電スイ
ッチを示す。なお、図13(a)は、投光素子または受
光素子からなる光電素子を複数収納した収納ケースが、
従来の取付具で所定の取付部に取付けられた状態を説明
する説明図であって、図13(b)は、図13(a)の
収納ケースと従来の取付具の接続関係を示す説明図であ
る。
【0003】図13(a)を参照して、収納ケース90
1内には、複数の投光素子または受光素子からなる光電
素子(図示せず)が縦1列に並べられた状態で収納され
ている。902は、収納ケース901内に収納された投
光素子または受光素子が投光または受光する光が通過す
るためのレンズである。
【0004】収納ケース901の上端および下端には、
収納ケース901を外部の所定の取付部に取付けるため
の取付具910および920が取付けられている。取付
具910および取付具920は、断面L字型の形状を有
しており、取付具910は、ねじ911および912に
よって外部の所定の取付部に取付けられ、ねじ913お
よび914によって収納ケース901に取付けられてい
る。また、取付具920も断面L字型の形状を有してお
り、取付具910と同様に、ねじ921を含めた2本の
ねじで外部の所定の取付部に取付けられ、かつ、前述の
ねじ913およびねじ914に相当する図示せぬ2本の
ねじにより収納ケース901に取付けられている。つま
り、収納ケース901は、取付具910および取付具9
20が取付けられることにより、外部の所定の取付部に
取付けられるのである。
【0005】ここで、収納ケース901に収納された複
数の光電素子の配列方向にほぼ沿った縦方向をa軸(二
点破線)とし、a軸に垂直な2軸をそれぞれb軸(横方
向:破線)、c軸(前後方向:一点破線)とすると、収
納ケース901は、取付具910および920により、
前述のa軸を回転中心とした回転方向Xについて角度調
整が行なえるように、外部の所定の取付部に取付けられ
ている。以下に、収納ケース901が、取付具910お
よび920によって、外部の所定の取付部に取付けられ
たまま、回転方向Xについて角度を調整される態様を説
明する。
【0006】まず、取付具910の収納ケース901へ
の取付の態様について説明する。図13(a)および図
13(b)を参照して、917は、ねじ911が通る穴
であり、915および916は、ねじ913およびねじ
914が通る穴である。また、903および904は、
ねじ913および914がそれぞれねじ込まれるねじ穴
である。なお、穴915の大きさは、ねじ913がねじ
穴903にねじ込まれることにより取付具910を収納
ケース901に固定できるような、ねじ913の断面に
対応した大きさである。また、穴916は、円弧状であ
り、その幅は、ねじ914に対応したものであり、ねじ
914がねじ穴904にねじ込まれたときに取付具91
0を収納ケース901に固定可能な幅である。ここで、
取付具920も、穴916に対応する穴を有することか
ら、ねじ913およびねじ914をそれぞれねじ穴90
3およびねじ穴904にねじ込む場合に、穴916内の
ねじ穴914が通される位置を調節することによって、
そして、取付具920においても同様の調節を行なうこ
とによって、取付具910および取付具920と収納ケ
ース901の相対的な位置は、回転方向Xに関して、変
更可能となる。このように、取付具910および920
の収納ケース901への取付位置を調節することによ
り、収納ケース901の回転方向Xについての角度調整
が行なわれる。
【0007】一方、多光軸光電スイッチは、通常、投光
素子を複数並べた状態で収納する投光器と、受光素子を
複数並べた状態で収納する受光器とからなる。
【0008】そして、上述のような多光軸光電スイッチ
は、たとえば、内部では危険な作業を行なうが、扉を設
けていない作業室を有する装置において、作業室におい
て危険な作業が行なわれている間に人間の手等が作業室
に侵入したことを検知する目的で取付けられる。
【0009】図14に、上述のような装置の一例を示
す。図14を参照して、装置200の前面には、投光素
子を含む投光器201と受光素子を含む受光器202が
取付けられている。また、矢印300は、投光器201
の投光素子が投光した光の光軸を示している。そして、
投光器201と受光器202により、多光軸光電スイッ
チが構成されており、投光素子から受光素子へ伸びる光
軸がこの多光軸光電スイッチの検知範囲となる。
【0010】投光器201と受光器202とから構成さ
れる多光軸光電スイッチは、投光器201の投光素子が
投光した光を受光する受光器202の受光素子の受光強
度の変化により、検知範囲内に検知対象物が侵入したこ
とを検知する。そして、装置200においては、作業室
400内で危険な作業が行なわれている場合、投光器2
01から投光された光の受光素子202による受光強度
が変化することによって、作業室400に人間の手等が
侵入したことが検知されるよう構成されている。
【0011】したがって、上述のような多光軸光電スイ
ッチにおいては、矢印300で示す投光器201の投光
素子から投光された光が受光器202の受光素子に確実
に届くように、投光器201と受光器202の位置合わ
せを行なう必要がある。この位置合わせを「光軸合わ
せ」という。
【0012】そして、上述のように、図13を用いて説
明した従来の取付具によっては、投光素子または受光素
子からなる光電素子を複数並べた状態で収納するような
収納ケースは、収納された光電素子の配列方向にほぼ沿
ったa軸を回転中心とした回転方向Xに関して角度の調
整が可能なように取付けられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に示す
従来の取付具910および取付具920では、収納ケー
ス901を、b軸を回転中心とした回転方向Y、c軸を
回転中心とした回転方向Zについては、角度調整するこ
とができなかった。したがって、図14を用いて説明し
たような投光器と受光器とからなる多光軸光電スイッチ
の取付けに実際に使用する場合に、投光器および受光器
の十分な光軸合わせが行なえなかったため、光軸合わせ
による調整がある程度ずれても投光素子が投光する光を
受光素子が受光できるように、投光器に備えられる投光
素子が投光する光の広がりを大きくする必要があった。
【0014】一方、投光素子の投光する光の広がりが大
きい場合、光の進行方向の周囲にある壁などの物体から
の反射の影響を受けやすくなり、多光軸光電スイッチの
誤動作が発生しやすくなる。
【0015】つまり、より誤動作の少ない多光軸光電ス
イッチを提供する意味からも、所定の取付部に取付けら
れた、多光軸光電スイッチの投光器または受光器を収納
する収納ケースの角度調整が十分に行なえ、両者の位置
合わせることが切望されていた。
【0016】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、取付けられた状態で、より正確
に、収納ケースに収納された投光器と収納ケースに収納
された受光器の光軸合わせができる取付具を提供するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、投光器の投光素子が投光した光を受光器の受光素子
が受光する投受光方式の検出装置の投光器または受光器
の収納ケースを、取付けるための取付具であって、前記
収納ケースに収納された複数の投光素子または受光素子
の配列方向にほぼ沿った第1軸を回転中心として前記収
納ケースを回転可能にかつ固定可能に保持する第1の保
持手段と、前記第1軸に対しほぼ直交する方向に沿った
第2軸を回転中心として前記収納ケースを回転可能にか
つ固定可能に保持する第2の保持手段とを含むことを特
徴とする。
【0018】請求項1に記載の発明によると、本発明に
従った取付具は、第1の保持手段と第2の保持手段とを
含んでいる。そして、第1の保持手段の働きにより、前
記収納ケースは、収納ケースに収納された複数の投光素
子または受光素子の配列方向にほぼ沿った第1軸を回転
中心として回転可能にかつ固定可能に保持される。ま
た、第2の保持手段の働きにより、収納ケースは、前記
第1軸に対しほぼ直交する方向に沿った第2軸を回転中
心として回転可能にかつ固定可能に保持される。つま
り、請求項1に記載の本発明に従った取付具によって収
納ケースを取付けた場合、収納ケースは、前記第1軸お
よび前記第2軸のそれぞれを回転中心とした2つの回転
方向に回転可能にかつ固定可能に保持されることにな
る。したがって、より正確に投光器の収納ケースと受光
器の収納ケースの光軸合わせができる取付具が提供可能
となる。
【0019】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第1軸と前記第2軸との
両方にほぼ直交する方向に沿った第3軸を回転中心とし
て前記収納ケースを回転可能にかつ固定可能に保持する
第3の保持手段をさらに含むことを特徴とする。
【0020】請求項2に記載の本発明によると、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、取付具は、第3の保持
手段をさらに含むことになる。そして、第3の保持手段
の働きにより、前記収納ケースは、前記第1軸と前記第
2軸との両方にほぼ直交する方向に沿った第3軸を回転
中心として回転可能にかつ固定可能に保持されることに
なる。つまり、請求項2に記載の本発明に従った光電ス
イッチ用取付具によって所定の取付部に取付けられた収
納ケースは、前記第1軸、前記第2軸および前記第3軸
の3つの軸をそれぞれ回転中心とした3つの回転方向に
関して角度調整が可能となる。したがって、さらに正確
に投光器の収納ケースと受光器の収納ケースの光軸合わ
せができる取付具が提供可能となる。
【0021】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記収納ケー
スは、前記投光素子が投光した光が通過する光通過面を
含む横断面が多角形の柱状の形状に構成されており、前
記収納ケースの前記光通過面を除くある面が前記取付部
側に向いた姿勢で前記収納ケースを保持する第1保持状
態と、前記ある面および前記光通過面以外の他の面が、
被取付部側に向いた姿勢で前記収納ケースを保持する第
2保持状態とに、選択的に切換えることが可能な姿勢切
換保持手段をさらに含むことを特徴とする。
【0022】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、取付具
は、姿勢切換保持手段をさらに含む。そして、姿勢切換
保持手段の働きにより、前記収納ケースが投光素子が投
光した光が通過する光通過面を含む横断面が多角形の柱
状の形状に構成されている場合、前記収納ケースは、前
記収納ケースの前記光通過面を除くある面が被取付部側
に向いた姿勢の第1保持状態と、前記ある面および前記
光通過面以外の他の面が被取付部側に向いた姿勢の第2
保持状態とに、選択的に切換えられる。したがって、収
納ケースは、取付部に対して異なる複数の方向を向くそ
れぞれの状態で保持され、かつ、2つの回転方向または
3つの回転方向に関して角度調整が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
[第1実施の形態]図1(a)に、本発明の第1実施の
形態に従った光電スイッチ用取付具を備えた、投光素子
または受光素子からなる光電素子を収納している収納ケ
ースの正面図を示す。図1(a)を参照して、収納ケー
ス1は、複数の投光素子または受光素子からなる光電素
子(図示せず)を、縦方向に並べた状態で、収納してい
る。なお、本実施の形態における収納ケース1の形状
は、四角柱であるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。収納ケース1の正面には、収納している光電素
子が投光または受光する光が通過する透明部材2が配置
されている。
【0024】収納ケース1の上下には、断面がコの字型
のコ型部材5およびコ型部材6がはめ込まれ、ねじ11
またはねじ12で固定されている。なお、13および1
4はねじ11および12にそれぞれはめ込まれるナット
である。そして、コ型部材5の上およびコ型部材6の下
には、断面がL字型のL型部材3およびL型部材4がそ
れぞれ固定されている。なお、L型部材3はねじ15お
よびねじ16によって、L型部材4はねじ42およびね
じ43によって、それぞれ、外部の所定の取付部に取付
けられている。そして、このように、L型部材3および
L型部材4が外部の所定の取付部に取付けられ、コ型部
材5およびコ型部材6がそれぞれL型部材3およびL型
部材4に取付けられ、さらに、収納ケース1がコ型部材
5およびコ型部材6に取付けられていることにより、収
納ケース1は前記取付部に取付けられるのである。
【0025】図1(b)は、L型部材3のコ型部材5へ
の取付状態、および、コ型部材5の収納ケース1への取
付状態を説明する説明図であり、L型部材3、コ型部材
5および収納ケース1の上部の分解斜視図に相当する。
【0026】図1(a)および図1(b)を参照して、
L型部材3は、ねじ15およびねじ16を穴28および
穴29にそれぞれ通し、所定箇所にねじ込むことによ
り、所定の取付部に取付けられる。また、L型部材3
は、ねじ17およびねじ18を、穴24および穴26に
それぞれ通し、ねじ穴22およびねじ穴23にそれぞれ
ねじ込むことにより、コ型部材5に取付けられる。な
お、L型部材3の穴24および穴26が形成されている
面には、穴25および穴27も形成されている。また、
穴26と穴24は互いに向い合い、穴25と穴27とも
互いに向い合って形成されている。穴26の形状は、ね
じ18がちょうど通る程度の大きさの円形である。そし
て、穴24、穴25および穴27の形状は、円弧状であ
り、その幅は、ねじ17が丁度通る程度である。
【0027】コ型部材5は、ねじ11を、穴21、穴1
9、穴20の順に通し、ナット13により止められるこ
とにより、収納ケース1に取付けられる。コ型部材5に
形成された穴20および穴21は、いずれも、両端に半
円を備えた棒状の穴であり、互いに向い合った場所に形
成されている。
【0028】なお、図1(a)には、補助線として、収
納ケース1に収納された状態の光電素子の配列方向にほ
ぼ沿った、収納ケース1の上下方向に延びるa軸(一点
破線)、前記a軸にほぼ直交する方向に沿った収納ケー
ス1の左右方向に延びるb軸(二点破線)、および、a
軸とb軸との両方にほぼ直交する方向に沿った収納ケー
ス1の前後方向に延びるc軸(破線)が示されている
が、これらについては後述する。
【0029】図2(a)に、コ型部材5、コ型部材6、
L型部材3およびL型部材4が取付けられた図1(a)
の収納ケース1の左側面図を示す。図2(a)の収納ケ
ース1の下端には、コ型部材6がねじ12によって取付
けられ、コ型部材6には、ねじ31およびねじ32によ
ってL型部材4が取付けられているが、これらの取付態
様は、前述の収納ケース1へのコ型部材5のねじ11を
用いた取付およびコ型部材5へのL型部材3のねじ17
およびねじ18を用いた取付と同様であるため、説明を
省略する。また、L型部材4は、L型部材3と同様に、
ねじ42を含む2本のねじによって、所定の取付部に取
付けられている。
【0030】次に、図2(b)に、図1(a)の収納ケ
ース1の平面図を示す。図2(b)を参照して、L型部
材3はコ型部材5に、ねじ17およびねじ18により取
付けられているが、図2(b)においては、コ型部材5
はL型部材3の真下に位置している。また、ここでは、
ねじ17を、円弧状の穴24の中央部で固定させてい
る。この場合、図1(a)の透明部材2とL型部材3の
穴28および穴29が形成されている面とがほぼ平行の
関係にある。つまり、図1および図2に示した収納ケー
ス1は、収納する光電素子が投光または受光する光が通
過する光通過面と向い合う面側を、前述の取付部に向い
た状態で取付けられていることになる。このような取付
状態を背面取付状態と呼ぶ。
【0031】一方、図1および図2を用いて説明した背
面取付状態とは別に、収納ケース1は、コ型部材5、コ
型部材6、L型部材3およびL型部材4を用いて、透明
部材2が備えられた面と隣り合う面が取付部側に向いた
姿勢で収納ケース1を取付部に取付ける、側面取付状態
で取付けられることも可能である。図3は、前述の側面
取付状態でのL型部材3、コ型部材5および収納ケース
1の位置関係を説明するための説明図である。図3を参
照して、L型部材3は、ねじ15およびねじ16を穴2
8および穴29にそれぞれ通し、所定の取付部に取付け
ることにより、所定の取付部に取付けられる。また、L
型部材3は、ねじ17およびねじ18を、穴25および
穴27にそれぞれ通し、ねじ穴22およびねじ穴23に
それぞれはめ込むことにより、コ型部材5に取付けられ
る。なお、ねじ17およびねじ18を、図1(b)に示
したように穴24および26にそれぞれ通すのではな
く、穴25および穴27にそれぞれ通すことから、図3
においては、L型部材3は、図1(b)の場合と比較し
て、a軸(図1(a)参照)を中心とした回転方向に約
90°回転した位置で、コ型部材5に取付けられること
になる。
【0032】また、コ型部材5は、収納ケース1に、ね
じ11を穴21、穴19、穴20の順番に通し、ナット
13にはめ込むことにより、取付けられる。
【0033】図4(a)は、図3に示すような側面取付
状態にある収納ケース1の正面図であり、図4(b)
は、図4(a)の収納ケース1の右側面図であり、図4
(c)は、図4(a)の収納ケース1の平面図である。
【0034】図4(a)、図4(b)および図4(c)
を参照して、収納ケース1の上端お下端には、コ型部材
5およびコ型部材6が、それぞれねじ11およびねじ1
2により取付けられている。また、コ型部材5の上およ
びコ型部材6の下には、それぞれねじ17、ねじ18な
らびにねじ31およびねじ32によって、L型部材3お
よびL型部材4が取付けられている。そして、L型部材
3は、ねじ15およびねじ16により、また、L型部材
4はねじ42およびねじ43により、それぞれ、外部の
所定の取付部に取付けられている。なお、図4(a)に
おける、コ型部材6の収納ケース1への取付およびL型
部材4のコ型部材6への取付は、図3を用いて説明した
ように、コ型部材5の収納ケース1への取付およびL型
部材3のコ型部材5への取付とそれぞれ同様の態様であ
るため、説明を省略する。
【0035】また、図3および図4においては、L型部
材3のねじ15およびねじ16が通る面およびL型部材
4のねじ42およびねじ43が通る面は、収納ケース1
の透明部材2が設けられた面と隣り合う面と平行になっ
ている。
【0036】以上説明したように、収納ケース1の取付
に、L型部材3、コ型部材5、コ型部材6およびL型部
材4を用いることにより、収納ケース1を背面取付する
ことも可能であり、かつ、側面取付することも可能であ
る。
【0037】そして、L型部材3、コ型部材5、コ型部
材6およびL型部材4ならびにこれらの取付に用いるね
じおよびナットにより、本実施の形態における取付具が
構成されている。
【0038】なお、図4(a)には、補助線として、収
納ケース1に収納された状態の光電素子の配列方向にほ
ぼ沿った、収納ケース1の上下方向に延びるp軸(一点
破線)、前述p軸にほぼ直交する方向に沿った収納ケー
ス1の左右方向に延びるq軸(二点破線)、および、p
軸とq軸との両方にほぼ直交する方向に沿った収納ケー
ス1の前後方向に延びるr軸(破線)が示されている
が、これらについては後述する。
【0039】また、本発明の第1実施の形態に従った取
付具を備えることにより、収納ケース1は、図1および
図2を用いて説明した背面取付状態ならびに図3および
図4を用いて説明した側面取付状態のいずれにおいて
も、2つの軸をそれぞれ回転中心とした2つの回転方向
に関して角度調整が可能である。
【0040】第1実施の形態に従った取付具を備えた収
納ケースが、このような、2つの回転方向に関する角度
調整を行なえることにより、複数の投光素子を収納する
投光器の収納ケースと複数の受光素子を収納する受光器
の収納ケースが一対となって多光軸光電スイッチに使用
される場合に、[従来の技術]の欄で述べた投光器と受
光器の「光軸合わせ」をより正確に行なうことが可能と
なる。
【0041】以下に、収納ケース1の2つの軸をそれぞ
れ回転中心とした2つの回転方向に関する角度調整を、
背面取付状態と側面取付状態のそれぞれについて説明す
る。
【0042】図5は、背面取付状態にある収納ケース1
のa軸(図1(a)参照)を回転中心とした回転方向に
関する角度調整を説明する説明図である。なお、図5
(a)は、収納ケース1の角度調整を行なう前の収納ケ
ース1の平面図であり、図5(b)は、収納ケース1を
a軸を回転中心とした回転方向に角度調整を行なった後
の収納ケース1の平面図である。なお、図5(a)およ
び図5(b)においては、ねじ15およびねじ16は省
略している。
【0043】図5(a)および図5(b)では、ねじ1
7およびねじ18により、L型部材3はコ型部材5に取
付けられている。なお、図5(a)では、コ型部材5
は、L型部材3の真下にあり隠れているため、図示して
いない。
【0044】図5(a)と図5(b)を比較すると、ね
じ17の穴24内の通過位置がずれていることがわか
る。ねじ17の穴24内の通過位置がずれることによ
り、コ型部材5のL型部材3に対する取付位置がずれ、
さらに、コ型部材5に取付けられている収納ケース1の
L型部材3に対する相対位置がずれている。したがっ
て、図5(a)に示した、移動前の、収納ケース1に収
納された光電スイッチの配列方向を基準とした軸bおよ
びcは、角度θ1 だけずれ、点線で示すb′軸、c′軸
へと移動している。このように、ねじ17の穴24内の
通過位置を変化させることにより、背面取付状態にある
収納ケース1のa軸を回転中心とした回転ほこに関する
角度調整が行なわれるのである。
【0045】次に、側面取付状態にある収納ケース1の
p軸を回転中心とした回転方向に関する角度調整につい
て説明する。図6(a)は、側面取付状態にある収納ケ
ース1のp軸を回転中心とした回転方向に関する角度調
整を行なう前の収納ケース1の平面図であり、図6
(b)は、前記角度調整を行なった後の収納ケース1の
平面図である。
【0046】図6(a)および図6(b)においては、
ねじ17およびねじ18により、L型部材3はコ型部材
5に取付けられている。図6(a)と図6(b)を比較
すると、ねじ17の穴25内の通過位置がずれ、かつ、
ねじ18の穴27内の通過位置がずれている。これらの
通過位置のずれによって、コ型部材5のL型部材3に対
する取付位置がずれ、さらに、コ型部材5に取付けられ
ている収納ケース1のL型部材3に対する相対位置もず
れている。したがって、図6(a)に示した、角度調整
前の、収納ケース1に収納された光電スイッチの配列方
向を基準としたr軸およびq軸は、角度θ2 だけ移動
し、それぞれ、点線で示したr′軸およびq′軸へと変
化している。このように、側面取付状態にある収納ケー
ス1のp軸を回転中心とした回転方向に関する角度調整
が行なわれるのである。
【0047】次に、背面取付状態にある収納ケース1お
よび側面取付状態にある収納ケース1の、b軸およびq
軸をそれぞれ回転中心とした回転方向に関する角度調整
について説明する。なお、これらの角度調整は、収納ケ
ース1、コ型部材5、ねじ11、コ型部材6およびねじ
14が関与するものであり、これらの位置関係は、収納
ケース1が背面取付状態にあっても側面取付状態にあっ
ても変化しないことから、代表して、背面取付状態にあ
る収納ケース1のb軸を回転中心とした回転方向に関す
る角度調整についてのみ説明を行なう。
【0048】図7(a)は、背面取付状態にある収納ケ
ース1のb軸を回転中心とした回転方向に関する角度調
整を行なう前の収納ケース1の左側面図であり、図7
(b)は、前記角度調整を行なった後の収納ケース1の
左側面図である。なお、図7(a)および図7(b)に
おいては、コ型部材5およびコ型部材6の収納ケース1
より手前側にある部分は図示を省略している。また、3
0′は、コ型部材6の収納ケース1の向こう側の部分に
形成された穴であり、前述の穴30(図2参照)、穴2
0および穴21(図1参照)と同様の形状を有する。ま
た、コ型部材5は、釘11が、穴21(図2参照)に通
され、収納ケース1を通過し、穴20に通され、さら
に、収納ケース1の向こう側でナットに固定されること
により、収納ケース1に取付けられ、コ型部材6は、ね
じ12が、穴30(図2参照)に通され、収納ケース1
を通過し、穴30′に通され、収納ケース1の向こう側
でナットに固定されることにより、収納ケース1に固定
される。また、L型部材3はねじ17およびねじ18に
よりL型部材5に取付けられ、L型部材4はねじ31お
よびねじ32によりコ型部材6に取付けられる。
【0049】図7(a)と図7(b)を比較すると、ね
じ11の穴20内の通過位置がずれ、さらに、ねじ12
の穴30′内の通過位置がずれている。このようなねじ
11およびねじ12の通過位置のずれによって、図7
(a)と図7(b)とでは、固定されている収納ケース
1の位置にずれが生じる。したがって、図7(a)に示
した、角度調整前の、収納ケース1に収納された光電素
子の配列方向を基準とした軸aは、角度θ3 だけずれ、
点線のa′軸へと移動してしまう。このように、b軸を
回転中心とした回転方向に関する角度調整が行なわれる
のである。
【0050】また、この場合、L型部材3およびL型部
材4は角度調整には関与していないため、背面取付状態
の収納ケース1に関するa軸を、側面取付状態にある収
納ケース1についてのp軸に置換えて考えることができ
る。したがって、側面取付状態にある収納ケース1のq
軸を回転中心とした回転方向の角度調整も、上述のよう
に行なわれることになる。
【0051】[第2実施の形態]本発明の第2実施の形
態に従う取付具を備えた多光軸光電スイッチの投光器ま
たは受光器の収納ケースは、背面取付状態において3つ
の軸を回転中心とした3つの回転方向の角度調整が可能
である。以下に、本実施の形態に従った取付具を備えた
投光器または受光器の収納ケースの3つの回転方向の角
度調整について説明する。なお、本実施の形態の取付具
は、第1実施の形態の取付具の中のL型部材3とL型部
材4とをそれぞれ別部材に変更したものであるため、こ
こでは、第1実施の形態からの変更部分のみを説明する
こととする。
【0052】なお、第2実施の形態に従った取付具を備
えた収納ケースが、このような、3つの回転方向に関す
る角度調整を行なえることにより、投光器の収納ケース
と受光器の収納ケースが一対となって多光軸光電スイッ
チに使用される場合に、前述の投光器と受光器の「光軸
合わせ」をより正確に行なうことが可能となる。
【0053】図8は、本発明の第2実施の形態を説明す
る説明図であり、収納ケース1の上部に第2実施の形態
に従う取付具を備えた状態を説明する説明図である。図
8を参照して、コ型部材5は、図1(b)を用いて説明
したように、ねじ11が穴20、穴19、穴21の順に
通され、ナット13にねじ込まれることにより、収納ケ
ース1に固定される。
【0054】そして、本実施の形態においては、図1
(b)に示したL型部材3の代りに、L型部材50が、
コ型部材5および外部の所定の取付部に取付けられる。
このL型部材50は、同一面上に穴51、穴52、穴5
3および穴54を有しており、これらの4つの穴の形状
は、L型部材3の穴24、穴25、穴26および穴27
とそれぞれに対応して同様の形状を有しているため、説
明を省略する。また、L型部材50は、穴51、穴5
2、穴53および穴54の4つの穴が形成される面と異
なる面上には、穴55が形成されている。穴55の形状
は、穴20および穴21と同様の、両端に半円を備えた
棒状である。そして、L型部材50は、ねじ56を、穴
55に通して、所定箇所に取付けることにより、外部の
所定の取付部に取付けられる。また、L型部材50は、
ねじ57およびねじ58を、穴53および穴51にそれ
ぞれ通し、ねじ穴23およびねじ穴22にそれぞれねじ
込むことにより、コ型部材5に取付けられる。
【0055】なお、本実施の形態においては、収納ケー
ス1の下部にも、同様のコ型部材の変更が行なわれる。
図9に、収納ケース1が本実施の形態に従った取付具に
よって所定の取付部に取付けられている状態を示す。
【0056】図9を参照して、本実施の形態の取付具に
おいては、図8を用いて説明したL型部材50に加え、
図1(a)に示したL型部材4の代りにコ型部材6およ
び外部の所定の取付部に取付けられるL型部材60が、
含まれる。このL型部材60は、前述のL型部材50と
同様の構造を有し、穴65は穴55と同様の構造を有す
るため、詳細な説明を省略する。なお、L型部材60
は、図示せぬねじを穴65を通して所定箇所に固定する
ことにより、外部の所定の取付部に固定される。
【0057】つまり、本実施の形態においては、L型部
材50、L型部材60、コ型部材5、コ型部材6および
これらをそれぞれの部材等に取付けるねじ11等の複数
のねじにより、取付具が構成されている。
【0058】なお、図9に示す収納ケース1は、背面取
付状態で外部の所定の取付部に取付けられている。ま
た、補助線として示したa軸、b軸およびc軸の3つの
軸は、図1に示したものと同様である。
【0059】次に、図9の背面取付状態にある収納ケー
ス1を前述のa軸、b軸およびc軸の3つの軸を回転中
心とした3つの回転方向に関する角度調整について説明
するが、a軸およびb軸の2つの軸を回転中心とした2
つの回転方向に関する角度調整については、第1実施の
形態で説明したように、第1実施の形態から変更したL
型部材3およびL型部材4は関与していなかったので、
説明を省略する。そして、以下では、3つめの軸である
c軸を回転中心とした回転方向に関する角度調整につい
て説明する。
【0060】図9では、L型部材50およびL型部材6
0は、ねじ56および穴65を通る図示せぬねじを、そ
れぞれ穴55内および穴65内のほぼ中心部に通して外
部の所定箇所に固定させて、所定の取付部に取付けられ
ている。
【0061】ここで、ねじ56の穴55内の通過位置を
左右のいずれか一方にずらし、穴65を通る図示せぬね
じの穴65内の通過位置を左右のいずれか他方にずらす
と、収納ケース1の位置は、図9の位置と比較して、通
過位置のずれに応じた角度だけ、c軸を回転中心とした
回転方向に関して回転していることになる。
【0062】以上のようにして、収納ケース1のc軸を
回転中心とした回転方向に関する角度調整が行なわれ
る。
【0063】[第3実施の形態]本発明の第3実施の形
態に従う取付具を備えた多光軸光電スイッチの投光器ま
たは受光器の収納ケースは、背面取付状態および側面取
付状態において3つの軸を回転中心とした3つの回転方
向の角度調整が可能である。以下に、本実施の形態に従
った取付具を備えた投光器または受光器の収納ケースの
背面取付状態および側面取付状態での3つの回転方向の
角度調整について説明する。なお、本実施の形態の取付
具は、第2実施の形態の収納ケース1の上下に別部材を
取付けたような構成であるため、ここでは、第2実施の
形態からの変更部分のみを説明することとする。
【0064】なお、第3実施の形態に従った取付具を備
えた収納ケースが、このような、異なる複数の取付状態
において3つの回転方向に関する角度調整を行なえるこ
とにより、投光器の収納ケースと受光器の収納ケースが
一対となって多光軸光電スイッチに使用される場合に、
前述の投光器と受光器の「光軸合わせ」をより正確に、
かつ、多くの条件の下で行なうことが可能となる。
【0065】図10は、本発明の第3実施の形態を説明
する説明図である。図10(a)を参照して、本実施の
形態においては、収納ケース100の上下に角度変更部
材70が取付けられる。収納ケース100は、ここまで
説明してきた収納ケース1が有する穴19は有しておら
ず、その上面100aにはねじ穴73a〜dを有してい
るが、収納する光電素子が投光または受光する光が通過
する透明部材101をその一面に備える等の構成は、収
納ケース1と同様の構成を有している。なお、図10で
は、収納ケース1の上に角度変更部材70が取付けられ
る様子のみを示す。角度変更部材70は、角度変更部材
70を貫通する穴70a〜dの4つの穴と、穴70a〜
dとは異なる平面に形成され角度変更部材70を貫通す
る穴72を有している。
【0066】角度変更部材70は、ねじ71a〜dを、
それぞれ70a〜dに通し、ねじ73a〜dにそれぞれ
ねじ込むことによって、収納ケース100に取付けられ
る。
【0067】本実施の形態においては、収納ケース10
0の下部にも、穴70a〜d、穴72に相当する穴が形
成され、角度変更部材70に相当する角度変更部材がね
じ71a〜dに相当するねじによって取付けられる構成
を有している。
【0068】図10(b)に、角度変更部材70が、収
納ケース100の上部に取付けられた状態を示す。本実
施の形態においては、角度変更部材70には、穴72を
穴19(図8参照)の代りとして、穴72にねじ11を
通すことにより、コ型部材5が取付けられる。そして、
コ型部材5には、L型部材50が取付けられる。そし
て、L型部材50は、所定の取付部に取付けられる。こ
のようにして、収納ケース100は、所定の取付部に取
付けられる。収納ケース100の下部にも角度変更部材
70と同様の構成を有する角度変更部材が取付けられて
いることから、図8と図10(b)を比較すると、図1
0(b)の状態にある収納ケース100は、第2実施の
形態の収納ケース1と同様に、背面取付状態にあること
がわかる。
【0069】ここで、角度変更部材70および収納ケー
ス100の下部に取付けられる角度変更部材は、図10
(b)の状態から、二点破線の補助線sで示した、収納
ケースに収納される光電素子の配列方向にほぼ沿った軸
を回転中心とした回転方向に関して90°回転させて、
取付けることもできる。
【0070】図10(c)に、角度変更部材70を、図
10(b)の状態から90°回転させて取付けた状態を
示す。図10(c)および図8を参照して、角度変更部
材70および収納ケース100の下部にある角度変更部
材を図10(b)の状態から90°回転させ、図10
(c)の状態にある穴72にねじ11を通し、収納ケー
ス100の下部にある角度変更部材にある穴にも同様に
ねじ12を通すと、収納ケース100は結果として、側
面取付状態になる。
【0071】以上をまとめると、本実施の形態に従った
取付具は、収納ケース100の上下にそれぞれ角度変更
部材が取付けられているため、収納ケース100を背面
取付状態にも側面取付状態にも固定することができる。
また、本実施の形態の取付具は、第2実施の形態におけ
る構成を削除することなく、第2実施の形態の収納ケー
ス1の上下に別部材を取付けたような構成である。した
がって、本実施の形態に従えば、背面取付状態および側
面取付状態の両方の取付状態にある収納ケース100を
3つの軸をそれぞれ回転中心とした3つの回転方向に関
する角度調整が可能な取付具を、提供可能になる。
【0072】なお、今回開示された実施の形態は、全て
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく前
掲の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれること
が意図される。
【0073】
【課題を解決するための手段の具体例】
[1] 図1に示したa軸によって、収納状態の投光素
子または受光素子の配列方向にほぼ沿った第1軸が構成
され、b軸によって、第1軸に対しほぼ直交する方向に
沿った第2軸が構成されている。
【0074】また、第1実施の形態で説明した、L型部
材3、コ型部材5、穴24、L型部材3をコ型部材5に
取付けるねじ17および18、L型部材4、コ型部材
6、L型部材4上のねじ32が通る穴、ならびに、L型
部材4をコ型部材6に取付けるねじ31および32によ
って、収納ケース1を第1軸を回転中心として回転可能
に固定可能に保持する第1の保持手段が構成されてい
る。
【0075】また、第1実施の形態で説明した、コ型部
材5、穴21、穴22、ねじ11、ナット13、コ型部
材6、ねじ12、穴30、コ型部材6上の穴30と向い
合う穴、ならびに、ナット14によって、収納ケース1
を第2軸を回転中心として回転可能にかつ固定可能に保
持する第2の保持手段が構成されている。
【0076】そして、上記の第1の保持手段および第2
の保持手段、ならびに、L型部材3およびL型部材4を
所定箇所に取付けるねじ15等の複数のねじによって、
投光器の投光素子が投光した光を受光器の受光素子が受
光する投受光方式の検出装置の投光器または受光器の収
納ケースを取付けるための、取付具が構成されている。
【0077】[2] 第2実施の形態で説明したよう
に、図9に示したa軸によって、収納状態の投光素子ま
たは受光素子の配列方向にほぼ沿った第1軸が構成さ
れ、b軸によって、第1軸に対しほぼ直交する方向に沿
った第2軸が構成され、c軸によって、第1軸と第2軸
の両方に対しほぼ直交する方向に沿った第3軸が構成さ
れている。また、第2実施の形態で説明した、L型部材
50、コ型部材5、穴51、L型部材3をコ型部材5に
取付けるねじ57および58、L型部材60、コ型部材
6、L型部材60上のL型部材60をコ型部材6に取付
けるねじが通る穴、ならびに、L型部材60をコ型部材
6に取付けるねじによって、収納ケース1を第1軸を回
転中心として回転可能にかつ固定可能に保持する第1の
保持手段が構成されている。
【0078】また、第2実施の形態で説明した、コ型部
材5、穴21、穴22、ねじ11、ナット13、コ型部
材6、ねじ12、穴30、コ型部材6上の穴30と向い
合う穴、ならびに、ナット14によって、収納ケース1
を第2軸を回転中心として回転可能に固定可能に保持す
る第2の保持手段が構成されている。
【0079】また、第2実施の形態で説明した、穴5
5、ねじ56、穴65、ならびに、穴65に通されるね
じによって、収納ケース1を第3軸を回転中心として回
転可能にかつ固定可能に保持する第3の保持手段が構成
されている。
【0080】[3] 第3実施の形態で説明した、角度
変更部材70、収納ケース100の下部に取付けられる
角度変更部材、ねじ11、ならびに、ねじ12によっ
て、たとえば背面取付状態のような収納ケース100の
光通過面を除くある面が取付部側に向いた姿勢で収納ケ
ース100を保持する第1保持状態と、たとえば側面取
付状態のような、前記ある面および光通過面以外の他の
面が取付部側に向いた姿勢で収納ケース100を保持す
る第2保持状態とに、収納ケースの保持状態を選択的に
切換えることが可能な姿勢切換保持手段が構成されてい
る。
【0081】[4] この発明のその他の特定例 (1) 第1実施の形態で説明した、図1(b)に示す
穴19、穴20および穴21の形状の変形例を以下に説
明する。。図11にこれらの形状の変形例を示す。
【0082】図11(a)を参照して、収納ケース1の
上部に形成された穴19の変形例である穴519は、ね
じ11の太さとほぼ同じ幅を有し、断面が両端に半円を
有する棒状の形状を有した収納ケース1を貫通する穴で
ある。そして、穴520および穴521は、コ型部材5
に形成された穴20および穴21の変形例である。穴5
20および穴521は、ねじ11がちょうど通る程度の
大きさであるが、穴521はねじ11をねじ込むことが
できるねじ穴となっている。なお、収納ケース1の下部
の穴30等の相当する部分においても同様の変形が可能
である。図11(b)は図11(a)のP−P線に沿う
矢視断面図である。コ型部材5を収納ケース1に取付け
る場合、ねじ11は、穴520、穴519、穴521の
順に通され、穴519内の通過位置を変更し、収納ケー
ス1の下部においてもねじ12の通過位置を適宜変更す
ることにより、収納ケース1はb軸を回転中心とした回
転方向に関して角度調整が可能となる。なお、このよう
な構成にすることにより、ねじ穴521によってねじ1
1が固定可能であるため、ねじ11を固定するためのナ
ットは必要なくなり、取付具において、さらに、構成部
品を削減することが可能となる。
【0083】(2) 第1実施の形態で説明した図1
(b)に示すコ型部材5の形状および穴19構成の変形
例を以下に説明する。図12にこれらの形状および構成
の変形例を示す。
【0084】図12(a)を参照して、収納ケース1の
上部に形成された穴19の変形例である619は、ねじ
11の太さとほぼ同じ幅を有するねじ穴である。収納ケ
ース1の上部にネジ11によって取付けられる、コ型部
材5の変形例である接続部材605は、断面がL型であ
る。つまり、図1(b)に示すコ型部材5から穴20が
形成されている面を削除したような形状を有している。
【0085】接続部材605は、ねじ11を穴21に通
しねじ穴619にねじ込んで固定することにより、前述
のように、収納ケース1の上部に取付けられる。図12
(b)は図12(a)のQ−Q線に沿う矢視断面図であ
る。この変形例においては、ねじ穴619の内部にねじ
溝が刻んであることから、ねじ11は、先端にナットを
かまさなくとも、固定可能となる。したがって、この変
形例においては、図1(b)に示すようなナット13は
必要なくなり、さらに、コ型部材5を、その一面(穴2
0が形成されている面)を削除したような形状を有する
接続部材605で代用することができる。したがって、
取付具において、さらに、構成部品および構成部品の材
料の使用量を削減することが可能となる。
【0086】(3) 第3実施の形態において、収納ケ
ースの形状を四角柱としていたが、本発明に従った取付
具を適用する投光器または受光器の収納ケースの形状は
これに限定されるわけではない。したがって、第1保持
状態、第2保持状態についても、それぞれ、背面取付状
態、側面取付状態に限定されるものではない。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の発明については、本発
明に従った取付具は、第1の保持手段と第2の保持手段
とを含んでいる。そして、第1の保持手段の働きによ
り、前記収納ケースは、収納ケースに収納された複数の
投光素子または受光素子の配列方向にほぼ沿った第1軸
を回転中心として回転可能にかつ固定可能に保持され
る。また、第2の保持手段の働きにより、収納ケース
は、前記第1軸に対しほぼ直交する方向に沿った第2軸
を回転中心として回転可能にかつ固定可能に保持され
る。つまり、請求項1に記載の本発明に従った取付具に
よって収納ケースを取付けた場合、収納ケースは、前記
第1軸および前記第2軸のそれぞれを回転中心とした2
つの回転方向に回転可能にかつ固定可能に保持されるこ
とになる。したがって、より正確に投光器の収納ケース
と受光器の収納ケースの光軸合わせができる取付具が提
供可能となる。また、第1実施の形態では、上記の第1
の保持手段および第2の保持手段をプレス加工によって
製造可能な部材で構成している。したがって、上記のよ
うな効果を有する第1の保持手段および第2の保持手段
を、より容易に得ることができる。
【0088】請求項2に記載の発明については、取付具
は、第3の保持手段をさらに含むことになる。そして、
第3の保持手段の働きにより、前記収納ケースは、前記
第1軸と前記第2軸との両方にほぼ直交する方向に沿っ
た第3軸を回転中心として回転可能にかつ固定可能に保
持されることになる。つまり、請求項2に記載の本発明
に従った光電スイッチ用取付具によって所定の取付部に
取付けられた収納ケースは、前記第1軸、前記第2軸お
よび前記第3軸の3つの軸をそれぞれ回転中心とした3
つの回転方向に関して角度調整が可能となる。したがっ
て、さらに正確に投光器の収納ケースと受光器の収納ケ
ースの光軸合わせができる取付具が提供可能となる。ま
た、第2実施の形態では、上記の第1の保持手段、第2
の保持手段および第3の保持手段をプレス加工によって
製造可能な部材で構成している。したがって、上記のよ
うな効果を有するを第1の保持手段、第2の保持手段お
よび第3の保持手段、より容易に得ることができる。
【0089】請求項3に記載の発明については、取付具
は、姿勢切換保持手段をさらに含む。そして、姿勢切換
保持手段の働きにより、前記収納ケースが投光素子が投
光した光が通過する光通過面を含む横断面が多角形の柱
状の形状に構成されている場合、前記収納ケースは、前
記収納ケースの前記光通過面を除くある面が被取付部側
に向いた姿勢の第1保持状態と、前記ある面および前記
光通過面以外の他の面が被取付部側に向いた姿勢の第2
保持状態とに、選択的に切換えられる。したがって、収
納ケースは、取付部に対して異なる複数の方向を向くそ
れぞれの状態で保持され、かつ、2つの回転方向または
3つの回転方向に関して角度調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1実施の形態に従った取
付具を備えた投光素子または受光素子からなる光電素子
を収納している収納ケースの正面図であり、(b)は、
(a)のL型部材のコ型部材への取付状態、および、コ
型部材の収納ケースへの取付状態を説明する説明図であ
る。
【図2】(a)は、図1(a)の収納ケースの左側面図
であり、(b)は、図1(a)の収納ケースの平面図で
ある。
【図3】側面取付状態でのL型部材、コ型部材および収
納ケースの位置関係を説明するための説明図である。
【図4】(a)は、側面取付状態にある収納ケースの正
面図であり、(b)は、(a)の収納ケースの右側面図
であり、(c)は、(a)の収納ケースの平面図であ
る。
【図5】背面取付状態にある収納ケースの角度調整を説
明する説明図である。
【図6】側面取付状態にある収納ケースの角度調整を説
明する説明図である。
【図7】背面取付状態にある収納ケースの角度調整を説
明する説明図である。
【図8】本発明の第2実施の形態に従った取付具の構造
を説明する説明図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に従った取付具によっ
て収納ケースが所定の取付部に取付けられている状態を
説明する説明図である。
【図10】本発明の第2実施の形態に従った取付具の構
造を説明する説明図である。
【図11】本発明の第1実施の形態の変形例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第1実施の形態の変形例を示す図で
ある。
【図13】(a)は、収納ケースが従来の取付具で取付
けられた状態を説明する説明図であり、(b)は、
(a)の収納ケースと従来の取付具の接続関係を示す説
明図である。
【図14】投光器および受光器からなる多光軸光電スイ
ッチが一般的な取付具で取付けられた装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 収納ケース 2 透明部材 3,4 L型部材 5,6 コ型部材 11,12,15,16,17,18 ねじ 13,14 ナット 19,20,21,24,25,26,27,28,2
9 穴 22,23 ねじ穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光器の投光素子が投光した光を受光器
    の受光素子が受光する投受光方式の検出装置の投光器ま
    たは受光器の収納ケースを、取付けるための取付具であ
    って、 前記収納ケースに収納された複数の投光素子または受光
    素子の配列方向にほぼ沿った第1軸を回転中心として前
    記収納ケースを回転可能にかつ固定可能に保持する第1
    の保持手段と、 前記第1軸に対しほぼ直交する方向に沿った第2軸を回
    転中心として前記収納ケースを回転可能にかつ固定可能
    に保持する第2の保持手段とを含む、取付具。
  2. 【請求項2】 前記第1軸と前記第2軸との両方にほぼ
    直交する方向に沿った第3軸を回転中心として前記収納
    ケースを回転可能にかつ固定可能に保持する第3の保持
    手段をさらに含む、請求項1に記載の取付具。
  3. 【請求項3】 前記収納ケースは、前記投光素子が投光
    した光が通過する光通過面を含む横断面が多角形の柱状
    の形状に構成されており、 前記収納ケースの前記光通過面を除くある面が被取付部
    側に向いた姿勢で前記収納ケースを保持する第1保持状
    態と、前記ある面および前記光通過面以外の他の面が、
    被取付部側に向いた姿勢で前記収納ケースを保持する第
    2保持状態とに、選択的に切換えることが可能な姿勢切
    換保持手段をさらに含む、請求項1または請求項2に記
    載の取付具。
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