JP2001066487A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鏡筒本体に対して光軸方向に移動可能な可動レンズ保持部材と、前記鏡筒本体に取り付けられ、前記可動レンズ保持部材を光軸方向に移動ガイドするガイド部材と、このガイド部材に嵌合して光軸直交方向について位置決めされるとともに、前記鏡筒本体と光軸方向において係合する係合部を有する固定レンズ保持部材とを備えたレンズ鏡筒において、
前記係合部を、少なくとも前記固定レンズ保持部材における周方向3箇所に設けたことを特徴とするレンズ鏡筒。
【請求項2】 前記少なくとも3箇所の係合部は、
前記固定レンズ保持部材の前記鏡筒本体に対する光軸方向の位置決めを行う第1の係合部と、
この第1の係合部を中心とした前記固定レンズ保持部材の光軸方向への倒れ移動を阻止する第2の係合部と、
これら第1および第2の係合部を中心とした前記固定レンズ保持部材の光軸方向への倒れを阻止する第3の係合部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】 前記第2の係合部は、前記第1の係合部に対して光路を挟んだ反対側の位置に設けられ、
前記第3の係合部は、前記第1および第2の係合部を結んだ光軸直交方向線に直交する線上の位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】 光軸を挟んだ2箇所にそれぞれ前記ガイド部材が配置され、前記固定レンズ保持部材が一方のガイド部材に嵌合して光軸直交方向について位置決めされるとともに、他方のガイド部材に係合して前記一方のガイド部材を中心とする回転を阻止されており、
前記第1の係合部が前記固定レンズ保持部材における前記一方のガイド部材との嵌合部分の近傍に設けられ、前記第2の係合部が前記固定レンズ保持部材における前記他方のガイド部材との係合部分の近傍に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】 前記固定レンズ保持部材の光軸方向両側に前記可動レンズ保持部材が配置されており、
これら可動レンズ保持部材のうち一方の可動レンズ保持部材が、前記一方のガイド部材によって移動ガイドされる、前記固定レンズ保持部材側に延出形成されたスリーブ嵌合部を有するとともに、前記他方のガイド部材によって前記一方のガイド部材を中心とする回転が阻止され、
他方の可動レンズ保持部材が、前記他方のガイド部材によって移動ガイドされる、前記固定レンズ保持部材側に延出形成されたスリーブ嵌合部を有するとともに、前記一方のガイド部材によって前記他方のガイド部材を中心とする回転が阻止されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】 前記少なくとも3つの係合部は、前記固定レンズ保持部材における光軸直交方向への延出部分として形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】 請求項1から6のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒を備えたことを特徴とする光学機器。
【請求項1】 鏡筒本体に対して光軸方向に移動可能な可動レンズ保持部材と、前記鏡筒本体に取り付けられ、前記可動レンズ保持部材を光軸方向に移動ガイドするガイド部材と、このガイド部材に嵌合して光軸直交方向について位置決めされるとともに、前記鏡筒本体と光軸方向において係合する係合部を有する固定レンズ保持部材とを備えたレンズ鏡筒において、
前記係合部を、少なくとも前記固定レンズ保持部材における周方向3箇所に設けたことを特徴とするレンズ鏡筒。
【請求項2】 前記少なくとも3箇所の係合部は、
前記固定レンズ保持部材の前記鏡筒本体に対する光軸方向の位置決めを行う第1の係合部と、
この第1の係合部を中心とした前記固定レンズ保持部材の光軸方向への倒れ移動を阻止する第2の係合部と、
これら第1および第2の係合部を中心とした前記固定レンズ保持部材の光軸方向への倒れを阻止する第3の係合部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】 前記第2の係合部は、前記第1の係合部に対して光路を挟んだ反対側の位置に設けられ、
前記第3の係合部は、前記第1および第2の係合部を結んだ光軸直交方向線に直交する線上の位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】 光軸を挟んだ2箇所にそれぞれ前記ガイド部材が配置され、前記固定レンズ保持部材が一方のガイド部材に嵌合して光軸直交方向について位置決めされるとともに、他方のガイド部材に係合して前記一方のガイド部材を中心とする回転を阻止されており、
前記第1の係合部が前記固定レンズ保持部材における前記一方のガイド部材との嵌合部分の近傍に設けられ、前記第2の係合部が前記固定レンズ保持部材における前記他方のガイド部材との係合部分の近傍に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】 前記固定レンズ保持部材の光軸方向両側に前記可動レンズ保持部材が配置されており、
これら可動レンズ保持部材のうち一方の可動レンズ保持部材が、前記一方のガイド部材によって移動ガイドされる、前記固定レンズ保持部材側に延出形成されたスリーブ嵌合部を有するとともに、前記他方のガイド部材によって前記一方のガイド部材を中心とする回転が阻止され、
他方の可動レンズ保持部材が、前記他方のガイド部材によって移動ガイドされる、前記固定レンズ保持部材側に延出形成されたスリーブ嵌合部を有するとともに、前記一方のガイド部材によって前記他方のガイド部材を中心とする回転が阻止されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】 前記少なくとも3つの係合部は、前記固定レンズ保持部材における光軸直交方向への延出部分として形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】 請求項1から6のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒を備えたことを特徴とする光学機器。
5は前玉レンズ群1を保持する前玉鏡筒である。この前玉鏡筒5は、図3に示すように、上方向および結像面方向に開口しているとともに、左右側面および下面として結像面方向に延長された面を有している。
フォーカシングレンズ群4を保持するRR移動環9は、後述する中間枠12の側に延出形成されたスリーブ部9aにてガイドバー6bに嵌合している。スリーブ部9aの長さを十分長く設定することにより、RR移動環9(フォーカシングレンズ群4)の光軸方向に対する傾き(倒れ)を阻止することができる。また、RR移動環9におけるスリーブ部9aに対して光路を挟んだ略反対側の位置に形成されたU溝部9bは、ガイドバー6aに係合し、RR移動環9のガイドバー6bを中心とする回転を阻止している。これらスリーブ部9aおよびU溝部9bのガイドバー6b,6aとの嵌合又は係合により、RR移動環9(フォーカシングレンズ群4)の光軸の位置出しを行うことができる。
ここで、V移動環8およびRR移動環9は、スリーブ部8a,9aの光軸方向長さ(スリーブ長)を長く設定することで倒れが阻止されているが、このために中間枠12のガイドバー6aに対する嵌合長さを長く設定することは困難である。このため、本実施形態では、中間枠12に、前玉鏡筒5との係合部を周方向3箇所に設けることにより、中間枠12(アフォーカルレンズ群3)の倒れを阻止している。
このような構成において、係合部12cもしくは係合部12dが係止溝部5iもしくは係止溝部5jに係合することにより、中間枠12の前玉鏡筒5に対する光軸方向位置決めを行う。そして、反対側の係合部12dもしくは係合部12cが係止溝部5jもしくは係止溝部5iに係合することで、上記位置決めの係合部を中心とする中間枠12の倒れ(図8に示すX軸方向の倒れ)を阻止する。さらに、係合部12eが係止長穴部5kに係合することで、係合部12cおよび係合部12dを中心とする中間枠12の倒れ(図8に示すY軸方向の倒れ)を阻止する。なお、これら係合部12c,12d,12eと係止溝部5i,5j又は係止長穴部5kとの係合は、組立性を悪化させない範囲で軽い圧入設定としてもよい。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24560399A JP4387509B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24560399A JP4387509B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器 |
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---|---|
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JP4387509B2 JP4387509B2 (ja) | 2009-12-16 |
Family
ID=17136185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24560399A Expired - Fee Related JP4387509B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器 |
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JP5426257B2 (ja) * | 2009-07-03 | 2014-02-26 | 富士フイルム株式会社 | レンズ鏡筒のシフト機構及びプロジェクタ |
JP6136089B2 (ja) * | 2012-03-08 | 2017-05-31 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
CN104360563A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-02-18 | 天津市电视技术研究所 | 一种用于高温环境下摄像机的水冷防护套冷却水循环系统 |
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1999
- 1999-08-31 JP JP24560399A patent/JP4387509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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