JPH1074298A - 車両動態管理システム - Google Patents

車両動態管理システム

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JPH1074298A
JPH1074298A JP8230398A JP23039896A JPH1074298A JP H1074298 A JPH1074298 A JP H1074298A JP 8230398 A JP8230398 A JP 8230398A JP 23039896 A JP23039896 A JP 23039896A JP H1074298 A JPH1074298 A JP H1074298A
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JP
Japan
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vehicle
customer
communication
monitoring device
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JP8230398A
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English (en)
Inventor
Shuzo Uchiumi
秀三 内海
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視センター側で、配送車両の現在地及び客
先等の情報等を瞬時に確認することができ、従って、客
先からの問い合わせ等に即座に対応しうる車両動態管理
システムを提供する。 【解決手段】 車両に搭載された車載機と監視センター
に設置された監視装置との間で、無線回線を利用してデ
ータ通信を行って、監視センター側で車両動態を監視す
る車両動態監視システムにおいて、前記車載機側より前
記監視装置側へイベント情報、車両位置情報、貨物情報
の内の少なくとも一つをデータ伝送して、前記監視装置
側で、予め設定した客先テーブルを参照して受信データ
に基づいて、モニタに表示した地図上にイベントマーク
と客先情報とを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物の集配車両等
の車両位置や配送完了/未完了等の車両動態を確認、管
理する車両動態管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物の運送車両やタクシー等で
は、いわゆる業務無線用の無線機等を搭載して、基地局
から集荷や配車の指示を行うことによって、車両運行の
効率化が図られている。
【0003】荷物の集配車両の場合、典型的な従来技術
では、各車両毎に予め担当地域が割り当てられており、
顧客から基地局へ集荷の依頼があると、基地局ではその
顧客の所在地を担当している車両を判別し、該当する車
両に集荷の指示を送信することにより、車両運行の効率
化が図られている。
【0004】上述のような従来技術において、複数の顧
客の所在地等の関係から、比較的広い地域を複数の車両
で担当するようにした場合には、顧客からの集荷依頼に
対して、基地局は各車両に現在地と積載状況等を間合わ
せて、集荷すべき車両を選定する必要があり、配車作業
が煩雑であるという問題点があった。
【0005】このような問題点を解消するものとして、
例えば、特開平07ー152999号公報において、車
両の運行状態表示装置が提案されている。この装置で
は、宅配用車両運行監視センターのモニターに、各車両
の位置情報と配送完了/未完了等の動態情報とが表示さ
れ、基地局では、これらの表示情報で各車両の位置や動
態を把握、確認しながら、顧客からの集荷依頼に対応し
た最適な車両を、各車両への煩雑な問い合わせ作業を行
うことなく、容易に決定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の車両の運行状態表示装置では、基地局側で配車を管理
するオペレータは、モニター上で車両位置や配送完了/
未完了状態を確認できるのみで、客先等については即座
に確認できず、従って、どの客先へどのような荷物が配
送されたのかを瞬時に確認することができず、客先から
の問い合わせ等に迅速に対応できないという問題点があ
った。
【0007】そこで、本発明は上記した従来の問題点を
解消しようとするもので、監視センター側で、配送車両
の現在地及び客先等の情報等を瞬時に確認することがで
き、従って、顧客からの問い合わせ等に即座に対応しう
る車両動態管理システムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、配送する貨物と客先
との関係をチェックして、貨物と客先とが一致しない場
合には、警報を発するようにして、貨物の誤配を防止で
きる車両動態管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両動態管理システムは、車両に搭載された車載機と監視
センターに設置された監視装置との間で、無線回線を利
用してデータ通信を行って、監視センター側で車両動態
を監視するものにおいて、前記車載機側より前記監視装
置側へイベント情報、車両位置情報、貨物情報の内の少
なくとも一つをデータ伝送して、前記監視装置側で、予
め設定した客先テーブルを参照して受信データに基づい
て、モニタに表示した地図上にイベントマークと客先情
報とを表示するものである。
【0010】請求項2の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ通
信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装置
と、車両側のイベントの発生を検出するイベント検出手
段と、前記通信手段、測位装置及びイベント検出手段に
接続され、前記測位装置からの位置情報及び前記イベン
ト検出手段からのイベント情報を入力されて、それらの
位置情報及びイベント情報をデータ伝送用のデータに変
換して、前記通信手段より前記監視装置側へデータ伝送
させるように制御するコンピュータとを備え、前記監視
装置が、前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段
と、地図情報を記憶する第1記憶手段と、客先情報を客
先テーブルとして記憶する第2記憶手段と、前記地図情
報を表示するモニタと、前記監視装置側の通信手段で受
信された前記車載機側からの位置情報に基づいて、前記
客先テーブルを参照して客先情報を検索し、その検索結
果を前記モニタの地図上の車両位置にイベントマークと
共に表示させるように制御するコンピュータとを備える
ものである。
【0011】請求項3の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ通
信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装置
と、客先情報を客先テーブルとして記憶する記憶手段
と、車両側のイベントの発生を検出するイベント検出手
段と前記通信手段、測位装置、記憶手段及びイベント検
出手段に接続され、前記イベント検出手段からのイベン
ト情報の入力時に、前記測位装置からの位置情報に基づ
いて前記客先テーブルを参照して客先位置等の客先情報
にコード化して、前記通信手段より前記監視装置側へデ
ータ伝送させるように制御するコンピュータとを備え、
前記監視装置が、前記車載機との間でデータ通信を行う
通信手段と、地図情報を記憶する第1記憶手段と、客先
情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手段と、前
記地図情報を表示するモニタと、前記監視装置側の通信
手段で受信された前記車載機側からのコード化されたデ
ータを、前記第2記憶手段の客先テーブルを参照して解
凍して車両位置及び客先情報に変換して、前記モニタの
地図上の車両位置にイベントマーク及びその客先情報を
表示させるように制御するコンピュータとを備えるもの
である。
【0012】請求項4の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記イベント検出手段が前記車載機の配送完了ス
イッチより構成されるものである。
【0013】請求項5の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記イベント検出手段が配送車両のドアの開閉に
より配送完了を検出するドア開閉検出スイッチより構成
されるものである。
【0014】請求項6の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記イベント検出手段が予め記憶されている配送
先のバーコードを読み込んだとき、配送完了を検出する
ものである。
【0015】請求項7の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ通
信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装置
と、タイマーと、前記通信手段、測位装置及びタイマー
に接続され、前記測位装置からの位置情報に基づいて車
両停車を確認したとき、前記タイマーを起動させ、所定
時間経過後に、車両位置の変化を検出したとき、前記測
位装置からの位置情報を前記通信手段より前記監視装置
側へデータ伝送させるように制御するコンピュータとを
備え、前記監視装置が、前記車載機との間でデータ通信
を行う通信手段と、地図情報を記憶する第1記憶手段
と、客先情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手
段と、前記地図情報を表示するモニタと、前記監視装置
側の通信手段で受信された前記車載機側からの位置情報
に基づいて、前記第2記憶手段の客先テーブルを参照し
て客先情報を検索し、その検索結果を前記モニタの地図
上の車両位置にイベントマークと共に表示させるように
制御するコンピュータとを備えるものである。
【0016】請求項8の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ通
信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装置
と、タイマーと、客先情報を客先テーブルとして記憶す
る記憶手段と、前記通信手段、測位装置、タイマー及び
記憶手段に接続され、前記測位装置からの位置情報に基
づいて車両停車を確認したとき、前記タイマーを起動さ
せ、所定時間経過後に、車両位置の変化を検出したと
き、前記測位装置からの位置情報に基づいて前記客先テ
ーブルを参照して客先情報を検索してそれをコード化し
て、前記通信手段より前記監視装置側へデータ伝送させ
るように制御するコンピュータとを備え、前記監視装置
が、前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、
地図情報を記憶する第1記憶手段と、客先情報を客先テ
ーブルとして記憶する第2記憶手段と、前記地図情報を
表示するモニタと、前記監視装置側の通信手段で受信さ
れた前記車載機側からのコード化されたデータを、前記
第2記憶手段の客先テーブルを参照して解凍して車両位
置及び客先情報に変換して、前記モニタの地図上の車両
位置にイベントマーク及びその客先情報を表示させるよ
うに制御するコンピュータとを備えるものである。
【0017】請求項9の発明に係る車両動態管理システ
ムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ通
信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装置
と、貨物情報を検出する貨物情報検出手段と、警報を発
生する警報装置と、前記通信手段、測位装置、貨物情報
検出手段及び警報装置に接続され、前記測位装置からの
位置情報及び前記貨物情報検出手段からの貨物情報を入
力されて、それらの位置情報及び貨物情報をデータ伝送
用のデータに変換して、前記通信手段より前記監視装置
側へデータ伝送させるように制御するコンピュータとを
備え、前記監視装置が、前記車載機との間でデータ通信
を行う通信手段と、地図情報を記憶する第1記憶手段
と、客先位置、客先貨物を含む客先情報を客先テーブル
として記憶する第2記憶手段と、前記地図情報を表示す
るモニタと、前記監視装置側の通信手段で受信された前
記車載機側からの伝送データ中の位置情報及び貨物情報
に基づいて、前記客先テーブルを参照して、前記位置情
報と貨物情報とが正常か異常かを判定し、その検索結果
を前記通信手段を介して前記車載機へ送信するととも
に、前記モニタの地図上の車両位置にイベントマークと
共に表示させるように制御するコンピュータとを備え、
前記車載機の警報装置は、前記監視装置側から送信され
てきた信号が異常信号である場合には、警報を発生する
ものである。
【0018】請求項10の発明に係る車両動態管理シス
テムは、前記車載機が、前記監視装置側との間でデータ
通信を行う通信手段と、車両の現在地を測定する測位装
置と、貨物情報を検出する貨物情報検出手段と、貨物情
報を含む客先情報を客先テーブルとして記憶する記憶手
段と、警報を発生する警報装置と、前記通信手段、測位
装置、貨物情報検出手段、記憶手段及び警報装置に接続
され、前記測位装置からの位置情報及び前記貨物情報検
出手段からの貨物情報を入力されて、前記客先テーブル
を参照して前記位置情報に対応する貨物情報を求めて、
この貨物情報を前記貨物情報検出手段により検出された
貨物情報と比較してそれらが不一致の場合には、前記警
報装置を作動させて警報を発生させ、また、一致してい
る場合には、客先情報をコード化してデータ伝送用のデ
ータに変換して、前記通信手段より前記監視装置側へデ
ータ伝送させるように制御するコンピュータとを備え、
前記監視装置が、前記車載機との間でデータ通信を行う
通信手段と、地図情報を記憶する第1記憶手段と、コー
ド情報を含む客先情報を客先テーブルとして記憶する第
2記憶手段と、前記地図情報を表示するモニタと、前記
監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側からの
伝送データに含まれるコード情報を、前記第2記憶手段
に記憶された前記客先テーブルを参照して解凍して客先
情報に変換して、前記モニタの地図上の車両位置にイベ
ントマークと共に表示させるように制御するコンピュー
タとを備えるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態について説明する。
【0020】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1による車両動態管理システムの概略構成を示すブロッ
ク図、図2はその動作を表すフローチャートである。
【0021】図1に示すように、この実施の形態1の車
両動態管理システムは、監視センターに設置される監視
装置1と監視される車両に搭載される車載機10とから
なり、監視装置1は、マルチチャンネル(MCA)無線
や業務無線等の無線による通信手段2と、地図情報を記
憶するシーディロム(CD−ROM)やハードディスク
等の第1記憶装置3と、パソコン等のコンピュータ4
と、陰極線管(CRT)等のモニタ5と、客先名、客先
位置(住所)、貨物、等を関連付ける客先情報を客先テ
ーブルとして記憶する第2記憶装置6とを備え、コンピ
ュータ4は、通信手段2、第1記憶装置3、モニタ5及
び第2記憶装置6に接続されている。
【0022】車載機10は、監視装置側の通信手段2と
無線通信し得る通信手段11と、コンピュータ12と、
そのコンピュータ12のインターフェイス13と、車両
位置を検出するGPS等の測位装置14と、配送完了ス
イッチ、何らかのイベントが発生したときに運転者等に
より操作されるスイッチ、車両のドアの開閉状態を検出
するドアスイッチ、車両の停止、移動等の状態を表すス
イッチ、配送貨物や配送伝票からバーコードを読み取る
バーコードリーダやハンディターミナル等の車両の動態
(イベント)情報を入力あるいは検出するためのイベン
ト検出手段15とを備えている。
【0023】コンピュータ12は、インターフェイス1
3を介してイベント検出手段15に双方向通信可能に接
続されると共に、測位装置14にも双方向通信可能に接
続されており、測位装置14により測定された自車両位
置やイベント検出手段15により入力あるいは検出され
た車両動態(イベント)情報がコンピュータ12に入力
されるようになっている。
【0024】車載機側の測位装置14により検出された
車両位置及び位置測定時刻に関する情報は所定時間間隔
で逐次コンピュータ12に入力されて、コンピュータ1
2はそれらの情報に基づいて所定時間毎に、車両位置と
位置測定時刻とを表す信号を生成し、この信号を通信手
段11により監視装置側へ送信する。
【0025】監視装置側では、車載機側の通信手段11
より送信された信号を通信手段2により受信してコンピ
ュータ4へ入力し、コンピュータ4は入力信号に含まれ
る位置情報及び位置測定時刻に基づいて、車両位置と測
定時刻とをモニタ5上に表示する。この際、コンピュー
タ4は、CD−ROMやハードディスク等の第1記憶装
置3に予め記憶されていた配送先等の地図情報を読み出
してモニター上に表示し、前記受信信号より解読した車
両位置や測定時刻を地図上に表示するとともに、第2記
憶装置6に記憶されている客先テーブルを参照して車両
位置情報に基づいて、車両位置に対応する客先を検索す
る。例えば、予め客先テーブルに、客先名と位置情報と
をリンクさせておき、車両位置に一致する位置情報より
客先名を割り出して、車両位置と共に客先名をモニター
5に映し出された地図上に表示する。
【0026】また、必要に応じて、監視装置側のコンピ
ュータ4から、配送先等の指示情報を通信手段2による
無線回線を介して車載機側に送信し、これを車載機側の
通信手段11により受信してコンピュータ12に入力す
る。このようにして、監視装置側から車載機側へ配送指
示を送ることもできる。
【0027】次に、図1及び図2を参照して、この実施
の形態1の動作について説明する。先ず、車載機側の電
源を投入してコンピュータ12等の初期設定を行って、
コンピュータ12により、監視装置1への通信が必要な
イベント(例えば、所定時間間隔で情報を伝送する場合
には所定時間の経過、車両の所定距離走行毎に情報を伝
送する場合には所定距離に達したとき、あるいは配送完
了、車両の停止、移動、ドアの開閉等の特定のイベント
を表すスイッチを運転者等が操作したりセンサ等により
自動的に検出したとき)が発生したか否かを判定する。
コンピュータ12は、イベント検出手段15から入力さ
れた情報に基づいて、イベントが発生したか否かを判定
(認識)する。
【0028】イベントが発生していなければ、元に戻っ
てイベント発生の有無の判定を繰り返す。イベントが発
生した場合には、イベントの内容(配送完了、ドアの開
閉等)を識別する。
【0029】次いで、通信手段11に対してデータ伝送
要求を出す。通信手段11の監視装置側への通信が不可
(監視装置側と回線がつながらない)であれば、再びデ
ータ伝送要求を出し、他方、通信可(回線がつながっ
た)の場合には、測位装置14から自車両の緯度、経度
等の位置情報を読み取り、位置情報等のデータを通信手
段11へ送出する。通信手段11は監視装置側の通信手
段2へデータ伝送を行い、データ伝送が正常に終了した
か否かをコンピュータ12により判定する。コンピュー
タ12は、データ送信が正常に行われたと判定したとき
には、次のイベントの発生をチェックし、以後上記と同
様の処理工程を繰り返す。
【0030】他方、データ伝送が異常であったと判定し
たときには、再びデータ伝送要求を出し、以後データ伝
送が正常に行われるまで、上記と同様の処理を繰り返
す。
【0031】次に監視装置1の動作について説明する
と、先ず、電源を投入してコンピュータ4等の初期設定
を行って、CD−ROMやハードディスク等の第1及び
第2記憶装置3、6より、予め記憶されていた地図情報
を読み出してCRT等のモニタ5上にその地図情報を表
示し、通信手段2に車載機側からデータ通信が着信する
のを待機する。
【0032】車載機10の通信手段11より、監視装置
側の通信手段2にデータ通信が着信した場合には、その
受信データより車両位置とイベントとを認識し、さらに
客先テーブルを参照して車両位置に基づいて客先名を判
断して、モニタ5上に表示された地図画面に、イベント
の発生した位置(車両位置)とイベントマークとを重ね
て表示すると共に、その近傍に客先名を表示して次のデ
ータ受信を待つ。
【0033】さらに、必要に応じて、監視装置側から車
載機側へ、配車先等の指示データを通信手段2と通信手
段11とを介して送ることもできる。
【0034】この実施の形態1によれば、車載機側から
伝送されたイベント情報及び位置情報から、監視装置側
に予め設定されている客先名、客先位置、客先連絡先
(TEL)、客先住所等の客先情報に関する客先テーブ
ルを参照して、客先位置、客先名等の客先情報を検索し
て、監視装置側のモニタ5に表示された地図上の車両位
置に、配送完了等のイベントの発生を表すイベントマー
クを表示すると共に、客先名、客先連絡先、客先住所等
の客先情報を併せて表示することができ、従って、監視
センター側で、配送車両の現在地及び客先等の客先情報
を瞬時に確認することができ、客先からの問い合わせ等
に即座に対応することが可能になるものである。
【0035】実施の形態2.図3及び図4は本発明の実
施の形態2による車両動態管理システムを表すもので、
図3はその概略構成を示すブロック図、図4はその動作
を示すフローチャートである。
【0036】この実施の形態2は、車載機10に、客先
テーブルを記憶する記憶装置16を設けた点を除けば、
上記実施の形態1と略同様の構成である。
【0037】以下、図4を基にして、この実施の形態2
の動作について説明する。先ず、車載機10では、電源
を投入して初期設定を行って、イベントの発生の有無を
チェックし、イベントが発生するまで、このチェック動
作を繰り返し、イベントが発生した場合には、イベント
の識別を行い、それから通信手段11へデータ伝送要求
を出し、通信可能か否かをチェックし、通信可能になる
までこのチェックを繰り返すところまでの処理は、上記
実施の形態1の場合と同様である。
【0038】この実施の形態2では、通信が可能になっ
たとき、測位装置14から緯度、経度等の位置情報を読
み出し、この位置情報に基づいて客先テーブルを参照し
て客先検索を行って客先を割り出し、客先情報をコード
化する(すなわち、客先テーブルに予め客先名、客先位
置、客先コード等を記憶しておき、位置情報に一致する
客先位置よりそれに対応する客先名、客先コードを割り
出す)。そして、通信手段11へこのコード化されたデ
ータを送出して該通信手段11より監視装置側へデータ
伝送を行い、イベント(データ伝送)が正常に送出され
たか否かを判定して、正常に送出されなかった場合に
は、再び通信手段11へデータ伝送要求を出し、これ以
降の手順をデータ伝送が正常に行われるまで繰り返す。
データ伝送が正常に行われた場合には、次のイベントの
発生を待つ。
【0039】監視装置側では、電源を投入して初期設定
を行い、地図情報を読み出してモニタ上に地図を表示
し、通信手段2にデータが受信されるのを待つことまで
は、上記実施の形態1の場合と同様である。通信手段2
に、車載機側からの伝送データが受信されると、その伝
送データにより(すなわちデータ受信により)イベント
の発生を認識し、第3記憶装置に予め記憶されている客
先テーブルを参照して、伝送データ中に含まれる客先情
報コードを解凍して(客先テーブルの客先コードと比較
して)客先位置を求め、モニタの地図画面上にイベント
マーク(車両マーク)を示すと共に、必要に応じて、客
先名、客先連絡先(TEL)、客先住所、貨物情報等の
客先情報を求めて、文字情報にして表示する。
【0040】この実施の形態2によれば、車載機側にて
イベントが発生したとき、車載機側に予め設定されてい
る客先テーブルを参照して、測位装置14からの車両位
置情報に基づいて客先を割り出し、客先情報をコード化
して監視装置側に伝送し、監視装置側では、伝送されて
きたコードを解凍して、予め設定されている客先テーブ
ルを参照して客先位置を求め、モニタの地図上にイベン
トマークを表示すると共に、客先名、客先連絡先(TE
L)、客先住所、貨物情報等の客先情報を表示すること
ができる。
【0041】実施の形態3.図5は本発明の実施の形態
3による車両動態管理システムの概略構成を示すブロッ
ク図、図6はその動作を表すフローチャートである。こ
の実施の形態3による車両動態管理システムのハードウ
エア構成は、車載機10が、図1のインターフェイス1
3及びイベント検出手段15の代わりに、客先位置情報
を記憶する記憶装置16とイベントの発生を検出するタ
イマー17とを備える点を除けば、上記実施の形態1と
略同様である。
【0042】次に、図5及び図6に基づいて、この実施
の形態3の動作について説明する。先ず、車載機側の電
源を投入してコンピュータ12等の初期設定を行い、記
憶装置16から客先位置情報を読み込み、測位装置14
から車両位置情報(緯度、経度等)を読み込んで、車両
位置情報を客先位置情報と比較して所定の許容誤差内に
おいて車両位置と一致する(すなわち車両位置から所定
の範囲内にある)客先位置の有無を判定して、不一致で
あれば、次の新しい位置情報を読み込んでこれが客先位
置の何れかと一致するまでこれらの処理を繰り返す。
【0043】測位装置14から読み込んだ車両位置が何
れかの客先位置と所定の許容誤差範囲内で一致する場合
には、車両が停車しているか否かを判定する。この判定
は、例えば、測位装置14からの位置情報に基づいて、
所定時間以上車両位置に変化がなければ、車両が停止し
ているものと判断する。車両停止と判断された場合に
は、タイマー17を起動して所定時間経過したとき(タ
イムアウト発生時)、測位装置14から位置情報を読み
取り、車両位置が変化した場合には、配送完了等のイベ
ントが発生したものと見なして、通信手段11へデータ
伝送要求を出して、通信可能か否かを判定し、通信不可
の場合には、通信可能になるまでデータ伝送要求を繰り
返す。通信可の場合には、通信手段11に対して位置情
報のデータを送出して、データが通信手段11より正常
に送出されたか否かを判定して、異常であれば、再び通
信手段11へデータ伝送要求を出し、データが正常に送
出されるまで以降の処理を繰り返す。通信手段11より
データが正常に送出された場合には、次の位置情報を測
位装置14から読み込み、客先位置情報と比較する以降
の処理を繰り返す。
【0044】この実施の形態3の監視装置側の動作は、
図2に示した上記実施の形態1のものと略同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0045】実施の形態4.図7は本発明の実施の形態
4による車両動態管理システムの概略構成を示すブロッ
ク図、図8はその動作を表すフローチャートである。こ
の実施の形態4による車両動態管理システムのハードウ
エア構成は、車載機10の記憶装置16が客先位置情報
やコード情報を含む客先テーブルを記憶していることを
除けば、上記実施の形態3と略同様である。
【0046】次に、図7及び図8に基づいて、この実施
の形態4の動作について説明する。車載機側の電源を投
入してコンピュータ12等の初期設定を行ってから、通
信手段11による通信が可能か否かを判定するまでの処
理は、上記実施の形態3の処理と同じである。
【0047】通信手段11の通信可と判定された場合に
は、既に測位装置14から読み出されている緯度、経度
等の位置情報に基づいて客先テーブルを参照して客先検
索を行って客先を割り出し、客先情報をコード化(対応
コードを選択)する。そして、通信手段11へこのコー
ド化されたデータを送出して該通信手段11より監視装
置側へデータ伝送を行い、イベント(データ伝送)が正
常に送出されたか否かを判定して、正常に送出されなか
った場合には、再び通信手段11へデータ伝送要求を出
し、これ以降の手順をデータ伝送が正常に行われるまで
繰り返す。データ伝送が正常に行われた場合には、次の
イベントの発生を待つ。
【0048】この実施の形態4の監視装置側の動作は、
イベント認識が無い点を除いて、上記実施の形態2の場
合と略同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0049】実施の形態5.図9は本発明の実施の形態
5による車両動態管理システムの概略構成を示すブロッ
ク図、図10はその動作を表すフローチャートである。
この実施の形態5による車両動態管理システムのハード
ウエア構成は、監視装置1の第2記憶装置6に、貨物情
報のバーコード、客先位置等の客先貨物情報を客先テー
ブルとして予め記憶させておき、また車載機10のイン
ターフェイス13及びイベント検出手段15の代わり
に、コンピュータ12に接続され、バーコード化された
貨物情報を読み取るバーコードリーダやハンディターミ
ナル等の貨物情報検出手段18とアラーム発生器等の警
報装置19とを設けた点を除けば、上記実施の形態1と
略同様である。
【0050】次に、図9及び図10に基づいて、この実
施の形態5の動作について説明する。車載機側の電源を
投入してコンピュータ12等の初期設定を行って、バー
コードリーダやハンディターミナル等の貨物情報検出手
段18により、配送貨物や配送伝票に付けられた貨物情
報に関するバーコードを読み取り、このバーコードをコ
ンピュータ12へ入力する。次いで、通信手段11へデ
ータ伝送要求を出して、通信可能か否かを判定し、通信
不可の場合には、通信が可能になるまで、データ伝送要
求を繰り返す。
【0051】通信手段11による通信が可能な場合に
は、測位装置14から緯度、経度等の位置情報読み取
り、既に貨物情報検出手段18から読み取られたバーコ
ードと測位装置14から読み取られた位置情報とを含む
データを通信手段11へ送出し、該通信手段11より監
視装置側へデータ伝送を行い、データ伝送が正常に送出
されたか否かを判定する。データ送出が正常に行われな
かった場合には、再び通信手段11へデータ伝送要求を
出し、これ以降の手順をデータ送出が正常に行われるま
で繰り返す。
【0052】データ送出が正常に行われた場合には、後
述するように、監視装置側において、第2記憶装置6に
記憶されている客先テーブルを参照して、伝送データに
含まれている位置情報と貨物情報とが対応しているか
(正常)否か(異常)を判定して、正常あるいは異常の
応答を車載機側の通信手段11へ返信するので、この返
信信号が通信手段11に着信するのを待つ。
【0053】監視装置側より、車載機側の通信手段に応
答信号が着信したとき、それが正常応答(位置対貨物が
正常)か異常応答(位置対貨物が異常)かを判定する。
正常応答の場合には、貨物情報検出手段18から次のバ
ーコードを読み取り、異常応答の場合には、警報装置1
9により警報を発生させてから、次のバーコードを読み
取り、以下上記処理を繰り返す。
【0054】次に、監視装置側の動作を説明すると、先
ず電源を投入してコンピュータ4等の初期化を行って、
第1記憶装置3から地図情報を読み出してモニタ5上に
地図を表示して、通信手段2に車載機側からデータ伝送
が着信するのを待機する。
【0055】データ伝送が受信された場合には、第2記
憶装置6に記憶された客先テーブル(客先貨物情報)を
参照して、受信データに含まれる位置情報とバーコード
による貨物情報が対応しているか否かをチェックする。
すなわち、受信データに含まれる位置情報とバーコード
(位置対貨物)とが、第2記憶装置6から読み出した客
先貨物情報の中の客先位置とバーコードと一致している
か否かをチェックする。
【0056】このチェックの結果、位置対貨物が一致し
ている場合には正常応答を、また、位置対貨物が一致し
ていない場合には異常応答を、それぞれ表す位置対貨物
情報を監視装置側の通信手段2より、車載機側の通信手
段11へ返送し、モニタ5上の地図画面にイベントマー
クを重ねて表示すると共に、その近傍に客先名を表示し
て、通信手段2に次のデータ伝送が受信されるのを待機
する。
【0057】この実施の形態5によれば、貨物や配送伝
票のバーコードを貨物情報検出手段18で読み取ったと
き、配送完了と見なして、バーコード、位置情報等を監
視装置側へ伝送し、監視装置1に予め設定してある客先
テーブルから貨物(バーコード)対位置のチェックを行
い、問題があるときには車載機10へ異常信号を伝送し
て貨物の誤配をも防止することができる。
【0058】実施の形態6.図11は本発明の実施の形
態6による車両動態管理システムの概略構成を示すブロ
ック図、図12はその動作を表すフローチャートであ
る。この実施の形態6による車両動態管理システムのハ
ードウエア構成は、車載機10のインターフェイス13
及びイベント検出手段15の代わりに、コンピュータ1
2に接続されたバーコードリーダやハンディターミナル
等の貨物情報検出手段18と警報装置19とを設けた点
を除けば、上記実施の形態2と略同様である。
【0059】次に、図11及び図12に基づいて、この
実施の形態6の動作について説明する。先ず、車載機側
の電源を投入してコンピュータ12等の初期設定を行っ
て、貨物情報検出手段18により、配送する貨物あるい
は配送伝票からバーコードを読み取り、このバーコード
をコンピュータ12へ入力する。
【0060】次いで、測位装置14から現在の車両位置
の情報を読み出し、この車両位置情報を、記憶装置16
に記憶された客先テーブル(客先名、客先位置、貨物の
バーコード等が互いに関連づけられてテーブル化されて
いる)と比較して、現在の車両位置より、該当する客先
名やその客先に関連する貨物のバーコードを読み出し、
このバーコードを、貨物情報検出手段18より読み込ん
だバーコードと比較して、それらが一致しているか否か
を確認する。
【0061】これらのバーコードが一致していなけれ
ば、警報装置19により警報を発生させて、配送貨物が
間違っていることを配送者に知らせ、次のバーコードの
入力を待つ。
【0062】一方、それらのバーコードが一致していれ
ば、通信手段11へデータ伝送要求を出して、通信可能
か否かを判定する。通信不可の場合には、通信が可能に
なるまで、データ伝送要求を繰り返す。
【0063】通信手段11による通信が可能な場合に
は、既に貨物情報検出手段18から読み込まれたバーコ
ードをデータ通信用にコード化して、コード化されたデ
ータを通信手段11へ送出し、該通信手段11より監視
装置1へデータ伝送を行い、データ送出が正常に行われ
たか否かを判定する。データ送出が正常に行われなかっ
た場合には、再び通信手段11へデータ伝送要求を出
し、これ以降の手順をデータ送出が正常に行われるまで
繰り返す。
【0064】この実施の形態6の監視装置側の動作は、
図4に示した上記実施の形態2の動作と略同様であるの
で、その詳細な説明は省略する。
【0065】以上の説明では、貨物情報検出手段18に
より読み取ったバーコードを、測位手段14により測定
された車両位置情報から客先テーブルを参照して得られ
たバーコードと比較したが、貨物情報検出手段18によ
り読み取ったバーコードを客先テーブルを参照して位置
情報に変換して、これを、測位手段14からの位置情報
と比較して、それらが所定の誤差範囲内で一致している
か否かを判定するようにしてもよい。
【0066】この実施の形態6によれば、貨物あるいは
配送伝票のバーコード読み取りを配送と見なして、貨物
情報検出手段18で読み取ったバーコードを、測位装置
14からの位置情報を客先テーブルと照合してバーコー
ドに変換したものと比較した結果、あるいは、貨物情報
検出手段18で読み取ったバーコードを客先テーブルと
照合して位置情報に変換して、測位装置14からの位置
情報と比較した結果、正常なときには、客先情報を伝送
しやすいようにコード化し、監視装置側へ伝送する。ま
た、上記比較結果が異常なときには、警報を発生させ
て、貨物の誤配を防止することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明の車両動態管理システムによれ
ば、監視装置側で、配送車両の現在地や客先情報等をモ
ニタ上に表示して瞬時に確認することができ、従って、
客先からの問い合わせ等に即座に対応することができる
ものである。
【0068】また、配送する貨物と客先との関係を、車
両位置に基づいて予め設定された客先テーブルを参照し
てチェックすることにより、貨物と客先とが一致しない
場合には、警報を発生して、貨物の誤配を防止すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る車両動態管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る車両動態管理シ
ステムの動作を表すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る車両動態管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る車両動態管理シ
ステムの動作を表すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る車両動態管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係る車両動態管理シ
ステムの動作を表すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態4に係る車両動態管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態4に係る車両動態管理シ
ステムの動作を表すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態5に係る車両動態管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態5に係る車両動態管理
システムの動作を表すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態6に係る車両動態管理
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態6に係る車両動態管理
システムの動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 監視装置、2 通信手段、3 第1記憶装置、4
コンピュータ、5 モニタ、6 第2記憶装置、10
車載機、11 通信手段、12 コンピュータ、14
測位装置、15 イベント検出手段、16 記憶装置、
17 タイマー、18 貨物情報検出手段、19 警報
装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車載機と監視センター
    に設置された監視装置との間で、無線回線を利用してデ
    ータ通信を行って、監視センター側で車両動態を監視す
    る車両動態監視システムにおいて、前記車載機側より前
    記監視装置側へイベント情報、車両位置情報、貨物情報
    の内の少なくとも一つをデータ伝送して、前記監視装置
    側で、予め設定した客先テーブルを参照して受信データ
    に基づいて、モニタに表示した地図上にイベントマーク
    と客先情報とを表示することを特徴とする車両動態管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 車両側のイベントの発生を検出するイベント検出手段
    と、 前記通信手段、測位装置及びイベント検出手段に接続さ
    れ、前記測位装置からの位置情報及び前記イベント検出
    手段からのイベント情報を入力されて、それらの位置情
    報及びイベント情報をデータ伝送用のデータに変換し
    て、前記通信手段より前記監視装置側へデータ伝送させ
    るように制御するコンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 客先情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手段
    と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らの位置情報に基づいて、前記客先テーブルを参照して
    客先情報を検索し、その検索結果を前記モニタの地図上
    の車両位置にイベントマークと共に表示させるように制
    御するコンピュータとを備える、ことを特徴とする請求
    項1記載の車両動態管理システム。
  3. 【請求項3】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 客先情報を客先テーブルとして記憶する記憶手段と、 車両側のイベントの発生を検出するイベント検出手段
    と、 前記通信手段、測位装置、記憶手段及びイベント検出手
    段に接続され、前記イベント検出手段からのイベント情
    報の入力時に、前記測位装置からの位置情報に基づいて
    前記客先テーブルを参照して客先位置等の客先情報にコ
    ード化して、前記通信手段より前記監視装置側へデータ
    伝送させるように制御するコンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 客先情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手段
    と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らのコード化されたデータを、前記第2記憶手段の客先
    テーブルを参照して解凍して車両位置及び客先情報に変
    換して、前記モニタの地図上の車両位置にイベントマー
    ク及びその客先情報を表示させるように制御するコンピ
    ュータとを備える、ことを特徴とする請求項1記載の車
    両動態管理システム。
  4. 【請求項4】 前記イベント検出手段は前記車載機の配
    送完了スイッチであることを特徴とする請求項2又は3
    記載の車両動態管理システム。
  5. 【請求項5】 前記イベント検出手段は配送車両のドア
    の開閉により配送完了を検出するドア開閉検出スイッチ
    であることを特徴とする請求項3又は4記載の車両動態
    管理システム。
  6. 【請求項6】 前記イベント検出手段は予め記憶されて
    いる配送先のバーコードを読み込んだとき、配送完了を
    検出することを特徴とする請求項3又は4記載の車両動
    態管理システム。
  7. 【請求項7】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 タイマーと、 前記通信手段、測位装置及びタイマーに接続され、前記
    測位装置からの位置情報に基づいて車両停車を確認した
    とき、前記タイマーを起動させ、所定時間経過後に、車
    両位置の変化を検出したとき、前記測位装置からの位置
    情報を前記通信手段より前記監視装置側へデータ伝送さ
    せるように制御するコンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 客先情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手段
    と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らの位置情報に基づいて、前記第2記憶手段の客先テー
    ブルを参照して客先情報を検索し、その検索結果を前記
    モニタの地図上の車両位置にイベントマークと共に表示
    させるように制御するコンピュータとを備える、ことを
    特徴とする請求項1記載の車両動態管理システム。
  8. 【請求項8】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 タイマーと、 客先情報を客先テーブルとして記憶する記憶手段と、 前記通信手段、測位装置、タイマー及び記憶手段に接続
    され、前記測位装置からの位置情報に基づいて車両停車
    を確認したとき、前記タイマーを起動させ、所定時間経
    過後に、車両位置の変化を検出したとき、前記測位装置
    からの位置情報に基づいて前記客先テーブルを参照して
    客先情報を検索してそれをコード化して、前記通信手段
    より前記監視装置側へデータ伝送させるように制御する
    コンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 客先情報を客先テーブルとして記憶する第2記憶手段
    と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らのコード化されたデータを、前記第2記憶手段の客先
    テーブルを参照して解凍して車両位置及び客先情報に変
    換して、前記モニタの地図上の車両位置にイベントマー
    ク及びその客先情報を表示させるように制御するコンピ
    ュータとを備える、ことを特徴とする請求項1記載の車
    両動態管理システム。
  9. 【請求項9】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 貨物情報を検出する貨物情報検出手段と、 警報を発生する警報装置と、 前記通信手段、測位装置、貨物情報検出手段及び警報装
    置に接続され、前記測位装置からの位置情報及び前記貨
    物情報検出手段からの貨物情報を入力されて、それらの
    位置情報及び貨物情報をデータ伝送用のデータに変換し
    て、前記通信手段より前記監視装置側へデータ伝送させ
    るように制御するコンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 客先位置、客先貨物を含む客先情報を客先テーブルとし
    て記憶する第2記憶手段と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らの伝送データ中の位置情報及び貨物情報に基づいて、
    前記客先テーブルを参照して、前記位置情報と貨物情報
    とが正常か異常かを判定し、その検索結果を前記通信手
    段を介して前記車載機へ送信するとともに、前記モニタ
    の地図上の車両位置にイベントマークと共に表示させる
    ように制御するコンピュータとを備え、 前記車載機の警報装置は、前記監視装置側から送信され
    てきた信号が異常信号である場合には、警報を発生する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両動態管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記車載機は、 前記監視装置側との間でデータ通信を行う通信手段と、 車両の現在地を測定する測位装置と、 貨物情報を検出する貨物情報検出手段と、 貨物情報を含む客先情報を客先テーブルとして記憶する
    記憶手段と、 警報を発生する警報装置と、 前記通信手段、測位装置、貨物情報検出手段、記憶手段
    及び警報装置に接続され、前記測位装置からの位置情報
    及び前記貨物情報検出手段からの貨物情報を入力され
    て、前記客先テーブルを参照して前記位置情報に対応す
    る貨物情報を求めて、この貨物情報を前記貨物情報検出
    手段により検出された貨物情報と比較してそれらが不一
    致の場合には、前記警報装置を作動させて警報を発生さ
    せ、また、一致している場合には、客先情報をコード化
    してデータ伝送用のデータに変換して、前記通信手段よ
    り前記監視装置側へデータ伝送させるように制御するコ
    ンピュータとを備え、 前記監視装置は、 前記車載機との間でデータ通信を行う通信手段と、 地図情報を記憶する第1記憶手段と、 コード情報を含む客先情報を客先テーブルとして記憶す
    る第2記憶手段と、 前記地図情報を表示するモニタと、 前記監視装置側の通信手段で受信された前記車載機側か
    らの伝送データに含まれるコード情報を、前記第2記憶
    手段に記憶された前記客先テーブルを参照して解凍して
    客先情報に変換して、前記モニタの地図上の車両位置に
    イベントマークと共に表示させるように制御するコンピ
    ュータとを備える、ことを特徴とする請求項1記載の車
    両動態管理システム。
JP8230398A 1996-08-30 1996-08-30 車両動態管理システム Pending JPH1074298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351188A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Nippon Signal Co Ltd:The 運行状態検知装置および車両運行管理システム
JP2002105989A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Komatsu Ltd 施工現場管理システム
JP2003157241A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Fuji Photo Film Co Ltd 位置証明装置、時刻証明装置、位置認証装置、時刻認証装置、位置認証システム、及びプログラム

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