JPH107357A - エスカレータ用養生装置 - Google Patents

エスカレータ用養生装置

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Publication number
JPH107357A
JPH107357A JP15691796A JP15691796A JPH107357A JP H107357 A JPH107357 A JP H107357A JP 15691796 A JP15691796 A JP 15691796A JP 15691796 A JP15691796 A JP 15691796A JP H107357 A JPH107357 A JP H107357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
rubber
escalator
handrail
landing part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15691796A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Arakawa
尚哉 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP15691796A priority Critical patent/JPH107357A/ja
Publication of JPH107357A publication Critical patent/JPH107357A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、店内改装時に発生する固い
塵埃が、スカートガードや、踏段に衝突したり、あるい
は、その固い塵埃がスカートガードと踏段との間に侵入
することのないエスカレータ用養生装置を提供すること
である。 【解決手段】 上記目的は、ゴム手すり3及び踏段2の
全体を、上方から覆う可撓性のカバー6からなり、該カ
バー6の一端を前記ゴム手すり3の第1乗降口部3a
に、かつ、該カバー6の他端を前記ゴム手すり3の第2
乗降口部3bにそれぞれ脱着可能に係止する構成とする
ことにより、達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ用養
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の養生装置としては、図7に示す
ように、踏段100のライザー面101及び踏段面10
2を、シート部材103で覆い、そのシート部材103
が、粘着テープ104で、ライザー面101、若しくは
踏段面102から、はがれないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の養生装置で
は、エスカレータが設置されている店内の改装が行われ
た場合、その改装中に発生するコンクリート片、ボード
のかけら等の固い塵埃が、踏段面上のシート部材に落下
したのちに、スカートガードと踏段との間等に入り込ん
でしまったり、あるいは、上記固い塵埃がスカートガー
ドや欄干ガラスに衝突して、それらスカートや欄干ガラ
スを傷付けたりするという問題点があった。
【0004】スカートガードと踏段との間に固い塵埃が
入り込んだ状態を知らずに、店内改装後、エスカレータ
を運転すると、異常音が発生したり、あるいは、エスカ
レータを構成する機器が破損したりすることがあった。
そのため、店内改装後は、エスカレータのオーバーホー
ルを必要とするものであった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点にかんが
み、店内改装時に発生する固い塵埃がスカートガードや
踏段に衝突したり、あるいはその固い塵埃がスカートガ
ードと踏段との間に侵入することのないエスカレータ用
養生装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ゴム手す
り、踏段、パネル(又はガラス)の全体を、上方から覆
う可撓性のカバーからなり、該カバーの一端を前記ゴム
手すりの第1乗降口に、かつ、該カバーの他端を前記ゴ
ム手すりの第2乗降口にそれぞれ脱着可能に係止する構
成とすることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1から図5に基づき説明する。
【0008】図1において、エスカレータ1は、多数の
踏段2と、この踏段2と同期して移動するゴム手すり3
と、踏段2の左右に立設した欄干4、4aと、乗降口
5、5aを有している。
【0009】図2において、エスカレータ1は、可撓性
のカバー6によって覆われている。可撓性のカバー6
は、再使用可能な材料で形成しても良いし、使い捨て可
能な材料で形成しても良い。
【0010】カバー6はその一端を、ゴム手すり3の第
1乗降口部3aに、かつ、その他端をゴム手すり3の第
2乗降口部3bに、それぞれ脱着可能に係止できる構成
になっている。
【0011】カバー6はその表面全体を黄色としても良
い。カバー6の両端には、ゴム7を取り付けてある。こ
のゴム7によって、カバー6が、ゴム手すり3から簡単
に外れないようにしてある。
【0012】上記構成のカバー6を、エスカレータ1に
取り付ける方法及び取り外す方法は、図5及び図6の通
りである。すなわち、取り付け方法は、 (1)エスカレータ1の下方向から踏段2を登り、エス
カレータ1の上部まで作業者が行く。
【0013】(2)作業者の向きを変えず、カバー6の
一端を左右2本のゴム手すり3の第2乗降口部3bを利
用してカバーゴム7を伸ばしながら、引っ掛ける。
【0014】(3)踏段2を下がりながら、ゴム手すり
3の直線部3c全体を覆うようにカバー6を取り付けて
ゆく。
【0015】(4)その後、ゴム手すり3の第1乗降口
部3aに達したならば、カバー6の他端を、左右2本の
ゴム手すり3の第1乗降口部3aを利用し、カバーゴム
7を伸ばしながら引っ掛ける。
【0016】以上の順で行えば良い。次に取り外す方法
は、 (a)エスカレータ1下部に装着されたカバー6のカバ
ーゴム7を伸ばしながら第1乗降口部3aより、カバー
6の他端を外す。
【0017】(b)踏段2を登りながらゴム手すり3の
直線部3cを覆っているカバー6を外してゆく。
【0018】(c)その後、ゴム手すり3の第2乗降口
部3bに達したならば、カバー6の一端側に設けたカバ
ーゴム7を伸ばしながら、ゴム手すり3の第2乗降口部
3bよりカバー6を外す。
【0019】以上の順で行えば良い。
【0020】このように、カバー6の取り付け及び取り
外しは簡単に行うことができる。
【0021】本実施形態のカバー6は、店内改装中は、
踏段2、ゴム手すり3及び欄干4の全体を上方から覆っ
ているので、店内改装中に発生する固い塵埃が、エスカ
レータ上に落下してきても、踏段2や欄干4に直接衝突
することがないし、又固い塵埃が、踏段2内に侵入する
こともない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば改装中に
発生する固い塵埃が踏段や欄干に衝突するのを防止する
と共に、その固い塵埃が、踏段面から、あるいは踏段と
スカートガードとの間から侵入することを防止すること
ができるエスカレータ用養生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエスカレータの全体
斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すエスカレータ全体を
養生した状態の斜視図である。
【図3】図2の要部拡大斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す実際の現場における
要部斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すカバー取り付け手順
の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態を示すカバー取り外し手順
の説明図である。
【図7】従来例を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 エスカレータ 2 踏段 3 ゴム手すり 3a 第1乗降口部 3b 第2乗降口部 3c ゴム手すり直線部 4 欄干 4a 左右に立設した欄干 5 乗降口 5a 乗降口 6 カバー 7 ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム手すり、踏段、パネル(又はガラ
    ス)の全体を、上方から覆う可撓性のカバーからなり、
    該カバーの一端を前記ゴム手すりの第1乗降口部に、か
    つ、該カバーの他端を前記ゴム手すりの第2乗降口部に
    それぞれ脱着可能に係止する構成にしたことを特徴とす
    るエスカレータ用養生装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーは、再使用可能な材料から構
    成したことを特徴とする請求項1記載のエスカレータ用
    養生装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーは使い捨て構造としたことを
    特徴とする請求項1記載のエスカレータ用養生装置。
JP15691796A 1996-06-18 1996-06-18 エスカレータ用養生装置 Pending JPH107357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15691796A JPH107357A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 エスカレータ用養生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15691796A JPH107357A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 エスカレータ用養生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH107357A true JPH107357A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15638207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15691796A Pending JPH107357A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 エスカレータ用養生装置

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JP (1) JPH107357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104310184A (zh) * 2014-08-21 2015-01-28 西尼电梯(杭州)有限公司 雨棚一体式自动扶梯

Cited By (1)

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