JPH1072986A - ブラインド装置 - Google Patents

ブラインド装置

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JPH1072986A
JPH1072986A JP24706296A JP24706296A JPH1072986A JP H1072986 A JPH1072986 A JP H1072986A JP 24706296 A JP24706296 A JP 24706296A JP 24706296 A JP24706296 A JP 24706296A JP H1072986 A JPH1072986 A JP H1072986A
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slats
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Kenji Fukuiri
賢治 福入
Minoru Kanitani
実 蟹谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時等の必要な際に、スラット端部の縦枠
への噛み付き等の不都合を生じさせることなしに、閉鎖
した開口部を手動により簡単かつ迅速に開放することが
でき、加えて、操作性に優れたブラインド装置を提供す
ること。 【解決手段】 ブラインド装置1は、開口部6に並置さ
れたスラット7と、各スラット7を昇降させる昇降手段
8とを具備しており、昇降手段8は、各スラット7の一
端部に連結されたリンク機構11と、走行によりリンク
機構11の伸縮を行わせるチェーン12と、チェーン1
2を走行させる走行装置13とを具備しており、走行装
置13は、チェーン12に対する走行力を発生する電動
モータ81と、手動引き下げ操作によりチェーン12に
対する走行力を発生する手動走行力発生手段82と、電
動モータ81と手動走行力発生手段82とからの走行力
をチェーン12に伝達する伝達手段83とを具備し、手
動走行力発生手段82は、操作可能に垂れ下げられた無
端のチェーン91と、チェーン91が掛けられた回転自
在なドラム92とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の窓等の開口
部に配されて、当該開口部を開閉するために用いられる
ブラインド装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のブラインド装
置では、一般に、開口部の上部に左右の縦枠を橋絡して
回転軸が設けられ、この回転軸の両端にはスプロケット
ホイールが取り付けられ、各スプロケットホイールには
走行体の一つであるチエーンが掛けられ、チエーンには
多数のスラットの各端部を支持するリンク機構が連結さ
れ、電動モータ等からなる駆動機構の作動により回転軸
が回転されると、各スプロケットホイールが回転されて
チエーンが走行され、チエーンの走行によりリンク機構
を介して多数のスラットが上昇、下降され、而して建物
の窓等の開口部を開放、閉鎖するようになっている。
【0003】かかる従来のブラインド装置では、閉鎖完
了後は、防犯のため、スラットが簡単に持ち上げられて
開口部が開放されないように、通常、チエーンは、案内
通路に保持されて不撓状態にされており、最下端のスラ
ットを持ち上げても、リンク機構を折り畳めないように
なっている。
【0004】ところで、チエーン走行による開口部の開
放では間に合わず、また、チエーン走行に必要な電力の
供給も必ずしも期待し得ないような、例えば火災、地震
等の災害において緊急に建物外に脱出したい場合には、
上述の通り防犯の観点から開口部が開放されないように
なっていると、極めて不都合であり、手動にて容易に迅
速に開口部を開放し得るようになっていることが、ブラ
インド装置に要求される。
【0005】そこで本出願人は、先に、スラットに並置
された持ち上げ自在な作動棒と、連結手段によるリンク
機構の下部へのチェーンの連結を解除するように、作動
棒の持ち上げを連結手段に伝達する伝達機構とを有した
解除機構付きブラインド装置を提案した。この提案に係
るブラインド装置は、防犯機能を劣化させることなし
に、緊急時等の必要な際に、閉鎖した開口部を手動によ
り簡単かつ迅速に開放することができ、初期の目的を十
分に満足し得るものである。
【0006】しかしながら、提案に係るブラインド装置
によれば、作動棒の持ち上げが左右均等に行われること
を当然の前提としたものであるが、これがなされない場
合には、スラット端部の縦枠への噛み付きが生じ、緊急
時等の必要な際に、スラットを所定に持ち上げることが
困難となる虞がある。
【0007】なお、このような不都合な事態は、リンク
機構を伸縮させるチェーンの撓みを禁止するようにした
ブラインド装置に限って生じるものではなく、開口部を
閉鎖するように下降されたスラットにおいて、下端のス
ラットに手をかけて強制的に手動により所定距離だけそ
れを上昇させるようになっているものにも、通常、生じ
得るのである。
【0008】本出願人はまた、上記の不都合を解消し得
て、緊急時等の必要な際に、スラット端部の縦枠への噛
み付き等の不都合を生じさせることなしに、閉鎖した開
口部を手動により簡単かつ迅速に開放することができる
ブラインド装置を、特願平8ー165218号において
提案した。この提案に係るブラインド装置は、スラット
を昇降させる昇降手段が、各スラットを支えるように、
各スラットの両端部に連結されたリンク機構と、走行に
よりリンク機構の伸縮を行わせるように、リンク機構に
連結された走行体と、走行体を走行させる走行装置とを
具備し、走行装置が、走行体に対する走行力を発生する
電動モータと、手動引き下げ操作により走行体に対する
走行力を発生する手動走行力発生手段と、電動モータと
手動走行力発生手段とからの走行力を走行体に伝達する
伝達手段とを具備し、手動走行力発生手段が、紐状体
と、この紐状体が掛けられた回転自在な回転体とを具備
し、これにより、当該ブラインド装置は、紐状体の走行
により、開口部を閉鎖するように下降されたスラット
を、下端のスラットから上昇させるようになっているも
のであって、上記初期の目的を十分に達成しうるもので
ある。
【0009】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、特願平8ー165
218号において提案したブラインド装置による効果を
そのまま得ることができ、加えて、操作性に更に優れた
ブラインド装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的とするところは、緊急開
放後、容易に元の状態に復帰させることができるブライ
ンド装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的とするところは、緊
急開放以外において、停電又は故障等において、開口部
を手動により簡単に開閉することができるブラインド装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、開口部に並置された多数のスラットと、各スラット
を昇降させる昇降手段とを具備したブラインド装置であ
って、昇降手段は、各スラットを支えるように、各スラ
ットの両端部に連結されたリンク機構と、走行によりリ
ンク機構の伸縮を行わせるように、リンク機構に連結さ
れた走行体と、走行体を走行させる走行装置とを具備し
ており、走行装置は、走行体に対する走行力を発生する
電動モータと、手動引き下げ操作により走行体に対する
走行力を発生する手動走行力発生手段と、電動モータと
手動走行力発生手段とからの走行力を走行体に伝達する
伝達手段とを具備しており、手動走行力発生手段は、操
作可能に垂れ下げられた無端の紐状体と、この紐状体が
掛けられた回転自在な回転体とを具備しており、紐状体
の一方の方向の走行による回転体の回転により、開口部
を閉鎖するように下降されたスラットにおいて、下端の
スラットから上昇されるようになっているブラインド装
置によって達成される。
【0013】好ましい例では、紐状体は、伸び縮みの少
ない強靱なワイヤー又は綿のロープ、チェーン等の可撓
性の無端体であればよい。紐状体をチェーンから構成す
る場合、回転体には、チェーンと噛み合う歯を設けると
よい。
【0014】本発明では、紐状体の他方の方向の走行に
よる回転体の回転により、開口部を開放するように上昇
されたスラットにおいて、下端のスラットから下降させ
るようになっていてもよい。
【0015】伝達手段は、太陽歯車と、この太陽歯車に
噛み合う遊星歯車と、この遊星歯車に噛み合う内歯歯車
とを有した遊星歯車機構を具備して構成してもよく、こ
の場合、太陽歯車を電動モータの出力回転軸に連結し、
内歯歯車を手動走行力発生手段に連結し、遊星歯車を走
行体に連結するとよいが、必ずしもこれに限定されな
い。
【0016】本発明のブラインド装置は、走行力発生手
段の非作動時、電動モータの作動による走行体に対する
走行力の手動走行力発生手段への伝達を禁止する禁止手
段を具備していてもよい。
【0017】禁止手段の好ましい例は、回動自在に支持
されたアームと、このアームに取り付けられたロック部
材と、手動走行力発生手段の非作動時にロック部材を回
転体に係合させるように、アームを回動させる弾性力を
発生するばね手段とを具備しており、手動走行力発生手
段の作動時に、手動走行力発生手段によってばね手段の
弾性力に抗してアームが回動され、ロック部材の回転体
への係合が解除されるようになっている。ロック部材と
しては、爪状部材又は外周面に歯が形成された円筒部材
(ロックギヤ)等でもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態
を、図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明
する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されない
のである。
【0019】
【実施例】図1から図12において、本例のブラインド
装置1は、左右の縦枠2及び3並びに上下枠4及び5に
囲まれた開口部6に並置された多数のスラット7と、各
スラット7を昇降させる昇降手段8と、スラット7を傾
動させるチルト機構9とを具備している。左右の縦枠2
及び3並びに上下枠4及び5はそれぞれ、例えば、建物
の窓の左右の縦框及び上下框に対応して配される。開口
部6の上方において、縦枠2及び3等に支持されて目隠
し板10が設けられており、目隠し板10は、上方に重
ね合わされたスラット7の束を覆い隠すようにしてい
る。
【0020】昇降手段8は、各スラット7を支えるよう
に、各スラット7の一端部に連結されたリンク機構11
と、走行によりリンク機構11の伸縮を行わせるよう
に、リンク機構11に連結された走行体としてのチェー
ン12と、チェーン12を走行させる走行装置13と、
チェーン12の撓みを阻止する撓み阻止手段14とを具
備している。
【0021】リンク機構11は、第一のリンク機構21
と、リンク機構21に並置された第二のリンク機構22
と、一端23が軸24を介してリンク機構21に、他端
25が軸26を介してリンク機構22にそれぞれ回動自
在に連結されてなる複数のスラット支持機構27とを具
備しており、各スラット7は、スラット支持機構27の
それぞれに支持されている。
【0022】リンク機構21は、軸24及び軸31を介
して直列に互いに回動自在に連結された複数のリンク部
材32を具備しており、リンク機構22は、軸26及び
軸33を介して直列に互いに回動自在に連結された複数
のリンク部材34を具備している。リンク部材32及び
34には、リンク機構21及び22の折り畳み方向を規
定する規制片35が一体的に設けられている。
【0023】スラット支持機構27のそれぞれは、一端
23が、リンク部材32の互いの回動自在な連結部(軸
24及び軸31の部位)において、一つ置きの連結部
(軸24の部位)に軸24を介して回動自在に連結され
ており、他端25が、リンク部材34の互いの回動自在
な連結部(軸26及び軸33の部位)において、一つ置
きの連結部(軸26の部位)に軸26を介して回動自在
に連結されているアーム41と、アーム41のほぼ中央
部に一体的に固着されて、水平方向に伸びた取付部42
とを有しており、取付部42は、縦枠2に形成された上
下方向に伸びる案内路44を通って伸長しており、縦枠
2の外側の取付部42にスラット7が固着されており、
こうしてスラット支持機構27のそれぞれは、案内路4
4に案内されて上下動自在であって、スラット7のそれ
ぞれを支持している。
【0024】チェーン12は、一端51及び他端52を
有して、スプロケットホイール53に掛けられており、
チェーン12の一端51は、連結手段54を介してリン
ク機構21及び22の下部55に連結されている。連結
手段54は、本例では最下端のスラット支持機構27を
介してチェーン12の下端51をリンク機構21及び2
2の下部55に連結しており、案内路44に案内されて
上下動自在であって、スラット支持機構27に連結され
た可動体61と、一端62が可動体61に回動かつ直動
自在に連結されており、他端63がチェーン12の一端
51にピン67を介して回動自在に連結されたアーム6
4と、チェーン12の一端51とアーム64との間に配
されており、一端65がチェーン12の一端51に、他
端66がアーム64にそれぞれ係止され、中央部がピン
67に巻かれたねじりコイルばね68からなる弾性手段
69とを具備している。
【0025】可動体61は、スラット支持機構27の取
付部42が貫通しており、案内路44に配されて当該案
内路44に案内されて上下動自在な本体71と、本体7
1にピン72を介して取り付けられた板状の取付部材7
3とを具備しており、アーム64は、一端62に長孔7
4を有しており、長孔74にピン75が挿通されている
ことにより、当該一端62で可動体61に回動かつ直動
自在に連結されている。ばね68は、チェーン12の一
端51に対してアーム64を、図2において反時計回り
に回動させるように、チェーン12の一端51に対して
アーム64を弾性的に付勢し、これにより可動体61を
案内路44に沿って下方に移動させるようにしている。
【0026】走行装置13は、チェーン12に対する走
行力を発生する電動モータ81と、手動引き下げ操作に
よりチェーン12に対する走行力を発生する手動走行力
発生手段82と、電動モータ81と手動走行力発生手段
82とからの走行力をチェーン12に伝達する伝達手段
83と、手動走行力発生手段82の非作動時、電動モー
タ81の作動によるチェーン12に対する走行力の手動
走行力発生手段82への伝達を禁止する禁止手段84と
を具備している。
【0027】ブラケット85等を介して上枠4内におい
て縦枠2の上部に取り付けられた電動モータ81は、非
作動時にはその出力回転軸114に自動的に回転制動が
掛けられるように、構成されている。したがって、電動
モータ81の非作動時であって開口部6の開放状態にお
いて、スラット7等の自重によってスラット7が下降し
て開口部6が勝手に閉鎖されないようにようになってい
る。
【0028】手動走行力発生手段82は、無端の紐状
体、本例ではチェーン91と、チェーン91が掛けられ
た回転自在な回転体としてのドラム92とを具備してい
る。手動走行力発生手段82において、チェーン91を
掴んでこれを一方の方向C又はこれと逆の他方の方向D
に走行させることによりドラム92を回転させることが
できるようになっている。したがって、チェーン91
は、開口部6において建物の部屋側から人手により引き
下げ操作可能に、当該建物の部屋側に吊されている。ド
ラム92は、ドラム本体93と、ドラム本体93にねじ
94を介して取り付けられたスプロケットホイール95
と、スプロケットホイール95に嵌着された歯車96と
を具備しており、スプロケットホイール95の歯に噛み
合うようにして、チエーン91がドラム92に掛けられ
ている。
【0029】伝達手段83は、減速歯車機構としても機
能する遊星歯車機構100と、遊星歯車機構100の出
力軸101に固着された歯車102と、歯車箱103内
に収容されており、歯車102の回転を軸104に伝達
する歯車機構105と、軸104に固着されたスプロケ
ットホイール53とを具備しており、遊星歯車機構10
0は、回転自在な入力軸110に固着された太陽歯車1
11と、太陽歯車111の周りに回転自在に配されて、
太陽歯車111に噛み合う複数個の遊星歯車112と、
遊星歯車112に噛み合う内歯を有して、回転自在な内
歯歯車113とを有している。
【0030】入力軸110は、電動モータ81の出力回
転軸114に連結されており、このようにして太陽歯車
111は、入力軸110を介して電動モータ81の出力
回転軸114に連結されている。内歯歯車113は、手
動走行力発生手段82のドラム92のドラム本体93に
固着されており、遊星歯車112のそれぞれは、軸12
1を介して出力軸101のフランジ部122及び入力軸
110が貫通する環状板体123にそれ自体回転自在に
支持されており、遊星歯車112の入力軸110の周り
での回転は、出力軸101に伝達されるようになってい
る。このようにして遊星歯車112は、出力軸101、
歯車102、歯車機構105、軸104及びスプロケッ
トホイール53を介してチェーン12に連結されてい
る。なお、ドラム92のドラム本体93、スプロケット
ホイール95及び歯車96はそれぞれ、ブッシュ軸受1
26、玉軸受124及びブッシュ軸受127を介して入
力軸110に相対回転自在に支持されており、出力軸1
01は、玉軸受125を介してブラケット85に回転自
在に支持されている。
【0031】禁止手段84は、ブラケット85に軸13
1を介して回動自在に支持されたアーム132と、軸1
33に固着されて当該軸133を介してアーム132に
取り付けられたロック部材としてのロックギヤ134
と、手動走行力発生手段82の非作動時にロックギヤ1
34をドラム92の歯車96に噛み合い係合させるよう
に、アーム132を回動させる弾性力を発生するばね手
段135と、軸133に軸受142を介して回転自在に
装着されたプーリ136と、アーム132に取り付けら
れた他の軸137に、軸受138を介して回転自在に装
着されたプーリ139と、ブラケット85に取り付けら
れて、アーム132の一定以上の回動を阻止するストッ
パ140とを具備している。
【0032】軸133及び137はそれぞれ、その一端
でアーム132に固着して取り付けられており、ロック
ギヤ134は、歯車96に噛み合って、歯車96に係合
するようになっており、ばね手段135は、一端ではブ
ラケット85に固着されたピン141に、他端ではアー
ム132に固着されたピン142にそれぞれ引っ掛けら
れたコイルばね143からなり、プーリ139にはチェ
ーン91の一方側144が、プーリ136にはチェーン
91の他方側145がそれぞれ掛け回されている。禁止
手段84は、手動走行力発生手段2の作動時、すなわ
ち、チエーン91の一方側144又は他方側145がC
又はD方向に引き下げられると、プーリ139又はプー
リ136に掛け回されたチエーン91によってコイルば
ね143の弾性力に抗してアーム132が回動され、ロ
ックギヤ134の歯車96への噛み合い係合が解除さ
れ、これにより内歯歯車113の回転を許容するように
なっている。
【0033】阻止手段14は、縦枠2に一体的に形成さ
れた一対の案内壁151及び152と、縦枠2に設けら
れて、スプロケットホイール53の周りに配されたチェ
ーン押え153とを具備しており、チェーン12は、一
対の案内壁151及び152間に形成された案内路15
4及び155並びにチェーン押え153とスプロケット
ホイール53との間のチェーン通路156を通って走行
し、これらの一対の案内壁151及び152並びにチェ
ーン押え153によりその不要な撓みが阻止されてい
る。
【0034】チルト機構9は、軸104に軸受161を
介して回転自在に設けられた回転体162と、それぞれ
の一端163及び164が回転体162に、それぞれの
他端165及び166がリンク機構21及び22のそれ
ぞれの上端167及び168にそれぞれ連結された一対
の紐状体、例えばチェーン又はワイヤ169及び170
と、チェーン12の走行を回転体162に伝達するクラ
ッチ機構171とを具備している。
【0035】クラッチ機構171は、回転体162に軸
181を介して回動自在に取り付けられた爪部材182
と、爪部材182が係合するように縦枠2に取り付けら
れた係合ピン183と、爪部材182に当接して爪部材
182の係合ピン183への係合を解除するように、チ
ェーン12に設けられた係合突起184とを具備してお
り、爪部材182は、係合ピン183に係合する凹所1
85を有した爪部186と、係合突起184に当接する
当接部187とを一体的に有しており、回転体162に
は、係合突起184の当接部187への当接のために、
係合突起184の当接部187への接近を許容する切り
欠き188が形成されている。係合突起184の当接部
187への当接により、爪部材182が回動されて爪部
186の凹所185と係合ピン183との互いの係合が
解除されると、回転体162は回転可能となり、したが
って、チェーン12の走行と共に回転体162は回転さ
れ、係合突起184の当接部187への当接の解除によ
り、爪部材182が回動されて爪部186の凹所185
と係合ピン183とが互いに係合されると、回転体16
2は係合ピン183を介して縦枠2に固定されて回転不
可能となる。
【0036】なお、ブラインド装置1では、軸104
は、縦枠3まで伸ばされて回転自在に支持されており、
軸104の縦枠3側の端部にも、スプロケットホイール
53及び回転体162と同様のものが取り付けられ、加
えて、縦枠3内には、当該スプロケットホイールに掛け
られたチェーン12と同様のチェーン、リンク機構11
と同様のリンク機構、チェーンの撓みを阻止する撓み阻
止手段14と同様の阻止手段等が装着されており、した
がってスラット7の各々の他端(図示せず)は、上記と
同様に図示しないスラット支持機構の各々に支持されて
いる。それ故、スラット7の各々の他端もまた、以下述
べるように、軸104の回転によりその一端と同期して
同様に昇降等されるようになっている。
【0037】以上のブラインド装置1では、図9に示す
ように、リンク機構21及び22が伸長された状態で
は、スラット7は、建物の開口部6を完全に閉鎖するよ
うに、ほぼ垂直に傾動されており、図12に示すよう
に、チェーン12に設けられた係合突起184は、切欠
き188に配されて爪部材182の当接部187と当接
している。この状態から電動モータ81が作動される
と、その出力回転軸114の回転により、入力軸110
に固着された太陽歯車111が回転される。この際、チ
エーン91がC及びD方向のいずれの方向にも下方に引
き下げられていないため、ロックギヤ134と歯車96
とが相互に噛み合い、内歯歯車113が回転されないよ
うになっている。したがって、太陽歯車111の回転に
より、各遊星歯車112は自転しつつ入力軸110の周
りで回転されて、出力軸101を回転させる。出力軸1
01の回転で、歯車102及び歯車機構105を介して
軸104が回転され、而して、スプロケットホイール5
3が回転されてチエーン12がA方向に走行される。
【0038】チエーン12のA方向の走行により突起1
84も軸104を中心として反時計回りに移動され、突
起184のこの移動により回転体162も、図11に示
すように反時計回りに回動され、回転体162の回動に
より、ワイヤ169が上方に引っ張られ、ワイヤ170
が下方に下げられ、而して、図2に示すように、リンク
機構22に対してリンク機構21が相対的に上方に持ち
上げられて、アーム41のそれぞれがほぼ水平に回動さ
れ、これによりスラット7のそれぞれもほぼ水平に回動
されて簾状にされる。
【0039】更にチエーン12がA方向に走行される
と、突起184が切欠き188から抜け始め、突起18
4の切欠き188からの抜けにより、突起184が次に
は爪部186に当接して爪部材182を軸181を中心
として回動させ、爪部186の凹所185と係合ピン1
83とを互いに係合させる。図10に示すように、爪部
186の凹所185が係合ピン183に係合することに
より、回転体162の回転は阻止されて、その状態に保
持される。チエーン12のA方向の走行が続行されるこ
とにより、連結手段54によりチエーン12に下部で連
結されたリンク機構21及び22が折り畳まれ始め、こ
の折り畳みにより、リンク機構21及び22にスラット
支持機構27を介して取り付けられたスラット7が下方
から順次重ね合わされる。スラット7が全て重ね合わさ
れると、検出器等からの信号により電動モータ81の作
動が停止されて、開口部6が完全開放された状態が維持
される。
【0040】開口部6が完全開放された状態又は開口部
の途中開放状態で、電動モータ81が前記と逆に作動さ
れると、チエーン12がB方向に走行され、これにより
リンク機構21及び22は上方より伸長され始め、スラ
ット7の束は上方のスラット7よりその重ね合わせが解
除され始める。リンク機構21及び22が全て伸長され
てスラット7もまたその重ね合わせが全て解除される
と、図10に示すように、突起184が切欠き188に
挿入され始め、この挿入により図11に示すように、突
起184が爪部材182の当接部187に当接して爪部
材182を回動させて、凹所185の係合ピン183へ
の係合を解除し、この解除により突起184の移動と共
に回転体162は、図12に示すように前記と逆に時計
回りに回転され、ワイヤ170が上方に引っ張られ、ワ
イヤ169が下方に下げられ、これによりリンク機構2
1及び22に相対的変位が生じて、リンク機構21及び
22にスラット支持機構27を介して取り付けられたス
ラット7は逆に傾動され、この傾動により一端簾状にさ
れた後に、図9に示すように開口部6を完全に閉鎖する
ようになる。その後、検出器等からの信号により電動モ
ータ81の作動が停止され、開口部が完全閉鎖された状
態が維持される。
【0041】そしてブラインド装置1では、開口部6が
完全閉鎖された後において、直ちに電動モータ81の作
動が停止されず、チエーン12が若干B方向に更に走行
されても、チェーン12の一端51に他端63で回動自
在に連結されたアーム64自体がばね68の弾性力に抗
してピン75を中心として回動しかつその一端62で可
動体61に対して直動して、可動体61の更なる下方移
動を生じさせないようになっているため、全て伸長され
たリンク機構21及び22が更に伸長されたり、完全閉
鎖状態にされたスラット7が更に傾動されたりするよう
な、不都合が生じなく、リンク機構21及び22並びに
スラット7の損傷を回避し得、また、図9に示す状態で
可動体61の更なる下方移動を禁止する禁止機構が設け
られている場合に限らず、一対の案内壁151及び15
2を損傷に至らしめるようなチェーン12の無理な撓み
を生じなくし得る。
【0042】以上は通常の開口部6の開閉動作である
が、火災等の緊急時の開口部6の開放は、先ず、チエー
ン91の一方側144を掴んでチエーン91を下方に引
き下げ、これをC方向に走行させることにより行う。チ
エーン91を下方に引き下げることにより、プーリ13
9を介してアーム132が軸131の周りで回動され
て、ロックギヤ134と歯車96との相互の噛み合いが
解除され、これにより内歯歯車113が回転できるよう
になる。更に、チェーン91を下方に引き下げて、C方
向に走行させることにより、ドラム92が回転され、こ
の回転は内歯歯車113に伝達されて、これにより内歯
歯車113が回転される。この際、電動モータ81は非
作動中であるため、その出力回転軸114は回転しない
ように制動されている。
【0043】したがって、内歯歯車113の回転によ
り、各遊星歯車112は自転しつつ入力軸110の周り
で回転されて、出力軸101を回転させる。出力軸10
1の回転で、歯車102及び歯車機構105を介して軸
104が回転され、而して、スプロケットホイール53
が回転されてチェーン12がA方向に走行される。チェ
ーン91の一定量のC方向の走行により、開口部6を閉
鎖するように下降されたスラット7において、下端のス
ラット7からの少なくとも所定枚数が少なくとも所定距
離、例えば人が通過し得る程度の650mm程度上昇さ
れる。そして、この開放後、チェーン91を放しても、
ロックギヤ134と歯車96とが再び相互に噛み合っ
て、内歯歯車113が回転できなくなり、人が通過し得
る程度の開放状態が維持される。
【0044】このようにブラインド装置1では、チェー
ン91の一気のC方向の走行で、スラット7の両端を同
期的に引き上げて、開口部6を一定量開放することがで
きるため、火災等において、確実に緊急脱出することが
できる。
【0045】なお、緊急開放後に、元の状態に復帰させ
るには、チエーン91の他方側145を掴んでチエーン
91を下方に引き下げ、これをD方向に走行させること
により行う。チエーン91をD方向に走行させることに
より、プーリ136を介してアーム132が軸131の
周りで回動されて、ロックギヤ134と歯車96との相
互の噛み合いが解除され、これにより内歯歯車113が
回転できるようになる。更に、チェーン91を下方に引
き下げて、D方向に走行させることにより、ドラム92
が回転され、この回転は内歯歯車113に伝達されて、
これにより内歯歯車113が回転される。内歯歯車11
3の回転により、各遊星歯車112は自転しつつ入力軸
110の周りで回転されて、出力軸101を回転させ
る。出力軸101の回転で、歯車102及び歯車機構1
05を介して軸104が回転され、而して、スプロケッ
トホイール53が回転されてチェーン12がB方向に走
行される。チェーン91の一定量のD方向の走行によ
り、開口部6を一部開放するように上昇されたスラット
7が下降され、元の状態に復帰される。この復帰後、チ
ェーン91から手を放すと、ロックギヤ134と歯車9
6とが再び相互に噛み合って、内歯歯車113が回転で
きなくなる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、緊急時等
の必要な際に、スラット端部の縦枠への噛み付き等の不
都合を生じさせることなしに、閉鎖した開口部を手動に
より簡単かつ迅速に開放することができ、また、緊急開
放後、容易に元の状態に復帰させることができ、更に、
緊急開放以外において、停電又は故障等において、開口
部を手動により簡単に開閉することができる。その上、
本発明によれば、手動走行力発生手段が、操作可能に垂
れ下げられた無端の紐状体と、この紐状体が掛けられた
回転自在な回転体とを具備してなるため、操作性に優れ
たブラインド装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の側面説明図である。
【図3】図1に示す実施例の背面一部説明図である。
【図4】図1に示す実施例の縦枠の平面説明図である。
【図5】図1に示す実施例の弾性手段の詳細説明図であ
る。
【図6】図1に示す実施例の伝達手段等の詳細正面説明
図である。
【図7】図6に示す伝達手段等の詳細底面説明図であ
る。
【図8】図6に示す伝達手段等の詳細側面断面説明図で
ある。
【図9】図1に示す一実施例の動作説明図である。
【図10】図1に示す一実施例の動作説明図である。
【図11】図1に示す一実施例の動作説明図である。
【図12】図1に示す一実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ブラインド装置 6 開口部 7 スラット 8 昇降手段 11 リンク機構 12 チェーン 13 走行装置 81 電動モータ 82 手動走行力発生手段 83 伝達手段 91 チェーン 92 ドラム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部に並置された多数のスラットと、
    各スラットを昇降させる昇降手段とを具備したブライン
    ド装置であって、昇降手段は、各スラットを支えるよう
    に、各スラットの両端部に連結されたリンク機構と、走
    行によりリンク機構の伸縮を行わせるように、リンク機
    構に連結された走行体と、走行体を走行させる走行装置
    とを具備しており、走行装置は、走行体に対する走行力
    を発生する電動モータと、手動引き下げ操作により走行
    体に対する走行力を発生する手動走行力発生手段と、電
    動モータと手動走行力発生手段とからの走行力を走行体
    に伝達する伝達手段とを具備しており、手動走行力発生
    手段は、操作可能に垂れ下げられた無端の紐状体と、こ
    の紐状体が掛けられた回転自在な回転体とを具備してお
    り、紐状体の一方の方向の走行による回転体の回転によ
    り、開口部を閉鎖するように下降されたスラットにおい
    て、下端のスラットから上昇されるようになっているブ
    ラインド装置。
  2. 【請求項2】 紐状体は、チェーンからなり、回転体に
    は、チェーンと噛み合う歯が設けられている請求項1に
    記載のブラインド装置。
  3. 【請求項3】 紐状体の他方の方向の走行による回転体
    の回転により、開口部を開放するように上昇されたスラ
    ットにおいて、下端のスラットから下降されるようにな
    っている請求項1又は2に記載のブラインド装置。
  4. 【請求項4】 手動走行力発生手段の非作動時、電動モ
    ータの作動による走行体に対する走行力の手動走行力発
    生手段への伝達を禁止する禁止手段を更に具備している
    請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド装
    置。
  5. 【請求項5】 禁止手段は、回動自在に支持されたアー
    ムと、このアームに取り付けられたロック部材と、手動
    走行力発生手段の非作動時にロック部材を回転体に係合
    させるように、アームを回動させる弾性力を発生するば
    ね手段とを具備しており、手動走行力発生手段の作動時
    に、当該手動走行力発生手段によってばね手段の弾性力
    に抗してアームが回動され、ロック部材の回転体への係
    合が解除されるようになっている請求項4に記載のブラ
    インド装置。
  6. 【請求項6】 伝達手段は、太陽歯車と、この太陽歯車
    に噛み合う遊星歯車と、この遊星歯車に噛み合う内歯歯
    車とを有した遊星歯車機構を具備しており、太陽歯車
    は、電動モータの出力回転軸に連結されており、内歯歯
    車は、手動走行力発生手段に連結されており、遊星歯車
    は、走行体に連結されている請求項1から5のいずれか
    一項に記載のブラインド装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH702333A1 (de) * 2009-12-04 2011-06-15 Griesser Holding Ag Ganzmetall-Lamellenstore.
JP2019152096A (ja) * 2019-05-17 2019-09-12 オイレスEco株式会社 開口部開閉装置
CN110656875A (zh) * 2019-10-12 2020-01-07 陈小建 一种中空玻璃内置百叶帘调光装置

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JP2019152096A (ja) * 2019-05-17 2019-09-12 オイレスEco株式会社 開口部開閉装置
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