JPH1072843A - 作業機アタッチメントの簡易着脱装置 - Google Patents

作業機アタッチメントの簡易着脱装置

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JPH1072843A
JPH1072843A JP33754196A JP33754196A JPH1072843A JP H1072843 A JPH1072843 A JP H1072843A JP 33754196 A JP33754196 A JP 33754196A JP 33754196 A JP33754196 A JP 33754196A JP H1072843 A JPH1072843 A JP H1072843A
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pin
hook
link
arm
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JP33754196A
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Tadahiro Naka
忠博 中
Naoyuki Sakurai
直之 櫻井
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Komatsu Ltd
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    • E02F3/3604Devices to connect tools to arms, booms or the like
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者一人でアタッチメント5の着脱可能な
作業機アタッチメントの簡易着脱装置を提供する。 【解決手段】 作業機のアーム1、リンク2に連結した
ブラケット11の下部に固設した側板13の一端に、バ
ケット5の一方のピン6に係合するU字形状の第1フッ
ク14を横向き、外側に開口して設ける。他端に下方を
第1フック14に近接して傾斜した斜板21を設け、軸
22に軸支した回動コマ25とで第2フック20を構成
する。回動コマ25はロック装置30で回動し、回動コ
マ23のレバー25と斜板21とでバケット5の他方の
ピン7を係止する。作業者は一人で第1フック14をピ
ン6に係合し、斜板21をピン7に当接し、ロック装置
30で回動コマ23を回動してバケット5を固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローダーやパワーシ
ョベルのような作業車両の作業機アームの先端に取着さ
れ、各種のアタッチメントを着脱自在とする作業機アタ
ッチメントの簡易着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルの作業機アームの先端に
取着され、各種のアタッチメントを着脱自在とする簡易
着脱装置については、各種のものがあるが、その代表例
としては特開平4−327612及び特開平7−331
690がある。
【0003】特開平4−327612においては、パワ
ーショベルのアームの先端に、両端にピン穴を有する一
対の係合リンクを設け、この係合リンクの上端のピン穴
を囲むようにややU字形の係合溝を形成する。アタッチ
メントには両者の軸線が平行になるように4ヶ所にピン
穴を形成し、一方のピン穴の周囲には前記係合リンクの
係合溝が挿入される係合リングを固着する。この係合リ
ングに係合溝を係合させると係合リンクのピン穴とアタ
ッチメントのピン穴とは整合するようになっている。そ
して係合リンクの両端のピン穴の間隔と、アタッチメン
トの一対のピン穴の間隔とを同じにし、それぞれのピン
穴に2本の連結ピンを挿通させてアームの先端にアタッ
チメントを装着するようにしたものである。
【0004】係合リンクにアタッチメントを装着する場
合には、作業者は作業機を操作して係合リンクの係合溝
とアタッチメントの係合リングとを係合させる。つぎに
係合リンクの他方のピン穴とアタッチメントの他方のピ
ン穴とを整合させ、それぞれのピン穴に2本の連結ピン
を挿通させることによりアームとアタッチメントとを連
結する。
【0005】図14に特開平7−331690に提案さ
れたバケット取付具80の構成を示す側面断面図を示
す。上端部をピン81により揺動自在に連結されたリン
ク82,83の上部にはパワーショベルのアーム1及び
リンク2に連結するピン84,85が装着されており、
リンク82,83の下端部にはそれぞれ互いに相反する
方向のU字孔86,87が設けられている。U字孔8
6,87はバケット5のピン6,7にそれぞれ係合する
ようになっている。一方のリンク82にはトラニオンの
ブロック90が取着され、ネジ杆91が回動自在、か
つ、軸方向に移動不能に取着されており、このネジ杆9
1は他方のリンク83に取着されたトラニオンのブロッ
ク92に設けたネジ孔93に螺合している。ネジ杆91
のブロック90側の端部には六角頭94が設けられスパ
ナ等を用いてネジ杆91を回動することによりリンク8
2,83をピン81を中心として回動させ、U字孔8
6,87の間隔Lを拡大または縮小する。
【0006】つぎにバケット取付具80にバケット5を
固着する手順について、図15に基づいて説明する。 (1)まず、図14で説明した取付具80のネジ杆91
を回動し、U字孔86,87の間隔Lを縮小させる。 (2)つぎに、図15の(a)に示すように、作業機の
アーム1及びリンク2を操作してリンク83のU字孔8
7をバケット5のピン7に係合させる。 (3)つぎに、図15の(b)に示すように、アーム1
及びリンク2を操作してバケット取付具80をピン7を
中心に回動させ、取付具80のU字孔86がバケット5
のピン6に係合可能な位置に整合させる。 (4)つぎに、図15の(c)に示すように、取付具8
0のネジ杆91を回動させてU字孔86,87の間隔L
を拡大させ、U字孔86とピン6とを係合させてバケッ
ト取付具80にバケット5を固着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては以下のような問題がある。 (1)特開平4−327612においては、バケットの
一方のピン部の係合リングに係合リンクのU字溝を係合
させ、つぎにバケットの他方のピン穴と係合リンクの他
方のピン穴とを整合させてそれぞれのピん穴に2本の連
結ピンを挿通して係合リンクとバケットを連結する。こ
の場合、係合リングと係合溝との係合はパワーショベル
の運転室から見て作業できるが、バケットのピン穴と係
合リンクのピン穴との位置は運転室から確認することは
困難である。したがって両方のピン穴の位置を見ながら
運転者に操作の指示をする人が必要となり、二人の作業
員が必要となる。 (2)特開平7−331690においては、一方のリン
クのU字孔をバケットの一方のピンに係合させ、他方の
リンクのU字孔とバケットの他方のピンとの位置の整合
を行う。この場合、一方のリンクのU字孔とバケットの
一方のピンとの係合はパワーショベルの運転室から見て
作業できるが、他方のリンクのU字孔とバケットの他方
のピンとの位置は運転室から確認することは困難であ
る。したがってリンクのU字孔とバケットのピンの位置
を見ながら運転者に操作の指示をする人が必要となり、
二人の作業員が必要となる。 (3)図15(b)に示すパワーショベルのアーム及び
リンクと取付具とを連結するピンと、取付具のU字溝と
の距離Mが大きいため、運転者が運転室で操作する場合
に違和感が生じ、操作がやりづらい。 (4)装置が大型となり重量が重く、価格も高い。
【0008】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、作業員一人でパワーショベルの作業機アームの
先端にアタッチメントを装着することができ、操作上の
違和感もなく、軽量で価格の安い作業機アタッチメント
の簡易着脱装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明に係る作業機アタッチメン
トの簡易着脱装置の第1の発明は、作業車両の作業機ア
ームの先端に取着され、2ヶ所のフックにアタッチメン
トの2本のピンを結合して着脱自在にする作業機アタッ
チメントの簡易着脱装置において、アタッチメントの第
1のピンに係合する第1フックはU字状で上方に開口
し、アタッチメントの第2のピンに係合する第2フック
は、第2のピンの上部に作業機アーム側で当接し、作業
機アーム側が低くなる斜板と、第2のピンの上部に作業
機アームと反対側で当接するように回動して、第2のピ
ンを係止する回動コマとからなることを特徴とする。
【0010】第1の発明によれば、作業員は運転室で作
業機を操作してU字形状の第1フックをアタッチメント
の第1のピンに係合させ、つぎに、アタッチメントの第
2のピンを第2フックの斜板に当接させ、つぎに、アタ
ッチメントの傍に行き回動コマを回動させてアタッチメ
ントの第2のピンを第2フックに係止することにより、
簡易着脱装置にアタッチメントを固定することかでき
る。また簡易着脱装置に固定したアタッチメントを例え
ば地上に置いて、アタッチメントの傍に行きアタッチメ
ントの第2のピンが第2フックから開放される方向に回
動させれば、アタッチメントを簡易着脱装置から取り外
すことかできる。したがって、運転室での作業機の操作
作業は容易であり、作業員一人でアタッチメントの着脱
作業を行うことができる。
【0011】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易
着脱装置の第2の発明は、第1の発明において、前記回
動コマは第1フックと第2フック間に設置した回動軸回
りに回動すると共に、前記第1フックと第2フックとを
結ぶ方向にほぼ平行に摺動して、前記第2のピンを係止
するように回動コマを回動させるロック装置とからなる
ことを特徴とする。
【0012】第2の発明によれば、アタッチメントの傍
に行きロック装置を第1フックと第2フックとを結ぶ方
向と、ほぼ平行に摺動してアタッチメントの第2のピン
を第2フックに係止する方向に回動コマを回動させるた
り、その反対方向に回動コマを回動させることにより、
簡易着脱装置にアタッチメントを着脱することができ
る。
【0013】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易
着脱装置の第3の発明は、第2の発明において、前記ロ
ック装置はネジ手段により摺動し、前記回動コマの傾斜
面に当接して回動コマを回動させる傾斜面よりなるくさ
び部材を備えることを特徴とする。
【0014】第3の発明によれば、ネジ手段によりくさ
び部材を摺動させることにより回動コマを回動さて、ア
タッチメントの第2のピンを第2フックに係止したり開
放することができる。そのため装置の小型化が可能で、
重量の軽減とコストの低減が可能である。また、装置が
小型化するため、簡易着脱装置と作業機アームとの連結
ピンからアタッチメントとの連結ピンまでの距離が短い
ため、作業者が運転室で作業する場合に違和感を生じる
ことがなく作業し易くなる。
【0015】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易
着脱装置の第4の発明は、アーム1とリンク2との先端
に枢着されると共に、作業機アタッチメント5に設置さ
れた第1、第2ピン6,7に着脱自在なアーム側フック
101a,102a、およびリンク側フック103aと
を備えた作業機アタッチメント5の簡易着脱装置100
において、前記アーム1に枢着され、第1ピン6に係合
するアーム側フック101a,102aを備えたアーム
側プレート101,102と、リンク2に枢着され、前
記第2ピン7に係合するリンク側フック103aを備え
たリンク側プレート103と、これらアーム側プレート
101,102とリンク側プレート103とを連結する
連結部材04とからなり、前記リンク側フック103a
は、リンク側プレート103に固定した斜面部108c
と、第2ピン7に着脱自在に駆動されるクランパ112
とにより構成され、このクランパ112の第2ピン7に
対する着脱手段は、クランパ112に第2ピン7のクラ
ンプ力を付与するくさび116と、このくさび116の
駆動手段とにより構成されることを特徴とする。
【0016】第4の発明によれば、作業機アタッチメン
ト5の第1ピン6に、アーム側プレート101,102
のアーム側フック101a,102aを係合させる。ク
ランパ112が第2ピン7をアンクランプする位置まで
移動している状態で、アーム1とリンク2を駆動して、
作業機アタッチメント5の第2ピン7を、リンク側フッ
ク103aを構成する斜面部108cに当接させる。第
2ピン7をクランプする位置までクランパ112を移動
させて、クランパ112が第2ピン7をクランプする方
向にくさび116の駆動手段によりくさび116を移動
させる。この結果作業機アタッチメント5が簡易着脱装
置100に容易に装着されると共に、くさび116の食
込み力により作業機アタッチメント5を簡易着脱装置1
00に簡単、かつ確実に装着することができる。従って
作業機アタッチメント5の着脱作業における信頼性の向
上と、作業機アタッチメント5の着脱作業効率の向上を
図ることができる。
【0017】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易
着脱装置の第5の発明は、アーム1とリンク2との先端
に枢着されると共に、作業機アタッチメント5に設置さ
れた第1、第2ピン6,7に着脱自在なアーム側フック
101a,102a、およびリンク側フック103aを
備えた作業機アタッチメント5の簡易着脱装置100に
おいて、前記アーム1に枢着され、第1ピン6に係合す
るアーム側フック101a,102aを備えたアーム側
プレート101,102と、リンク2に枢着され、前記
第2ピン7に係合するリンク側フック103aを備えた
リンク側プレート103と、これらアーム側プレート1
01,102とリンク側プレート103とを連結する連
結部材04とからなり、前記リンク側フック103a
は、リンク側プレート103に固定した斜面部108c
と、第2ピン7に着脱自在に駆動されるクランパ112
とにより構成され、このクランパ112の第2ピン7に
対する着脱手段は、クランパ112に第2ピン7のクラ
ンプ力を付与するくさび116と、くさび116のクラ
ンプ力の反力を付与する斜面ガイド部110dを有する
ガイド部材110cと、前記くさび116に設置された
雌ねじ部116bに螺合するクランプボルト106と、
このクランプボルト106に回転力を付与するラチェツ
トレンチ119と、クランプボルト106を一方向に回
転することによりクランパ112にクランプ力を付与す
る第1スラスト受け120と、クランプボルト106を
他方向に回転させてクランパ112のクランプ力を解除
する第2スラスト受け109aとにより構成されること
を特徴とする。
【0018】第5の発明によれば、作業機アタッチメン
ト5の第1ピン6に、アーム側プレート101,102
のアーム側フック101a,102aを係合させる。ク
ランパ112が第2ピン7をアンクランプする位置まで
移動している状態で、アーム1とリンク2を駆動して、
作業機アタッチメント5の第2ピン7を、リンク側フッ
ク103aを構成する斜面部108cに当接させる。第
2ピン7をクランプする位置までクランパ112を移動
させて、ラチェツトレンチ119によりクランパ112
にクランプ力を付与する方向にクランプボルト106を
回転させると、クランプボルト106は第1スラスト受
け120から反力をとって、クランパ112にクランプ
力を付与する方向にくさび116を移動させる。この結
果作業機アタッチメント5が簡易着脱装置100に容易
に装着されると共に、くさび116の食込み力と、ラチ
ェツトレンチ119の逆転空回り機構を利用したクラン
プボルト106の弛み止め効果により、作業機アタッチ
メント5を簡易着脱装置100に確実に装着することが
できる。
【0019】この状態から作業機アタッチメント5を簡
易着脱装置100から離脱させるためには、ラチェツト
レンチ119によりクランパ112のアンクランプ力を
解除する方向にクランプボルト106を回転させると、
クランプボルト106は第2スラスト受け109aから
反力をとって、クランパ112のクランプ力を解除する
方向にくさび116を移動させる。その後クランパ11
2が第2ピン7をアンクランプする位置までクランパ1
12を移動させる。この結果作業機アタッチメント5を
簡易着脱装置100から容易に離脱させることができ
る。従って作業機アタッチメント5の着脱作業における
信頼性の向上と、作業機アタッチメント5の着脱作業効
率の向上を図ることができる。またラチェツトレンチ1
19が設置されているため、別の締付け工具が不要とな
る。
【0020】本発明に係る作業機アタッチメント5の簡
易着脱装置100の第6の発明は、第5の発明におい
て、前記クランパ112を常にアンクランプ位置に付勢
するばね115と、クランパ112をクランプ位置に保
持する第1ストッパ部108eと、前記クランパ112
をアンクランプ位置に保持する第2ストッパ部108a
とを備えることを特徴とする。
【0021】第6の発明によれば、第2ピン7をクラン
プする場合には、常にアンクランプ方向に付勢するばね
115のばね力に抗して、クランパ112を第1ストッ
パ部108eまで移動させれば、自動的にクランパ11
2をクランプ位置に保持することができる。また第2ピ
ン7をアンクランプする場合には、クランパ112の第
1ストッパ部108eによる係止を解除すれば、クラン
パ112はばね115のばね力によりアンクランプ位置
まで移動して、第2ストッパ部108aによりクランパ
112を自動的にアンクランプ位置に保持することがで
きる。従って作業機アタッチメント5の着脱作業効率を
この面からより一層向上させることができる。
【0022】本発明に係る作業機アタッチメント5の簡
易着脱装置100の第7の発明は、第5の発明におい
て、前記第1スラスト受け120は、クランプボルト1
06のクランプ側スラスト面に着脱自在なスラストフッ
クにより構成されることを特徴とする。
【0023】第7の発明によれば、作業機アタッチメン
ト5を簡易着脱装置100から離脱させる場合に、クラ
ンプボルト106をアンクランプ方向に回転させると、
クランプボルト106は第2スラスト受け109aから
反力をとって、くさび116による食込み力を開放す
る。その後、スラストフック120をクランプボルト1
06のクランプ側スラスト面から離脱させると、クラン
プボルト106を回転することなく、スラストフック1
20の厚さ分だけくさび116をアンクランプ方向に移
動できる。また作業機アタッチメント5を簡易着脱装置
100に装着する場合にも、クランプボルト106を回
転することなく、スラストフック120の厚さ分だけく
さび116をクランプ方向に移動して、スラストフック
120をクランプボルト106のクランプ側スラスト面
に当接して、クランプボルト106をクランプ方向に回
転すればよい。この結果作業機アタッチメント5を簡易
着脱装置100から容易に着脱することができる。従っ
て作業機アタッチメント5の着脱作業効率をこの面から
より一層向上させることができる。
【0024】本発明に係る作業機アタッチメント5の簡
易着脱装置100の第8の発明は、第5の発明におい
て、前記クランパ112は、リンク側プレート103に
固定した斜面部108cに接続する前面ガイド部112
aを備えることを特徴とする。
【0025】第8の発明によれば、クランパ112がア
ンクランプ位置まで移動している状態では、アーム1と
リンク2を駆動して、第3フックを構成する斜面部10
8cに第2ピン7を当接させるときに、クランパ112
の前面ガイド部112aが第2ピン7のガイドとなる。
この結果作業機アタッチメント5を簡易着脱装置100
に容易に装着できる。従って作業機アタッチメント5の
着脱作業効率をこの面からより一層向上させることがで
きる。
【0026】本発明に係る作業機アタッチメント5の簡
易着脱装置100の第9の発明は、第5の発明におい
て、前記アーム側プレート101,102とリンク側プ
レート103とを連結する連結部材104は、パイプ材
からなることを特徴とする。
【0027】第9の発明によれば、アーム1とリンク2
を駆動して、作業機アタッチメント5を簡易着脱装置1
00に脱着するときに、運転席からの視界性が向上する
ため、この面からも作業機アタッチメント5の着脱作業
効率のより一層の向上を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る作業機のアタ
ッチメントの簡易着脱装置の各実施例について、図面を
参照して説明する。
【0029】図1は本発明に係る簡易着脱装置の第1実
施例10の側面断面図である。パワーショベルのアーム
1とリンク2に、ピン3及び4により連結されたブラケ
ット11に固着されたプレート12の下面には、側板1
3が固設され、その前後方向の一端にはアタッチメント
の一つであるバケット5に固設された一方のピン6に係
合するU字形状の第1フック14が横向きで外側に開口
して設けられている。側板13の他端には、下向きで下
方が第1フック14に近接するように傾斜し、バケット
5の他方に固設されたピン7に当接する斜板21が固着
されている。第1フック14と斜板21との間の斜板2
1の近傍に、斜板21と第1フック14に平行な軸22
により回動コマ23が軸支され、斜板21とともに第2
フック20を構成している。回動コマ23の一端にはく
さび接触面24が設けられ、他端にはピン7に当接する
レバー25が設けられている。プレート12の第2フッ
ク20側には回動コマ23を回動させるロック装置30
が取着されている。
【0030】図2は第2フック20及びロック装置30
の詳細図である。プレート11の第2フック20側の端
部にはブラケット31が固設され、斜板21及び軸22
に直交する方向にメネジ32が設けられている。メネジ
32には勾配面34を有するくさび部材33を先端に連
結し、頭部にスパナ等で回転操作可能な六角頭37を有
する調整ネジ36が螺合されている。くさび部材33の
勾配面34の反対側の面35はプレート12に固設され
た摺動プレート38に摺動可能に接触しており、調整ネ
ジ36とくさび部材33とは相互に回転可能に連結され
ている。くさび部材33の勾配面34は回動コマ23の
くさび接触面24に当接し、調整ネジ36を締め込むこ
とによりくさび部材33は摺動プレート38に接触しな
がら摺動し、勾配面34は回動コマ23のくさび接触面
24を押して矢印A方向に回動させ、バケット5のピン
7を斜板21と回動コマ23のレバー25により係止す
るようになっている。調整ネジ36を弛めれば回動コマ
23は矢印B方向に回動し、ピン7の係止は解除され
る。
【0031】図1において、アーム1及びリンク2と簡
易着脱装置10とを連結するピン3,4と、簡易着脱装
置10とバケット5を連結するピン6,7との距離S1
は、従来のものより小さい。したがって、作業者が作業
する場合に違和感を生じることがなく、作業がやりやす
い。
【0032】以下に簡易着脱装置10にバケット5を固
着する手順について、図3〜図5に基づいて説明する。
【0033】(1)作業者は簡易着脱装置10の調整ネ
ジ36をスパナ等で弛めて回動コマ23を矢印B方向に
回動させた後、パワーショベルの運転室に乗って作業機
を操作し、第1フック14をバケット5の一方のピン6
に係合させる。(図3参照) (2)つぎに、作業者はパワーショベルの運転室におい
て作業機を操作して簡易着脱装置10をピン6を中心と
して回動させ、斜板21をバケット5の他方のピン7に
当接させる。(図4参照) (3)つぎに、作業者はバケット5の傍に行き、スパナ
等で調整ネジ36を締め込んで回動コマ23を矢印A方
向に回動させ、ピン7を斜板21と回動コマ23のレバ
ー25により係止して簡易着脱装置10にバケット5を
固着する。(図5参照) (1)、(2)の作業には困難な位置決め作業がないた
め、作業者は一人で簡易着脱装置10にバケット5を固
着できる。
【0034】バケット5を簡易着脱装置10から離脱す
る場合には、上記と逆の手順で作業すればよいので説明
は省略する。
【0035】図6は本発明に係る簡易着脱装置の第2実
施例40の側面断面図である。パワーショベルのアーム
1とリンク2にピン3及び4により連結されたブラケッ
ト41に固設されたプレート42と山形のプレート43
の下面には側板44が固着され、その前後方向の一端に
はバケット5の一方に固設されたピン6に係合するU字
形状の第1フック45が、横向きに外側に開口して設け
られている。側板44の他端には、下向きで下方が第1
フック45に近接するように傾斜し、バケット5の他方
に固設されたピン7に当接する斜板51が固着されてい
る。第1フック45と斜板51の間で、斜板51の近傍
に、斜板51と第1フック45に平行に設けられた軸5
2には回動コマ53が軸支され、斜板51とともに第2
フック50を構成している。回動コマ53の一端にはく
さび接触面54が設けられ、他端にはバケット5のピン
7に当接するレバー55が設けられている。プレート4
2の下面には回動コマ53を回動させるロック装置60
が設けられている。
【0036】図7(a)は第2フック50及びロック装
置60の詳細図であり、図7(b)は図7(a)のX矢
視図である。第1フック45と第2フック50の間の、
プレート42の端面には孔62を有するブラケット61
が固着されている。一端に段付部64及びメネジ65を
有し、他端にスパナ等で回転可能な六角頭66を備えた
調整ナット63は、段付部64に係合する段付部68を
有する押さえ金具67を介してボルト69によりブラケ
ット43に回動自在に取着されている。先端部の一面に
回動コマ53のくさび接触面54に接触する勾配面71
及び72を有し、反対側の面73はプレート42に接触
して摺動するくさび部材70の後端部にはネジ74が設
けられ、調整ナット63のメネジ65に螺合している。
側板44の調整ナット63近傍には調整窓46が設けら
れ、作業者はこの調整窓46からスパナ等を用いて調整
ナット63を回転させることができる。
【0037】調整ナット63を回転させるとくさび部材
70はプレート42に接触しながら摺動し、矢印C方向
に進めば勾配面71は回動コマ53のくさび接触面54
を押して回動コマ53を矢印c方向に回動させ、回動コ
マ53のレバー55はバケット5のピン7に当接し、斜
板51とともにピン7を係止する。調整ナット63を反
対に回転させ、くさび部材70を矢印D方向に進ませる
と回動コマ53は矢印d方向に回動し、ピン7の係止は
解除される。
【0038】図6において、アーム1及びリンク2と簡
易着脱装置40とを連結するピン3,4と、簡易着脱装
置40とバケット5とを連結するピン6,7との距離S
2は従来のものより小さいため、作業者は作業する場合
に違和感を生じることがなく、作業がやりやすい。
【0039】以下に簡易着脱装置40にバケット5を固
着する手順について、図8〜図10に基づいて説明す
る。
【0040】(1)まず、作業者は簡易着脱装置40の
調整ナット63をスパナ等で回転させ、くさび部材70
を矢印D方向に摺動させて回動コマ53を矢印d方向に
回動させ、パワーショベルの運転室に乗って作業機を操
作し、第1フック45をバケット5の一方のピン6に係
合させる。(図8参照) (2)つぎに、作業者はパワーショベルの運転室で作業
機を操作し、簡易着脱装置40をバケット5の一方のピ
ン6を中心として回動させ、斜板51をバケット5の他
方のピン7に当接させる。(図9参照) (3)つぎに、作業者はバケット5の傍に行ってスパナ
等で調整ナット63を回転させ、くさび部材70を矢印
C方向に摺動させ、勾配面71で回動コマ53を押して
矢印c方向に回動させ、回動コマ53のレバー55をバ
ケットの他方のピン7に当接させ、斜板51とレバー5
5で係止し、バケット5を簡易着脱装置40に固着す
る。(1)、(2)の作業には困難な位置決め作業がな
いため、作業者は一人で簡易着脱装置40にバケット5
を固着することができる。
【0041】バケット5を簡易着脱装置40から離脱す
る場合には、上記と逆の手順で作業すればよいので説明
は省略する。
【0042】次に図11〜13に示す本発明に係る簡易
着脱装置の第3実施例について説明する。図11は第3
実施例の側面図、図12は図11のV矢視図、図13は
図11における簡易着脱装置主要部の前部斜視図であ
る。前部にそれぞれアーム側フック101,102が形
成された左右のアーム側プレート101,102の後部
には、それぞれ第1、第2ブラケット105,106
(図示しない)が固定されており、この第1、第2ブラ
ケット105,106には第1、第2ピン穴105a,
106aに挿入されたアームピン3により、作業機のア
ーム1先端が枢着されている。またリンク側プレート1
03には第3ブラケット107が固定されており、この
第3ブラケット107には第3ピン穴107aに挿入さ
れたリンクピン4により、作業機のリンク2先端が枢着
されている。アーム側プレート101,102とリンク
側プレート103とは連結部材104としてのパイプ材
により一体的に連結されて簡易着脱装置100の強度メ
ンバを構成している。
【0043】リンク側プレート103の上部には前部に
斜面部108cが形成された、ベース108が固定され
ている。このベース108の両側部にはボックス110
の両側板110a,110bが固定されており、両側板
110a,110bの上部は、斜面ガイド部110dの
形成されたガイド部材110cにより連結されている。
ボックス110の両側板110a,110b間でベース
108の上部には、クランパ112が挟持されており、
クランパ112の上面と、ガイド部材110cの傾斜ガ
イド部110d間には、この傾斜ガイド部110dと同
じ傾斜に形成されたくさび116が配置され、このくさ
び116の後部には雌ねじ部116bが形成されてい
る。ベース108の上面にはクランパ112の後下部を
支持して、クランパ112をクランプ位置に保持する段
差部108dと、第1ストッパ部108eが形成され、
その後部にはクランパ112の後下部を支持して、クラ
ンパ112をアンクランプ位置に保持するスライド部1
08bと、第2ストッパ部108aが形成されている。
【0044】クランパ112の前面には前記斜面部10
8cに連続する前面ガイド部112aが形成され、作業
機アタッチメント5(以後、バケット5と記す)に設置
された第2ピン7に当接する部分には、クランプ部11
2cが形成されている。またクランパ112の後面に固
定されたばね第1支持材113と、ベース108に取り
付けた取付板109に固定されたばね第2支持材114
とには、ばね115が装着され、クランパ112を常時
アンクランプ方向に付勢している。また取付板109の
上部には、後述するクランプボルト106後端部が当接
する第2スラスト受け109aが形成されている。
【0045】ボックス110の後面にはスラスト板11
7が固定され、このスラスト板117には、前記くさび
116に形成された雌ねじ部116bに螺合するクラン
プボルト106を支持する通し穴117aが形成されて
いる。またスラスト板117の後面には第1スラスト受
け120(以後、スラストフック120と記す)が、ボ
ックス110上面に固定された止めピン111に当接す
るまで、ボルト121回りに揺動可能に設置されてい
る。スラストフック120後方のクランプボルト106
には、ナット118が固定されており、このナット11
8にはラチェツトレンチ119のソケット部119aが
係合し、このソケット部119aにはハンドル部119
bが固定されている。クランプボルト106後端部には
ソケット部119aの抜け止め用のダブルナット118
aが螺合している。
【0046】以上のようにベース108に形成された斜
面部108cと、クランパ112のクランパ部112c
とにより、バケット5に設置された第2ピン7を着脱自
在に装着できるリンク側フック103aを形成してい
る。またリンク側フック103aの着脱手段は、ベース
108、クランパ112、取付板109、ボックス11
0、くさび116、クランプボルト106、ナット11
8、ラチェットレンチ119、スラストフック120等
により構成される。
【0047】以下に図11〜図13に基づいて、簡易着
脱装置100にバケット5を着脱する手順と共に、本発
明に係る第3実施例の作用を説明する。
【0048】〔I〕バケット5を簡易着脱装置100に
装着する作業 (1)作業者は作業機の運転室に乗って作業機を操作
し、アーム側フック101a,102aをバケット5の
第1ピン6に係合させる。 (2)作業者は作業機の運転室において作業機を操作し
て簡易着脱装置100を第1ピン6を中心として回動さ
せ、バケット5の第2ピン7を、リンク側フック103
aを構成する斜面部108cに当接させる。このときに
はクランパ112の前面ガイド部112aが第2ピン7
のガイドとなるため、第2ピン7を斜面部108cに当
接させる作業が容易になる。 (3)作業者はバケット5の傍に行き、簡易着脱装置1
00のクランパ112をばね115のばね力に抗して第
2ピン7をクランプする位置まで移動させると、クラン
パ112の後下部が段差部108dと、第1ストッパ部
108eとに支持され、クランプ位置に自動的に保持さ
れる。 (4)その後スラストフック120をボルト121回り
に揺動させて、スラスト板117とナット118間に移
動させる。 (5)この状態で、ラチェツトレンチ119のハンドル
部119bにより、クランプボルト106がくさび11
6の雌ねじ部116bにねじ込まれる方向に、ソケット
部119aを回転させると、クランプボルト106に固
定されたナット118は、スラストフック120から反
力をとってくさび116をA方向に移動させる。 (6)この結果、くさび116の傾斜部116aはガイ
ド部材110cの傾斜ガイド部110dからクランプ反
力をとって、クランパ112を段差部108d回りに反
時計方向に揺動させて、クランプ部112cによりバケ
ット5の第2ピン7をリンク側フック103aにクラン
プする。従ってバケット5が簡易着脱装置100に確実
に、かつ容易に装着される。
【0049】〔II〕バケット5を簡易着脱装置100か
ら離脱させる作業 (1)作業者は作業機の運転室に乗って作業機を操作
し、バケット5を図11に示す状態にして地面上に降ろ
す。 (2)作業者はバケット5の傍に行き、ラチェツトレン
チ119のハンドル部119bにより、クランプボルト
106がくさび116の雌ねじ部116bから抜け出る
方向に、ソケット部119aを回転させると、くさび1
16とガイド部材110cとがくさびの食い込み作用に
より強力に固定されているため、クランプボルト106
は第2スラスト受け109aに当たるまでA方向に移動
する。その後クランプボルト106は第2スラスト受け
109aから反力をとって、くさび116とガイド部材
110cとの強力な固定を解除する。 (3)その後スラストフック120をボルト121回り
に揺動させて止めピン111に当たる位置に保持する。 (4)その後はラチェツトレンチ119によりクランプ
ボルト106を回転させることなく、くさび116を前
上方に移動させてクランパ112の第1ストッパ部10
8eによるクランパ位置への保持を解除すると、クラン
パ112はばね115により自動的に第2ストッパ部1
08aに当たるまで移動してアンクランプ位置に保持さ
れる。 (5)この状態で作業者は作業機の運転室に乗って作業
機を操作し、簡易着脱装置100を第1ピン6回りに時
計方向に揺動させると、バケット5を簡易着脱装置10
0から離脱させることができる。
【0050】左右のアーム側プレート101,102
と、リンク側プレート103とは連結部材104として
のパイプ材により一体的に連結されているため、作業者
が運転室に乗って作業機を操作して、アーム側フック1
01a,102aをバケット5の第1ピン6に係合させ
て、簡易着脱装置100を第1ピン6回りに反時計方向
に揺動させてバケット5を簡易着脱装置100に装着す
るときや、簡易着脱装置100を第1ピン6回りに時計
方向に揺動させてバケット5を簡易着脱装置100から
離脱させるときに、運転席からの視界性がよく、バケッ
ト5の着脱作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易着脱
装置の第1実施例の側面断面図である。
【図2】図1における第2フックとロック装置の詳細図
である。
【図3】図1における作業機アタッチメントの簡易着脱
装置のバケットとの連結手順の第1手順の説明図であ
る。
【図4】図3に続く、第2手順の説明図である。
【図5】図4に続く、第3手順の説明図である。
【図6】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易着脱
装置の第2実施例の側面断面図である。
【図7】図6における第2フックとロック装置の詳細図
である。
【図8】図6における作業機アタッチメントの簡易着脱
装置のバケットとの連結手順の第1手順の説明図であ
る。
【図9】図8に続く、第2手順の説明図である。
【図10】図9に続く、第3手順の説明図である。
【図11】本発明に係る作業機アタッチメントの簡易着
脱装置の第3実施例の側面図である。
【図12】図11のV矢視図である。
【図13】図11における簡易着脱装置主要部の前部斜
視図である。
【図14】従来のアタッチメントの簡易着脱装置の側面
断面図である。
【図15】図11のバケットとの連結手順を説明する図
である。
【符号の説明】
部品の後の括弧内に請求項の名称を記す。 5…バケット(アタッチメント)、6,7…ピン(第
1,第2のピン)、10,40,100…簡易着脱装
置、14,45…第1フック、20,50…第2フッ
ク、21,51…斜板、23,53…回動コマ、33,
70…くさび部材、34,71…傾斜面、36…調整ネ
ジ、63…調整ナット、101,102…アーム側プレ
ート、101a,102a…アーム側フック、103…
リンク側プレート、103a…リンク側フック、104
…連結パイプ(連結部材)、105…第1ブラケット、
105a…第1ピン穴、106…クランブボルト、10
7…第3ブラケット、107a…第3ピン穴、108…
ベース、108a…第2ストッパ部、108b…スライ
ド部、108c…斜面部、108d…段差部、108e
…第1ストッパ部、109…取付板、109a…第2ス
ラスト受け、110…ボックス、110a…第1側板、
110b…第2側板、110c…ガイド部材、110d
…傾斜ガイド部、111…止めピン、112…クラン
パ、112a…前面ガイド部、112b…クランパ後面
部、112c…クランプ部、113…ばね第1支持材、
114…ばね第2支持材、115…ばね、116…くさ
び、116a…斜面部、116b…雌ねじ部、117…
スラスト板、117a…通し穴、118…ナット、11
8a…ダブルナット、119…ラチェットレンチ、11
9a…ソケット部、119b…ハンドル部、120…ス
ラストフック(第1スラスト受け)、121…ボルト。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車両の作業機アームの先端に取着さ
    れ、2ヶ所のフックにアタッチメントの2本のピンを結
    合して着脱自在にする作業機アタッチメントの簡易着脱
    装置において、アタッチメントの第1のピンに係合する
    第1フックはU字状で上方に開口し、アタッチメントの
    第2のピンに係合する第2フックは、第2のピンの上部
    に作業機アーム側で当接し、作業機アーム側が低くなる
    斜板と、第2のピンの上部に作業機アームと反対側で当
    接するように回動して、第2のピンを係止する回動コマ
    とからなることを特徴とする作業機アタッチメントの簡
    易着脱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記回動コマは第1フックと第
    2フック間に設置した回動軸回りに回動すると共に、前
    記第1フックと第2フックとを結ぶ方向にほぼ平行に摺
    動して、前記第2のピンを係止するように回動コマを回
    動させるロック装置とからなることを特徴とする作業機
    アタッチメントの簡易着脱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記ロック装置はネジ手段によ
    り摺動し、前記回動コマの傾斜面に当接して回動コマを
    回動させる傾斜面よりなるくさび部材を備えることを特
    徴とする作業機アタッチメントの簡易着脱装置。
  4. 【請求項4】 アームとリンクとの先端に枢着されると
    共に、作業機アタッチメントに設置された第1、第2ピ
    ンに着脱自在なアーム側フック、およびリンク側フック
    を備えた作業機アタッチメントの簡易着脱装置におい
    て、 前記アームに枢着され、第1ピンに係合するアーム側フ
    ックを備えたアーム側プレートと、リンクに枢着され、
    前記第2ピンに係合するリンク側フックを備えたリンク
    側プレートと、これらアーム側プレートとリンク側プレ
    ートとを連結する連結部材とからなり、前記リンク側フ
    ックは、リンク側プレートに固定した斜面部と、第2ピ
    ンに着脱自在に駆動されるクランパとにより構成され、
    このクランパの第2ピンに対する着脱手段は、クランパ
    に第2ピンのクランプ力を付与するくさびと、このくさ
    びの駆動手段とにより構成されることを特徴とする作業
    機アタッチメントの簡易着脱装置。
  5. 【請求項5】 アームとリンクとの先端に枢着されると
    共に、作業機アタッチメントに設置された第1、第2ピ
    ンに着脱自在なアーム側フック、およびリンク側フック
    を備えた作業機アタッチメントの簡易着脱装置におい
    て、前記アームに枢着され、第1ピンに係合するアーム
    側フックを備えたアーム側プレートと、リンクに枢着さ
    れ、前記第2ピンに係合するリンク側フックを備えたリ
    ンク側プレートと、これらアーム側プレートとリンク側
    プレートとを連結する連結部材とからなり、前記リンク
    側フックは、リンク側プレートに固定した斜面部と、第
    2ピンに着脱自在に駆動されるクランパとにより構成さ
    れ、このクランパの第2ピンに対する着脱手段は、クラ
    ンパに第2ピンのクランプ力を付与するくさびと、くさ
    びのクランプ力の反力を付与する斜面ガイド部を有する
    ガイド部材と、前記くさびに設置された雌ねじ部に螺合
    するクランプボルトと、このクランプボルトに回転力を
    付与するラチェツトレンチと、クランプボルトを一方向
    に回転することによりクランパにクランプ力を付与する
    第1スラスト受けと、クランプボルトを他方向に回転さ
    せてクランパのクランプ力を解除する第2スラスト受け
    とにより構成されることを特徴とする作業機アタッチメ
    ントの簡易着脱装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記クランパを常時アンクラン
    プ位置に付勢するばねと、クランパをクランプ位置に保
    持する第1ストッパ部と、前記クランパをアンクランプ
    位置に保持する第2ストッパ部とを備えることを特徴と
    する作業機アタッチメントの簡易着脱装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記第1スラスト受けは、クラ
    ンプボルトのクランプ側スラスト面に着脱自在なスラス
    トフックにより構成されることを特徴とする作業機アタ
    ッチメントの簡易着脱装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記クランパは、リンク側プレ
    ートに固定した斜面部に接続する前面ガイド部を備える
    ことを特徴とする作業機アタッチメントの簡易着脱装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の作業機アタッチメントの
    簡易着脱装置において、前記アーム側プレートとリンク
    側プレートとを連結する連結部材は、パイプ材からなる
    ことを特徴とする作業機アタッチメントの簡易着脱装
    置。
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Cited By (4)

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