JPH107244A - ワーク搬送機構 - Google Patents

ワーク搬送機構

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JPH107244A
JPH107244A JP16342196A JP16342196A JPH107244A JP H107244 A JPH107244 A JP H107244A JP 16342196 A JP16342196 A JP 16342196A JP 16342196 A JP16342196 A JP 16342196A JP H107244 A JPH107244 A JP H107244A
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JP
Japan
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guide rail
work
pin member
engaged
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP16342196A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kaneko
弘司 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH107244A publication Critical patent/JPH107244A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極めて簡易な構成により、ワークの搬送中に載
置状態を容易に変更することができるワーク搬送機構を
提供すること。 【解決手段】ワーク搬送機構10は、第1作業部12と
第2作業部14との間に配設されるガイドレール16
と、前記ガイドレール16に沿って移動する移動部18
と、上端部が前記移動部18に軸支される支柱20と、
前記支柱20の下端部に配設されてワークWを載置する
ゴンドラ22と、搬送途中における前記ゴンドラ22の
回動を阻止する位置決め体24と、前記ガイドレール1
6に沿って配設されるラック体26と、前記支柱20に
設けられるピニオン体28と、前記位置決め体24のガ
イドレール16に対する係脱を行う係脱部30、31
と、前記移動部18をガイドレール16に沿って移動さ
せる駆動部としてのモータ32とから基本的に構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1作業部のワー
クを搬送路を介して第2作業部まで搬送する間に、前記
ワークの載置状態を変更するワーク搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】生産現場においては、ワークが複数の作
業部間を搬送されることで、種々の作業がなされ、所望
の製品の生産が行われている。この場合、各作業部で
は、ワークに対する作業位置、取り出し方向、載置方向
等が異なっているのが一般的である。例えば、第1作業
部から排出されたワークを搬送路に沿って搬送した後、
その姿勢を反転して第2作業部に供給する場合がある。
また、第1作業部からの搬送路に対するワークの搬入方
向と、第2作業部に対する搬送路からのワークの搬出方
向とが異なる場合がある。このような場合、作業者は、
ワークの搬送途中、あるいは搬送前に該ワークの姿勢の
反転作業や、移載作業を強いられることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合を解消するためになされたものであり、極めて簡易な
構成により、ワークの搬送中において載置状態を容易に
変更することのできるワーク搬送機構を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、第1作業部のワークを搬送路を介して
第2作業部まで搬送するワーク搬送機構において、前記
搬送路に沿って配設されるガイドレールと、前記ガイド
レールに係合した状態で移動する移動部と、一端部が前
記移動部に対して回動可能な状態で軸支される支柱と、
前記支柱の他端部に配設されて前記ワークを載置するゴ
ンドラと、一端部が前記支柱に固定され、他端部が前記
ガイドレールに対して係脱可能に係合する位置決め体
と、前記ガイドレールに沿って直線状に配設され、所定
間隔からなる複数の第1係合部を有したラック体と、前
記支柱に円弧状に配設され、前記ラック体の前記第1係
合部に係合する所定間隔からなる複数の第2係合部を有
したピニオン体と、前記ラック体の近傍に配設され、前
記位置決め体を前記ガイドレールに対して係脱する係脱
部と、を備えることを特徴とする。
【0005】この場合、第1作業部でゴンドラに載置さ
れたワークは、ガイドレールに沿って第2作業部まで搬
送される。この搬送の間、位置決め体が前記ガイドレー
ルに設けられた係脱部によって前記ガイドレールから離
脱し、これによって支柱が移動部に対して回動可能な状
態となる。次いで、ピニオン体の第2係合部がラック体
の第1係合部に係合するため、前記移動体の移動に伴っ
て前記支柱を介してゴンドラが回動することになる。こ
の結果、前記ゴンドラに載置されたワークの載置状態が
第2作業部に応じて変更される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るワーク搬送機構につ
いて、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0007】図1は、本実施の形態のワーク搬送機構1
0の概略斜視説明図である。このワーク搬送機構10
は、第1作業部12と第2作業部14との間に配設され
るガイドレール16と、前記ガイドレール16に沿って
移動する移動部18と、上端部が前記移動部18に軸支
される支柱20と、前記支柱20の下端部に配設されて
ワークWを載置するゴンドラ22と、搬送途中における
前記ゴンドラ22の回動を阻止する位置決め体24と、
前記ガイドレール16に沿って配設されるラック体26
と、前記支柱20に設けられるピニオン体28と、前記
位置決め体24のガイドレール16に対する係脱を行う
係脱部30、31と、前記移動部18をガイドレール1
6に沿って移動させる駆動部としてのモータ32とから
基本的に構成される。
【0008】図2に示すように、ガイドレール16は、
断面形状が略コ字状に形成され、第1作業部12および
第2作業部14の間に延在し、移動部18が係合する溝
部34を有する。移動部18は、前記ガイドレール16
に沿って配設される板体36と、前記板体36の両端部
に取着され、前記溝部34に係合した状態で転動する車
輪38a、38bとからなる。前記板体36の中央部に
は、軸受部40を介して支柱20の上端部が連結されて
おり、前記支柱20は、前記軸受部40を中心として回
動可能である。
【0009】位置決め体24は、図3に示すように、一
端部が支柱20に固定されたガイドバー42と、前記ガ
イドバー42の他端部に連結され、スプリング44の弾
発力によりガイドレール16に向かって付勢されたピン
部材46と前記ピン部材46の上端部よりやや下方に固
定された円板48とからなる。なお、前記円板48は、
図4に示すように、その直径がガイドレール16の幅よ
りも大きく設定されている。
【0010】一方、ラック体26は、ガイドレール16
の側部に配設された略コ字状の枠体50と、ガイドレー
ル16に向かった状態で前記枠体50に植設され、且
つ、前記ガイドレール16に沿って一定間隔で配列され
た複数のピン部材52(第1係合部)とからなる。ま
た、ピニオン体28は、中心部が支柱20に固定された
扇状の枠体54と、上方に向かった状態で前記枠体54
の円弧部分に植設され、且つ、前記ピン部材52と同一
の間隔で配列された複数のピン部材56(第2係合部)
とからなる。なお、ピニオン体28を構成する前記枠体
54の円弧部分の半径は、ラック体26を構成する枠体
50のガイドレール16からの距離よりも若干短く設定
しておく。このように設定することで、ピン部材52、
56同士を係合させるとともに、枠体50、54同士の
干渉を回避することができる。
【0011】係脱部30は、ガイドレール16の側部に
配設される板体よりなる。この係脱部30は、図5A、
図5Bに示すように、ガイドレール16から徐々に離間
するとともに、その下端部が下方向に傾斜する第1テー
パ部58aと、前記第1テーパ部58aの端部から上方
向に傾斜する第2テーパ部58bとを有している。従っ
て、図5Aに示すように、位置決め体24がガイドレー
ル16に沿って矢印X方向に移動し、円板48が前記係
脱部30に当接すると、前記円板48は第1テーパ部5
8aにより矢印−Z方向に変位する。また、係脱部31
は、ガイドレール16に対して前記係脱部30と対称に
配設されており、図6A、図6Bに示すように、第1テ
ーパ部59aおよび第2テーパ部59bを有している。
この場合、図6Aに示すように、位置決め体24がガイ
ドレール16に沿って矢印X方向に移動し、前記係脱部
31に当接すると、前記円板48は第2テーパ部59b
により矢印−Z方向に変位する。
【0012】モータ32は、ガイドレール16の一方の
端部側に固定されており、その駆動軸60には、プーリ
62が装着される。また、前記ガイドレール16の他方
の端部側には、プーリ64が装着されている。そして、
前記プーリ62、64間にはワイヤ66が張架される。
なお、前記ワイヤ66は、各端部が、移動部18を構成
する板体36に固定される。
【0013】本実施の形態に係るワーク搬送機構10
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその動作について説明する。
【0014】先ず、図1に示すように、ガイドレール1
6の溝部34に対して位置決め体24を構成するピン部
材46を係合させた状態とし、第1作業部12のワーク
Wをゴンドラ22に載置する。次いで、モータ32を駆
動し、ワイヤ66を介して前記ゴンドラ22を第2作業
部14側に搬送する。この場合、前記ゴンドラ22は、
位置決め体24によって支柱20に対する回動が阻止さ
れているため、搬送中にワークWが揺動することがな
い。
【0015】次に、前記ゴンドラ22が第2作業部14
に近接した時点で、位置決め体24を構成する円板48
の外周部が係脱部30の第1テーパ部58aに当接する
(図5A、図5B参照)。そこで、位置決め体24が矢
印X方向に移動すると、その移動に伴って前記円板48
が第1テーパ部58aにより矢印−Z方向に押し下げら
れる。従って、ピン部材46がガイドレール16の溝部
34から抜け、ゴンドラ22が支柱20を中心として回
動可能な状態となる。さらに、この時、支柱20に配設
されたピニオン体28を構成するピン部材56がラック
体26を構成するピン部材52に係合するため、前記ゴ
ンドラ22は、ラック・ピニオン機構によって回動を開
始することになる。
【0016】更なる移動に伴って位置決め体24が略1
80度回動すると、前記位置決め体24は、係脱部31
によって再び回動しない状態に位置決めされる。すなわ
ち、位置決め体24を構成する円板48は、その外周部
が係脱部31の第2テーパ部59bに当接する(図6
A、図6B参照)。そこで、位置決め体24が矢印X方
向に移動すると、その移動に伴って前記円板48が第2
テーパ部59bにより矢印−Z方向に押し下げられる。
従って、ピン部材46の上端部がガイドレール16の溝
部34に係合可能な状態まで押し下げられることにな
る。この状態でゴンドラ22がさらに回動することによ
り、前記ピン部材46がガイドレール16の溝部34に
係合し、再びワークWが揺動しない位置決め状態とな
る。
【0017】前記の状態でゴンドラ22が第2作業部1
4に到達する。ここで、第2作業部14にゴンドラ22
が到達したとき、載置されていたワークWは、第2作業
部14に向かった状態となっており、作業者は、前記ワ
ークWをそのままの状態で第2作業部14に移載するこ
とができる。
【0018】なお、上述した実施の形態において、係脱
部30、31が夫々第1テーパ部58a、59aおよび
第2テーパ部58b、59bを有していることから、第
2作業部14から第1作業部12に向かってワークWを
搬送する場合においても、同様にして係脱部30、31
によるゴンドラ22の位置決めおよび回動可能な状態が
実現されることになる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、極めて
簡易な構成により、搬送中にワークの載置状態を容易に
変更することができる。その結果、ワークに対する加工
位置が所望の位置になって、作業が一層し易くなり、あ
るいは、次工程へのワークの姿勢制御が容易になされる
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るワーク搬送機構を示
す概略斜視説明図である。
【図2】図1のワーク搬送機構の一部断面概略側面図で
ある。
【図3】図1のワーク搬送機構の概略側面図である。
【図4】図1のワーク搬送機構の概略平面図である。
【図5】図5Aは、図1のワーク搬送機構の係脱部の動
作を示す概略拡大側面図、図5Bは、該係脱部の概略拡
大平面図である。
【図6】図6Aは、図1のワーク搬送機構の係脱部の動
作を示す概略拡大側面図、図6Bは、該係脱部の概略拡
大平面図である。
【符号の説明】
10…ワーク搬送機構 12…第1作業
部 14…第2作業部 16…ガイドレ
ール 18…移動部 20…支柱 22…ゴンドラ 24…位置決め
体 26…ラック体 28…ピニオン
体 30、31…係脱部 32…モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1作業部のワークを搬送路を介して第2
    作業部まで搬送するワーク搬送機構において、 前記搬送路に沿って配設されるガイドレールと、 前記ガイドレールに係合した状態で移動する移動部と、 一端部が前記移動部に対して回動可能な状態で軸支され
    る支柱と、 前記支柱の他端部に配設されて前記ワークを載置するゴ
    ンドラと、 一端部が前記支柱に固定され、他端部が前記ガイドレー
    ルに対して係脱可能に係合する位置決め体と、 前記ガイドレールに沿って直線状に配設され、所定間隔
    からなる複数の第1係合部を有したラック体と、 前記支柱に円弧状に配設され、前記ラック体の前記第1
    係合部に係合する所定間隔からなる複数の第2係合部を
    有したピニオン体と、 前記ラック体の近傍に配設され、前記位置決め体を前記
    ガイドレールに対して係脱する係脱部と、 を備えることを特徴とするワーク搬送機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の機構において、 前記移動部に連結されるワイヤと、 前記ワイヤを駆動することで前記移動部を前記ガイドレ
    ールに沿って移動させる駆動部と、 を備えることを特徴とするワーク搬送機構。
  3. 【請求項3】請求項1記載の機構において、 前記ガイドレールは、前記移動部および前記位置決め体
    が係合する溝部を有することを特徴とするワーク搬送機
    構。
  4. 【請求項4】請求項1記載の機構において、 前記位置決め体は、弾性体によって変位可能な状態で前
    記ガイドレールに係合するピン部材と、前記ピン部材に
    設けられた円板とを備え、 前記係脱部は、前記ガイドレールから前記ピン部材の変
    位方向に沿って傾斜するテーパ部を有し、前記テーパ部
    に対して前記円板の円周部が摺接することを特徴とする
    ワーク搬送機構。
JP16342196A 1996-06-24 1996-06-24 ワーク搬送機構 Pending JPH107244A (ja)

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JP16342196A JPH107244A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ワーク搬送機構

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JP16342196A JPH107244A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ワーク搬送機構

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JP16342196A Pending JPH107244A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ワーク搬送機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0419333A2 (en) * 1989-09-18 1991-03-27 Micral, Inc. Microcomputer peripheral device controller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0419333A2 (en) * 1989-09-18 1991-03-27 Micral, Inc. Microcomputer peripheral device controller
EP0419333A3 (en) * 1989-09-18 1992-12-23 Bull Micral Of America, Inc. Microcomputer peripheral device controller

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