JPH1072430A - 光学活性スルホキシド化合物の製造法 - Google Patents
光学活性スルホキシド化合物の製造法Info
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- JPH1072430A JPH1072430A JP8231915A JP23191596A JPH1072430A JP H1072430 A JPH1072430 A JP H1072430A JP 8231915 A JP8231915 A JP 8231915A JP 23191596 A JP23191596 A JP 23191596A JP H1072430 A JPH1072430 A JP H1072430A
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Abstract
ド化合物を製造する。 【解決手段】 式(1) 【化1】 〔式中、Arは、置換されていてもよいフェニル基を、
R5は、C1〜C4アルキル基を意味する。〕で表わされ
るスルフィド化合物を、式(2) 【化2】 〔式中、R1、R2、R3及びR4は、フェニル基を意味
し、R1、R2、R3及びR4は一緒になってC4〜C8の環
を形成してもよい。X-は、陰イオン対を、Yは、C1〜
C4アルコキシ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体で
も光学活性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガ
ン錯体の存在下、酸化することを特徴とする、式(3) 【化3】 〔式中、Ar、R5は、前記に同じ。*で示される硫黄
原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕で表わされる
光学活性スルホキシド化合物の製造法。
Description
を光学活性マンガン錯体触媒の存在下、不斉酸化するこ
とを特徴とする光学活性なスルホキシド化合物の製造法
に関する。
合成における不斉補助剤として重要な中間体である。例
えば、光学活性なスルホキシド化合物は、特開平7-8219
5 には光学活性なアリルアルコール誘導体合成の不斉補
助剤として使用されている。
c. Chem. Res. 20, 72 (1987) には、種々の光学活性化
合物合成の不斉補助剤として使用されている。スルフィ
ド化合物から、光学活性なスルホキシド化合物を製造す
る方法としては、例えば、J. Am. Chem. Soc. 106, 818
8 (1984) 及び J. Org. Chem. 60, 8086 (1995) 等のチ
タン−酒石酸エステルを触媒に使用する反応、Tetrahed
ron Lett. 33, 5391 (1992) 及び J. Org. Chem. 58, 4
529 (1993) 等のチタン−光学活性ビナフトールを触媒
に使用する反応、Tetrahedron Lett. 23, 1685 (1982)
及び J. Org. Chem. 55, 3628 (1990) 等のメタロポル
フィリン錯体を触媒に使用する反応、Chem. Lett. 1483
(1986) 、Tetrahedron Lett. 33, 7111 (1992)及び Te
trahedron Lett. 35, 1887 (1994) のメタロサレン錯体
を触媒に使用する反応等が知られている。
も光学活性な金属錯体を触媒として使用した反応であ
り、非常に優れた方法である。しかし、上記の不斉反応
において触媒として用いられる光学活性金属錯体は、現
在も種々の改良がなされており、性能及び経済性を考慮
した更なる優れた触媒の開発研究が盛んに行なわれてい
るのが現状である。
ィド酸化反応について鋭意検討を重ねた結果、光学活性
マンガン錯体を触媒として使用することにより、容易に
反応が進行して光学活性スルホキシド化合物が得られる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、式(1)
ェニル基又はナフチル基(該置換基としては、C1〜C4
アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノ
イル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜
C5アルコキシカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハ
ロゲン原子が挙げられる。)を意味し、R5は、C1〜C
4アルキル基を意味し、Arのオルト位にC1〜C4アル
キル基又はC1〜C4アルコキシ基が置換している場合、
該置換基とR5が一緒になってC4〜C8の環を形成して
もよい。〕で表わされるスルフィド化合物を、式(2)
水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基
(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原
子が挙げられる。)、置換されていてもよいフェニル基
(該置換基としては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル
基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基が挙げ
られる。)を意味し、R1、R2、R3及びR4の何れか2
つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。
〜C4アルキル基(該置換基としては、C1〜C4アルキ
ル基、ハロゲン原子が挙げられる。)、置換されていて
もよいフェニル基(該置換基としては、ハロゲン原子、
C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ
基、ニトロ基が挙げられる。)、C1〜C4アルコキシ
基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボ
ニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、又は
置換シリル基を意味し、X-は、塩を形成しうる陰イオ
ン対を意味し、Yは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜
C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又は
シアノ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活
性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガン錯体触
媒の存在下、酸化することを特徴とする、式(3)
示される硫黄原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕
で表わされる光学活性スルホキシド化合物の製造法に関
するものである。
る。先ず、Ar、R5、R1、R2、R3、R4、R、X-及
びYについて説明する。C1〜C4アルキル基としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基,i−プロピル
基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基等が挙げられる。
基、エトキシ基、n−プロポキシ基,i−プロポキシ
基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、sec−ブトキ
シ基、tert−ブトキシ基基等が挙げられる。C2〜
C5アルカノイル基としては、アシル基、エチルカルボ
ニル基、n−プロピルカルボニル基,i−プロピルカル
ボニル基、n−ブチルカルボニル基、i−ブチルカルボ
ニル基、sec−ブチルカルボニル基、n−アミルカル
ボニル基、i−アミルカルボニル基、ネオペンチルカル
ボニル基等が挙げられる。
ては、メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオ
キシ基、n−プロピルカルボニルオキシ基,i−プロピ
ルカルボニルオキシ基、n−ブチルカルボニルオキシ
基、i−ブチルカルボニルオキシ基、sec−ブチルカ
ルボニルオキシ基、tert−ブチルカルボニルオキシ
基、n−アミルカルボニルオキシ基、i−アミルカルボ
ニルオキシ基、ネオペンチルカルボニルオキシ基等が挙
げられる。
は、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n
−プロポキシカルボニル基,i−プロポキシカルボニル
基、n−ブトキシカルボニル基、i−ブトキシカルボニ
ル基、sec−ブトキシカルボニル基、tert−ブト
キシカルボニル基、n−アミロキシカルボニル基、i−
アミロキシカルボニル基、ネオペンチルオキシカルボニ
ル基等が挙げられる。
子、臭素原子、沃素原子当が挙げられる。C4〜C8の環
としては、シクロブタン環、シクロペンタン環、シクロ
ヘキサン環、シクロヘプタン環、シクロオクタン環等が
挙げられる。又、置換シリル基としては、トリメチルシ
リル基、トリエチルシリル基、トリ−n−プロピルシリ
ル基、トリ−i−プロピルシリル基、、トリ−n−ブチ
ルシリル基、トリ−i−ブチルシリル基、ジメチルエチ
ルシリル基、ジメチル−n−プロピルシリル基、ジメチ
ル−n−ブチルシリル基、ジメチル−i−ブチルシリル
基、ジメチル−t−ブチルシリル基等が挙げられる。
は、OH-、F-、Cl-、Br-、I-、CH3CO2 -、PF6 -、ClO4 -、B
F4 -、CO3 2-、SO4 2-、PO4 3- 等が挙げられる。次に、不
斉スルフィド酸化反応について説明する。式(1)のス
ルフィド化合物としては、メチルフェニルスルフィド、
エチルフェニルスルフィド、メチルo−トリルスルフィ
ド、メチルp−トリルスルフィド、メチルo−ニトロフ
ェニルスルフィド、メチルp−ニトロフェニルスルフィ
ド、メチルo−クロルフェニルスルフィド、メチルp−
クロルフェニルスルフィド、メチルo−ブロモフェニル
スルフィド、メチルp−ブロモフェニルスルフィド、メ
チルo−メトキシフェニルスルフィド、メチルp−メト
キシフェニルスルフィド、エチルo−ニトロフェニルス
ルフィド、メチル1−ナフチルスルフィド、メチル2−
ナフチルスルフィド、メチル2−ピリジルスルフィド等
が挙げられる。
ードシルメシチレン、ヨードソ安息香酸、次亜塩素酸ナ
トリウム、次亜塩素酸カルシウム、過酸化水素等が挙げ
られる。酸化剤の使用量としては、式(1)のスルフィ
ド化合物に対して1〜20倍モルの範囲、好ましくは1
〜10倍モルの範囲がよい。
いて、好ましい触媒としては下記の光学活性マンガン錯
体及びこれらのエナンチオマーが挙げられる。
ニル基、PF6はヘキサフルオロホスフェート基を意味
する。〕 光学活性マンガン錯体触媒の使用量としては、式(1)
のスルフィド化合物に対して0.01〜50モル%の範
囲、好ましくは、0.1〜10モル%の範囲がよい。
ンN−オキサイド等を反応促進剤として共存させること
もできる。これら3級アミン及び/又は3級アミンN−
オキサイドとしては、イミダゾール、1−メチルイミダ
ゾール、2−メチルイミダゾール、ピリジン、4−t−
ブチルピリジン、4−フェニルピリジン、4−フェニル
プロピルピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−
ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、イミダゾール
−N−オキサイド、1−メチルイミダゾール−N−オキ
サイド、2−メチルイミダゾール−N−オキサイド、ピ
リジン−N−オキサイド、4−t−ブチルピリジン−N
−オキサイド、4−フェニルピリジン−N−オキサイ
ド、4−フェニルプロピルピリジン−N−オキサイド、
α−ピコリン−N−オキサイド、β−ピコリン−N−オ
キサイド、γ−ピコリン−N−オキサイド、4−ジメチ
ルアミノピリジン−N−オキサイド等が挙げられる。
サイドの使用量としては、式(1)のスルフィド化合物
に対して0.01〜2倍モルの範囲がよい。反応溶媒と
しては、反応に関与しないものであれば特に制限はな
く、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチ
ロニトリル等のニトリル類、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、メシチレン、クロルベンゼ
ン、フルオロベンゼン、o−ジクロルベンゼン等の芳香
族炭化水素類、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−オ
クタン、n−デカン等の脂肪族炭化水素類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、t
−ブチルメチルエーテル、ジメトキシエタン等のエーテ
ル類、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2
−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、イ
ソブタノール、シクロヘキサノール等のアルコール類等
が挙げられ、好ましくは、クロルベンゼン、アセトニト
リル、酢酸エチルがよい。
合せて使用することもできる。反応温度としては、通常
−50℃〜50℃の範囲、好ましくは−25℃〜30℃
の範囲がよい。反応時間は、使用する式(1)のスルフ
ィド化合物、式(2)の光学活性マンガン錯体触媒及び
酸化剤の種類にもよるが、通常0.1〜1000時間で
ある。
出し、溶媒を減圧濃縮して、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー又は蒸留等の操作により、式(3)の光学活
性スルホキシド化合物を得ることができる。得られた目
的物の光学純度は、光学活性クロマトグラフィーカラム
や旋光度によって測定することができる。
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 窒素雰囲気下、メチルo−ニトロフェニルスルフィド1
6.9mg(0.10ミリモル)、光学活性マンガン錯
体(1)1.1mg(1.0マイクロモル)、アセトニ
トリル1.0mlを仕込み均一溶液とした。
mg(0.10ミリモル)を加え、25℃で2時間攪拌
した。反応終了後、反応液をセライト濾過して、濾液を
減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/7)によ
り精製し、光学活性なメチルo−ニトロフェニルスルホ
キシド17.5mg(収率94%)を得た。
活性カラム DAICEL CHIRALPAK A
D:ヘキサン/2−プロパノール=9/1)により測定
したところ、94%eeであった。
(0.10ミリモル)、光学活性マンガン錯体(1)
1.1mg(1.0マイクロモル)、4−フェニルピリ
ジン−N−オキサイド1.7mg(0.01ミリモ
ル)、クロルベンゼン1.0mlを仕込み均一溶液とし
た。
mg(0.10ミリモル)を加え、25℃で2時間攪拌
した。反応終了後、反応液をセライト濾過して、濾液を
減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/7)によ
り精製し、光学活性なメチルフェニルスルホキシド1
3.7mg(収率98%)を得た。
活性カラム DAICEL CHIRALCEL O
D:ヘキサン/2−プロパノール=9/1)により測定
したところ、81%eeであった。 実施例3 窒素雰囲気下、メチルフェニルスルフィド11.7μl
(0.10ミリモル)、光学活性マンガン錯体(2)
1.2mg(1.0マイクロモル)、クロルベンゼン
1.0mlを仕込み均一溶液とした。
mg(0.10ミリモル)を加え、25℃で2時間攪拌
した。反応終了後、反応液をセライト濾過して、濾液を
減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/7)によ
り精製し、光学活性なメチルフェニルスルホキシド1
3.6mg(収率97%)を得た。
活性カラム DAICEL CHIRALCEL O
D:ヘキサン/2−プロパノール=9/1)により測定
したところ、71%eeであった。
(0.10ミリモル)、光学活性マンガン錯体(3)
1.1mg(1.0マイクロモル)、クロルベンゼン
1.0mlを仕込み均一溶液とした。この溶液に、ヨー
ドシルベンゼン22.0mg(0.10ミリモル)を加
え、25℃で2時間攪拌した。
濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/
7)により精製し、光学活性なメチルフェニルスルホキ
シド12.8mg(収率91%)を得た。光学純度を液
体クロマトグラフィー(光学活性カラム DAICEL
CHIRALCEL OD:ヘキサン/2−プロパノ
ール=9/1)により測定したところ、39%eeであ
った。
ンガン錯体(1)(1.0マイクロモル)、各種溶媒
(1.0ml)、ヨードシルベンゼン(0.10ミリモ
ル)及び必要に応じて添加剤として4−フェニルピリジ
ン−N−オキサイド(4−PPNO)(0.01ミリモ
ル)を使用して不斉酸化反応を行った。結果を下表に示
す。
フィド化合物を、式(2)の光学活性マンガン錯体触媒
の存在下、酸化することにより、式(3)の光学活性ス
ルホキシド化合物を容易に製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 〔式中、Arは、置換されていてもよいフェニル基又は
ナフチル基(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、
C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2
〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキ
シカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子が
挙げられる。)を意味し、R5は、C1〜C4アルキル基
を意味し、Arのオルト位にC1〜C4アルキル基又はC
1〜C4アルコキシ基が置換している場合、該置換基とR
5が一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。〕で
表わされるスルフィド化合物を、 式(2) 【化2】 〔式中、R1、R2、R3及びR4は、独立に水素原子、置
換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基とし
ては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子が挙げられ
る。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基と
しては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4
アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基が挙げられる。)を
意味し、R1、R2、R3及びR4の何れか2つが一緒にな
ってC4〜C8の環を形成してもよい。Rは水素原子、置
換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基とし
ては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子が挙げられ
る。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基と
しては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4
アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基が挙げられる。)、
C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2
〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキ
シカルボニル基、又は置換シリル基を意味し、 X-は、塩を形成しうる陰イオン対を意味し、 Yは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、
C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基を意味
し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよ
い。〕で表わされる光学活性マンガン錯体触媒の存在
下、酸化することを特徴とする、 式(3) 【化3】 〔式中、Ar、R5は、前記に同じ。*で示される硫黄
原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕で表わされる
光学活性スルホキシド化合物の製造法。 - 【請求項2】Rがフェニル基、R1及びR3が水素原子、
R2及びR4が一緒になってシクロヘキサン基を形成し、
Xがヘキサフルオロホスフェート基、Yが6,6’−メ
トキシ基である光学活性マンガン錯体又はそのエナンチ
オマーを触媒として使用することを特徴とする請求項1
記載の製造法。 - 【請求項3】R、R2及びR4がフェニル基、R1及びR3
が水素原子、Xがヘキサフルオロホスフェート基、Yが
6,6’−メトキシ基である光学活性マンガン錯体又は
そのエナンチオマーを触媒として使用することを特徴と
する請求項1記載の製造法。
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JP23191596A JP3840703B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 光学活性スルホキシド化合物の製造法 |
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