JPH1071948A - 単軌条運搬車 - Google Patents
単軌条運搬車Info
- Publication number
- JPH1071948A JPH1071948A JP23180896A JP23180896A JPH1071948A JP H1071948 A JPH1071948 A JP H1071948A JP 23180896 A JP23180896 A JP 23180896A JP 23180896 A JP23180896 A JP 23180896A JP H1071948 A JPH1071948 A JP H1071948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- carrier
- stand
- gantry
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の単軌条運搬車において、動力車の後端と
架台前方、前方の運搬台の架台と後方の運搬台の架台と
をそれぞれ回動自在に連結している連結棒が、過積載の
場合には後進時に座屈し、架台上部に運搬台があるため
凹部曲線を描く軌条では、連結棒が運搬台前方を突き上
げるため、運搬台下面を高くする必要があるので運搬台
上の荷物或いは乗員の重心が高くなり転倒する危険があ
る。 【解決手段】運搬台の前後端部とレールの上下を把持す
る架台の上面を回動自在に連結し、動力車後端も同様に
架台上面に連結することにより、連結棒を廃止した。運
搬台の前後部を架台に連結することにより、運搬台中央
部は架台上面より低く構成したため安定性に優れ、運搬
台を複数連結する事により架台が少なくて、走行抵抗が
少なくなり、レールの損傷が少ない。。
架台前方、前方の運搬台の架台と後方の運搬台の架台と
をそれぞれ回動自在に連結している連結棒が、過積載の
場合には後進時に座屈し、架台上部に運搬台があるため
凹部曲線を描く軌条では、連結棒が運搬台前方を突き上
げるため、運搬台下面を高くする必要があるので運搬台
上の荷物或いは乗員の重心が高くなり転倒する危険があ
る。 【解決手段】運搬台の前後端部とレールの上下を把持す
る架台の上面を回動自在に連結し、動力車後端も同様に
架台上面に連結することにより、連結棒を廃止した。運
搬台の前後部を架台に連結することにより、運搬台中央
部は架台上面より低く構成したため安定性に優れ、運搬
台を複数連結する事により架台が少なくて、走行抵抗が
少なくなり、レールの損傷が少ない。。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明に係る単軌条運搬車
は、凹部曲線を描く傾斜地に設けられた軌条に乗架され
て、動力車により牽引されて荷物を積載して走行する運
搬台或いは乗員を乗せて走行する運搬台に関して提案す
るものである。
は、凹部曲線を描く傾斜地に設けられた軌条に乗架され
て、動力車により牽引されて荷物を積載して走行する運
搬台或いは乗員を乗せて走行する運搬台に関して提案す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として単軌条運搬車において
は、架台の上方に運搬台を連結し、動力車の後端と架台
前方を連結棒１７で回動自在に連結していた。このた
め、連結棒１７の座屈或いは突き上げが生じることによ
り、従来の技術では解決出来なかった種々の問題が生じ
ていた。
は、架台の上方に運搬台を連結し、動力車の後端と架台
前方を連結棒１７で回動自在に連結していた。このた
め、連結棒１７の座屈或いは突き上げが生じることによ
り、従来の技術では解決出来なかった種々の問題が生じ
ていた。
【０００３】その問題の一は、後進時軌条の傾斜部で
は、過積載の場合、連結棒で過積載の荷物を押し上げる
ため連結棒が座屈してしまう事があった。
は、過積載の場合、連結棒で過積載の荷物を押し上げる
ため連結棒が座屈してしまう事があった。
【０００４】その問題の二は、架台上部に運搬台がある
ため、凹部曲線を描く軌条では、連結棒が運搬台前方を
突き上げることになり、運搬台下面を高くする必要があ
った。このため、荷物或いは乗員の重心が高くなり転倒
の危険があった。
ため、凹部曲線を描く軌条では、連結棒が運搬台前方を
突き上げることになり、運搬台下面を高くする必要があ
った。このため、荷物或いは乗員の重心が高くなり転倒
の危険があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決しようとするものである。即ち、従来の単軌
条運搬車において、動力車の後端と架台前方、前方の運
搬台の架台と後方の運搬台の架台とをそれぞれ回動自在
に連結している連結棒が、上記の諸問題を生じるので連
結棒を廃して、過積載の場合にも、凹部曲線を描く軌条
でも、運搬台下面を低くして構成して運搬台上の荷物或
いは乗員の重心が高くなり転倒する危険を防止しようと
するものである。
題点を解決しようとするものである。即ち、従来の単軌
条運搬車において、動力車の後端と架台前方、前方の運
搬台の架台と後方の運搬台の架台とをそれぞれ回動自在
に連結している連結棒が、上記の諸問題を生じるので連
結棒を廃して、過積載の場合にも、凹部曲線を描く軌条
でも、運搬台下面を低くして構成して運搬台上の荷物或
いは乗員の重心が高くなり転倒する危険を防止しようと
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記不具合を
解消するために、運搬台の前後端部とレール上下を把持
するローラを支持する架台の上面を回動自在に連結する
と共に、動力車の後端も同様に架台上面に連結すること
により、従来技術の連結棒を廃止し得る事になったもの
である。
解消するために、運搬台の前後端部とレール上下を把持
するローラを支持する架台の上面を回動自在に連結する
と共に、動力車の後端も同様に架台上面に連結すること
により、従来技術の連結棒を廃止し得る事になったもの
である。
【０００７】運搬台の前後部を架台に連結することによ
り、運搬台中央部は、架台上面より低く構成することが
可能になり、安定性に優れ、強固な単軌条運搬車を提供
し得るものである。
り、運搬台中央部は、架台上面より低く構成することが
可能になり、安定性に優れ、強固な単軌条運搬車を提供
し得るものである。
【０００８】運搬台の前後端部とレールの上下を把持す
る架台の上面を回動自在に連結し、動力車後端も同様に
架台上面に連結することにより、運搬台の前後部を架台
に連結することにより、運搬台中央部は架台上面より低
く構成されることになり、この運搬台は低床であって安
定性に優れ、運搬台を複数連結する事により架台が少な
くて済み、走行抵抗が少なくなり、レール等の損傷が少
ない単軌条運搬車である。
る架台の上面を回動自在に連結し、動力車後端も同様に
架台上面に連結することにより、運搬台の前後部を架台
に連結することにより、運搬台中央部は架台上面より低
く構成されることになり、この運搬台は低床であって安
定性に優れ、運搬台を複数連結する事により架台が少な
くて済み、走行抵抗が少なくなり、レール等の損傷が少
ない単軌条運搬車である。
【０００９】
【発明の実施の形態】運転席は、前後方向に向かって回
動自在に構成すると共に、左右方向にも回動可能に構成
してある。運転台の後方にはパネルを追加して、後進時
座席を１８０度回転し、後方を正面に見ながら運転出来
るよう構成してある。運転座席には無段変速レバーを設
けて、どんな姿勢でも右手で、前進、後進、停止、変速
が可能な様に構成してある。
動自在に構成すると共に、左右方向にも回動可能に構成
してある。運転台の後方にはパネルを追加して、後進時
座席を１８０度回転し、後方を正面に見ながら運転出来
るよう構成してある。運転座席には無段変速レバーを設
けて、どんな姿勢でも右手で、前進、後進、停止、変速
が可能な様に構成してある。
【００１０】
【実施例】添付図面において図１から図４までは、本発
明に係る単軌条運搬車の実施例について図示しているも
のである。図１は、単軌条運搬車の平面図、図２は、軌
条に乗架された単軌条運搬車の側面図、図３は、動力車
と運搬台とこれらを連結する架台の概要を図示している
平面図、図４は、凹部曲線を描く軌条に乗架された単軌
条運搬車の概要を図示している側面図、図５は、従来技
術における動力車と運搬台車とこれらを連結する連結棒
を図示している平面図、図６は、凹部曲線を描く軌条に
乗架された従来技術の単軌条運搬車の概要を示す側面図
をそれぞれ図示している。
明に係る単軌条運搬車の実施例について図示しているも
のである。図１は、単軌条運搬車の平面図、図２は、軌
条に乗架された単軌条運搬車の側面図、図３は、動力車
と運搬台とこれらを連結する架台の概要を図示している
平面図、図４は、凹部曲線を描く軌条に乗架された単軌
条運搬車の概要を図示している側面図、図５は、従来技
術における動力車と運搬台車とこれらを連結する連結棒
を図示している平面図、図６は、凹部曲線を描く軌条に
乗架された従来技術の単軌条運搬車の概要を示す側面図
をそれぞれ図示している。
【００１１】本発明の実施例について説明すれば、運搬
台６の前後端部とレール１６の上下を把持するローラ
９，１０を支持する架台Ｂ５の上面を回動自在に連結す
るジョイント８を架台Ｂ５の上面に２か所設けると共
に、動力車１の後端も同様に架台上面に連結する。ジョ
イント８は、前後左右に回動することが自由なピローブ
ロックを設ける事が好ましい結果が得られる。これによ
り、従来技術の連結棒を廃止し得ると共に低床の運搬台
の構成が容易になったものである。
台６の前後端部とレール１６の上下を把持するローラ
９，１０を支持する架台Ｂ５の上面を回動自在に連結す
るジョイント８を架台Ｂ５の上面に２か所設けると共
に、動力車１の後端も同様に架台上面に連結する。ジョ
イント８は、前後左右に回動することが自由なピローブ
ロックを設ける事が好ましい結果が得られる。これによ
り、従来技術の連結棒を廃止し得ると共に低床の運搬台
の構成が容易になったものである。
【００１２】運搬台６の前後部を架台Ｂ５に連結するこ
とにより、運搬台中央部は、架台上面より低く構成する
ことが可能になる。このため、運搬台では荷物の重心が
低くなると共に乗用台車では座席７の位置も低くなり、
荷物及び乗員の重心が低く安定性に優れている。従っ
て、強固な単軌条運搬車を提供し得るものである。
とにより、運搬台中央部は、架台上面より低く構成する
ことが可能になる。このため、運搬台では荷物の重心が
低くなると共に乗用台車では座席７の位置も低くなり、
荷物及び乗員の重心が低く安定性に優れている。従っ
て、強固な単軌条運搬車を提供し得るものである。
【００１３】架台Ａ３は、動力車１の下方に設け、その
架台Ａには駆動輪１１を設けている。動力車１により動
力車の後方に連結されている運転台２及びその運転台の
後方に連結されている運搬台６を牽引している。運転台
２には無段変速レバー４を設け、これを運転席で操作す
る。
架台Ａには駆動輪１１を設けている。動力車１により動
力車の後方に連結されている運転台２及びその運転台の
後方に連結されている運搬台６を牽引している。運転台
２には無段変速レバー４を設け、これを運転席で操作す
る。
【００１４】架台Ｂ５は、運転台２の後端と運搬台６の
前端、運搬台６の後端と後方の運搬台の前端とを連結し
ている。即ち、それぞれの架台Ｂ５上に設けた２個のジ
ョイント８で、運転台２の後端と運搬台６の前端、運搬
台６の後端と後方の運搬台の前端とをそれぞれ連結する
ものである。その架台Ｂ５には、レール１６の上下を把
持しているローラ９，１０を開店自在に支持していると
共に制動輪１２と停止ブレーキ１５をそれぞれ設けてい
るものである。
前端、運搬台６の後端と後方の運搬台の前端とを連結し
ている。即ち、それぞれの架台Ｂ５上に設けた２個のジ
ョイント８で、運転台２の後端と運搬台６の前端、運搬
台６の後端と後方の運搬台の前端とをそれぞれ連結する
ものである。その架台Ｂ５には、レール１６の上下を把
持しているローラ９，１０を開店自在に支持していると
共に制動輪１２と停止ブレーキ１５をそれぞれ設けてい
るものである。
【００１５】運搬台６の前後端部とレール１６の上下を
把持する架台Ｂ５の上面を回動自在に連結し、動力車１
後端も同様に架台Ｂ５の上面に連結することにより、又
運搬台６の前後部を架台Ｂに連結することにより、運搬
台中央部は架台上面より低く構成されることになり、こ
の運搬台は低床であって安定性に優れ、運搬台を複数連
結する事により架台が少なくて済み、走行抵抗が少なく
なり、レールの損傷が少ない単軌条運搬車である。
把持する架台Ｂ５の上面を回動自在に連結し、動力車１
後端も同様に架台Ｂ５の上面に連結することにより、又
運搬台６の前後部を架台Ｂに連結することにより、運搬
台中央部は架台上面より低く構成されることになり、こ
の運搬台は低床であって安定性に優れ、運搬台を複数連
結する事により架台が少なくて済み、走行抵抗が少なく
なり、レールの損傷が少ない単軌条運搬車である。
【００１６】
【発明の効果】本発明の効果は、運搬台の前後端部と架
台の上面を回動自在に連結することにより、動力車の後
端も同様に架台の上面に連結することができると共に連
結棒を廃止することが出来るようになったことである。
台の上面を回動自在に連結することにより、動力車の後
端も同様に架台の上面に連結することができると共に連
結棒を廃止することが出来るようになったことである。
【００１７】運搬台の前後端部をそれぞれ架台に連結す
ることにより、運搬台の中央部は、架台の上面より低く
構成することが可能となり、このため重心が低くなった
運搬台は安定性に優れ、強固な単軌条運搬車を提供し得
るものである。
ることにより、運搬台の中央部は、架台の上面より低く
構成することが可能となり、このため重心が低くなった
運搬台は安定性に優れ、強固な単軌条運搬車を提供し得
るものである。
【００１８】本発明の効果として、運搬台を複数連結す
る場合には、従来の連結棒により運搬台を連結する場合
に比べて架台が少なくて済み、架台により生じていた走
行抵抗は小さくなり、ローラやレール等の損傷が少ない
ので、運搬台の耐久性が向上するようになった。。
る場合には、従来の連結棒により運搬台を連結する場合
に比べて架台が少なくて済み、架台により生じていた走
行抵抗は小さくなり、ローラやレール等の損傷が少ない
ので、運搬台の耐久性が向上するようになった。。
【００１９】架台の数が少なく走行抵抗の減少、運搬台
やレールの耐久性の向上により、本発明に係る単軌条運
搬車の実施例製品は極めて経済的である。
やレールの耐久性の向上により、本発明に係る単軌条運
搬車の実施例製品は極めて経済的である。
【図１】本発明に係る単軌条運搬車の実施例について図
示している平面図
示している平面図
【図２】軌条に乗架された単軌条運搬車の側面図
【図３】動力車と運搬台とこれらを連結する架台の概要
を図示している平面図
を図示している平面図
【図４】凹部曲線を描く軌条に乗架された単軌条運搬車
の側面図
の側面図
【図５】従来技術における動力車と運搬台車とこれらを
連結する連結棒を図示している平面図
連結する連結棒を図示している平面図
【図６】凹部曲線を描く軌条に乗架された従来技術の単
軌条運搬車の側面図
軌条運搬車の側面図
１．．．動力車 ２．．．運転台 ３．．．架台Ａ ４．．．無段変速レバー ５．．．架台Ｂ ６．．．運搬台 ７．．．座席 ８．．．ジョイント ９．．．下ローラ １０．．．上ローラ １１．．．駆動輪 １２．．．制動輪 １３．．．操作盤 １４．．．非常停止ボタン １５．．．停止ブレーキ １６．．．レール １７．．．連結棒
Claims (2)
- 【請求項１】レールを上下から挟む上ローラと下ローラ
又は制動輪と各々を回動自在に支持する架台と架台上部
には左右及び上下に回動自在なジョイントを２カ所設
け、前方には、運転台後端を連結し、他方には荷台又は
座席を設けた運搬台の先端を連結したことを特徴とする
単軌条運搬車。 - 【請求項２】運搬台の前後端部に架台を連結すると共
に、運搬台の中央部の台車下面を架台上面より下方にな
るよう構成したことを特徴とする単軌条運搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23180896A JPH1071948A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 単軌条運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23180896A JPH1071948A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 単軌条運搬車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071948A true JPH1071948A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16929349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23180896A Pending JPH1071948A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 単軌条運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1071948A (ja) |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23180896A patent/JPH1071948A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040223 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |