JPH1070878A - 電力変換装置のゲート駆動回路 - Google Patents

電力変換装置のゲート駆動回路

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JPH1070878A
JPH1070878A JP8224273A JP22427396A JPH1070878A JP H1070878 A JPH1070878 A JP H1070878A JP 8224273 A JP8224273 A JP 8224273A JP 22427396 A JP22427396 A JP 22427396A JP H1070878 A JPH1070878 A JP H1070878A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力変換装置を構成する電圧駆動形半導体デバ
イスのスイッチング特性を外部より調整できるゲート駆
動回路を提供する。 【解決手段】ゲート駆動回路を絶縁回路31、指令選択
回路32、トランジスタ33〜40、オン用ゲート抵抗
41〜44、オフ用ゲート抵抗45〜47、ゲート電源
49で構成し、外部から指令される選択信号と指令信号
とを絶縁回路31を介して指令選択回路32に入力し、
オン用ゲート抵抗41〜44及びオフ用ゲート抵抗45
〜47それぞれのいずれか1個を選択し、この選択され
たオン用ゲート抵抗とオフ用ゲート抵抗に対応するトラ
ンジスタを該指令信号に基づいて交互にオン・オフさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータなど
の電力変換装置を構成する電圧駆動形半導体デバイスの
ゲート駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、この種の電力変換装置として、
代表的なインバータのブロック構成図である。図7にお
いて、1は商用電源、2はインバータ10の負荷であ
り、インバータ10は、商用電源1の交流を直流に変換
する整流器11と、整流器11の出力の直流電圧を平滑
する平滑コンデンサ12と、平滑コンデンサ12の両端
の直流電圧を所望の電圧・周波数の交流電圧に変換する
インバータ主回路13と、インバータ主回路13を構成
する電圧駆動形半導体デバイスとしての絶縁ゲートバイ
ポーラトランジスタ(以下、単にIGBTと称する)を
オン・オフさせるゲート信号を生成するゲート駆動回路
14と、ゲート駆動回路14にIGBTをオン・オフさ
せる指令信号を出力するインバータ制御回路15とから
構成されている。
【0003】図8は、インバータ主回路13を構成する
IGBTの1素子当たりのゲート駆動回路の詳細回路構
成図である。図8において、21はインバータ制御回路
15からの前記指令信号を、例えばホトカプラなどでイ
ンバータ主回路13から絶縁して伝達する絶縁回路、2
2は絶縁された指令信号からトランジスタ23,24の
ベース信号を生成する増幅器である。
【0004】また、25はオン用ゲート抵抗、26はオ
フ用ゲート抵抗であり、前記指令信号に基づきトランジ
スタ23,24が交互にオン・オフすることにより、オ
ン用ゲート抵抗25はトランジスタ23がオンしたとき
にゲート電源27からインバータ主回路13のIGBT
13aのゲート−エミッタ間の容量を充電する際の充電
抵抗の作用をし、この充電によりIGBT13aがオン
し、又オフ用ゲート抵抗26はトランジスタ24がオン
したときにIGBT13aのゲート−エミッタ間の容量
に蓄積された電荷を放電する際の放電抵抗の作用をし、
この放電によりIGBT13aはオフする。
【0005】図8に示したゲート駆動回路において、オ
ン用ゲート抵抗及びオフ用ゲート抵抗と1GBTのスイ
ッチング特性との関係は、例えばそれぞれの抵抗値を大
きくするとIGBTのスイッチングが緩やかになり、そ
の結果、該IGBTの発生損失が大きくなるが、該IG
BTからアースへの漏れ電流は減り、該IGBTからの
発生ノイズが減少し、又それぞれの抵抗値を小さくする
と、上述とは逆の特性になり逆の効果が得られることが
知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の電力変換
装置のゲート駆動回路では、オン用ゲート抵抗,オフ用
ゲート抵抗ともに1種類ずつであり、それぞれの抵抗値
によりIGBTのスイッチング特性が一義的に決定さ
れ、このインバータをユーザ側でIGBTのスイッチン
グ特性を変更して、例えば該IGBTからの発生ノイズ
をより減少させることなどが困難であった。
【0007】即ちこの発明の目的は、ユーザの個々の設
置環境、運転条件(例えばIGBTのスイッチングを急
峻にして該IGBTの発生損失を減少させ、効率を良く
すること、又はIGBTのスイッチングを緩やかにして
該IGBTからの発生ノイズを減少させ、外部機器の誤
動作を防止することなど)に、所定の範囲内で適合させ
ることを可能にした電力変換装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】電圧駆動形半導体デバイ
スから構成される電力変換装置であって、該半導体デバ
イスをオン・オフさせるゲート駆動回路において、この
第1の発明は、前記半導体デバイスのソース端子又はエ
ミッタ端子に、負極側端子又は中間電位端子を接続した
ゲート電源と、抵抗とトランジスタの直列回路を複数組
並列接続した第1並列回路と、抵抗とトランジスタの直
列回路を複数組並列接続した第2並列回路と、前記半導
体デバイスをオン・オフさせる外部からの指令信号と、
前記第1並列回路及び第2並列回路それぞれを構成する
いずれか1個又は複数個のトランジスタを選択する外部
からの選択信号とに基づき、当該するそれぞれのトラン
ジスタにベース信号を与える指令選択回路とを備え、前
記第1並列回路を前記ゲート電源の正極側端子と前記半
導体デバイスのゲート端子との間に接続し、前記第2並
列回路を該ゲート電源の負極側端子と前記半導体デバイ
スのゲート端子との間に接続し、又、第2の発明は、前
記半導体デバイスのソース端子又はエミッタ端子に、負
極側端子又は中間電位端子を接続したゲート電源と、抵
抗とスイッチ素子の並列回路を複数組直列接続した回路
に第1トランジスタを直列接続した第1直列回路と、抵
抗とスイッチ素子の並列回路を複数組直列接続した回路
に第2トランジスタを直列接続した第2直列回路と、前
記半導体デバイスをオン・オフさせる外部からの指令信
号に基づき前記第1トランジスタ及び第2トランジスタ
にベース信号を与え、前記第1直列回路及び第2直列回
路の並列回路それぞれを構成するいずれか1個又は複数
個のスイッチ素子を選択する外部からの選択信号に基づ
きそれぞれのスイッチ素子をオン又はオフさせる指令・
選択回路とを備え、前記第1直列回路を前記ゲート電源
の正極側端子と前記半導体デバイスのゲート端子との間
に接続し、前記第2直列回路を該ゲート電源の負極側端
子と前記半導体デバイスのゲート端子との間に接続す
る。
【0009】さらに第3の発明は前記第1又は第2の発
明において、前記電力変換装置の出力電流又は出力電力
又は前記半導体デバイスの温度の内少なくともいずれか
1つの検出値に基づいて、前記選択信号を演算する選択
信号演算回路を付加する。この発明によれば、ユーザ側
からの要望若しくは、電力変換装置内部での検出値ある
いは演算結果に基づいた選択信号によるオン又はオフ用
ゲート抵抗で、電力変換装置を構成する電圧制御形半導
体デバイスのゲート端子とソース端子又はエミッタ端子
間の容量に充放電を行い、この充放電により該半導体デ
バイスがスイッチングされる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施例
を示す電力変換装置のゲート駆動回路の回路構成図であ
り、例えば図7に示したインバータ主回路13を構成す
るIGBTの1素子当たりのゲート駆動回路に適用され
る。図1において、31はインバータ制御回路など外部
からの指令信号と選択信号とを、例えばホトカプラなど
でインバータ主回路13から絶縁して伝達する絶縁回
路、32は絶縁された指令信号と選択信号とからトラン
ジスタ33〜40それぞれのベース信号(A0 〜A3
0 〜B3 )を生成する指令選択回路である。また、4
1〜44はオン用ゲート抵抗、45〜48はオフ用ゲー
ト抵抗、49は図8に示したゲート電源27と同様のゲ
ート電源である。
【0011】図1に示した実施例では、オン用ゲート抵
抗値及びオフ用ゲート抵抗値ともに4種類の異なった値
をオン用ゲート抵抗41〜44とオフ用ゲート抵抗45
〜48とからそれぞれ選択できるようにし、また、トラ
ンジスタ33〜36とオン用ゲート抵抗41〜44とは
この発明の第1並列回路に相当し、トランジスタ37〜
40とオフ用ゲート抵抗45〜48とはこの発明の第2
並列回路に相当する。
【0012】図2は、図1に示した指令選択回路32の
詳細回路構成図である。この指令選択回路32では、選
択信号SA ,SB の絶縁回路31を介した選択信号を例
えば2進−4進デコータ素子からなるデコータ32aに
より変換し、この変換値と絶縁回路31を介した指令信
号とを1組のインバータ素子と8組のアンド素子と4組
の増幅器と4組の反転増幅器とからなるベース駆動回路
32bにより、トランジスタ33〜40それぞれのベー
ス信号(A0 〜A3 ,B0 〜B3)を生成している。
【0013】図2の指令選択回路32の動作を、図3に
示す動作波形図を参照しつつ、以下に説明をする。選択
信号SA ,SB それぞれが論理“H”信号か論理“L”
信号かによりデコータ32aにより4通りに変換する。
例えば図3(イ)では選択信号SA が論理“H”信号、
図3(ロ)では選択信号SB が論理“L”信号状態なの
でベース信号A1 ,B1 が選択され、図3(ハ)に示す
指令信号に基づいてトランジスタ34とトランジスタ3
8とにベース信号を与え、このベース信号に基づいてト
ランジスタ34とトランジスタ38とが交互にオン・オ
フし、図3(ニ)に示すようにオン用ゲート抵抗42は
トランジスタ34がオンしたときにゲート電源49から
インバータ主回路13のIGBT13aのゲート−エミ
ッタ間の容量を充電する際の充電抵抗の作用をし、この
充電によりIGBT13aがオンし、又オフ用ゲート抵
抗46はトランジスタ38がオンしたときにIGBT1
3aのゲート−エミッタ間の容量に蓄積された電荷を放
電する際の放電抵抗の作用をし、この放電によりIGB
T13aはオフする。
【0014】例えば、オン用ゲート抵抗41の抵抗値<
・・・<オン用ゲート抵抗44の抵抗値、同様にオフ用
ゲート抵抗45の抵抗値<・・・<オフ用ゲート抵抗4
8の抵抗値と設定することにより、選択信号SA ,SB
それぞれが論理“H”信号か論理“L”信号かによりい
ずれかのオン用ゲート抵抗とオフ用ゲート抵抗を選択で
き、さらに図示しないが、オン用ゲート抵抗とオフ用ゲ
ート抵抗とをそれぞれ任意の複数個を選択して、それぞ
れに対応するトランジスタを指令信号に基づいてオン・
オフさせることも可能である。また、この実施例ではそ
れぞれ4組の抵抗とトランジスタによる構成を示してい
るが、オン用,オフ用互いに異なった複数組の構成でも
よい。
【0015】図4は、この発明の第2の実施例を示す電
力変換装置のゲート駆動回路の回路構成図であり、例え
ば図7に示したインバータ主回路13を構成するIGB
Tの1素子当たりのゲート駆動回路に適用され、図1,
図2に示したこの発明の第1の実施例回路と同一機能を
有するものには同一符号を付している。図4において、
指令・選択回路51は絶縁回路31で絶縁された指令信
号からトランジスタ52,53それぞれのベース信号
(A,B)と、絶縁回路31で絶縁された選択信号
A ,SB からスイッチ素子54〜61にオン・オフさ
せる制御信号(S0 〜S3 )とを出力する。また、62
〜65はオン用ゲート抵抗、66〜69はオフ用ゲート
抵抗である。
【0016】なお図4に示したスイッチ素子54〜61
としては、トランジスタ,アナログスイッチ,リードリ
レーなどが適当である。図4に示した実施例では、オン
用ゲート抵抗値及びオフ用ゲート抵抗値ともに4種類の
異なった値をオン用ゲート抵抗62〜65の直列接続回
路とオフ用ゲート抵抗66〜69の直列接続回路とから
それぞれ選択できるようにし、また、トランジスタ52
とオン用ゲート抵抗62〜65とスイッチ素子54〜5
7とはこの発明の第1直列回路に相当し、トランジスタ
53とオフ用ゲート抵抗66〜69とスイッチ素子58
〜61とはこの発明の第2直列回路に相当する。
【0017】図5は、図4に示した指令・選択回路41
の詳細回路構成図である。この指令・選択回路51で
は、選択信号SA ,SB の絶縁回路31を介した選択信
号をデコータ51aにより変換し、この変換値により制
御信号(S0 〜S3)を出力し、絶縁回路31を介した
指令信号をインバータ素子と増幅器と反転増幅器とから
なるベース駆動回路51bによりトランジスタ52,5
3のベース信号を生成している。
【0018】図5に示した指令・選択回路51の動作を
以下に説明をする。選択信号SA ,SB それぞれが論理
“H”信号か論理“L”信号かによりデコータ32aに
より4通りに変換する。例えば選択信号SA が論理
“L”信号、選択信号SB が論理“H”信号のときには
制御信号S2 が選択され、スイッチ素子56,60が開
放し、残りのスイッチ素子は短絡状態となる。この状態
で前記指令信号に基づいてトランジスタ52とトランジ
スタ53とにベース信号を与え、このベース信号に基づ
いてトランジスタ52とトランジスタ53とが交互にオ
ン・オフし、オン用ゲート抵抗64はトランジスタ52
がオンしたときにゲート電源49からインバータ主回路
13のIGBT13aのゲート−エミッタ間の容量を充
電する際の充電抵抗の作用をし、この充電によりIGB
T13aがオンし、又オフ用ゲート抵抗68はトランジ
スタ53がオンしたときにIGBT13aのゲート−エ
ミッタ間の容量に蓄積された電荷を放電する際の放電抵
抗の作用をし、この放電によりIGBT13aはオフす
る。
【0019】例えば、オン用ゲート抵抗62の抵抗値<
・・・<オン用ゲート抵抗65の抵抗値、同様にオフ用
ゲート抵抗66の抵抗値<・・・<オフ用ゲート抵抗6
9の抵抗値と設定することにより、選択信号SA ,SB
それぞれが論理“H”信号か論理“L”信号かによりい
ずれかのオン用ゲート抵抗とオフ用ゲート抵抗を選択で
き、さらに図示しないがスイッチ素子を任意の複数個を
選択するようにS0 〜S3 を出力することも可能であ
る。また、この実施例ではそれぞれ4組の抵抗とスイッ
チ素子による構成を示しているが、オン用,オフ用互い
に異なった複数組の構成でもよい。
【0020】図6は、この発明の第3の実施例を示すゲ
ート駆動装置の部分回路構成図であり、図1又は図3に
示したゲート駆動回路に付加され、指令信号を出力する
指令信号演算回路の回路構成図である。図6に示した指
令信号演算回路71では、図7に示したインバータ主回
路13の冷却フィンの温度を検知し、この検出値が判定
値を越えたか否かをコンパレータ71aで比較し、検出
値が判定値を越えたときには、それまでのオン用ゲート
抵抗及びオフ用ゲート抵抗からオン用ゲート抵抗及びオ
フ用ゲート抵抗それぞれの抵抗値が小さくなるように選
択信号を出力する切替回路71bを備え、その結果、先
述の如くインバータ主回路13のIGBTの発生損失を
低減させる。
【0021】
【発明の効果】インバータなどの電力変換装置のユーザ
が、該インバータの特性(例えば高効率タイプあるいは
低ノイズタイプなど)を選択して運転することが可能と
なるので、広範囲な運転仕様に対応したものを1台のイ
ンバータで提供可能となる。また該インバータの運転中
に、このインバータ自身の内部判断によってオン用ゲー
ト抵抗及びオフ用ゲート抵抗を切り換える機能も備える
ので、電力変換装置の機能アップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す電力変換装置の
ゲート駆動回路の回路構成図
【図2】図1に示した指令選択回路の詳細回路構成図
【図3】図2の動作説明図
【図4】この発明の第2の実施例を示す電力変換装置の
ゲート駆動回路の回路構成図
【図5】図4に示した指令・選択回路の詳細回路構成図
【図6】この発明の第3の実施例を示すゲート駆動回路
の部分回路構成図
【図7】代表的な電力変換装置のブロック構成図
【図8】従来例を示す電力変換装置のゲート駆動回路の
回路構成図
【符号の説明】
1 商用電源 2 負荷 10 インバータ 11 整流器 12 平滑コンデンサ 13 インバータ主回路 13a IGBT 14 ゲート駆動回路 15 インバータ制御回路 21 絶縁回路 22 増幅器 23,24 トランジスタ 25 オン用ゲート抵抗 26 オフ用ゲート抵抗 27 ゲート電源 31 絶縁回路 32 指令選択回路 32a デコーダ 32b ベース駆動回路 33〜40 トランジスタ 41〜44 オン用ゲート抵抗 45〜48 オフ用ゲート抵抗 49 ゲート電源 51 指令・選択回路 51a デコーダ 51b ベース駆動回路 52,53 トランジスタ 54〜61 スイッチ素子 62〜65 オン用ゲート抵抗 66〜69 オフ用ゲート抵抗 71 指令信号演算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧駆動形半導体デバイスから構成される
    電力変換装置であって、該半導体デバイスをオン・オフ
    させるゲート駆動回路において、 前記半導体デバイスのソース端子又はエミッタ端子に、
    負極側端子又は中間電位端子を接続したゲート電源と、 抵抗とトランジスタの直列回路を複数組並列接続した第
    1並列回路と、 抵抗とトランジスタの直列回路を複数組並列接続した第
    2並列回路と、 前記半導体デバイスをオン・オフさせる外部からの指令
    信号と、前記第1並列回路及び第2並列回路それぞれを
    構成するいずれか1個又は複数個のトランジスタを選択
    する外部からの選択信号とに基づき、当該するそれぞれ
    のトランジスタにベース信号を与える指令選択回路とを
    備え、 前記第1並列回路を前記ゲート電源の正極側端子と前記
    半導体デバイスのゲート端子との間に接続し、前記第2
    並列回路を該ゲート電源の負極側端子と前記半導体デバ
    イスのゲート端子との間に接続したことを特徴とする電
    力変換装置のゲート駆動回路。
  2. 【請求項2】電圧駆動形半導体デバイスから構成される
    電力変換装置であって、該半導体デバイスをオン・オフ
    させるゲート駆動回路において、 前記半導体デバイスのソース端子又はエミッタ端子に、
    負極側端子又は中間電位端子を接続したゲート電源と、 抵抗とスイッチ素子の並列回路を複数組直列接続した回
    路に第1トランジスタを直列接続した第1直列回路と、 抵抗とスイッチ素子の並列回路を複数組直列した回路に
    第2トランジスタを直列接続した第2直列回路と、 前記半導体デバイスをオン・オフさせる外部からの指令
    信号に基づき前記第1トランジスタ及び第2トランジス
    タにベース信号を与え、前記第1直列回路及び第2直列
    回路の並列回路それぞれを構成するいずれか1個又は複
    数個のスイッチ素子を選択する外部からの選択信号に基
    づきそれぞれのスイッチ素子をオン又はオフさせる指令
    ・選択回路とを備え、 前記第1直列回路を前記ゲート電源の正極側端子と前記
    半導体デバイスのゲート端子との間に接続し、前記第2
    直列回路を該ゲート電源の負極側端子と前記半導体デバ
    イスのゲート端子との間に接続したことを特徴とする電
    力変換装置のゲート駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の電力変換装
    置のゲート駆動回路において、 前記電力変換装置の出力電流又は出力電力又は前記半導
    体デバイスの温度の内少なくともいずれか1つの検出値
    に基づいて、前記選択信号を演算する選択信号演算回路
    を付加したことを特徴とする電力変換装置のゲート駆動
    回路。
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