JPH1070475A - 文字放送受信装置 - Google Patents
文字放送受信装置Info
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- JPH1070475A JPH1070475A JP22618896A JP22618896A JPH1070475A JP H1070475 A JPH1070475 A JP H1070475A JP 22618896 A JP22618896 A JP 22618896A JP 22618896 A JP22618896 A JP 22618896A JP H1070475 A JPH1070475 A JP H1070475A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ(PC)との間で、データ転送
速度が速く、かつPC側での処理負荷の少ないPCカー
ドで構成された文字放送受信装置を提供する。 【解決手段】 FM文字多重放送電波FMairは、文
字放送受信装置20のFMチューナ22でベースバンド
信号に検波され、多重データ復調部23に与えられる。
ベースバンド信号中の文字信号成分は、多重データ復調
部23で抽出、復調され、誤り訂正部24で誤り訂正さ
れ、パケット抽出部25で複数のデータパケットに分解
され、ページ編集部26に与えられる。更に、ページ編
集部26でページ単位毎のページデータPDに編集さ
れ、ファイル生成部27でディスクファイル形式のパケ
ットデータファイルPFに変換されて、記憶部28に格
納される。CPU10は、PCカードアダプタ17及び
アクセス制御部29を介して記憶部28に格納された文
字情報をディスクファイルとして読み出す。
速度が速く、かつPC側での処理負荷の少ないPCカー
ドで構成された文字放送受信装置を提供する。 【解決手段】 FM文字多重放送電波FMairは、文
字放送受信装置20のFMチューナ22でベースバンド
信号に検波され、多重データ復調部23に与えられる。
ベースバンド信号中の文字信号成分は、多重データ復調
部23で抽出、復調され、誤り訂正部24で誤り訂正さ
れ、パケット抽出部25で複数のデータパケットに分解
され、ページ編集部26に与えられる。更に、ページ編
集部26でページ単位毎のページデータPDに編集さ
れ、ファイル生成部27でディスクファイル形式のパケ
ットデータファイルPFに変換されて、記憶部28に格
納される。CPU10は、PCカードアダプタ17及び
アクセス制御部29を介して記憶部28に格納された文
字情報をディスクファイルとして読み出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM文字多重放送
やテレビ文字多重放送等の文字多重放送を受信して、文
字情報を取得するための文字放送受信装置、特にパーソ
ナルコンピュータ(以下、「PC」という)等のコンピ
ュータの周辺機能拡張カード(以下、「PCカード」と
いう)で構成された文字放送受信装置に関するものであ
る。
やテレビ文字多重放送等の文字多重放送を受信して、文
字情報を取得するための文字放送受信装置、特にパーソ
ナルコンピュータ(以下、「PC」という)等のコンピ
ュータの周辺機能拡張カード(以下、「PCカード」と
いう)で構成された文字放送受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のFM文字多重受信機の概
略の構成図である。このFM文字多重受信機は、図示し
ない放送局から送信されるFM文字多重放送電波を受信
するためのアンテナ1及びFMチューナ2を有してい
る。FMチューナ2は、目的の放送局の搬送周波数に同
調し、その搬送周波数の信号を受信して、ベースバンド
信号に復調するものである。ここで得られるベースバン
ド信号には、音声信号と文字信号とが含まれている。F
Mチューナ2の出力側には、音声信号再生処理部3と、
多重データ復調部4とが接続されている。音声信号再生
処理部3は、ベースバンド信号中の音声信号を再生する
ものであり、音声信号を左右の音に分離するステレオマ
トリックス3a、音声信号を増幅するアンプ3b、及び
増幅された音声信号を音響信号に変換して出力するスピ
ーカ3cで構成されている。
略の構成図である。このFM文字多重受信機は、図示し
ない放送局から送信されるFM文字多重放送電波を受信
するためのアンテナ1及びFMチューナ2を有してい
る。FMチューナ2は、目的の放送局の搬送周波数に同
調し、その搬送周波数の信号を受信して、ベースバンド
信号に復調するものである。ここで得られるベースバン
ド信号には、音声信号と文字信号とが含まれている。F
Mチューナ2の出力側には、音声信号再生処理部3と、
多重データ復調部4とが接続されている。音声信号再生
処理部3は、ベースバンド信号中の音声信号を再生する
ものであり、音声信号を左右の音に分離するステレオマ
トリックス3a、音声信号を増幅するアンプ3b、及び
増幅された音声信号を音響信号に変換して出力するスピ
ーカ3cで構成されている。
【0003】多重データ復調部4は、ベースバンド信号
中の文字信号を再生するものであり、この文字信号を伝
送する76kHzの副搬送波を復調して、16kbps
のデータ信号を中央処理装置(以下、「CPU」とい
う)5へ出力する。CPU5は、多重データ復調部4か
ら与えられる16kbpsのデータ信号の誤り訂正処
理、データパケットへの分解処理、及び複数のデータパ
ケットの編集処理を行い、複数の表示用のページデータ
を生成する機能を有している。CPU5には、データバ
ッファ用のランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」
という)6、フォント用のリードオンリメモリ(以下、
「ROM」という)7、液晶表示器(以下、「LCD」
という)8、及び外部出力端子9が接続されている。C
PU5は、生成した複数のページデータをRAM6に格
納するとともに、図示しない操作部からの指示に従っ
て、RAM6内に格納されたページデータを読み出し
て、LCD8に出力する機能を有している。LCD8
は、CPU5から与えられるページデータに基づいて、
ROM7を参照しながらドットパターン表示を行うもの
である。
中の文字信号を再生するものであり、この文字信号を伝
送する76kHzの副搬送波を復調して、16kbps
のデータ信号を中央処理装置(以下、「CPU」とい
う)5へ出力する。CPU5は、多重データ復調部4か
ら与えられる16kbpsのデータ信号の誤り訂正処
理、データパケットへの分解処理、及び複数のデータパ
ケットの編集処理を行い、複数の表示用のページデータ
を生成する機能を有している。CPU5には、データバ
ッファ用のランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」
という)6、フォント用のリードオンリメモリ(以下、
「ROM」という)7、液晶表示器(以下、「LCD」
という)8、及び外部出力端子9が接続されている。C
PU5は、生成した複数のページデータをRAM6に格
納するとともに、図示しない操作部からの指示に従っ
て、RAM6内に格納されたページデータを読み出し
て、LCD8に出力する機能を有している。LCD8
は、CPU5から与えられるページデータに基づいて、
ROM7を参照しながらドットパターン表示を行うもの
である。
【0004】この様なFM文字多重受信機では、放送局
から送信されたFM文字多重放送電波がアンテナ1で受
信され、FMチューナ2に入力されると、このFMチュ
ーナ2によってベースバンド信号に復調され、音声信号
再生処理部3と多重データ復調部4とへ出力される。音
声信号再生処理部3のステレオマトリックス3aにおい
て、ベースバンド信号から左右のステレオ音声信号が復
調され、このステレオ音声信号がアンプ3bで増幅され
てスピーカ3cから音響信号として出力される。一方、
多重データ復調部4において、ベースバンド信号中の文
字信号が復調され、CPU5によって複数のページ単位
のページデータ(例えば、気象情報、交通情報、ニュー
ス、放送番組情報等)に展開され、RAM6に格納され
る。図示しない操作部からメニューが選択されると、C
PU5は選択されたメニューに従って、該当するページ
データをRAM6から読み出し、LCD8に出力する。
そして、LCD8には、気象情報等のページデータが文
字形式で表示される。また、CPU5は、RAM6内の
ページデータをシリアルデータ形式で外部出力端子9へ
出力する機能を有している。
から送信されたFM文字多重放送電波がアンテナ1で受
信され、FMチューナ2に入力されると、このFMチュ
ーナ2によってベースバンド信号に復調され、音声信号
再生処理部3と多重データ復調部4とへ出力される。音
声信号再生処理部3のステレオマトリックス3aにおい
て、ベースバンド信号から左右のステレオ音声信号が復
調され、このステレオ音声信号がアンプ3bで増幅され
てスピーカ3cから音響信号として出力される。一方、
多重データ復調部4において、ベースバンド信号中の文
字信号が復調され、CPU5によって複数のページ単位
のページデータ(例えば、気象情報、交通情報、ニュー
ス、放送番組情報等)に展開され、RAM6に格納され
る。図示しない操作部からメニューが選択されると、C
PU5は選択されたメニューに従って、該当するページ
データをRAM6から読み出し、LCD8に出力する。
そして、LCD8には、気象情報等のページデータが文
字形式で表示される。また、CPU5は、RAM6内の
ページデータをシリアルデータ形式で外部出力端子9へ
出力する機能を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FM文字多重受信機では、次のような課題があった。F
M文字多重受信機のLCD8の表示画面は、例えば、1
6文字×2行程度のサイズで、1ページ分のページデー
タを一括して表示することができない。また、大容量の
ファイルを持たないので、過去の情報を蓄積して処理す
ることは不可能である。従って、ページデータの一括表
示や蓄積をするためには、PC等のコンピュータにペー
ジデータを取り込んで処理する必要があり、このために
外部出力端子9を備えた機種もある。しかし、従来のF
M文字多重受信機は、文字情報に対しては、ページデー
タをLCD8に表示することを主な目的としているの
で、外部出力端子9へ出力されるデータは、低速のシリ
アルデータとなっている。このため、PC等が外部出力
端子9を介してページデータを受信するには、データ転
送に時間がかかるとともに、直列/並列変換を行う必要
があり、変換処理のためにPC側の負荷が大きくなって
いた。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、PC等との間でのデータ転送に時間がかからず、か
つ処理のための負荷の少ないデータ転送を可能とする文
字放送受信装置を提供するものである。
FM文字多重受信機では、次のような課題があった。F
M文字多重受信機のLCD8の表示画面は、例えば、1
6文字×2行程度のサイズで、1ページ分のページデー
タを一括して表示することができない。また、大容量の
ファイルを持たないので、過去の情報を蓄積して処理す
ることは不可能である。従って、ページデータの一括表
示や蓄積をするためには、PC等のコンピュータにペー
ジデータを取り込んで処理する必要があり、このために
外部出力端子9を備えた機種もある。しかし、従来のF
M文字多重受信機は、文字情報に対しては、ページデー
タをLCD8に表示することを主な目的としているの
で、外部出力端子9へ出力されるデータは、低速のシリ
アルデータとなっている。このため、PC等が外部出力
端子9を介してページデータを受信するには、データ転
送に時間がかかるとともに、直列/並列変換を行う必要
があり、変換処理のためにPC側の負荷が大きくなって
いた。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、PC等との間でのデータ転送に時間がかからず、か
つ処理のための負荷の少ないデータ転送を可能とする文
字放送受信装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、文字放送受信装置において、それぞれプ
リフィックスとデータブロックとを有する複数のデータ
パケットに誤り訂正符号が付加されて構成された文字信
号と、音声信号及び/又は映像信号とが多重化されて放
送される無線信号を受信して、該文字信号と該音声信号
及び/又は映像信号とを含むベースバンド信号に検波す
る受信手段と、前記受信手段で検波されたベースバンド
信号の中から前記文字信号を抽出して復調する復調手段
と、前記復調手段で復調された文字信号の誤り訂正処理
を行い、前記複数のデータパケットを抽出するパケット
抽出手段と、前記パケット抽出手段で抽出された複数の
データパケットの各プリフィックスのページ情報に基づ
き、該複数のデータパケットのデータブロックをページ
単位毎の情報に編集して複数のページデータを生成する
ページ編集手段と、ファイル生成手段と、ディスクファ
イル形式の記憶手段と、アクセス制御手段と、複数の入
出力端子とを、カード形の基板に設けている。前記ファ
イル生成手段は、前記ページ編集手段で生成された複数
のページデータをディスクファイル形式のページデータ
ファイルに変換するものである。前記記憶手段は、前記
ディスクファイル形式に変換された複数のページデータ
ファイルをディスクファイル形式で記憶するものであ
る。前記アクセス手段は、前記ページデータファイルの
処理及び表示を行うPC等のコンピュータからの該ペー
ジデータファイルの読み出し要求に基づいて前記記憶手
段をアクセスするものである。更に、前記複数の入出力
端子は、前記コンピュータに着脱自在に接続され、該コ
ンピュータとの間で複数ビットのアドレス信号、複数ビ
ットの制御信号、及び前記ページデータファイルの読み
出しデータを含む複数ビットのデータ信号の入出力を行
うものである。
め、本発明は、文字放送受信装置において、それぞれプ
リフィックスとデータブロックとを有する複数のデータ
パケットに誤り訂正符号が付加されて構成された文字信
号と、音声信号及び/又は映像信号とが多重化されて放
送される無線信号を受信して、該文字信号と該音声信号
及び/又は映像信号とを含むベースバンド信号に検波す
る受信手段と、前記受信手段で検波されたベースバンド
信号の中から前記文字信号を抽出して復調する復調手段
と、前記復調手段で復調された文字信号の誤り訂正処理
を行い、前記複数のデータパケットを抽出するパケット
抽出手段と、前記パケット抽出手段で抽出された複数の
データパケットの各プリフィックスのページ情報に基づ
き、該複数のデータパケットのデータブロックをページ
単位毎の情報に編集して複数のページデータを生成する
ページ編集手段と、ファイル生成手段と、ディスクファ
イル形式の記憶手段と、アクセス制御手段と、複数の入
出力端子とを、カード形の基板に設けている。前記ファ
イル生成手段は、前記ページ編集手段で生成された複数
のページデータをディスクファイル形式のページデータ
ファイルに変換するものである。前記記憶手段は、前記
ディスクファイル形式に変換された複数のページデータ
ファイルをディスクファイル形式で記憶するものであ
る。前記アクセス手段は、前記ページデータファイルの
処理及び表示を行うPC等のコンピュータからの該ペー
ジデータファイルの読み出し要求に基づいて前記記憶手
段をアクセスするものである。更に、前記複数の入出力
端子は、前記コンピュータに着脱自在に接続され、該コ
ンピュータとの間で複数ビットのアドレス信号、複数ビ
ットの制御信号、及び前記ページデータファイルの読み
出しデータを含む複数ビットのデータ信号の入出力を行
うものである。
【0007】本発明によれば、以上のように文字放送受
信装置を構成したので、次のような作用が行われる。文
字信号と音声信号及び/又は映像信号とが多重化されて
放送される無線信号が受信手段に入力されると、その無
線信号は受信手段によって検波され、文字信号と音声信
号及び/又は映像信号とを含むベースバンド信号が出力
される。このベースバンド信号は、復調手段に入力さ
れ、文字信号だけが抽出されて復調される。復調手段で
復調された文字信号は、パケット抽出手段によって誤り
訂正処理が行われ、更に複数のデータパケットが抽出さ
れる。複数のデータパケットは、ページ編集手段におい
て、各データパケットのプリフィックスのページ情報に
基づいて複数のページ単位のページデータに編集され
る。ページデータは、ファイル生成手段によってディス
クファイル形式のページデータファイルに変換され、記
憶手段に記憶される。一方、この文字放送受信装置は、
複数の入出力端子によってコンピュータに接続されてお
り、このコンピュータからこれらの入出力端子を介して
前記ページデータファイルの読み出し要求が与えられ
る。読み出し要求に応じて、アクセス制御手段は、記憶
手段に記憶されたページデータファイルをアクセスし、
読み出しされたデータは入出力端子を介してコンピュー
タへ出力される。
信装置を構成したので、次のような作用が行われる。文
字信号と音声信号及び/又は映像信号とが多重化されて
放送される無線信号が受信手段に入力されると、その無
線信号は受信手段によって検波され、文字信号と音声信
号及び/又は映像信号とを含むベースバンド信号が出力
される。このベースバンド信号は、復調手段に入力さ
れ、文字信号だけが抽出されて復調される。復調手段で
復調された文字信号は、パケット抽出手段によって誤り
訂正処理が行われ、更に複数のデータパケットが抽出さ
れる。複数のデータパケットは、ページ編集手段におい
て、各データパケットのプリフィックスのページ情報に
基づいて複数のページ単位のページデータに編集され
る。ページデータは、ファイル生成手段によってディス
クファイル形式のページデータファイルに変換され、記
憶手段に記憶される。一方、この文字放送受信装置は、
複数の入出力端子によってコンピュータに接続されてお
り、このコンピュータからこれらの入出力端子を介して
前記ページデータファイルの読み出し要求が与えられ
る。読み出し要求に応じて、アクセス制御手段は、記憶
手段に記憶されたページデータファイルをアクセスし、
読み出しされたデータは入出力端子を介してコンピュー
タへ出力される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の文字
放送受信装置を有するPCの構成図である。このPC
は、全体の処理制御を行うCPU10を有しており、こ
のCPU10には、周辺装置を接続するための共通バス
11が接続されている。共通バス11には、キーボード
等の入力装置12、制御用のプログラムや固定データ等
を格納するROM13、処理中のデータ等を格納するR
AM14、LCDやCRT等の表示装置15、データを
ファイル形式で蓄積するハードディスク16、及びPC
カード接続用のPCカードアダプタ17等の周辺装置が
接続されている。PCカードアダプタ17は、例えば、
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Standa
rd International Association)規格のカード形の文字
放送受信機20を挿入するためのスロットを有し、バス
形式のインタフェースによって、挿入された文字放送受
信機20とCPU11との間の接続を行うものである。
文字放送受信装置20は、カード形の基板に設けられた
受信手段(例えば、アンテナ21及びFMチューナ2
2)、復調手段(例えば、多重データ復調部23)、パ
ケット抽出手段(例えば、誤り訂正部24及びパケット
抽出部25)、ページ編集手段(例えば、ページ編集部
26)、ファイル生成手段(例えば、ファイル生成部2
7)、記憶手段(例えば、記憶部28)、アクセス制御
手段(例えば、アクセス制御部29)、及び複数の入出
力端子(例えば、端子部30)で構成されるPCカード
である。
放送受信装置を有するPCの構成図である。このPC
は、全体の処理制御を行うCPU10を有しており、こ
のCPU10には、周辺装置を接続するための共通バス
11が接続されている。共通バス11には、キーボード
等の入力装置12、制御用のプログラムや固定データ等
を格納するROM13、処理中のデータ等を格納するR
AM14、LCDやCRT等の表示装置15、データを
ファイル形式で蓄積するハードディスク16、及びPC
カード接続用のPCカードアダプタ17等の周辺装置が
接続されている。PCカードアダプタ17は、例えば、
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Standa
rd International Association)規格のカード形の文字
放送受信機20を挿入するためのスロットを有し、バス
形式のインタフェースによって、挿入された文字放送受
信機20とCPU11との間の接続を行うものである。
文字放送受信装置20は、カード形の基板に設けられた
受信手段(例えば、アンテナ21及びFMチューナ2
2)、復調手段(例えば、多重データ復調部23)、パ
ケット抽出手段(例えば、誤り訂正部24及びパケット
抽出部25)、ページ編集手段(例えば、ページ編集部
26)、ファイル生成手段(例えば、ファイル生成部2
7)、記憶手段(例えば、記憶部28)、アクセス制御
手段(例えば、アクセス制御部29)、及び複数の入出
力端子(例えば、端子部30)で構成されるPCカード
である。
【0009】アンテナ21は、図示しないFM放送局か
ら送信されて来る音声信号ASと文字信号CSとが多重
化されたFM文字多重放送電波FMairを受信するた
めのもので、その出力側はFMチューナ22に接続され
ている。FMチューナ22は、受信対象の放送局の搬送
周波数に同調してその搬送周波数の信号を受信し、FM
検波により搬送波周波数成分を除去して、音声信号AS
と文字信号CSとを含むベースバンド信号BSに復調す
るものである。FMチューナ22の出力側は、多重デー
タ復調部23の入力側に接続されている。多重データ復
調部23は、ベースバンド信号BS中の文字信号CSを
抽出して、ディジタル信号に復調するものであり、その
出力側には誤り訂正部24の入力側が接続されている。
誤り訂正部24は、文字信号CS中の誤り訂正符号を用
いて伝送誤りを訂正する回路であり、その出力側にはパ
ケット抽出部25の入力側が接続されている。パケット
抽出部25は、誤り訂正後のデータから複数のデータパ
ケットDPを抽出する機能を有するものであり、その出
力側にはページ編集部26の入力側が接続されている。
ら送信されて来る音声信号ASと文字信号CSとが多重
化されたFM文字多重放送電波FMairを受信するた
めのもので、その出力側はFMチューナ22に接続され
ている。FMチューナ22は、受信対象の放送局の搬送
周波数に同調してその搬送周波数の信号を受信し、FM
検波により搬送波周波数成分を除去して、音声信号AS
と文字信号CSとを含むベースバンド信号BSに復調す
るものである。FMチューナ22の出力側は、多重デー
タ復調部23の入力側に接続されている。多重データ復
調部23は、ベースバンド信号BS中の文字信号CSを
抽出して、ディジタル信号に復調するものであり、その
出力側には誤り訂正部24の入力側が接続されている。
誤り訂正部24は、文字信号CS中の誤り訂正符号を用
いて伝送誤りを訂正する回路であり、その出力側にはパ
ケット抽出部25の入力側が接続されている。パケット
抽出部25は、誤り訂正後のデータから複数のデータパ
ケットDPを抽出する機能を有するものであり、その出
力側にはページ編集部26の入力側が接続されている。
【0010】ページ編集部26は、パケット抽出部25
から与えられる複数のデータパケットDPを編集し、複
数のページ単位のページデータPDを生成する機能を有
している。ページ編集部26の出力側には、ファイル生
成部27が接続されている。ファイル生成部27は、ペ
ージ編集部26で生成された複数のページデータPDを
ディスクファイル形式[例えば、MS−DOS(但し、
MS−DOSは、米国マイクロソフト社の登録商標)形
式のファイル]のページデータファイルPFに変換する
機能を有している。ファイル生成部27の出力側には、
記憶部28が接続されている。記憶部28は、スタティ
ックRAM、フラッシュRAM等の半導体メモリで構成
され、ディスクファイル形式でデータアクセスが可能な
メモリである。
から与えられる複数のデータパケットDPを編集し、複
数のページ単位のページデータPDを生成する機能を有
している。ページ編集部26の出力側には、ファイル生
成部27が接続されている。ファイル生成部27は、ペ
ージ編集部26で生成された複数のページデータPDを
ディスクファイル形式[例えば、MS−DOS(但し、
MS−DOSは、米国マイクロソフト社の登録商標)形
式のファイル]のページデータファイルPFに変換する
機能を有している。ファイル生成部27の出力側には、
記憶部28が接続されている。記憶部28は、スタティ
ックRAM、フラッシュRAM等の半導体メモリで構成
され、ディスクファイル形式でデータアクセスが可能な
メモリである。
【0011】記憶部28には、更にアクセス制御部29
が接続されている。アクセス制御部29は、CPU10
から与えられるページデータファイルPFの読み出し要
求に基づいて、記憶部28のページデータファイルPF
を読み出す機能を有している。アクセス制御部29に
は、端子部30が接続されている。端子部30は、PC
カードアダプタ17との間で、複数ビットのアドレス信
号、複数ビットの制御信号、及び複数ビットのデータ信
号の入出力を行うための信号端子と、PCカードアダプ
タ17から電源の供給を受けるための電源端子とを有し
ている。この端子部30によって、文字放送受信装置2
0がPCカードアダプタ17に着脱自在に接続されるよ
うになっている。図3は、FM多重放送方式の7階層構
造を示す構成図である。この図3を参照しつつ、図1の
PCの動作を説明する。
が接続されている。アクセス制御部29は、CPU10
から与えられるページデータファイルPFの読み出し要
求に基づいて、記憶部28のページデータファイルPF
を読み出す機能を有している。アクセス制御部29に
は、端子部30が接続されている。端子部30は、PC
カードアダプタ17との間で、複数ビットのアドレス信
号、複数ビットの制御信号、及び複数ビットのデータ信
号の入出力を行うための信号端子と、PCカードアダプ
タ17から電源の供給を受けるための電源端子とを有し
ている。この端子部30によって、文字放送受信装置2
0がPCカードアダプタ17に着脱自在に接続されるよ
うになっている。図3は、FM多重放送方式の7階層構
造を示す構成図である。この図3を参照しつつ、図1の
PCの動作を説明する。
【0012】図示しない放送局から放送された、例えば
80MHz帯のFM文字多重放送電波FMair がアンテ
ナ21で受信されると、このFM文字多重放送電波FM
airはFMチューナ22へ伝えられる。FMチューナ2
2において、FM文字多重放送電波FMair はFM検波
されて、図3の階層1(伝送路)のベースバンド信号B
Sが出力される。FMチューナ22から出力されるベー
スバンド信号BSには、音声信号ASと文字信号CSと
が含まれている。音声信号ASは、左側信号Lと右側信
号Rとが加算された和信号L+Rの主チャネル信号M
と、19kHzのパイロット信号PLTと、左側信号L
と右側信号Rとの差信号L−Rで38kHzの第1副搬
送波が変調された副チャネル信号Sとで構成されてい
る。一方、文字信号CSは、76kHzの第2副搬送波
が16kbpsのデータ信号速度でLMSK(Level co
ntrolled Minimum Shift Keying)変調された信号であ
る。
80MHz帯のFM文字多重放送電波FMair がアンテ
ナ21で受信されると、このFM文字多重放送電波FM
airはFMチューナ22へ伝えられる。FMチューナ2
2において、FM文字多重放送電波FMair はFM検波
されて、図3の階層1(伝送路)のベースバンド信号B
Sが出力される。FMチューナ22から出力されるベー
スバンド信号BSには、音声信号ASと文字信号CSと
が含まれている。音声信号ASは、左側信号Lと右側信
号Rとが加算された和信号L+Rの主チャネル信号M
と、19kHzのパイロット信号PLTと、左側信号L
と右側信号Rとの差信号L−Rで38kHzの第1副搬
送波が変調された副チャネル信号Sとで構成されてい
る。一方、文字信号CSは、76kHzの第2副搬送波
が16kbpsのデータ信号速度でLMSK(Level co
ntrolled Minimum Shift Keying)変調された信号であ
る。
【0013】FMチューナ22から出力されるベースバ
ンド信号BSは、多重データ復調部23に与えられる。
多重データ復調部23において、ベースバンド信号BS
中の76kHz帯の文字信号CSの成分のみが抽出さ
れ、更に、16kbpsのディジタル信号に復調され
て、図3の階層2(誤り訂正)の信号が出力される。こ
の階層2の信号は、ブロック識別コード、それに続くデ
ータ、CRC(Cyclic Redandancy Check)、及びパリテ
ィの合計288ビットの信号を、272個単位でブロッ
ク化した信号である。この内、CRC及びパリティは、
データの誤り訂正用のビットである。多重データ復調部
23の出力信号は、誤り訂正部24に与えられて誤り訂
正処理が行われ、誤り訂正されたデータがパケット抽出
部25へ出力される。パケット抽出部25において、誤
り訂正されたデータから図3の階層3(データパケッ
ト)のデータパケットDPが複数抽出されて出力され
る。データパケットDPは、32ビットのプリフィック
スPXと144ビットのデータブロックDBとで構成さ
れ、そのプリフィックスPXには、後続するデータブロ
ックDBのページ情報(例えば、そのデータブロックD
Bが第1ページの10行目のデータである等の情報)が
含まれている。
ンド信号BSは、多重データ復調部23に与えられる。
多重データ復調部23において、ベースバンド信号BS
中の76kHz帯の文字信号CSの成分のみが抽出さ
れ、更に、16kbpsのディジタル信号に復調され
て、図3の階層2(誤り訂正)の信号が出力される。こ
の階層2の信号は、ブロック識別コード、それに続くデ
ータ、CRC(Cyclic Redandancy Check)、及びパリテ
ィの合計288ビットの信号を、272個単位でブロッ
ク化した信号である。この内、CRC及びパリティは、
データの誤り訂正用のビットである。多重データ復調部
23の出力信号は、誤り訂正部24に与えられて誤り訂
正処理が行われ、誤り訂正されたデータがパケット抽出
部25へ出力される。パケット抽出部25において、誤
り訂正されたデータから図3の階層3(データパケッ
ト)のデータパケットDPが複数抽出されて出力され
る。データパケットDPは、32ビットのプリフィック
スPXと144ビットのデータブロックDBとで構成さ
れ、そのプリフィックスPXには、後続するデータブロ
ックDBのページ情報(例えば、そのデータブロックD
Bが第1ページの10行目のデータである等の情報)が
含まれている。
【0014】パケット抽出部25から出力される複数の
データパケットDPは、ページ編集部26へ与えられ
る。ページ編集部26において、与えられた複数のデー
タパケットDPのプリフィックスPXのページ情報に基
づいて、複数のデータパケットDPのデータブロックD
Bがページ単位毎の情報に編集され、図3の階層4(デ
ータグループ)のデータグループDGが生成される。階
層4のデータグループDGは、SOH(Start Of Headi
ng)符号、データグループヘッダ、データグループデー
タ、END符号、及びCRC符号で構成されている。こ
のデータグループデータは、ページ編集部26でページ
単位毎に編集されたページデータPDと同一のデータで
ある。ページ編集部26で生成されたデータグループD
Gは、ファイル生成部27へ与えられる。ファイル生成
部27において、ページ編集部26から与えられたデー
タグループDGからデータグループデータ部分,即ちペ
ージデータPDのみが取り出される。ファイル生成部2
7で取り出されたページデータPDは、図3の階層5
(番組)の形式の情報である。ページデータPDは、フ
ァイル生成部27で、更にディスクファイル形式に変換
されて、ページデータファイルPFとして記憶部28に
格納される。
データパケットDPは、ページ編集部26へ与えられ
る。ページ編集部26において、与えられた複数のデー
タパケットDPのプリフィックスPXのページ情報に基
づいて、複数のデータパケットDPのデータブロックD
Bがページ単位毎の情報に編集され、図3の階層4(デ
ータグループ)のデータグループDGが生成される。階
層4のデータグループDGは、SOH(Start Of Headi
ng)符号、データグループヘッダ、データグループデー
タ、END符号、及びCRC符号で構成されている。こ
のデータグループデータは、ページ編集部26でページ
単位毎に編集されたページデータPDと同一のデータで
ある。ページ編集部26で生成されたデータグループD
Gは、ファイル生成部27へ与えられる。ファイル生成
部27において、ページ編集部26から与えられたデー
タグループDGからデータグループデータ部分,即ちペ
ージデータPDのみが取り出される。ファイル生成部2
7で取り出されたページデータPDは、図3の階層5
(番組)の形式の情報である。ページデータPDは、フ
ァイル生成部27で、更にディスクファイル形式に変換
されて、ページデータファイルPFとして記憶部28に
格納される。
【0015】一方、CPU10から記憶部28中のペー
ジデータファイルPFを読み出す場合、CPU10は、
記憶部28をハードディスクと見なして、PCカードア
ダプタ17に対してファイルアクセス命令を実行する。
PCカードアダプタ17は、端子部30を介してアクセ
ス制御部29に対してページデータファイルPFの読み
出し要求を行う。アクセス制御部29は、読み出し要求
に従って、記憶部28の該当するページデータファイル
PFを読み出し、端子部30を介してPCカードアダプ
タ17へ読み出したページデータPDを出力する。CP
U10は、PCカードアダプタ17及び共通バス11を
介して入力されたページデータPDを表示装置15へ出
力し、また、ハードディスク16へ格納する。これによ
り、図3の階層6(提示)の8単位符号体系の透明系符
号を用いて提示される階層7(応用)のニュース、天気
予報、交通情報等の内容を有する情報が、表示装置15
に表示され、また、ハードディスク16に格納される。
ジデータファイルPFを読み出す場合、CPU10は、
記憶部28をハードディスクと見なして、PCカードア
ダプタ17に対してファイルアクセス命令を実行する。
PCカードアダプタ17は、端子部30を介してアクセ
ス制御部29に対してページデータファイルPFの読み
出し要求を行う。アクセス制御部29は、読み出し要求
に従って、記憶部28の該当するページデータファイル
PFを読み出し、端子部30を介してPCカードアダプ
タ17へ読み出したページデータPDを出力する。CP
U10は、PCカードアダプタ17及び共通バス11を
介して入力されたページデータPDを表示装置15へ出
力し、また、ハードディスク16へ格納する。これによ
り、図3の階層6(提示)の8単位符号体系の透明系符
号を用いて提示される階層7(応用)のニュース、天気
予報、交通情報等の内容を有する情報が、表示装置15
に表示され、また、ハードディスク16に格納される。
【0016】この様に、本実施形態の文字放送受信装置
20は、ページデータPDをディスクファイル形式で記
憶する記憶部28を有するため、CPU10は、ハード
ディスクをアクセスするのと同様の手順でページデータ
PDを読み出すことができる。このため、CPU10
は、シリアルデータ受信のための複雑なプログラムを実
行する必要なく、かつ迅速に文字放送のページデータP
Dを読み出すことができるという利点がある。更に、こ
の文字放送受信装置20は、PCカードで構成されてい
るので、文字放送の機能に合わせて自由に交換すること
ができるという利点がある。なお、本発明は、上記実施
形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形
例としては、例えば、次の(a)〜(e)のようなもの
がある。
20は、ページデータPDをディスクファイル形式で記
憶する記憶部28を有するため、CPU10は、ハード
ディスクをアクセスするのと同様の手順でページデータ
PDを読み出すことができる。このため、CPU10
は、シリアルデータ受信のための複雑なプログラムを実
行する必要なく、かつ迅速に文字放送のページデータP
Dを読み出すことができるという利点がある。更に、こ
の文字放送受信装置20は、PCカードで構成されてい
るので、文字放送の機能に合わせて自由に交換すること
ができるという利点がある。なお、本発明は、上記実施
形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形
例としては、例えば、次の(a)〜(e)のようなもの
がある。
【0017】(a) FM文字多重放送の受信について
説明したが、テレビ文字多重放送に対しても同様に適用
することができる。テレビ放送の場合、図1のFMチュ
ーナ22に代えてテレビチューナを使用し、映像信号、
音声信号及び文字信号が多重化されたベースバンド信号
から文字信号を抽出して処理する必要がある。 (b) PCカードアダプタ17は、PCMICA規格
のインタフェースであるが、PCMICA規格に限ら
ず、並列バス形式のインタフェースであれば、同様に適
用可能である。 (c) 記憶部28は、半導体メモリで構成している
が、この半導体メモリに限らず、ディスクファイル形式
でアクセスできるものであれば、例えば超小形のハード
ディスク装置やその他の記憶媒体で構成しても同様の効
果が得られる。 (d) 図1のページ編集部26、ファイル生成部27
では、図3の階層4,5に従って、ページデータPDを
データグループDGの形式に変換しているが、これらの
階層4,5の形式に拘束されることなく、ページデータ
PDから直接ページデータファイルPFを生成しても良
い。これにより、処理の簡素化を図ることができる。 (e) ファイル生成部27では、ページデータPDを
記憶部28に格納するためにMS−DOS形式のファイ
ルに変換しているが、MS−DOS形式に限定するもの
ではない。例えば、UNIX(但し、UNIXは、米国
AT&T社の登録商標)等、使用するPCのオペレーテ
ィングシステムに合わせたファイル形式にする必要があ
る。
説明したが、テレビ文字多重放送に対しても同様に適用
することができる。テレビ放送の場合、図1のFMチュ
ーナ22に代えてテレビチューナを使用し、映像信号、
音声信号及び文字信号が多重化されたベースバンド信号
から文字信号を抽出して処理する必要がある。 (b) PCカードアダプタ17は、PCMICA規格
のインタフェースであるが、PCMICA規格に限ら
ず、並列バス形式のインタフェースであれば、同様に適
用可能である。 (c) 記憶部28は、半導体メモリで構成している
が、この半導体メモリに限らず、ディスクファイル形式
でアクセスできるものであれば、例えば超小形のハード
ディスク装置やその他の記憶媒体で構成しても同様の効
果が得られる。 (d) 図1のページ編集部26、ファイル生成部27
では、図3の階層4,5に従って、ページデータPDを
データグループDGの形式に変換しているが、これらの
階層4,5の形式に拘束されることなく、ページデータ
PDから直接ページデータファイルPFを生成しても良
い。これにより、処理の簡素化を図ることができる。 (e) ファイル生成部27では、ページデータPDを
記憶部28に格納するためにMS−DOS形式のファイ
ルに変換しているが、MS−DOS形式に限定するもの
ではない。例えば、UNIX(但し、UNIXは、米国
AT&T社の登録商標)等、使用するPCのオペレーテ
ィングシステムに合わせたファイル形式にする必要があ
る。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、文字放送のページデータをディスクファイル形式
で記憶する記憶手段と、コンピュータ側からの読み出し
要求に対して、この記憶手段にアクセスするためのアク
セス制御手段とを設けたので、コンピュータは、ハード
ディスクをアクセスするのと同様の手順で、ページデー
タファイルを読み出すことができる。これにより、コン
ピュータ側は、シリアルデータ受信処理のための特別な
プログラムの実行を必要とせず、かつ迅速に文字放送情
報を読み出すことができる。
れば、文字放送のページデータをディスクファイル形式
で記憶する記憶手段と、コンピュータ側からの読み出し
要求に対して、この記憶手段にアクセスするためのアク
セス制御手段とを設けたので、コンピュータは、ハード
ディスクをアクセスするのと同様の手順で、ページデー
タファイルを読み出すことができる。これにより、コン
ピュータ側は、シリアルデータ受信処理のための特別な
プログラムの実行を必要とせず、かつ迅速に文字放送情
報を読み出すことができる。
【図1】本発明の実施形態の文字放送受信装置を有する
PCの構成図である。
PCの構成図である。
【図2】従来のFM文字多重受信機の概略の構成図であ
る。
る。
【図3】FM多重放送の階層構造を示す構成図である。
10 CPU 15 表示装置 16 ハードディスク 17 PCカードアダプタ 20 文字放送受信装置 21 アンテナ 22 FMチューナ 23 多重データ復調部 24 誤り訂正部 25 パケット抽出部 26 ページ編集部 27 ファイル生成部 28 記憶部 29 アクセス制御部 30 端子部
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれプリフィックスとデータブロッ
クとを有する複数のデータパケットに誤り訂正符号が付
加されて構成された文字信号と、音声信号及び/又は映
像信号とが多重化されて放送される無線信号を受信し
て、該文字信号と該音声信号及び/又は映像信号とを含
むベースバンド信号に検波する受信手段と、 前記受信手段で検波されたベースバンド信号の中から前
記文字信号を抽出して復調する復調手段と、 前記復調手段で復調された文字信号の誤り訂正処理を行
い、前記複数のデータパケットを抽出するパケット抽出
手段と、 前記パケット抽出手段で抽出された複数のデータパケッ
トの各プリフィックスのページ情報に基づき、該複数の
データパケットのデータブロックをページ単位毎の情報
に編集して複数のページデータを生成するページ編集手
段と、 前記ページ編集手段で生成された複数のページデータを
ディスクファイル形式のページデータファイルに変換す
るファイル生成手段と、 前記ディスクファイル形式に変換された複数のページデ
ータファイルを記憶するディスクファイル形式の記憶手
段と、 前記ページデータファイルの処理及び表示を行うコンピ
ュータからの該ページデータファイルの読み出し要求に
基づいて前記記憶手段をアクセスするアクセス制御手段
と、 前記コンピュータに着脱自在に接続され、該コンピュー
タとの間で複数ビットのアドレス信号、複数ビットの制
御信号、及び前記ページデータファイルの読み出しデー
タを含む複数ビットのデータ信号の入出力を行う複数の
入出力端子とを、 カード形の基板に設けたことを特徴とする文字放送受信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618896A JPH1070475A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 文字放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618896A JPH1070475A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 文字放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070475A true JPH1070475A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16841272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22618896A Withdrawn JPH1070475A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 文字放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1070475A (ja) |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22618896A patent/JPH1070475A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |