JPH10285128A - 文字多重放送受信機 - Google Patents

文字多重放送受信機

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JPH10285128A
JPH10285128A JP9083479A JP8347997A JPH10285128A JP H10285128 A JPH10285128 A JP H10285128A JP 9083479 A JP9083479 A JP 9083479A JP 8347997 A JP8347997 A JP 8347997A JP H10285128 A JPH10285128 A JP H10285128A
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JP
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Application number
JP9083479A
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English (en)
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Naoki Iwashita
直喜 岩下
Masami Yanagihori
正実 柳堀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/27Arrangements for recording or accumulating broadcast information or broadcast-related information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重放送のFM受信機において、前回受
信した文字データを有効に表示できるようにする。 【解決手段】 デコーダ回路18から取り出されるデー
タを第1および第2のメモリエリアに、電源をオンする
ごとに交互に書き込むとともに、電源をオンしたときに
は、第1および第2のメモリエリアのうち、データの書
き込みの行われているメモリエリアから、ここに書き込
まれているデータを読み出す。この読み出したデータに
より表示素子50に文字番組の表示を行う。所定のキー
操作をしたとき、データの読み出しを行うメモリエリア
を、第1のメモリエリアと第2のメモリエリアとの間
で、交互に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字多重放送受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組に、文字情報など
のデジタルデータを周波数多重化して送信することが実
現されている。
【0003】このFM文字多重放送はDARC方式と呼
ばれているが、文字情報などのデジタルデータの多重化
の規格は、 副搬送周波数:76kHz 伝送レイト :16kビット/秒 変調方式 :LMSK 誤り訂正方式:(272,190 )短縮化差集合巡回符号によ
る積符号 とされている。
【0004】そして、そのLMSK信号が、本来の音声
放送の番組のオーディオ信号(モノラル信号あるいはス
テレオコンポジット信号)に周波数多重化され、その周
波数多重化信号が送信される。
【0005】また、文字情報などの番組サービスには、
レベル1、2、3の区別があるが、これらは、いずれも
ドット表示により文字情報などを表示(提示)するもの
である。そして、レベル1の番組サービスは、図5Aに
示すように、ヘッダ部を含んで15.5文字×2.5 行の表示
が可能なFM受信機に向けたサービスで、情報は文字で
ある。また、1つの文字番組は最大で62ページの大きさ
とされるとともに、その1ページは15.5文字×2行とさ
れる。
【0006】そして、レベル1の番組サービスとして
は、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメ
ントおよび主な補完番組などが考えられている。この場
合、エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、
クイズ、タウン情報などを提供するものである。
【0007】また、主な補完番組は、例えば本来の音声
放送が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者名、リ
クエストのときの電話番号・FAX番号などのように、
本来の音声放送の番組の補完情報を提供するものであ
る。なお、以下においては、主な補完番組を「番組情
報」または「番組連動」と称する。
【0008】さらに、上記以外の番組サービスとして、
緊急の必要性があるときに随時提供される緊急情報も考
えられている。
【0009】また、レベル2の番組サービスは、ヘッダ
部を含んで15.5文字×8.5 行の表示が可能なFM受信機
に向けたサービスで、情報は文字および図形である。さ
らに、レベル3の番組サービスは、CD−ROMなどに
より詳細な地図を表示できるFM受信機、すなわち、ナ
ビゲーションシステムに向けた交通情報のサービスであ
る。
【0010】[文字番組の表示例]レベル1に対応する
FM文字多重放送受信機には、図5Aに示すように、L
CDのような表示素子DSP が設けられるとともに、その
表示領域は、15.5文字×2.5 行(横248 ドット×縦40ド
ット)の大きさとされる。ただし、その表示領域のう
ち、上側の0.5 行の領域はヘッダ文の表示領域とされ、
下側の2行の領域が本文の表示領域とされる。
【0011】そして、受信機が文字多重放送を受信する
と、図5Bに示すように、表示素子にメインメニューの
第1ページが表示される。そして、このように第1ペー
ジが表示されているとき、所定のキー操作をすると、図
5Cに示すように、メインメニューの第2ページが表示
され、以下同様にしてメインメニューの他のページが順
に表示されていく。
【0012】このメインメニューには、番組が階層式に
用意されているもので、例えば、図5Cのメインメニュ
ーから「3.天気予報」を選択すると、図5Dに示すよ
うに、1つ下位の番組におけるサブメニュー「1.今日
の天気」、「2.明日の天気」が表示される。
【0013】そこで、例えば、「2.明日の天気」を選
択すると、図5Eに示すように、さらに下位の番組の第
1ページである『東京(明日)の天気予報』が表示され
る。そして、この状態で、第2ページを選択すると、図
5Fに示すように、『神奈川の明日の天気予報』が表示
される。
【0014】こうして、メインメニューには番組および
サブメニューが階層式に用意されているので、これを順
にたどっていくと、目的とする文字番組を表示すること
ができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なFM文字多重放送受信機においては、文字番組のデー
タを受信すると、有効なデータはすべて受信バッファ用
のメモリにいったん保存し、その保存したデータの中か
ら必要なデータを読み出して目的とする文字番組を表示
するようにしている。
【0016】そして、一般に、メモリのデータは電源を
オフにすると消えてしまうが、上記の場合、メモリに保
存したデータを電源をオフにしても残しておくようにす
れば、有効に利用することができる。例えば、天気予報
や交通情報などを、電源をいったん切ってからでも、確
認することができる。
【0017】ところが、このようにメモリに保存したデ
ータを電源がオフのときでも残しておくようにすると、
今度はそのデータを消去する時点が問題になってしま
う。すなわち、メモリのデータを消去する場合、 (1) 電源をオフにしてから例えば10分が経過したとき、
データを消去する。あるいは10分以上たってから電源を
オンにしたときには、その電源オン時に消去する。 (2) 電源のオン・オフでは消去しないで、最新のデータ
を受信できたらその最新のデータを古いデータに上書き
する。
【0018】ところが、(1) 項の方法では、データの保
存時間(電源をオフにしてから消去が有効になるまでの
時間。上記では10分間)に対してユーザの感覚に個人差
があるので、最適な方法とはいえない。また、例えば一
般のニュースと交通情報とでは、データの有効な期間が
異なるので、保存時間が固定では、意味のないことがあ
る。
【0019】さらに、(2) 項の方法では、最新のデータ
がとれるまでの期間に見ている番組は古いものであり、
ユーザが気付かずに最新の番組と勘違いすると、それは
ある意味では誤報でもある。また、放送局を選局しなお
した場合には、それ以前の放送局の文字番組を無条件で
消去することになるので、聴きたい番組と、見たい文字
番組とで放送局が違う場合、両者を満たすことはできな
い。
【0020】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、文字番組のデータを、本来の音声放送の番組の
信号に多重化し、この多重化信号を放送するようにした
文字多重放送を受信する受信機において、上記文字多重
放送を受信する受信回路と、上記受信回路の受信した多
重化信号から上記文字番組のデータを取り出すデコーダ
回路と、上記文字番組を表示する表示素子と、第1のメ
モリエリアと、第2のメモリエリアとを有し、上記デコ
ーダ回路から取り出される上記データを上記第1および
第2のメモリエリアに、電源をオンするごとに交互に書
き込むとともに、上記電源をオンしたときには、上記第
1および第2のメモリエリアのうち、上記データの書き
込みの行われているメモリエリアから、ここに書き込ま
れている上記データを読み出し、この読み出したデータ
により上記表示素子に上記文字番組の表示を行い、所定
のキー操作をしたとき、上記データの読み出しを行うメ
モリエリアを、上記第1のメモリエリアと上記第2のメ
モリエリアとの間で、交互に切り換えるようにした文字
多重放送受信機とするものである。したがって、前回受
信したデータは、電源をオンにしても消去されずに保持
され、キー操作をしたとき、そのデータによる文字番組
が表示される。
【0022】
【発明の実施の形態】
[構成]図1は、この発明を、サービスレベルがレベル
1のFM受信機に適用した場合である。また、このFM
受信機においては、表示素子が文字番組を2ページ、す
なわち、4行まで同時に表示できる場合である。
【0023】図1において、符号10はそのFM文字多
重放送の受信回路を示し、アンテナ11により受信され
たFM信号が、PLLシンセサイザ方式のチューナ回路
12に供給されて目的とする周波数の放送局が選局され
るとともに、そのFM信号が中間周波信号に変換され
る。そして、この中間周波信号が中間周波フィルタおよ
びアンプを有する中間周波回路13を通じてFM復調回
路14に供給され、復調回路14からは、オーディオ信
号(モノラル信号あるいはステレオコンポジット信号)
と、上述したFM文字多重放送におけるLMSK信号と
の周波数多重化信号が復調されて取り出される。
【0024】そして、この復調信号のうち、オーディオ
信号がアンプ15を通じてスピーカ16に供給される。
また、復調回路14の復調信号のうち、LMSK信号が
デコーダ回路18に供給されてLMSK信号から文字番
組のデータがデコードおよびエラー訂正されて取り出さ
れる。
【0025】さらに、このFM受信機には、チューナ回
路12における選局およびFM文字多重放送による文字
の表示などを実行するため、マイクロコンピュータ20
が設けられている。
【0026】このマイクロコンピュータ20は、プログ
ラムを実行するためのCPU21と、そのプログラム用
のROM22と、データエリア用およびワークエリア用
のRAM23と、FM文字多重放送のデータの受信バッ
ファ用のRAM24とを有する。そして、メモリ22〜
24はシステムバス29を通じてCPU21に接続され
ている。
【0027】この場合、ROM22には、各種のプログ
ラムが用意されているとともに、例えば図2および図3
に示すフローチャートの保存・表示ルーチン100が用
意されている。このルーチン100は、受信した文字番
組のデータを保存および表示するためのものであり、そ
の詳細については後述するが、図においては、簡単のた
め、この発明に関係する部分を抜粋して示している。
【0028】また、文字データの受信バッファ用のRA
M24は、2つの放送局分あるいは2つの時間帯分の容
量とされ、そのエリアは、第1のエリア1STAと、第2の
エリア2NDAとに分割される。そして、詳細は後述する
が、これらエリア1STA、2NDAが、表示および文字データ
の保存に対して使い分けられる。
【0029】なお、レベル1の文字多重放送の本文は、
15.5文字×2行で1ページを構成するようにされている
が、実際の文字多重放送においては、放送局全体では、
200ページから400 ページ分の文字番組を放送してい
る。そして、1Mビットのメモリは、約500 ページ分の
データを保存できる。したがって、RAM24は1〜2
Mビットの容量があればよい。
【0030】さらに、バス29には、ポート25、26
およびインターフェイス回路27が接続されている。そ
して、CPU21からポート25を通じてチューナ回路
12に選局用のデータが供給され、その選局が実行され
る。さらに、デコーダ回路18からの文字番組のデータ
がポート26を通じて受信バッファ用のRAM24に蓄
積あるいは格納される。
【0031】また、インターフェイス回路27には、操
作キーとして、カーソルキー(ダウンキーおよびアップ
キー)KD 、KU 、決定キーKE 、メニューキーKM 、
表示切り換えキーKC 、電源キーKP などと、例えば8
個の選局キーK1 〜K8 とが接続されている。なお、こ
れらキーKD 〜K8 は、ノンロックタイプのプッシュス
イッチにより構成されている。
【0032】さらに、バス29には、FM文字多重放送
により送られてきた文字データを表示データに変換する
ためのフォントROM(キャラクタジェネレータ)31
が接続されるとともに、ディスプレイコントローラ32
が接続されている。そして、コントローラ32には、表
示用のメモリ33が接続されるとともに、表示素子とし
て、例えばLCD50が接続されている。
【0033】この場合、LCD50は、ドットの組み合
わせにより文字などを表示するフルドットマトリックス
方式とされ、例えば図4Aに示すように、その表示領域
は、レベル1の文字番組の2ページ分の大きさ、すなわ
ち、15.5文字×4.5 行(横248 ドット×縦72ドット)の
大きさとされている。そして、この表示領域のうち、最
上部の0.5 行(縦8ドット)の領域がヘッダ領域とさ
れ、残る15.5文字×4行(縦64ドット)の領域が本文を
表示する主領域とされている。
【0034】さらに、メモリ33は、LCD50のドッ
トマトリックス方式に対応してビットマップ方式とさ
れ、1画面分の容量を有する。そして、受信バッファ用
のRAM24に保持されている文字コード、あるいはR
OM22にあらかじめが用意されている文字コードがC
PU21により読み出され、この読み出された文字コー
ドが、ROM31のフォントデータを使用して表示デー
タに変換され、この表示データがコントローラ32を通
じてメモリ33に書き込まれる。
【0035】また、このとき、コントローラ32によ
り、メモリ33の表示データが繰り返し読み出されると
ともに、表示信号に変換されてLCD50に供給され
る。したがって、LCD50には、CPU21がRAM
24あるいはROM22から読み出した文字コードにし
たがった文字などが表示される。
【0036】さらに、図示はしないが、電源キーKP を
押すごとに、受信機の電源がオンの状態と、オフの状態
とに交互に切り換わるようにされている。このため、こ
の受信機の電源系は、例えば、受信回路10の電源系
と、マイクロコンピュータ20の電源系とに分割され、
マイクロコンピュータ20により受信回路10の電源系
をオンオフ制御するようにされている。また、マイクロ
コンピュータ20は、定常の動作をする定常モードと、
消費電力を最小に抑えてキー入力待ちで待機する待機モ
ードとに交互に切り換わるようにされている。
【0037】そして、受信機の電源がオンのときには、
マイクロコンピュータ20が定常モードで動作するとと
もに、受信回路10の電源がオンとされ、受信機の電源
がオフのときには、マイクロコンピュータ20が待機モ
ードで動作するとともに、受信回路10の電源がオフと
される。
【0038】このような構成において、表示などの各種
の処理がCPU21により以下のように実行される。
【0039】[キー入力待ち(電源がオフのとき)]受
信機に電池をセットすると、あるいはACアダプタを接
続すると、CPU21の処理がルーチン100のステッ
プ101からスタートし、次にステップ102におい
て、各部の初期化が行われるとともに、RAM24のエ
リア1STAおよびエリア2NDAが、それぞれ「表示エリア」
および「保存エリア」に仮設定される。この場合、表示
エリアは、RAM24の2つのエリア1STA、2NDAのう
ち、保存されている文字データが表示に使用されるエリ
アを示し、保存エリアは、受信した文字データの保存に
使用されるエリアを示す。
【0040】続いて、CPU21の処理はステップ11
1に進み、このステップ111において、キーKD 〜K
8 のどれかが押されているかどうかがチェックされ、ど
れも押されていないときには、処理はステップ111か
らステップ112に進み、このステップ112におい
て、受信機の電源がオンであるかオフであるかが判別さ
れ、オフのときには、処理はステップ111に戻る。
【0041】したがって、受信機の電源がオフのときに
は、ステップ111、112が繰り返され、キー入力待
ちとなっている。
【0042】[電源をオンにしたとき]ステップ11
1、112が繰り返されてキー入力待ちとなっていると
き、電源キーKP を押すと、これがステップ111によ
り検出され、処理はステップ111からステップ121
に進み、このステップ121において、ステップ111
で検出されたキーが判別され、今の場合は、電源キーK
P なので、処理はステップ121からステップ131に
進む。
【0043】そして、このステップ131において、受
信機の電源がオンであるかオフであるかが判別され、今
の場合、オフなので、処理はステップ131からステッ
プ141に進み、このステップ141において、受信機
の電源がオンにされるとともに、文字放送を受信できて
表示するときには、そのメインメニューが表示の対象と
なるように設定される。
【0044】さらに、ステップ141において、ラスト
チャンネル(前回、電源をオフにしたときに受信してい
た放送局の周波数)の周波数データがRAM23から読
み出され、この周波数データがポート25を通じてチュ
ーナ回路12に供給され、チューナ回路12の受信周波
数はその周波数データの示す周波数にセットされる。こ
うして、ラストチャンネルの放送局が選局される。
【0045】続いて、処理はステップ142に進み、こ
のステップ142において、保存エリアが、第1のエリ
ア1STAと、第2のエリア2NDAとのどちらに設定されてい
るかが判別され、保存エリアが第1のエリア1STAに設定
されているときには、処理はステップ142からステッ
プ143に進み、このステップ143において、保存エ
リアおよび表示エリアが第2のエリア2NDAに設定され、
その後、処理はステップ145に進む。
【0046】また、ステップ142において、保存エリ
アが第2のエリア2NDAに設定されているときには、処理
はステップ142からステップ144に進み、このステ
ップ144において、保存エリアおよび表示エリアが第
1のエリア1STAに設定され、その後、処理はステップ1
45に進む。
【0047】したがって、電源をオンにすると、ステッ
プ142〜144により、文字データの保存エリアは、
エリア1STA、2NDAのうち、それまで保存に使用されてい
たエリアから使用されていなかったエリアに変更される
ことになる。また、この新しく保存に使用されるエリア
の文字データが表示に使用されることになる。
【0048】そして、次にステップ145において、メ
モリ33に所定のデータが供給され、LCD50には、
例えば「受信データを表示中」の文字列が3秒間にわた
って表示され、その後、処理はステップ111に戻り、
下記の[キー入力待ち(電源がオンのとき)]の処理が
実行される。
【0049】こうして、受信機の電源がオフのとき、電
源キーKP を押すと、受信機の電源がオンとなってラス
トチャンネルの放送局が選局される。また、文字データ
の保存に使用されるRAM24のエリアは、エリア1ST
A、2NDAのうち、前回電源がオンのときに文字データの
保存に使用されていたエリアから使用されていなかった
エリアに切り換えられる。さらに、新しく保存に使用さ
れるエリアの文字データが表示に使用される設定とな
る。
【0050】[電源がオンのときのキー入力待ち]上記
の[電源をオンにしたとき]により、処理がステップ1
11に戻ると、処理はさらにステップ112に進むが、
今の場合、電源がオンなので、処理はステップ112か
らステップ181に進み、このステップ181におい
て、デコーダ回路18から文字データが得られるかどう
かが判別される。
【0051】そして、文字データが得られるときには、
処理はステップ181からステップ182に進み、この
ステップ182において、エリア1STA、2NDAのうち、保
存エリアにデコーダ回路18から得られる文字データが
書き込まれ、次に、ステップ183において、エリア1S
TA、2NDAのうち、表示エリアから文字データが読み出さ
れてメモリ33に供給され、その後、処理はステップ1
11に戻り、ステップ111以降の処理が繰り返され
る。
【0052】したがって、受信機の電源がオンのときに
文字放送を受信できると、その文字データが、RAM2
4のエリア1STA、2NDAのうち、前回電源がオンのときに
文字データの保存に使用されなかったエリアに格納され
ていく。また、その文字データにより文字番組が表示さ
れる。さらに、このとき、キー入力待ちにもなってい
る。
【0053】しかし、ステップ181において、受信機
の電源がオンであっても、文字放送を受信できないとき
には、処理はステップ181からステップ183に進
む。したがって、この場合には、RAM24のエリア1S
TA、2NDAのうち、文字放送を受信できたときに文字デー
タが保存されるべきエリアが、表示の対象となる。しか
し、この表示の対象となるエリアには、新しく文字デー
タが保存されていないので、前回受信した文字データが
表示に使用されることになり、すなわち、前回受信した
文字番組が表示されることになる。また、このとき、キ
ー入力待ちにもなっている。
【0054】[プリセット選局]受信機の電源がオンに
なっているとき(このとき、ステップ111、112お
よびステップ181以降が繰り返されている)、選局キ
ーK1 〜K8 のうち、目的とする放送局のプリセットさ
れている選局キーKm (m=1〜8のどれか。以下同
様)を押すと、これがステップ111により検出され、
処理はステップ121に進むが、今の場合、選局キーK
m なので、処理はステップ121からステップ151に
進み、このステップ151において、RAM23のアド
レスA1 〜A8 のうち、その押されたキーPm に対応す
るアドレスAm から、ここに書き込まれている周波数デ
ータNm が読み出される。
【0055】そして、この読み出された周波数データN
m がポート25を通じてチューナ回路12に供給され、
チューナ回路12の受信周波数は周波数データNm の示
す周波数にセットされる。すなわち、選局キーPm にプ
リセットされている放送局が選局され、以後、その選局
された放送局の受信状態が続く。
【0056】さらに、CPU21の処理はステップ15
1からステップ142に進み、ステップ142〜145
により電源をオンにしたときと同様の処理が実行され、
その後、処理はステップ111に戻る。
【0057】したがって、選局キーPm を押すと、これ
にプリセットされている放送局をワンタッチで選局する
ことができる。そして、この場合も、ステップ142〜
145が実行されるので、選局した放送局が文字放送を
行っていれば、その文字放送の文字番組が保存されると
ともに、表示されることになる。
【0058】なお、アドレスA1 〜A8 に周波数データ
を書き込む方法は、一般のPLLシンセサイザ方式の受
信機と同様とすることができるので、説明は省略する。
【0059】[表示の切り換え]これは、現在受信中の
文字番組と、前回受信して保存しておいた文字番組との
表示を切り換える場合である。そして、この場合には、
電源がオンとなっているときに、切り換えキーKC を押
す。
【0060】すると、切り換えキーKC の押されたこと
がステップ111により検出されて処理はステップ11
1からステップ121に進むが、今の場合、切り換えキ
ーKC なので、処理はステップ123からステップ16
1に進む。そして、このステップ161において、表示
エリアが、第1のエリア1STAと、第2のエリア2NDAとの
どちらに設定されているかが判別され、表示エリアが第
1のエリア1STAに設定されているときには、処理はステ
ップ161からステップ162に進み、このステップ1
62において、表示エリアが第2のエリア2NDAに設定さ
れ、その後、処理はステップ164に進む。
【0061】また、ステップ161において、表示エリ
アが第2のエリア2NDAに設定されているときには、処理
はステップ161からステップ163に進み、このステ
ップ163において、表示エリアが第1のエリア1STAに
設定され、その後、処理はステップ164に進む。
【0062】したがって、表示切り換えキーKC を押す
と、表示エリアは、エリア1STA、2NDAのうち、それまで
表示に使用されていたエリア(それまでの表示エリア)
から、表示に使用されていなっていなかったエリアに切
り換わることになる。
【0063】そして、その後、処理はステップ164に
進み、このステップ164において、表示エリアと保存
エリアとが同じエリアであるかどうかが判別され、同じ
エリアのときには、保存中のデータが表示に使用される
ことになるので、処理はステップ164からステップ1
65に進み、このステップ165において、メモリ33
に所定のデータが供給され、LCD50には、例えば
「受信データを表示中」の文字列が3秒間にわたって表
示され、その後、処理はステップ111に戻る。
【0064】また、ステップ164において、同じエリ
アではないときには、前回保存しておいたデータが表示
に使用されることになるので、処理はステップ164か
らステップ166に進み、このステップ166におい
て、メモリ33に所定のデータが供給され、LCD50
には、例えば「前回データを表示中」の文字列が3秒間
にわたって表示され、その後、処理はステップ111に
戻る。
【0065】したがって、表示切り換えキーKC を押す
ごとに、RAM24のエリア1STAと、エリア2NDAとを切
り換えて表示を行うことができることになる。
【0066】[文字番組の表示]LCD50に文字番組
が表示されているとき、カーソルキーKD 、KU 、決定
キーKE あるいはメニューキーKM を押すと、これがス
テップ111において検出され、処理はステップ111
からステップ121に進むが、今の場合、カーソルキー
KD 、KU 、決定キーKE あるいはメニューキーKM な
ので、処理はさらにステップ121からステップ171
に進む。そして、このステップ171において、その押
されたキーにしたがって、以下に述べるようにLCD5
0の表示が変更され、目的とする文字番組が表示され
る。なお、ここでは、図4Fに示すように、『神奈川の
天気』を表示する場合を例に採って説明する。
【0067】すなわち、電源をオンにするとともに、文
字放送を受信すると、RAM24のエリア1STA、2NDAの
うち、保存エリアに設定されたエリアに文字データが蓄
積されていく。そして、ある程度のデータが蓄積される
と、あるいは操作キーKD 〜KR のうちのメニューキー
KM を押すと、その蓄積された文字データにしたがっ
て、例えば図4Aに示すように、LCD50に総目次の
第1ページ以降が10行にわたって表示される。また、こ
のとき、その第1行目の「1.番組情報」がカーソルを意
味する反転表示とされる(図4においては、作図の都合
で、反転表示は斜線により示す。以下同様)。
【0068】そして、ダウンキーKD を押すと、その押
すごとに、カーソルの表示位置が図4A→図4B→図4
C→…の状態へと変化し、さらに、総目次の表示がスク
ロールされていく。なお、アップキーKU を押した場合
には、ダウンキーKD を押した場合とは逆に変化する。
【0069】そして、今の場合は、目的が天気予報の表
示なので、例えば図4Cに示すように、「3.天気予報」
にカーソルが位置している場合に、決定キーKE を押
す。すると、例えば図4Dに示すように、「3.天気予
報」のメニューの第1ページ以降が表示されるととも
に、その第1行目にカーソルが表示される。
【0070】そこで、さらに、ダウンキーKD を押す。
すると、例えば図4Eに示すように、第2行目の「神奈
川の天気」にカーソルが表示されるので、決定キーKE
を押すと、例えば図4Fに示すように、「神奈川の天
気」の第1ページ以降が表示される。なお、このとき、
これよりも下位の階層はないので、カーソルは表示され
ない。
【0071】そして、この図4Fの表示は目的とする文
字情報なので、これで表示に関するキー操作は終了とな
る。なお、どのメニューあるいはどのページが表示され
ているときであっても、メニューキーKM を押すと、表
示は階層が1つ上位のメニューに戻る。
【0072】[電源のオフ]電源がオンになっていると
き、電源キーKP を押すと、上記のように、電源キーK
P の押されたことがステップ111により検出されて処
理はステップ111からステップ121を通じてステッ
プ131に進むが、今の場合、電源がオンになっている
ので、処理はステップ131からステップ132に進
む。
【0073】そして、このステップ132において、こ
のとき受信周波数を示す周波数データが、次に電源をオ
ンにしたときのラストチャンネルの周波数データとして
RAM23に書き込まれるとともに、受信機の電源がオ
フとされ、その後、処理はステップ111に戻り、[キ
ー入力待ち(電源がオフのとき)]の状態となる。
【0074】[まとめ]上述の受信機によれば、RAM
24に2つのエリア1STA、2NDAを用意し、受信した文字
データを保存するエリアを、電源をオンにするごとに、
エリア1STAとエリア2NDAとに交互に切り換えるととも
に、その保存エリアの文字データにより文字番組を表示
するようにしている。したがって、文字放送を受信して
いるときには、その受信中の最新の文字放送を見ること
ができる。
【0075】また、選局キーK1 〜K8 により選局を変
更したときも、受信した文字データの保存および表示
が、電源をオンにしたときと同様に実行されるので、や
はり、その選局後の放送局の文字番組を見ることができ
る。
【0076】さらに、電源をオンにすることにより、お
よび選局を行うことにより、新しく文字放送を受信して
も、前回の文字データは保存されているので、その文字
データにより前回の文字番組を見ることができる。しか
も、このとき、表示切り換えキーKC を押すことにより
前回の文字番組が表示されるようになるので、保存して
おいた文字番組を現在放送中の文字番組と間違えること
がない。
【0077】
【発明の効果】この発明によれば、文字放送を受信して
いるときには、その受信中の最新の文字放送を見ること
ができる。また、選局を変更したときも、その選局後の
放送局の文字番組を見ることができる。さらに、前回の
文字番組を見ることもできる。しかも、このとき、保存
しておいた文字番組を現在放送中の文字番組と間違える
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図3】図2の続き示すフローチャートである。
【図4】この発明を説明するための図である。
【図5】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
10…FM受信回路、11…アンテナ、12…チューナ
回路、13…中間周波回路、14…FM復調回路、15
…アンプ、16…スピーカ、18…デコーダ回路、20
…マイクロコンピュータ、21…CPU、22…ROM
(プログラム用)、23…RAMワークエリア用)、2
4…メモリ(受信バッファ用)、25…出力ポート、2
6…入力ポート、27…インターフェイス回路、29…
システムバス、31…ROM(キャラクタジェネレー
タ)、32…ディスプレイコントローラ、33…メモリ
(表示用)、50…LCD、100…保存・表示ルーチ
ン、KD 〜KC …操作キー、K1 〜K8 …選局キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字番組のデータを、本来の音声放送の番
    組の信号に多重化し、この多重化信号を放送するように
    した文字多重放送を受信する受信機において、 上記文字多重放送を受信する受信回路と、 上記受信回路の受信した多重化信号から上記文字番組の
    データを取り出すデコーダ回路と、 上記文字番組を表示する表示素子と、 第1のメモリエリアと、 第2のメモリエリアとを有し、 上記デコーダ回路から取り出される上記データを上記第
    1および第2のメモリエリアに、電源をオンするごとに
    交互に書き込むとともに、 上記電源をオンしたときには、上記第1および第2のメ
    モリエリアのうち、上記データの書き込みの行われてい
    るメモリエリアから、ここに書き込まれている上記デー
    タを読み出し、 この読み出したデータにより上記表示素子に上記文字番
    組の表示を行い、 所定のキー操作をしたとき、上記データの読み出しを行
    うメモリエリアを、上記第1のメモリエリアと上記第2
    のメモリエリアとの間で、交互に切り換えるようにした
    文字多重放送受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の文字多重放送受信機にお
    いて、 選局を行うごとに、上記データの書き込みを行うメモリ
    エリアを、上記第1のメモリエリアと上記第2のメモリ
    エリアとの間で、交互に切り換えるとともに、 その書き込みを行っているメモリエリアから上記データ
    を読み出し、 この読み出したデータにより上記表示素子に上記文字番
    組の表示を行うようにした文字多重放送受信機。
JP9083479A 1997-04-02 1997-04-02 文字多重放送受信機 Pending JPH10285128A (ja)

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JP9083479A JPH10285128A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 文字多重放送受信機
US09/049,085 US6188878B1 (en) 1997-04-02 1998-03-27 Receiver for receiving text-based multiplex broadcast
EP98302462A EP0874484A2 (en) 1997-04-02 1998-03-30 Receiver for receiving broadcast programmes comprising supplementary text data which is multiplexed with the broadcast program

Applications Claiming Priority (1)

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EP0874484A2 (en) 1998-10-28
US6188878B1 (en) 2001-02-13

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