JPH1070338A - 半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents

半導体レーザ素子の製造方法

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JPH1070338A
JPH1070338A JP21289697A JP21289697A JPH1070338A JP H1070338 A JPH1070338 A JP H1070338A JP 21289697 A JP21289697 A JP 21289697A JP 21289697 A JP21289697 A JP 21289697A JP H1070338 A JPH1070338 A JP H1070338A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振器端面に窓層を有する半導体レーザ素子
であって、活性層のある共振器端面上に成長する窓層の
モロホロジーを良好なものとする。 【解決手段】 (001)基板上に活性層を含む積層構
造を形成した半導体レーザを内部構造とし、その(11
0)共振器端面に、活性層より禁制帯幅の大きな半導体
層を気相成長法によって窓層を形成する構造の半導体レ
ーザ素子の製造方法であって、該窓層形成時に、該(0
01)積層構造成長面上に誘電体膜を形成し、該(11
0)共振器端面への該窓層の成長速度よりも該(00
1)積層構造成長面上の該誘電体膜ヘの成長速度を遅く
することにより、該積層構造成長面と該共振器端面との
角部における異常成長を抑制したことを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高出力半導体レーザ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置、レーザプリンタ装置等
の光源として半導体レーザが幅広く利用されている。そ
の場合、光ディスク装置、レーザプリンタ装置の高性能
化のためには、半導体レーザの高出力化、高信頼性が要
求される。
【0003】AlGaAs系材料を用いた半導体レーザ
は、30mWから40mWの高出力が得られるため、現
在各装置に利用されている。しかし、半導体レーザを更
に高出力で動作させると、共振器端面で劣化が生じる。
それは、光出射端面で表面準位を介した非発光再結合が
起こり、局部的に発熱が生じることに起因する。端面温
度が上昇すると、その発熱により端面部の禁制帯幅が縮
小して、光吸収が増し、その光吸収により発生したキャ
リアが表面準位を介して非発光再結合するため、端面温
度はさらに上昇する。この過程が繰り返されると、端面
が溶融して劣化が生じる。これを改善する方法として、
出射端面にレーザの活性層よりも大きな禁制帯幅を有す
る半導体結晶を成長する構造が種々の機関から提案され
ている。
【0004】その一例として端面成長窓型レーザを示
す。内部の半導体レーザは、GaAs基板上に液相成長
法または気相成長法などの公知の成長法を用いてGaA
s活性層またはAlGaAs活性層を含む積層構造を形
成したもので、ここでは、活性層を含む積層構造内にダ
ブルヘテロ構造を有するVSISレーザ(V-channeledS
ubstrate Inner Stripe Laser:Appl. Phys. Lett., 40,
372(1982))を示した(図14)。窓層再成長方法とし
て、半導体レーザウエハに共振器端面を形成し、MOC
VD装置のサセプタ上に、積層構造成長面側を上向きに
して、基板側を下向きにしてセットし、共振器端面上
に、活性層(AlXGa1-XAs層)よりも禁制帯幅の大
きいノンドーブAlZGa1-ZAs層(Z>X)を再成長
し、端面再成長窓型レーザを作製する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図15に示すように、
再成長ウエハの基板側を下向きに積層構造成長面側を上
向きにしてサセプタ上にセットし、MOCVD法によっ
て、共振器端面(110)面107上に窓層(AlZ
1-ZAs層)120を再成長する時、目的とする共振
器端面(110)面107上への成長と共に、積層構造
成長面(001)面108上への窓層(積層構造成長面
上成長)122の成長が行われるため、2つの窓層12
0と122との成長が重なり合う共振器端面と積層構造
成長面との角部で欠陥を多く含む異常成長123が起こ
る。このため、図15、16に示すように共振器端面の
活性層位置が、窓層の異常成長領域123にあたる端面
再成長窓型レーザが出来る。このような半導体レーザで
は、出射光に対して、散乱ロスや横モードの乱れ等が、
発生することとなる。また、これの素子化においては、
積層構造成長面(001)面上にもノンドーブAlZ
1-ZAs層が成長しているので、これを電極付け前に
取り去る必要があるが、共振器端面(110)面上に成
長しているAlZGa1-ZAs層を取らずに、積層構造成
長面108上に成長しているAlZGa1-ZAs層を取り
去るには、複雑な工程を要する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体レーザ素子の製造方法は、(001)基板上に活
性層を含む積層構造を形成した半導体レーザを内部構造
とし、その(110)共振器端面に、活性層より禁制帯
幅の大きな半導体層を気相成長法によって窓層を形成す
る構造の半導体レーザ素子の製造方法であって、該窓層
形成時に、該(001)積層構造成長面上に誘電体膜を
形成し、該(110)共振器端面への該窓層の成長速度
よりも該(001)積層構造成長面上の該誘電体膜ヘの
成長速度を遅くすることにより、該積層構造成長面と該
共振器端面との角部における異常成長を抑制したことを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2記載の半導体レー
ザ素子の製造方法は、前記誘電体膜がSiO2、Al2
3又はSiN(窒化シリコン)から成ることを特徴とす
るものである。
【0008】さらに、本発明の請求項3記載の半導体レ
ーザ素子の製造方法は、前記共振器端面の形成に、ヘき
開法、ドライエッチング法または化学エッチング法を用
いることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態より
なる第1の例について述べる。図1は本発明の製造方法
により得られる半導体レーザ素子の実施例を示す。本実
施例ではVSISレーザを内部構造とし、その共振器端
面上に窓層を再成長する工程を述べる。VSISレーザ
を内部構造とする点は、従来例で示したものと同じであ
り、そのVSISレーザの構造は図14に示す。まず、
内部ストライプ型レーザであるVSISレーザの形成に
ついて簡単に脱明し、その後、本発明の窓層再成長に関
する製造方法について述べる。p−GaAs基板100
上に、LPE(Liquid Phase Epitaxy)法で、n−Ga
As電流阻止層101を成長し、基板100に達するス
トライプ状のV溝102をホトリソグラフィ法と化学エ
ッチングによって形成する。次にLPE法でp−Al
0.45Ga0.55Asクラッド層103とV溝102を平坦
に埋めるように成長し、p−Al0.15Ga0.85As活性
層104、n−Al0.45Ga0.55Asクラッド層10
5、n−GaAsコンタクト層106を順次成長する。
以上により内部構造となるVSISレーザを作製する
(図14)。
【0010】次に、本発明の窓層の再成長方法について
述べる。内部構造となるVSISレーザウエハに、へき
開法により共振器端面107を形成し、その端面上に有
機金属気相成長法(MOCVD法)により、キャリア濃
度1017cm-3以下の高抵抗Al0.5Ga0.5As層12
0を成長する。この時、本発明では図2に示すように、
MOCVD装置のサセプタ上に、積層構造成長面側を下
向きにしサセプタと密着させてセットし、窓層の再成長
を行う。積層構造成長面上は、サセプタと密着しており
窓層が成長することはなく、共振器端面上に成長する1
20と基板表面に成長する121の両層のみの成長とな
る。これら両層が重なり合う基板角部では、欠陥が多数
発生するような異常成長123が起こるが、活性層のあ
る共振器端面はこの位置より離れているので異常成長の
影響を受けず、この活性層上の共振器端面上の再成長窓
層の表面モホロジーは良好なものとなる。MOCVD法
による窓層再成長後、基板上に成長した窓層Al0.5
0.5Asの除去を行う。その方法としては研磨もしく
は化学エッチングにより行う(図3)。ダブルヘテロ層
成長面側の表面は、サセプタと密着していたため窓層は
成長していないので除去の工程は不要である。(もしく
は、極微少のため硫酸系エッチャント(H2SO4:H2
2:H2O=5:10:100)等で簡単に除去でき
る。)その後、p−GaAs基板100側とn−GaA
sコンタクト層106側の表面にp型電極140とn型
電極141を形成する。共振器端面上に成長した窓層
(Al0.5Ga0.5As層)の上にAl23等の端面保護
膜142、142’を形成し端面反射率を制御する(図
4)。
【0011】以上のように窓層成長法を改善することに
よって、発振領域のある出射端面での窓層の結晶性が向
上し、鏡面となったため、従来、活性層の窓層に発生す
る欠陥によって生じていた横モードの乱れを無くすこと
ができた。従来の窓層成長法によるFFP(far-field
pattern)の水平モードと本実施例窓層成長法でのFF
P水平モードを図5、6に示す。
【0012】図7に、本発明の一実施の形態よりなる第
2の例を示す。積層構造成長面上への窓層となる半導体
層の成長を抑制するために成長防止治具131を積層構
造成長面上に乗せることによって、活性層のある共振器
端面上に成長する窓層120の表面モホロジーを良好な
ものとする。
【0013】図8〜10に、本発明の一実施の形態より
なる第3の例を示す。へき開面を出した共振器長幅のバ
ー状ウエハ(レーザーバー)109を固定用治具132
で固定し窓層の成長を行う。積層構造成長面は固定用治
具と密着させる、もしくは、成長防止治具131と密着
させて、積層構造成長面上への窓層成長を抑える。固定
用治具及び先の成長防止治具の材料としては、カーボ
ン、PBN、石英、GaAs、Si、InPのいずれで
もよく、また、そのいくつかの組み合わせを使用すれば
良い。
【0014】図11に、本発明の一実施の形態よりなる
第4の例を示す。レーザーバー109を複数個重ね合わ
せることによって、積層構造成長面上の窓層の成長を抑
える。図11では、サセプタ130上に、レーザーバー
109を直接置く方法を示したが、固定用治具に取り付
けても良い。
【0015】図12に、本発明の一実施の形態よりなる
第5の例を示す。今までの実施例では、成長防止治具や
固定用治具、サセプタを積層構造成長面に密着させる方
法を示したが、図12に示すように、積層構造成長面1
08と成長防止治具131とが密着していなくとも、十
分近接していれば、MOCVD法では積層構造成長面上
に原料ガスが流れにくくなる。そのため積層構造成長面
上の窓層122の成長が、共振器端面上の窓層120の
成長と比較して十分小さくなり、角部の異常成長123
は少なくなる。よって異常成長は活性層上に達すること
なく、活性層のある共振器端面上のモホロジーは良好な
ものとなる。
【0016】図13に、本発明の一実施の形態よりなる
第6の例を示す。積層構造成長面上にSiO2133も
しくはAl23、SiN(窒化シリコン)等の成長防止
膜を形成し、積層構造成長面上への窓層となる半導体層
の成長を無くし、共振器端面上の窓層のモホロジーを良
好なものとする。窓層成長後、成長防止膜を選択的に除
去し、その後電極形成、素子化を行えば、FFPの乱れ
のない高出力半導体レーザが得られる。
【0017】このように、図13に示す第6の例の半導
体レーザ素子の製造方法では、(001)基板上に活性
層を含む積層構造を形成した半導体レーザを内部構造と
し、その(110)共振器端面に、活性層より禁制帯幅
の大きな半導体層を気相成長法によって窓層を形成する
構造の半導体レーザ素子の製造方法であって、該窓層形
成時に、該(001)積層構造成長面上に誘電体膜を形
成し、該(110)共振器端面への該窓層の成長速度よ
りも該(001)積層構造成長面上の該誘電体膜ヘの成
長速度を遅くすることにより、該積層構造成長面と該共
振器端面との角部における異常成長を抑制したことを特
徴とするものである。また、本発明の半導体レーザ素子
の製造方法における共振器端面の形成には、ヘき開法、
ドライエッチング法または化学エッチング法が用いられ
る。
【0018】以上の実施例では、内部構造としてVSI
Sレーザについて述ベたが、それ以外の共振器型のレー
ザにおいても同様の効果が得られる。また、活性層がダ
ブルヘテロ構造の場合について述べたが量子井戸構造等
他の構造でも良い。共振器端面の形成方法としてへき開
法以外のドライエッチング法及び化学エッチング法でも
良い。本実施例における半導体レーザはGaAsあるい
は、AlGaAs活性層を含む積層構造の共振器端面上
へ活性層よりも禁制帯幅の大きなAlGaAs半導体層
を成長する場合を示したが、半導体レーザはInGaA
lP系、InGaAsP系などの他の材料であっても良
く、また共振器端面上の成長する半導体層も活性層より
も禁制帯幅が大きい材料であれば、InGaAlP系、
InGaAsP系などの他の材料であっても良い。さら
に共振器端面上の再成長法として、MOCVD法以外の
気相成長法であるMBE法、ALE法、MOMBE法等
の他の方法を使用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
半導体レーザ素子の製造方法によれば、(001)基板
上に活性層を含む積層構造を形成した半導体レーザを内
部構造とし、その(110)共振器端面に、活性層より
禁制帯幅の大きな半導体層を気相成長法によって窓層を
形成する構造の半導体レーザ素子の製造方法であって、
該窓層形成時に、該(001)積層構造成長面上に誘電
体膜を形成し、該(110)共振器端面への該窓層の成
長速度よりも該(001)積層構造成長面上の該誘電体
膜ヘの成長速度を遅くすることにより、該積層構造成長
面と該共振器端面との角部における異常成長を抑制した
ことを特徴とするものであり、共振器端面上の窓層のモ
ホロジーを良好なものとすることができる。窓層成長
後、成長防止膜を選択的に除去し、その後電極形成、素
子化を行えば、FFPの乱れのない高出力半導体レーザ
を得ることができる。
【0020】また、本発明の請求項2記載の半導体レー
ザ素子の製造方法によれば、前記誘電体膜がSiO2
Al23又はSiN(窒化シリコン)から成ることを特
徴とするものであり、前記積層構造成長面と前記共振器
端面との角部における異常成長を確実に抑制することが
できる。また、これらの材料は半導体の前半工程におい
てよく使用される材料であり、取り扱いが容易で且つ取
り扱いに熟知している。
【0021】さらに、本発明の請求項3記載の半導体レ
ーザ素子の製造方法によれば、前記共振器端面の形成
に、ヘき開法、ドライエッチング法または化学エッチン
グ法を用いることを特徴とするものであり、特性の優れ
た共振器端面を容易に作ることができる。
【0022】従って、本発明の半導体レーザは、共振器
端面に活性層より禁制帯幅の大きなAlGaAs半導体
層を成長し窓層とする端面成長窓型レーザであり、角部
での異常成長123を抑制して、活性層のある共振器端
面上に成長する窓層のモホロジーを良好なものとするこ
とができる。このことから、窓層を通る出射光に対する
散乱ロスや横モードの乱れ等を無くすことができ、ビー
ム形状の整った発振効率の高い高出力半導体レーザが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端面窓型半導体レーザ素子の実施例の
斜視図である。
【図2】本第1実施例の窓層成長時のV溝内共振器方向
断面図である。
【図3】本第1実施例の素子化工程のV溝内共振器方向
断面図である。
【図4】本第1実施例によって作成した素子のV溝内共
振器方向断面図である。
【図5】従来窓層成長層によるレーザのFFP水平モー
ド図である。
【図6】本実施例成長層によるレーザのFFP水平モー
ド図である。
【図7】本第2実施例による窓層再成長ウエハのV溝内
共振器方向断面図である。
【図8】本第3実施例によるレーザーバー固定用治具の
斜視図である。
【図9】本第3実施例による窓層再成長ウエハのV溝内
共振器方向断面図である。
【図10】レーザーバー固定用治具全体図である。
【図11】本第4実施例による窓層再成長時のV溝内共
振器方向断面図である。
【図12】本第5実施例による窓層再成長時のV溝内共
振器方向断面図である。
【図13】本第6実施例による窓層再成長時のV溝内共
振器方向断面図である。
【図14】VSISレーザウエハ斜視図である。
【図15】従来例の窓層成長時のV溝内共振器方向断面
図である。
【図16】従来成長方法での端面窓型半導体レーザ素子
の斜視図である。
【符号の説明】
100 p−GaAs基板 101 電流阻止層 n−GaAs 102 V溝 103 クラッド層 p−AlYGa1-YAs(Y=
0.45) 104 活性層 p−AlXGa1-XAs(X=
0.15) 105 クラッド層 p−AlYGa1-YAs(Y=
0.45) 106 コンタクト層 n−GaAs 107 共振器端面 108 積層構造成長面 109 レーザーバー 110 積層構造部 120 窓層(共振器端面上成長) AlZGa1-Z
As(Z=0.50) 121 窓層(基板上成長) AlZGa1-Z
As(Z=0.50) 122 窓層(積層構造成長面上成長) AlZGa1-Z
As(Z=0.50) 123 窓層(角部成長異常領域) AlZGa1-Z
As(Z=0.50) 130 サセプタ 131 成長防止治具 132 レーザーバー固定用治具 133 SiO2膜 140 p型電極 141 n型電極 142,142’ 端面保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹岡 忠士 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山本 三郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (001)基板上に活性層を含む積層構
    造を形成した半導体レーザを内部構造とし、その(11
    0)共振器端面に、活性層より禁制帯幅の大きな半導体
    層を気相成長法によって窓層を形成する構造の半導体レ
    ーザ素子の製造方法において、 該窓層形成時に、該(001)積層構造成長面上に誘電
    体膜を形成し、該(110)共振器端面への該窓層の成
    長速度よりも該(001)積層構造成長面上の該誘電体
    膜ヘの成長速度を遅くすることにより、該積層構造成長
    面と該共振器端面との角部における異常成長を抑制した
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記誘電体膜がSiO2、Al23又は
    SiN(窒化シリコン)から成ることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記共振器端面の形成に、ヘき開法、ド
    ライエッチング法または化学エッチング法を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ素子の製造
    方法。
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