JPH1069626A - 磁気薄膜ヘッドのエア・ベアリング面用シリコン膜 - Google Patents

磁気薄膜ヘッドのエア・ベアリング面用シリコン膜

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JPH1069626A
JPH1069626A JP9196641A JP19664197A JPH1069626A JP H1069626 A JPH1069626 A JP H1069626A JP 9196641 A JP9196641 A JP 9196641A JP 19664197 A JP19664197 A JP 19664197A JP H1069626 A JPH1069626 A JP H1069626A
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silicon film
slider
silicon
air bearing
bearing surface
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JP9196641A
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Shii Chien Pei
ペイ・シィ・チェン
Lim Gorman Grace
グレース・リム・ゴーマン
Wan Chiengi
チェンギ・ワン
Reiman Bedansamu
ベダンサム・レイマン
George Simons Randal
ランダル・ジョージ・シモンズ
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、磁気薄膜ヘッドのエア・ベアリン
グ面のシリコン膜のオーバーコートとしてTiW等の金
属膜に代えて、厚みのあるシリコン膜を提供する。 【解決手段】 シリコン膜は、ヘッドとディスクとの間
に耐性界面を与えるほか、浮揚高さを測定する反射表面
として働く。シリコン膜を磁極片で平坦化することで磁
気隙間損失が防止される。シリコン膜の厚みは好適には
125 乃至6500 である。スライダ本体はシリコ
ン膜がシリコン・スライダ本体とほぼ同一になり、よっ
てそれらの間の熱膨張の不一致が防止されるように作製
することができる。シリコン膜は好適には、シリコンの
被着率が高く、高濃度で低応力のシリコン膜が形成され
るマグネトロン・スパッタリング法により与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、磁気
薄膜ヘッドのスライダに関して、特にエア・ベアリング
面にシリコン膜が形成された磁気薄膜ヘッドのスライダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、外部記憶装置とし
て広く用いられている。磁気ディスク装置には、磁気デ
ィスク、磁気ディスクを回転させるモータ、磁気ディス
クに沿って径方向に移動可能なスライダ、及び磁気ディ
スクに対して読取りと書込みの操作を行うためスライド
に装着される磁気ヘッドを含む。
【0003】記録密度を高めるために、ヘッドと磁気デ
ィスク表面の分離を少なくすることが求められている。
現在市販されている記憶装置には、通常動作時に流体力
学的エア・ベアリングに乗るスライダが用いられる。デ
ィスクは通常は接触を開始/停止する操作や、時々生じ
る荒い接触のときにディスクやスライダの摩耗を防ぐた
めに、ペルフルオロポリエーテル(PEPE)等の潤滑
剤で覆われる。記録に関する現在の考え方には正接と近
接の2つがある。正接記録には、摩耗率の低い物質がコ
ーティングされた小型スライダが用いられる。このスラ
イダは、ディスクに対して直接摺動可能である。近接記
録では、液体ベアリング面またはエア・ベアリング面に
よりヘッドとディスクが分離される。
【0004】しかしそれでも、いずれの記録方式であっ
ても、スライダは使用されていないときには磁気ディス
ク表面にとどまることがある。しかし、情報の取得や記
録のときは磁気ディスクは回転している。ディスクが最
初に回転を始めるとき、スライダは磁気ディスク表面に
沿って摺動する。近接記録では、ディスクの回転が速く
なると、空気の境界膜が形成され、そのためスライダは
ディスクから離れ、ディスク表面上に"浮揚"する。ディ
スク・ドライブへの電力の供給がまた断たれると、ディ
スクの回転速度は徐々に低下し、スライダはディスク上
に降下し、ディスクが静止するまでディスク表面に沿っ
て摺動する。
【0005】スライダとディスクの接触によりいくつか
問題が生じる。いずれの記録方式でも、スライダはディ
スクの起動時と減速時にディスク表面に直接接触して摺
動することがある。この摩擦接触がディスクとスライダ
の摩耗の原因である。ディスクの摩耗が大きすぎれば、
ディスクの有効耐用期間が短くなる。
【0006】更に、近接記録方式でも、ディスクが回転
速度の上限に達しているときには、スライドとディスク
の接触が生じることがある。通常、空気の境界膜はディ
スク上でスライダを支持するように働くが、他の場合は
滑らかなディスク表面の高い点(凹凸)により、スライ
ダがディスク上のこうした凹凸に接触することがある。
ディスク上のこれらの凹凸にスライダが影響を与えると
き、スライダはしばしばディスク表面を削り取り、その
ためディスク表面の劣化が促進され、これはヘッドとス
ライダが破損する原因になる。
【0007】従って、スライダとディスク表面の破損を
防止する必要があり、これは、すなわち磁気薄膜ヘッド
の製造時にエア・ベアリング面に最終層を被着させるこ
とによって行われる。この表面は、ファイル動作時にヘ
ッドとディスクの耐性界面になる。最終層のもう1つの
役割は、浮揚高さを測定できる表面を提供することであ
る。シンプル且つ一貫した光学特性を持つ表面等が考え
られる。耐性界面を与えるためには摩擦が少なく、耐性
があり、機械的に強固なコーティングが必要である。浮
揚高さの測定を可能にする表面を与えるには、光学反射
性がある単層材が必要である。SiN、SiC、Ti
N、DLC、TiW等多くの物質が試されているが、こ
のような物質は第1基準や第2基準を満たしていない。
例えばシリコン・スライダの場合、コーティングはシリ
コン・スライダ本体と同一ではない。本体では熱膨張が
一致せず、機械的応力が生じる。従って、ファイルによ
る温度変化を受け、安定したスライダ寸法(クラウン、
キャンバ、ピッチ等)を維持できない。
【0008】TiW等の金属膜で、ヘッドとディスクの
界面耐性の問題を克服するために、ヘッドを接続する最
終段階で水素添加炭素のオーバーコートが被着されてい
る。
【0009】Grillらによる米国特許番号第51595
08号とChangらによる米国特許番号第5175658
号は、スライダのエア・ベアリング面に炭素の接着膜と
薄膜を被着するため、RFプラズマ被着装置でDCバイ
アス基板を使用することについて述べている。これらの
参考文献で述べられているのは接着膜を厚み10 乃至
50 (つまり1nm乃至5nm)まで、炭素膜を厚み
50 乃至1000 (つまり5nm乃至100nm)
まで、スライダの平坦面に被着することである。次に、
エッチング法により、エア・ベアリング面にレールを含
むパターン領域が形成される。次に溶剤によりエッチン
グを制御するために用いられたフォトレジストが除去さ
れる。
【0010】しかしこうした方法には欠点がある。ま
ず、GrillとChangの文献に述べられている方法では、保
護膜(及びChangの文献に述べられているマスク層)に
よりスライダが保護される。これらの膜は、その後、パ
ターン化エア・ベアリング面を形成するため行われるエ
ッチングのとき、またエッチングの後にフォトレジスト
を溶剤で除去するときに、スライダを保護するために必
要である。
【0011】残念ながらこの方法では、エッチング工程
でセンサが破損しないように、スライダ全体にかなりの
厚みのコーティングが必要である。またこの方法では、
スライダのエア・ベアリング面に及ぶコーティング材の
深さを制御できない。特に、スライダにパターン表面を
形成し、フォトレジスト材を除去するためのエッチング
と溶剤除去の段階では、コーティングが制御されない形
で除去される。そのため、スライダのエア・ベアリング
面でコーティング厚みが変化する。
【0012】その他、この方法では、炭素オーバーコー
トの厚みにより磁気隙間が大きくなる。磁気隙間のこの
増加は浮揚高さが小さいとき大きな意味を持つ。増加分
は総隙間の50%も占め、ファイル性能を低下させるか
らである。
【0013】従って、TiWに比べて耐性と光学的性質
が良好なオーバーコート材が必要である。
【0014】また、スライダに対する熱膨張や機械的応
力をあまり考慮する必要のない、シリコン等、異なるス
ライダ本体の物質と両立するオーバーコート材が必要で
ある。
【0015】更に磁気隙間損失のないオーバーコート材
が求められる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、磁気薄膜ヘ
ッドのエア・ベアリング面のシリコン膜を開示する。
【0017】本発明は、TiW等の金属膜に代わる厚い
シリコン膜を薄膜ヘッドのオーバーコートとして提供す
る。シリコン膜は、ポール・チップにより磁気隙間損失
を防ぐことで平坦化できる。更に、本発明を採用したス
ライダは、正接、近接両方の記録システムに適用するこ
とができる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の原理に従ったシ
ステムは、先端と後端を持つスライダ構造、エア・ベア
リング面を形成する前記スライダ構造のパターン化領
域、及びパターン化領域の保護シリコン膜を含む。
【0019】本発明の1つの態様は、パターン化領域に
少なくとも1つのレールが含まれることである。
【0020】本発明の他の態様は、シリコン膜の厚みが
約125 であることである。
【0021】本発明の他の態様は、前記保護膜の厚みが
約6500 以下であることである。
【0022】本発明の他の態様は、スライダ構造がシリ
コンから作られ、シリコン膜は、シリコン・スライダ本
体と同一であるため、それらの間の熱膨張の不一致が防
止されることである。
【0023】本発明の他の態様は、シリコン膜が浮揚高
さを正確に測定するための良好な基準面を与える光学的
性質を含むことである。
【0024】本発明の他の態様は、シリコン膜が平坦化
されて磁気隙間損失が防止されることである。
【0025】本発明の他の態様は、シリコン膜がスパッ
タリング法により被着されることである。
【0026】本発明の他の側面は、スパッタリング法に
より、シリコンの被着率が高くなり、高濃度で低応力の
シリコン膜が形成されることである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施例について説明する際に、実
施例の一部である図面を参照し、説明の便宜上、本発明
を採用できる具体例も示しているが、他の実施例も、構
造的変更が加えられるときには、本発明の範囲から逸脱
することなく採用することができる。
【0028】本発明は、薄膜ヘッドのオーバーコートと
して、TiW等の金属膜に代わる厚みのあるシリコン膜
を提供するものである。シリコン膜は、変換器と記憶媒
体の間の耐性界面を提供する一方、浮揚高さを測定する
ための反射面にもなる。
【0029】図1は、磁気記憶システム10の分解平面
図を示す。ディスク・ドライブ10は、ハウジング12
とハウジング・カバー14を含む。カバー14は組み立
て後にフレーム16に装着される。ハウジング内に装着
されるのはスピンドル軸22である。スピンドル軸22
に回転可能に装着されるのは、複数の磁気ディスク24
である。図1では複数のディスク24が、離隔した関係
下でスピンドル軸22に装着される。ディスク24はモ
ータ(図示なし)により駆動されるスピンドル軸22周
りを回転する。情報はスライダ26により支持されるヘ
ッド、つまり磁気変換器(図示なし)によって、ディス
クとの間で読み書きされる。本発明に従ったスライダ2
6は、好適には、支持材つまり負荷バネ28に接続され
る。負荷バネ28は、櫛状のEブロック32上の個別ア
ーム30に装着される。櫛状Eブロック32は、アクチ
ュエータ・アーム・アセンブリ36の一端に装着され
る。アクチュエータ・アーム・アセンブリ36は、アク
チュエータ軸38上のハウジング12内に回転可能に装
着される。回転式アクチュエータ・アセンブリ36は、
本発明に従った変換器と支持材の統合アセンブリを記憶
ディスク24の表面にそった円弧状のパス上で移動させ
る。ただし当業者には明らかなように、本発明は、上に
述べた特定の記憶装置での使用に限定されるものではな
い。例えば、本発明に従ってエア・ベアリング面にシリ
コン膜を持つ磁気薄膜ヘッドは、テープ・ドライブ等、
他の記録装置にも等しく適用できることは理解されよ
う。
【0030】図2は、代表的な薄膜磁気ヘッド200の
形成を示す。ここでも当業者には明らかなように、磁気
ヘッドについては他の方法や種類のものも製造でき、本
発明は、ここに述べている具体的な磁気ヘッドに限定さ
れるものではない。薄膜ヘッド200のアセンブリは、
シリコン等の形成された基板202に薄膜を被着するこ
とによって形成される。基板202には表面に対して異
方性エッチングが行われたリッジ204を設けてもよ
く、リッジ204は3つの結晶層206、208、21
0を境界とすることができる。結晶層206、208、
210は、リッジ204の端部の水晶面にヘッドの磁極
片212が形成されるように被着される。余分な磁極片
材214が除去されて、変換動作が行われる隙間が形成
される。
【0031】製造プロセスは、酸化シリコン基板(ウエ
ハ)202のマスキングとエッチングから始まる。シリ
コン基板202のエッチングは異方性エッチング剤で行
われる。これによりリッジ204が残り、4面で水晶層
206、208、210が境界をなす。シリコン基板2
02は再び酸化され、シリコン膜202の表面に薄膜ヘ
ッド220が形成される。薄膜ヘッド220は、磁極片
212がリッジ204の表面に対して平坦になるよう位
置付けられる。基板(ウエハ)は次に軽く研磨され、磁
極片材214が除去される。
【0032】その後、基板(ウエハ)200は、スライ
スされてスライダの並びが形成され、スライダはそれぞ
れ空気力学的な一体型リッジを持つ。次に、リッジ20
4は面取りされてエア・ベアリング面が更に画成され、
スライダの並びから個々の要素が切り出される。エッチ
ングを採用したヘッド製造法により、機械加工と研磨の
工程が簡素化される。
【0033】図3は、代表的なエア・ベアリング面が形
成されたスライダ300を示す。当業者には明らかなよ
うに、他の種類のスライダも製造でき、本発明は、ここ
に述べている特定のスライダに限定されるものではな
い。
【0034】スライダ300は、前面エッジ312、後
面エッジ314、及び2つの側面エッジ316、318
を含む。ある空気力学的性能規格を満たすための2つの
エア・ベアリング面、つまりレール320、322、及
び中央レール324を支持構造材326に配置すること
ができる。変換器つまり磁気ヘッド328はディスク上
で読取り/書込み操作を行うため、中央レール324の
後面エッジ側に配置される。これに代えて側面レール構
成として、側面レール320、322に磁気ヘッド(変
換器)328を形成することもできる。その場合、側面
レール320、322は後面エッジ314まで延長され
る。
【0035】図4を参照する。本発明の重要な側面は、
エア・ベアリング面を含むスライダ下部にシリコンの保
護膜を与える方法である。シリコンを被着するため、好
適にはDCマグネトロン・スパッタリング法が用いられ
る。ただし当業者には明らかなようにスライダの形成時
にシリコン膜を形成したり、他の方法によりスライダに
被着することもできる。しかしそれでもDCマグネトロ
ン・スパッタリング法では、被着率が高く、この点は接
続工程として望ましい。というのは、被着工程で、高エ
ネルギ衝撃により高濃度の膜が得られるからである。よ
って、この高速マグネトロン・スパッタリング法によ
り、高濃度で低応力の膜がスライダに得られる。
【0036】先に述べたように、シリコンは好適には、
DCマグネトロン・スパッタリング法により被着され
る。最初、スライダ420の下部がエア・ベアリング面
439を含めて洗浄される。同様にスパッタリング・ソ
ース450すなわち"ターゲット"も同じように洗浄され
る。次に、保護膜は所定のマスク460に従って、スラ
イダ420のエア・ベアリング面側に被着される。
【0037】本発明に従って、米国特許番号第4949
207号に開示されているプレーナ・シリコン等、スパ
ッタ被着シリコンの膜429が磁気ヘッドのエア・ベア
リング面439として用いられる。このシリコン膜42
9は、ヘッドとディスクの間に塵埃のない界面を提供す
る。これにより記憶媒体と変換器の界面の信頼性が大幅
に向上する。
【0038】シリコン・スライダの場合、このシリコン
膜は、好適にはシリコン・スライダ本体と組成が同一で
あり、従って、ファイルの温度変化とは無関係に熱膨張
の不一致はなく、安定したスライダ寸法(クラウン、キ
ャンバ、ピッチ等)が維持できる。最後に、シリコンの
光学的性質は周知の通りであり、シリコンはまた、正確
な浮揚高さ測定に望ましい良好な基準面を与える。
【0039】厚みのある(4500 のオーダの)単層
シリコン膜429や、薄い(125のオーダの)単層シ
リコン膜429を持つスライダが作られ、標準的な接触
起動/停止(CSS)ステーションでテストされてい
る。図5、図6は、2000サイクル後に得られた優れ
た結果を示す。
【0040】図5は、厚み4500 のシリコン膜を有
するスライダの接触起動/停止性能500を示す。図5
の静止摩擦502は起動/停止サイクル数504の範囲
で描かれている。静止摩擦は、このサイクル範囲すなわ
ち2万サイクル506を通して、2g未満(508)で
比較的一定した状態にとどまっている。
【0041】図6は、厚み125の のシリコン膜を有
するスライダの接触起動/停止性能600を示す。図6
の静止摩擦602は、起動/停止サイクル数604の範
囲で描かれている。ここでも静止摩擦は、サイクル範囲
606全体を通して、2g未満(608)で比較的一定
した状態にとどまっている。
【0042】テスト時、本発明に従ったシリコンのオー
バーコートを持つスライダは、長時間に及ぶ接触起動/
停止テストの後も、エア・ベアリング面に塵埃の堆積を
みせない。これとは対照的にエア・ベアリング面にTi
W膜を持つスライダは、同じテストの後、エア・ベアリ
ング面にかなりの塵埃の堆積をみた。事実、エア・ベア
リング面にTiW膜を持つスライダは、1000未満の
接触起動/停止サイクルの後に、かなりの塵埃の堆積に
よりクラッシュを始めた。
【0043】まとめると、ここではTiWに比べて、耐
性と光学的性質がほどよく組み合わせられたシリコン・
オーバーコートを開示している。シリコン・オーバーコ
ートは、熱膨張や機械的応力がスライダに与える影響を
ほとんど考慮する必要のないシリコン等、スライダ本体
の様々な物質に対応する。シリコン膜は磁極片で平坦化
できるので、磁気隙間損失を回避することができる。
【0044】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0045】(1)磁気ヘッドを支持するスライダであ
って、先端、後端、及びエア・ベアリング面を持つスラ
イダ本体と、前記エア・ベアリング面のシリコン膜と、
を含む、スライダ。 (2)前記エア・ベアリング面は少なくとも1つのレー
ルを含む、前記(1)記載のスライダ。 (3)前記シリコン膜の厚みは約125 である、前記
(1)記載のスライダ。 (4)前記シリコン膜の厚みは約6500 以下であ
る、前記(1)記載のスライダ。 (5)前記スライダ本体はシリコンから作製される、前
記(1)記載のスライダ。 (6)前記シリコン膜は、前記スライダ本体の上側に被
着される、前記(1)記載のスライダ。 (7)前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間損失が防
止される、前記(1)記載のスライダ。 (8)前記シリコン膜はスパッタリング法により被着さ
れる、前記(1)記載のスライダ。 (9)前記スパッタリング法は、シリコンの被着率が高
くなるように選択される、前記(8)記載のスライダ。 (10)前記シリコンの高被着率は、高濃度で低応力の
シリコン膜を形成するように選択される、前記(9)記
載のスライダ。 (11)データを保存するため回転可能なディスクを持
つ、接触起動/停止式データ記録ディスク・ファイルに
用いられる変換器アセンブリであって、前端、後端及び
エア・ベアリング面を持つスライダ本体と、前記エア・
ベアリング面の少なくとも一部にあるシリコン膜と、前
記スライダの後端に形成された変換器と、を含む、変換
器アセンブリ。 (12)前記シリコン膜はスパッタリング法により被着
される、前記(11)記載のアセンブリ。 (13)前記スパッタリング法は、シリコンの被着率が
高くなるように選択される、前記(12)記載のアセン
ブリ。 (14)前記シリコンの高被着率は、高濃度で低応力の
シリコン膜を形成するように選択される、前記(13)
記載のアセンブリ。 (15)前記シリコン膜の厚みは約125 である、前
記(11)記載のアセンブリ。 (16)前記シリコン膜の厚みは約6500 以下であ
る、前記(11)記載のアセンブリ。 (17)前記スライダ本体はシリコンから作製される、
前記(11)記載のアセンブリ。 (18)前記シリコン膜は前記スライダ本体の上側に被
着される、前記(11)記載のアセンブリ。 (19)前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間損失が
防止される、前記(11)記載のアセンブリ。 (20)複数のトラックを含む記憶媒体と、前端、後端
及びエア・ベアリング面を持つエア・ベアリング・スラ
イダ本体と、前記エア・ベアリング面の少なくとも一部
のシリコン膜と、前記スライダ本体の後端に配置された
変換器と、前記記憶媒体に接続され、前記変換器に対し
て前記記憶媒体を移動させるモータと、前記スライダ本
体に接続され、前記変換器が前記記憶媒体上の異なる領
域にアクセスでき、よって前記エア・ベアリング面と変
換器がシリコン膜による破損から保護されるように、前
記記憶媒体上のトラックの方向に対してほぼ横方向に前
記スライダ本体を移動させる、アクチュエータ・アセン
ブリと、を含む、データ記憶装置。 (21)前記エア・ベアリング面は少なくとも1つのレ
ールを含み、前記シリコン膜は、前記少なくとも1つの
レール上に被着される、前記(20)記載のデータ記憶
装置。 (22)前記シリコン膜はスパッタリング法により被着
される、前記(20)記載のデータ記憶装置。 (23)前記スパッタリング法は、シリコンの被着率が
高くなるように選択される、前記(22)記載のデータ
記憶装置。 (24)前記シリコンの高被着率は、高濃度で低応力の
シリコン膜を形成するように選択される、前記(23)
記載のデータ記憶装置。 (25)前記シリコン膜の厚みは約125 である、前
記(20)記載のデータ記憶装置。 (26)前記シリコン膜の厚みは約6500 以下であ
る、前記(20)記載のデータ記憶装置。 (27)前記スライダ本体はシリコンから作製される、
前記(20)記載のデータ記憶装置。 (28)前記シリコン膜は前記スライダ本体の上側に被
着される、前記(20)記載のデータ記憶装置。 (29)前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間損失が
防止される、前記(20)記載のデータ記憶装置。 (30)前記記憶媒体はディスクである、前記(20)
記載のデータ記憶装置。 (31)前記記憶媒体は磁気テープであり、前記シリコ
ン膜は、接触記録時に保護機能を与える、前記(20)
記載のデータ記憶装置。 (32)先端、後端及びエア・ベアリング面を持つスラ
イダ本体を形成するステップと、前記エア・ベアリング
面にシリコン膜を与えるステップと、を含む、スライダ
作製方法。 (33)前記スライダ本体を形成するステップは、少な
くとも1つのレールを形成するステップを含む、前記
(32)記載の方法。 (34)前記シリコン膜を与えるステップは、約125
のシリコン膜を被着するステップを含む、前記(3
2)記載の方法。 (35)前記シリコン膜を与えるステップは、約650
0 以下のシリコン膜を被着するステップを含む、前記
(32)記載の方法。 (36)前記スライダ本体を形成するステップは、シリ
コンからスライダ本体を作製するステップを含む、前記
(32)記載の方法。 (37)前記シリコン膜を与えるステップは、組成がス
ライダ本体とほぼ同一であるシリコン膜を形成するステ
ップを含む、前記(32)記載の方法。 (38)前記シリコン膜を与えるステップは、前記スラ
イダ本体の上側にシリコンを被着するステップを含む、
前記(32)記載の方法。 (39)前記シリコン膜を与えるステップは、シリコン
膜を平坦化して磁気隙間損失を防止するステップを含
む、前記(32)記載の方法。 (40)前記シリコン膜を与えるステップは、前記エア
・ベアリング面にシリコン膜をスパッタするステップを
含む、前記(32)記載の方法。 (41)前記シリコン膜をスパッタするステップは、シ
リコンの被着率が高くなるように選択される、前記(4
0)記載の方法。 (42)前記シリコンの高被着率は、高濃度で低応力の
シリコン膜を形成するように選択される、前記(41)
記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記憶システムの分解平面図である。
【図2】本発明に従ってシリコン膜を使用できる代表的
な薄膜磁気ヘッドの形成を示す図である。
【図3】本発明に従ってシリコン膜を使用できる代表的
なエア・ベアリング面が形成されたスライダを示す図で
ある。
【図4】スライダ下部にシリコンの保護膜を置く方法を
示す図である。
【図5】厚み4500 のシリコン膜を持つスライダの
接触起動/停止性能を示す図である。
【図6】厚み125 のシリコン膜を持つスライダの接
触起動/停止性能を示す図である。
【符号の説明】
10 磁気記憶システム 12 ハウジング 14 ハウジング・カバー 16 フレーム 22 スピンドル軸 24 磁気ディスク 26 スライダ 28 負荷バス 30 個別アーム 32 櫛状Eブロック 36 アクチュエータ・アセンブリ 38 アクチュエータ軸 200 薄膜磁気ヘッド 202 基板 204 リッジ 206、208、210 結晶層 212 磁極片 214 磁極片材 220 薄膜ヘッド 300、420 スライダ 312 前面エッジ 314 後面エッジ 316、318 側面エッジ 320、322 レール 324 中央レール 326 支持構造材 328 磁気ヘッド 429 シリコン膜 439 エア・ベアリング面 450 スパッタリング・ソース 460 マスク 500 接触起動/停止性能 502 静止摩擦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレース・リム・ゴーマン アメリカ合衆国95135、カリフォルニア州 サン・ホセ、メドウランズ・レーン 3271 (72)発明者 チェンギ・ワン アメリカ合衆国95120、カリフォルニア州 サン・ホセ、ドレン・プレース 6687 (72)発明者 ベダンサム・レイマン アメリカ合衆国95123、カリフォルニア州 サン・ホセ、アベニダ・パーマス 407 (72)発明者 ランダル・ジョージ・シモンズ アメリカ合衆国95120、カリフォルニア州 サン・ホセ、スタザー・コート 7180

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを支持するスライダであって、 先端、後端、及びエア・ベアリング面を持つスライダ本
    体と、 前記エア・ベアリング面のシリコン膜と、 を含む、スライダ。
  2. 【請求項2】前記エア・ベアリング面は少なくとも1つ
    のレールを含む、請求項1記載のスライダ。
  3. 【請求項3】前記シリコン膜の厚みは約6500 以下
    である、請求項1記載のスライダ。
  4. 【請求項4】前記スイダ本体はシリコンから作製され
    る、請求項1記載のスライダ。
  5. 【請求項5】前記シリコン膜は、前記スライダ本体の上
    側に被着される、請求項1記載のスライダ。
  6. 【請求項6】前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間損
    失が防止される、請求項1記載のスライダ。
  7. 【請求項7】前記シリコン膜はスパッタリング法により
    被着される、請求項1記載のスライダ。
  8. 【請求項8】前記スパッタリング法は、シリコンの被着
    率が高くなるように選択される、請求項7記載のスライ
    ダ。
  9. 【請求項9】前記シリコンの高被着率は、高濃度で低応
    力のシリコン膜を形成するように選択される、請求項8
    記載のスライダ。
  10. 【請求項10】データを保存するため回転可能なディス
    クを持つ、接触起動/停止式データ記録ディスク・ファ
    イルに用いられる変換器アセンブリであって、 前端、後端及びエア・ベアリング面を持つスライダ本体
    と、 前記エア・ベアリング面の少なくとも一部にあるシリコ
    ン膜と、 前記スライダの後端に形成された変換器と、 を含む、変換器アセンブリ。
  11. 【請求項11】前記シリコン膜はスパッタリング法によ
    り被着される、請求項10記載のアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記スパッタリング法は、シリコンの被
    着率が高くなるように選択される、請求項11記載のア
    センブリ。
  13. 【請求項13】前記シリコンの高被着率は、高濃度で低
    応力のシリコン膜を形成するように選択される、請求項
    12記載のアセンブリ。
  14. 【請求項14】前記シリコン膜の厚みは約6500 以
    下である、請求項10記載のアセンブリ。
  15. 【請求項15】前記スライダ本体はシリコンから作製さ
    れる、請求項10記載のアセンブリ。
  16. 【請求項16】前記シリコン膜は前記スライダ本体の上
    側に被着される、請求項10記載のアセンブリ。
  17. 【請求項17】前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間
    損失が防止される、請求項10記載のアセンブリ。
  18. 【請求項18】複数のトラックを含む記憶媒体と、 前端、後端及びエア・ベアリング面を持つエア・ベアリ
    ング・スライダ本体と、 前記エア・ベアリング面の少なくとも一部のシリコン膜
    と、 前記スライダ本体の後端に配置された変換器と、 前記記憶媒体に接続され、前記変換器に対して前記記憶
    媒体を移動させるモータと、 前記スライダ本体に接続され、前記変換器が前記記憶媒
    体上の異なる領域にアクセスでき、よって前記エア・ベ
    アリング面と変換器がシリコン膜による破損から保護さ
    れるように、前記記憶媒体上のトラックの方向に対して
    ほぼ横方向に前記スライダ本体を移動させる、アクチュ
    エータ・アセンブリと、 を含む、データ記憶装置。
  19. 【請求項19】前記エア・ベアリング面は少なくとも1
    つのレールを含み、前記シリコン膜は、前記少なくとも
    1つのレール上に被着される、請求項18記載のデータ
    記憶装置。
  20. 【請求項20】前記シリコン膜はスパッタリング法によ
    り被着される、請求項18記載のデータ記憶装置。
  21. 【請求項21】前記スパッタリング法は、シリコンの被
    着率が高くなるように選択される、請求項20記載のデ
    ータ記憶装置。
  22. 【請求項22】前記シリコンの高被着率は、高濃度で低
    応力のシリコン膜を形成するように選択される、請求項
    21記載のデータ記憶装置。
  23. 【請求項23】前記シリコン膜の厚みは約6500 以
    下である、請求項18記載のデータ記憶装置。
  24. 【請求項24】前記スライダ本体はシリコンから作製さ
    れる、請求項18記載のデータ記憶装置。
  25. 【請求項25】前記シリコン膜は前記スライダ本体の上
    側に被着される、請求項18記載のデータ記憶装置。
  26. 【請求項26】前記シリコン膜は平坦化され、磁気隙間
    損失が防止される、請求項18記載のデータ記憶装置。
  27. 【請求項27】前記記憶媒体はディスクである、請求項
    18記載のデータ記憶装置。
  28. 【請求項28】前記記憶媒体は磁気テープであり、前記
    シリコン膜は、接触記録時に保護機能を与える、請求項
    18記載のデータ記憶装置。
  29. 【請求項29】先端、後端及びエア・ベアリング面を持
    つスライダ本体を形成するステップと、 前記エア・ベアリング面にシリコン膜を与えるステップ
    と、 を含む、スライダ作製方法。
  30. 【請求項30】前記スライダ本体を形成するステップ
    は、少なくとも1つのレールを形成するステップを含
    む、請求項29記載の方法。
JP9196641A 1996-07-26 1997-07-23 磁気薄膜ヘッドのエア・ベアリング面用シリコン膜 Pending JPH1069626A (ja)

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