JPH1068527A - 調理用加熱装置 - Google Patents

調理用加熱装置

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JPH1068527A
JPH1068527A JP8224999A JP22499996A JPH1068527A JP H1068527 A JPH1068527 A JP H1068527A JP 8224999 A JP8224999 A JP 8224999A JP 22499996 A JP22499996 A JP 22499996A JP H1068527 A JPH1068527 A JP H1068527A
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Kenji Touya
謙二 洞谷
Koichi Ito
伊藤  公一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理中に加熱が停止されたとき、前記加熱停止
までに被調理物をどれだけ加熱したか報知できる調理用
加熱装置を提供する。 【解決手段】加熱源4と、加熱源4による加熱を制御す
る加熱制御手段10とを備える。加熱源4による加熱が
開始されてから停止されるまでの時間を計測する計時手
段11と、加熱停止以降の所定の時期に、加熱の開始か
ら停止までの加熱時間を報知する報知手段13とを設け
る。前記所定の時期としては、加熱源4の加熱停止直
後、使用者が所定の操作スイッチを操作したとき、また
は、再び加熱源4の加熱が開始されたときがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスこんろ、グリ
ル、電熱器等の調理用加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスこんろ、グリル等の調理用加熱装置
では、失火等のために、燃焼が中断されることがある。
このような場合、使用者は、前記燃焼の中断に至った事
情が解決された後、調理を再開することが一般的であ
る。ところが、前記のように調理を再開するときには、
使用者は前記燃焼の中断までに被調理物がどれだけ加熱
されているか、換言すれば調理がどこまで進行している
かを知ることができない。このため、調理再開後、どれ
だけ加熱すればよいかがわからず、加熱が過剰になるこ
とが多く、調理のための時間が無駄になり、甚だしい場
合には調理自体に失敗することがある。
【0003】従来、前記調理用加熱装置では、調理の途
中で失火のために燃焼が中断されたときに、ブザーを鳴
動させて使用者に報知するものが知られている。また、
特公平7−43139号公報には、調理の途中で失火し
た場合、ガス電磁弁を電気的に閉弁するとともに、その
後、使用者がガスを機械的に遮断する手段(メカニカル
バルブ)を閉じるまで、ブザーを鳴動させて使用者に報
知するようにしたガス調理器が記載されている。
【0004】しかしながら、前記従来技術は、前者は単
に失火の事実を使用者に報知するだけであり、後者は失
火後のガスの漏洩防止等を目的とするものであり、前記
失火後に調理を再開しようとするときに、失火前の被調
理物の加熱状態を知ることができないという不都合があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、調理の途中で加熱が中断されたときに、
前記加熱が中断されるまでに被調理物をどれだけ加熱し
たかを使用者に報知することができる調理用加熱装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の調理用加熱装置は、被調理物を加熱する
加熱源と、該加熱源による加熱を制御する加熱制御手段
とを備える調理用加熱装置において、加熱が開始されて
から加熱が停止されるまでの時間を計測する計時手段
と、加熱停止以降の所定の時期に、加熱の開始から停止
までの加熱時間を報知する報知手段とを設けたことを特
徴とする。
【0007】本発明の調理用加熱装置によれば、加熱が
開始すると、前記計時手段を作動させ、該計時手段は加
熱が停止するまでの間を、加熱の継続時間として計測す
る。
【0008】次に、エラーの発生等により前記加熱源に
よる加熱が中断されると、前記計時手段を停止され、前
記加熱の開始から停止までの前記加熱源による加熱時間
が、加熱停止以降の所定の時期に、前記報知手段により
使用者に報知される。
【0009】前記所定の時期としては、前記加熱源の加
熱が停止された直後でもよく、使用者が所定の操作スイ
ッチを操作したときであってもよいが、前記加熱時間を
報知する有用性の点で使用者が調理を再開しようとする
とき、即ち再び前記加熱源の加熱が開始されたときが最
も好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明に係る調理用加熱装置の一例を示すシステム
構成図である。
【0011】本実施形態の調理用加熱装置は、図1示の
ようにガスこんろ1であり、燃料ガスの供給を制御する
電磁弁2を介してガス供給導管3に接続されたこんろバ
ーナ4を備え、点・消火スイッチ5を有する点・消火つ
まみにより点火及び消火を行うと共に、火力調整コック
(図示しない)によりこんろバーナ4の火力を調整する
ようになっている。また、前記バーナ4の炎口近傍に
は、点火電極7及び炎検知のための熱電対8が設けられ
ている。
【0012】ガスこんろ1は、その燃焼を制御するため
に、コントローラ9を備えている。コントローラ9は、
図示しないマイクロコンピュータを有し、電磁弁2、点
・消火スイッチ5、点火電極7及び熱電対8に接続され
ている燃焼制御手段10、燃焼制御手段10に接続され
ているタイマ11、燃焼制御手段10、タイマ11に接
続されているメモリ12が設けられており、また燃焼制
御手段10には報知手段としての圧電ブザー13が接続
されている。
【0013】次に、ガスこんろ1の作動について説明す
る。
【0014】まず、使用者が点・消火つまみを押圧する
と、図示しない元弁が機械的に開弁するとともに点・消
火スイッチ5がオンし、燃焼制御手段10は電磁弁2を
開いてガス供給導管3からこんろバーナ4に燃料ガスを
供給すると共に点火電極7を作動させ、こんろバーナ4
に点火されることにより、燃焼が開始される。尚、点・
消火つまみの押圧を解いても、元弁は開弁保持される。
前記燃焼中は、図示しない火力調整つまみの設定に従っ
て図示しない火力調整コックの開度が調整され、火力調
整つまみにより設定された火力でガスこんろ1にかけら
れた鍋Pの加熱が行われる。
【0015】一方、熱電対8により炎が検出されると、
燃焼制御手段10は前記燃焼が開始されたものとして、
タイマ11を作動させる。タイマ11は、熱電対8によ
り炎が検出されている間中、加熱の継続時間として、そ
の時間を計測する。そして、その計測値がタイマ11か
らメモリ12に出力され、メモリ12に記憶される。
尚、タイマ11の計時は、点火操作時から行うようにし
てもよい。
【0016】次に、前記燃焼中に熱電対8により失火が
検出されると、燃焼制御手段10が電磁弁2を閉成して
ガスの供給を停止する。このとき、燃焼制御手段10
は、電磁弁2の閉成と同時にタイマ11の作動を停止す
る。この結果、メモリ12には、熱電対8が前記燃焼の
開始を検出してから停止を検出するまでの時間が前記こ
んろバーナ4による燃焼が行われていた時間として記憶
される。尚、点・消火つまみを再度押圧し、該押圧を解
除することにより、元弁が閉弁される。この動作は、公
知のプッシュ・プッシュ機構による。
【0017】本実施形態のガスこんろ1では、次に、使
用者が前記のようにして中断された加熱を再開するため
に、点・消火つまみにより再び点火操作を行い、熱電対
8が炎を検出したときに、燃焼制御手段10がメモリ1
2に記憶されている前記燃焼運転の停止までにこんろバ
ーナ4による加熱が行われていた時間を、圧電ブザー1
3を鳴動させて使用者に報知する。
【0018】前記圧電ブザー13による報知音は、例え
ば、「ピッ」と鳴る場合(70ms鳴動−70ms停止
×1回)または「ピー」と鳴る場合(500ms鳴動−
500ms停止×1回)等のように、音色を変えて設定
することができる。そこで、例えば、こんろバーナ4に
よる加熱が行われていた時間の1分について「ピッ」と
鳴動させ、10分について「ピー」と鳴動させるように
すると、「ピッ」と「ピー」との組合せにより、前記燃
焼の停止までにこんろバーナ4による加熱が行われてい
た時間を使用者に報知することができる。
【0019】例えば、使用者が加熱再開のために、点・
消火つまみにより再び点火操作を行ったときに、圧電ブ
ザー13が「ピッ、ピッ、ピッ」と鳴動(70ms鳴動
−70ms停止×3回)すれば、それは前記燃焼運転の
停止までにこんろバーナ4による加熱が行われていた時
間が3分間であったことを示し、「ピー、ピー、ピッ」
と鳴動(500ms鳴動−500ms停止×2回、70
ms鳴動−70ms停止×1回)すれば21分間を、
「ピー、ピー、ピー」と鳴動(500ms鳴動−500
ms停止×3回)すれば30分間を示す。
【0020】従って、使用者は、約8分で焼き上がる被
調理物の調理中に燃焼が停止し、その後、加熱再開のた
めに、点・消火つまみにより再び点火操作を行ったとき
に、圧電ブザー13が「ピッ、ピッ、ピッ」と鳴動すれ
ば、この被調理物がすでに3分間加熱されており、加熱
再開後、約5分間またはそれより少し長い時間の加熱を
行えばよいことを認識することができる。また、約60
分で調理できる煮物料理の調理中に燃焼が停止し、その
後、加熱再開のために、点・消火つまみにより点火操作
を行ったときに、圧電ブザー13が「ピー、ピー、ピ
ー」と鳴動すれば、この煮物がすでに30分間加熱され
ており、加熱再開後、約30分間またはそれより少し長
い時間の加熱を行えばよいことを認識することができ
る。
【0021】本実施形態では、使用者が加熱再開のため
に、点・消火つまみにより点火操作を行ったときに、前
記燃焼の停止までにこんろバーナ4による加熱が行われ
ていた時間の報知を行うようにしているが、前記報知
は、使用者が、例えば、図示しない操作スイッチを操作
したときに行うようにしてもよく、前記燃焼の停止の直
後に行うようにしてもよい。尚、燃焼の停止直後に報知
を行うものでは、計時された時間を記憶させなくてもよ
い。
【0022】また、前記報知手段としては、前記圧電ブ
ザー13に代えて、例えば、液晶表示装置、発光ダイオ
ード等による視覚的報知手段等を用いるようにしてもよ
い。
【0023】また、本実施形態では、加熱源として、こ
んろバーナ4を1個のみ設けたものを示したが、2個以
上のバーナを設けたものであってもよい。この場合、各
バーナの燃焼時間は独立して計時され、別個の記憶手段
に記憶される。
【0024】また、本実施形態では、加熱開始から停止
までの加熱時間のみを報知するものを示したが、加熱停
止から再加熱開始までの停止時間を前記加熱時間ととも
に報知するようにしてもよい。例えば、圧電ブザーで報
知を行う場合、加熱時間と停止時間とを異なる周期で順
次報知してもよく、あるいは、加熱時間の報知と停止時
間の報知との間に、その区切りがわかるように時間の報
知とは異なる音を発するようにしてもよい。
【0025】また、本実施形態では、前記調理用加熱装
置としてガスこんろ1の場合を例に説明しているが、グ
リル、電熱器等の他の調理用加熱装置であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調理用加熱装置の一例を示すシス
テム構成図。
【符号の説明】
1…調理用加熱装置、 4…加熱源、 8…加熱検出手
段、 10…加熱制御手段、 11…計時手段、 12
…記憶手段、 13…報知手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被調理物を加熱する加熱源と、該加熱源に
    よる加熱を制御する加熱制御手段とを備える調理用加熱
    装置において、 加熱が開始されてから加熱が停止されるまでの時間を計
    測する計時手段と、加熱停止以降の所定の時期に、加熱
    の開始から停止までの加熱時間を報知する報知手段とを
    設けたことを特徴とする調理用加熱装置。
  2. 【請求項2】前記所定の時期は、前記加熱源の加熱が停
    止されたときであることを特徴とする請求項1記載の調
    理用加熱装置。
  3. 【請求項3】前記所定の時期は、使用者が所定の操作ス
    イッチを操作したときであることを特徴とする請求項1
    記載の調理用加熱装置。
  4. 【請求項4】前記所定の時期は、再び前記加熱源の加熱
    が開始されたときであることを特徴とする請求項1記載
    の調理用加熱装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122201U (ja) * 1986-01-24 1987-08-03
JPS6433425A (en) * 1987-07-24 1989-02-03 Sanyo Electric Co Electronically controlled cooking apparatus
JPH02130322A (ja) * 1988-11-08 1990-05-18 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器

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