JPH1068200A - 外壁用化粧材 - Google Patents

外壁用化粧材

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Publication number
JPH1068200A
JPH1068200A JP22670496A JP22670496A JPH1068200A JP H1068200 A JPH1068200 A JP H1068200A JP 22670496 A JP22670496 A JP 22670496A JP 22670496 A JP22670496 A JP 22670496A JP H1068200 A JPH1068200 A JP H1068200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
wall
decorative material
mounting seat
exterior
Prior art date
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Pending
Application number
JP22670496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Sasayama
秀博 笹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP22670496A priority Critical patent/JPH1068200A/ja
Publication of JPH1068200A publication Critical patent/JPH1068200A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦樋を無くして建物の外観意匠性を向上させ
ることが可能な、雨水の流路が設けられることにより縦
樋の機能が付加された外壁用化粧材を提供する。 【解決手段】 建物の接続部の外壁面に沿って設けられ
る縦長の外壁用化粧材であって、この化粧材の外装面を
形成する化粧部11の内側に雨水の流路14が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット建物を構
築する建物ユニットと建物ユニットとの縦方向の接続部
の外壁面に沿って設けられる縦長の外壁用化粧材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物は、建物ユニット同
士を横方向、或いは縦方向に接続することにより構築さ
れるが、この建物ユニットの縦方向の接続部は、モール
材等を用いて防水処理され、又、この建物ユニットの縦
方向には、雨水を処理するための縦樋が取り付けられ
る。
【0003】上記縦樋は、建物ユニットの縦方向の接続
部の外壁面に隣接して設けられたり、又、建物ユニット
の出隅部や建物ユニットの接続部の入隅部等にも設けら
れるが、この縦樋の例としては、例えば、特開昭64−
1853号公報に記載されたものが一般的に知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の縦樋は、建物の外壁面に沿って、外壁面よ
り突き出して取り付けられている関係上、外観的に目立
つ存在であり、従来より当然の形態であるとは言え、建
物の外観意匠上好ましいものではない。
【0005】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、縦樋を無くして建物の外観意匠
性を向上させることが可能な、雨水の流路が設けられる
ことにより縦樋の機能が付加された外壁用化粧材を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
外壁用化粧材においては、建物の外壁面に沿って設けら
れる縦長の外壁用化粧材であって、この化粧材の外装面
を形成する化粧部の内側に雨水の流路が設けられている
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の外壁用化粧材にお
いては、請求項1記載の外壁用化粧材が建物ユニット同
士が接続されてなるユニット建物の接続部に沿って設け
られることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の外壁用化粧材においては、建物の外壁
面に沿って設けられる縦長の外壁用化粧材の外装面を形
成する化粧部の内側に雨水の流路が設けられているの
で、別途に縦樋を取り付ける必要がなく、建物の外観意
匠性を向上させることが可能である。
【0009】特に、ユニット建物の場合、縦樋は各建物
ユニットの隅部に設けられることが一般的であり、建物
ユニットの接続部や出隅部に設けられる外壁用化粧材の
位置とほぼ一致するので、本発明が好適に適用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の外壁用化粧材が
設けられるユニット建物の一例を示す平面図である。図
1に示すように、ユニット建物は、建物ユニットSがそ
の長尺方向と短尺方向とを接続されることにより構築さ
れ、この建物ユニットSの外壁面の平面同士の接続部
1、及び外壁面が直交する入隅部2には、外壁用化粧材
10、及び20がそれぞれに設けられている。
【0011】図2は、上記外壁用化粧材10の例を示す
断面図である。図2に示す本実施例の外壁用化粧材10
は、その外装面を形成する断面形状が山形の化粧部1
1、建物ユニットSの接続部1の両側の外壁面に亘って
縦方向に取り付けられ、上記化粧部11が嵌合により固
着される取付座12、更に化粧部11と取付座12との
間に形成された空洞部13に設けられた雨水の流路部1
4とにより構成されている。
【0012】上記外脹らみの山形の化粧部11の両側の
裾端部には、係止片11aが内側に向かって突き出して
設けられ、取付座12の両端に設けられた嵌合部12a
に嵌め込まれることにより固定されるようになってい
る。
【0013】又、空洞部13に内装される雨水の流路部
14は、断面形状が偏平な楕円形をしており、取付座1
2の両端近傍に互いに内側に向かって対向して設けられ
た逆L形の挟持片12bにより挟持され、化粧部11と
取付座12間に保持されている。
【0014】上記外壁用化粧材10の施工は、先ず、取
付座12を建物ユニットSの外壁面の接続部1の両側に
亘ってネジ15を用いて固定し、続いて流路部14を対
向する挟持片12b間に押圧して挟持させて固定する。
最後に、粧部11の両端の係止片11aを押し開いた状
態で、取付座12の嵌合部12aに嵌め込むことにより
取り付けが完了される。
【0015】従って、この外壁用化粧材10が上記のよ
うに建物ユニットS間の接続部に施工されることによ
り、別途に縦樋を取り付ける必要がなく、建物の外観意
匠性を向上させることが可能である。
【0016】図3は、外壁用化粧材の他の例を示す断面
図であり、図1に示す入隅部2に設けられる外壁用化粧
材20である。図3において、本実施例の外壁用化粧材
20は、その外装面を形成する断面形状がやや外脹らみ
の曲面形状の化粧部21、建物ユニットSの入隅部2の
両側の外壁面に亘って縦方向に取り付けられ、上記化粧
部21が嵌合により固着されるほぼL形をした取付座2
2、更に化粧部21と取付座22との間に形成された空
洞部24に設けられた雨水の流路部15とにより構成さ
れている。
【0017】上記化粧部21の両側の裾端部には、係止
片21aが内側に向かって突き出して設けられ、取付座
22の両端に設けられた嵌合部22aに嵌め込まれるこ
とにより固定されるようになっている。
【0018】又、空洞部23に内装される雨水の流路部
24は、断面形状が変形した楕円形をしており、取付座
22の両端近傍に互いに内側に向かって対向して設けら
れた挟持片22bにより挟持され、化粧部21と取付座
22間に保持されている。
【0019】本実施例の外壁用化粧材20も、上記外壁
用化粧材10と同様の手順で施工されて取り付けが完了
される。従って、この外壁用化粧材20が上記のように
建物ユニットS間の入隅部に施工されることにより、別
途に縦樋を取り付ける必要がなく、建物の外観意匠性を
向上させることが可能である。
【0020】図4は、本発明の外壁用化粧材の更に他の
例を示す断面図であり、具体的には、図2に示す外壁用
化粧材10の変形例である。図4において、本実施例の
外壁用化粧材30には、その外装面を形成するほぼ角形
に近い断面形状の化粧部31の内側の空洞部32に、上
記化粧部31の内側より雨水の流路部33が膨出して一
体に設けられている。この流路部33が一体に設けられ
た化粧部31が、上記実施例と同様の手段で、取付座3
4に嵌合されて取り付けられる構造となっている。
【0021】従って、この外壁用化粧材30の化粧部3
1は、空洞部32と一体に押出成形等により成形される
ので、部品点数を軽減することができる利点がある。
又、組立施工の工数が軽減され、トータル的なコストダ
ウンが可能となる。
【0022】更に、本発明の外壁用化粧材においては、
図5に示すように、断面形状が半円形で、化粧部41
と、両端に外壁面への固定部42aが突設された取付座
42を一体に押出成形等により成形加工した外壁用化粧
材40とすることも可能である。
【0023】尚、本発明は、図1に示した出隅部の外壁
用化粧材30にも適用可能である。
【0024】上記実施例に示すように本発明の外壁用化
粧材においては、別途に縦樋を取り付ける必要がなく、
建物の外観意匠性を向上させることが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の外壁用化粧材においては、建物
の外壁面に沿って設けられる縦長の外壁用化粧材の外装
面を形成する化粧部の内側に雨水の流路が設けられてい
るので、別途に縦樋を取り付ける必要がなく、建物の外
観意匠性を向上させることが可能である。従って、外壁
用化粧材として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁用化粧材が設けられるユニット建
物の一例を示す平面図。
【図2】本発明の外壁用化粧材の一例を示す断面図。
【図3】本発明の外壁用化粧材の他の例を示す断面図。
【図4】本発明の外壁用化粧材の更に他の例を示す断面
図。
【図5】本発明の外壁用化粧材の更に他の例を示す断面
図。
【符号の説明】
S 建物ユニット 1 接続部 2 入隅部 10、20、30、40 外壁用化粧材 11、21、31、41 化粧部 11a、21a 係止片 12、34、42 取付座 12a、22a 嵌合部 12b、22b 挟持片 13、23、32 空洞部 14、24、33 流路部 42a 固定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁面に沿って設けられる縦長の
    外壁用化粧材であって、この化粧材の外装面を形成する
    化粧部の内側に雨水の流路が設けられていることを特徴
    とする外壁用化粧材。
  2. 【請求項2】 建物ユニット同士が接続されてなるユニ
    ット建物の接続部に沿って設けられることを特徴とする
    請求項1記載の外壁用化粧材。
JP22670496A 1996-08-28 1996-08-28 外壁用化粧材 Pending JPH1068200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22670496A JPH1068200A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 外壁用化粧材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22670496A JPH1068200A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 外壁用化粧材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1068200A true JPH1068200A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16849341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22670496A Pending JPH1068200A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 外壁用化粧材

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JP (1) JPH1068200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146983A (ja) * 2000-11-08 2002-05-22 Takiron Co Ltd 竪樋取付構造
JP2013091906A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Panasonic Corp 雨樋
JP2016069951A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社Lixil 雨樋装置

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JP2013091906A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Panasonic Corp 雨樋
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