JPH1067348A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH1067348A
JPH1067348A JP16582297A JP16582297A JPH1067348A JP H1067348 A JPH1067348 A JP H1067348A JP 16582297 A JP16582297 A JP 16582297A JP 16582297 A JP16582297 A JP 16582297A JP H1067348 A JPH1067348 A JP H1067348A
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Hironobu Azuma
宏信 東
Kazuyoshi Hirata
和嘉 平田
Kenichi Ogawa
健一 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体の走行地盤に対する傾斜調節ができるも
のを伝動構造の簡素化を図りながら得られるように、か
つ、調節代を極力大きくできるようにすることにある。 【構成】 左右のクローラ走行装置1夫々のクローラ駆
動用輪体5を走行機体に取付け、クローラ走行装置1の
接地部用輪体7及びクローラ緊張用輪体8付きの支持フ
レーム6を、走行機体に対して下降するほどクローラ駆
動用輪体5に接近するように揺動リンク機構11を介し
て走行機体に連結すると共に、この支持フレーム6に、
前後のクローラ接地部用輪体の間に位置させて上下位置
変更自在な中間輪体15を設け、クローラ上部に対する
受止め部19を、支持フレーム6が上昇ストロークエン
ドに在る状態でクローラ上部をクローラ外周面側に膨出
する屈曲状態に支持するように配置して支持フレーム6
に一体昇降自在に備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業車のクローラ走行
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラ走行装置を有した作業車におい
て、走行地盤の左右傾斜にかかわらず機体が前後方向視
で水平になるようにしたり、走行地盤が機体前後方向視
で水平であっても機体が左右に傾斜するようにする等、
走行地盤に対する機体の左右傾斜を調節できるようにな
ったものとしては、従来、例えば実開昭59‐1882
3号公報に示されるものがあった。すなわち、クローラ
走行装置の全体を機体に対してローリング操作できるよ
うに構成されているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の場合、
クローラ走行装置を走行機体に対してローリングするこ
とを許容する融通を、走行機体からクローラ走行装置へ
の伝動構造に備えさせねばならず、伝動構造が複雑にな
る不都合があった。本発明の目的は、機体の走行地盤に
対する傾斜調節ができるものを伝動構造の簡素化を図り
ながら得られるように、かつ、調節代を極力大きくでき
るようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による作業車のク
ローラ走行装置における特徴構成は、左右一対のクロー
ラ走行装置夫々のクローラ駆動用輪体を伝動ケースを介
して走行機体に取付け、一対の前記クローラ走行装置の
少なくとも一方において、クローラ接地部用輪体及びク
ローラ緊張用輪体の支持フレームを前記走行機体に対し
て下降するほど前記クローラ駆動用輪体に接近するよう
に揺動リンク機構を介して前記走行機体に連結すると共
に、この支持フレームに、前後のクローラ接地部用輪体
の間に位置させて上下位置変更自在な中間転輪を設け、
前記支持フレームを前記走行機体に対して昇降操作する
駆動機構を設け、クローラ上部に対する受止め部を、前
記支持フレームが上昇ストロークエンドに在る状態で前
記クローラ上部をクローラ外周面側に膨出する屈曲状態
に支持するように配置して前記支持フレームに一体昇降
自在に備えた点にあり、その作用及び効果は次の通りで
ある。
【0005】
【作用】駆動機構を操作すると、揺動リンク機構のため
に、前記支持フレームがこれの全長における走行機体と
の間隔変化が同一またはほぼ同一になる状態で昇降し
て、クローラベルトの接地部がこれの全長における走行
機体との間隔変化が同一またはほぼ同一になる状態で昇
降するのであり、しかも、この接地部昇降にかかわら
ず、かつ、クローラ駆動用輪体を走行機体に固定してあ
るにもかかわらず、クローラベルトの緊張度合の変化が
全くあるいはあまり生じないのである。なぜならば、図
2に示すように、たとえば前記支持フレーム6が下降し
ても、クローラ駆動用輪体5と最前方のクローラ接地部
用輪体7との間隔が下降前より長くなるのに対して、ク
ローラ駆動用輪体5とクローラ緊張用輪体8との間隔が
下降前より短くなり、全輪体にわたる巻掛け長さに下降
前との変化が生じないとかあまり生じないように、揺動
リンク機構の設定によってできるからである。つまり、
クローラ駆動用輪体を走行機体に固定したままでも、ク
ローラベルト接地部の全体を昇降できる。そして、図4
(ロ)に本発明構成を示し、図4(イ)に前記受止め部
19のない構成を示すのであり、支持フレーム6の対機
体下降のために駆動用輪体5とクローラ緊張用輪体8と
にわたるクローラ部分に生じる短縮変化の長さは、図4
(イ)に示すもの(A1 −A2 )より図4(ロ)に示す
もの(B1 +B2 −B3 )の方が大になる。したがっ
て、本発明構成にあっては、前記クローラ部分の変化長
さの差のために、クローラ全体の緊張度合が支持フレー
ム6の昇降にかかわらず極力変化しないようにしながら
支持フレーム6を昇降できるストロークを図4(イ)に
示す構成より大にできる。
【0006】
【発明の効果】左右一対のクローラ走行装置の少なくと
も一方にてクローラベルト接地部の全体の昇降操作がで
きることにより、機体の走行地盤に対する傾斜の調節が
できるものでありながら、クローラ駆動用輪体を走行機
体に固定できることにより、走行機体からクローラ駆動
用輪体への伝動構造に傾斜調節のための融通を設ける必
要がなくなり、伝動構造の簡略化ができて経済面で有利
にできた。支持フレームの昇降ストロークを大にできる
ことにより、機体の傾斜調節が可能な巾を極力大に確保
できるようになり、ローリング巾を大にできる有利なも
のになった。
【0007】
【実施例】図3に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1,1を備え、かつ、脱穀装置3を搭載した走行機
体の前部に、植立穀稈を引起こすと共に刈取り、刈取り
穀稈を脱穀装置3に供給する前処理装置4を設けて、コ
ンバインを構成してある。左右のクローラ走行装置1,
1はいずれも同一構造であるため、以下、左側のクロー
ラ走行装置1についてのみ説明する。図1及び図2に示
すように、走行機体を構成する機体フレーム2に伝動ケ
ース10を介して取付けたクローラ駆動用輪体5、前記
機体フレーム2に後述の揺動リンク機構11を介して連
結した支持フレーム6に取付けた複数個のクローラ接地
部用輪体7‥及びクローラ緊張用輪体8の夫々に亘って
ゴム製のクローラベルト9を巻回して成り、伝動ケース
10からの動力によりクローラ駆動用輪体5を駆動し
て、クローラベルト9を駆動するようにしてある。前記
揺動リンク機構11は前後一対の第1揺動アーム11
a,11bとサブ揺動アーム20により構成してある。
そして、前記支持フレーム6は前後一対の第1揺動アー
ム11a,11b夫々の遊端部に連結してあり、一対の
前記第1揺動アーム11a,11bに油圧シリンダ14
を連動させてあり、もって、駆動機構としての油圧シリ
ンダ14により機体フレーム2に対して支持フレーム6
を昇降操作できるようにしてある。そして、前記油圧シ
リンダ14は、右側の支持フレーム6も同様に昇降操作
できるように、左右に配設されており、これら油圧シリ
ンダ14,14夫々を各別に操作することにより機体の
走行地盤に対する傾斜調節ができるようにしてある。詳
述すれば、前記第1揺動アーム11a,11bと一体的
に揺動するように前記機体フレーム2に枢着した第2揺
動アーム12,12の遊端部同士をロッド13により連
動連結すると共に、前記油圧シリンダ14のピストンロ
ッド14aを後方側の前記アーム12に連結し、もっ
て、油圧シリンダ14が第2揺動アーム12を介して前
後一対の第1揺動アーム11a,11bを揺動操作する
ように、この揺動に伴い支持フレーム6が機体フレーム
2に対して下降するほど前記クローラ駆動用輪体5によ
り接近する状態で機体フレーム2に対して昇降するよう
にしてある。そして、支持フレーム6が下降するほどク
ローラ駆動用輪体5に接近することから、支持フレーム
6の昇降にかかわらず、全輪体5,7‥,8に亘るクロ
ーラベルト9の巻掛け長さに昇降前との変化があまり生
じないのである。図2に示すように、前記クローラ9の
クローラ駆動用輪体5及びクローラ緊張用輪体8より上
側に位置する部分、すなわちクローラ上部9aに対する
受止め部を形成する遊転ローラ19を機体フレーム2に
対して前記支持フレーム6と一体的に昇降する状態で支
持フレーム6に備えてある。前記遊転ローラ19は、支
持フレーム6が上昇ストロークエンドに在る状態でクロ
ーラ上部をクローラ外周面側に膨出する屈曲状態に支持
するように配置してあり、図4(ロ)に示す如く、支持
フレーム6が機体フレーム2に対して下降するに伴い前
記クローラ上部9aの長さを大巾に短くするように構成
してある。尚、図2の15は、遊転輪体であり、この遊
転輪体15を支持する支持アーム16が横軸芯周りで上
下揺動自在でかつ下降側へ付勢した状態で設けられてい
る。又、図1及び図2の17は、前記クローラ9の張り
具合いを調節するための螺軸であり、この螺軸17に備
えた回転操作部17aを操作することにより前記支持フ
レーム6に対して前記クローラ緊張用輪体8を備えたス
ライドフレーム18を前後方向に伸縮させるようにし
て、クローラベルト9の張り具合いを調節するようにし
てある。又、前記サブ揺動アーム20は第1揺動アーム
11a,11bの組付誤差に起因するこじれを防止する
ものである。
【0008】〔別実施例〕前記実施例では、両支持フレ
ーム6,6を昇降させることにより機体の傾斜調節をす
るようにしたが、一方6のみを昇降させるようにして実
施してもよい。本発明は、コンバインに適用できる他、
土工機等のクローラ走行装置を備えた各種の作業車に適
用することができる。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置の切欠き平面図
【図2】クローラ走行装置の側面図
【図3】コンバイン全体の側面図
【図4】クローラ走行装置の昇降状態の比較例を示す説
明図
【符号の説明】
1 クローラ走行装置 5 クローラ駆動用輪体 6 支持フレーム 7 クローラ接地部用輪体 8 クローラ緊張用輪体、 10 伝動ケース、 11 揺動リンク機構 14 駆動機構 19 受止め部
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 コンバイン
【特許請求の範囲】左右一対のクローラ走行装置(1)を備えた機体の前部
に刈取前処理装置(4)を連結するとともに、機体上に
脱穀装置(3)を搭載したコンバインにおいて、 駆動用輪体(5)を、前進方向側の機体フレーム(2)
側に固着の伝動ケース(10)から延設の駆動軸(5
A)に固着し、前後の揺動リンク(11a),(11
b)を介して前記機体フレーム(2)に上下動可能に取
り付けた支持フレーム(6)に、遊転輪(7)および位
置調節固定式の緊張用遊転輪(8)を装備させるととも
に、前記駆動用輪体(5)、遊転輪(7)、および、緊
張用遊転輪(8)に亘ってゴム製のクローラベルト
(9)を巻回して前記クローラ走行装置(1)を構成
し、 前記支持フレーム(6)の前後方向中間部位に、この支
持フレーム(6)に対して上下動可能な可動転輪(1
5)を装備し、 前記揺動リンク(11a),(11b)を駆動揺動する
油圧シリンダ(14)を、前後の揺動リンク(11
a),(11b)のうちの一方と一体に揺動可能にした
操作アーム(12a)と機体フレーム(2)とにわたる
状態で、左右一対のクローラ走行装置(1)の夫々に設
けて、左右のクローラ走行装置(1)を各別に駆動昇降
可能に構成し、 さらに、前記揺動リンク(11a),(11b)の揺動
方向を、前記支持フレーム(6)が前記機体フレーム
(2)に対して相対下降するにつれてその支持フレーム
(6)が前進方向側に移動するように設定して、各別昇
降可能に構成するとともに、 前記クローラベルト(9)の上部を下面側から支持する
受止め部(19)を設けたクローラ走行装置(1)を備
えていることを特徴とするコンバイン。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対のクローラ走
行装置で走行するよう構成したコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】湿田でのコンバイン作業においてはクロ
ーラ走行装置が圃場に沈下することが多く、この際に機
体を所望レベルまで持ち上げるための手段として、例え
ば実開昭58‐174385号公報で示されれるよう
に、接地側遊転輪を備えた支持フレームをリンク機構を
介して機体フレームに連結し、リンク機構を油圧シリン
ダで揺動駆動して支持フレームを機体フレームに対して
相対的に昇降することで、左右のクローラ走行装置にお
けるクローラベルトの接地部側を機体に対して同量づつ
同期して相対昇降させるように構成したものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知の技
術は、左右のクローラ走行装置における各支持フレーム
を同調して同方向に昇降作動させる構造であったため
に、機体を平行に昇降することはできるが、機体の左右
傾斜を修正する機能は備えておらず、湿田において左右
のクローラ走行装置での沈下量に差があって機体が左右
に傾斜した場合、畝立てされた麦などの収穫において左
右のクローラ走行装置の一方が畝上を走行し他方が畝間
を走行して機体が左右に傾斜するような場合、あるい
は、付設した機器や収穫物の重量によって機体自体の左
右重量バランスが崩れて左右に傾斜するような場合、な
どにおいては対応できないものであった。また、上記公
知例では、緊張用遊転輪を機体フレーム側に装備してい
るので、支持フレームを機体フレームに対して相対下降
させた際のクローラベルトの巻き掛け長さの増大を吸収
するために、緊張用遊転輪をクローラベルトの張力によ
って前方に後退変位させる構造、つまり自動テンション
構造にしたものである。しかし、緊張用遊転輪を自動テ
ンション構造にして自由に動けるようにすると、例えば
後進時にクローラ走行装置が畦等にぶつかった際に緊張
用遊転輪がベルト緩み側に変位してクローラベルトに緩
みを生じてしまい、これに起因して脱輪が発生するとい
う不都合な事態を招き易いものである。そしてまた、そ
の緊張用遊転輪の移動量も、支持フレームの昇降量に応
じて、昇降量が大きいほど大きく移動させられるように
設定する必要があり、支持フレームの昇降量が大きいほ
ど緊張用遊転輪の自動テンションによる緊張力の変化も
大きくなるという特性から、自動テンション構造を採用
したものでは、クローラベルトの張力を一定に保つこと
が困難で、脱輪、あるいは昇降がスムースに行えない、
又は、支持フレームの昇降量をあまり大きく設定し難い
といった各種の問題があった。又、前記の如くコンバイ
ンでは畦付近での方向転換など、前進後進切り換え操作
による作業が多く、自動テンション構造では後進時に畦
等にぶっつけるなどして脱輪が発生し刈取作業を効率の
悪いものにする虞があった。さらにまた、この種のコン
バインでは、一つの圃場での作業が終了すると次の圃場
へ移行する際、畦を乗り越えて移動することがよくあ
る。このとき畦に乗り上げたクローラ走行装置の前端側
が、畦を越えて着地するとき、落差が大きくて強い衝撃
を受ける、あるいは、機体の前端部が前のめりとなって
刈取前処理装置の前端部が土中に突入して損傷するなど
の問題があった。このような問題を解決するには、クロ
ーラ走行装置の前後方向での接地範囲の中間位置におけ
る転輪を可動転輪にして、クローラベルトの接地範囲の
前後方向中間部が上方へ撓み変形するように構成するこ
とが有効である。しかしながら、このような可動転輪を
採用するにあたり、クローラ走行装置の緊張用遊転輪が
前述のような自動テンション構造であると、その基準の
張力の設定が難しくなる。つまり、可動転輪の上動を許
し易くするには自動テンションによる張力を小さく設定
した方が良いが、そうすると自動テンションが簡単に作
動し過ぎて、ベルトに緩みが生じ、ベルトが外れ易くな
る虞があり、逆に、自動テンションによる張力を強く設
定すると、ベルトに強い張力が働いて撓み難くなること
から、可動転輪の上動が生じ難くなり、双方の機能を有
効に働かせにくいという新たな問題があった。本発明は
このような点に着目してなされたものであって、クロー
ラ走行装置の昇降構造に改良を加えることで、上記従来
技術手段にみられる問題点を解決するとともに、機体高
さや、機体左右傾斜調節を任意かつ適切に行うことがで
き、湿田および畑地にかかわらず所望の機体高さおよび
左右傾斜姿勢を好適に維持して良好にコンバイン作業を
行うことができ、かつ、畦の乗り越えや運搬車輌への積
み降ろしなどを、ベルトに無理をかけずに行い易いコン
バインを提供することにその目的がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の技術手段は、左右一対のクローラ走行
装置を備えた機体の前部に刈取前処理装置を連結すると
ともに、機体上に脱穀装置を搭載したコンバインにおい
て、駆動用輪体を、前進方向側の機体フレーム側に固着
の伝動ケースから延設の駆動軸に固着し、前後の揺動リ
ンクを介して前記機体フレームに上下動可能に取り付け
た支持フレームに、遊転輪および位置調節固定式の緊張
用遊転輪を装備させるとともに、前記駆動用輪体、遊転
輪、および、緊張用遊転輪に亘ってゴム製のクローラベ
ルトを巻回して前記クローラ走行装置を構成し、前記支
持フレームの前後方向中間部位に、この支持フレームに
対して上下動可能な可動転輪を装備し、前記揺動リンク
を駆動揺動する油圧シリンダを、前後の揺動リンクのう
ちの一方と一体に揺動可能にした操作アーム部と機体フ
レームとにわたる状態で、左右一対のクローラ走行装置
の夫々に設けて、左右のクローラ走行装置を各別に駆動
昇降可能に構成し、さらに、前記揺動リンクの揺動方向
を、前記支持フレームが前記機体フレームに対して相対
下降するにつれてその支持フレームが前進方向側に移動
するように設定して、各別昇降可能に構成するととも
に、前記クローラベルトの上部を下面側から支持する受
止め部を設けたクローラ走行装置を備えていることであ
る。
【0005】
【作用】本発明の構成によると、左右のクローラ走行装
置の各支持フレームを同方向に同量づつ機体フレームに
対して駆動昇降することで機体を平行に昇降することが
でき、また、左右のクローラ走行装置の各支持フレーム
を各別かつ任意に機体フレームに対して駆動昇降するこ
とで、左右のクローラ走行装置の各接地部の機体フレー
ムに対する高さを異ならせ、もって機体の左右傾斜を調
節することが可能となる。前記緊張用遊転輪として位置
調節固定式の緊張用遊転輪を装備させたものであるか
ら、例えば緊張用遊転輪を自動テンション構造にして自
由に動けるようにした場合のように、後進時にクローラ
走行装置が畦等にぶつかった際に緊張用遊転輪がベルト
緩み側に変位してクローラベルトに緩みを生じるという
ような、不都合な事態の発生を避け易いものである。各
支持フレームを昇降させる作動において、例えば、支持
フレームが機体フレームに対して接近した上昇状態(機
体高さが低い状態)から下降操作されて機体が駆動上昇
操作されると、支持フレーム前部の遊転輪と駆動用輪体
との上下の距離が増大するが、支持フレーム全体が駆動
用輪体側に近づいて、駆動用輪体と支持フレーム後部に
位置調節されて固定された緊張用遊転輪との距離が短く
なるために、支持フレームを機体フレームに対して相対
的に下降させた場合にクローラベルト巻掛け長さを下降
前のそれと略同一にしてクローラベルトの張力を略一定
に保って支持フレームの昇降をスムースにおこなうこと
ができる。しかも、上記のように揺動リンクを用いて遊
転輪及び緊張用遊転輪を装備した支持フレームを昇降さ
せることに加えて、クローラベルトにゴム製のベルトを
用いたものであるから、そのゴム製クローラベルト自体
の弾性をベルトの張り状態を良好に維持する手段として
も有効に利用し、より一層良好な昇降作動が可能とな
る。つまり、揺動リンクの揺動に伴う支持フレームの昇
降によって生じる昇降量と前後移動量の差異などから、
ベルト周長に全く変化が生じない状態に保って移動させ
ることは困難であるが、本発明では、ベルトを一定周長
に保って支持フレームを昇降させるための揺動リンクの
軌跡、支点位置などに多少の誤差があっても、これをベ
ルト自体の弾性を有効に利用して吸収させることによ
り、クローラベルトの周長を略一定に保っての支持フレ
ームの昇降を効果的に行わせることができる。そして、
機体が次の圃場へ移動する際には、畦乗り越えの時にク
ローラ走行装置の支持フレームを下降させて車高を上げ
ると、前バランス状態であった機体の重心を後方側へ移
行させることができるとともに、クローラ走行装置が支
持フレームの前後方向中間部位に上下動可能な可動転輪
を装備しているので、畦の高さの割にクローラ走行装置
の乗り上げ姿勢時の傾斜角を小さくでき、クローラ走行
装置の前端側の落下量を少なくすることができる。この
ように、可動転輪を導入して不整地走行、畦越え、運搬
車輌の荷台への車体積み降ろしを円滑に行うことができ
るものでありながら、クローラベルトに対する緊張用遊
転輪として、自動テンション構造を採用するのではな
く、位置調節固定式の緊張用遊転輪を採用したものであ
るから、クローラベルト張力が安定しており、可動転輪
が上動してクローラベルトがたわみ込む際に異常張力が
発生するような無理を生じたり、可動転輪が脱輪するよ
うなおそれが少なく、可動転輪を利用しての隆起部通過
性能を良好に発揮して高い走行性能をもたらすことがで
きる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明は下記[1] 〜[7] に記載
のような効果を発揮する。 [1] 伝動ケースからクローラ走行装置への動力伝達は、
駆動輪体を屈折式の動力ケースを介装して作動させるな
どの複雑な機構を用いることなく、シンプルな構造を維
持し、機体フレームに対して支持フレームを相対昇降さ
せるにかかわらず、クローラベルトの巻掛け経路長さを
常にほぼ一定に維持でき、クローラベルトの周長をほぼ
一定の状態のもとで、機体高さや機体左右傾斜の調節を
円滑に安定した状態で行える。 [2] コンバインの対地姿勢の調節のみならず、対地高さ
も適正に保った状態で良好な刈取作業を行うことができ
る。すなわち、コンバインは難作業領域である湿田で用
いられる場合が多々ある。このような湿田では、走行面
である圃場の硬軟の度合が左右のクローラ走行装置の夫
々で異なる場合や、収穫穀粒の重量増加によって機体全
体の左右の重量バランスが崩れた場合に、一方側の走行
装置が他方側の走行装置よりも相対的に深く沈み込み、
これに伴って機体が左右に傾斜する状態となることがあ
る。そうなると、機体の操向方向が沈下したクローラ走
行装置側へとズルズルと変化し、刈取前処理装置が稲に
対して横側方へ逃げて正常な刈取作業ができなくなり、
これを回避するため頻繁に操向ハンドルを操作して進行
方向を矯正するという煩わしさを生じることになるが、
本発明では、前述のように機体高さや左右傾斜の調節を
行えるので、このような煩わしさをなくし、直進性を維
持して良好な刈取作業を行うことができる。また、クロ
ーラ走行装置の一方が沈下すると、上記のような操向方
向の変化が生じるのみならず、刈刃が左右方向で傾斜し
て一方が土中に突入、あるいは一方は低刈、他方は高刈
となって刈取作業を不能または困難にするといった弊害
をも同時的に生じるが、前述のように機体高さや左右傾
斜の調節を行えるので、このような弊害をも併せてなく
すことができる。 [3] 駆動輪が前進方向側に配置されていて、刈取作業を
行う機体前進時に、クローラベルトの上側部分を引っ張
り側にして、刈取作業時の上側部分のクローラベルトの
バタツキを少なくして、この上側部分のクローラベルト
のバタツキによる振動の発生等を少なくし、クローラベ
ルトの周長をほぼ一定状態のもとで良好にクローラ走行
装置を駆動昇降して良好に刈り取り作業を行うことがで
きる。 [4] ゴム製のクローラベルトを組合せ構成することによ
り、クローラベルトの弾性を利用してクローラベルトの
周長をほぼ一定状態のもとでの機体高さや機体左右傾斜
調節をより円滑に行うことができる。 [5] 遊転輪を装備した支持フレームの前後方向中間部位
に、この支持フレームに対して上下動可能な可動転輪を
備えているので、圃場の畦越えやトラック等の運搬荷台
への積み卸し時など、隆起部や角部を乗り越えるときの
車体の前後揺動、及び、これに伴うクローラ走行装置の
落下衝撃を少なくして、畦越え、積み卸しを円滑に行い
易いものであり、しかも、この可動転輪が、前記クロー
ラベルトの周長をほぼ一定の状態のもとでの機体高さや
機体左右傾斜調節をより円滑に行うために役立つゴム製
のクローラベルトと併用されるものであるから、その可
動転輪の上動に伴うクローラベルトの上方側への凹入変
形も、乗り越え対象部位の種々の形状に拘らず、その形
状に馴染む状態で比較的容易に行われ易い。それ故、ク
ローラ走行装置の落下量をより一層少なくなるように抑
制して、より円滑な乗り越えを行い易いものである。車
体の前後揺れを少なくして車高を上げても安定した走
行、刈り取り作業を行える。 [6] また、位置調節固定式の緊張用遊転輪を備えたクロ
ーラ走行装置に対して、受止め部と可動転輪との両方を
採用したことの相乗作用で、クローラ緊張状態が適切な
状態での支持フレームの昇降ストロークを大にできるこ
とにより、機体の傾斜調節が可能な巾を極力大に確保で
きるようになり、ローリング巾を大にできる有利なもの
になった。その上、可動転輪を導入して、不整地走行、
畦越え、運搬車輌の荷台への車体積み降ろしを円滑安全
に行うことができるものでありながら、上記のようにク
ローラベルト張力が安定しているために、可動転輪が上
動してクローラベルトがたわみ込む際に異常張力が発生
したり、可動転輪が脱輪するようなおそれが少なく、可
動転輪を利用しての隆起部通過性能を良好に発揮して高
い走行性能をもたらすことができるようになった。 [7] 以上により、前記クローラ駆動用輪体以外のクロー
ラ接地部に対する遊転輪体と、クローラ緊張用の遊転輪
体、及び可動転輪が、前記支持フレームと一体化されて
昇降自在であることと、ゴム製クローラに対する位置固
定式のクローラ緊張用の遊転輪体のほどよい緊張状態を
維持して前記クローラ上部に対する受止め部、可動転輪
の作用が有効に働くこととの相乗により、クローラベル
トの離脱や過剰緊張による耐久性低下を招く虞少なく、
ほどよい緊張状態を維持して機体高さ調節や左右傾斜調
節機能とともに可動転輪の機能を良好に発揮させて、作
業性能・走行性能を向上できるようになった。
【0007】
【実施例】図3に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1,1を備え、かつ、脱穀装置3を搭載した走行機
体の前部に、植立穀稈を引起こすと共に刈取り、刈取り
穀稈を脱穀装置3に供給する前処理装置4を設けて、コ
ンバインを構成してある。左右のクローラ走行装置1,
1はいずれも同一構造であるため、以下、左側のクロー
ラ走行装置1についてのみ説明する。
【0008】図1及び図2に示すように、走行機体を構
成する機体フレーム2に伝動ケース10を介して取付け
たクローラ駆動用輪体5、前記機体フレーム2に後述の
揺動リンク機構11を介して連結した支持フレーム6に
取付けた複数個のクローラ接地部用遊転輪7‥及びクロ
ーラ緊張用遊転輪8の夫々に亘ってゴム製のクローラベ
ルト9を巻回して成り、伝動ケース10から延出された
駆動軸(5A)の動力によりクローラ駆動用輪体5を駆
動して、クローラベルト9を駆動するようにしてある。
【0009】前記揺動リンク機構11は前後一対の揺動
リンク11a,11bとサブ揺動アーム20により構成
してある。そして、前記支持フレーム6は前後一対の揺
動リンク11a,11b夫々の遊端部に連結してあり、
一対の前記揺動リンク11a,11bに油圧シリンダ1
4を連動させてあり、もって、駆動機構としての油圧シ
リンダ14により機体フレーム2に対して支持フレーム
6を昇降操作できるようにしてある。そして、前記油圧
シリンダ14は、右側の支持フレーム6も同様に昇降操
作できるように、左右に配設されており、これら油圧シ
リンダ14,14夫々を各別に操作することにより機体
の走行地盤に対する傾斜調節ができるようにしてある。
詳述すれば、前記揺動リンク11a,11bと一体的に
揺動するように前記機体フレーム2に枢着した操作アー
ム12,12の遊端部同士をロッド13により連動連結
すると共に、前記油圧シリンダ14のピストンロッド1
4aを後方側の前記操作アーム12に連結し、もって、
油圧シリンダ14が操作アーム12を介して前後一対の
揺動リンク11a,11bを揺動操作するように、この
揺動に伴い支持フレーム6が機体フレーム2に対して下
降するほど前記クローラ駆動用輪体5により接近する状
態で機体フレーム2に対して昇降するようにしてある。
そして、支持フレーム6が下降するほどクローラ駆動用
輪体5に接近することから、支持フレーム6の昇降にか
かわらず、全輪体5,7‥,8に亘るクローラベルト9
の巻掛け長さに昇降前との変化があまり生じないのであ
る。
【0010】図2に示すように、前記クローラベルト9
のクローラ駆動用輪体5及びクローラ緊張用遊転輪8よ
り上側に位置する部分、すなわちクローラ上部9aに対
する受止め部を形成する遊転ローラ19を機体フレーム
2に対して前記支持フレーム6と一体的に昇降する状態
で支持フレーム6に備えてある。前記受止め部としての
遊転ローラ19は、支持フレーム6が上昇ストロークエ
ンドに在る状態でクローラ上部をクローラベルトの下面
側から、外周面側に膨出する屈曲状態に支持するように
配置してあり、図4(ロ)に示す如く、支持フレーム6
が機体フレーム2に対して下降するに伴い前記クローラ
上部9aの長さを大巾に短くするように構成してある。
【0011】尚、図2の15は、可動転輪であり、この
可動転輪15を支持する可動支持アーム16が横軸芯周
りで上下揺動自在でかつ下降側へ付勢した状態で設けら
れている。又、図1及び図2の17は、前記クローラベ
ルト9の張り具合いを調節するための螺軸であり、この
螺軸17に備えた回転操作部17aを操作することによ
り前記支持フレーム6に対して前記クローラ緊張用遊転
輪8を備えたスライドフレーム18を前後方向に伸縮さ
せるようにして、クローラベルト9の張り具合いを調節
するようにしてある。又、前記サブ揺動アーム20は揺
動リンク11a,11bの組付誤差に起因するこじれを
防止するものである。
【0012】〔別実施例〕前記実施例では、両支持フレ
ーム6,6を昇降させることにより機体の傾斜調節をす
るようにしたが、一方6のみを昇降させるようにして実
施してもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置の切欠き平面図
【図2】クローラ走行装置の側面図
【図3】コンバイン全体の側面図
【図4】クローラ走行装置の昇降状態の比較例を示す説
明図
【符号の説明】 1 クローラ走行装置 5 クローラ駆動用輪体 6 支持フレーム 7 クローラ接地部用輪体 8 クローラ緊張用輪体、 10 伝動ケース、 11 揺動リンク機構 14 油圧シリンダ 19 受止め部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 左右一対のクローラ走行装置(1),(1)夫々のクロ
    ーラ駆動用輪体(5)を伝動ケース(10)を介して走
    行機体に取付け、一対の前記クローラ走行装置(1),
    (1)の少なくとも一方において、クローラ接地部用輪
    体(7)‥及びクローラ緊張用輪体(8)の支持フレー
    ム(6)を前記走行機体に対して下降するほど前記クロ
    ーラ駆動用輪体(5)に接近するように揺動リンク機構
    (11)を介して前記走行機体に連結すると共に、この
    支持フレーム(6)に、前後のクローラ接地部用輪体
    (7)の間に位置させて上下位置変更自在な中間転輪
    (15)を設け、前記支持フレーム(6)を前記走行機
    体に対して昇降操作する駆動機構(14)を設け、クロ
    ーラ上部に対する受止め部(19)を、前記支持フレー
    ム(6)が上昇ストロークエンドに在る状態で前記クロ
    ーラ上部をクローラ外周面側に膨出する屈曲状態に支持
    するように配置して前記支持フレーム(6)に一体昇降
    自在に備えてある作業車のクローラ走行装置。
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