JPH1066914A - 走行中の材料ウェブに、液状またはペースト状の塗工媒体を直接的または間接的に塗被するための塗被機構 - Google Patents

走行中の材料ウェブに、液状またはペースト状の塗工媒体を直接的または間接的に塗被するための塗被機構

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JPH1066914A
JPH1066914A JP9210337A JP21033797A JPH1066914A JP H1066914 A JPH1066914 A JP H1066914A JP 9210337 A JP9210337 A JP 9210337A JP 21033797 A JP21033797 A JP 21033797A JP H1066914 A JPH1066914 A JP H1066914A
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edge limiting
limiting element
metering gap
metering
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Beruneruto Richard
ベルネルト リヒァルト
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Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々様々な塗工条件のもとでも品質的に高価
な塗被を行い、ひいてはきれいな塗工縁を得る。 【解決手段】 自由噴流ノズルとして形成された調量ギ
ャップ8を備えた調量装置が設けられており、調量ギャ
ップ8が、2つのリップ10,12の間に形成されてお
り、少なくとも2つの塗工縁制限エレメント16を備え
た塗工縁制限装置が設けられており、該塗工縁制限装置
16が、両リップ10,12の間に配置されていて、前
記調量ギャップ8をその側縁部でほぼ密に閉鎖してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙または厚紙のよ
うな走行中の材料ウェブに液状またはペースト状の塗工
媒体を直接的または間接的に塗被するための塗被機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような塗被機構は、たとえば紙、厚
紙または繊維材料から成る走行中の材料ウェブの片面ま
たは両面に、塗工媒体、たとえばインキ、デンプン、含
浸液等の1つまたは複数の層を施与する目的で、いわゆ
る塗工ユニットの領域で使用される。
【0003】いわゆる直接的な塗被の場合には、液状ま
たはペースト状の塗工媒体が塗被装置によって直接に、
走行中の材料ウェブの表面に塗被される。この材料ウェ
ブは塗被過程の間、循環する対向面、たとえばエンドレ
スベルトまたは対向ローラに支持される。それに対して
塗工媒体の間接的な塗被の場合には、液状またはペース
ト状の塗工媒体がまず支持面、たとえば塗被ローラとし
て形成された対向ローラの表面に施与され、この支持面
から、材料ウェブの通過するローラギャップ内で塗被ロ
ーラから材料ウェブへ引き渡される。
【0004】米国特許第5435847号明細書に基づ
き公知の塗被機構には、互いに向かい合って位置する2
つの壁の間に形成された、一定の幅を有するギャップを
有する塗被装置が設けられている。このギャップを通っ
て、塗被したい塗工媒体は加圧下に材料ウェブへ案内さ
れる。この材料ウェブは通常、塗被装置に対応する対向
ローラによって支持されている。この公知の塗被機構は
さらに、塗工縁制限装置を有しており、この塗工縁制限
装置はサイズスライダの形の2つの塗工縁制限エレメン
トを備えている。このサイズスライダもしくは塗工縁制
限エレメントはギャップ内の互いに向かい合って位置す
る2つの壁の間に配置されていて、このギャップを側縁
部で密に閉鎖している。このサイズスライダはギャップ
の一定の幅に合わせて成形されていて、ほぼ方形の横断
面形状を有している。さらに、各サイズスライダは走行
中の材料ウェブにおける塗工幅を調節するために、走行
中の材料ウェブに対して直交する方向でギャップ内で移
動可能でかつ位置固定可能であり、しかも塗被機構の連
続運転中では一度調節された所定の位置に留まる。この
公知の塗被機構では、次のような欠点が生じる。すなわ
ち、液状またはペースト状の塗工媒体が、特定の塗被条
件または塗工条件に関連してギャップからの流出時にし
ばしば側方に流出してしまうか、または噴出してしま
い、このことは、被覆された材料ウェブにおいて、きれ
いでない縁部もしくはきれいでない縁線を招き、ひいて
は製造された製品の品質を損なってしまう。
【0005】さらに米国特許第5436030号明細書
に基づき、特に紙または厚紙のような走行中の材料ウェ
ブに、液状またはペースト状の塗工媒体を直接的または
間接的に塗被するための塗被機構が公知である。この公
知の塗被機構は、自由噴流ノズル(Freistrah
lduese)として形成された調量ギャップを備えた
調量装置を有している。この調量ギャップは進入側のリ
ップと、進出側のリップとの間に形成されており、この
場合、1実施例では進入側のリップまたは進出側のリッ
プの自由端部に、液状またはペースト状の塗工媒体のた
めの、前記調量ギャップに続く凹面状に湾曲させられた
変向面が配置されている。調量ギャップを形成する両リ
ップのうち、調量ギャップの、塗工媒体の間接的な塗被
の場合には塗被ローラが、また塗工媒体の直接的な塗被
の場合には材料ウェブがそれぞれ塗被機構に向かって進
入して来る側に位置しているリップは、進入側のリップ
と呼ばれる。相応して第2のリップ、つまり調量ギャッ
プの、塗被ローラもしくは材料ウェブが塗被機構から進
出して行く側に位置しているリップは、進出側のリップ
と呼ばれる。液状またはペースト状の塗工媒体のため
に、調量ギャップに続く凹面状に湾曲させられた変向面
が使用される場合には、特定の塗工条件もしくはその都
度使用される液状またはペースト状の塗工媒体に関連し
て、いわゆる「インキ帆」、つまり調量ギャップの出口
の側縁に形成される塗工媒体のノーズから引き出される
薄い膜が、凹面状の変向面に形成される恐れがあること
が判った。このような「インキ帆」は、場合によっては
きれいでない塗工縁を招いてしまう。
【0006】上記米国特許第5436030号明細書に
開示された塗被機構と比較可能な塗被機構は、商品名
「ジェット・フロー・F(Jet Flow F)」
(Voith Sulzer Papiermasch
inen GmbH社)の名称で販売されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べたような塗被機構、つまり前記「ジェット・フロ
ー・F」のような塗被機構を改良して、種々様々な塗工
条件のもとでもきれいな塗工縁を備えた品質的に高価な
塗被が得られるような塗被機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の構成では、 ―少なくとも1つの調量装置が設けられており、該調量
装置が、自由噴流ノズルとして形成された調量ギャップ
を備えており、該調量ギャップが、2つのリップの間に
形成されており、両リップのうち、塗工媒体の流れ方向
で見て一方のリップが他方のリップよりも長尺に形成さ
れていて、塗工媒体のためのガイド面を形成しており、 ―塗工縁制限装置が設けられており、該塗工縁制限装置
が、少なくとも2つの塗工縁制限エレメントを備えてお
り、該塗工縁制限エレメントが、前記両リップの間に配
置されていて、前記調量ギャップをその側縁部でほぼ密
に閉鎖しており、前記塗工縁制限エレメントの横断面で
見て前記塗工縁制限エレメントの、前記調量ギャップの
出口に対応する端部に壁区分が続いており、該壁区分
が、前記両リップのうちの長い方のリップに設けられた
ガイド面に沿ってほぼ該リップの自由端部にまで延びて
いるようにした。
【0009】さらに上記課題を解決するために本発明の
第2の構成では、 ―少なくとも1つの調量装置が設けられており、該調量
装置が、自由噴流ノズルとして形成された調量ギャップ
を備えており、該調量ギャップが、2つのリップの間に
形成されており、 ―塗工縁制限装置が設けられており、該塗工縁制限装置
が、少なくとも2つの塗工縁制限エレメントを備えてお
り、該塗工縁制限エレメントが、前記両リップの間に配
置されていて、前記調量ギャップをその側縁部でほぼ密
に閉鎖しており、前記塗工縁制限エレメントの横断面で
見て前記塗工縁制限エレメントの、前記調量ギャップの
出口に対応する端部に壁区分が続いており、該壁区分
が、前記両リップの自由端部を越えて延びているように
した。
【0010】
【発明の効果】本発明の第1の構成では、有利には調量
ギャップの横断面形状に適合された各横断面形状を有す
る塗工縁制限エレメントが、前記壁区分で調量ギャップ
を貫いて突出しており、それに対して塗工縁制限エレメ
ントの残りの区分は、調量ギャップ出口の下方に位置す
る縁範囲で両リップの間で調量ギャップ内に延びてい
る。塗工縁制限エレメントの壁区分の正確な形状は、長
い方のリップに設けられたガイド面の形状に適合されて
いるので、塗工縁制限エレメントの前記壁区分は、この
ガイド面に隙間なく整合して面接触している。塗工縁制
限エレメントの壁区分の上縁部は両リップのうちの長い
方のリップに設けられたガイド面の自由上縁部で終わっ
ているか、またはこの自由上縁部よりも少しだけ下方で
終わっていると有利である。本発明による塗被機構で
は、互いの間に調量ギャップを形成する両リップが、調
量ギャップのギャップ幅を調節する目的で互いに相対的
に運動可能であってよい。さらに、両リップのうちの長
い方のリップに設けられたガイド面は、このガイド面に
沿って流れる塗工媒体の衝突角度を調節する目的で、た
とえば調量ギャップの出口の範囲に設けられた旋回軸線
等により調節可能に形成されていてよい。
【0011】本発明による塗被機構は、公知先行技術に
おいて生じる欠点を回避して、種々異なる塗工条件にお
いても、また種々異なる塗工媒体タイプの使用時におい
ても、きれいな縁と、材料ウェブもしくは塗被ローラの
塗工区分と非塗工区分との間の鮮明な分離とを生ぜしめ
る品質的に高価な塗被を可能にするので有利である。調
量ギャップの出口から有利には長い方のリップのガイド
面の上側の自由端部にまで直接に延びる壁区分を備え
た、本発明により形成された塗工縁制限エレメントに基
づき、調量ギャップから流出する液状またはペースト状
の塗工媒体には調量ギャップの側縁において、塗工縁制
限エレメントの、調量ギャップに向けられた内側の側面
によって形成された付加的な側方のガイド面が提供され
る。塗工媒体はこのガイド面に沿って流れて、その後に
ガイド面の上側の自由端部において、被覆したい面のす
ぐ手前で調量装置から流出する。したがって、調量ギャ
ップから流出する塗工媒体の側方流出または側方噴出は
簡単かつ有効に回避される。
【0012】本発明の有利な構成では、塗工縁制限エレ
メントの壁区分の上端部が、塗工媒体の流れ方向で見
て、長い方のリップの自由端部を越えて延びている。し
たがって、塗工媒体には両リップのうちの長い方のリッ
プのガイド面からの流出後でも側方のガイド面が提供さ
れる。このガイド面により、鮮明でかつきれいな塗工縁
の形成が可能となる。
【0013】長い方のリップに設けられたガイド面は、
ほぼ真っ直ぐにまたは凹面状または凸面状に成形されて
いると有利である。原則的には、適当な組合せ形状も考
えられる。
【0014】本発明のさらに別の有利な構成では、塗工
縁制限エレメントの前記壁区分が、前記ガイド面の範囲
でほぼ一定の壁厚さを有している。したがって、前記壁
区分は長い方のリップのガイド面の各形状に特に良好に
適合することができる。塗工縁制限エレメントの壁区分
の壁厚さが調量ギャップ幅に相当していると、このよう
な寸法設定に基づき、塗工縁制限エレメントを下方に向
かって調量ギャップを通じて容易に引き出して取り外す
か、もしくは交換することができる。しかし当然なが
ら、本発明はこのような構成に限定されるものではな
い。
【0015】本発明のさらに別の有利な構成では、少な
くとも1つの塗工縁制限エレメントが、前記調量ギャッ
プの中央区分に向けられた、ほぼ平らな内側の側面を有
しており、この側面は上で説明したように、液状または
ペースト状の塗工媒体のための側方のガイド面として働
く。このような塗工縁制限エレメントは特に簡単に製造
することができ、たいていの使用事例において前で述べ
た利点をもらたす。
【0016】しかし特定の使用事例に対しては、塗工縁
制限エレメントが、前記調量ギャップの中央区分に向け
られた、樋状の内側の側面を有していることが有利であ
ることが判った。こうして、内側の側面のガイド作用を
一層向上させることができる。このことは、比較的問題
のある塗工媒体においても良好な結果をもたらす。
【0017】本発明の極めて単純な構成では、互いに向
かい合って位置する前記塗工縁制限エレメントが有利に
は、その前記調量ギャップの中央区分に向けられた内側
の側面がほぼ互いに平行に延びるように互いに位置調整
されている。これに対して本発明の別の有利な構成で
は、塗工縁制限エレメントの、前記調量ギャップの中央
区分に向けられた内側の側面が、塗工縁制限エレメント
の正面図で見てアーチ状に延びる縁部を有していて、互
いに向かい合って位置する塗工縁制限エレメントの両内
側の側面が、互いに収束する方向で配置されている。し
たがって、塗工縁制限エレメントの内側の側面に沿って
流れる液状またはペースト状の塗工媒体は、付加的に、
内方に向けられた、つまり前記ガイド面の中央区分の方
向に向けられた脈動を受ける。この脈動は塗工媒体の不
都合な側方流出または側方噴出を付加的に阻止する。当
然ながら、アーチ状に延びる縁部の代わりに、直線的
に、ただし斜めに延びる縁部も可能である。このような
縁部は同じく、前で述べたような互いに収束する配置構
成をもたらす。
【0018】本発明のさらに別の有利な構成では、少な
くとも1つの塗工縁制限エレメントが、規定された多数
の通過ギャップを備えた成形条片を収容するための切欠
きを備えている(ドイツ連邦共和国特許出願第1953
2920.1―26号明細書に基づき公知である)。こ
のような切欠きは液状またはペースト状の塗工媒体の流
れ方向で見て調量ギャップの出口の手前で塗工縁制限エ
レメントに設けられていると有利である。したがって、
このような塗工縁制限エレメントは前記成形条片と相ま
って使用することもできる。
【0019】塗工縁制限エレメントは、一般に金属、た
とえば青銅から製造されている汎用の塗工縁制限エレメ
ントとは異なり、プラスチック材料から製造されている
と有利である。
【0020】本発明のさらに別の有利な構成では、塗工
縁制限エレメントが、前記調量ギャップの長手方向延在
長さに対してほぼ平行に、つまり材料ウェブの走行方向
に対して直交する方向に運動可能に配置されている。こ
のことは、その都度必要となる塗工サイズの簡単な調節
を可能にする。この場合、この調節は無段式またはステ
ップバイステップ式に行うことができる。塗工縁制限エ
レメントは選択されたサイズ位置に位置固定可能である
と有利である。
【0021】本発明のさらに別の有利な構成では、塗工
縁制限エレメントが、前記調量ギャップの長手方向延在
長さに対してほぼ平行にステップバイステップ式にかつ
/または振動式に運動可能に配置されている。塗被機構
はこれに関連して、塗工縁制限エレメントに結合された
少なくとも1つの駆動装置を有していると有利である。
この駆動装置は塗工縁制限エレメントをステップバイス
テップ式にかつ/または振動式に駆動し、かつ/または
必要に応じて所望の塗工幅を調節するために塗工縁制限
エレメントを運動させる。この運動は原則的にはマニュ
アル式に行うことができる。さらに、塗被機構は前記駆
動装置に対応する少なくとも1つの制御装置を有してい
てもよい。このように塗工縁制限エレメントを運動可能
に配置することに基づき、塗工された縁部と、塗工され
ていない縁部との間の移行個所において、一般にこのよ
うな塗被機構において塗被膜の掻取りのために使用され
るようなドクタエレメントの局所的な摩耗の著しい低減
および均一化が簡単かつ有効に可能となり、ひいてはド
クタエレメントの可使時間の増大が可能となる。このこ
とは公知先行技術に比べて、ドクタエレメントの所要の
交換時まで一層長い保守インターバルを可能にする。こ
れにより、やはり塗被機構の長い休止時間も回避され、
全運転コストの減少が得られる。本発明による塗被機構
ではドクタエレメントにおいて著しい局所的な摩耗個所
が生じないので、このドクタエレメントは、ドクタエレ
メントの交換が必要となることなしに、または製造され
た製品の品質低下が生じることなしに、最初に設定され
た調節に対して変えられたサイズ調節を実施するため
に、つまり塗工幅調節を実施するために使用可能とな
る。また、塗工された縁と、塗工されていない縁との間
の移行個所が塗被ローラまたは対向ローラに位置してい
るのではなく、材料ウェブ自体に位置している場合で
は、材料ウェブの、塗工された区分と、塗工されていな
い区分との間の急激な厚さ差を有効に回避することがで
きる。本発明による塗被機構はそれどころか、材料ウェ
ブの塗工された区分と、塗工されていない区分との間の
スムーズな移行または「境界の目立たない」移行を提供
する。このことは材料ウェブの巻取り、繰出しまたは巻
返しならびに完成製品の取扱いをも著しく容易にする。
【0022】本発明の第2の構成では、両リップが互い
にほぼ同じ高さで終わっている。この場合、少なくとも
一方の塗工縁制限エレメントは両リップの自由端部を越
えて延びており、これにより一層改善されたシール作用
が得られる。本発明の第2の構成に所属する有利な構成
に関しては詳しい説明を省略する。なぜならば、第2の
構成の有利な構成は本発明の第1の構成の有利な構成に
ほぼ一致しているからである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。なお、実施例の説明および図
面中では反復を避けるために、区別する必要のない限り
同じ構成部分および構成要素は同じ符号を備えている。
【0024】図1には、特に紙または厚紙から成る走行
中の材料ウェブ4に液状またはペースト状の塗工媒体2
を直接的または間接的に塗被するための本発明による塗
被機構の有利な実施例が、塗被装置もしくは調量装置の
範囲で横断面図で示されている。この塗被機構は対向ロ
ーラ6を有しており、この対向ローラ6に沿って、液状
またはペースト状の塗工媒体2を施与したい材料ウェブ
4が走行する。この材料ウェブ4は塗被過程の間、前記
対向ローラ6によって支持される。材料ウェブ4の走行
方向は、対向ローラ6の矢印で図示した回転方向によっ
て規定されている。機械幅全体および走行中の材料ウェ
ブ4全体にわたってほぼ直交する方向に延びる上記調量
装置は、対向ローラ6に向かい合って位置している。こ
の調量装置には材料ウェブ4の走行方向で見て、機械幅
全体にわたって延びるドクタエレメント、たとえばドク
タナイフ等が後置されている。このドクタエレメント
は、塗被された過剰塗工媒体2を適当な横断面にまで掻
き取る。たとえば製品ウェブに残しておきたい程度の量
の塗工媒体しか塗被されない場合には、このドクタエレ
メントを不要にすることもできるので、ドクタエレメン
トは図面には示していない。調量装置は、自由噴流ノズ
ル(Freistrahlduese)として形成され
た調量ギャップ8を有しており、この調量ギャップ8は
2つのリップ10,12の間、つまり進入側のリップ1
0と進出側のリップ12との間に形成されている。この
場合、調量ギャップ8内の塗工媒体2の流れ方向で見て
進入側のリップ10は進出側のリップ12よりも長尺に
形成されている。進入側のリップ10は調量ギャップ8
の出口に続く範囲に、液状またはペースト状の塗工媒体
2のためのガイド面14を形成している。このガイド面
14はこの実施例では凹面状に成形されている。進入側
のリップ10と、進出側のリップ12は、調量ギャップ
8のギャップ幅を調節するために互いに相対的に運動可
能であってよい。さらに、凹面状のガイド面14は、こ
のガイド面14に沿って流れる塗工媒体2の衝突角度を
調節するために、進入側のリップ10と共に移動調節可
能に形成されている。このことは、調量ギャップ出口の
下方の範囲で進入側のリップ10に設けられた、旋回軸
線を形成する局所的な肉薄個所10.2によって実現さ
れている。進入側のリップ10を調節するための作動部
材は、図面を見易くするために図示していない。
【0025】上記塗被機構はさらに、調量装置に対応す
る塗工縁制限装置を有しており、この塗工縁制限装置
は、プラスチックから製造された2つの塗工縁制限エレ
メントを備えている。以下において、この塗工縁制限エ
レメントをサイズスライダ16と呼ぶ。このサイズスラ
イダ16は進入側のリップ10と進出側のリップ12と
の間に配置されている。サイズスライダ16は調量ギャ
ップ8の両側縁部を密に閉鎖し、したがって走行中の材
料ウェブ4における特定の塗工幅を規定している。図1
から判るように、サイズスライダ16は調量ギャップ8
の横断面形状に適合された横断面形状を有している。こ
の実施例の場合には、サイズスライダ16が円錐状の横
断面基本形状を有しており、この円錐状の横断面基本形
状は上方に向かって、つまり調量ギャップ8の出口に向
かって、ほぼ滑らかに先細りになっている。もちろん原
理的には、サイズスライダ16が別の適当な横断面形
状、たとえば単純な方形の横断面形状を有していてもよ
い。
【0026】図1からさらに判るように、サイズスライ
ダ16の、調量ギャップ8の出口に対応する区分には、
凹面状に湾曲させられた壁区分18が続いている。この
壁区分18は進入側のリップ10に設けられた凹面状の
ガイド面14に沿って、このリップ10の上側の自由端
部にまで延びている。すなわち、各サイズスライダ16
の凹面状に湾曲させられた壁区分18は調量ギャップ8
を貫いて突出しており、それに対してサイズスライダ1
6の残りの区分は、調量ギャップ出口の下方に位置する
縁範囲で、進入側のリップ10と進出側のリップ12と
の間で調量ギャップ8内に延びている。サイズスライダ
16の凹面状に湾曲させられた壁区分18の形状は、凹
面状のガイド面14の形状に合わせて形成されているの
で、この壁区分18は凹面状のガイド面14に、隙間な
く整合して面接触している。凹面状に湾曲させられた壁
区分18の上縁部は、この実施例では既に述べたよう
に、進入側のリップ10の凹面状のガイド面14の自由
上縁部で終わっている。しかし、壁区分18がガイド面
14の上縁部の直ぐ下にまでしか延びていないか、また
は図2に示したようにガイド面14の上縁部を越えて突
出していてもよい。図2に示した実施例では、両リップ
10,12が互いにほぼ同じ高さで終わっている。図1
に示した実施例では、サイズスライダ16の凹面状に湾
曲させられた壁区分18が、凹面状のガイド面14の範
囲で一定の肉厚さを有しており、この肉厚さは調量ギャ
ップ8のギャップ幅にほぼ相当している。ただし、本発
明は前記壁区分18のこのような寸法設定に限定される
ものではない。
【0027】図3には、図1に示した塗被機構をサイズ
スライダ16の範囲で示す、図1の矢印Xの方向で見た
正面図が示されている。図面に示したように、調量ギャ
ップ8を長手方向で挟み込んでいる、互いに向かい合っ
て位置する両サイズスライダ16は、調量ギャップ8の
中央区分に向けられた、サイズスライダ16の内側の側
面20が互いにほぼ平行に延びるように互いに位置決め
されている。調量ギャップ8の中央区分は図面では鉛直
方向の対称線により表されている。内側の側面20は調
量ギャップ8から流出する液状またはペースト状の塗工
媒体2を調量ギャップ側縁の範囲で案内するための側方
のガイド面として働く。塗工媒体2はこのガイド面に沿
って流れて、その後に凹面状のガイド面14の上側の自
由端部で、被覆したい材料ウェブ4の直ぐ手前で調量装
置から流出する。したがって、調量ギャップ8から流出
する塗工媒体2の側方流出または側方噴出は有効に回避
される。
【0028】サイズスライダ16はこの実施例では、調
量ギャップ8の側方の縁範囲内で可動に位置決めされて
いる。各サイズスライダ16の可動の配置はこの場合、
このサイズスライダ16が調量ギャップ8の長手方向に
対して平行な方向で塗工幅を調節するために、つまり走
行中の材料ウェブ4に対して直交する方向で塗工幅を調
節するために単純に移動可能となると同時に塗工縁マニ
ピュレーションの目的でステップバイステップ式にかつ
/または振動式に運動可能となるように行われている。
サイズスライダ16のこのような可動性は図3において
二重矢印により示されており、サイズスライダ16の単
純な移動性は、互いに逆の方向に向けられた2つの別個
の矢印によって示されている。
【0029】各サイズスライダ16は適当な結合手段を
介して駆動装置に連結されていて、この駆動装置によっ
て前に説明した形式で運動可能となる。この駆動装置
は、制御装置の制御回路に結合されている。この制御装
置によってオペレータは与えられた材料ウェブ幅もしく
は与えられた対向ローラ幅に合った平均的な塗工幅を調
節し、かつ必要に応じてサイズスライダ16の振動運動
の正確な形状を規定することもできる。前記駆動装置、
前記制御回路および前記制御装置は図面には示されてい
ない。
【0030】図4には、図3のI―I線に沿ったサイズ
スライダ16の縦断面図が示されている。図4に示した
ように、サイズスライダ16の、調量ウェブ8の中央区
分に向けられた内側の側面20は、図1および図3に示
した実施例では単純で平らでかつ平滑な面として形成さ
れている。
【0031】図5には、図4と同様の縦断面図で、本発
明による塗被機構のサイズスライダ16の第2実施例が
示されている。この第2実施例では、サイズスライダ1
6の内側の側面20が樋状の凹部22を有しており、こ
の凹部22は内側の側面20のガイド作用を高める。
【0032】図6には、図3とほぼ同様の正面図で、サ
イズスライダ16の第3実施例が示されている。しかし
図面を見易くする目的で進入側のリップおよび進出側の
リップは完全に省略されている。図6から判るように、
サイズスライダ16の、調量ギャップ8の中央区分に向
けられた内側の側面20は、アーチ状に延びる縁部24
を有しているので、互いに向かい合って位置する2つの
サイズスライダ16の内側の側面20は互いに収束する
配置を有している。したがって、サイズスライダ16の
内側の側面20に沿って流れる液状またはペースト状の
塗工媒体2は付加的に、内方に向けられた、つまり凹面
状のガイド面14の中央区分の方向に向けられた脈動を
受け、この脈動は塗工媒体2の不都合な側方流出または
側方噴出を付加的に阻止する。凹面状のガイド面14の
中央区分は図面では鉛直な対称線により示されている。
当然ながらアーチ状に延びる縁部24の代わりに、直線
的に、ただし斜めに延びる縁部も可能であり、このよう
な縁部もやはり上で述べたような互いに収束する配置構
成をもたらす。
【0033】図7には第4実施例によるサイズスライダ
の斜視図が示されている。この場合、凹面状に湾曲させ
られた壁区分18はその横断面形状に関して凹面状のガ
イド面14の範囲で拡幅されて段部26を形成してい
る。この段部26は進出側のリップ12の上面に載置さ
れている。この段部26は、たとえばサイズスライダ1
6の運動時にガイドエレメントとして働くことができ
る。
【0034】図8には、図1と同様の横断面図で、本発
明による塗被機構の第5実施例が示されている。この第
5実施例はその基本構造の点では図1および図2に示し
た実施例にほぼ相当しているが、しかし第5実施例の構
成では、長い方の進入側のリップ10が真っ直ぐなガイ
ド面14を有しており、このガイド面14の横断面形状
に対応して形成されたサイズスライダ16は、調量ギャ
ップ内での塗工媒体2の流れ方向で見て調量ギャップ8
の出口の手前の範囲もしくは調量ギャップ8の出口の下
方の範囲に、それぞれ切欠き30を備えている。この切
欠き30は規定された多数の通過ギャップ28.2を備
えた成形条片28を収容するために働く。この切欠き3
0と成形条片28とは、図8を調量ギャップ8および成
形条片28の範囲で断面して示す図9において特に明瞭
に図示されている。
【0035】本発明は、本発明の基本思想を一般的に説
明するために挙げたに過ぎない上記実施例に限定される
ものではない。それどころか本発明による塗被機構は、
上記実施例とは異なる別の実施例をとることもできる。
その場合、塗被機構は本発明の個々の有利な構成から成
る組合せを成す特別な特徴を有することができる。また
当然ながら上記実施例とは異なり、進入側のリップの代
わりに進出側のリップをより長尺に形成することもでき
る。塗工縁制限エレメントのためには上記実施例におい
て使用されたプラスチック材料の代わりに、一般に別の
適当な材料、たとえば青銅、鋼等を使用することもでき
る。さらに、塗工縁制限エレメントだけが、移動運動時
またはステップパイステップ式の運動時および/または
振動式の運動時に塗工縁制限エレメントをガイドするた
めのガイドエレメントを有しているのではなく、進入側
のリップおよび/または進出側のリップも、このような
ガイドエレメントを有していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による塗被機構を調量装置
の範囲で示す横断面図である。
【図2】本発明の第2実施例による塗被機構を調量装置
の範囲で断面して示す斜視図である。
【図3】図1に示した塗被機構を図1の矢印Xの方向で
見た正面図である。
【図4】図3のI―I線に沿った塗工縁制限エレメント
の縦断面図である。
【図5】塗工縁制限エレメントの第2実施例を示す縦断
面図である。
【図6】塗工縁制限エレメントの第3実施例を示す正面
図である。
【図7】塗工縁制限エレメントの第4実施例を示す斜視
図である。
【図8】塗工縁制限エレメントの第5実施例を示す横断
面図である。
【図9】図8の調量ギャップの範囲の断面図である。
【符号の説明】
2 塗工媒体、 4 材料ウェブ、 6 対向ローラ、
8 調量ギャップ、10 進入側のリップ、 10.
2 肉薄個所、 12 進出側のリップ、14 ガイド
面、 16 塗工縁制限エレメントもしくはサイズスラ
イダ、 18 壁区分、 20 内側の側面、 22
凹部、 24 アーチ状に延びる縁部、 26 段部、
28 成形条片、 28.2 通過ギャップ、 30
切欠き

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙または厚紙のような走行中の材料ウェ
    ブ(4)に液状またはペースト状の塗工媒体(2)を直
    接的または間接的に塗被するための塗被機構において、 ―少なくとも1つの調量装置が設けられており、該調量
    装置が、自由噴流ノズルとして形成された調量ギャップ
    (8)を備えており、該調量ギャップ(8)が、2つの
    リップ(10,12)の間に形成されており、両リップ
    (10,12)のうち、塗工媒体(2)の流れ方向で見
    て一方のリップ(10)が他方のリップ(12)よりも
    長尺に形成されていて、塗工媒体(2)のためのガイド
    面(14)を形成しており、 ―塗工縁制限装置が設けられており、該塗工縁制限装置
    が、少なくとも2つの塗工縁制限エレメント(16)を
    備えており、該塗工縁制限エレメント(16)が、前記
    両リップ(10,12)の間に配置されていて、前記調
    量ギャップ(8)をその側縁部でほぼ密に閉鎖してお
    り、前記塗工縁制限エレメント(16)の横断面で見て
    前記塗工縁制限エレメント(16)の、前記調量ギャッ
    プ(8)の出口に対応する端部に壁区分(18)が続い
    ており、該壁区分(18)が、前記両リップ(10,1
    2)のうちの長い方のリップ(10)に設けられたガイ
    ド面(14)に沿ってほぼ該リップ(10)の自由端部
    にまで延びていることを特徴とする、走行中の材料ウェ
    ブに液状またはペースト状の塗工媒体を直接的または間
    接的に塗被するための塗被機構。
  2. 【請求項2】 紙または厚紙のような走行中の材料ウェ
    ブ(4)に液状またはペースト状の塗工媒体(2)を直
    接的または間接的に塗被するための塗被機構において、 ―少なくとも1つの調量装置が設けられており、該調量
    装置が、自由噴流ノズルとして形成された調量ギャップ
    (8)を備えており、該調量ギャップ(8)が、2つの
    リップ(10,12)の間に形成されており、 ―塗工縁制限装置が設けられており、該塗工縁制限装置
    が、少なくとも2つの塗工縁制限エレメント(16)を
    備えており、該塗工縁制限エレメント(16)が、前記
    両リップ(10,12)の間に配置されていて、前記調
    量ギャップ(8)をその側縁部でほぼ密に閉鎖してお
    り、前記塗工縁制限エレメント(16)の横断面で見て
    前記塗工縁制限エレメント(16)の、前記調量ギャッ
    プ(8)の出口に対応する端部に壁区分(18)が続い
    ており、該壁区分(18)が、前記両リップ(10,1
    2)の自由端部を越えて延びていることを特徴とする、
    走行中の材料ウェブに液状またはペースト状の塗工媒体
    を直接的または間接的に塗被するための塗被機構。
  3. 【請求項3】 前記壁区分(18)の上端部が、塗工媒
    体(2)の流れ方向で見て、長い方のリップ(10)の
    自由端部を越えて延びている、請求項1記載の塗被機
    構。
  4. 【請求項4】 前記ガイド面(14)が、ほぼ真っ直ぐ
    にまたは凹面状または凸面状に成形されている、請求項
    1記載の塗被機構。
  5. 【請求項5】 前記塗工縁制限エレメント(16)の前
    記壁区分(18)が、前記ガイド面(14)の範囲でほ
    ぼ一定の壁厚さを有している、請求項1、3または4記
    載の塗被機構。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの塗工縁制限エレメント
    (16)が、前記調量ギャップ(8)の中央区分に向け
    られた、ほぼ平らな内側の側面(20)を有している、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の塗被機構。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの塗工縁制限エレメント
    (16)が、前記調量ギャップ(8)の中央区分に向け
    られた、樋状の内側の側面(20)を有している、請求
    項1から6までのいずれか1項記載の塗被機構。
  8. 【請求項8】 互いに向かい合って位置する前記塗工縁
    制限エレメント(16)の、前記調量ギャップ(8)の
    中央区分に向けられた内側の側面(20)が、ほぼ互い
    に平行に延びている、請求項1から7までのいずれか1
    項記載の塗被機構。
  9. 【請求項9】 前記塗工縁制限エレメント(16)の、
    前記調量ギャップ(8)の中央区分に向けられた内側の
    側面(20)が、前記塗工縁制限エレメント(16)の
    正面図で見てアーチ状に延びる縁部(24)を有してい
    て、互いに向かい合って位置する前記塗工縁制限エレメ
    ント(16)の両内側の側面(20)が、互いに収束す
    る方向で配置されている、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の塗被機構。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの塗工縁制限エレメン
    ト(16)が、規定された多数の通過ギャップ(28.
    2)を備えた成形条片(28)を収容するための切欠き
    (30)を備えている、請求項1から9までのいずれか
    1項記載の塗被機構。
  11. 【請求項11】 前記塗工縁制限エレメント(16)
    が、プラスチック材料から製造されている、請求項1か
    ら10までのいずれか1項記載の塗被機構。
  12. 【請求項12】 前記塗工縁制限エレメント(16)
    が、前記調量ギャップ(8)の長手方向延在長さに対し
    てほぼ平行に運動可能に配置されている、請求項1から
    11までのいずれか1項記載の塗被機構。
  13. 【請求項13】 前記塗工縁制限エレメント(16)
    が、前記調量ギャップ(8)の長手方向延在長さに対し
    てほぼ平行にステップバイステップ式にかつ/またはス
    テップバイステップ式にかつ/または振動式に運動可能
    に配置されている、請求項11記載の塗被機構。
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