JPH1066817A - 粉塵検知センサ付空気清浄機 - Google Patents

粉塵検知センサ付空気清浄機

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JPH1066817A
JPH1066817A JP8235485A JP23548596A JPH1066817A JP H1066817 A JPH1066817 A JP H1066817A JP 8235485 A JP8235485 A JP 8235485A JP 23548596 A JP23548596 A JP 23548596A JP H1066817 A JPH1066817 A JP H1066817A
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Katsumi Iguchi
勝己 井口
Yasuhiko Kochiyama
泰彦 河内山
Shunichi Nunokawa
俊一 布川
Tadamitsu Imai
忠光 今井
Kazuya Okada
一也 岡田
Masatoshi Horimoto
昌敏 堀本
Seiji Watanabe
聖二 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】維持費を節約でき且つ静かな粉塵検知センサ付
空気清浄機を提供すること。 【解決手段】送風ファン7を停止しているときに、P板
収容室15内の発熱により生ずる上昇気流によって、開
口23を通して粉塵検知センサ12側からP板収容室1
5への空気導入を誘因する。粉塵検知センサ12を通過
した室内空気を、P板収容室15を通過する第2経路R
2を介して排気口14から機外へ放出し、これにより、
室内空気を粉塵検知センサ12に循環する。 【効果】自動運転時で空気が汚れていないときに送風フ
ァンを完全に停止していても、室内の塵埃を正確に検知
できる。ランニングコストを低減でき且つ騒音を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空気中の塵埃等を除去する空
気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、空気清浄機では、空気の汚れに応じて送風ファンの
運転/停止や送風ファンの風量タップを切り換えること
により、集塵能力を調整するようにした自動運転が可能
となっている。空気の汚れの検出には、粉塵と関係する
ガスの濃度を検出するガス式センサや、仕切り等を設け
て外部の光を極力遮断するようにしたケース内で流通す
る空気に光を当てて空気中の粉塵濃度により変わる散乱
光の照度を検出するものに代表される光学式センサから
なる粉塵検知センサが用いられている。
【0003】後者の粉塵検知センサを用いる場合には、
室内空気を粉塵検知センサを通して送風ファンへ流す通
気路を確保し、送風ファンを利用して粉塵検知センサに
強制的に通風するようにしている(例えば特開平5−2
3520号公報参照)。このようにすると、集塵運転の
ために送風ファンの運転が必要である状況では問題ない
が、自動運転中において空気が汚れておらず送風ファン
を停止しても構わない状況であっても、粉塵検知センサ
に空気を供給するためだけに、ファンを低風量で運転し
続けなければならないことになる。
【0004】このため、不要なランニングコスト(電気
代)が発生し、また、常時運転している送風ファンによ
る運転騒音も問題となっていた。そこで、本発明の課題
は、維持費を節約でき且つ静かな粉塵検知センサ付空気
清浄機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、 1) 請求項1記載の発明は、送風ファンによって集塵
部に室内空気を循環させる空気清浄機において、空気清
浄機本体内に区画され少なくともP板を収容したP板収
容室と、塵埃を検出する粉塵検知センサと、一端の給気
口から室内空気を導入し上記粉塵検知センサに室内空気
を通過させて他端の排気口から機外へ排出する通気路と
を備え、上記通気路には、P板収容室内の温度上昇によ
る上昇気流を用いて室内空気が流されることを特徴とす
るものである。
【0006】上記構成では、P板収容室内の温度上昇に
よる上昇気流を用いて室内空気を通気路に流すので、送
風ファンを用いずとも、室内空気を粉塵検知センサに循
環させることができる結果、室内の塵埃を正確に検知で
きる。なお、粉塵検知センサは、通気路において、P板
収容室よりも上流側に配置されても良いし、下流側に配
置されても良い。 2) 請求項2記載の発明は、請求項1において、上記
通気路は、粉塵検知センサの上流又は下流で、送風ファ
ンを通過する第1経路と、P板収容室を通過する第2経
路とに分岐していることを特徴とするものである。
【0007】上記構成では、この場合、送風ファンの運
転中は、粉塵検知センサおよび送風ファンを通過する第
1経路を介して、室内空気を粉塵検知センサに循環させ
ることができる。一方、送風ファンの停止中では、粉塵
検知センサおよびP板収容室を通過する第2経路を介し
て、粉塵検知センサに室内空気を循環させることができ
る。 3) 請求項3記載の発明は、請求項1又は2におい
て、上記P板収容室は、P板収容室内の熱気を放出する
第1開口と、この第1開口よりも下位に位置し、上記通
気路に沿って室内空気をP板収容室内に導入する第2開
口とを有することを特徴とするものである。
【0008】上記構成では、P板収容室内では、P板の
要素部品の発熱により温度上昇し、P板収容室内の空気
を第1開口から放出させる上昇気流が発生するが、これ
に誘引されて、第1開口よりも下位にある第2開口から
空気が導入される。すなわち、P板収容室では、下から
導入した空気を上昇気流を用いて上から排出するので、
通気路に、粉塵検知センサを流れる通気流をスムーズに
発生できる。したがって、送風ファンを用いずとも、十
分な量の室内空気を粉塵検知センサに循環させることが
でき、室内の塵埃を正確に検知できる。 4) 請求項4記載の発明は、請求項3において、上記
第2開口は、P板収容室内で主に発熱する部分よりも下
方に位置していることを特徴とするものである。
【0009】この場合、上記主に発熱する部分を冷却す
る効果が大きくなり、また、P板収容室内の上昇気流に
伴って室内空気が粉塵検知センサを通過する風量を多く
することができる。ここで、P板収容室内で主に発熱す
る部分としては、例えばP板に実装されたレギュレータ
がある。このレギュレータは、交流を直流に変換すると
共に電圧を降下させる(例えば16Vから12Vへ)も
のである。また、通常、レギュレータは、放熱板に沿わ
せるように配置され、冷却効果が高められている。 5) 請求項5記載の発明は、請求項3又は4におい
て、上記第1開口は、P板収容室内の熱気を、粉塵検知
センサ側へ流すための開口であることを特徴とするもの
である。
【0010】上記構成では、P板収容室内の熱気を粉塵
検知センサ側へ流すので、粉塵検知センサに水滴等の水
分が付着し難い結果、粉塵検知センサが誤作動を起こし
難い。 6) 請求項6記載の発明は、請求項5において、上記
粉塵検知センサを収容したセンサ収容室は、空気清浄機
本体の上面に、上記排気口を構成する開口を有し、ま
た、この開口を通して粉塵検知センサに水分が到達する
のを回避する防水構造を有していることを特徴とするも
のである。
【0011】この場合、室内空気は、P板収容室および
センサ収容室を順次に通過して、空気清浄機本体の上面
の排気口から放出される。一方、上記排気口が空気清浄
機本体の上面に設けられているので、この排気口を通し
てセンサ収容室内の粉塵検知センサに水分が到達するお
それがあるが、これを防水構造によって回避できる。 7) 請求項7記載の発明は、請求項6において、上記
防水構造は、粉塵検知センサの配置位置をセンサ収容室
において排気口の直下位置からずらした構造を含むこと
を特徴とするものである。
【0012】この場合、万一、排気口を通してセンサ収
容室内に水滴等が落下したとしても、その直下に、粉塵
検知センサがないので、粉塵検知センサ上に水滴が落下
することがない。 8) 請求項8記載の発明は、請求項7又は8におい
て、上記防水構造は、センサ収容室の底部に形成され、
排気口から浸入した水分をせき止めて、水分が粉塵検知
センサ側へ到達するのを阻止するせきを含むことを特徴
とするものである。
【0013】この場合、万一、排気口を通してセンサ収
容室内に水滴等が浸入したとしても、これをせきによっ
てせき止めるので、粉塵検知センサに水分が到達しな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係る空気清浄機1の分解斜視図であり、同図を参
照して、本空気清浄機1では、空気清浄機本体2の最前
面に、吸込グリル3を配置しており、この吸込グリル3
を通して空気清浄機本体2内へ空気を吸い込むようにし
ている。
【0015】空気清浄機本体2の前面2aには、凹部2
bが形成されており、この凹部2b内に、比較的大きな
ごみや塵を除去するためのプレフィルタ4と、汚れの粒
子を帯電させるために放電を行うイオン化部5と、集塵
部としてのロールフィルタ6aが収容されたフィルタケ
ース6とが収容されるようになっている。上記凹部2b
の略中央部には、開口が形成されており、この開口か
ら、ベースパネル13側に取り付けられ且つ室内空気を
ロールフィルタ6aに循環させる送風ファン7が露出し
ている。吸込グリル3から吸い込まれた室内空気は、プ
レフィルタ4、イオン化部5、ロールフィルタ6a及び
送風ファン7を通って浄化された後、空気清浄機本体2
の上部に設けられた吹き出しルーバ8から吹き出され
る。Mは送付ファン7を回転駆動するファンモータであ
る。Pは電源プラグである。本実施形態では、集塵部と
してロールフィルタ6aを用いているが、これに代え
て、集塵極板と接地極板とを対向させた電気集塵部を用
いることができる。
【0016】空気清浄機本体2の前面2aは、前面パネ
ル9により構成されており、この前面パネル9に、上記
凹部2bが形成されている。また、前面パネル9の下部
は、各種操作スイッチや各種表示部を備えた操作表示パ
ネル10を構成している。空気清浄機本体2は、上記前
面パネル9をベースパネル13と組み合わせて構成され
ている。
【0017】この操作表示パネル10の一端部には、給
気口11が開口されており、この給気口11を通して室
内空気が粉塵検知センサ12に供給されるようになって
いる。粉塵検知センサ12を通過した空気は、送風ファ
ン7の運転中は、送風ファン7を通過する第1経路R1
を介して吹き出しルーバを有する排気口8から排出され
るようになっており、送風ファン7の停止中は、後述す
るP板収容室15を通過する第2経路R2を介して、空
気清浄機本体1の上部に設けられた第1開口を兼用する
排気口14から機外へ放出されるようになっている。第
1経路R1と第2経路R2とで、粉塵検知センサ12に
室内空気を循環させるための通気路が構成されている。
【0018】図2は前面パネル9の一部を破断してベー
スパネル13の前面が露出した状態を示す空気清浄機本
体2の正面図である。同図を参照して、ベースパネル1
3の図において左端部には、P板収容室15が区画形成
されている。このP板収容室15には、本空気清浄機1
の動作を制御する制御回路が実装されたP板16、電源
トランス17及びイオン化部5に高電圧を供給するため
の高圧電源ユニット18等が収容されている。
【0019】上記のP板16には、実装部品のうち主に
発熱する部分、例えばレギュレータ16aを冷却するた
めの放熱フィン16bが設けられている。発熱が大きい
ものとして例示した上記のレギュレータ16aは、電源
トランス17によって100Vから16Vに電圧降下さ
れた交流を直流に変換すると共に16Vから12Vへと
さらに電圧降下させるものである。この12Vの電圧が
イオン化部5に印加されるものである。また、P板収容
室15の下部に隣接して、リブ19によりセンサ収容室
としてのセンサ収容凹部20が区画形成されており、こ
のセンサ収容凹部20に、上記粉塵検知センサ12が収
容されている。
【0020】本空気清浄機1では、上記の粉塵検知セン
サ12により検知した空気の汚れ度合いに応じて送風フ
ァン7の風量を調整する(風量の調整には送風ファン7
の停止も含まれる)ことにより、集塵能力を調整する自
動運転モードが設定可能である。この自動運転モードで
は、空気が汚れているときには、大風量で集塵能力をア
ップし、空気の汚れが少ないほど段階的に風量を下げて
集塵能力を減少させ、空気がきれいなときには、送風フ
ァン7を停止して集塵を停止するようにしている。この
ような自動運転モードにおいて、集塵運転しておらずイ
オン化部5や送風ファン7のモータMへの給電が停止さ
れていても、空気の汚れは粉塵検知センサ12により監
視されており、このため、電源トランス17やP板16
には給電されている。したがって、この状態で、P板収
容室15内は各部品からの放熱により温度上昇する。
【0021】また、本空気清浄機1では、電源プラグP
がコンセント(図示せず)に接続された状態で、運転/
停止スイッチ31が停止に切り換えられているときに
は、イオン化部5や送風ファン7のモータMへの給電は
停止しているが、粉塵検知センサ12は駆動して空気の
状態を監視し、必要に応じて、空気の汚れ度合いを上記
の操作表示パネル10の表示部(図示せず)に表示する
ようにしている。このため、上記のように、運転/停止
スイッチ31が停止に切り換えられていても、電源トラ
ンス17やP板16には給電されている。したがって、
この状態で、P板収容室15内は各部品からの放熱によ
り温度上昇する。
【0022】粉塵センサ12及びセンサ収容凹部20の
近傍部分の分解斜視図である図3を参照して、粉塵検知
センサ12は、箱形をしており、前面の導入口12aか
ら導入された空気を後面12cの排出口12bから排出
する。粉塵検知センサ12は、公知の光電式のものから
なり、内部には、図示していないが、発光素子及び受光
素子が収容されており、受光素子の受光量に基づく信号
を出力するようになっている。
【0023】センサ収容凹部20は前方へ開放してお
り、前面パネル9の取り外しによって粉塵検知センサ1
2は前方から取り外し自在に取り付けられる。センサ収
容凹部20の下部には、取付状態の粉塵検知センサ12
の前面下端に弾性的に係合する弾性フック20aが設け
られている。また、取付状態の粉塵検知センサ12の後
面12cと当接する、センサ収容凹部20の底面20b
には、P板収容室15と送風ファン7側とを連通する連
通溝21が形成されている。この連通溝21は、一端に
送風ファン7側に連通する開口22を有すると共に他端
にP板収容室15側に連通する第2開口としての開口2
3を有している。また、粉塵検知センサ12の排出口1
2bは、上記連通溝21の略中央部に臨んでいる。
【0024】次いで、室内空気が粉塵検知センサ12に
どのようにして循環されるかについて説明する。まず、
空気清浄機1が集塵運転をしていて送風ファン7が回転
駆動されているときは、給気口11から導入された室内
空気は、図2及び図3を参照して、粉塵検知センサ1
2、連通溝21、開口22、送風ファン7及び吹き出し
ルーバを有する排気口8を通過する第1経路R1を介し
て、機外へ放出され、これにより、粉塵検知センサ12
に室内空気が循環されるようになっている。また、この
とき、連通溝21内が負圧になることから、排気口1
4、P板収容室15及び開口23を介して連通溝21内
で第1経路R1と合流する第3経路R3からも、室内空
気が吸い込まれる。これにより、P板収容室15内にも
室内空気が通風されるので、集塵運転中において、P板
収容室15内の温度上昇が抑制されることになる。
【0025】一方、図4を参照して、自動運転中におい
て空気が汚れておらず送風ファン7が停止しているとき
や、電源接続された状態で運転/停止スイッチ31が停
止に切り換えられているときには、P板収容室15内に
おいて、P板16の特にレギュレータ16a、放熱フィ
ン16b及び電源トランス17等の放熱源による雰囲気
温度の上昇により、内部空気を上部の排気口14から放
出させる上昇気流が発生し、この上昇気流に誘因され
て、粉塵検知センサ12側から開口23を通して、P板
収容室15内に空気が導入される。即ち、送風ファン7
の停止中では、給気口11から導入された室内空気は、
図3及び図4を参照して、粉塵検知センサ12、連通溝
21、開口23、P板収容室15及び排気口14を通過
する第2経路R2を介して、粉塵検知センサ12に循環
されることになる。ここで、P板収容室15への空気の
流出入は、排気口14と開口23を通してのみ行われる
ようにしてある。
【0026】以上のように、本実施形態では、P板収容
室15内の温度上昇を利用して、室内空気を粉塵検知セ
ンサ12に循環させることができるので、自動運転時で
空気が汚れていないとき等に送風ファン7を完全に停止
させておいても、室内の塵埃を正確に検知できる。ま
た、必要でないときに送風ファン7を停止させておくこ
とができるので、ランニングコストの低減と共に騒音防
止が図れる。
【0027】また、一の粉塵検知センサ12の下流側
で、送風ファン7を介して機外へ至る第1経路R1と、
P板収容室15を介して機外へ至る第2の経路R2とに
分岐させたので、送風ファン7の運転中は送風ファン7
を利用し、また、送風ファン7の停止中はP板収容室1
5内の温度上昇を利用して、室内空気を一の粉塵検知セ
ンサ12に循環させることができる。このように粉塵検
知センサ1個で、送風ファン7の運転時と停止時の双方
の状態に対応できるので、各状態で個別の粉塵検知セン
サを用いる場合と比較して、構造を簡素化することがで
きる。
【0028】さらに、上記開口23がP板収容室15内
で主に発熱する部分としてのレギュレータ16aよりも
下方に位置しているので、上記レギュレータ16aを冷
却する効果が大きくなり、また、P板収容室15内の上
昇気流に伴って室内空気が粉塵検知センサ12を通過す
る風量を多くすることができる結果、センサ精度を向上
させることができる。
【0029】また、P板収容室15への空気の流出入は
排気口14と開口23を通してのみなされるので、送風
ファン7の停止時においてP板収容室15内に流入する
空気は、全て粉塵検知センサ12を通過した空気であ
る。したがって、開口23以外の部分から空気の流入が
ある場合と比較して、粉塵検知センサ12を通過する空
気の量を多く確保できる結果、高いセンサ精度を確保で
きる。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、上記実施形態においては、第1
及び第2の経路R1,R2が1個の粉塵検知センサ12
を通過するようにしたが、両経路R1,R2を互いに独
立して構成し、各経路にそれぞれ粉塵検知センサを配置
するようにしても良い。その他、本発明の範囲で種々の
変更を施すことができる。
【0031】図5〜図7は本発明の他の実施形態を示し
ている。図5は、前面パネル9の一部を剥ぎ取ったベー
スパネル13の正面図であり、図6は本空気清浄機を後
方から見た斜視図である。図5および図6を参照して、
本実施形態の通気路Rでは、室内空気は、空気清浄機本
体2の側面(図示していないが一部は後面にまで回り込
んでいる)に形成された給気口41を介して、P板16
を収容したP板収容室15に導入された後、粉塵検知セ
ンサ12を収容したセンサ収容室42に導かれ、空気清
浄機本体2の上面2c(すなわちベースパネル13の上
面13b)に形成された排気口43を通して機外へ排出
されるようになっている。
【0032】給気口41は、図6に示すようにベースパ
ネル13の側面13aに形成された水平方向に延びる複
数のスリットからなる。これらのスリットの端部は、ベ
ースパネル13の後面13hにまで回り込んでいる。図
5およびベースパネル13の給気口41周辺の斜視図で
ある図7を参照して、ベースパネル13は、上記の側面
13aに所定の隙間隔てて平行に対向するリブ13cを
有しており、このリブ13cには、給気口41よりも上
方となる位置に、切り欠き凹部44が形成されている。
給気口41から導入された室内空気は、この切り欠き凹
部44を通してP板収容室15内へ導かれるが、この切
り欠き凹部44が給気口41よりも上方に位置している
ため、煙等が斜め上向きに促されつつP板収容室15内
へスムーズに導入されるようになっている。また、上記
のように、給気口41と切り欠き凹部44の位置をずら
してあるので、万一、給気口41から棒等の異物を突っ
込もうとしても、この棒等がP板に当たることがない。
【0033】センサ収容室42は、ベースパネル13の
上面13b、側面13a、および上面13bから側面1
3aへ延びる仕切り壁13dとによって区画されてい
る。仕切り壁13dは、第1底部13eとこれより深い
第2底部13fとを傾斜部13gによって接続してい
る。排気口43は、第1底部13eの上方に位置してい
ると共に、粉塵検知センサ12は、第2底部13fの上
方に配置されており、これにより、排気口43から粉塵
検知センサ12上に水滴等が浸入落下することが防止さ
れている。また、第1底部13eにおいて傾斜部13g
との境界部分には、排気口43から浸入する水分をせき
止めるせき47が設けられており、排気口43を通して
第1底部13eに落下した水滴等が、粉塵検知センサ1
2側へ至ることが防止されている。なお、46は、第1
底部13eに溜まる水分を機外へ排出するために、ベー
スパネル13の後面13hに形成された複数のスリット
からなる水抜き穴である。
【0034】また、粉塵検知センサ12は、第2底部1
2fから所定距離上方に配置されているが、これは、万
一、せき47を超えて第2底部12f側へ水が浸入して
きたときに、粉塵検知センサ12内に水が浸入しないよ
うにするためである。すなわち、粉塵検知センサ12は
外光を遮断する構造のために導入口12aや排出口12
bを除いて密閉性が高くされているが故に、一旦、水分
が浸入すると抜け難いので、極力、水が入らないように
工夫されているわけである。
【0035】一方、P板収容室15は、上記の仕切り壁
13dと、この仕切り壁13dと送風ファン7のための
スクロール壁13iとを接続する接続壁13jと、上記
スクロール壁13iと、上記側面13aとによって区画
されている。P板収容室15内において、電源トランス
17は、仕切り壁13dの第1底部13eの下方に配置
されており、また、P板16は仕切り壁13dの第2底
部13fの下方に配置されている。本実施形態において
も、P板収容室15内において、主に発熱する部分であ
るレギュレータ16a、放熱フィン16bおよび電源ト
ランス17は、第2開口である給気口41よりも上方に
配置されている。
【0036】本実施形態では、P板収容室15内の放熱
源による上昇気流に誘引されて、給気口41から切り欠
き凹部44を介してP板収容室15内へ室内空気が導か
れ、さらに開口45を通してセンサ収容室42に導かれ
て、粉塵検知センサ12の導入口12aから排出口12
bを通過した後、排気口43を介して機外へ排出され
る。このように、P板収容室15内の温度上昇による上
昇気流を用いて室内空気を通気路Rに流すので、送風フ
ァン7を用いずとも、室内空気を粉塵検知センサ12に
循環させることができる結果、室内の塵埃を正確に検知
できる。したがって、粉塵検知センサ12へ室内空気を
循環させるために、送風ファン7を全く用いないように
することもでき、ランニングコストの低減と共に騒音防
止が図れる。
【0037】特に、室内から流入した空気がP板収容室
15で暖められ、室内空気よりも温度が高い空気となっ
て粉塵検知センサ12内へ流されるので、粉塵検知セン
サ12内で結露して水滴等の水分が付着することを抑制
できる結果、粉塵検知センサ12が誤作動を起こし難
い。また、センサ収容室42が空気清浄機本体2の上面
2c(ベースパネル13の上面13b)に、排気口43
が開口していて、この排気口43から浸入落下する水滴
等が粉塵検知センサ12に至るおそれがあるものの、下
記の〜の防水構造において、粉塵検知センサへの水
分の到達を防止している。すなわち、 まず、粉塵検知センサ12の配置位置を、排気口4
3の直下位置からずらした構造を採用しているので、粉
塵検知センサ12上に水滴が落下することを防止でき
る。
【0038】 しかも、センサ収容室42の第1の底
部13eに、排気口43から浸入した水分をせき止める
せき47を設けてあるので、万一、排気口43を通して
センサ収容室42内に水滴等が浸入したとしても、これ
をせき47によってせき止めることができ、粉塵検知セ
ンサ12への水分の到達を阻止できる。 さらに、排気口43から浸入落下して第1底部13
eに溜まる水分を、ベースパネル13の後面13hに設
けた水抜き穴46を介して、機外へ排出できるので、粉
塵検知センサ12側へ水分が到達することをより確実に
防止できる。
【0039】
【実施例】図1〜図4に示した実機で送風ファン7を停
止した状態で、P板収容室16内の各部表面の温度を測
定し、室温と比較した。その結果、下記のようであっ
た。即ち、 室温 : 18°C 電源トランス17 : 38°C(室温よりも20°C高い) レギュレータ16a : 73°C(室温よりも55°C高い) P板収容室15内の雰囲気温度 :26°C(室温よりも8°C高い) このように、P板収容室15内の雰囲気温度が、P板収
容室15内に上昇気流を発生させるに十分な温度差を持
つことが実証された。
【0040】また、上記の状態で、実機に装備された粉
塵検知センサ12の出力値と、同様の粉塵検知センサ1
2を機外に設けてこれに十分な通風量を与えて得た出力
値とを比較したところ、両者に殆ど差がなかった。これ
により、P板収容室15の温度上昇を利用して、粉塵検
知センサ12による正しい検知が行えることが判明し
た。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、P板収容室内
の温度上昇による上昇気流を用いて室内空気を通気路に
流すので、送風ファンを用いずとも、室内空気を粉塵検
知センサに循環させることができる結果、室内の塵埃を
正確に検知できる。また、粉塵検知センサへ室内空気を
循環させるために、送風ファンを全く用いないようにす
ることもでき、また、送風ファンを用いる場合にも、例
えば自動運転時において送風ファンの駆動の必要のない
ときに送風ファンを停止させておくことができるので、
ランニングコストの低減と共に騒音防止が図れる。
【0042】請求項2記載の発明では、送風ファンの運
転中では送風ファンを通過する第1経路を介して、ま
た、送風ファンの停止中ではP板収容室を通過する第2
経路を介して、粉塵検知センサに室内空気を循環させる
ことができる。したがって、上記粉塵検知センサ1個
で、送風ファンの運転時と停止時の双方の状態に対応で
き、各状態での汚れ検知に個別の粉塵検知センサを用い
る場合と比較して、構造を簡素化することができる。
【0043】請求項3記載の発明では、P板収容室内で
は、下方にある第2開口から導入した空気を、上昇気流
を用いて上方の第1開口から放出させるので、通気路
に、粉塵検知センサを流れる通気流をスムーズに発生で
きる。したがって、送風ファンを用いずとも、十分な量
の室内空気を粉塵検知センサに循環させることができ、
室内の塵埃を正確に検知できる。
【0044】請求項4記載の発明では、P板の主に発熱
する部分を冷却する効果が大きくなり、また、P板収容
室内の上昇気流に伴って室内空気が粉塵検知センサを通
過する風量を多くできる結果、センサ精度を向上でき
る。請求項5記載の発明では、室内から流入した空気が
P板収容室で暖められ、室内空気よりも温度が高い空気
となって粉塵検知センサ側へ流されるので、センサ内で
結露して水滴等の水分が付着することを抑制できる結
果、粉塵検知センサが誤作動を起こし難い。
【0045】請求項6記載の発明では、室内空気は、P
板収容室およびセンサ収容室を順次に通過して、空気清
浄機本体の上面の排気口から放出される。一方、上記排
気口が空気清浄機本体の上面に設けられているので、こ
の排気口を通してセンサ収容室内の粉塵検知センサに水
分が到達するおそれがあるが、これを防水構造によって
回避できる。
【0046】請求項7記載の発明では、万一、排気口を
通してセンサ収容室内に水滴等が落下したとしても、そ
の直下に、粉塵検知センサがないので、粉塵検知センサ
上に水滴が落下することがない。請求項8記載の発明で
は、万一、排気口を通してセンサ収容室内に水滴等が浸
入したとしても、これをせきによってせき止めて、粉塵
検知センサへの水分の到達を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る粉塵検知センサ付空
気清浄機の分解斜視図である。
【図2】前面パネルの一部を破断した空気清浄機本体の
正面図であり、送風ファンが回転駆動されている状態を
示している。
【図3】粉塵検知センサ及びこれを収容する部分の分解
斜視図である。
【図4】前面パネルの一部を破断した空気清浄機本体の
正面図であり、送風ファンが停止されている状態を示し
ている。
【図5】本発明の他の実施形態の粉塵検知センサ付空気
清浄機において、前面パネルの一部を破断した状態のベ
ースパネルの正面図である。
【図6】図5の実施形態の空気清浄機を後方から見た概
略斜視図である。
【図7】ベースパネルの給気口周辺を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 空気清浄機 2 空気清浄機本体 2c 上面 6a ロールフィルタ(集塵部) 7 送風ファン 11 給気口 12 粉塵検知センサ 14 排気口(第1開口) 15 P板収容室 16 P板 16a レギュレータ(主に発熱する部分) 23 開口(第2開口) R1 第1経路 R2 第2経路 R 通気路 13 ベースパネル 13b 上面 13d 仕切り壁 13e 第1底部 13h 後面 41 給気口(第2開口) 42 センサ収容室 43 排気口 45 開口(第1開口) 46 水抜き穴 47 せき
フロントページの続き (72)発明者 布川 俊一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内 (72)発明者 今井 忠光 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内 (72)発明者 岡田 一也 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内 (72)発明者 堀本 昌敏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内 (72)発明者 渡辺 聖二 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風ファン(7) によって集塵部(6a)に室内
    空気を循環させる空気清浄機(1) において、 空気清浄機本体(2) 内に区画され少なくともP板(16)を
    収容したP板収容室(15)と、塵埃を検出する粉塵検知セ
    ンサ(12)と、一端の給気口(11)から室内空気を導入し上
    記粉塵検知センサ(12)に室内空気を通過させて他端の排
    気口(14, 8) から機外へ排出する通気路(R2, R) とを備
    え、 上記通気路(R2, R) には、P板収容室(15)内の温度上昇
    による上昇気流を用いて室内空気が流されることを特徴
    とする粉塵検知センサ付空気清浄機。
  2. 【請求項2】上記通気路は、粉塵検知センサ(12)の上流
    又は下流で、送風ファン(7) を通過する第1経路(R1)
    と、P板収容室(15)を通過する第2経路(R2)とに分岐し
    ていることを特徴とする請求項1記載の粉塵検知センサ
    付空気清浄機。
  3. 【請求項3】上記P板収容室(15)は、P板収容室(15)内
    の熱気を放出する第1開口(14)と、この第1開口(14)よ
    りも下位に位置し、上記通気路(R2)に沿って室内空気を
    P板収容室(15)内に導入する第2開口(23)とを有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の粉塵検知センサ付
    空気清浄機。
  4. 【請求項4】上記第2開口(23)は、P板収容室(15)内で
    主に発熱する部分(16a) よりも下方に位置していること
    を特徴とする請求項3記載の粉塵検知センサ付空気清浄
    機。
  5. 【請求項5】上記第1開口は、P板収容室(15)内の熱気
    を、粉塵検知センサ(12)側へ流すための開口(45)である
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の粉塵検知センサ
    付空気清浄機。
  6. 【請求項6】上記粉塵検知センサ(12)を収容したセンサ
    収容室(42)は、空気清浄機本体(2)の上面(2c)に、上記
    排気口(43)を構成する開口を有し、また、この開口(43)
    を通して粉塵検知センサ(12)に水分が到達するのを回避
    する防水構造を有していることを特徴とする請求項5記
    載の粉塵検知センサ付空気清浄機。
  7. 【請求項7】上記防水構造は、粉塵検知センサ(12)の配
    置位置をセンサ収容室(42)において排気口(43)の直下位
    置からずらした構造を含むことを特徴とする請求項6記
    載の粉塵検知センサ付空気清浄機。
  8. 【請求項8】上記防水構造は、センサ収容室(42)の底部
    (13e) に形成され、排気口(43)から浸入した水分をせき
    止めて、水分が粉塵検知センサ(12)側へ到達するのを阻
    止するせき(47)を含むことを特徴とする請求項7又は8
    記載の粉塵検知センサ付空気清浄機。
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