JPH1066660A - 浴槽の把手 - Google Patents

浴槽の把手

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Publication number
JPH1066660A
JPH1066660A JP8226301A JP22630196A JPH1066660A JP H1066660 A JPH1066660 A JP H1066660A JP 8226301 A JP8226301 A JP 8226301A JP 22630196 A JP22630196 A JP 22630196A JP H1066660 A JPH1066660 A JP H1066660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
main body
handle
wall surface
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8226301A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Yasuda
秀和 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8226301A priority Critical patent/JPH1066660A/ja
Publication of JPH1066660A publication Critical patent/JPH1066660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、浴槽の内壁面が膨出したように取
付けることができる、入浴者にやさしい浴槽の把手に関
し、その目的とするところは、取り付け部分からの水漏
れ防止が充分である、材料が少なくてすみ、構成の簡単
な浴槽の把手を提供することである。 【解決手段】 シェルの開口端面に防水堤1を突設して
本体2とし、この本体2の内底部よりボルト3を突設
し、このボルト3を浴槽12の壁面に設けた穿孔15に
挿通し、ナット16で締めつけ、防水堤1を浴槽12の
壁面に押圧して、浴槽12に固定して成ることを特徴と
する浴槽の把手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の内壁面が膨
出したように取付けることができる、入浴者にやさしい
浴槽の把手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の半円盤状の把手11
は、図3に示すように、やや大型の浴槽12の上部内壁
面にとりつけられている。図4に示すように、本体20
の略平面部を浴槽12の壁面に当止して取り付けてい
る。
【0003】この把手11は、本体20が、ダイキャス
ト製で、内部にボス13を埋め込み、このボス13に突
設したボルト14を浴槽12の壁面に設けた穿孔15に
挿通し、ナット16で締めつけて固定している。
【0004】ボス13は、本体20の側面から螺入し
た、いもねじ18を凹み19に当止して抜け止め防止が
なされている。
【0005】穿孔15からの浴槽12外への水漏れは、
以下の工夫により防止されている。ボス13の端面は、
本体1の略平面部に一致しており、このボス13の端面
には、周囲に凹溝が設けられ、この凹溝にパッキン17
を嵌め込み、ボス13に突設したボルト14を浴槽12
の壁面に設けた穿孔15に挿通し、ナット16で締めつ
けて固定するとき、パッキン17が浴槽12の壁面に押
圧され、穿孔15を封止するよになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにあっては、中実のダイキャスト製の本体20
を用いたり、ボルト14を突設したボス13を用いたり
していたため、コスト高になり、また、このボス13を
本体1内に埋め込む作業、いもねじ18で固定する作業
も、工数のかかるものであった。
【0007】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、取り付け部分からの水漏
れ防止が充分である、材料が少なくてすみ、構成の簡単
な浴槽の把手を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の浴槽の把手は、
シェルの開口端面に防水堤1を突設して本体2とし、こ
の本体2の内底部よりボルト3を突設し、このボルト3
を浴槽12の壁面に設けた穿孔15に挿通し、ナット1
6で締めつけ、防水堤1を浴槽12の壁面に押圧して、
浴槽12に固定して成ることを特徴とする。
【0009】浴槽12は、ステンレス製、人造大理石、
合成樹脂製等、その材質を問わない。
【0010】本体2としては、硬質合成樹脂、軽量金
属、ステンレス鋼等が用いられる。以上のように、把手
は、簡単な構成であり、簡単に浴槽に固定される。そし
て、防水堤1を浴槽12の壁面に押圧しているので、水
封効果も充分である。
【0011】また、本体2は、シェル構造であるので、
軽量であるにもかかわらず、強固であり、材料コストも
安価となっている。
【0012】ここで、好ましくは、浴槽12の壁面と防
水堤1の間に、シリコンゴム、塩化ビニール樹脂等から
なるシール材7を介在させると防水性能が向上する。
【0013】ここで、好ましくは、本体2の内底部に肉
厚部分を設けると共にこの部分に捻子孔4を設け、この
捻子孔4にボルト3を螺合突設すると、ボルト3の本体
2への取り付けが確実、強固となる。また、捻子孔4
は、肉厚部分にドリル孔を開けて、埋め込みナットを埋
め込んで形成するのが、形成容易である。
【0014】ここで、好ましくは、シール材5及びパッ
キン6を介してナット16で締めつけて固定すると防水
性能が向上する。
【0015】ここで、好ましくは、本体2がロストワッ
クス法で形成したステンレス製であると、本体2が、シ
ェル構造であることと相まって一層、把手として充分な
強度を発揮する。また、本体2をロストワックス法で形
成したステンレス製とする場合、仕上げは、再度、プレ
ス金型で細部の付形をするのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の浴槽の把手を、図
1及び図2に基づいて説明する。
【0017】この浴槽の把手は、半円盤状のシェルの開
口端面に防水堤1を突設して本体2とし、この本体2の
内底部よりボルト3を突設し、このボルト3を浴槽12
の壁面に設けた穿孔15に挿通し、シール材5、パッキ
ン6、スプリングナット17を介して、ナット16で締
めつけ、防水堤1を浴槽12の壁面に押圧して、浴槽1
2に固定して成る。
【0018】本体2は、ロストワックス法で形成したス
テンレス製であり、最終的な付形は、再度、プレス金型
で押圧して、仕上げられている。
【0019】浴槽12の壁面と防水堤1の間には、シリ
コン製のシール材7を介在させてなる。
【0020】本体2の内底部には、肉厚部分を設け、こ
の部分に捻子孔4を設け、この捻子孔4にボルト3を螺
合突設してなる。
【0021】
【発明の効果】本発明の浴槽の把手によれば、簡単な構
成により、簡単に浴槽に固定される。そして、防水堤1
を浴槽12の壁面に押圧しているので、水封効果も充分
である。
【0022】また、本体2は、シェル構造であるので、
軽量であるにもかかわらず、強固であり、材料コストも
安価となっている。
【0023】ここで、好ましくは、浴槽12の壁面と防
水堤1の間にシール材7を介在させると防水性能が向上
する。
【0024】ここで、好ましくは、本体2の内底部に肉
厚部分を設けると共にこの部分に捻子孔4を設け、この
捻子孔4にボルト3を螺合突設すると、ボルト3の本体
2への取り付けが確実、強固となる。
【0025】ここで、好ましくは、パッキン5及び座金
6を介してナット16で締めつけて固定すると防水性能
が向上する。
【0026】ここで、好ましくは、本体2がロストワッ
クス法で形成したステンレス製であると、本体2が、シ
ェル構造であることと相まって一層、把手として充分な
強度を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態を示す断面図。
【図2】同上の要部を示す断面図。
【図3】従来例を示す斜視図。
【図4】同上の要部を示す断面図。
【符号の説明】
1 防水堤 2 本体 3 ボルト 4 捻子孔 5 シール材 6 パッキン 7 シール材 12 浴槽 15 穿孔 16 ナット 17 スプリングワッシャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルの開口端面に防水堤1を突設して
    本体2とし、この本体2の内底部よりボルト3を突設
    し、このボルト3を浴槽12の壁面に設けた穿孔15に
    挿通し、ナット16で締めつけ、防水堤1を浴槽12の
    壁面に押圧して、浴槽12に固定して成ることを特徴と
    する浴槽の把手。
  2. 【請求項2】 浴槽12の壁面と防水堤1の間にシール
    材7を介在させて成ることを特徴とする請求項1記載の
    浴槽の把手。
  3. 【請求項3】 本体2の内底部に肉厚部分を設けると共
    にこの部分に捻子孔4を設け、この捻子孔4にボルト3
    を螺合突設して成ることを特徴とする請求項1記載の浴
    槽の把手。
  4. 【請求項4】 シール材5及びパッキン6を介してナッ
    ト16で締めつけて固定して成ることを特徴とする請求
    項1記載の浴槽の把手。
  5. 【請求項5】 本体2がロストワックス法で形成したス
    テンレス製であることを特徴とする請求項1記載の浴槽
    の把手。
JP8226301A 1996-08-28 1996-08-28 浴槽の把手 Pending JPH1066660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8226301A JPH1066660A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 浴槽の把手

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JP8226301A JPH1066660A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 浴槽の把手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1066660A true JPH1066660A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16843073

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JP8226301A Pending JPH1066660A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 浴槽の把手

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JP (1) JPH1066660A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104586296A (zh) * 2015-02-06 2015-05-06 成都陶玛斯卫浴有限责任公司 便于换水的浴缸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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