JPH1066372A - 電動機駆動用インバータ装置・制御装置および運転方法 - Google Patents
電動機駆動用インバータ装置・制御装置および運転方法Info
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- JPH1066372A JPH1066372A JP8222415A JP22241596A JPH1066372A JP H1066372 A JPH1066372 A JP H1066372A JP 8222415 A JP8222415 A JP 8222415A JP 22241596 A JP22241596 A JP 22241596A JP H1066372 A JPH1066372 A JP H1066372A
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Abstract
を図ったインバータ装置・制御装置をえる。 【解決手段】 電動機の駆動用インバータ装置におい
て、高圧タップおよび低圧タップを有する入力トランス
1a、高圧タップおよび低圧タップに入力電圧切換手段
を介して接続されたインバータ装置3A、インバータ装
置に接続された出力用スイッチ4A,4C、出力用スイ
ッチに接続された出力トランス5A、出力トランスをバ
イパスすべくインバータ装置に接続されたバイパス用ス
イッチ4Bを設ける。
Description
により電動機を円滑に起動・停止する電動機駆動用イン
バータ装置・制御装置および運転方法に関する。
タ装置主回路結線図を図7に、その作用を図8に示す。
して、インバータ装置により周波数を制御して、高電圧
の大容量の電動機6を駆動する場合、インバータ装置は
定格電圧が低いために電圧降下用の入力トランス01が
配設されている。
も制限があるために、複数のインバータ装置3A、3B
が必要であり、昇電圧も兼ねた出力合成トランス5A,
5Bが配設されている。
と、出力用のスター捲線及び出力用のデルタ捲線により
構成されている。
高圧タップaはインバータ装置3Aに接続され、出力用
のデルタ捲線の高圧タップbはインバータ装置3Bに接
続されている。
器9A,9B、平滑コンデンサ8A,8B及び出力用の
GTO(ゲートターンオフ)インバータ10A,10B
により構成されている。またこのインバータ10A,1
0Bを、PWM(パルス幅変調)制御して、出力の周波
数、電圧等を制御している。
ように、出力合成トランス5Aの入力用のデルタ捲線に
接続され、インバータ装置3Bの出力は、出力合成トラ
ンス5Bの入力用のデルタ捲線に接続されている。
は、それぞれインバータ装置3A,3Bから、互いに位
相が30°ずれた電圧が入力されており、出力合成トラ
ンス5Aのスター捲線および出力合成トランス5Bのダ
ブルスター捲線により合成された出力電圧は、インバー
タ装置3A,3Bの出力電圧を加算したものとなる。そ
してこの合成された出力電圧は大容量の電動機6へ出力
されている。
流器9A,9B、インバータ10A,10B等を冷却す
るために、図示しない冷却ファン及び電動機が配設さ
れ、電動機6には、電動機6を起動するために、図示し
ないクラッチを介してターニングギヤ及び電動機が連結
されている。
場合には、まず、ターニングギヤにより起動して、定格
周波数の1%(商用周波数が60Hzの場合は0.6H
z)程度まで回転数を上昇させる。
置3A,3Bにより、定格周波数まで昇速させる。
置3A,3Bによる運転可能な最低周波数は定格周波数
の5%以上とすることが好ましい。そして、変調度は周
波数に比例して上昇するが、直流中間電圧比率及び最大
電流比率(トルク)は100%となっている。
ような問題点があった。 (a)高圧の直流中間電圧が一定であり、インバータの
PWM(パルス幅変調)制御による電圧制御の電圧ベク
トルの成立に基づく制約条件より、最低変調度が決る。
すなわち最低周波数がPWM制御によるGTOインバー
タでは比較的に高い周波数となることにより(i)起動
時のトルク低下や過電流発生により、起動トルクの大き
なシステムでは、起動失敗の原因となることがあった。
(ii)停止時に回生制動を実施し回転の低下速度を早
くする場合は、回生制動が有効な回転数が比較的高い周
波数および電圧で終了する為、停止時間延長の原因とな
っていた。 (b)低周波域においては、周波数に比例して出力電圧
も低下し、電動機6のリアクタンス(起動トルクに寄与
する)も低下する。しかしながら出力電流は一定である
ため、出力合成トランス5A,5Bおよび電動機6の巻
線抵抗による電圧降下が相対的に大きくなり、その結果
電動機等、負荷側への起動の為の電力が低下するため、
起動トルクの低下が生じ、起動の失敗や起動時間の延長
原因となっていた。 (c)直流制動が掛けられない為、インバータ装置3
A,3Bの出力をシャ断しての停止操作となることによ
り、完全停止迄に多大な時間が必要である。 (d)また、短時間の完全停止の為には、機械的なブレ
ーキ等の併用が必要である。
するため次の手段を講ずる。 (1)電動機の駆動用インバータ装置において、高圧タ
ップおよび低圧タップを有する入力トランスと、高圧タ
ップおよび低圧タップに入力電圧切換手段を介して接続
されたインバータ装置と、インバータ装置に接続された
出力用スイッチと、出力用スイッチに接続された出力ト
ランスと、出力トランスをバイパスすべくインバータ装
置に接続されたバイパス用スイッチと、を具えたことを
特徴とする電動機駆動用インバータ装置。
換手段により、低圧タップがONする。またバイパス用
スイッチがONする。そしてインバータ装置は低圧を入
力し、予め定められた周波数増加で、かつ一定電流の交
流を出力し電動機を駆動する。その後入力電圧切換手段
により高圧タップがONする。またバイパス用スイッチ
がOFFし出力用スイッチがONする。そしてインバー
タ装置は高圧を入力し、予め定められた周波数増加で、
かつ一定電流の交流を出力し、出力トランスで昇圧後、
電動機を駆動する。
迅速かつ円滑な起動が可能となる。
タップ、低圧タップ、出力用スイッチ、バイパス用スイ
ッチ等は上記と逆の順序で作動し、電動機を減速する。
そして停止直前には、インバータ装置により直流制動が
かけられ停止する。
低損失で迅速かつ円滑な停止が可能となる。 (2)インバータ装置は整流器、平滑コンデンサ、イン
バータおよび冷却ファン用電動機を有し、インバータ装
置を周波数制御する起動・停止制御装置と、平滑コンデ
ンサに一定電流で充電を行うとともに冷却ファン用電動
機を周波数制御する冷却ファン駆動・充電装置と、を具
えた事を特徴とする上記(1)に記載の電動機駆動用イ
ンバータ装置の制御装置。
制御信号で、冷却ファン駆動・充電装置は平滑コンデン
サを一定電流で充電するとともに冷却ファン用電動機を
制御駆動しインバータを冷却する。 (3)入力電圧切換手段を低圧タップ側に切り換えると
ともにバイパス用スイッチをオンにしてインバータ装置
の出力周波数を増加させ、その後入力電圧切換手段を高
圧タップ側に切り換えるとともにバイパス用スイッチを
オフ、出力用スイッチをオンにしてインバータ装置の出
力周波数を増加させることを特徴とする上記(1)に記
載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の起動を
行う運転方法。
により低圧タップ側がONし、かつバイパス用スイッチ
がONして、インバータ装置の出力周波数が順次増加し
電動機を始動する。所定の周波数になったとき、同様に
して、高圧タップ側ONに切換り、かつバイパス用スイ
ッチがOFF、出力用スイッチがONして、インバータ
装置の出力周波数が順次増加し電動機を増速駆動する。 (4)入力電圧切換手段を高圧タップ側に接続するとと
もに出力用スイッチをオンにしてインバータ装置の出力
周波数を減少させて回生制動により高電圧減速運転を行
い、つぎに入力電圧切換手段を低圧タップ側に接続する
とともにバイパススイッチをオンにしてインバータ装置
の出力周波数を減少させて回生制動により低電圧減速運
転を行い、その後インバータ装置の出力を直流にして直
流制動停止運転を行うことを特徴とする上記(1)に記
載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の停止を
行う運転方法。
により高圧タップ側がONし、かつ出力用スイッチがO
Nしていて、インバータ装置の出力周波数が順次減少
し、電動機を減速する。所定の周波数になったとき、同
様にして、低圧タップ側ONに切換り、かつバイパス用
スイッチがON、出力用スイッチがOFFして、インバ
ータ装置の出力周波数が順次減少し、電動機は減速す
る。その後直流となり、電動機は直流制動する。
により説明すると、図1は本発明の実施の第1形態の回
路図、図2は第1形態の出力合成トランスの回路図であ
る。
図4は第1形態の作用説明図、図5は第1形態の停止時
の制御フロー図である。
ある。
のものは従来のものと均等構成部材である。 (本発明の実施の第1形態の構成)本発明の実施の形態
を図1〜図5により説明する。
スイッチ18を介して受電して、インバータ装置3A,
3Bにより周波数を制御して、高電圧の大容量の電動機
6を駆動する場合、インバータ装置3A,3Bは定格電
圧が低いために降電圧用の入力トランス1aが配設され
ている。
を合成するとともに、出力電圧を電動機6の定格電圧に
昇電圧するために出力合成トランス5A,5Bが配設さ
れている。
しているが、この組数は電動機6の容量に応じて決定さ
れるものであり、電動機6の容量が小さければインバー
タ装置は1組でも良く、逆にもっと大容量であれば、電
動機6の容量に応じてインバータ装置を3組以上とする
ことができる。
と、出力用のスター捲線および出力用のデルタ捲線によ
り構成されている。
電源が電源スイッチ18を介して接続されている。出力
用のスター捲線には、高圧タップa(電圧=HV)と低
圧タップc(電圧=LV)とが設けられている。また出
力用のデルタ捲線には、高圧タップb(電圧=HV)が
設けられている。
LVを1/3としているが、これに限定されるものでは
ない。
ップcとは、それぞれ入力電圧切換器2の高電圧入力用
スイッチ2Aと低電圧入力用スイッチ2Bを経てインバ
ータ装置3Aへ接続されている。
は、インバータ装置3Bへ接続されている。
入力用スイッチ2Bとは、インターロックされており、
同時にはオンしないようになっている。
波整流用の整流器9A,9B、整流器9A,9Bからの
脈流を平滑する平滑コンデンサ8A,8B及び直流を3
相交流に変換する出力用のGTOインバータ10A,1
0Bにより構成されている。
電動機6の停止時に電動機6からの逆流電力を放出する
ために、抵抗器および整流器からなる制動器17A,1
7Bが設けられている。
は、PWM(パルス幅変調)制御により、出力の周波
数、電圧等が制御されている。このPWM制御において
は、目標周波数と同じ周波数の変調波と、変調波以上の
周波数の三角状の搬送波に基づき、各インバータ10
A,10Bのスイッチングを制御しており、目標周波数
に比例して、変調度、パルス数、パルス幅およびインバ
ータの出力電圧が変化する。
々冷却ファン及び冷却ファン電動機15A,15Bが配
設されている。さらに、平滑コンデンサ8A,8Bには
充電ライン16が接続されている。なお、冷却ファン電
動機15A,15B及び平滑コンデンサ8A,8Bへの
充電のための電力は、冷却ファン駆動・充電装置14
A,14Bから給電される。
スバイパス切換器4のバイパス用スイッチ4Bを経由し
て、大容量の電動機6に給電されている。
力トランスバイパス切換器4の高電圧出力用スイッチ4
A及び、図2に示すように出力合成トランス5Aの入力
用デルタ捲線に接続されている。
に示すように出力合成トランス5Bの入力用デルタ捲線
に接続されている。
ブルスター捲線は、出力合成トランス5Aの出力用スタ
ー捲線の一端に接続され、これにより2組のインバータ
装置3A,3Bの出力は合成され、出力合成トランス5
Aの出力用スター捲線の他端は、出力トランスバイパス
切換器4のバイパス用接点4Cを経由して、大容量の電
動機6に接続されている。
電圧出力用スイッチ4A,4Cとバイパス用スイッチ4
Bとは、インターロックされており、同時にはオンしな
いようになっている。
てターニングギヤ電動機13に連結されている。また電
動機6には回転検出器7が取付けられている。
起動・停止制御装置11、冷却ファン駆動・充電装置1
4A,14Bおよびターニングギヤ制御装置12が配設
されている。
器2、出力トランスバイパス切換器4のオン・オフの制
御を行う。
ングギヤ制御装置12および冷却ファン・充電制御装置
14A,14Bの統括制御を行う。
周波数に応じて、PWM(パルス幅変調)制御するため
のインバータ装置3A、3Bのインバータのスイッチン
グ信号を発信する。
グギヤ電動機13の駆動およびクラッチ13Aの嵌脱の
制御を行う。
は、図示しないインバータ、昇圧トランス、整流器によ
り構成されている。
の運転時には、上記インバータにより冷却ファン電動機
15A,15Bの回転数制御を行う。また、平滑コンデ
ンサ8A,8Bの一定電流充電の時には、上記インバー
タ、昇圧トランス、整流器により充電ライン16を介し
て一定電流にて充電を行う。 (本発明の実施の第1形態の起動の制御)上述の構成に
おいて、電動機6の起動は、図3の制御フローに示すよ
うに制御される。
分類される。
ーニングギヤ等)により微速起動過程を行い(ステップ
2)、0.6Hz(定格回転数の1%)の周波数にて低
電圧による減電圧インバータ起動過程を行い(ステップ
3)、最後に周波数が6Hz(定格回転数の10%)に
達したら、入力電圧を高電圧(定格電圧)に切り換えて
定格電圧インバータ起動過程(ステップ3)を行う。
き説明する。
チ18および全てのスイッチ2A,2B,4A,4B,
4Cがオフとなっていることを確認する(ステップS1
1)。
ーニングギヤ制御装置12および冷却ファン駆動・充電
装置14A,14Bへ起動開始信号が送信される(ステ
ップS12)。
ず、ターニングギヤ制御装置12では、起動開始信号を
受信して、クラッチ13Aを嵌める(ステップS2
1)。
して、電動機6を起動し、所定時間(T1)昇速する
(ステップS22)。
の起動特性に基づき、予め演算、設定されている。
6Hz(定格周波数の1%)まで昇速すると、クラッチ
13Aを脱にするとともに、ターニングギヤ電動機13
をオフにし、起動・停止制御装置11へターニング完了
信号を発信する(ステップS23)。
完了する。
て、冷却ファン駆動・充電装置14Aでは、起動開始信
号を受信して、平滑コンデンサ8Aへ一定電流で充電を
行う(ステップS61)。
圧が、インバータ装置3Aが低電圧入力用スイッチ2B
がオンの時の電圧(低電圧)になった時点で終了する。
して、冷却ファン駆動・充電装置14Bでも、起動開始
信号を受信して、平滑コンデンサ8Bへ一定電流で充電
を行う(ステップS62)。
圧が、定格電圧になった時点で終了する。
動過程において、起動・停止制御装置11では、ターニ
ング完了信号を受信し、また必要に応じて冷却ファン・
充電制御装置14A,14Bから充電完了信号も受信
(なお、各充電完了信号の受信は、電源スイッチ18の
オンの前でも良い)した後、入力を低圧タップc側に接
続するために、入力電圧切換器2の低電圧入力用スイッ
チ2Bをオンにし、さらに、出力トランス5をバイパス
するために、出力トランスバイパス切換器4のバイパス
用スイッチ4Bをオンにする(ステップS31)。その
後電源スイッチ18をオンにして(ステップ32)、給
電が開始される。
ジュールまたは必要に応じて回転検出器7からの電動機
の回転数の信号をフィードバック信号として、最低周波
数f 1 =1.2Hzから切換周波数f2 =6Hz(定格
周波数の10%)になるまで、低電圧(LV)により、
所定時間(T2)、周波数が斬増するスイッチング信号
をインバータ10Aに送信し(ステップS33)、増速
運転を行う。
が、低電圧としているために、図4に示すように、直流
中間電圧は通常の1/3である。
に、変調度を通常の約3倍(=HV/LV)にしてい
る。このため、電動機6の定格電流に対する最大電流比
率は150%におさえられている。
波数f2 =6Hzになったことを検出して、所定時間
(T3)の期間、電源スイッチ18をオフ(ステップ3
4)にした後、入力電圧切換器2の低電圧入力用スイッ
チ2Bもオフにするとともに出力トランスバイパス切換
器4のバイパス用スイッチ4Bもオフにする(ステップ
S35)。
タ起動過程は完了する。
ン駆動・充電装置14A,14Bでは、平滑コンデンサ
8A,8Bへ一定電流で充電を行う(ステップS63、
ステップS64)(なお、この各充電の開始はステップ
34の後でも良い)。
電圧が、インバータ装置3A,3Bが高電圧入力用スイ
ッチ2Aがオンの時の電圧(高電圧/定格電圧)になっ
た時点で終了する。
Bは可動していないため、理想的には平滑コンデンサ8
Bはステップ62にて充電したままの状態であり、ステ
ップ64の充電作業は不要である。
合、漏れにより充電電圧が低下しているので、再度充電
を行うものである。したがってステップ3の期間が短い
ものではステップ64は不要である。
起動過程に移行する。
(T3)経過後、また必要に応じて冷却ファン駆動・充
電装置14A,14Bから高電圧充電完了信号も受信し
た後(なお、各充電完了信号の受信は、電源スイッチ1
8のオンの前でも良い)、入力を高圧タップa側に接続
するために、入力電圧切換器2の高電圧入力用スイッチ
2Aをオンにする。
めに、出力トランスバイパス切換器4の高圧出力用スイ
ッチ4A,4Cをオンにする(ステップS41)。
電を行う。
器7からの回転数信号をベースとして、平滑コンデンサ
8A,8Bの高圧中間直流電圧をスイッチングして、所
定のパターンで切換周波数f2 (最低変調度)から運転
周波数へ上昇する交流電力を出力し、増速運転を行う
(ステップS43)。
圧および、最大電流比率は100%となっており、また
変調度も通常のものとなっている。
を介してこの交流電力を受け、入力に応じて回転を上
げ、運転状態になり、起動は完了し通常運転を行う(ス
テップS5)。
滑な起動が可能となる。
14Bでは、起動・停止制御装置11から高圧切り換え
完了信号を受信して、冷却ファン電動機15A,15B
の運転、周波数制御を開始する(ステップS65,S6
6)(なお、この各運転の開始はステップ42の後でも
良い)。
3Bのインバータ10A,10Bの温度等に応じて制御
される。
が不要の場合は、ステップS61,S62,S63,S
64,S65の制御を省略することができる。
電圧は、厳密にGTOインバータ10A,10Bの運転
時の電圧に合わせる必要はない。すなわち、電源スイッ
チ18をオンした時の投入時過大電流を防止できる程度
の電圧まで充電すればよく、運転時の電圧の約100%
±30〜40%であればよい。
の回転数制御を行わない(すなわち、一定回転運転)の
場合には、ステップS64,S65の制御は、単に電源
スイッチをオンするのみとなる。 (本発明の実施の第1形態の停止の制御)つぎに、電動
機6の停止は、図5の制御フローに示すように行われ
る。
分類される。
ンバータ装置3A,3Bにより回生制動による高電圧減
速過程を行い(ステップ7)、周波数が3Hz(定格回
転数の5%)に達したらインバータ装置3Aにより回生
制動による低電圧減速過程を行い(ステップ7)、最後
に周波数が1.2Hz(定格回転数の2%)に達したら
インバータ装置3Aによる直流制動減速過程(ステップ
9)を行い、停止させる。
明する。
れる(ステップ6)。
おいて、起動・停止制御装置11は、停止パターンに応
じて運転周波数(60Hz)から切換周波数f3 (3H
z)へ周波数、電圧を時間とともに降下すべく、回転数
検知器7からの信号をフィードバック信号として、高電
圧の入力にて、変調度を低下させて行く。
置3A,3Bのインバータ10A,10Bのスイッチン
グ信号を発信する(ステップS71)。
スとなるように、インバータ装置3A,3Bの出力周波
数を低下させる。
を発生する。この発生した電力はインバータ装置3A,
3Bに返還され、インバータ装置3A,3B内の制動器
17A,17Bの抵抗器により消費される。
生制動により減速運転される。
z以下になったことを検知して(ステップ72)、次の
低電圧減速過程(ステップ8)に移行する。
は、まず電源ステップ18をオフにする(ステップ8
1)。
では、平滑コンデンサ8Bへ一定電流で充電を行う(ス
テップS67)。この充電は、平滑コンデンサ8Bの電
圧が、高電圧入力用スイッチ2Aがオンの時のインバー
タ装置3Aの電圧(高電圧/定格電圧)と同じになった
時点で終了する。そして、インバータ装置3Bの運転は
終了する。また、冷却ファン駆動・充電装置14Bによ
る冷却ファン電動機15Bの運転も停止する。
入力を低圧タップ側に切換えるべく、高電圧入力用スイ
ッチ2Aおよび高電圧出力用スイッチ4A,4Cをオフ
にした後、低電圧入力用スイッチ2Bおよびバイパス用
スイッチ4Bをオンにする(ステップS82)。
・充電装置14Bから高電圧充電完了信号も受信した
後、電源スイッチ18をオフにする(ステップ83)。
に応じて運転周波数(3Hz)から切換周波数f
4 (1.2Hz)へ周波数、電圧を時間とともに降下す
べく、回転数検知器7からの信号をフィードバック信号
として、低電圧の入力にて、変調度を低下させて行く。
置3Aのインバータ10Aのスイッチング信号を発信す
る(ステップS84)。
スとなるように、インバータ装置3A,3Bの出力周波
数を低下させる。
を発生する。この発生した電力はインバータ装置3Aに
返還され、インバータ装置3A内の制動器17Aの抵抗
器により消費される。
回生制動により減速運転される。
2Hz以下になったことを検知して(ステップ85)、
次の直流制動過程(ステップ9)に移行する。
動・停止制御装置11により、インバータ装置3Aのイ
ンバータ10Aを制御して直流制動運転を行う。
逆転する低周波数)を加えて、電動機6の固定子に非回
転磁界(または、逆転する低周波数の回転磁界)を発生
させる。すると、電動機6の回転子に短絡電流が流れ、
ブレーキ力が発生する。
4 (1.2Hz)から0までブレーキをかける(ステッ
プS92)。
速かつ円滑に停止は完了する(ステップS10)。
停止が低損失で迅速かつ円滑に行われる。 (本発明の実施の第2形態の構成)本発明の実施の第2
形態を図6により説明する。
発明の実施の第1形態と均等構成部材である。
態と異なる点は、電動機6がインバータ装置3Aの定格
容量以下であるために、インバータ装置3Aと、冷却フ
ァンおよび電動機15Aと、冷却ファン駆動・充電装置
14Aとを1組としたことである。
力用捲線を1個とし、出力トランス5は単なる昇圧トラ
ンスとなる。 (本発明の実施の第2形態の制御)本発明の実施の第2
形態の起動・停止の制御は、インバータ装置3Aと、冷
却ファンおよび電動機15Aと、冷却ファン駆動・充電
装置14Aとが1組であること以外は、図3、図5に示
す本発明の実施の第1形態の起動・停止の制御と同一の
制御が行われる。
ては、ステップS62、S64、S66が不要となる。
は、ステップS67,S68が不要となる。
電動機、冷却ファン駆動・充電装置とが、1組または2
組の形態につき説明したが、これに限定されるものでは
なく、3組以上の場合にも同様に適用可能である。
イッチ18をオン・オフしているので、入力電圧切換器
2および出力トランスバイパス切換器4の各スイッチ
は、安価な無通電切換用のコンタクタ、断路器、接点等
が採用可能である。
ては次の効果を奏する。 起動時のトルク低下や過電流発生が無くなる。 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータの最
低変調度制約を回避でき、電動機特性に合せた円滑かつ
迅速な可変周波起動が可能となる。 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータの最
低変調度制約を回避でき、低い周波数および電圧まで回
生制動が可能となり、電動機特性に合せた円滑かつ迅速
な減速運転が可能となる。 さらに、低圧側のタップ切換により、直流制動によ
る電動機の停止が可能となる。 複数の2インバータならびに出力合成トランスを用
いることにより、1個のインバータのみでは停止、起動
ができない大容量電動に対しても上記起動、運転,停止
が可能となる。
を奏する。 (a) 電動機の回生制動が可能となり、低損失で円滑
かつ急速な停止、起動ができる。 (b) 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータ
の最低変調度制約を回避でき、電動機特性に合せた円滑
かつ迅速な可変周波停止起動が可能となる。 (c) インバータは作動(熱発生)に応じて有効に冷
却される。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動機の駆動用インバータ装置におい
て、高圧タップおよび低圧タップを有する入力トランス
と、高圧タップおよび低圧タップに入力電圧切換手段を
介して接続されたインバータ装置と、インバータ装置に
接続された出力用スイッチと、出力用スイッチに接続さ
れた出力トランスと、出力トランスをバイパスすべくイ
ンバータ装置に接続されたバイパス用スイッチと、を具
えたことを特徴とする電動機駆動用インバータ装置。 - 【請求項2】 インバータ装置は整流器、平滑コンデン
サ、インバータおよび冷却ファン用電動機を有し、イン
バータ装置を周波数制御する起動・停止制御装置と、平
滑コンデンサに一定電流で充電を行うとともに冷却ファ
ン用電動機を周波数制御する冷却ファン駆動・充電装置
と、を具えた事を特徴とする請求項1に記載の電動機駆
動用インバータ装置の制御装置。 - 【請求項3】 入力電圧切換手段を低圧タップ側に切り
換えるとともにバイパス用スイッチをオンにしてインバ
ータ装置の出力周波数を増加させ、その後入力電圧切換
手段を高圧タップ側に切り換えるとともにバイパス用ス
イッチをオフ、出力用スイッチをオンにしてインバータ
装置の出力周波数を増加させることを特徴とする請求項
1に記載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の
起動を行う運転方法。 - 【請求項4】 入力電圧切換手段を高圧タップ側に接続
するとともに出力用スイッチをオンにしてインバータ装
置の出力周波数を減少させて回生制動により高電圧減速
運転を行い、つぎに入力電圧切換手段を低圧タップ側に
接続するとともにバイパススイッチをオンにしてインバ
ータ装置の出力周波数を減少させて回生制動により低電
圧減速運転を行い、その後インバータ装置の出力を直流
にして直流制動停止運転を行うことを特徴とする請求項
1に記載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の
停止を行う運転方法。
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---|---|---|---|
JP22241596A JP3402949B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 電動機駆動用インバータ装置による電動機の起動停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1066372A true JPH1066372A (ja) | 1998-03-06 |
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ID=16782036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22241596A Expired - Lifetime JP3402949B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 電動機駆動用インバータ装置による電動機の起動停止方法 |
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- 1996-08-23 JP JP22241596A patent/JP3402949B2/ja not_active Expired - Lifetime
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