JPH1066372A - 電動機駆動用インバータ装置・制御装置および運転方法 - Google Patents

電動機駆動用インバータ装置・制御装置および運転方法

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JPH1066372A
JPH1066372A JP8222415A JP22241596A JPH1066372A JP H1066372 A JPH1066372 A JP H1066372A JP 8222415 A JP8222415 A JP 8222415A JP 22241596 A JP22241596 A JP 22241596A JP H1066372 A JPH1066372 A JP H1066372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の低損失で迅速かつ円滑な起動、停止
を図ったインバータ装置・制御装置をえる。 【解決手段】 電動機の駆動用インバータ装置におい
て、高圧タップおよび低圧タップを有する入力トランス
1a、高圧タップおよび低圧タップに入力電圧切換手段
を介して接続されたインバータ装置3A、インバータ装
置に接続された出力用スイッチ4A,4C、出力用スイ
ッチに接続された出力トランス5A、出力トランスをバ
イパスすべくインバータ装置に接続されたバイパス用ス
イッチ4Bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多相形のインバータ
により電動機を円滑に起動・停止する電動機駆動用イン
バータ装置・制御装置および運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機駆動用の多相形のインバー
タ装置主回路結線図を図7に、その作用を図8に示す。
【0003】図7に示すように、高電圧入力電源を受電
して、インバータ装置により周波数を制御して、高電圧
の大容量の電動機6を駆動する場合、インバータ装置は
定格電圧が低いために電圧降下用の入力トランス01が
配設されている。
【0004】さらに、インバータ装置3Aの定格容量に
も制限があるために、複数のインバータ装置3A、3B
が必要であり、昇電圧も兼ねた出力合成トランス5A,
5Bが配設されている。
【0005】入力トランス01は、入力用のデルタ捲線
と、出力用のスター捲線及び出力用のデルタ捲線により
構成されている。
【0006】入力トランス01の出力用のスター捲線の
高圧タップaはインバータ装置3Aに接続され、出力用
のデルタ捲線の高圧タップbはインバータ装置3Bに接
続されている。
【0007】なお、インバータ装置3A,3Bは、整流
器9A,9B、平滑コンデンサ8A,8B及び出力用の
GTO(ゲートターンオフ)インバータ10A,10B
により構成されている。またこのインバータ10A,1
0Bを、PWM(パルス幅変調)制御して、出力の周波
数、電圧等を制御している。
【0008】インバータ装置3Aの出力は、図3に示す
ように、出力合成トランス5Aの入力用のデルタ捲線に
接続され、インバータ装置3Bの出力は、出力合成トラ
ンス5Bの入力用のデルタ捲線に接続されている。
【0009】そして、出力合成トランス5A,5Bに
は、それぞれインバータ装置3A,3Bから、互いに位
相が30°ずれた電圧が入力されており、出力合成トラ
ンス5Aのスター捲線および出力合成トランス5Bのダ
ブルスター捲線により合成された出力電圧は、インバー
タ装置3A,3Bの出力電圧を加算したものとなる。そ
してこの合成された出力電圧は大容量の電動機6へ出力
されている。
【0010】なお、インバータ装置3A,3Bには、整
流器9A,9B、インバータ10A,10B等を冷却す
るために、図示しない冷却ファン及び電動機が配設さ
れ、電動機6には、電動機6を起動するために、図示し
ないクラッチを介してターニングギヤ及び電動機が連結
されている。
【0011】上述の構成において、電動機6を起動する
場合には、まず、ターニングギヤにより起動して、定格
周波数の1%(商用周波数が60Hzの場合は0.6H
z)程度まで回転数を上昇させる。
【0012】その後、クラッチを脱にし、インバータ装
置3A,3Bにより、定格周波数まで昇速させる。
【0013】この時、図8に示すように、インバータ装
置3A,3Bによる運転可能な最低周波数は定格周波数
の5%以上とすることが好ましい。そして、変調度は周
波数に比例して上昇するが、直流中間電圧比率及び最大
電流比率(トルク)は100%となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は次の
ような問題点があった。 (a)高圧の直流中間電圧が一定であり、インバータの
PWM(パルス幅変調)制御による電圧制御の電圧ベク
トルの成立に基づく制約条件より、最低変調度が決る。
すなわち最低周波数がPWM制御によるGTOインバー
タでは比較的に高い周波数となることにより(i)起動
時のトルク低下や過電流発生により、起動トルクの大き
なシステムでは、起動失敗の原因となることがあった。
(ii)停止時に回生制動を実施し回転の低下速度を早
くする場合は、回生制動が有効な回転数が比較的高い周
波数および電圧で終了する為、停止時間延長の原因とな
っていた。 (b)低周波域においては、周波数に比例して出力電圧
も低下し、電動機6のリアクタンス(起動トルクに寄与
する)も低下する。しかしながら出力電流は一定である
ため、出力合成トランス5A,5Bおよび電動機6の巻
線抵抗による電圧降下が相対的に大きくなり、その結果
電動機等、負荷側への起動の為の電力が低下するため、
起動トルクの低下が生じ、起動の失敗や起動時間の延長
原因となっていた。 (c)直流制動が掛けられない為、インバータ装置3
A,3Bの出力をシャ断しての停止操作となることによ
り、完全停止迄に多大な時間が必要である。 (d)また、短時間の完全停止の為には、機械的なブレ
ーキ等の併用が必要である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。 (1)電動機の駆動用インバータ装置において、高圧タ
ップおよび低圧タップを有する入力トランスと、高圧タ
ップおよび低圧タップに入力電圧切換手段を介して接続
されたインバータ装置と、インバータ装置に接続された
出力用スイッチと、出力用スイッチに接続された出力ト
ランスと、出力トランスをバイパスすべくインバータ装
置に接続されたバイパス用スイッチと、を具えたことを
特徴とする電動機駆動用インバータ装置。
【0016】以上において、電動機起動時、入力電圧切
換手段により、低圧タップがONする。またバイパス用
スイッチがONする。そしてインバータ装置は低圧を入
力し、予め定められた周波数増加で、かつ一定電流の交
流を出力し電動機を駆動する。その後入力電圧切換手段
により高圧タップがONする。またバイパス用スイッチ
がOFFし出力用スイッチがONする。そしてインバー
タ装置は高圧を入力し、予め定められた周波数増加で、
かつ一定電流の交流を出力し、出力トランスで昇圧後、
電動機を駆動する。
【0017】以上のようにして信頼性の高い、電動機の
迅速かつ円滑な起動が可能となる。
【0018】電動機停止時は、入力電圧切換手段、高圧
タップ、低圧タップ、出力用スイッチ、バイパス用スイ
ッチ等は上記と逆の順序で作動し、電動機を減速する。
そして停止直前には、インバータ装置により直流制動が
かけられ停止する。
【0019】以上のようにして信頼性の高い、電動機の
低損失で迅速かつ円滑な停止が可能となる。 (2)インバータ装置は整流器、平滑コンデンサ、イン
バータおよび冷却ファン用電動機を有し、インバータ装
置を周波数制御する起動・停止制御装置と、平滑コンデ
ンサに一定電流で充電を行うとともに冷却ファン用電動
機を周波数制御する冷却ファン駆動・充電装置と、を具
えた事を特徴とする上記(1)に記載の電動機駆動用イ
ンバータ装置の制御装置。
【0020】以上において、起動・停止制御装置からの
制御信号で、冷却ファン駆動・充電装置は平滑コンデン
サを一定電流で充電するとともに冷却ファン用電動機を
制御駆動しインバータを冷却する。 (3)入力電圧切換手段を低圧タップ側に切り換えると
ともにバイパス用スイッチをオンにしてインバータ装置
の出力周波数を増加させ、その後入力電圧切換手段を高
圧タップ側に切り換えるとともにバイパス用スイッチを
オフ、出力用スイッチをオンにしてインバータ装置の出
力周波数を増加させることを特徴とする上記(1)に記
載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の起動を
行う運転方法。
【0021】以上において、始動時、入力電圧切換手段
により低圧タップ側がONし、かつバイパス用スイッチ
がONして、インバータ装置の出力周波数が順次増加し
電動機を始動する。所定の周波数になったとき、同様に
して、高圧タップ側ONに切換り、かつバイパス用スイ
ッチがOFF、出力用スイッチがONして、インバータ
装置の出力周波数が順次増加し電動機を増速駆動する。 (4)入力電圧切換手段を高圧タップ側に接続するとと
もに出力用スイッチをオンにしてインバータ装置の出力
周波数を減少させて回生制動により高電圧減速運転を行
い、つぎに入力電圧切換手段を低圧タップ側に接続する
とともにバイパススイッチをオンにしてインバータ装置
の出力周波数を減少させて回生制動により低電圧減速運
転を行い、その後インバータ装置の出力を直流にして直
流制動停止運転を行うことを特徴とする上記(1)に記
載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の停止を
行う運転方法。
【0022】以上において、停止時、入力電圧切換手段
により高圧タップ側がONし、かつ出力用スイッチがO
Nしていて、インバータ装置の出力周波数が順次減少
し、電動機を減速する。所定の周波数になったとき、同
様にして、低圧タップ側ONに切換り、かつバイパス用
スイッチがON、出力用スイッチがOFFして、インバ
ータ装置の出力周波数が順次減少し、電動機は減速す
る。その後直流となり、電動機は直流制動する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図6
により説明すると、図1は本発明の実施の第1形態の回
路図、図2は第1形態の出力合成トランスの回路図であ
る。
【0024】図3は第1形態の起動時の制御フロー図、
図4は第1形態の作用説明図、図5は第1形態の停止時
の制御フロー図である。
【0025】図6は本発明の実施の第2形態の回路図で
ある。
【0026】なお、図1,図6において図7と同一符号
のものは従来のものと均等構成部材である。 (本発明の実施の第1形態の構成)本発明の実施の形態
を図1〜図5により説明する。
【0027】図1に示すように、高電圧入力電源を電源
スイッチ18を介して受電して、インバータ装置3A,
3Bにより周波数を制御して、高電圧の大容量の電動機
6を駆動する場合、インバータ装置3A,3Bは定格電
圧が低いために降電圧用の入力トランス1aが配設され
ている。
【0028】さらに、インバータ装置3A,3Bの出力
を合成するとともに、出力電圧を電動機6の定格電圧に
昇電圧するために出力合成トランス5A,5Bが配設さ
れている。
【0029】なお、インバータ装置3A,3Bは2組と
しているが、この組数は電動機6の容量に応じて決定さ
れるものであり、電動機6の容量が小さければインバー
タ装置は1組でも良く、逆にもっと大容量であれば、電
動機6の容量に応じてインバータ装置を3組以上とする
ことができる。
【0030】入力トランス1aは、入力用のデルタ捲線
と、出力用のスター捲線および出力用のデルタ捲線によ
り構成されている。
【0031】そして入力用のデルタ捲線には、高圧入力
電源が電源スイッチ18を介して接続されている。出力
用のスター捲線には、高圧タップa(電圧=HV)と低
圧タップc(電圧=LV)とが設けられている。また出
力用のデルタ捲線には、高圧タップb(電圧=HV)が
設けられている。
【0032】なお、本実施の第1形態では電圧比HV/
LVを1/3としているが、これに限定されるものでは
ない。
【0033】入力トランス1aの高圧タップaと低圧タ
ップcとは、それぞれ入力電圧切換器2の高電圧入力用
スイッチ2Aと低電圧入力用スイッチ2Bを経てインバ
ータ装置3Aへ接続されている。
【0034】また、入力トランス1aの高圧タップb
は、インバータ装置3Bへ接続されている。
【0035】なお、高電圧入力用スイッチ2Aと低電圧
入力用スイッチ2Bとは、インターロックされており、
同時にはオンしないようになっている。
【0036】インバータ装置3A,3Bは、各々3組全
波整流用の整流器9A,9B、整流器9A,9Bからの
脈流を平滑する平滑コンデンサ8A,8B及び直流を3
相交流に変換する出力用のGTOインバータ10A,1
0Bにより構成されている。
【0037】さらに、インバータ装置3A,3Bには、
電動機6の停止時に電動機6からの逆流電力を放出する
ために、抵抗器および整流器からなる制動器17A,1
7Bが設けられている。
【0038】なお、GTOインバータ10A,10B
は、PWM(パルス幅変調)制御により、出力の周波
数、電圧等が制御されている。このPWM制御において
は、目標周波数と同じ周波数の変調波と、変調波以上の
周波数の三角状の搬送波に基づき、各インバータ10
A,10Bのスイッチングを制御しており、目標周波数
に比例して、変調度、パルス数、パルス幅およびインバ
ータの出力電圧が変化する。
【0039】また、インバータ装置3A,3Bには、各
々冷却ファン及び冷却ファン電動機15A,15Bが配
設されている。さらに、平滑コンデンサ8A,8Bには
充電ライン16が接続されている。なお、冷却ファン電
動機15A,15B及び平滑コンデンサ8A,8Bへの
充電のための電力は、冷却ファン駆動・充電装置14
A,14Bから給電される。
【0040】インバータ装置3Aの出力は、出力トラン
スバイパス切換器4のバイパス用スイッチ4Bを経由し
て、大容量の電動機6に給電されている。
【0041】さらに、インバータ装置3Aの出力は、出
力トランスバイパス切換器4の高電圧出力用スイッチ4
A及び、図2に示すように出力合成トランス5Aの入力
用デルタ捲線に接続されている。
【0042】一方、インバータ装置3Bの出力は、図2
に示すように出力合成トランス5Bの入力用デルタ捲線
に接続されている。
【0043】そして、出力合成トランス5Bの出力用ダ
ブルスター捲線は、出力合成トランス5Aの出力用スタ
ー捲線の一端に接続され、これにより2組のインバータ
装置3A,3Bの出力は合成され、出力合成トランス5
Aの出力用スター捲線の他端は、出力トランスバイパス
切換器4のバイパス用接点4Cを経由して、大容量の電
動機6に接続されている。
【0044】なお、出力トランスバイパス切換器4の高
電圧出力用スイッチ4A,4Cとバイパス用スイッチ4
Bとは、インターロックされており、同時にはオンしな
いようになっている。
【0045】また、電動機6は、クラッチ13Aを介し
てターニングギヤ電動機13に連結されている。また電
動機6には回転検出器7が取付けられている。
【0046】そして、上述の各装置を制御するために、
起動・停止制御装置11、冷却ファン駆動・充電装置1
4A,14Bおよびターニングギヤ制御装置12が配設
されている。
【0047】起動・停止制御装置11は、入力電圧切換
器2、出力トランスバイパス切換器4のオン・オフの制
御を行う。
【0048】また、起動・停止制御装置11は、ターニ
ングギヤ制御装置12および冷却ファン・充電制御装置
14A,14Bの統括制御を行う。
【0049】さらに、起動・停止制御装置11は、目標
周波数に応じて、PWM(パルス幅変調)制御するため
のインバータ装置3A、3Bのインバータのスイッチン
グ信号を発信する。
【0050】ターニングギヤ制御装置12は、ターニン
グギヤ電動機13の駆動およびクラッチ13Aの嵌脱の
制御を行う。
【0051】冷却ファン駆動・充電装置14A,14B
は、図示しないインバータ、昇圧トランス、整流器によ
り構成されている。
【0052】そして、冷却ファン電動機15A,15B
の運転時には、上記インバータにより冷却ファン電動機
15A,15Bの回転数制御を行う。また、平滑コンデ
ンサ8A,8Bの一定電流充電の時には、上記インバー
タ、昇圧トランス、整流器により充電ライン16を介し
て一定電流にて充電を行う。 (本発明の実施の第1形態の起動の制御)上述の構成に
おいて、電動機6の起動は、図3の制御フローに示すよ
うに制御される。
【0053】起動時の制御は、3個の大きなステップに
分類される。
【0054】すなわち、まず始めに機械的駆動装置(タ
ーニングギヤ等)により微速起動過程を行い(ステップ
2)、0.6Hz(定格回転数の1%)の周波数にて低
電圧による減電圧インバータ起動過程を行い(ステップ
3)、最後に周波数が6Hz(定格回転数の10%)に
達したら、入力電圧を高電圧(定格電圧)に切り換えて
定格電圧インバータ起動過程(ステップ3)を行う。
【0055】以下に、各ステップ2,3,4の詳細につ
き説明する。
【0056】まず、起動開始前においては、電源スイッ
チ18および全てのスイッチ2A,2B,4A,4B,
4Cがオフとなっていることを確認する(ステップS1
1)。
【0057】そして、起動・停止制御装置11から、タ
ーニングギヤ制御装置12および冷却ファン駆動・充電
装置14A,14Bへ起動開始信号が送信される(ステ
ップS12)。
【0058】ステップ2の微速起動過程において、ま
ず、ターニングギヤ制御装置12では、起動開始信号を
受信して、クラッチ13Aを嵌める(ステップS2
1)。
【0059】そして、ターニングギヤ電動機13を駆動
して、電動機6を起動し、所定時間(T1)昇速する
(ステップS22)。
【0060】なお、この所定時間(T1)は、電動機6
の起動特性に基づき、予め演算、設定されている。
【0061】電動機6の回転数が最低周波数f1 =0.
6Hz(定格周波数の1%)まで昇速すると、クラッチ
13Aを脱にするとともに、ターニングギヤ電動機13
をオフにし、起動・停止制御装置11へターニング完了
信号を発信する(ステップS23)。
【0062】これにより、ステップ2の微速起動過程は
完了する。
【0063】一方、ステップ2の微速起動過程に並行し
て、冷却ファン駆動・充電装置14Aでは、起動開始信
号を受信して、平滑コンデンサ8Aへ一定電流で充電を
行う(ステップS61)。
【0064】なおこの充電は、平滑コンデンサ8Aの電
圧が、インバータ装置3Aが低電圧入力用スイッチ2B
がオンの時の電圧(低電圧)になった時点で終了する。
【0065】さらに、ステップ2の微速起動過程に並行
して、冷却ファン駆動・充電装置14Bでも、起動開始
信号を受信して、平滑コンデンサ8Bへ一定電流で充電
を行う(ステップS62)。
【0066】なおこの充電は、平滑コンデンサ8Bの電
圧が、定格電圧になった時点で終了する。
【0067】つぎに、ステップ3の減電圧インバータ起
動過程において、起動・停止制御装置11では、ターニ
ング完了信号を受信し、また必要に応じて冷却ファン・
充電制御装置14A,14Bから充電完了信号も受信
(なお、各充電完了信号の受信は、電源スイッチ18の
オンの前でも良い)した後、入力を低圧タップc側に接
続するために、入力電圧切換器2の低電圧入力用スイッ
チ2Bをオンにし、さらに、出力トランス5をバイパス
するために、出力トランスバイパス切換器4のバイパス
用スイッチ4Bをオンにする(ステップS31)。その
後電源スイッチ18をオンにして(ステップ32)、給
電が開始される。
【0068】そして、あらかじめ設定されたタイムスケ
ジュールまたは必要に応じて回転検出器7からの電動機
の回転数の信号をフィードバック信号として、最低周波
数f 1 =1.2Hzから切換周波数f2 =6Hz(定格
周波数の10%)になるまで、低電圧(LV)により、
所定時間(T2)、周波数が斬増するスイッチング信号
をインバータ10Aに送信し(ステップS33)、増速
運転を行う。
【0069】なお、電圧も周波数に比例して上昇する
が、低電圧としているために、図4に示すように、直流
中間電圧は通常の1/3である。
【0070】この状態で通常の出力電圧比率を得るため
に、変調度を通常の約3倍(=HV/LV)にしてい
る。このため、電動機6の定格電流に対する最大電流比
率は150%におさえられている。
【0071】その後、回転検出器7から回転数が切換周
波数f2 =6Hzになったことを検出して、所定時間
(T3)の期間、電源スイッチ18をオフ(ステップ3
4)にした後、入力電圧切換器2の低電圧入力用スイッ
チ2Bもオフにするとともに出力トランスバイパス切換
器4のバイパス用スイッチ4Bもオフにする(ステップ
S35)。
【0072】これにより、ステップ3の減電圧インバー
タ起動過程は完了する。
【0073】また、所定時間(T3)の間に、冷却ファ
ン駆動・充電装置14A,14Bでは、平滑コンデンサ
8A,8Bへ一定電流で充電を行う(ステップS63、
ステップS64)(なお、この各充電の開始はステップ
34の後でも良い)。
【0074】この充電は、平滑コンデンサ8A,8Bの
電圧が、インバータ装置3A,3Bが高電圧入力用スイ
ッチ2Aがオンの時の電圧(高電圧/定格電圧)になっ
た時点で終了する。
【0075】なお、ステップ3では、インバータ装置3
Bは可動していないため、理想的には平滑コンデンサ8
Bはステップ62にて充電したままの状態であり、ステ
ップ64の充電作業は不要である。
【0076】しかしながら、ステップ3の期間が長い場
合、漏れにより充電電圧が低下しているので、再度充電
を行うものである。したがってステップ3の期間が短い
ものではステップ64は不要である。
【0077】つぎに、ステップ4の定格電圧インバータ
起動過程に移行する。
【0078】起動・停止制御装置11では、所定時間
(T3)経過後、また必要に応じて冷却ファン駆動・充
電装置14A,14Bから高電圧充電完了信号も受信し
た後(なお、各充電完了信号の受信は、電源スイッチ1
8のオンの前でも良い)、入力を高圧タップa側に接続
するために、入力電圧切換器2の高電圧入力用スイッチ
2Aをオンにする。
【0079】さらに、出力合成トランス5Aを介するた
めに、出力トランスバイパス切換器4の高圧出力用スイ
ッチ4A,4Cをオンにする(ステップS41)。
【0080】その後、電源スイッチ18をオンにして通
電を行う。
【0081】インバータ装置3A,3Bでは、回転検出
器7からの回転数信号をベースとして、平滑コンデンサ
8A,8Bの高圧中間直流電圧をスイッチングして、所
定のパターンで切換周波数f2 (最低変調度)から運転
周波数へ上昇する交流電力を出力し、増速運転を行う
(ステップS43)。
【0082】この場合、図4に示すように、直流中間電
圧および、最大電流比率は100%となっており、また
変調度も通常のものとなっている。
【0083】電動機6は、出力合成トランス5A,5B
を介してこの交流電力を受け、入力に応じて回転を上
げ、運転状態になり、起動は完了し通常運転を行う(ス
テップS5)。
【0084】以上のようにして、電動機6の迅速かつ円
滑な起動が可能となる。
【0085】なお、冷却ファン駆動・充電装置14A,
14Bでは、起動・停止制御装置11から高圧切り換え
完了信号を受信して、冷却ファン電動機15A,15B
の運転、周波数制御を開始する(ステップS65,S6
6)(なお、この各運転の開始はステップ42の後でも
良い)。
【0086】この周波数は、各々インバータ装置3A,
3Bのインバータ10A,10Bの温度等に応じて制御
される。
【0087】なお、平滑コンデンサ8A,8Bへの充電
が不要の場合は、ステップS61,S62,S63,S
64,S65の制御を省略することができる。
【0088】また、平滑コンデンサ8A,8Bへの充電
電圧は、厳密にGTOインバータ10A,10Bの運転
時の電圧に合わせる必要はない。すなわち、電源スイッ
チ18をオンした時の投入時過大電流を防止できる程度
の電圧まで充電すればよく、運転時の電圧の約100%
±30〜40%であればよい。
【0089】さらに、冷却ファン電動機15A,15B
の回転数制御を行わない(すなわち、一定回転運転)の
場合には、ステップS64,S65の制御は、単に電源
スイッチをオンするのみとなる。 (本発明の実施の第1形態の停止の制御)つぎに、電動
機6の停止は、図5の制御フローに示すように行われ
る。
【0090】停止時の制御は、3個の大きなステップに
分類される。
【0091】すなわち、まず始めに高電圧にて2組のイ
ンバータ装置3A,3Bにより回生制動による高電圧減
速過程を行い(ステップ7)、周波数が3Hz(定格回
転数の5%)に達したらインバータ装置3Aにより回生
制動による低電圧減速過程を行い(ステップ7)、最後
に周波数が1.2Hz(定格回転数の2%)に達したら
インバータ装置3Aによる直流制動減速過程(ステップ
9)を行い、停止させる。
【0092】以下に、各ステップ7〜9の詳細につき説
明する。
【0093】まず、手動等により停止開始信号が発信さ
れる(ステップ6)。
【0094】そして、高電圧減速過程(ステップ7)に
おいて、起動・停止制御装置11は、停止パターンに応
じて運転周波数(60Hz)から切換周波数f3 (3H
z)へ周波数、電圧を時間とともに降下すべく、回転数
検知器7からの信号をフィードバック信号として、高電
圧の入力にて、変調度を低下させて行く。
【0095】そして、この変調度に応じてインバータ装
置3A,3Bのインバータ10A,10Bのスイッチン
グ信号を発信する(ステップS71)。
【0096】すなわち、誘導電動機6のすべりがマイナ
スとなるように、インバータ装置3A,3Bの出力周波
数を低下させる。
【0097】すると電動機6はそのすべりに応じた電力
を発生する。この発生した電力はインバータ装置3A,
3Bに返還され、インバータ装置3A,3B内の制動器
17A,17Bの抵抗器により消費される。
【0098】このようにして、電動機6は高電圧にて回
生制動により減速運転される。
【0099】そして、回転数検知器7からの信号が3H
z以下になったことを検知して(ステップ72)、次の
低電圧減速過程(ステップ8)に移行する。
【0100】低電圧減速過程(ステップ8)において
は、まず電源ステップ18をオフにする(ステップ8
1)。
【0101】その後、冷却ファン駆動・充電装置14B
では、平滑コンデンサ8Bへ一定電流で充電を行う(ス
テップS67)。この充電は、平滑コンデンサ8Bの電
圧が、高電圧入力用スイッチ2Aがオンの時のインバー
タ装置3Aの電圧(高電圧/定格電圧)と同じになった
時点で終了する。そして、インバータ装置3Bの運転は
終了する。また、冷却ファン駆動・充電装置14Bによ
る冷却ファン電動機15Bの運転も停止する。
【0102】そして、起動・停止制御装置11により、
入力を低圧タップ側に切換えるべく、高電圧入力用スイ
ッチ2Aおよび高電圧出力用スイッチ4A,4Cをオフ
にした後、低電圧入力用スイッチ2Bおよびバイパス用
スイッチ4Bをオンにする(ステップS82)。
【0103】その後、また必要に応じて冷却ファン駆動
・充電装置14Bから高電圧充電完了信号も受信した
後、電源スイッチ18をオフにする(ステップ83)。
【0104】起動・停止制御装置11は、停止パターン
に応じて運転周波数(3Hz)から切換周波数f
4 (1.2Hz)へ周波数、電圧を時間とともに降下す
べく、回転数検知器7からの信号をフィードバック信号
として、低電圧の入力にて、変調度を低下させて行く。
【0105】そして、この変調度に応じたインバータ装
置3Aのインバータ10Aのスイッチング信号を発信す
る(ステップS84)。
【0106】すなわち、誘導電動機6のすべりがマイナ
スとなるように、インバータ装置3A,3Bの出力周波
数を低下させる。
【0107】すると電動機6はそのすべりに応じた電力
を発生する。この発生した電力はインバータ装置3Aに
返還され、インバータ装置3A内の制動器17Aの抵抗
器により消費される。
【0108】このようにして、電動機6は、低電圧にて
回生制動により減速運転される。
【0109】そして、回転数検知器7からの信号が1.
2Hz以下になったことを検知して(ステップ85)、
次の直流制動過程(ステップ9)に移行する。
【0110】直流制動過程(ステップ9)において、起
動・停止制御装置11により、インバータ装置3Aのイ
ンバータ10Aを制御して直流制動運転を行う。
【0111】すなわち、電動機6に直流電圧(または、
逆転する低周波数)を加えて、電動機6の固定子に非回
転磁界(または、逆転する低周波数の回転磁界)を発生
させる。すると、電動機6の回転子に短絡電流が流れ、
ブレーキ力が発生する。
【0112】このようにして周波数を切換周波数f
4 (1.2Hz)から0までブレーキをかける(ステッ
プS92)。
【0113】これにより、電動機6は直流制動により迅
速かつ円滑に停止は完了する(ステップS10)。
【0114】以上のごとく、大容量の電動機6の起動・
停止が低損失で迅速かつ円滑に行われる。 (本発明の実施の第2形態の構成)本発明の実施の第2
形態を図6により説明する。
【0115】図6において、図1と同一符号のものは本
発明の実施の第1形態と均等構成部材である。
【0116】本発明の実施の第2形態において、第1形
態と異なる点は、電動機6がインバータ装置3Aの定格
容量以下であるために、インバータ装置3Aと、冷却フ
ァンおよび電動機15Aと、冷却ファン駆動・充電装置
14Aとを1組としたことである。
【0117】したがって、入力トランス1bにおいて出
力用捲線を1個とし、出力トランス5は単なる昇圧トラ
ンスとなる。 (本発明の実施の第2形態の制御)本発明の実施の第2
形態の起動・停止の制御は、インバータ装置3Aと、冷
却ファンおよび電動機15Aと、冷却ファン駆動・充電
装置14Aとが1組であること以外は、図3、図5に示
す本発明の実施の第1形態の起動・停止の制御と同一の
制御が行われる。
【0118】すなわち、図3に示す起動時の制御におい
ては、ステップS62、S64、S66が不要となる。
【0119】また、図5に示す停止時の制御において
は、ステップS67,S68が不要となる。
【0120】以上、インバータ装置、冷却ファンおよび
電動機、冷却ファン駆動・充電装置とが、1組または2
組の形態につき説明したが、これに限定されるものでは
なく、3組以上の場合にも同様に適用可能である。
【0121】また、各実施例では、切換える度に電源ス
イッチ18をオン・オフしているので、入力電圧切換器
2および出力トランスバイパス切換器4の各スイッチ
は、安価な無通電切換用のコンタクタ、断路器、接点等
が採用可能である。
【0122】以上に説明したように各実施の形態におい
ては次の効果を奏する。 起動時のトルク低下や過電流発生が無くなる。 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータの最
低変調度制約を回避でき、電動機特性に合せた円滑かつ
迅速な可変周波起動が可能となる。 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータの最
低変調度制約を回避でき、低い周波数および電圧まで回
生制動が可能となり、電動機特性に合せた円滑かつ迅速
な減速運転が可能となる。 さらに、低圧側のタップ切換により、直流制動によ
る電動機の停止が可能となる。 複数の2インバータならびに出力合成トランスを用
いることにより、1個のインバータのみでは停止、起動
ができない大容量電動に対しても上記起動、運転,停止
が可能となる。
【0123】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は次の効果
を奏する。 (a) 電動機の回生制動が可能となり、低損失で円滑
かつ急速な停止、起動ができる。 (b) 高圧と低圧側のタップ切換により、インバータ
の最低変調度制約を回避でき、電動機特性に合せた円滑
かつ迅速な可変周波停止起動が可能となる。 (c) インバータは作動(熱発生)に応じて有効に冷
却される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の回路図である。
【図2】第1形態の出力合成トランス部の回路図であ
る。
【図3】第1形態の起動時の制御フロー図である。
【図4】第1形態の作用説明図である。
【図5】第1形態の停止時の制御フロー図である。
【図6】本発明の実施の第2形態の回路図である。
【図7】従来例の回路図である。
【図8】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1a,1b,01 入力トランス 2 入力電圧切換器 2A 高電圧入力用スイッチ 2B 低電圧入力用スイッチ 3A,3B インバータ装置 4 出力トランスバイパス切換器 4A,4C 高電圧出力用スイッチ 4B バイパス用スイッチ 5 出力昇圧トランス 5A,5B 出力合成トランス 6 電動機 7 回転検出器 8A,8B 平滑コンデンサ 9A,9B 整流器 10A,10B GTOインバータ 11 起動・停止制御装置 12 ターニングギヤ制御装置 13 ターニングギヤ電動機 13A クラッチ 14A,14B 冷却ファン駆動・充電装置 15A,15B 冷却ファン電動機 16A,16B 充電ライン 17A,17B 制動器 18 電源スイッチ a 高圧タップ(電圧=HV) b 高圧タップ(電圧=HV) c 低圧タップ(電圧=LV)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の駆動用インバータ装置におい
    て、高圧タップおよび低圧タップを有する入力トランス
    と、高圧タップおよび低圧タップに入力電圧切換手段を
    介して接続されたインバータ装置と、インバータ装置に
    接続された出力用スイッチと、出力用スイッチに接続さ
    れた出力トランスと、出力トランスをバイパスすべくイ
    ンバータ装置に接続されたバイパス用スイッチと、を具
    えたことを特徴とする電動機駆動用インバータ装置。
  2. 【請求項2】 インバータ装置は整流器、平滑コンデン
    サ、インバータおよび冷却ファン用電動機を有し、イン
    バータ装置を周波数制御する起動・停止制御装置と、平
    滑コンデンサに一定電流で充電を行うとともに冷却ファ
    ン用電動機を周波数制御する冷却ファン駆動・充電装置
    と、を具えた事を特徴とする請求項1に記載の電動機駆
    動用インバータ装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 入力電圧切換手段を低圧タップ側に切り
    換えるとともにバイパス用スイッチをオンにしてインバ
    ータ装置の出力周波数を増加させ、その後入力電圧切換
    手段を高圧タップ側に切り換えるとともにバイパス用ス
    イッチをオフ、出力用スイッチをオンにしてインバータ
    装置の出力周波数を増加させることを特徴とする請求項
    1に記載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の
    起動を行う運転方法。
  4. 【請求項4】 入力電圧切換手段を高圧タップ側に接続
    するとともに出力用スイッチをオンにしてインバータ装
    置の出力周波数を減少させて回生制動により高電圧減速
    運転を行い、つぎに入力電圧切換手段を低圧タップ側に
    接続するとともにバイパススイッチをオンにしてインバ
    ータ装置の出力周波数を減少させて回生制動により低電
    圧減速運転を行い、その後インバータ装置の出力を直流
    にして直流制動停止運転を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の電動機駆動用インバータ装置による電動機の
    停止を行う運転方法。
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