JPH1065367A - パネルロック構造 - Google Patents

パネルロック構造

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JPH1065367A
JPH1065367A JP21982596A JP21982596A JPH1065367A JP H1065367 A JPH1065367 A JP H1065367A JP 21982596 A JP21982596 A JP 21982596A JP 21982596 A JP21982596 A JP 21982596A JP H1065367 A JPH1065367 A JP H1065367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別な治具類を使用せず、1挙動操作でシェル
フ内へ電子回路パネルを挿抜しロックする。 【解決手段】軸7とコイルばね8により回転自在な1対
の略T字形のレバー5をパネル6の前面上下部に有し、
パネル6をシェルフ10に挿入するとき上下1対の嵌合
部11とレバー5の爪12が嵌合しロックする。レバー
の引手5aをa方向に引くと軸7中心にレバー5がb方
向に回転してロックが解除され、更にレバー5を引くと
ストッパー13がフロントパネル14に当って軸7と共
に梁を形成し、パネル引抜力を分散させて1挙動操作で
パネル6が引抜ける。挿入時は爪12のR面15により
円滑にシェルフ10内へ挿入でき、コイルばね8の付勢
力で自然にロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパネルロック構造に
関し、特に略T字形レバーを有する電子回路パネルを利
用した基地局通信機器におけるパネルロック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パネルロック構造は、図4に示す
ようにパネル21自体にねじ23a,23bが付属さ
れ、ねじ穴24a,24bを具備するシェルフ22の中
にパネル21を納めた後、ねじ23aをねじ穴24a
に、またねじ23bをねじ穴24bにそれぞれ締結させ
る。また、パネル21をシェルフ22より取り外すとき
にはねじ23a,23bの締結を解き、特別な治具を使
用してパネル21を引き抜く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、パネ
ルの引抜き時に特別な工具を必要としたり、レバータイ
プでも一度ロックを解除してからパネルを引き抜くなど
の2工程以上の操作を必要としていた。
【0004】その理由は、ねじで締結したり、レバーが
ロック解除の操作専用の構造となっていたからである。
【0005】第2の問題点は、パネルの挿入時に、1工
程でロックされず、ねじを締めたり、回転ツマミを回転
させてロックさせるなどの工程を必要としていた。
【0006】その理由は、ばねの弾性力で、ロック爪が
ロックしているときの状態から1工程で嵌合する構造と
はなっていなかったからである。
【0007】本発明の目的は、特別な治具類を使用せ
ず、1挙動操作でシェルフ内へ電子回路パネルを挿抜す
るパネルロック構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は1対の嵌合部を
複数組具備するシェルフヘプラグイン式に挿入実装され
る電子回路パネルの前面上下部分にて前記嵌合部に嵌合
すべく設けられるパネルロック構造であって、略T字形
を呈するレバーをそのT字形の交点近傍にて軸を介して
前記電子回路パネルに回動自在に取付け、前記T字形の
上辺の一端には前記嵌合部に対応して嵌合面と曲面を有
する爪を、また前記上辺の他端にはストッパー部をそれ
ぞれ設け、前記T字形の垂直辺は前記電子回路パネルの
前面から突出し且つ先端が折り曲げ部を形成してなり、
前記軸には片端が前記電子回路パネルの前面に固定され
他端が前記レバーの上辺の一端に自由端として接するコ
イルばねを装着して構成され、前記電子回路パネルの前
記シェルフへの挿入時には、前記爪の曲面が前記電子回
路バネルの前面側に回動して円滑に挿入でき、前記爪が
前記嵌合部に達すると前記コイルばねの付勢力によって
前記爪が初期位置に戻り前記嵌合面が前記嵌合部に合致
してロックされ、一方、前記電子回路パネルの前記シェ
ルフからの引抜時には、前記レバーの前記折り曲げ部を
指で摘んで引くことで前記T字形の垂直辺が前記軸を中
心に回動して前記爪と前記嵌合部とのロックが解除され
るようになり、また前記ストッパー部が前記電子回路パ
ネルの前面に当接することで前記軸とともに引抜力を分
散させて強い力で前記電子回路パネルを引き抜くように
し、前記電子回路パネルを1挙動にて前記シェルフに対
し挿抜すべくしたものである。
【0009】本発明のパネルロック構造では、1対の略
T字形状のレバー(図1の5)と軸(図1の7)とコイ
ルばね(図1の8)とを具備するパネル(図1の6)を
シェルフ(図1の10)に挿入するとき、上下1対の嵌
合部(図1の11)と爪(図1の12)が嵌合し、ロッ
クする。
【0010】ロックを解除し、パネル(図1の6)をシ
ェルフ(図1の10)から抜く場合、レバー(図2の
5)を矢印a方向(図2)へ引くことにより、軸(図2
の7)を中心として矢印b方向(図2)へ回転し、爪
(図2の12)は嵌合部(図2の11)より外れてロッ
クが解除される。同時に、回転したストッパー(図2の
13)はフロントパネル(図2の14)の裏に当たり、
矢印a方向へ引く力は軸(図2の7)一点に集中せず、
ストッパー(図2の13)にも分散され、レバー(図2
の5)をそのまま矢印a方向へ引くことによって、シェ
ルフ(図2の10)からパネル(図1の6)を引き抜く
ことができる。
【0011】又、パネル(図1の6)をシェルフ(図1
の10)に挿入するときは、矢印c方向(図3)へ押す
ことにより、爪(図3の12)のR面(図3の15)が
シェルフ(図3の10)の角に当たり、軸(図3の7)
を中心としレバー(図3の5)が矢印d方向(図3)へ
回転する。さらにパネル(図3の6)を矢印c方向へ押
し込むことにより、コイルばね(図3の8)の付勢復元
力によって嵌合部(図3の11)へ爪(図3の12)が
入り込む。そのとき嵌合部(図3の11)の内側と嵌合
面(図3の16)が当たり、ロックされる。
【0012】即ち、一つの軸を中心として、レバーとフ
ック(爪)を一体化させた略T字形のレバーを手前に引
くことによりロックが解除され、さらにレバーを手前に
引くことで、レバーの一端のストッパーがフロントパネ
ル前面に当たり、軸とストッパーの部分で一つの梁を形
成し、パネルを引抜く力を分散させて、1挙動の操作で
パネルを引抜くことが可能となる。またロック時は、爪
のR面(曲面)により、スムーズにパネルをシェルフ内
へ挿入でき、コイルばねの弾性力によって自然にロック
される為、特開平1−268098号公報のような特別
なロック作業を必要としない。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態のパネルロック
構造の斜視図及び要部の詳細を示す側面図である。
【0015】この実施の形態の構造は、上下1対の嵌合
部11を複数組有するシェルフ10に複数の電子回路パ
ネル(以下、パネル)6をプラグイン式に挿入する時、
パネル6をシェルフ10に固定ロックする為のものであ
る。パネル6の前面の上下部分には、図1(a)に示す
ように、シェルフ10の嵌合部11に対応するように上
下対称に1対のロック構造としてのレバー5を具備し、
このレバー5は、図1(b)に示すように、パネル6に
植設した軸7に回転自在に嵌まり、軸7を中心として矢
印b,d方向へ回転可能である。コイルばね8は、その
中心が軸7に挿着され、片端をレバー5の一部のばね止
め9に自由端として接して止められ、他の片端はパネル
6の前面のフロントパネル14の裏のばね止め17へ固
定端として埋め込まれている。
【0016】レバー5は略T字状の形状を呈し、T字形
の上辺の両端にはストッパー13と爪12を形成し、爪
12は、フロントパネル14側に嵌合部11へロックす
るための嵌合面16を具備し、その反対面にはシェルフ
10にパネル6を挿入するときスムーズに入るようなR
面(曲面)15を具備している。また、レバー5のT字
形の垂直辺はフロントパネル14の前面に突出し、その
先端部は約45度に折れ曲って引手5aを形成してい
る。
【0017】レバー5は、図1(b)に示す状態、即ち
軸7を中心にして爪12が真上に直立し且つT字形の垂
直辺がフロントパネル14から水平に突出している状態
が通常の状態であり、このときコイルばね8は中立状
態、即ちレバー5に対して左右いずれの方向にも付勢力
が作用しない状態にある。
【0018】次に、本発明の実施の形態の動作について
図2および図3を参照して詳細に説明する。
【0019】図2はこの実施の形態のロック解除時の動
作を説明する側面図である。
【0020】通常、コイルばね8の付勢復元力により、
爪12が嵌合部11の中に入り、嵌合部16と嵌合部1
1の内側が合わさり、力を加えない限りパネル6がシェ
ルフ10より抜けることないようロックされている。レ
バー5を、引手5aの部分を摘んで矢印a方向に引くこ
とにより、引手5aの折り曲げ角度及び爪12のR面1
5の形状とがあいまった作用により、軸7を中心として
レバー5全体が矢印b方向に回転し、爪12が嵌合部1
1に接触しなくなることでロックは解除される。
【0021】この状態から、レバー5を矢印a方向にさ
らに強く引くことにより、爪12と反対側のストッパー
13がフロントパネル14の内側に当たり、軸7とスト
ッパー13とが一つの梁を形成し、軸7の一点だけに大
きな力が加わることなく、強い力でパネル6を引き抜く
ことができる。このように、レバー5を矢印a方向へ摘
むようにして引くという1つだけの操作作業の上、爪1
2は嵌合部11より抜け出た後、シェルフ10に対して
どこにも接触点を持たない為、パネル6を1挙動操作で
スムーズに引抜くことが出来る。
【0022】図3はこの実施の形態のパネル挿入時の動
作を説明する側面図である。
【0023】パネル6を図1に示す通常状態のままシェ
ルフ10に挿入していくことにより、シェルフ10の前
面角に爪12が当たるが、さらにパネル6を矢印c方向
へ押すことで、R面(曲面)15の作用で、レバー5は
軸7を中心に矢印d方向に回転し、パネル6の挿入が邪
魔されることなく、スムーズに入って行く。爪12が嵌
合部11まで達すると、コイルばね8の付勢復元力で爪
12が嵌合部11の内部に自動的に入り込み、嵌合面1
6がシェルフ10の嵌合部11の内側に接してロックさ
れる。
【0024】
【発明の効果】第1の効果は、特別な工具を必要とせ
ず、ロック解除とパネルを引き抜く作業を1工程で行な
えることである。これにより操作性の向上が望める。そ
の理由は、パネルのロック構造と引抜き構造とを一体化
したことにある。
【0025】第2の効果は、パネルを挿入することによ
り自動的にロック機能が働くことである。これによりロ
ックの掛け忘れを防ぐことができる。その理由は、ロッ
ク用の爪にR面(曲面)を設け、嵌合部に爪が達すると
ばねの力を利用して爪が嵌合部に自然に入り込むように
したからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のパネルロック構造を示
し、(a)は全体の斜視図、(b)は同図(a)のA部
を詳細に示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態のロック解除時の動作を説
明する側面図である。
【図3】本発明の実施の形態のパネル挿入時の動作を説
明する側面図である。
【図4】従来のパネルロック構造の一例を示す(a)は
斜視図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
5 レバー 5a 引手 6 パネル 7 軸 8 コイルばね 9 ばね止め 10 シェルフ 11 嵌合部 12 爪 13 ストッパー 14 フロントパネル 15 R面(曲面) 16 嵌合面 17 ばね止め 21 パネル 22 シェルフ 23a,23b ねじ 24a,24b ねじ穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の嵌合部を複数組具備するシェルフ
    ヘプラグイン式に挿入実装される電子回路パネルの前面
    上下部分にて前記嵌合部に嵌合すべく設けられるパネル
    ロック構造であって、略T字形を呈するレバーをそのT
    字形の交点近傍にて軸を介して前記電子回路パネルに回
    動自在に取付け、前記T字形の上辺の一端には前記嵌合
    部に対応して嵌合面と曲面を有する爪を、また前記上辺
    の他端にはストッパー部をそれぞれ設け、前記T字形の
    垂直辺は前記電子回路パネルの前面から突出し且つ先端
    が折り曲げ部を形成してなり、前記軸には片端が前記電
    子回路パネルの前面に固定され他端が前記レバーの上辺
    の一端に自由端として接するコイルばねを装着して構成
    され、前記電子回路パネルの前記シェルフへの挿入時に
    は、前記爪の曲面が前記電子回路バネルの前面側に回動
    して円滑に挿入でき、前記爪が前記嵌合部に達すると前
    記コイルばねの付勢力によって前記爪が初期位置に戻り
    前記嵌合面が前記嵌合部に合致してロックされ、一方、
    前記電子回路パネルの前記シェルフからの引抜時には、
    前記レバーの前記折り曲げ部を指で摘んで引くことで前
    記T字形の垂直辺が前記軸を中心に回動して前記爪と前
    記嵌合部とのロックが解除されるようになり、また前記
    ストッパー部が前記電子回路パネルの前面に当接するこ
    とで前記軸とともに引抜力を分散させて強い力で前記電
    子回路パネルを引き抜くようにし、前記電子回路パネル
    を1挙動にて前記シェルフに対し挿抜すべくしたことを
    特徴とするパネルロック構造。
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