JPH1065030A - シングルゲート不揮発性メモリセルおよび該メモリセルにアクセスする方法 - Google Patents

シングルゲート不揮発性メモリセルおよび該メモリセルにアクセスする方法

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JPH1065030A
JPH1065030A JP9159253A JP15925397A JPH1065030A JP H1065030 A JPH1065030 A JP H1065030A JP 9159253 A JP9159253 A JP 9159253A JP 15925397 A JP15925397 A JP 15925397A JP H1065030 A JPH1065030 A JP H1065030A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でかつ製造するのに費用がかから
ず、電気的に消去かつプログラムできる不揮発性メモリ
セルおよびアクセス方法を提供する。 【構成】 不揮発性メモリセル(10)はシングル絶縁
ゲートFET(11)を含む。該FETは寄生ゲート−
ソースキャパシタの静電容量(24)が寄生ゲート−ド
レインキャパシタ(26)の静電容量よりも小さい。こ
れはFETを非対称な構造に製造すること又は端子のバ
イアスを通して寄生キャパシタの静電容量を調整するこ
とで達成できる。フローティングゲート(12)の電位
はソース(14)、ドレイン(16)、および基板(1
8)をバイアスすることで制御される。セル(10)は
ホットキャリア注入を経てフローティングゲートに電荷
を移動することでプログラムされ、トンネル過程を経て
フローティングゲートから電荷を移動することで消去さ
れ、FETの伝導状態を検知することで読出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、メモリセ
ルに関し、より特定的には、不揮発性メモリセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な読み出し専用メ
モリ(Electrically Erasable
Programmable Read Only Me
mories:EEPROMs)は従来技術においてよ
く知られている。それらはたとえメモリへの電力が取り
去られたとしても蓄えているデータを維持させる。ほと
んどのEEPROMは電界効果トランジスタ(FET)
の電気的にアイソレートされたフローティングゲートに
電荷を蓄えることによってデータを蓄える。フローティ
ングゲートはFETのメモリ状態を制御する。
【0003】フローティングゲート構造をアイソレート
しかつフローティングゲートを容量的に結合させるため
の2つのよく知られた手法があるので、それはプログラ
ムまたは消去することができる。第1の手法は、二重誘
電体/導電体スタック(double dielect
ric/conductor stack)を使用し
て、コントロールゲートと呼ばれる第2の導電体によっ
て制御される2つの誘電体層の間にフローティングゲー
トを形成する。ゲートが多結晶シリコンゲート構造であ
るとき、メモリセルはダブル−ポリ不揮発性メモリセル
(double−poly nonvolatile
memory cell)と呼ばれ、そしてフローティ
ングゲートおよびコントロールゲートの間の誘電体はイ
ンター−ポリ誘電体(inter−poly diel
ectric)と呼ばれる。コントロールゲートは、フ
ローティングゲートへのおよびからの電荷の移動を制御
するためにフローティングゲート上に電圧をかけるため
に用いられる。電圧がコントロールゲートから取り去ら
れたとき、フローティングゲートの電荷は不揮発性メモ
リセルのデータ値を決定する蓄えられた電圧を提供す
る。その構造は2つの導電層の形成を必要とする。最も
伝統的な不揮発性メモリ技術においては、これは2つの
多結晶シリコンのデポジションで成し遂げられる。
【0004】第2の手法は、単一のゲート構造を用い、
それはまたシングル−ポリ不揮発性メモリセル(sin
gle−poly nonvolatile memo
rycell)と呼ばれる。シングル−ポリ不揮発性メ
モリセルにおいては、FETに隣接したシリコン基板上
の誘電体層はインター−ポリ誘電体層として機能する。
誘電体層の下のシリコン基板のアイソレートされた領域
はコントロールゲートとして機能する。フローティング
多結晶シリコンゲートはFETの酸化物層およびコント
ロールゲート上の誘電体層の両方を覆っている。シング
ル−ポリ不揮発性メモリセルはただ一つの多結晶シリコ
ンのデポジションを必要としそして、それゆえ、単純で
かつダブル−ポリ不揮発性メモリセルと比べて製造する
のに費用がかからない。しかしながら、付加的なシリコ
ン領域がインター−ポリ誘電体およびコントロールゲー
トを形成するためにシングル−ポリ不揮発性メモリセル
中で使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、不揮発性メモ
リセルのための構造および不揮発性メモリセルにアクセ
スするための方法を提供することは有益であるだろう。
単純でかつ製造するのに費用がかからないことが不揮発
性メモリセルに対して望まれる。シリコン領域の効率が
よいことが不揮発性メモリセルに対してまた望まれる。
電気的に消去できかつ電気的にプログラムできることは
不揮発性メモリセルにとって更に有益であるだろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シング
ルゲート不揮発性メモリセルが提供され、該シングルゲ
ート不揮発性メモリセルは主面を有する半導体材料の本
体部、前記半導体材料の本体部に形成された第1の導電
型のソース領域、前記半導体材料の本体部に形成された
第1の導電型のドレイン領域、前記半導体材料の本体部
に形成された第2の導電型のチャネル領域であって該チ
ャネル領域は前記ソース領域を前記ドレイン領域から分
離しているもの、および前記チャネル領域上の前記主面
上に形成されたフローティングゲート構造であって該フ
ローティングゲート構造は寄生ゲート−ソースキャパシ
タを経て前記ソース領域に容量的に結合されかつ寄生ゲ
ート−ドレインキャパシタを経て前記ドレイン領域に容
量的に結合され、前記寄生ゲート−ソースキャパシタの
静電容量は前記寄生ゲート−ドレインキャパシタの静電
容量と異なるものを具備する。
【0007】この場合、前記チャネル領域は前記ソース
領域に隣接する第1の幅と前記ドレイン領域に隣接する
第2の幅を有し、前記第1の幅は前記第2の幅と異なっ
ているよう構成することもできる。
【0008】またこの場合、前記ドレイン領域に隣接す
る前記フローティングゲート構造の一部分の下の第1の
導電型のドレイン側部注入領域を更に具備するよう構成
することもできる。
【0009】また、本発明によれば、シングルゲート不
揮発性メモリセルが提供され、該シングルゲート不揮発
性メモリセルは主面を有するシリコン基板、前記シリコ
ン基板に形成された電界効果トランジスタであって該電
界効果トランジスタはソース領域、ドレイン領域、およ
び前記ドレイン領域から前記ソース領域を分離している
チャネル領域を有しているもの、前記電界効果トランジ
スタのチャネル領域の一部分の上にある前記シリコン基
板の主面上に形成された誘電体層、前記誘電体層上に形
成された多結晶シリコンゲートであって該多結晶シリコ
ンゲートは寄生ゲート−ソースキャパシタを経て前記ソ
ース領域に容量的に結合されかつ寄生ゲート−ドレイン
キャパシタを経て前記ドレイン領域に容量的に結合され
前記寄生ゲート−ソースキャパシタの静電容量は前記寄
生ゲート−ドレインキャパシタの静電容量より小さいも
の、前記ソース領域に電気的に結合されたソース電極、
前記ドレイン領域に電気的に結合されたドレイン電極、
および前記チャネル領域の下のシリコン基板に電気的に
結合された基板電極を具備する。
【0010】更に、本発明によれば、不揮発性メモリセ
ルにアクセスする方法が提供され、該方法は不揮発性メ
モリセルとして働く電界効果トランジスタを提供する段
階であって前記電界効果トランジスタはソース、ドレイ
ン、基板、およびフローティングゲートを有し該フロー
ティングゲートは寄生ゲート−ソースキャパシタを経て
前記ソースに容量的に結合されかつ寄生ゲート−ドレイ
ンキャパシタを経て前記ドレインに容量的に結合され前
記寄生ゲート−ソースキャパシタの静電容量は前記寄生
ゲート−ドレインキャパシタの静電容量より少ないも
の、および前記ドレインにプログラミング電圧レベルを
印加しそれによってホットキャリア注入を通して電荷を
前記電界効果トランジスタのチャネル領域から前記フロ
ーティングゲート上に移動させる段階を具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に従った不揮発性メ
モリ(nonvolatile memory:NV
M)セル10の概略図である。NVMセル10は、ゲー
ト12、ソース電極14、ドレイン電極16、および基
板電極18を有する電界効果トランジスタ(FET)1
1を含んでいる。好ましくは、FET11はn−チャネ
ル絶縁ゲートFET(n−channel insul
ated gate FET)である。ゲート12は電
気的に外部回路から絶縁(isolate)されそし
て、それゆえ、FET11のフローティングゲート(f
loating gate)とまた呼ばれる。ソース電
極14はソースライン(source line)15
を通して消去信号(erasing signal)を
受けとるよう結合される。ドレイン電極16はドレイン
ライン(drain line)17を通してプログラ
ミング信号および読み出し信号を受けとるよう結合され
る。ドレインライン17は更にNVMセル10のデータ
信号を伝達するためにセンス増幅器(sense am
plifier:図示せず)に結合される。基板電極1
8は基板ライン(substrate line)19
を通して逆バイアス信号(back biasing
signal)を受けとるよう結合される。図1はま
た、ソース電極14にゲート12を容量的(capac
itively)に結合する寄生ゲート−ソースキャパ
シタ(parasitic gate−sourcec
apacitor)24、ドレイン電極16にゲート1
2を容量的に結合する寄生ゲート−ドレインキャパシタ
26、および基板電極18にゲート12を容量的に結合
する寄生ゲート−基板キャパシタ28を示している。N
VMセル10は単一の(single)ゲート12を有
する単一絶縁ゲートFET11を含むので、NVMセル
10はまたシングルトランジスタ(single tr
ansistor)、シングルゲート不揮発性メモリセ
ル(single gatenonvolatile
memory cell)又はシングル−ポリ不揮発性
メモリセル(single−poly nonvola
tile memory cell)と呼ばれる。
【0012】FET11はn−チャネル絶縁ゲートFE
Tであることに限定されないことに注意すべきである。
FET11は絶縁されたゲート構造を有するどのトラン
ジスタによっても置き換えることができる。例えば、F
ET11はp−チャネル絶縁ゲートFET、絶縁ゲート
バイポーラトランジスタ、またはその他同種類のものな
どで置き換えることができる。
【0013】NVMセル10に蓄えられたデータの論理
値はフローティングゲート12に蓄えられた電荷によっ
て決定される。電荷はホットキャリア注入過程(hot
carrier injection proces
s)を通してフローティングゲート12上に移動しかつ
トンネル過程(tunneling process)
を通してフローティングゲート12から移動する。フロ
ーティングゲート12上へのまたはからの電荷の移動
は、それぞれ、ソースライン15、ドレインライン1
7、および基板ライン19を通してFET11のソース
電極14、ドレイン電極16、および基板電極18に印
加される電圧信号によって制御される。好ましくは、F
ET11はゲート−ソースキャパシタ24の静電容量が
ゲート−ドレインキャパシタ26の静電容量と異なると
いう意味において非対称に動作する。より特定的には、
ゲート−ソースキャパシタ24の静電容量は好ましくは
ゲート−ドレインキャパシタ26の静電容量より小さ
い。
【0014】図2は、図1のNVMセル10の一実施形
態である構造30の拡大された断面図である。同じ参照
番号が同じ要素(elements)を表すために図中
で用いられていることに注意すべきである。FET11
は主面(major surface)36を有するシ
リコン基板32のような半導体材料の本体(body)
中に作られる。pウエル34は主面36から基板32の
中に拡張して形成される。フィールド酸化物領域38は
基板32中に形成され得る他の装置(図示せず)からF
ET11を電気的にアイソレートするために形成され
る。ゲート酸化物層41は主面36上に酸化物の層を成
長させることによって形成される。多結晶シリコンの層
42はゲート酸化物層41上にデポジット(depos
ite)される。例として、多結晶シリコン層42はn
型の導電性とおよそ1015原子/cm(atoms
per cubic centimeter:ato
ms/cm)からおよそ1022原子/cmの範囲
にわたるドーパント濃度を有している。多結晶シリコン
層42およびゲート酸化物層41は次に基板32のチャ
ネル領域43上にフローティングゲート構造を形成する
ようパターン化されかつエッチされる。ゲート構造はF
ET11のフローティングゲート12として働く。
【0015】ソース領域44は、チャネル領域43に隣
接したpウエル34中に、例えば燐(phosphor
us)またはヒ素(arsenic)のようなn型の導
電性のドーパントを注入することによって形成される。
ソース領域44は主面36からpウエル34の中に拡張
している。同様に、ドレイン領域46は、チャネル領域
43に隣接しかつソース領域44と反対側のpウエル3
4中に、例えば燐またはヒ素のようなn型の導電性のド
ーパントを注入することによって形成される。ドレイン
領域46は主面36からpウエル34の中に拡張してい
る。注入されるイオンのエネルギーとドーズ(dos
e)は、ソース領域44およびドレイン領域46が例え
ばおよそ1018原子/cmからおよそ1022原子
/cmの範囲にわたるドーパント濃度を有するよう調
整される。
【0016】図1を参照して説明したような非対称な特
性を成し遂げるために、フローティングゲート12とソ
ース領域44の間の重なり部分(overlap)の面
積(area)は好ましくはフローティングゲート12
とドレイン領域46の間の重なり部分の面積と異なって
いる。例として、ソース領域44およびドレイン領域4
6は2つのドーピングの段階で形成される。第1のドー
ピングの段階においては、n型の導電性のドーパントが
ドレイン領域46が形成されるべきpウエル34の部分
に注入される。注入(implantation)の後
に、例えば急速熱アニール工程(rapid ther
mal annealing process)のよう
な拡散工程が行われる。第2のドーピングの段階におい
ては、n型の導電性のドーパントがソース領域44およ
びドレイン領域46が形成されるべきpウエル34の領
域に注入される。第2の注入の後に、ソース領域44お
よびドレイン領域46を形成するためのもう一つの拡散
工程が行われる。ドレイン領域46の形成はソース領域
44の形成と比べて付加的なイオン注入および拡散工程
を含んでいる。結果として、ドレイン領域46は酸化物
層41の下の領域にソース領域44よりも大きな距離ま
で水平または横方向に拡張する。ドレイン領域46はま
たソース領域44よりもpウエル34の中に更に拡張し
ている。例えば、ソース領域44の深さ(depth)
はおよそ0.3マイクロメートル(micromete
r:μm)でありそしてドレイン領域46の深さはおよ
そ0.4μmである。ソース領域44およびドレイン領
域46の間の寸法(dimensions)の違いのた
めに、寄生ゲート−ソースキャパシタ24(図1に示さ
れている)の静電容量は寄生ゲート−ドレインキャパシ
タ26(図1に示されている)の静電容量と異なってい
る。より特定的には、ゲート−ソースキャパシタ24の
静電容量はゲート−ドレインキャパシタ26の静電容量
より小さい。
【0017】上で説明した寄生ゲート−ソースキャパシ
タ24およびゲート−ドレインキャパシタ26の静電容
量を調整するための方法は本発明を限定するものではな
いことに注意すべきである。ソース領域44およびドレ
イン領域46のサイズを制御することの他に、FET1
1の寄生キャパシタの静電容量は領域のドーパント濃度
を調整することによって調整できる。それゆえ、ゲート
−ドレインキャパシタ26の静電容量は、ソース領域4
4およびドレイン領域46の同じ深さおよび幅を維持す
る一方で、ソース領域44のそれよりも高いドーパント
濃度にドレイン領域46をドーピングすることによっ
て、ゲート−ソースキャパシタ24の静電容量より大き
くすることもできる。寄生ゲート−ソースキャパシタ2
4およびゲート−ドレインキャパシタ26の静電容量値
を調整するための別の手法は、例えば傾斜した注入(a
ngled implantation)のような技術
を用いてソース領域44およびドレイン領域46の深さ
を実質的に互いに等しく保ちながら、ゲート酸化物層4
1の下の領域へのソース領域44およびドレイン領域4
6それぞれの水平方向の拡張を調整することを含んでい
る。より大きな拡張、すなわち、フローティングゲート
12とソースまたはドレイン領域のそれぞれとの間のよ
り大きな重なりは、通常はより大きな静電容量を生じ
る。
【0018】ドレイン側部注入領域(drain si
de implantationregion)49
は、例えばヒ素のようなn型の導電性のイオンをその領
域に注入することによって、誘電体層41の一部分の下
のかつドレイン領域46に隣接するチャネル領域43に
形成される。ヒ素イオンのエネルギーおよびドーズは、
ドレイン側部注入領域49が主面36から基板32の中
に例えばおよそ0.2μmの深さまで拡張しかつ例えば
およそ1017原子/cmからおよそ1020原子/
cmの範囲にわたるドーパント濃度を有するよう調整
される。ドレイン側部注入領域49のドーパント濃度は
好ましくはドレイン領域46のドーパント濃度よりも低
い。ドレイン側部注入領域49は、NVMセル10をプ
ログラムするときにホットキャリア注入効率(hot
carrier injection efficie
ncy)を改善するよう働く。好ましいけれども、ドレ
イン側部注入領域49は任意選択的なもの(optio
nal)であることに注意すべきである。
【0019】ウエルコンタクト領域48はpウエル34
の中に例えばボロン(boron)のようなp型の導電
性のドーパントを注入することによってpウエル34に
形成される。注入されるボロンイオンのエネルギーおよ
びドーズは、ウエルコンタクト領域48が例えばおよそ
1018原子/cmからおよそ1022原子/cm
の範囲にわたるドーパント濃度を有するよう調整され
る。
【0020】誘電体層50は基板32上に形成され、F
ET11と基板32上に形成される他の電子素子(el
ectronic elements:図示せず)の間
の電気的アイソレーションを提供する。誘電体層50は
典型的には酸化、デポジション(depositio
n)、または両者の組み合わせによって形成される。F
ET11への電気的接続(electrical co
nnections)を形成するために、誘電体層50
はソース領域44、ドレイン領域46、およびウエルコ
ンタクト領域48の部分を露出するようパターニングさ
れかつエッチングされる。従来技術で知られる金属化
(metallization)技術を用いて、ソース
電極14、ドレイン電極16、および基板電極18がそ
れぞれソース領域44、ドレイン領域46、およびウエ
ルコンタクト領域48と接触するよう形成される。
【0021】図3は図1のNVMセル10の他の実施形
態である構造60の拡大された上面図(top vie
w)である。同じ参照番号が同じ要素を表すために図中
で用いられていることに注意すべきである。NVMセル
10のFET11は、主面66を有する基板62のよう
な半導体材料の本体に作られる。pウエル64は主面6
6から基板62の中に拡張して形成される。フィールド
酸化物領域68は、基板62に形成され得る他の装置
(図示せず)からFET11を電気的にアイソレートす
るために形成される。更に、フィールド酸化物領域68
はpウエル64内に能動領域(active regi
on)の大きさと形状を画定するためにパターニングさ
れる。ゲート酸化物層(図示せず)は主面66上に酸化
物の層を成長させることによって形成される。多結晶シ
リコンの層72はゲート酸化物層上にデポジットされ
る。例として、多結晶シリコン層72はn型の導電性で
ある。多結晶シリコン層72およびゲート酸化物層はそ
れから基板62のチャネル領域73上にフローティング
ゲート構造を形成するようパターニングされかつエッチ
ングされる。このフローティングゲート構造はFET1
1のフローティングゲート12として働く。
【0022】ソース領域74およびドレイン領域76
は、チャネル領域73に隣接したpウエル64中の能動
領域の部分の中に、例えば燐またはヒ素のようなn型の
導電性のドーパントを注入することによって形成され
る。注入されるイオンのエネルギーおよびドーズは、ソ
ース領域74およびドレイン領域76が主面66から基
板62の中に例えばおよそ0.35μmの深さまで拡張
しかつ例えばおよそ1018原子/cmからおよそ1
22原子/cmの範囲にわたるドーパント濃度を有
するよう調整される。
【0023】ドレイン側部注入領域79は、例えばヒ素
のようなn型の導電性のイオンをその領域に注入するこ
とによってフローティングゲート12の一部分の下のか
つドレイン領域76に隣接したチャネル領域73中に形
成される。ヒ素イオンのエネルギーおよびドーズは、ド
レイン側部注入領域79が主面66から基板62の中に
例えばおよそ0.2μmの深さまで拡張しかつ例えばお
よそ1017原子/cmからおよそ1020原子/c
の範囲にわたるドーパント濃度を有するよう調整さ
れる。ドレイン側部注入領域79のドーパント濃度は好
ましくはドレイン領域76のドーパント濃度より低い。
ドレイン側部注入領域79はNVMセル10をプログラ
ムするときホットキャリア注入効率を改善するよう働
く。好ましいけれども、ドレイン側部注入領域79は任
意選択的なものであることに注意すべきである。
【0024】ウエルコンタクト領域(図示せず)はpウ
エル64に例えばボロン(boron)のようなp型の
導電性のドーパントを注入することによってpウエル6
4中に形成される。注入されるボロンイオンのエネルギ
ーおよびドーズは、ウエルコンタクト領域が例えばおよ
そ1018原子/cmからおよそ1022原子/cm
の範囲にわたるドーパント濃度を有するよう調整され
る。
【0025】誘電体層(図示せず)はフィールド酸化物
領域68、フローティングゲート12、ソース領域7
4、およびドレイン領域76上にわたり基板32上に形
成される。誘電体層は典型的には二酸化ケイ素(sil
icon dioxide)から作られる。FET11
への電気的接続を形成するために、誘電体層はソース領
域74、ドレイン領域76、およびウエルコンタクト領
域の部分を露出するようパターニングされかつエッチン
グされる。従来技術で知られる金属化技術を用いて、電
気的コンタクトがソース領域74、ドレイン領域76、
およびウエルコンタクト領域に作られ、それによってF
ET11のそれぞれソース電極14、ドレイン電極1
6、および基板電極18を形成する。
【0026】図1を参照して説明したような非対称な特
性を成し遂げるために、チャネル領域73の形状は好ま
しくはソース領域74およびドレイン領域76に関して
非対称である。図3において、ソース領域74の近くの
チャネル領域73の幅は矢印75によって示されそして
ドレイン領域76の近くのチャネル領域73の幅は矢印
77によって示されている。フィールド酸化物領域68
は、ソース領域74の近くのチャネル領域73の幅がド
レイン領域76の近くのチャネル領域73の幅より小さ
くなるようパターニングされる。従って、寄生ゲート−
ソースキャパシタ24(図1)の静電容量は寄生ゲート
−ドレインキャパシタ26(図1)の静電容量より小さ
い。
【0027】構造60における寄生キャパシタ24およ
び26の静電容量値はソースおよびドレイン領域74お
よび76それぞれのドーパント濃度およびサイズを調整
することによって更に調整できることに注意すべきであ
る。寄生ゲート−ソースキャパシタ24およびゲート−
ドレインキャパシタ26の静電容量値はフローティング
ゲート12の下の領域へのソース領域74およびドレイ
ン領域76それぞれの水平方向の拡張を調整することに
よって更に調整できる。より大きな拡張、すなわち、フ
ローティングゲート12とソース領域74またはドレイ
ン領域76のそれぞれとの間のより大きな重なりは、通
常はより大きな寄生静電容量を生じる。
【0028】本発明に従って、FET11の寄生キャパ
シタの静電容量調整するための手法は図2の構造30に
関して説明された工程の手法(process app
roach)および図3の構造60に関して説明された
レイアウトの手法(layout approach)
に限定されないことが理解されるべきである。例えばお
よそ1μmより小さなチャネル長(channel l
ength)を有する短チャネル絶縁ゲートFET(s
hort channel insulated ga
te FET)が、例えば、NVMセル10におけるF
ET11として働くかもしれない。当業者が知っている
ように、短チャネルFETに印加される例えばドレイン
−ソースバイアスのようなバイアスはFETの寄生ゲー
ト−ソースおよびゲート−ドレインキャパシタの静電容
量値にかなり影響を及ぼす。それゆえ、NVMセルの短
チャネルFET中の寄生キャパシタの静電容量のような
寄生(parasitics)はプログラム(prog
ramming)、消去(erasing)、およびN
VMセル中のデータの読み出し(reading)の過
程(processes)の間短チャネルFETに印加
されるバイアスを用いて調整することができる。
【0029】図1のNVMセル10にアクセスすること
(accessing)は3つの部分、NVMセル10
をプログラムすること、NVMセル10を消去するこ
と、およびNVMセル10に蓄えられたデータを読み出
すことを含んでいる。これらは選択された電圧レベルに
FET11のソース電極14、ドレイン電極16、およ
び基板電極18をバイアスすることを通して成し遂げら
れる。フローティングゲート12が電気的に中性である
とき、フローティングゲート12の電圧レベル(V
はソース電圧レベル(V)、ドレイン電極電圧レベル
(V)、および基板電圧レベル(V)に関係づけら
れる。その関係は式
【数1】V=(CGS/C)V+(CGD
)V+(CGB/C)V によって近似され、ここでCGS、CGD、CGBはそ
れぞれ寄生ゲート−ソースキャパシタ24、ゲート−ド
レインキャパシタ26、およびゲート−基板キャパシタ
28の静電容量値であり、かつCはCGS、CGD
およびCGBの合計に等しい。
【0030】フローティングゲート12に電荷があると
き、その電圧レベルは前記数1で記述される電圧レベル
からシフトする。電圧がシフトする量はフローティング
ゲート12上の表面電荷密度(surface cha
rge density)によって決定される。この電
圧シフトの効果はFET11のしきい値電圧をシフトさ
せることの効果に類似しており、FET11のしきい値
電圧(threshold voltage:V)は
【数2】V=VT0−(Q/COX) で近似され、ここでVT0はフローティングゲート12
が電気的に中性であるときのFET11のしきい値電
圧、Qはフローティングゲート12上の表面電荷密
度、そしてCOXはフローティングゲート12とFET
11のチャネル領域の間の誘電体層横切る単位面積(u
nit area)当たりの静電容量である。
【0031】ホットキャリア注入を経てNVMセル10
をプログラムするために、FET11のソース電極14
および基板電極18がグランド電圧レベル(groun
dvoltage level)に結合される。例えば
7.5ボルト(volts:V)のプログラミング電圧
レベル(programming voltagele
vel:V)がドレイン電極16に印加される。前記
数1によれば、フローティングゲート12での電圧レベ
ルは式
【数3】V=(CGD/C)V で近似される。CGSに比べてCGDの大きな静電容量
のために、Vは高い電圧レベルにある。より特定的に
は、Vはプログラミング電圧レベルVに匹敵する。
FET11はスイッチオンされそして電流がFET11
のチャネル領域を通って流れる。
【0032】ドレイン領域に隣接したFET11のチャ
ネル領域において、フローティングゲート12およびド
レイン電極16の電圧はホットキャリアを生成させかつ
フローティングゲート12に注入させる。FET11が
nチャネル絶縁ゲートFETであるとき、ホットキャリ
アは電子である。好ましくは、V、CGD、およびC
は、Vが効率的なホットキャリア注入(effic
ient hot carrier injectio
n)を生じる範囲にあるように調整される。図2の領域
49または図3の領域79のようなドレイン側部注入領
域は、ホットキャリア注入効率をさらに改善する。負の
電荷を有する電子であるホットキャリアがチャネル領域
からフローティングゲート12上に移動するので、FE
T11のしきい値電圧Vは前記数2に従って増加す
る。従って、FET11のチャネルを通って流れている
電流は減少しかつホットキャリア注入の割合も同様に減
少する。結局、FET11はスイッチオフされかつホッ
トキャリア注入は停止する。プログラミング電圧レベル
(V)がドレイン電極16から取り去られた後、注入
されたキャリアはフローティングゲート12上に残る。
代替実施形態においては、プログラミング電圧レベル
(V)はFET11がしきい値電圧を上昇させること
によってスイッチオフされる前にドレイン電極16から
取り去られ、それによってプログラミング過程を終わら
せる。どちらの場合においても、論理1(logic
one)がNVMセル10に書き込まれ、すなわちNV
Mセル10はプログラムされる。
【0033】FET11のソース電極14および基板電
極18はプログラミング過程の間グランド電圧レベルに
結合されることには限定されないことが注意されるべき
である。代替実施形態においては、ソース電極14およ
び基板電極18はゼロではない(nonzero)電圧
レベルにバイアスされ、それによってCGS、CGD
およびCGBを調整しかつプログラミング過程を最適化
する。他の代替実施形態においては、例えば11Vの正
のプログラミング電圧レベル(V)がプログラミング
過程の間ソース電極14およびドレイン電極16の両方
に印加される。フローティングゲート12の電圧レベル
(V)が増加するので、チャネルは反転される(in
verted)ようになる。ソース電極14およびドレ
イン電極16は同じ電圧レベルにあるので、FET11
のチャネルを通って流れる電流はない。ホットエレクト
ロンは基板中で生成されかつフローティングゲート12
上に注入され、それによって基板ホットエレクトロン注
入過程(substrate hot electro
n injection process)を通してN
VMセル10をプログラムする。基板ホットキャリア注
入効率をさらに改善するために、基板電極18が負の電
圧レベルにバイアスされるかもしれない。基板ホットエ
レクトロン注入を通してNVMセル10をプログラムす
るための他の技術は、ドレイン電極16にプログラミン
グ電圧レベル(V)を印加すると同時に印加された電
圧レベルからソース電極14をアイソレートすることを
含んでいる。
【0034】NVMセル10を消去するために、FET
11のドレイン電極16および基板電極18がグランド
電圧レベルに結合される。例えば11Vの消去電圧レベ
ル(erasing voltage level:V
)がソース電極14に印加される。前記数1によれ
ば、フローティングゲート12での電圧レベルは式
【数4】V=(CGS/C)V で近似される。CGDに比べてCGSの小さな静電容量
のために、VはVよりかなり低い電圧レベルにあ
る。フローティングゲート12とソース電極14の間の
電圧の差は、フローティングゲート12と図2のソース
領域44または図3のソース領域74のようなソース領
域が重なり合う領域に電界を確立する。この電界はフロ
ーティングゲート12に蓄えられた電子をトンネル過程
を経てフローティングゲート12からソース領域に移動
させる。トンネル過程の後、フローティングゲート12
は実質上電気的に中性になる。フローティングゲート1
2はまた過剰な消去過程(over−erasing
process)で正に充電されるかもしれない。消去
電圧レベル(V)がソース電極14から取り去られた
とき、フローティングゲート12は実質上電気的に中性
または正に充電されたままである。どちらの場合におい
ても、論理ゼロ(logic zero)がNVMセル
10に書き込まれ、即ち、NVMセル10は消去され
る。
【0035】電子が消去過程の間フローティングゲート
12から移動するので、FET11のしきい値電圧(V
)は前記数2に従って減少する。しきい値電圧
(V)がフローティングゲート12の電圧(V)よ
り下に落ちたとき、FET11はスイッチオンされる。
FET11がスイッチオンされた後、ソース電極14と
ドレイン電極16の間の電圧の差はFET11のチャネ
ルを通って流れる電流を生み出す。FET11のチャネ
ルを通って流れる電流によって引き起こされる消去過程
の電力消費(power consumption)を
引き下げるための1つの手法においては、基板電極18
は前に記述されたようにグランド電圧レベルに結合され
る代わりに負の電圧レベルにバイアスされる。負の基板
バイアスはFET11の有効な(effective)
しきい値電圧を増加させかつ、それゆえ、FET11の
スイッチオンを遅らせる。他の手法では、ドレイン電極
16は前に記述されたようにグランド電圧レベルに結合
される代わりに消去過程の間外部回路構成からアイソレ
ートされる。ドレイン電極16でのオープン回路はFE
T11がスイッチオンされた後でさえもFET11を通
って流れるチャネル電流を防ぐ。
【0036】NVMセル10に蓄えられたデータを読み
出すために、FET11のソース電極14および基板電
極18がグランド電圧レベルに結合される。例えば2V
の読み出し電圧レベル(reading voltag
e level:V)がドレイン電極16に印加され
る。前記数1によれば、フローティングゲート12での
電圧レベルは式
【数5】V=(CGD/C)V で近似される。
【0037】もしNVMセル10がプログラムされてい
れば、フローティングゲート12は負に充電されてい
る。前記数2によれば、FET11はその本質的なまた
は本来のしきい値電圧(intrinsic thre
shold voltage:VT0)より高いしきい
値電圧(V)を有する。もしNVMセル10が消去さ
れていれば、フローティングゲート12は実質上電気的
に中性または正に充電されている。前記数2によれば、
FET11はその本質的なしきい値電圧(VT0)に実
質的に等しいかまたはより小さなしきい値電圧(V
を有する。好ましくは、読み出し電圧Vは、フローテ
ィングゲート12の電圧(V)がもしNVMセル10
がプログラムされていればFET11のしきい値電圧よ
り低くなりかつもしNVMセル10が消去されていれば
FET11のしきい値電圧より高くなるようなものとさ
れる。更に、読み出し過程の間ホットキャリア注入を避
けるために、ドレイン電極16に印加される読み出し電
圧レベル(V)は好ましくはかなりのホットキャリア
注入を引き起こすのに必要とされるドレインバイアスよ
りも低くされる。それゆえ、プログラムされたNVMセ
ル10からデータを読み出すとき、FET11は非導電
性(nonconductive)でありかつFET1
1のチャネルを通って流れる電流はかなり小さく、例え
ばおよそ2マイクロアンペア(micro−amper
es:μA)より小さい。ドレインライン17に結合さ
れたセンス増幅器(図1では図示せず)は小さな電流を
検知しかつNVMセル10から論理1を読み出す。同様
に、消去されたNVMセル10からデータを読み出すと
き、FET11は導電性(conductive)であ
る。FET11のチャネルを通って流れる電流は大き
く、例えばおよそ10μAより大きい。ドレインライン
17に結合されたセンス増幅器(図1では図示せず)は
大きな電流を検知しかつNVMセル10から論理ゼロを
読み出す。
【0038】読み出し過程は前に説明されたものに限定
されないことが注意されるべきである。代替実施形態に
おいては、読み出し過程はドレイン電極16および基板
電極18を接地すると同時にソース電極14に例えば1
Vの読み出し電圧レベルを印加することによって行われ
る。従って、読み出し過程の間ソース電極14はFET
11のドレインとして機能しかつドレイン電極16はF
ET11のソースとして機能する。ソースライン15に
結合されたセンス増幅器(図1では図示せず)はFET
11を通って流れる電流を検知しかつNVMセル10に
蓄えられたデータを読み出す。
【0039】
【発明の効果】これまで、NVMセルおよびNVMセル
にアクセスするための方法が提供されてきたことが理解
されるべきである。本発明のNVMセルはシングルトラ
ンジスタ、シングルゲートNVMセルでありそして、そ
れゆえ、単純でかつ製造するのに費用効率がよい。従来
技術のシングル−ポリNVMセルとは異なり、本発明の
NVMセルはnチャネル絶縁ゲートFETのフローティ
ングゲートの電位を制御するために基板において付加的
なシリコン領域を使用しない。それゆえ、シリコン領域
の効率がよい。更に、本発明のNVMセルは電気的に消
去できかつ電気的にプログラムできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った不揮発性メモリセルの概略図で
ある。
【図2】図1の不揮発性メモリセルの一実施形態の拡大
された断面図である。
【図3】図1の不揮発性メモリセルの他の実施形態の拡
大された上面図である。
【符号の説明】
10 不揮発性メモリセル 11 電界効果トランジスタ 12 ゲート 14 ソース電極 16 ドレイン電極 18 基板電極 24 寄生ゲート−ソースキャパシタ 26 寄生ゲート−ドレインキャパシタ 28 寄生ゲート−基板キャパシタ 32 シリコン基板 34 pウエル 38 フィールド酸化物領域 41 誘電体層 42 多結晶シリコン層 43 チャネル領域 44 ソース領域 46 ドレイン領域 48 ウエルコンタクト領域 49 ドレイン側部注入領域 50 誘電体層 62 基板 64 pウエル 68 フィールド酸化物領域 72 多結晶シリコン層 73 チャネル領域 74 ソース領域 76 ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イーチャン・シー アメリカ合衆国アリゾナ州85048、フェニ ックス、イースト・ソルト・セイジ・ドラ イブ 1674

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルゲート不揮発性メモリセル(1
    0)であって、 主面(36、66)を有する半導体材料の本体部(3
    2、62)、 前記半導体材料の本体部(32、62)に形成された第
    1の導電型のソース領域(44、74)、 前記半導体材料の本体部(32、62)に形成された第
    1の導電型のドレイン領域(46、76)、 前記半導体材料の本体部(32、62)に形成された第
    2の導電型のチャネル領域(43、73)であって、該
    チャネル領域(43、73)は前記ソース領域(44、
    74)を前記ドレイン領域(46、76)から分離して
    いるもの、および前記チャネル領域(43、73)上の
    前記主面(36、66)上に形成されたフローティング
    ゲート構造(12)であって、該フローティングゲート
    構造(12)は寄生ゲート−ソースキャパシタ(24)
    を経て前記ソース領域(44、74)に容量的に結合さ
    れかつ寄生ゲート−ドレインキャパシタ(26)を経て
    前記ドレイン領域(46、76)に容量的に結合され、
    前記寄生ゲート−ソースキャパシタ(24)の静電容量
    は前記寄生ゲート−ドレインキャパシタ(26)の静電
    容量と異なるもの、 を具備するシングルゲート不揮発性メモリセル(1
    0)。
  2. 【請求項2】 前記チャネル領域(73)は前記ソース
    領域(74)に隣接する第1の幅(75)と前記ドレイ
    ン領域(76)に隣接する第2の幅(77)を有し、前
    記第1の幅は前記第2の幅と異なっている、請求項1に
    記載のシングルゲート不揮発性メモリセル(10)。
  3. 【請求項3】 前記ドレイン領域(46、76)に隣接
    する前記フローティングゲート構造(12)の一部分の
    下の第1の導電型のドレイン側部注入領域(49、7
    9)を更に具備する、請求項1に記載のシングルゲート
    不揮発性メモリセル(10)。
  4. 【請求項4】 シングルゲート不揮発性メモリセル(1
    0)であって、 主面(36、66)を有するシリコン基板(32、6
    2)、 前記シリコン基板(32、62)に形成された電界効果
    トランジスタ(11)であって、該電界効果トランジス
    タ(11)はソース領域(44、74)、ドレイン領域
    (46、76)、および前記ドレイン領域(46、7
    6)から前記ソース領域(44、74)を分離している
    チャネル領域(43、73)を有しているもの、 前記電界効果トランジスタ(11)のチャネル領域(4
    3、73)の一部分の上にある前記シリコン基板(3
    2、62)の主面(36、66)上に形成された誘電体
    層(41)、 前記誘電体層(41)上に形成された多結晶シリコンゲ
    ート(42、72)であって、該多結晶シリコンゲート
    (42、72)は寄生ゲート−ソースキャパシタ(2
    4)を経て前記ソース領域(44、74)に容量的に結
    合されかつ寄生ゲート−ドレインキャパシタ(26)を
    経て前記ドレイン領域(46、76)に容量的に結合さ
    れ、前記寄生ゲート−ソースキャパシタ(24)の静電
    容量は前記寄生ゲート−ドレインキャパシタ(26)の
    静電容量より小さいもの、 前記ソース領域(44、74)に電気的に結合されたソ
    ース電極、 前記ドレイン領域(46、76)に電気的に結合された
    ドレイン電極、および前記チャネル領域(43、73)
    の下のシリコン基板(32、62)に電気的に結合され
    た基板電極、 を具備するシングルゲート不揮発性メモリセル(1
    0)。
  5. 【請求項5】 不揮発性メモリセル(10)にアクセス
    する方法であって、 不揮発性メモリセル(10)として働く電界効果トラン
    ジスタ(11)を提供する段階であって、前記電界効果
    トランジスタ(11)はソース(14)、ドレイン(1
    6)、基板(18)、およびフローティングゲート(1
    2)を有し、該フローティングゲート(12)は寄生ゲ
    ート−ソースキャパシタ(24)を経て前記ソース(1
    4)に容量的に結合されかつ寄生ゲート−ドレインキャ
    パシタ(26)を経て前記ドレイン(16)に容量的に
    結合され、前記寄生ゲート−ソースキャパシタ(24)
    の静電容量は前記寄生ゲート−ドレインキャパシタ(2
    6)の静電容量より少ないもの、および前記ドレイン
    (16)にプログラミング電圧レベルを印加し、それに
    よってホットキャリア注入を通して電荷を前記電界効果
    トランジスタ(11)のチャネル領域から前記フローテ
    ィングゲート(12)上に移動させる段階、 を具備する不揮発性メモリセル(10)にアクセスする
    方法。
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