JPH1065004A - 半導体装置における接続孔及びその形成方法 - Google Patents

半導体装置における接続孔及びその形成方法

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JPH1065004A
JPH1065004A JP23848196A JP23848196A JPH1065004A JP H1065004 A JPH1065004 A JP H1065004A JP 23848196 A JP23848196 A JP 23848196A JP 23848196 A JP23848196 A JP 23848196A JP H1065004 A JPH1065004 A JP H1065004A
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layer
nitride layer
titanium
connection hole
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JP23848196A
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Hajime Inoue
肇 井上
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Sony Corp
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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指向性スパッタ法によって成膜された窒化チタ
ン層(バリアメタル層)に熱処理を施した後の窒化チタ
ン層のストレス変化によって窒化チタン層にクラックが
生じ難く、あるいは又、剥離が生じ難く、接合リーク電
流の増加を回避し得る半導体装置における接続孔の形成
方法を提供する。 【解決手段】接続孔の形成方法は、(イ)基体10上に
絶縁層16を形成した後、該絶縁層16に開口部17を
形成する工程と、(ロ)該開口部17内を含む絶縁層1
6上に、チタン層17及び窒化チタン層18を指向性ス
パッタ法にて順次、成膜した後、成膜された窒化チタン
層18に熱処理を施す工程と、(ハ)少なくとも開口部
17内を高融点金属材料20にて埋め込み、以て接続孔
を形成する工程から成り、成膜された窒化チタン層18
の熱処理前後におけるストレス変化量が、3.0×10
10dyn/cm2以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る接続孔及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置には、多数のコンタクトホー
ルやビアホール(以下、これらを総称して接続孔と呼
ぶ)が形成されている。通常、接続孔は、図6に示すよ
うに、例えばソース・ドレイン領域15といった不純物
拡散領域等から成る下層導体層が形成された半導体基板
10から構成された基体上に絶縁層16を形成し、かか
る絶縁層16に開口部17を設けた後、開口部17内を
金属材料あるいは金属化合物材料(以下、金属材料等と
呼ぶ。尚、図6においては、タングステン層20)にて
埋め込むことによって形成される。尚、図において、参
照番号11は素子分離領域、参照番号12はゲート酸化
膜、参照番号13はゲート電極、参照番号14はゲート
サイドウオールである。あるいは又、接続孔は、例えば
配線層が形成された下層絶縁層から成る基体上に絶縁層
を形成し、かかる絶縁層に開口部を設けた後、開口部内
を金属材料等にて埋め込むことによって形成される。
【0003】半導体装置の高集積化に伴い、半導体装置
の製造プロセスにおける寸法ルールも微細化しつつあ
る。そして、高アスペクト比を有する開口部内を金属材
料等で確実に埋め込む技術が重要な課題となっている。
開口部内を金属材料等で埋め込む技術とし、純アルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金を用いたスパッタ法や、
所謂ブランケットタングステンCVD法を挙げることが
できる。特に、後者の方法は、高アスペクト比を有する
開口部内を金属材料等にて埋め込む技術として優れた技
術である。
【0004】ブランケットタングステンCVD法におい
ては、CVD法にて開口部17内を含む絶縁層16上に
タングステン層20を堆積させる前に、チタン(Ti)
層18及び窒化チタン(TiN)層19を順次、スパッ
タ法にて成膜する。ここで、Ti層18は、接続孔のコ
ンタクト抵抗を軽減させる目的、及びタングステン層2
0の密着性向上を目的として成膜される。一方、TiN
層19は、CVD法にてタングステン層20を堆積させ
るとき、タングステン層20が下層導体層を破壊するこ
とを防止する、所謂バリア層としての機能を有する。こ
のTiN層19は、バリアメタル層とも呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、開口部17
のアスペクト比が高くなるに従い、TiN等のスパッタ
粒子が、所謂シャドウイング効果によって開口部17の
底部あるいは底部近傍の側壁に堆積し難くなる。その結
果、図6の(A)の丸印を付けた領域で示すように、開
口部17の底部あるいは底部近傍の側壁におけるTiN
層19のカバレッジが低下し、かかる部分におけるTi
N層(バリアメタル層)19のバリア効果が低下する。
その結果、図6の(B)の模式図に示すように、タング
ステン層20が下層導体層であるソース・ドレイン領域
15を破壊し、接続孔と下層導体層との間で接合リーク
電流が増加するという問題が生じる。
【0006】また、TiN層19の成膜後、TiN層1
9のバリア効果を向上されるために、TiN層に熱処理
(例えば、650〜700゜Cの Rapid Thermal Annea
ring(RTA)処理)を施すことによってTiN層19
を緻密化した場合、TiN層19の熱処理前後のストレ
ス変化によって、図7の(A)の模式図に丸印を付けた
領域で示すように、TiN層19にクラックが生じた
り、TiN層19に剥離が生じる。その結果、やはり、
タングステン層20が下層導体層であるソース・ドレイ
ン領域15を破壊し、接続孔と下層導体層との間で接合
リーク電流が増加するという問題が生じる(図7の
(B)参照)。接合リーク電流が増加すると、例えば、
電荷保持能力が低下したり、消費電力の増加に伴うスタ
ンバイ不良が発生する。
【0007】スパッタ粒子が、シャドウイング効果によ
って開口部17の底部あるいはその底部近傍の側壁に堆
積し難くなる現象を回避する手段として、所謂コリメー
トスパッタ法や遠距離スパッタ法といった指向性スパッ
タ法を挙げることができる。この指向性スパッタ法にお
いては、基体の表面に対して垂直方向から入射するスパ
ッタ粒子成分が多くなる。従って、開口部の底部に堆積
するスパッタ粒子が多くなり、開口部の底部や底部近傍
の側壁におけるカバレッジが向上する。然るに、これら
の指向性スパッタ法によってTiN層(バリアメタル
層)19を成膜した場合、通常のスパッタ法と比較し
て、成膜されたTiN層19の熱処理前後におけるスト
レス変化量が大きくなる。その結果、TiN層19に、
一層、クラックや剥離が生じ易くなる。
【0008】従って、本発明の目的は、指向性スパッタ
法によって成膜された窒化チタン層(バリアメタル層)
に熱処理を施した後の窒化チタン層のストレス変化によ
って窒化チタン層にクラックが生じ難く、あるいは又、
剥離が生じ難く、接合リーク電流の増加を回避し得る半
導体装置における接続孔及びその形成方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置における接続孔の形成方法は、
(イ)基体上に絶縁層を形成した後、該絶縁層に開口部
を形成する工程と、(ロ)該開口部内を含む絶縁層上
に、チタン層及び窒化チタン層を指向性スパッタ法にて
順次、成膜した後、成膜された窒化チタン層に熱処理を
施す工程と、(ハ)少なくとも開口部内を高融点金属材
料にて埋め込み、以て接続孔を形成する工程、から成
り、成膜された窒化チタン層の熱処理前後におけるスト
レス変化量が、3.0×1010dyn/cm2以下であ
ることを特徴とする。
【0010】指向性スパッタ法には、ターゲットから基
体までの距離が長い遠距離スパッタ法が包含される。通
常のスパッタ法においてはターゲットから基体までの距
離は50mm前後である。一方、遠距離スパッタ法にお
いては、ターゲットから基体までの距離は150mm以
上、好ましくは170以上である。ターゲットから基体
までの距離が長くなる程、窒化チタンの成膜速度は遅く
なるので、製造プロセスにおいて許容し得る成膜速度以
上となる距離を上限の値とすればよい。ターゲットから
基体までの距離の上限は、例えば340mm程度であ
る。あるいは又、指向性スパッタ法には、所謂コリメー
トスパッタ法が包含される。ここで、コリメートスパッ
タ法とは、薄膜形成用の各種粒子ビームを一軸異方性を
もって通過させて基材上に到達させるための開口率の大
きな貫通孔を有する治具(コリメータ)を、ターゲット
と基体との間に配設してスパッタリングを行う方法を指
す。
【0011】本発明の半導体装置における接続孔の形成
方法においては、基体を300゜C以上に加熱した状態
で、チタン層及び窒化チタン層を成膜することが好まし
い。基体加熱温度の上限は、基体が加熱されることによ
って基体に損傷が生じない温度とすればよい。
【0012】あるいは又、本発明の半導体装置における
接続孔の形成方法においては、プロセスガスとして、ア
ルゴンガス及び窒素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時
のスパッタ雰囲気の圧力を0.64Pa(4.8mTor
r)以上とすることが好ましい。窒化チタン層の成膜時
のスパッタ雰囲気の圧力の上限は、製造プロセスにおけ
る窒化チタン層の成膜速度に依存する。即ち、窒化チタ
ン層の成膜時のスパッタ雰囲気の圧力が高くなる程、窒
化チタンの成膜速度は遅くなるので、製造プロセスにお
いて許容し得る成膜速度以上となるスパッタ雰囲気の圧
力を上限の値とすればよい。
【0013】あるいは又、本発明の半導体装置における
接続孔の形成方法においては、プロセスガスとして、ア
ルゴンガス及び窒素ガスを用い、アルゴンガス流量/窒
素ガス流量の値を0.3以上、好ましくは0.5以上と
することが望ましい。アルゴンガス流量/窒素ガス流量
の値の上限は、窒化チタン層を形成し得る流量比であ
る。
【0014】あるいは又、本発明の半導体装置における
接続孔の形成方法においては、プロセスガスとして、ア
ルゴンガス及び窒素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時
のスパッタ雰囲気の圧力を0.64Pa(4.8mTor
r)以上とし、且つ、基体を300゜C以上に加熱した
状態で、チタン層及び窒化チタン層を成膜することが好
ましい。
【0015】上記の目的を達成するための本発明の半導
体装置における接続孔は、基体上の絶縁層に設けられた
開口部内に形成されており、(イ)指向性スパッタ法に
て順次成膜され、熱処理を施されたチタン層及び窒化チ
タン層、並びに、(ロ)該開口部に埋め込まれた高融点
金属材料、から成り、成膜された窒化チタン層の熱処理
前後におけるストレス変化量が、3.0×1010dyn
/cm2以下であることを特徴とする。
【0016】本発明の半導体装置における接続孔におい
ては、チタン層及び窒化チタン層は、基体を300゜C
以上に加熱した状態で成膜されることが好ましい。ある
いは又、窒化チタン層は、プロセスガスとしてアルゴン
ガス及び窒素ガスを用い、スパッタ雰囲気の圧力が0.
64Pa(4.8mTorr)以上の状態で成膜されること
が好ましい。あるいは又、窒化チタン層は、プロセスガ
スとしてアルゴンガス及び窒素ガスを用い、アルゴンガ
ス流量/窒素ガス流量の値が0.5以上の状態で成膜さ
れることが好ましい。あるいは又、窒化チタン層は、プ
ロセスガスとしてアルゴンガス及び窒素ガスを用い、ス
パッタ雰囲気の圧力が0.64Pa(4.8mTorr)以
上の状態で成膜され、且つ、チタン層及び窒化チタン層
は、基体を300゜C以上に加熱した状態で成膜される
ことが好ましい。
【0017】成膜された窒化チタン層の熱処理の条件と
して、窒素ガス雰囲気下で、650゜C×30秒のラピ
ッド・サーマル・アニーリング処理を例示することがで
きる。
【0018】基体としては、ソース・ドレイン領域とい
った高濃度拡散領域が下層導体層として形成された半導
体基板、配線層がその上に形成された下層絶縁層を例示
することができる。また絶縁層を構成する材料として
は、SiO2、BPSG、PSG、BSG、AsSG、
PbSG、SbSG、NSG、SOG、LTO(Low Te
mperature Oxide、低温CVD−SiO2)等の酸化シリ
コン系材料(SiO2あるいは不純物を含有するSi
2)やSiN等から構成することが好ましいが、これ
らに限定されるものではない。また、絶縁層を、酸化シ
リコン系材料やSiNから成る多層構造とすることもで
きる。高融点金属材料としては、タングステン、銅、
を例示することができる。また、少なくと
も開口部内を高融点金属材料にて埋め込む方法として、
CVD法を挙げることができる。場合によっては、高融
点金属材料から成る層が絶縁層上に残されていてもよ
い。
【0019】窒化チタン層の熱処理前後におけるストレ
ス変化量は、フロンティア セミコンダクター メジャ
ーメント インク(Frontier Semiconductor Measureme
nt Inc.)製の フィルム ストレス メジャーメント
(Film Stress Measurement)FSM8800を用いて
測定する。測定においては、窒化チタン層が形成された
基体の曲率半径Rを測定し、以下の式からストレス量S
を求める。尚、Eは基体若しくは半導体基板のヤング
率、Dは基体若しくは半導体基板の厚さ、νは窒化チタ
ンのポアソン率、tは窒化チタン層の厚さである。ここ
で、基体が半導体基板である場合には、E及びDの値と
して半導体基板のそれぞれの値を用いる。一方、基体が
半導体基板の上に形成されている場合には、E及びDの
値として半導体基板のそれぞれの値を用いる。 S=E・D2/{6(1−ν)R・t)}
【0020】尚、測定においては、基体が半導体基板か
ら構成されている場合には、何も加工していない半導体
基板の表面の全面にチタン層及び窒化チタン層を指向性
スパッタ法にて成膜し、チタン層及び窒化チタン層がそ
の上に成膜された半導体基板の熱処理前の反り量(曲率
半径)を測定し、上記の式からストレス量を求める。次
いで、窒化チタン層に熱処理を施した後、チタン層及び
窒化チタン層がその上に成膜された半導体基板の反り量
(曲率半径)を測定し、上記の式からストレス量を求め
る。そして、これらのストレス量の変化量をストレス変
化量として計算にて求める。基体が半導体基板の上に形
成された下層絶縁層から構成されている場合には、半導
体基板上に下層絶縁層を形成した後、かかる下層絶縁層
の表面の全面にチタン層及び窒化チタン層を指向性スパ
ッタ法にて成膜し、チタン層及び窒化チタン層がその上
に成膜された半導体基板の熱処理前の反り量(曲率半
径)を測定し、上記の式からストレス量を求める。次い
で、窒化チタン層に熱処理を施した後、チタン層及び窒
化チタン層がその上に成膜された半導体基板の反り量
(曲率半径)を測定し、上記の式からストレス量を求め
る。そして、これらのストレス量の変化量をストレス変
化量として計算にて求める。
【0021】本発明においては、成膜された窒化チタン
層の熱処理前後におけるストレス変化量が、3.0×1
10dyn/cm2以下であるが故に、窒化チタン層に
クラックが生じ難く、あるいは又、剥離が生じ難い。そ
の結果、接合リーク電流の増加を回避することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
【0023】(実施例1)実施例1においては、指向性
スパッタ法の一種である遠距離スパッタ法にてチタン
(Ti)層及び窒化チタン(TiN)層を形成した。基
体は、ソース・ドレイン領域である高濃度拡散領域が下
層導体層として形成された半導体基板である。実施例1
においては、チタン層及び窒化チタン層の成膜時の基体
加熱温度を変えて、チタン層及び窒化チタン層を成膜し
た。実施例1の半導体装置における接続孔においては、
チタン層及び窒化チタン層は、基体を300゜C以上に
加熱した状態で成膜される。実施例1においては、高融
点金属材料としてタングステンを用いた。
【0024】[工程−100]先ず、基体であるシリコ
ン半導体基板10に、公知の方法でLOCOS構造を有
する素子分離領域11を形成した後、半導体基板10の
表面を酸化して、ゲート酸化膜12を形成する。その
後、ポリシリコンからゲート電極13を周知の方法で形
成する。次に、LLD構造を形成するために不純物のイ
オン注入を行った後、ゲート電極13の側壁にゲートサ
イドウオール14を形成し、次いで、不純物のイオン注
入を行い、イオン注入された不純物の活性化処理を施す
ことによって、ソース・ドレイン領域15を形成する。
こうして得られた構造を、図1の(A)に模式的な一部
断面図で示す。
【0025】[工程−110]次に、例えばBPSGか
ら成る絶縁層16を、基体である半導体基板10の上に
CVD法にて形成する。そして、ソース・ドレイン領域
15の上方の絶縁層16にRIE法にて開口部17を形
成する。
【0026】[工程−120]その後、開口部17内を
含む絶縁層16上に、チタン層18及び窒化チタン層1
9を指向性スパッタ法にて順次、成膜する(図1の
(B)参照)。ここで、指向性スパッタ法の一種である
遠距離スパッタ法においては、ターゲットから基体まで
の距離を260mmとした。スパッタ条件を以下の表1
に示す。窒化チタン層の形成後、窒素ガス雰囲気中で6
50゜C×30秒のRTA処理を施した。
【0027】
【表1】 チタン層の形成 窒化チタン層の形成 膜厚 50nm 50nm DCパワー 6kW 12kW プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=20/70sccm 圧力 0.37Pa 0.43Pa (2.8mTorr) (3.2mTorr) (ケース1) 基体加熱温度 200゜C 200゜C (ケース2) 基体加熱温度 300゜C 300゜C (ケース3) 基体加熱温度 350゜C 350゜C (ケース4) 基体加熱温度 400゜C 400゜C (ケース5) 基体加熱温度 450゜C 450゜C
【0028】[工程−120A]尚、ストレス量を測定
するために、何らの加工を施していない半導体基板の表
面に、表1の条件でチタン層及び窒化チタン層を遠距離
スパッタ法にて、順次成膜し、得られた試料に対して上
記の条件の熱処理前後のストレス量の測定を行った。ス
トレス量の測定方法は、前述のとおりである。
【0029】[工程−130]その後、開口部17内を
含む絶縁層16上(より具体的には、窒化チタン層19
上)に、厚さ0.6μmのタングステン層20をCVD
法にて堆積させ、次いで、エッチバックを行い、絶縁層
16上のタングステン層を除去した。こうして、開口部
16内が高融点金属材料であるタングステンにて埋め込
まれ、接続孔が完成する(図2の(A)参照)。タング
ステン層のCVD条件及びエッチバック条件を以下に例
示する。 タングステンのCVD条件 使用ガス:WF6/H2/Ar=75/500/2800
sccm 圧力 :1.1×104Pa 基板加熱温度:450゜C タングステンのエッチバック条件 使用ガス:SF6/Ar/He=140/110/25s
ccm 圧力 :32Pa RF電力:625W
【0030】[工程−140]次に、全面にアルミニウ
ム合金膜を通常のスパッタ法にて成膜し、かかるアルミ
ニウム合金膜をパターニングして配線21を形成する
(図2の(B)参照)。
【0031】[工程−120A]にて得られた、各基体
加熱温度における窒化チタン層のRTA処理前のストレ
ス量を、図3に黒丸で示した。また、RTA処理後の窒
化チタン層のストレス量を、図3に白丸で示した。白丸
で示された値と黒丸で示されたストレス量の差が、窒化
チタン層の熱処理前後におけるストレス変化量に相当す
る。ここで、正のストレス量は引張りストレス量を表
し、負のストレス量は圧縮ストレス量を表す。
【0032】図3から明らかなように、基体加熱温度を
300゜C以上にすると、成膜された窒化チタン層の熱
処理前後におけるストレス変化量が、3.0×1010
yn/cm2以下となる。また、[工程−120]にお
けるRTA処理後の窒化チタン層を走査型電子顕微鏡に
て観察したところ、基体加熱温度が200゜Cでは、窒
化チタン層にクラックが発生していた。一方、基体加熱
温度が300゜C以上では窒化チタン層でのクラックの
発生が急激に減少し、基体加熱温度400゜C以上で
は、クラックの発生は全く認められなかった。
【0033】[工程−140]において得られた試料の
接合リーク電流を測定した。接合リーク電流が1つの接
続孔当たり1.0×10-14A以上の場合、不合格とし
た。[工程−120]における基体加熱温度が200゜
Cの場合、合格率は約6%であるのに対して、400゜
Cでは90%、450゜Cでは100%に改善されてい
た。
【0034】(実施例2)実施例2においても、実施例
1と同様に、指向性スパッタ法の一種である遠距離スパ
ッタ法にてチタン(Ti)層及び窒化チタン(TiN)
層を形成した。基体は、ソース・ドレイン領域である高
濃度拡散領域が下層導体層として形成された半導体基板
である。実施例2においては、プロセスガスとして、ア
ルゴンガス及び窒素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時
のスパッタ雰囲気の圧力を変えて、窒化チタン層を成膜
した。実施例2における半導体装置の接続孔において
は、窒化チタン層は、プロセスガスとしてアルゴンガス
及び窒素ガスを用い、スパッタ雰囲気の圧力が0.64
Pa(4.8mTorr)以上の状態で成膜される。
【0035】実施例2においては、実施例1の[工程−
120]と同様の工程におけるチタン層及び窒化チタン
層の成膜条件を、以下の表2のとおりに変更した。尚、
ストレス量を測定するために、何らの加工を施していな
い半導体基板の表面に、表2の条件でチタン層及び窒化
チタン層を遠距離スパッタ法にて、順次成膜し、得られ
た試料に対して、実施例1と同様の条件にて熱処理前後
のストレス量の測定を行った。
【0036】
【表2】 チタン層の形成 窒化チタン層の形成 膜厚 50nm 50nm DCパワー 6kW 12kW 基体加熱温度 200゜C 400゜C (ケース1) プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=20/70sccm 圧力 0.37Pa 0.43Pa (2.8mTorr) (3.2mTorr) (ケース2) プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=30/105sccm 圧力 0.37Pa 0.64Pa (2.8mTorr) (4.8mTorr) (ケース3) プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=40/140sccm 0.37Pa 0.85Pa (2.8mTorr) (6.4mTorr) (ケース4) プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=50/17sccm 圧力 0.37Pa 1.02Pa (2.8mTorr) (7.7mTorr)
【0037】実施例1の[工程−120A]と同様の工
程にて得られた、窒化チタン層のスパッタ雰囲気の各圧
力における窒化チタン層のRTA処理前のストレス量
を、図4の(A)に黒丸で示した。また、RTA処理後
の窒化チタン層のストレス量を、図4の(A)に白丸で
示した。白丸で示された値と黒丸で示された値の差が、
窒化チタン層の熱処理前後におけるストレス変化量に相
当する。
【0038】図4の(A)から明らかなように、窒化チ
タン層のスパッタ雰囲気の圧力を0.64Pa(4.8
mTorr)以上にすると、成膜された窒化チタン層の熱処
理前後におけるストレス変化量が、3.0×1010dy
n/cm2以下となる。また、実施例1の[工程−12
0]と同様の工程におけるRTA処理後の窒化チタン層
を走査型電子顕微鏡にて観察したところ、窒化チタン層
の成膜時のスパッタ雰囲気の圧力が0.43Pa(3.
2mTorr)では、窒化チタン層にクラックが発生してい
た。一方、窒化チタン層の成膜時のスパッタ雰囲気の圧
力が0.64Pa(4.8mTorr)以上では、クラック
の発生は全く認められなかった。
【0039】実施例1の[工程−140]と同様の工程
において得られた試料の接合リーク電流を測定した。接
合リーク電流が1つの接続孔当たり1.0×10-14
以上の場合、不合格とした。実施例1の[工程−12
0]と同様の工程における窒化チタン層のスパッタ雰囲
気の圧力と、接合リーク電流の合格率の関係を図4の
(B)に示す。窒化チタン層のスパッタ雰囲気の圧力が
0.43Pa(3.2mTorr)の場合、合格率は約89
%であるのに対して、0.64Pa(4.8mTorr)以
上では100%に改善されていた。
【0040】(実施例3)実施例3においては、図5に
示すコリメータを用いた指向性スパッタ法の一種である
コリメートスパッタ法にてチタン(Ti)層及び窒化チ
タン(TiN)層を形成した。尚、ターゲットから基体
までの距離を100mmとした。基体は、ソース・ドレ
イン領域である高濃度拡散領域が下層導体層として形成
された半導体基板である。実施例3においては、プロセ
スガスとして、アルゴンガス及び窒素ガスを用い、アル
ゴンガス流量/窒素ガス流量の値を1.0とした状態で
窒化チタン層を成膜した。即ち、実施例3の半導体装置
における接続孔においては、窒化チタン層は、プロセス
ガスとしてアルゴンガス及び窒素ガスを用い、アルゴン
ガス流量/窒素ガス流量の値が0.5以上の状態で成膜
される。
【0041】実施例3においては、実施例1の[工程−
120]と同様の工程におけるチタン層及び窒化チタン
層の成膜条件を、以下の表3のとおりに変更した。尚、
ストレス量を測定するために、何らの加工を施していな
い半導体基板の表面に、表3の条件でチタン層及び窒化
チタン層をコリメートスパッタ法にて、順次成膜し、得
られた試料に対して、実施例1と同様の条件にて熱処理
前後のストレス量の測定を行った。
【0042】
【表3】 チタン層の形成 窒化チタン層の形成 膜厚 30nm 50nm DCパワー 8kW 8kW プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=50/50sccm 圧力 0.37Pa 0.43Pa (2.8mTorr) (3.2mTorr) 基体加熱温度 200゜C 200゜C
【0043】実施例3においては、アルゴンガス流量/
窒素ガス流量の値を1/2以上とした状態で窒化チタン
層を成膜することによって、チタンリッチな窒化チタン
層が形成され、窒素リッチな窒化チタン層と比較して、
RTA処理前後の窒化チタン層のストレス変化量を1/
2以下にすることができ、成膜された窒化チタン層の熱
処理前後におけるストレス変化量は3.0×1010dy
n/cm2以下となった。これによって、基体加熱温度
が200゜Cであっても、窒化チタン層におけるクラッ
クの発生を防止することができた。
【0044】(実施例4)実施例4においても、実施例
1と同様に、指向性スパッタ法の一種である遠距離スパ
ッタ法にてチタン(Ti)層及び窒化チタン(TiN)
層を形成した。基体は、ソース・ドレイン領域である高
濃度拡散領域が下層導体層として形成された半導体基板
である。実施例4においては、プロセスガスとして、ア
ルゴンガス及び窒素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時
のスパッタ雰囲気の圧力を0.64Pa(4.8mTor
r)以上とし、且つ、基体を300゜C以上に加熱した
状態で、チタン層及び窒化チタン層を成膜した。即ち、
実施例4の半導体装置における接続孔においては、窒化
チタン層は、プロセスガスとしてアルゴンガス及び窒素
ガスを用い、スパッタ雰囲気の圧力が0.64Pa
(4.8mTorr))以上の状態で成膜され、且つ、チタ
ン層及び窒化チタン層は、基体を300゜C以上に加熱
した状態で成膜される。実施例4においては、実施例1
の[工程−120]と同様の工程におけるチタン層及び
窒化チタン層の成膜条件を、以下の表4のとおりに変更
した。
【0045】
【表4】 チタン層の形成 窒化チタン層の形成 膜厚 30nm 50nm DCパワー 6kW 12kW プロセスガス Ar=50sccm Ar/N2=30/105sccm 圧力 0.37Pa 0.64Pa (2.8mTorr) (4.8mTorr) 基体加熱温度 300゜C 300゜C
【0046】窒化チタン層の成膜時のスパッタ雰囲気の
圧力を0.64Pa(4.8mTorr)以上とし、且つ、
基体を300゜C以上に加熱した状態で、チタン層及び
窒化チタン層を成膜することで、窒化チタン層のRTA
処理前後のストレス変化量は一層低減することが判明し
た。また、[工程−120]と同様の工程で得られた実
施例4の試料のRTA処理後の窒化チタン層を走査型電
子顕微鏡にて観察したところ、窒化チタン層にクラック
の発生は全く認められなかった。
【0047】以上、本発明を、好ましい実施例に基づき
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例にて説明したスパッタ条件は例示であり、適
宜変更することができる。また、実施例にて説明した半
導体装置の構造も例示であり、適宜変更することができ
る。実施例1の[工程−130]において、タングステ
ン層を堆積させる代わりに、以下のCVD条件にて銅層
を堆積させてもよい。尚、HFAとは、ヘキサフルオロ
アセチルアセトネートの略である。 銅のCVD成膜条件 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/1000sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、指向性スパッタ法によ
ってバリアメタル層に相当する窒化チタン層を形成した
ときの熱処理前後におけるストレス変化量が小さいの
で、窒化チタン層にクラックや剥離が生じ難くなる。そ
れ故、接合リーク電流の増加を回避することができ、電
荷保持能力が低下したり、消費電力の増加に伴うスタン
バイ不良が発生するといった問題を解決することができ
る。しかも、指向性スパッタ法を採用することによっ
て、開口部の底部あるいは底部近傍の側壁における窒化
チタン層のカバレッジを向上させることができるので、
かかる部分における窒化チタン層のバリア効果が低下す
ることがない。それ故、接続孔と下層導体層との間で接
合リーク電流が増加するという問題の発生を回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置における接続孔の形成方法
を説明するための、半導体基板等の模式的な一部断面図
である。
【図2】図1に引き続き、本発明の半導体装置における
接続孔の形成方法を説明するための、半導体基板等の模
式的な一部断面図である。
【図3】実施例1において、各基体加熱温度における窒
化チタン層のRTA処理前のストレス量を測定した結果
を示すグラフである。
【図4】実施例2において、各基体加熱温度における窒
化チタン層のRTA処理前のストレス量を測定した結
果、及び、接合リーク電流を測定し合格率を調べた結果
を示すグラフである。
【図5】コリメータを用いた指向性スパッタ法の一種で
あるコリメートスパッタ法を説明するための概念図であ
る。
【図6】従来の技術における問題点を説明するための半
導体基板等の模式的な一部断面図である。
【図7】従来の技術における問題点を説明するための半
導体基板等の模式的な一部断面図である。
【符号の説明】
10・・・シリコン半導体基板(基体)、11・・・素
子分離領域、12・・・ゲート酸化膜、13・・・ゲー
ト電極、14・・・ゲートサイドウオール、15・・・
ソース・ドレイン領域、16・・・絶縁層、17・・・
開口部、18・・・チタン層、19・・・窒化チタン
層、20・・・タングステン層、21・・・配線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)基体上に絶縁層を形成した後、該絶
    縁層に開口部を形成する工程と、 (ロ)該開口部内を含む絶縁層上に、チタン層及び窒化
    チタン層を指向性スパッタ法にて順次、成膜した後、成
    膜された窒化チタン層に熱処理を施す工程と、 (ハ)少なくとも開口部内を高融点金属材料にて埋め込
    み、以て接続孔を形成する工程、から成り、 成膜された窒化チタン層の熱処理前後におけるストレス
    変化量が、3.0×1010dyn/cm2以下であるこ
    とを特徴とする半導体装置における接続孔の形成方法。
  2. 【請求項2】基体を300゜C以上に加熱した状態で、
    チタン層及び窒化チタン層を成膜することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置における接続孔の形成方
    法。
  3. 【請求項3】プロセスガスとして、アルゴンガス及び窒
    素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時のスパッタ雰囲気
    の圧力を0.64Pa以上とすることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置における接続孔の形成方法。
  4. 【請求項4】プロセスガスとして、アルゴンガス及び窒
    素ガスを用い、アルゴンガス流量/窒素ガス流量の値を
    0.5以上とすることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置における接続孔の形成方法。
  5. 【請求項5】プロセスガスとして、アルゴンガス及び窒
    素ガスを用い、窒化チタン層の成膜時のスパッタ雰囲気
    の圧力を0.64Pa以上とし、且つ、基体を300゜
    C以上に加熱した状態で、チタン層及び窒化チタン層を
    成膜することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
    における接続孔の形成方法。
  6. 【請求項6】基体上の絶縁層に設けられた開口部内に形
    成された、半導体装置における接続孔であって、 (イ)指向性スパッタ法にて順次成膜され、熱処理を施
    されたチタン層及び窒化チタン層、並びに、 (ロ)該開口部に埋め込まれた高融点金属材料、から成
    り、 成膜された窒化チタン層の熱処理前後におけるストレス
    変化量が、3.0×1010dyn/cm2以下であるこ
    とを特徴とする半導体装置における接続孔。
  7. 【請求項7】チタン層及び窒化チタン層は、基体を30
    0゜C以上に加熱した状態で成膜されることを特徴とす
    る請求項6に記載の半導体装置における接続孔。
  8. 【請求項8】窒化チタン層は、プロセスガスとしてアル
    ゴンガス及び窒素ガスを用い、スパッタ雰囲気の圧力が
    0.64Pa以上の状態で成膜されることを特徴とする
    請求項6に記載の半導体装置における接続孔。
  9. 【請求項9】窒化チタン層は、プロセスガスとしてアル
    ゴンガス及び窒素ガスを用い、アルゴンガス流量/窒素
    ガス流量の値が0.5以上の状態で成膜されることを特
    徴とする請求項6に記載の半導体装置における接続孔。
  10. 【請求項10】窒化チタン層は、プロセスガスとしてア
    ルゴンガス及び窒素ガスを用い、スパッタ雰囲気の圧力
    が0.64Pa以上の状態で成膜され、且つ、チタン層
    及び窒化チタン層は、基体を300゜C以上に加熱した
    状態で成膜されることを特徴とする請求項6に記載の半
    導体装置における接続孔。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001189272A (ja) * 1999-11-04 2001-07-10 Trikon Holdings Ltd バリア層を形成する方法
US6344411B1 (en) 1997-11-21 2002-02-05 Nec Corporation OHMIC contact plug having an improved crack free tin barrier metal in a contact hole and method of forming the same
US6610597B2 (en) 1999-08-17 2003-08-26 Nec Corporation Method of fabricating a semiconductor device

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