JPH1063190A - クリーンルーム用表示シート - Google Patents
クリーンルーム用表示シートInfo
- Publication number
- JPH1063190A JPH1063190A JP24120696A JP24120696A JPH1063190A JP H1063190 A JPH1063190 A JP H1063190A JP 24120696 A JP24120696 A JP 24120696A JP 24120696 A JP24120696 A JP 24120696A JP H1063190 A JPH1063190 A JP H1063190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- display
- resin sheet
- clean room
- foamable resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着テープや磁性シートを必要とせず、平滑
面に密着し、容易に貼り替えができ、また、取り外した
後に、粘着テープの粘着剤やクリーンペーパーの一部が
貼り付け面に残ることがなく、クリーンルーム内で、ク
リーン環境を保ちながら使用できるクリーンルーム用表
示シートを提供すること。 【構成】 透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に
表示層が形成され、端面が保護材で覆われている。また
は、透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に表示層
が形成され、端面が熱処理されている。
面に密着し、容易に貼り替えができ、また、取り外した
後に、粘着テープの粘着剤やクリーンペーパーの一部が
貼り付け面に残ることがなく、クリーンルーム内で、ク
リーン環境を保ちながら使用できるクリーンルーム用表
示シートを提供すること。 【構成】 透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に
表示層が形成され、端面が保護材で覆われている。また
は、透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に表示層
が形成され、端面が熱処理されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クリーンルーム
内で、クリーン環境を保ちながら使用できるクリーンル
ーム用表示シートに関するものである。
内で、クリーン環境を保ちながら使用できるクリーンル
ーム用表示シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーンルーム内での掲示、表示
などは、クリーンペーパーの表面に文字や図柄を印刷、
コピーまたは手書きしたものを、壁や装置外面に粘着テ
ープで貼り付けて行っていた。また、プラスチックの薄
板の表面に文字や図柄を印刷、コピーまたは手書きし、
裏面にゴム磁石などの磁気シートを設けたものを、磁性
体からなる装置外面などに貼り付けて行っていた。
などは、クリーンペーパーの表面に文字や図柄を印刷、
コピーまたは手書きしたものを、壁や装置外面に粘着テ
ープで貼り付けて行っていた。また、プラスチックの薄
板の表面に文字や図柄を印刷、コピーまたは手書きし、
裏面にゴム磁石などの磁気シートを設けたものを、磁性
体からなる装置外面などに貼り付けて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクリー
ンペーパーは、壁や装置外面に貼り付ける際には、粘着
テープを必要とした。また、貼り替える場合には、粘着
テープを取り外したり、付け替えたりするのに手間がか
かった。さらに、取り外した後に、粘着テープの粘着剤
やクリーンペーパーの一部が貼り付け面に残存すること
により、クリーン環境が破壊される問題があった。
ンペーパーは、壁や装置外面に貼り付ける際には、粘着
テープを必要とした。また、貼り替える場合には、粘着
テープを取り外したり、付け替えたりするのに手間がか
かった。さらに、取り外した後に、粘着テープの粘着剤
やクリーンペーパーの一部が貼り付け面に残存すること
により、クリーン環境が破壊される問題があった。
【0004】また、プラスチックの薄板の裏面に磁気シ
ートを設けた表示シートは、磁性体材料からなる壁面に
しか適用できなかった。また、磁気シートから磁粉が飛
ぶことにより、クリーン環境が破壊される問題があっ
た。
ートを設けた表示シートは、磁性体材料からなる壁面に
しか適用できなかった。また、磁気シートから磁粉が飛
ぶことにより、クリーン環境が破壊される問題があっ
た。
【0005】したがって、この発明は粘着テープや磁性
シートを必要とせず、平滑面に密着し、容易に貼り替え
ができ、また、取り外した後に、粘着テープの粘着剤や
クリーンペーパーの一部が貼り付け面に残ることがな
く、クリーンルーム内で、クリーン環境を保ちながら使
用できるクリーンルーム用表示シートを提供することを
目的とする。
シートを必要とせず、平滑面に密着し、容易に貼り替え
ができ、また、取り外した後に、粘着テープの粘着剤や
クリーンペーパーの一部が貼り付け面に残ることがな
く、クリーンルーム内で、クリーン環境を保ちながら使
用できるクリーンルーム用表示シートを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明のクリーンルーム用表示シート
は、透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に表示層
が形成され、端面が保護材で覆われている構成とした。
また、発泡性樹脂シートの端面のみが保護材で覆われて
いる構成にしてもよい。また、端面保護材の材質が樹脂
またはゴムである構成にしてもよい。また、透明樹脂シ
ートと発泡性樹脂シートとの間に表示層が形成され、端
面が熱処理されている構成にしてもよい。また、発泡性
樹脂シートの端面のみが熱処理されている構成にしても
よい。また、表示層と発泡性樹脂シートとの間に接着層
を有する構成にしてもよい。
するために、この発明のクリーンルーム用表示シート
は、透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの間に表示層
が形成され、端面が保護材で覆われている構成とした。
また、発泡性樹脂シートの端面のみが保護材で覆われて
いる構成にしてもよい。また、端面保護材の材質が樹脂
またはゴムである構成にしてもよい。また、透明樹脂シ
ートと発泡性樹脂シートとの間に表示層が形成され、端
面が熱処理されている構成にしてもよい。また、発泡性
樹脂シートの端面のみが熱処理されている構成にしても
よい。また、表示層と発泡性樹脂シートとの間に接着層
を有する構成にしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明のクリーンルーム用表示シートを詳しく説明する。図
1〜3は、それぞれ、端面が保護材で覆われているこの
発明のクリーンルーム用表示シートの一実施例を示す模
式断面図である。図4は、端面が熱処理されているこの
発明のクリーンルーム用表示シートの一実施例を示す模
式断面図である。1は透明樹脂シート、2は表示層、3
は発泡性樹脂シート、4は接着層、5は保護材をそれぞ
れ示す。
明のクリーンルーム用表示シートを詳しく説明する。図
1〜3は、それぞれ、端面が保護材で覆われているこの
発明のクリーンルーム用表示シートの一実施例を示す模
式断面図である。図4は、端面が熱処理されているこの
発明のクリーンルーム用表示シートの一実施例を示す模
式断面図である。1は透明樹脂シート、2は表示層、3
は発泡性樹脂シート、4は接着層、5は保護材をそれぞ
れ示す。
【0008】透明樹脂シート1の材質としては、ポリプ
ロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂などの樹脂シート、セロハンなどのセルロー
ス系シート、あるいは以上の各シートの複合体などを使
用することができる。透明樹脂シート1は、図柄、文字
からなる表示層2を形成するための基体であり、また、
クリーンルーム用表示シートの表面となる。したがっ
て、透明樹脂シート1は、クリーンルーム用表示シート
を表面から見た場合に、透明樹脂シート1を通して、表
示層2が見える程度に透明である必要がある。
ロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂などの樹脂シート、セロハンなどのセルロー
ス系シート、あるいは以上の各シートの複合体などを使
用することができる。透明樹脂シート1は、図柄、文字
からなる表示層2を形成するための基体であり、また、
クリーンルーム用表示シートの表面となる。したがっ
て、透明樹脂シート1は、クリーンルーム用表示シート
を表面から見た場合に、透明樹脂シート1を通して、表
示層2が見える程度に透明である必要がある。
【0009】表示層2は、表示または掲示しようとする
内容をあらわしたものであり、通常は、図柄、文字、模
様などからなる。表示層2は、印刷、コピー、パソコン
または手書きなどにより形成できる。表示層2は、透明
樹脂シート1の表示層2が形成された面とは反対側の面
から見るものなので、見たい図柄の左右反転図になるよ
うに形成するとよい。
内容をあらわしたものであり、通常は、図柄、文字、模
様などからなる。表示層2は、印刷、コピー、パソコン
または手書きなどにより形成できる。表示層2は、透明
樹脂シート1の表示層2が形成された面とは反対側の面
から見るものなので、見たい図柄の左右反転図になるよ
うに形成するとよい。
【0010】表示層2が形成された面には、発泡性樹脂
シート3を積層する。発泡性樹脂シート3は、表示層2
上に直接積層してもよいし(図1参照)、接着層4を介
して積層してもよい(図2参照)。接着層4の材質とし
ては、たとえば、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、塩素含
有ゴム系樹脂、塩素含有ビニル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、石油系樹脂などの接着剤もし
くは粘着剤を単独で用いるか、もしくは混合または共重
合させて用いることができる。接着層4は、透明樹脂シ
ート1の表示層2側の面に、感熱性あるいは感圧性の接
着剤を用い、あらかじめ形成しておいてもよいし、表示
層2と発泡性樹脂シート3を積層する直前に、透明樹脂
シート1の表示層2側の面あるいは発泡性樹脂シート3
の表面に液状接着剤や粘着材を塗布してもよい。さら
に、密着強度を上げるために、積層後、接着剤もしくは
粘着剤を架橋硬化させてもよい。
シート3を積層する。発泡性樹脂シート3は、表示層2
上に直接積層してもよいし(図1参照)、接着層4を介
して積層してもよい(図2参照)。接着層4の材質とし
ては、たとえば、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、塩素含
有ゴム系樹脂、塩素含有ビニル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、石油系樹脂などの接着剤もし
くは粘着剤を単独で用いるか、もしくは混合または共重
合させて用いることができる。接着層4は、透明樹脂シ
ート1の表示層2側の面に、感熱性あるいは感圧性の接
着剤を用い、あらかじめ形成しておいてもよいし、表示
層2と発泡性樹脂シート3を積層する直前に、透明樹脂
シート1の表示層2側の面あるいは発泡性樹脂シート3
の表面に液状接着剤や粘着材を塗布してもよい。さら
に、密着強度を上げるために、積層後、接着剤もしくは
粘着剤を架橋硬化させてもよい。
【0011】発泡性樹脂シート3は、クリーンルーム用
表示シートを壁や装置外面に密着固定さるためのもので
ある。発泡性樹脂シート3は、ウレタンなどの発泡性樹
脂を用いシート状に成形して得られる。発泡性樹脂シー
ト3の厚みは300〜600μmが適当である。300μm未満で
あると密着機能が充分発揮されず、また、600μmを超え
ると、コストが高くついたり耐久性が弱くなる問題を生
ずるので前記範囲内が好ましい。
表示シートを壁や装置外面に密着固定さるためのもので
ある。発泡性樹脂シート3は、ウレタンなどの発泡性樹
脂を用いシート状に成形して得られる。発泡性樹脂シー
ト3の厚みは300〜600μmが適当である。300μm未満で
あると密着機能が充分発揮されず、また、600μmを超え
ると、コストが高くついたり耐久性が弱くなる問題を生
ずるので前記範囲内が好ましい。
【0012】発泡性樹脂シート3としては、たとえば特
開平1-259043号に記載されたプラスチックシートがあ
り、これは、表面に微細孔を有する平坦な連続樹脂面が
形成され、微細孔内部の気泡に連続し、内部の気泡は、
他の気泡と細径管にて連続した構造を有する。このよう
な構造を有するので、発泡性樹脂シート3は、平滑面に
重ね合わせると密着する。接着剤や粘着剤を使わないの
で剥がすのが簡単で、再び固定させるのも容易であり、
再剥離性を有するものである。また、発泡性樹脂シート
3は、密着面に対して平行方向に働く引張抵抗力が大き
いという特徴がある。
開平1-259043号に記載されたプラスチックシートがあ
り、これは、表面に微細孔を有する平坦な連続樹脂面が
形成され、微細孔内部の気泡に連続し、内部の気泡は、
他の気泡と細径管にて連続した構造を有する。このよう
な構造を有するので、発泡性樹脂シート3は、平滑面に
重ね合わせると密着する。接着剤や粘着剤を使わないの
で剥がすのが簡単で、再び固定させるのも容易であり、
再剥離性を有するものである。また、発泡性樹脂シート
3は、密着面に対して平行方向に働く引張抵抗力が大き
いという特徴がある。
【0013】保護材5は、クリーンルーム用表示シート
の端面を覆い、保護するためのものである。すなわち、
透明樹脂シート1、表示層2、発泡性樹脂シート3また
は接着層4などの端部は、他のものと擦れたりすること
によって、または、自然に剥がれ落ち、クリーン環境を
破壊することがある。保護材5は、クリーンルーム用表
示シートの端面を覆うことにより、端部が剥がれ落ちる
のを防ぎ、クリーン環境を保つ機能を発揮する(図1、
図3参照)。また、発泡性樹脂シート3は表面に微細孔
を有し、微細孔と微細孔の間の樹脂部分には、細かくも
ろい部分があるので、特に端部が剥がれ落ちやすい。し
たがって、発泡性樹脂シート3の端面のみを保護材5で
覆うことで、発泡性樹脂シート3の端部が剥がれ落ちる
のを防ぐことができ、クリーン環境を保つことができる
(図2参照)。保護材5の材質としては、ウレタン系、
ポリスチレン系、ポリエステル系、アクリル系、ポリア
ミド系、ポリオレフィン系、メラミン系、エポキシ系、
ポリビニル系、塩素含有ビニル系などの樹脂、または、
ウレタン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポ
リエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマ
ー、ポリオレフィン系エラストマー、塩素含有ビニル系
エラストマーなどのエラストマー樹脂、または、ブタジ
エンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ムなどのジエン系合成ゴムや、エチレン−プロピレンゴ
ム、イソブチレン−イソプレンゴム、塩素化ポリエチレ
ンゴムなどの非ジエン系合成ゴムや、天然ゴムなどを用
いることができる。
の端面を覆い、保護するためのものである。すなわち、
透明樹脂シート1、表示層2、発泡性樹脂シート3また
は接着層4などの端部は、他のものと擦れたりすること
によって、または、自然に剥がれ落ち、クリーン環境を
破壊することがある。保護材5は、クリーンルーム用表
示シートの端面を覆うことにより、端部が剥がれ落ちる
のを防ぎ、クリーン環境を保つ機能を発揮する(図1、
図3参照)。また、発泡性樹脂シート3は表面に微細孔
を有し、微細孔と微細孔の間の樹脂部分には、細かくも
ろい部分があるので、特に端部が剥がれ落ちやすい。し
たがって、発泡性樹脂シート3の端面のみを保護材5で
覆うことで、発泡性樹脂シート3の端部が剥がれ落ちる
のを防ぐことができ、クリーン環境を保つことができる
(図2参照)。保護材5の材質としては、ウレタン系、
ポリスチレン系、ポリエステル系、アクリル系、ポリア
ミド系、ポリオレフィン系、メラミン系、エポキシ系、
ポリビニル系、塩素含有ビニル系などの樹脂、または、
ウレタン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポ
リエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマ
ー、ポリオレフィン系エラストマー、塩素含有ビニル系
エラストマーなどのエラストマー樹脂、または、ブタジ
エンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ムなどのジエン系合成ゴムや、エチレン−プロピレンゴ
ム、イソブチレン−イソプレンゴム、塩素化ポリエチレ
ンゴムなどの非ジエン系合成ゴムや、天然ゴムなどを用
いることができる。
【0014】保護材5を用いない場合には、クリーンル
ーム用表示シートの端面を、ヒートシーラーや熱こてな
どを用いて熱処理することによって、端部が剥がれ落ち
るのを防ぐことができる。また、発泡性樹脂シート3の
端面のみを熱処理してもよい。熱処理することにより、
発泡性樹脂シート3の角が溶解、収縮して丸くなり、ま
た、表面の微細孔が埋まって強化され、端部が剥がれ落
ちにくくなる(図4参照)。熱処理温度としては、200
〜400℃が適当である。
ーム用表示シートの端面を、ヒートシーラーや熱こてな
どを用いて熱処理することによって、端部が剥がれ落ち
るのを防ぐことができる。また、発泡性樹脂シート3の
端面のみを熱処理してもよい。熱処理することにより、
発泡性樹脂シート3の角が溶解、収縮して丸くなり、ま
た、表面の微細孔が埋まって強化され、端部が剥がれ落
ちにくくなる(図4参照)。熱処理温度としては、200
〜400℃が適当である。
【0015】
【実施例】透明なポリエチレンテレフタレート樹脂シー
トに、スクリーン印刷により表示層を形成し、ウレタン
系樹脂を接着剤として、ウレタンを材質とする発泡性樹
脂シート「DICFOAM(大日本インキ化学株式会社製)」
を、表示層が形成された面に貼りあわせた。シートの端
面には、保護材としてウレタン系樹脂を塗布し、乾燥、
固化させ、クリーンルーム用表示シートを得た。
トに、スクリーン印刷により表示層を形成し、ウレタン
系樹脂を接着剤として、ウレタンを材質とする発泡性樹
脂シート「DICFOAM(大日本インキ化学株式会社製)」
を、表示層が形成された面に貼りあわせた。シートの端
面には、保護材としてウレタン系樹脂を塗布し、乾燥、
固化させ、クリーンルーム用表示シートを得た。
【0016】実施例のクリーンルーム用表示シートを、
クリーンルーム内の壁面に貼り付け使用したところ、容
易に貼り替えができ、また、取り外した後に、粘着テー
プの粘着剤やクリーンペーパーの一部が貼り付け面に残
ることがなく、さらに、端部が剥がれ落ちることもな
く、クリーン環境を保ちながら使用できた。
クリーンルーム内の壁面に貼り付け使用したところ、容
易に貼り替えができ、また、取り外した後に、粘着テー
プの粘着剤やクリーンペーパーの一部が貼り付け面に残
ることがなく、さらに、端部が剥がれ落ちることもな
く、クリーン環境を保ちながら使用できた。
【0017】
【発明の効果】この発明のクリーンルーム用表示シート
は、発泡性樹脂シートにより平滑面に密着できるので、
壁や装置外面に容易に貼り付けられる。また、容易に貼
り替えができる。さらに、取り外した後に、粘着テープ
の粘着剤やクリーンペーパーの一部がが貼り付け面に残
存することはなく、また、磁粉が飛ぶこともなく、クリ
ーンルーム内でクリーン環境を保ちながら使用できる。
は、発泡性樹脂シートにより平滑面に密着できるので、
壁や装置外面に容易に貼り付けられる。また、容易に貼
り替えができる。さらに、取り外した後に、粘着テープ
の粘着剤やクリーンペーパーの一部がが貼り付け面に残
存することはなく、また、磁粉が飛ぶこともなく、クリ
ーンルーム内でクリーン環境を保ちながら使用できる。
【図1】端面が保護材で覆われているこの発明のクリー
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
【図2】端面が保護材で覆われているこの発明のクリー
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
【図3】端面が保護材で覆われているこの発明のクリー
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
ンルーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図であ
る。
【図4】端面が熱処理されているこの発明のクリーンル
ーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図である。
ーム用表示シートの一実施例を示す模式断面図である。
【符号の説明】 1 透明樹脂シート 2 表示層 3 発泡性樹脂シート 4 接着層 5 保護材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 謙次郎 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの
間に表示層が形成され、端面が保護材で覆われているこ
とを特徴とするクリーンルーム用表示シート。 - 【請求項2】 発泡性樹脂シートの端面のみが保護材で
覆われている請求項1に記載のクリーンルーム用表示シ
ート。 - 【請求項3】 端面保護材の材質が樹脂またはゴムであ
る請求項1または請求項2のいずれかに記載のクリーン
ルーム用表示シート。 - 【請求項4】 透明樹脂シートと発泡性樹脂シートとの
間に表示層が形成され、端面が熱処理されていることを
特徴とするクリーンルーム用表示シート。 - 【請求項5】 発泡性樹脂シートの端面のみが熱処理さ
れている請求項4に記載のクリーンルーム用表示シー
ト。 - 【請求項6】 表示層と発泡性樹脂シートとの間に接着
層を有する請求項1〜請求項5のいずれかに記載のクリ
ーンルーム用表示シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24120696A JPH1063190A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | クリーンルーム用表示シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24120696A JPH1063190A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | クリーンルーム用表示シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1063190A true JPH1063190A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17070788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24120696A Withdrawn JPH1063190A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | クリーンルーム用表示シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1063190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055845A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Katsuhiko Kuwahata | ミクロ吸盤付き表示用シート |
JP2013195732A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Fuji Seal International Inc | ラベル、及びラベルの製造方法 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP24120696A patent/JPH1063190A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055845A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Katsuhiko Kuwahata | ミクロ吸盤付き表示用シート |
JP2013195732A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Fuji Seal International Inc | ラベル、及びラベルの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6503591B2 (en) | Repositionable doubled-sided adhesive pad having a display | |
JPH1063190A (ja) | クリーンルーム用表示シート | |
JP3886429B2 (ja) | 粘着式掲示板装置 | |
JP3337278B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2003122258A (ja) | 粘着ラベル類 | |
JP2005500642A5 (ja) | ||
JP3058996U (ja) | カード台紙 | |
JPH08248883A (ja) | ステッカー | |
JP2010030174A (ja) | 接着シート及び配送伝票 | |
JPH11305702A (ja) | 展示パネル用台板及び該台板を用いた展示パネルとその製造方法 | |
JP3154134U (ja) | 吸着性印刷シート | |
JP3112890U (ja) | シート状表示媒体 | |
JPH0540537Y2 (ja) | ||
KR100516243B1 (ko) | 자기접착식 게시판 조립체 | |
JPH06192626A (ja) | 粘着シート | |
JP2562814Y2 (ja) | 記録表示用紙 | |
JP2001270299A (ja) | 印字用シート | |
JP2596935Y2 (ja) | 受領書を備えた荷札ラベル | |
JP2540752Y2 (ja) | 吸盤付シート | |
JP3140356B2 (ja) | カッティングプロッタ用シ−ト | |
JP2002162896A (ja) | 点字ラベル用紙 | |
JPH0649060U (ja) | 隠蔽ラベル付き郵便葉書 | |
KR200174001Y1 (ko) | 인쇄 및 착탈 가능 인쇄 용지 | |
JP2002180015A (ja) | シート状貼付体 | |
JP2002348549A (ja) | 標識層を有し貼直し可能な両面接着パッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |