JPH1061920A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

Info

Publication number
JPH1061920A
JPH1061920A JP26010996A JP26010996A JPH1061920A JP H1061920 A JPH1061920 A JP H1061920A JP 26010996 A JP26010996 A JP 26010996A JP 26010996 A JP26010996 A JP 26010996A JP H1061920 A JPH1061920 A JP H1061920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permeable
cement
garbage
partition plate
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26010996A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiki Iwayama
清喜 岩山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP26010996A priority Critical patent/JPH1061920A/ja
Publication of JPH1061920A publication Critical patent/JPH1061920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外風の影響を受けず、且つ、充分な通気性を
確保して、秀れた燃焼効率を得ることができ、しかも、
ゴミ燃焼室の上部に生ゴミ乾燥室を併設可能とする、安
価で取扱い性の良い焼却炉を提供する。 【解決手段】 所定の水セメント比のセメントペースト
で、所定割合の乾燥籾殻を混合してなるセメント・籾殻
混練物を、所定圧縮比で加圧、成形した上、養生するこ
とにより、周壁部の内側に柱状中空部を有する複数個の
通気性外筐体2、および/または異形通気性外筐体3
と、通気性外筐体2の平面形に相当する形状の複数枚の
通気性下段床仕切り板5とを形成し、これらを組み合わ
せてゴミ燃焼室31、あるいはゴミ燃焼室31と生ゴミ
乾燥室41にすると共に、必要に応じてその上を通気性
床仕切り板7で隠蔽してなる焼却路1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、セメント・籾殼混練物を主
材として形成される焼却炉に関し、所定の割合で混合し
たセメント・籾殻混練物を、所定の圧力下で養生するこ
とによって得られる素材の特徴を生かし、燃焼効率に支
障を来すことなく、安価で取扱い性に秀れ、且つ、ゴミ
燃焼室の外に、必要に応じて生ゴミ乾燥室も併設可能と
するようにした新規な構造の焼却炉を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】我が国における廃棄物処理法では、「ゴ
ミ処理の責任は市町村にある。」とされていることか
ら、各々の市町村が、その行政区域内に最終処分地を確
保し、責任をもってゴミ処理をしなければならなくなっ
ている。しかしながら、現実には、大都市圏の市区町村
を中心に、処分地の確保が極めて困難になっており、生
ゴミを含む可燃ゴミを、そのまま埋め立て処分すること
は実質的に不可能となっており、それらの地域にとっ
て、このゴミ処理対策は、極めて大きな自治問題となっ
てる。また、それ以外の地域で、運良くゴミ処分地を確
保できた市町村であっても、海や谷等を埋め立てること
によって本来の自然環境を汚染してしまい、近年、益々
希少化しつつある自然を破壊してしまうことに繋がると
して、自然保護団体等からクレームがつくといった問題
を抱えることにもなり、このような事情から各自治体と
も、ゴミ処理問題が極めて深刻化している。
【0003】そこで、何処の地域でも、大抵のゴミを焼
却処分してしまうための大掛かりで最新のゴミ処理施設
を建設して焼却するゴミ処理対策に依存せざるを得なく
なり、その結果、我が国は、世界で最も進んだゴミ焼却
技術を確立した国の一つとなっている程である。しかし
ながら、ゴミ処理施設の建設は、周辺住民の反対によっ
て裁判に至る例も少なくなく、また、かなりの財政負担
を伴う等、新たに自治問題化してしまう要素も認められ
ることから、最近では、各家庭毎のゴミ発生量を減らす
ことによって、ゴミ処理施設の増設を抑止しようとする
行政指導が盛んになっており、その一環として、無料の
ままでゴミ回収を続けたのでは、ゴミの量を抑制する効
果が鈍るため、ゴミ回収を有料化して地域住民のゴミに
対する関心度を高めようとする等の試みも採用され始め
ている。
【0004】一般家庭から排出されるゴミを減らすため
の方策として、可燃ゴミだけでも焼却処分してしまうよ
うにする方法がある。また、生ゴミに関しては、各家庭
毎に生ゴミ処理機を備えたり、生ゴミ処理機の原理だけ
を採用して発酵菌や微生物を活用する等して、生ゴミを
肥料化してしまったり、あるいは、深夜電力を使用して
強制的に乾燥させる方式の生ゴミ処理機の斡旋を進め、
生ゴミを縮小化、軽量化して排出するようにしたり、自
ら焼却処分してしまうような指導も取り入れられてきて
いる。
【0005】しかし、これらの方策の実行には、各家庭
で焼却炉や生ゴミ処理機を購入、使用するようにしなけ
ればならず、自治体である程度の財政負担をするとして
も、これまでに提供されている各器具の価格は、それな
りの機能と耐久性を兼ね備えた物の場合、かなり高額に
ついてしまう物が多く、また、焼却と生ゴミ処理とを同
時に実施できるようにした器具の提案もないことから、
1家に、機能の異なる2台の器具を備えるようにしなけ
ればならないといった課題が残されたままであって、各
自治体としても、現在までのところでは積極的な取り組
みがし難い状況に甘んじざるを得なくなっている。
【0006】本願発明者は、このような家庭内での生ゴ
ミを含む可燃ゴミの処理において、可燃ゴミの良好な焼
却効率を確保した上で、更に、生ゴミを乾燥させた後に
焼却することを可能とする焼却炉の実用化の必要性を痛
感し、研究開発に着手して長期に渡る試行錯誤と共に幾
多の試作、実験を繰り返してきた結果、今回、遂に極め
て経済的で、しかも取扱い性にも秀れ、何等燃焼効率に
支障を来すこともない焼却炉であって、必要に応じて、
可燃ゴミの燃焼熱を利用して生ゴミの乾燥もでき、その
後、乾燥した生ゴミを他の可燃ゴミと共に焼却処理する
ことが可能となる上、耐用年数を経た後では、破壊して
土に還元してしまうことができる、略理想的で新規な構
造からなる焼却炉を完成、実用化することに成功した。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共
に、その構成を詳述することとする。
【0007】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含される焼
却炉は、特定の配合割合のセメント・籾殻混練物だけ使
用して形成された周壁を備え、各周壁を構成する部材
は、通気性を有していて、特に燃焼や排気のための通孔
が無くても最低限の焼却が可能となるようにした、基本
的に通気性外筐体と通気性床仕切り板との組合せによっ
て実現可能となる、次のような構成から成り立ってい
る。
【0008】即ち、使用セメントに対する乾燥籾殻の嵩
容積比が、略1:1から1:3前後の範囲に混合割合を
規制される如く、水セメント比が略40〜60%前後の
範囲に押さえられたセメントペーストに適量の乾燥籾殻
を混合、攪拌してセメント・籾殻混練物を形成し、この
セメント・籾殻混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲内
で加圧、養生することにより、適宜肉厚の周壁部が形成
され、その周壁部内側には柱状中空部を有する複数個の
通気性外筐体と、適宜肉厚で前記外筐体の平面毛状に相
当する形状の複数枚の通気性床仕切り板とを形成し、1
枚の通気性床仕切り板上に1個以上の通気性外筐体を載
置、組み合わせてゴミ燃焼室を形成し、必要に応じて、
該ゴミ燃焼室の上部を、着脱自在とした通気性床仕切り
板により隠蔽してなる焼却炉である。
【0009】更に、より具体的な構成で示すと、この発
明の焼却炉は以下のとおりの構成を要旨とするものとな
る。即ち、焼却炉の主要周壁は、水セメント比を略40
〜60%前後の範囲に押さえたセメントペーストの、使
用セメントに対する乾燥籾殻の混合割合は、その嵩容積
比が、略1:1から1:3前後の範囲に規制され、セメ
ントペーストに適量の乾燥籾殻を混合、攪拌することに
よってセメント・籾殻混練物を形成した上、それらセメ
ント・籾殼混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲内で加
圧、養生することにより、適宜肉厚の周壁部の内側に柱
状中空部を有する複数個の通気性外筐体を形成し、通気
性外筐体と略同一の平面形状をなし、周壁部の要所にゴ
ミの投入口が設けられた複数の異形通気性外筐体を形成
し、適宜肉厚で前記外筐体の平面形状に対応する形状の
複数枚の通気性床仕切り板を形成し、1枚の通気性床仕
切り板上に各1個以上の異形通気性外筐体および/また
は通気性外筐体を載置、組合せてゴミ燃焼室を形成し、
更に、必要に応じて着脱自在とした通気性床仕切り板で
該ゴミ燃焼室上を隠蔽した焼却炉である。
【0010】
【関連する他の発明】上記までに開示した焼却炉に関連
し、この発明には、以下のとおりの構成からなる焼却炉
も包含されている。即ち、上記した如く、水セメント比
を略40〜60%前後の範囲に押さえたセメントペース
トの、使用セメントに対する乾燥籾殻の嵩容積比を、略
1:1から1:3前後の範囲に規制した混合割合とし、
セメントペーストに適量の乾燥籾殻を混合、攪拌するこ
とによってセメント・籾殻混練物を形成し、更に、それ
らセメント・籾殻混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲
内で加圧、養生することによって、適宜肉厚の周壁部の
内側に柱状中空部を有する複数の通気性外筐体を形成
し、該通気性外筐体と略同形の平面形を有し、周壁部の
要所に投入口が設けられてなる複数個の異形通気性外筐
体を形成し、適宜肉厚で前記外筐体の平面形に相当する
形状の複数枚の通気性床仕切り板を形成し、1枚の通気
性床仕切り板上に各1個以上の異形通気性外筐体および
/または通気性外筐体を載置し、組み合わせることによ
って、ゴミ燃焼室を形成し、このゴミ燃焼室の上に1枚
の通気性床仕切り板を載置し、組合せることによって、
該通気性床仕切り板の上に各1個以上の異形通気性外筐
体および/または通気性外筐体を載置、組合せ、これに
より生ゴミ乾燥室を、段積み形成すると共に、必要に応
じて生ゴミ乾燥室の上を、着脱自在とした通気性床仕切
り板によって隠蔽することにより構成した焼却炉であ
る。
【0011】通気性外筐体および異形通気性外筐体、更
に通気性床仕切り板とも、水セメント比を略40〜60
%前後の範囲に押さえたセメントペーストであって、該
セメントペーストに混入される乾燥籾殼は、使用セメン
トに対する嵩容積比で、略1:1から1:3前後の範囲
に規制した混合割合となるようにして、セメントペース
トに適量の乾燥籾殻を混合、攪拌して形成したセメント
・籾殻混練物によって成形されるようにしなければなら
ず、所定の形状に形成した型枠内に流し込んだ後、圧縮
比1.1〜1.4の範囲内で加圧、養生することによ
り、所定の強度を有した上、焼却炉として必要になる最
低限の通気性を確保したものに形成することができるな
お、部材強度を高めるために鉄筋等を埋め込んだり、角
部の欠け落ちを防止するために面取りした成形を施した
り、あるいは、各部材相互の段積みにズレを生じさせな
いようにするための切り欠き段部や噛合突起と噛合凹部
とを組み合わせ形成する等、従前からのコンクリート製
品に一般的に採用されている製造上の配慮や形状・構造
の採用は、必要に応じて適宜取り入れることができる。
【0012】通気性外筐体は、適宜肉厚の周壁部の内側
に柱状中空部を有するようにした、言わば、上下とも開
口した筒状構造のものであって、その平面形は特に限定
されてはいないが、製造上あるいは取扱い上等からして
矩形あるいは円形状のものとするのが最も無難であり、
後述の通気性床仕切り板上に1段あるいはそれ以上積み
重ね、恰も上面を取り除いたドラム缶構造のものとすれ
ば、そのままでも、内部中空部をゴミ燃焼室とした焼却
炉とすることが可能となる外、更にその上に通気性床仕
切り板を載せれば、上蓋付きの焼却炉とすることもでき
る。
【0013】一方、異形通気性外筐体は、上記した通気
性外筐体と略同形の平面形を有し、周壁部の要所、即
ち、上下端に掛からないようにした箇所の周壁部や、あ
るいは上下何れかの端縁に掛かるようにした箇所の周壁
部に、適宜形状(一般的には矩形状)の投入口が設けら
れてなる構造のものであり、必要に応じ、その投入口に
は、前面蓋を組み合わせることもでき、この異形通気性
外筐体も、通気性床仕切り板上に、単独で1段あるいは
それ以上積み重ね、恰も上面を取り除き、周壁部の所々
に孔の開けたドラム缶構造のものとすれば、そのままで
も、内部中空部をゴミ燃焼室とした焼却炉とすることが
でき、また、その上に通気性床仕切り板を載せれば、上
蓋付きの焼却炉とすることもできる外、上記した通気性
外筐体と組み合わせれば、必要な箇所にだけ孔が開いた
ドラム缶構造の焼却炉となる。更に、上蓋付きの焼却炉
としたものでは、その上にこの異形通気性外筐体あるい
は通気性外筐体、あるいはまた異形通気性外筐体と通気
性外筐体とを組み合わせて段積みしたものとすれば、ゴ
ミ燃焼室の上に生ゴミ乾燥室の組み合わされた焼却炉と
することができる。
【0014】通気性床仕切り板は、ゴミ燃焼室の室内の
床面を形成するものであり、適宜肉厚で前記外筐体の平
面形状に相当する平板体に形状されてなるものであり、
燃焼室の床部および上蓋、更には生ゴミ乾燥室の床部お
よび上蓋として機能するものであり、それ自体でも、記
述したとおり、燃焼に必要な最低限の通気性が確保され
るが、より通気性を良くするためには、内部に投入され
るゴミまたは生ゴミを落下させる慮のない形状と形成箇
所とに、通孔を適数個形成したものとすることもでき、
また、最下部に組み合わせる通気性床仕切り板だけは、
適宜ブロックや専用の台枠上に載置するか、それ自体に
一体構造とした台枠部が形成されたものとして、ゴミ燃
焼室の燃焼効率が高められるようにしたものとすべきで
ある。なお、この通気性床仕切り板は、基本的にはセメ
ント・籾殻混練物で成形されたものとすべきではある
が、最下段の通気性床仕切り板だけを金網や、格子状鉄
筋、パンチング加工金属板等で代替することも可能であ
る。
【0015】生ゴミ乾燥室は,ゴミ燃焼室から,上記通
気性床仕切り板を介して伝わる熱や熱風によって生ゴミ
を乾燥される空間であり、複数個の異形通気性外筐体あ
るいは通気性外筐体、あるいはまた異形通気性外筐体と
通気性外筐体とを組み合わせて段積みし、且つ、要所要
所に通気性床仕切り板を介した構造とし、ゴミ燃焼室の
上に位置した1またはそれ以上の空間を生ゴミ乾燥室と
するものであり、例えば、1つのゴミ燃焼室の上部に2
つの生ゴミ乾燥室を積層状に配置させたものとすれば、
最上段の生ゴミを、立ち上る煙によって燻蒸処理し、燻
蒸処理後に下段の生ゴミ乾燥室に生ゴミを鉄べら等を使
用して落下させ、下段の生ゴミ乾燥室ではゴミ燃焼室か
らの燃焼熱で生ゴミを乾燥し、更に乾燥した後の生ゴミ
を鉄べら等により落下させ、ゴミ燃焼室内で焼却させて
しまうことができる焼却炉となる。
【0016】なお、落下孔は、生ゴミ乾燥室の床を構成
する通気性床仕切り板に形成され、複数の生ゴミ乾燥室
を設けた焼却炉の場合には、上下の通気性床仕切り板の
落下孔形成位置がズレたものとなし、燻蒸後の生ゴミ
が、ゴミ燃焼室に直接落下しないよう配慮したものとす
べきである。以下では、これまでに説明してきたこの発
明の焼却炉に包含される構成が、より一層明確に理解で
きるよう、最も代表的な実施例を開示して具体的な説明
を加えてみることとする。
【0017】
【実施例1】図1の焼却炉の斜視図、図2の焼却炉の分
解斜視図、図3の焼却炉の側断面図に示される事例は、
この発明を具現化した一つの代表的な実施例である。焼
却炉1は、その壁面の全てがセメントと乾燥籾殻を所定
の割合で混合し、且つ所定圧力を加圧した状態にて養生
されて成形されたものからなり、その壁面は約4〜10
cmの厚みに形成され、内部を上下3分割に仕切られ、
下部の台枠2と、3枚の通気性床仕切り板5,6,7
(但し、通気性床仕切り板7だけは二つに分割形成され
ている。)、および2個の異形通気性外筐体3,4とに
よって構成されるようにしたものであって、この事例に
は通気性外筐体(単なる筒状構造のもの)を使用しない
事例としている。
【0018】上記焼却炉1の各部材2,3,4,5,
6,7は、何れも以下のようにして製造してある。即
ち、セメントと乾燥籾殻との嵩容槓比は、略1:1から
1:3前後の範囲に規制した混合割合にされ、水セメン
ト比を略40〜60%前後の範囲に抑えることができる
ようにして、セメントペーストを形成し、該セメントペ
ーストと適量の乾燥籾殻とを混合、攪拌してセメント・
籾殻混練物を形成した上、夫々の形状に適合した型枠内
において、それらセメント・籾殻混練物を圧縮比1.1
〜1.4の範囲内で加圧、成形し、その後、養生して所
定の部材形状のものに固化、形成されている。
【0019】台枠2は,上下の全面が開口された矩形枠
状に形成され、前面下側には灰掻き出し口兼空気流入口
21が大きく開口され、上部開口の全面には、板厚が約
4cm程度に成形され、全面に渡って板厚方向に多数の
通気兼灰落下孔51,51,……が形成された通気性床
仕切り板5が載置される。さらに、この通気性床仕切り
板5の上には、前面下部に前面投入口32が開口される
と共に、「コ」字状に折曲された鉄筋の端部が埋め込ま
れて握持部とした前面蓋32aが挿着されなる異形通気
性外筐体3が載置され、その内部にゴミ燃焼室31が形
成されている。
【0020】異形通気性外筐体3の上部開口の全面に
は、更に、約4cm程度の板厚で、中央部所定範囲に渡
って多数の板厚方向に貫通する通気孔61,61,……
が形成され、後方側に左右に長い長円状に穿設された縦
孔状の落下孔62が穿設されてなる通気性床仕切り板6
が載置された上、先の異形通気性外筐体3と同様、前面
投入口42に前面蓋42aが挿脱自在に挿着されてなる
次の異形通気性外筐体4が段積みされ、内部に生ゴミ乾
燥室41が形成されている。
【0021】そして、該異形通気性外筐体4の上部開口
には、その約2/3にあたる後ろ側部分と、前方側約1
/3部分とに分割形成した構造の通気性床仕切り板7が
載置される。後ろ側約2/3部分の通気性床仕切り板7
には、多数の排気口71,71,……が穿設された構造
のものに形成され、前方の1/3に対応する異形通気性
外筐体4の上縁部と、上記2/3部分の通気性床仕切り
板7の前縁部とによって長方形状の上部投入口72が開
口された構造となり、この上部投入口72には、同所を
開閉自在とする握持部付きの上蓋73が装脱自在に載置
される。これら2/3部分の通気性床仕切り板7と上蓋
73とからなる通気性床仕切り板7もまた、共にセメン
トと乾燥籾殻とを所定割合で混合し、所定圧力下にて成
形養生されたものであり、約4cm程度の肉厚に形成さ
れている。
【0022】
【0022】
【作 用】以上のとおりの構成からなる焼却炉1は、台
枠2上に通気性床仕切り板5,6,……を介して1個以
上の異形通気性外筐体3,4,……、あるいは通気性外
筐体、あるいはまたそれらを適宜組み合わせて段積みす
れば実現されるものであり、単に1個の異形通気性外筐
体3あるいは通気性外筐体によるものでは、一つのゴミ
燃焼室の形成された焼却炉として、専ら可燃ゴミを焼却
処理し、また複数個の異形通気性外筐体3,4,……、
あるいは通気性外筐体、あるいはまたそれらを適宜組み
合わせ、複数の区画室を実現した焼却炉に形成したもの
では、最下段の通気性床仕切り板5上の区画室をゴミ燃
焼室となし、それより上の段の区画室は生ゴミ乾燥室と
して、専ら生ゴミを乾燥、燻蒸処理し、予め落下孔62
の設けられている通気性床仕切り板6を採用した実施例
のような焼却炉であれば、その落下孔62を通じて、そ
の下段に落下させ、また、落下孔62が特別に用意され
ていなければ、上蓋となっている通気性床仕切り板7を
外すか、前面投入口42から、それら乾燥させた生ゴミ
を取り出し、ゴミ燃焼室にて焼却処分する。
【0023】ゴミ燃焼室31における可燃ゴミの燃焼
は、このゴミ燃焼室31を構成する通気性床仕切り板
5,6、および異形通気性外筐体3(または通気性外筐
体、あるいはそれらが組み合わされたもの)が、何れも
燃焼に支障を来すことのない最低限の通規性を有する、
この発明独特の部材構造によるもので形成されているこ
とから、それら通気性構造部分から空気が適度に供給さ
れた燃焼を継続でき、更に、実施例のように通気性床仕
切り板5,6に通気件灰落下孔51,51,……や通気
孔61,61,……が予め用意されていれば、それらの
部分からも燃焼を助長する空気が供給されることになっ
て、より燃焼効率の良い焼却が遂行されていくことにな
る。
【0024】このようにしてゴミ燃焼室31において可
燃ゴミの燃焼が進むと、その際の加熱空気や炎、煙は、
通気性床仕切り板6や異形通気性外筐体3(または通気
性外筐体、あるいはそれらが組み合わされたもの)の周
壁部の一部からゴミ燃焼室31の外に抜け、異形通気性
外筐体3(または通気性外筐体、あるいはそれらが組み
合わされたもの)の上に位置した通気性床仕切り板6か
らは、その通気構造部分から(実施例のような通気孔6
1,61,……や落下孔62を設けた通気性床仕切り板
6であれば、それらの部分からも)熱気がその上の生ゴ
ミ乾燥室へ伝えられ、生ゴミを乾燥、燻蒸させる作用が
果たされることとなる。
【0025】この作用を、実施例として示した燃焼炉1
によって更に具体的に示すと、以下のとおりとなる。図
3の焼却炉の側断面図に示されるように、先ず、中段の
異形通気性外筐体3に挿着された前面蓋32aを取り外
し、前面投入口32から雑誌や新聞等の乾燥した可燃ゴ
ミ8を投入し、着火し、再度、前面蓋32aを施蓋す
る。一方、上段の異形通気性外筐体4に挿着された前面
蓋32aと、上蓋73の双方、または、何れか一方を取
り外して、何れかまたは双方の、投入口41,71から
水分を含んだままの生ゴミ9を生ゴミ乾燥室41内に投
入し、施蓋する。このとき、生ゴミ9と可燃ゴミ8との
割合は、生ゴミ500gに対して、可燃ゴミ8は1日分
の新聞紙と一冊の週刊誌程度のゴミを投入することによ
り、生ゴミ9を良好に乾燥することができる。
【0026】ゴミ燃焼室31内で着火された雑誌や新聞
等のゴミ8は、燃焼と共に対流を起こし、通気性外筐体
2の灰掻き出し口兼空気流入口21から新気Aを吸引
し、通気兼灰落下孔51,51,……を通じて円滑に外
気Aを取り込み、さらに、強く燃焼する。該焼却炉1の
壁面は、全て、乾燥籾殻が混入されてポーラスな構造の
部材として構成されているので通気性があり、可燃ゴミ
8の燃焼によって生じた対流により、壁面を通じて外気
を吸引する作用が発生され、燃焼する可燃ゴミ8に対し
て充分な酸素が供給され、確実に燃焼が進んでいく。
【0027】生ゴミ乾燥室41内の生ゴミ9は、通気孔
61,61,……を通じて上昇する熱風Aが内部を通過
しながら、上段の異形通気性外筐体4内に流入され、該
生ゴミ9を初期において燻蒸処理すると共に、次第に加
熱、乾燥させる。さらに、熱風Aは、その多くが煙と共
に、最上段の通気性床仕切り板7の排気口71を通じて
焼却炉1外に放出され、また、熱風Aの一部は,上段の
異形通気性外筐体4、前面蓋42a、最上段の通気性床
仕切り板7の一部と上蓋73の全壁面を通じて僅かずつ
放出される。
【0028】そして、充分に乾燥された生ゴミ9の一部
は、発火して燃え始めることもあるが、通常は、充分に
乾燥された後に、前面蓋42aを取り外して投入口42
から鉄べら等を挿入し、掻き集めた生ゴミ9を、落下孔
62からゴミ燃焼室31内に落下させる。ゴミ燃焼室3
1内に落下された生ゴミ9は、充分に加熱、乾燥されて
いるため、速やかに発火し、焼却される。このようにし
て焼却された後の灰は、下段の異形通気性外筐体3の前
面蓋32aを取り外し、前面投入口32から鉄べらを挿
入して、下段の通気性床仕切り板5に擦り付けるような
作業を繰り返すことによって、細かく粉砕され、台枠2
内の地上に落下される。最終的な灰は、不燃ゴミとして
廃棄するか、または、園芸や農業用の肥料としてリサイ
クル利用することも可能である。
【0029】
【効 果】以上のような構成によって実現される、この
発明の焼却炉によれば、従前までの焼却炉では、燃焼室
内の通気性の確保が極めて困難であり、投入口を開放す
ると風向き等による影響を受けやすく、常に良好なゴミ
焼却ができるとは限らないという欠点があったが、素材
として安価な乾燥籾殻を採用した上、セメントと所定混
合割合で混合し、好適な加圧の下に成形、養生したもの
で、壁面内に通気孔が形成され、極めて通気性が良く、
投入口を閉鎖した状態であっても燃焼効率を高めること
ができる焼却炉を提供できるという特徴を有すると共
に、乾燥籾殻は、セメントよりも軽量なので総重量を軽
減し、搬送や組み立てが容易になる等の利点を備えるこ
とから、誰でも簡単に組み立てること可能であり、ま
た、必要に応じて段数を増やし、ゴミ燃焼室の空間を、
使用者の事情に合わせた最適サイズのものとすることも
極めて簡単に実施でき、更には、通気性床仕切り板を複
数枚介在させさえすれば、同時に生ゴミの処理も可能に
する焼却炉が実現されてしまうことから、極めて取扱い
性が良く、しかも安価な焼却炉となり、加えて、耐用年
数後の処理に際しても、ポーラス構造で粉砕が比較的容
易で、有害物質を発生する虞れもなく、自然環境の観点
からも問題のないものとなって、多くの家庭での採用を
可能にすることとなり、地域全体の家庭毎のゴミ処理の
励行がなし易くなるという秀れた特徴が発揮されること
となる。
【0030】更に、一般の焼却炉では、水分を含む生ゴ
ミを焼却することが、極めて困難であり、他の可燃ゴミ
を焼却した後も、生ゴミが焼却されずに焼却炉内に残
存、放置され、異臭を放ち、ハエ等が発生する等、衛生
的な焼却炉の管理が極めて困難なものであったが、この
発明の焼却炉を使用することにより、生ゴミは、他の可
燃ゴミの燃焼熱により、速やかに燻蒸、乾燥されるの
で、消臭、殺菌されて虫等の生息が抑制され、衛生面に
おいても秀れた効果を発揮できる外、ゴミが燃焼された
ときに発生する熱を、生ゴミの水分を蒸発させる気化熱
として奪ってしまう役目も果たすこととなって、焼却炉
としての寿命を伸ばすことができるものになるという効
果も出てくる。
【0031】また、特に実施例1に示した、この発明を
代表する焼却炉は、同一形状の異形通気性外筐体3,4
を使用することによって部品の区別を不要とし、養生用
の型を同一にすることができる等の省力化を図ることが
でき、また、組み立てる場合にも、部品を取り違える等
の不都合が解消される等の利点が得られる。上段の通気
性床仕切り板6の後側に、通気孔61,61,……とは
別に、生ゴミ9を落下する落下孔62を設けたことによ
り、生ゴミ乾燥室41内の水分を含む生ゴミ9は、落下
されずに通気孔61,61,……を通じて、ゴミ燃焼室
31からの熱風を受け、充分に乾燥され、乾燥された後
の生ゴミ9は、焼却炉1の使用者によって乾燥状態を確
認された上、落下孔62を通じて、ゴミ燃焼室31に落
下されるので、乾燥不十分のまま火中に落下されること
を防ぐことができ、確実な生ゴミ9の焼却が可能であ
る。
【0032】叙上の如く、この発明の焼却炉は、新規な
構造によって確実に所期の目的を達成可能にすると共
に、製造も容易で安価に提供できて普及、拡大に都合の
良い焼却炉とすることを可能にする一方、これまであま
り有効活用の進んでいなかった籾殻が生かされることに
なって、資源の有効活用上からも極めて望ましく、更
に、この籾殻という有機素材の利点から、焼却炉として
の寿命が尽きた後の処分も容易である等、数々の秀れた
特徴を兼ね備えた焼却炉の実現化が可能になることか
ら、一般家庭における焼却炉として高い評価が得られ、
現状の困難なゴミ処理問題の解決策の一つとして大いに
その威力を発揮するものと予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の焼却炉の技術的思想を説明するため
に必要とする代表的な実施例を示すものである。
【図 1】焼却炉の全体斜視図である。
【図 2】同分解斜視図である。
【図 3】気流の流れと共に示す同側断面図である。
【符号の説明】
1 焼却炉 2 台 枠 21 同 灰掻き出し口兼空気流入口 3 異形通気性外筐体 31 同 ゴミ燃焼室 32 同 前面投入口 32a 同 前面蓋 4 異形通気性外筐体 41 同 生ゴミ乾燥室 42 同 前面投入口 42a 同 前面蓋 5 通気性下段床仕切り板 51 同 通気兼灰落下孔 6 通気性上段床仕切り板 61 同 通気孔 62 同 落下孔 7 通気性床仕切り板 71 同 排気口 72 同 上部投入口 73 同 上蓋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水セメント比を略40〜60%前後の範
    囲に押さえたセメントペーストの、使用セメントに対す
    る乾燥籾殻の嵩容積比が、略1:1から1:3前後の範
    囲に規制した混合割合となるようにして、セメントペー
    ストに適量の乾燥籾殻を混合、攪拌することによってセ
    メント・籾殻混練物を形成した上、それらセメント・籾
    殻混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲内で加圧、養生
    することにより、適宜肉厚の周壁部の内側に柱状中空部
    を有する複数個の通気性外筐体と、適宜肉厚で前記外筐
    体の平面形に相当する形状の複数枚の通気性床仕切り板
    とを形成し、1枚の通気性床仕切り板上に1個以上の通
    気性外筐体を載置、組み合わせてゴミ燃焼室にすると共
    に、必要に応じてその上を着脱自在とした通気性床仕切
    り板で隠蔽してなることを特徴とする焼却炉。
  2. 【請求項2】 水セメント比を略40〜60%前後の範
    囲に押さえたセメントペーストの、使用セメントに対す
    る乾燥籾殻の嵩容積比が、略1:1から1:3前後の範
    囲に規制した混合割合となるようにして、セメントペー
    ストに適量の乾燥籾殻を混合、攪拌することによってセ
    メント・籾殻混練物を形成した上、それらセメント・籾
    殻混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲内で加圧、養生
    することにより、適宜肉厚の周壁部の内側に柱状中空部
    を有する複数個の通気性外筐体と、該通気性外筐体と略
    同形の平面形を有し、周壁部の要所に投入口が設けられ
    てなる複数個の異形通気性外筐体と、適宜肉厚で前記外
    筐体の平面形状に相当する形状の複数枚の通気性床仕切
    り板とを形成し、1枚の通気性床仕切り板上に各1個以
    上の異形通気性外筐体および/または通気性外筐体を載
    置、組み合わせてゴミ燃焼室にすると共に、必要に応じ
    てその上を着脱自在とした通気性床仕切り板で隠蔽して
    なることを特徴とする焼却炉。
  3. 【請求項3】 水セメント比を略40〜60%前後の範
    囲に押さえたセメントペーストの、使用セメントに対す
    る乾燥籾殻の嵩容積比が、略1:1から1:3前後の範
    囲に規制した混合割合となるようにして、セメントペー
    ストに適量の乾燥籾殼を混合、攪拌することによってセ
    メント・籾殼混練物を形成した上、それらセメント・籾
    殻混練物を圧縮比1.1〜1.4の範囲内で加圧、養生
    することにより、適宜肉厚の周壁部の内側に柱状中空部
    を有する複数個の通気性外筐体と、該通気性外筐体と略
    同形の平面形を有し、周壁部の要所に投入口が設けられ
    てなる複数個の異形通気性外筐体と、適宜肉厚で前記外
    筐体の平面形に相当する形状の複数枚の通気性床仕切り
    板とを形成し、1枚の通気性床仕切り板上に各1個以上
    の異形通気性外筐体および/または通気性外筐体を載
    置、組み合わせてゴミ燃焼室となし、該ゴミ燃焼室の上
    には、1枚の通気性床仕切り板を介して各1個以上の異
    形通気性外筐体および/または通気性外筐体を載置、組
    み合わせてなる生ゴミ乾燥室が、段積み形成されると共
    に、必要に応じて生ゴミ乾燥室の上を着脱自在とした通
    気性床仕切り板で隠蔽してなることを特徴とする焼却
    炉。
  4. 【請求項4】 ゴミ燃焼室の底部を形成する通気性床仕
    切り板の下に、通気性外筐体か異形通気性外筐体、ある
    いはその他の部材からなる台枠が組み合わされてなるも
    のとした、請求項1〜3何れか記載の焼却炉。
  5. 【請求項5】 通気性床仕切り板が、上下に貫通する多
    数の通気孔を穿設されてなるものとした、請求項1〜4
    何れか記載の焼却炉。
  6. 【請求項6】 通気性床仕切り板の中、ゴミ燃焼室の上
    に載置され、生ゴミ乾燥室の底部を形成する通気性床仕
    切り板が、多数の通気孔の外に落下孔を適所に刳り貫
    き、形成したものとするか、落下孔兼用の通気孔を適数
    個形成してなるものとした請求項1〜5何れか記載の焼
    却炉。
  7. 【請求項7】 異形通気性外筐体が、その投入口に着脱
    自在の蓋部を組み合わせてなることを特徴とした請求項
    1〜6何れか記載の焼却炉。
JP26010996A 1996-08-22 1996-08-22 焼却炉 Pending JPH1061920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26010996A JPH1061920A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 焼却炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26010996A JPH1061920A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 焼却炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1061920A true JPH1061920A (ja) 1998-03-06

Family

ID=17343417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26010996A Pending JPH1061920A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 焼却炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1061920A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535587A (ja) * 1999-01-18 2002-10-22 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 化石燃料ボイラ
CN109404922A (zh) * 2018-11-06 2019-03-01 济源市众帮环境保洁有限公司 一种无机垃圾处理前的预处理烘干装置
CN113531553A (zh) * 2021-07-28 2021-10-22 中国铁建重工集团股份有限公司 一种立式热解焚烧炉及其温度稳定控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535587A (ja) * 1999-01-18 2002-10-22 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 化石燃料ボイラ
CN109404922A (zh) * 2018-11-06 2019-03-01 济源市众帮环境保洁有限公司 一种无机垃圾处理前的预处理烘干装置
CN113531553A (zh) * 2021-07-28 2021-10-22 中国铁建重工集团股份有限公司 一种立式热解焚烧炉及其温度稳定控制方法
CN113531553B (zh) * 2021-07-28 2022-09-30 中国铁建重工集团股份有限公司 一种立式热解焚烧炉及其温度稳定控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108716293B (zh) 一种基于农村人畜粪便和生物质混合阴燃的智能厕所
JP2000220812A (ja) 廃棄物の焼却処理システムおよびその処理装置
JPH1061920A (ja) 焼却炉
KR101290002B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
JPH0886422A (ja) 小型簡易ゴミ焼却炉
TWM626739U (zh) 炊事及生物炭製造兩用爐具設備
JP2717204B2 (ja) ごみ処理機
CN217295792U (zh) 一种多功能可焚烧垃圾桶
CN219083105U (zh) 一种生活垃圾低温热解炉投料机构
GB2089494A (en) Stove construction
CN209744379U (zh) 一种环保型垃圾处理装置
JP3036111U (ja) ごみ焼却炉並びに火格子及び燃焼補助具
JPH08132007A (ja) 生ごみ処理方法
CN108552925A (zh) 便携式一次性环保祭祀焚烧炉
CN216079811U (zh) 小型生活垃圾焚烧处理系统
CN201674915U (zh) 安全蚊香盒
CN2505707Y (zh) 小动物化尸炉
JPS6338813A (ja) ごみ焼却窯
JPH08233231A (ja) 可燃ゴミの処理方法およびその焼却炉
KR0117514Y1 (ko) 종합 쓰레기 처리조
JPH08266444A (ja) 乾燥式便器
JP3032691U (ja) 生ゴミ処理具
JPH0412341Y2 (ja)
JP2005061713A (ja) ペレットストーブ
JP2684158B2 (ja) 簡易型ゴミ焼却炉