JPH1061896A - 高圧ガス容器 - Google Patents

高圧ガス容器

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JPH1061896A
JPH1061896A JP21457396A JP21457396A JPH1061896A JP H1061896 A JPH1061896 A JP H1061896A JP 21457396 A JP21457396 A JP 21457396A JP 21457396 A JP21457396 A JP 21457396A JP H1061896 A JPH1061896 A JP H1061896A
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lock pin
cap
notch
pin
neck
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JP21457396A
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Toshiharu Ishikawa
敏治 石川
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SHOWA KOATSU KOGYO KK
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスの充填時又は排出時におけるキャップの
取外し、取付け作業が容易であるのに加えて、装着が完
全に行われる高圧ガス容器を提供する。 【解決手段】 ネック2の上部外周に半径方向の係止ピ
ン4を突設し、キャップ3の開口縁部に半径方向に突出
した突出部6が形成され、この突出部6の係止ピン4と
対向する位置に係止切欠7を設け、この係止切欠7は係
止ピン4が嵌入可能な縦向切欠部8と、この縦向切欠部
8の上端に横向に連設された横向切欠部9とを有し、縦
向切欠部8の上方における突出部の頂部にロックピン11
を上下動可能に摺嵌し、突出部6にロックピン11を下方
向に付勢するばね13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧ガス容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来容器本体の頂部に固着されたネック
にキャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器は周知
であり、それは図15に示すようなものであって、21は容
器本体、22はネック、23はキャップ、24はネックに着脱
可能に装着されるバルブであって、キャップ23はネック
24にねじ部26によって螺着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような高
圧ガス容器は、ガスの充填時又は排出時においてキャッ
プ23の取外し、取付けを行う場合には、キャップ23をも
って回動し、ネック22とのねじ係合を解除しなければな
らず、この作業はきわめて困難であるのに加えて、装着
が完全に行われないことがある等の問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の高圧ガス容器のもつ問題を解消し、ガスの充填時又
は排出時におけるキャップの取外し、取付け作業が容易
であるのに加えて、装着が完全に行われる高圧ガス容器
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、高圧ガス容器において、請求
項1に記載の発明は、容器本体の頂部に固着されたネッ
クにキャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器にお
いて、ネックの上部外周に半径方向の係止ピンを突設
し、キャップの開口縁部に半径方向に突出した突出部が
形成され、この突出部の前記係止ピンと対向する位置に
係止切欠を設け、この係止切欠は係止ピンが嵌入可能な
縦向切欠部と、この縦向切欠部の上端に横向に連設され
た横向切欠部とを有し、縦向切欠部の上方における突出
部の頂部にロックピンを上下動可能に摺嵌し、又前記突
出部にロックピンを下方向に付勢するばねが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ロックピンは係止ピンと対向する下部
側面に下向傾斜面を有していることを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、キャップの突出部にロックピン
を下方向に付勢するばねに係合して、これを上下動させ
るカムが設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜5に示すこの発明の実施形
態において、1は容器本体、2はネック、3はキャップ
であって、これらは前記従来のものと同様に構成されて
いる。
【0009】前記のようなものにおいて、ネック2の上
部外周に半径方向の係止ピン4を突設し、キャップ3の
開口縁部に半径方向に突出した突出部6が形成され、こ
の突出部6の係止ピン4と対向する位置に係止切欠7を
設け、この係止切欠7は係止ピン4が嵌入可能な縦向切
欠部8と、この縦向切欠部8の上端に横向に連設された
横向切欠部9とを有し、縦向切欠部8の上方における突
出部6の頂部に設けた透孔にロックピン11を上下動可能
に摺嵌し、ロックピン11は係止ピン4と対向する下部側
面に下向傾斜面12を有し、又突出部6にロックピン11を
下方向に付勢するばね13が設けられている。この実施形
態においては、ネック2の係止ピン4が直径方向に対照
的に1対設けられているが、この数はこれに限定される
ことなく他の数となっていてもよく、それによりキャッ
プ3の係止切欠7もそれに対応した数となる。
【0010】前記のようなものにおいて、キャップ3を
ネック2に装着する際の状態について説明する。図3に
示すように、キャップ3の係止切欠7の縦向切欠部8の
軸線X−Xを、ネック2の係止ピン4の中心を通るよう
に位置決めしたうえで、キャップ3をネック2に被嵌し
て図4に示す位置まで下動させる。この下動により係止
ピン4はばね13の付勢力に抗して相対的に縦向切欠部8
中を上動し、この際その一側がばね13によって下向きに
付勢されているロックピン11の下端面に係合してロック
ピン11を上動する。
【0011】このようにして係止ピン4が図4に示すよ
うに、横向切欠部9に対向する位置に到達すると、ばね
13の付勢力によるロックピン11の加圧力によって、ロッ
クピン11を下動させて係止ピン4を横向切欠部9内を左
方向に移動させようとする力が作用する。このようにし
てロックピン11が下動するとともに、係止ピン4を横向
切欠部9内を左方向に移動させることとなるが、その際
ロックピン11に係止ピン4による右方向の反力が作用し
て、ロックピン11すなわちこれが設けられているキャッ
プ3を、ロックピン11の軸線が図5において、Y−Y位
置となるように実線矢印の方向に回動し、係止ピン4が
横向切欠部9の終端部に到達したところで停止するとと
もに、キャップ3の回動も停止してキャップ3のネック
2への装着が完了する。
【0012】前記のようにロックピン11が下動して、係
止ピン4が横向切欠部9内を移動する際、ロックピン11
の下部側面に下向傾斜面12が設けられていて、係止ピン
4がこれに当接していることから、ロックピン11は係止
ピン4に誘導されて下動することとなって、ロックピン
11の下動すなわちキャップ3の回動が円滑に行われる
が、このような下向傾斜面12は設けなくともよい。
【0013】前記のように、その際のキャップ3のネッ
ク2への装着は、作業員がキャップ3をもって縦向切欠
部8を、係止ピン4に整合させて押下げるという単純な
操作によって、円滑に遂行されてキャップ3の装着が完
了する。そしてこのような状態になったところで、ネッ
ク2の係止ピン4はその一側面がキャップ3の横向切欠
部9に係止したうえ、その反対側面がロックピン11に係
合し、ロックピン11はばね13によって抑止されているの
で、キャップ3がネック2からみだりに離脱することが
ない。
【0014】このようにして装着されたキャップ3をネ
ック2から取外すに際しては、ロックピン11をもってば
ね13の付勢力に抗してこれを上動し、キャップ3を前記
と反対に図4の点線矢印の方向に移動させて取外すこと
となる。
【0015】図6〜12には、この発明の第2実施形態が
示されており、この実施形態は多くの部分が第1実施形
態と同様に構成されているので、このような部分には同
一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分に
ついて説明する。
【0016】この実施形態は、突出部6にばね13に係合
して、これを上下動させるカム14が設けられている点
で、第1実施形態と相違する。このカム14は突出部6に
回動可能に支持されている回動軸16に取付けられてい
て、この回動軸16にはハンドル17が取付けられてい
る。
【0017】前記のようなものにおいて、キャップ3を
ネック2に装着する際には、カム14を図7〜10に示す
ように、その低部がばね13に当接する位置として、第1
実施形態と同様の操作が行われることとなる。
【0018】このようにして装着されたキャップ3をネ
ック2から取外すに際しては、第1実施形態では作業員
がロックピン11をもってばね13の付勢力に抗してこれを
上動していたのを、第2実施形態では作業員がハンドル
17を操作して、カム14を図11,12に示す位置に回動し
て、その高部によってばね13を上動させる点において第
1実施形態と相違し、これによりキャップ3の取外し作
業が容易になる。
【0019】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、高圧ガ
ス容器において、請求項1に記載の発明は、ネックの上
部外周に半径方向の係止ピンを突設し、キャップの開口
縁部に半径方向に突出した突出部が形成され、この突出
部の前記係止ピンと対向する位置に係止切欠を設け、こ
の係止切欠は係止ピンが嵌入可能な縦向切欠部と、この
縦向切欠部の上端に横向に連設された横向切欠部とを有
し、縦向切欠部の上方における突出部の頂部にロックピ
ンを上下動可能に摺嵌し、又前記突出部にロックピンを
下方向に付勢するばねが設けられているので、ガスの充
填時又は排出時におけるキャップの取外し、取付け作業
が容易であるのに加えて、装着後はネックの係止ピンの
一側面がキャップの横向切欠部に係止したうえ、その反
対側面がロックピンに係合し、ロックピンはばねによっ
て抑止されているので、キャップがネックからみだりに
離脱することがないという効果がある。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ロックピンは係止ピンと対向する下部
側面に下向傾斜面を有しているので、キャップのネック
への装着時に、ロックピンが下動して係止ピンが横向切
欠部内を移動する際、係止ピンがロックピンの下向傾斜
面に当接して、ロックピンが係止ピンに誘導されて下動
することとなって、ロックピンの下動すなわちキャップ
の回動が円滑に行われるという効果がある。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、キャップの突出部にロックピン
を下方向に付勢するばねに係合して、これを上下動させ
るカムが設けられているので、装着されているキャップ
をネックから取外す際に、作業員がカムを操作してばね
を上動させることができ、これによってキャップの取外
し作業が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のキャップの図3の線
1−1による縦面図である。
【図2】同上のネックの平面図である。
【図3】同上のキャップ装着時の初期の状態を示す正面
図である。
【図4】同キャップ装着時の中期の状態を示す正面図で
ある。
【図5】同キャップ装着時の終期の状態を示す正面図で
ある。
【図6】この発明の第2実施形態のキャップの図8の線
6−6による縦面図である。
【図7】図6の線7−7による縦面図である。
【図8】同上のキャップ装着時の初期の状態を示す正面
図である。
【図9】同キャップ装着時の中期の状態を示す正面図で
ある。
【図10】同キャップ装着時の終期の状態を示す正面図
である。
【図11】同キャップ取外し時におけるカムの作動状態
を示す正面図である。
【図12】図11の線12−12による縦面図である。
【図13】この発明と同種の従来の高圧ガス容器の要部
切断正面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 ネック 3 キャップ 4 係止ピン 6 突出部 7 係止切欠 8 縦向切欠部 9 横向切欠部 11 ロックピン 12 下向傾斜面 13 ばね 14 カム 16 回動軸 17 ハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の頂部に固着されたネックにキ
    ャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器において、
    ネックの上部外周に半径方向の係止ピンを突設し、キャ
    ップの開口縁部に半径方向に突出した突出部が形成さ
    れ、この突出部の前記係止ピンと対向する位置に係止切
    欠を設け、この係止切欠は係止ピンが嵌入可能な縦向切
    欠部と、この縦向切欠部の上端に横向に連設された横向
    切欠部とを有し、縦向切欠部の上方における突出部の頂
    部にロックピンを上下動可能に摺嵌し、又前記突出部に
    ロックピンを下方向に付勢するばねが設けられているこ
    とを特徴とする高圧ガス容器。
  2. 【請求項2】 ロックピンは係止ピンと対向する下部側
    面に下向傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記
    載の高圧ガス容器。
  3. 【請求項3】 キャップの突出部にロックピンを下方向
    に付勢するばねに係合して、これを上下動させるカムが
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の高圧ガス容器。
JP21457396A 1996-08-14 1996-08-14 高圧ガス容器 Expired - Lifetime JP2834089B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939736A (zh) * 2014-04-03 2014-07-23 中国人民解放军海军工程大学 正压空气呼吸器高压气瓶防爆充气盖
WO2024058970A1 (en) * 2022-09-15 2024-03-21 Cryoport, Inc. Vapor plug locking collar

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939736A (zh) * 2014-04-03 2014-07-23 中国人民解放军海军工程大学 正压空气呼吸器高压气瓶防爆充气盖
WO2024058970A1 (en) * 2022-09-15 2024-03-21 Cryoport, Inc. Vapor plug locking collar

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