JP3034726U - 高圧ガス容器 - Google Patents

高圧ガス容器

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JP3034726U
JP3034726U JP1996008119U JP811996U JP3034726U JP 3034726 U JP3034726 U JP 3034726U JP 1996008119 U JP1996008119 U JP 1996008119U JP 811996 U JP811996 U JP 811996U JP 3034726 U JP3034726 U JP 3034726U
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JP
Japan
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cap
neck
flange
pressure gas
gas container
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Application number
JP1996008119U
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English (en)
Inventor
敏治 石川
Original Assignee
昭和高圧工業株式会社
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスの充填時又は排出時におけるキャップの
取外し、取付け作業が容易であるのに加えて、装着が完
全に行われる高圧ガス容器を提供する。 【解決手段】 容器本体の頂部に固着されたネックにキ
ャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器であって、
ネックの上端周縁にフランジを突設し、キャップの下部
に、フランジの下部に係脱する回動カムを枢設するとと
もに、この回動カムをネックに向けて偏倚するばねを設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、高圧ガス容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来容器本体の頂部に固着されたネックにキャップが着脱可能に装着される高 圧ガス容器は周知であり、それは図10に示すようなものであって、21は容器本体 、22はネック、23はキャップ、24はネックに着脱可能に装着されるバルブであっ て、キャップ23はネック22にねじ部26によって螺着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのような高圧ガス容器は、ガスの充填時又は排出時においてキャッ プ23の取外し、取付けを行う場合には、キャップ23をもって回動し、ネック24と のねじ係合を解除しなければならず、この作業はきわめて困難であるのに加えて 、装着が完全に行われないことがある等の問題がある。
【0004】 そこでこの考案の目的は、前記のような従来の高圧ガス容器のもつ問題を解消 し、ガスの充填時又は排出時におけるキャップの取外し、取付け作業が容易であ るのに加えて、装着が完全に行われる高圧ガス容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記のような目的を達成するために、高圧ガス容器において、請 求項1に記載の考案は、容器本体の頂部に固着されたネックにキャップが着脱可 能に装着される高圧ガス容器において、ネックの上端周縁にフランジを突設し、 キャップの下部に、前記フランジの下部に係脱する回動カムを枢設するとともに 、この回動カムをネックに向けて偏倚するばねを設けたことを特徴とするもので ある。
【0006】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、フランジの外周に 歯形部を形成し、回動カムの先端部に、前記歯形部に係脱する歯形部を設けたこ とを特徴とするものである。
【0007】 請求項3に記載の発明は、容器本体の頂部に固着されたネックにキャップが着 脱可能に装着される高圧ガス容器において、ネックの上端周縁にフランジを突設 し、キャップの下部に、前記フランジの下部に係脱する回動部材を枢設するとと もに、この回動部材をネックに向けて偏倚するばねを設け、さらに前記回動部材 を回動させる回動カムを枢設したことを特徴とするものである。
【0008】 請求項4に記載の発明は、このような請求項1ないし3のいずれかに記載の発 明において、回動カム又は回動部材に操作ハンドルを取付けたことを特徴とする ものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1〜3に示すこの考案の第1実施形態において、容器本体は前記従来のもの と同様であるので、その記載を省略することとする。図1〜3にはキャップ1と のネック2の一部が示されており、ネック2の上端周縁にフランジ3を突設し、 キャップ1の下部に1対の支持部5を突設し、この支持部5にフランジ3の下部 に係脱する回動カム4を支持軸6によって枢設するとともに、この回動カム4を ネック2に向けて偏倚するばね7を設け、回動カム4に操作ハンドル8を取付け ている。
【0010】 前記のようなものにおいて、図2はキャップ1がネック2に装着されている状 態を示し、キャップ1の下部に枢設されている回動カム4が、ばね7に押圧され てフランジ3の下部に係合して、キャップ1がネック2から離脱するのが防止さ れる。このような状態にあるキャップ1をネック2から取外す際には、実線位置 にある操作ハンドル8を鎖線位置に回動すると、回動カム4がばね7の押圧力に 抗して支持軸6を中心として時計方向に回動して、フランジ3から離脱して取外 されることとなる。そしてキャップ1をネック2に装着するに際しては、キャッ プ1をネック2に被嵌して押下げると、回動カム4がフランジ3に係合して押圧 され、ばね7の押圧力に抗して前記と同様に時計方向に回動してキャップ1が下 降し、回動カム4がフランジ3の下方に移動したところで、ばね7の押圧力によ って、フランジ3の下部に係合して装着されることとなる。
【0011】 図4,5に示すこの考案の第2実施形態について、第1実施形態と同様の部分 には、同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について述べることとすると 、それはフランジ3の外周に歯形部9を形成し、回動カム4のこの歯形部9に対 向する位置に歯形部9に係脱する歯形部9を形成したものである。
【0012】 この第2実施形態は、第1実施形態と同様にして、キャップ1をネック2に装 着し、又は取外すことになるが、装着した際回動カム4の歯形部10が、フランジ 3の外周の歯形部9に係合することによって、キャップ1が回動するのが防止さ れ、この点でキャップ1が自由に回動することができる第1実施形態と相違する 。
【0013】 図6〜9に示すこの考案の第3実施形態について、第2実施形態におけると同 様に第1実施形態と異なる部分について述べることとすると、それはキャップ1 の下部に、フランジ3の下部に係脱する回動部材11を支持軸12によって支持部5 に枢設するとともに、この回動部材11をネック2に向けて偏倚するばね13を設け 、さらに回動部材11を回動させる回動カム14を支持軸15によって支持部5に枢設 したものである。
【0014】 この第3実施形態は、キャップ1をネック2に装着するに際しては、第1実施 形態と同様にして、単にキャップ1をネック2に被嵌して押し下げるだけでよく 、その際は回動部材11の下部がフランジ3に係合して、ばね13の押圧力に抗して 支持軸12を中心として反時計方向に回動してキャップ1が下降することとなる。 そしてキャップ1をネック2から取外す際には、操作ハンドル8を操作して、回 動カム14を支持軸15を中心として反時計方向に回動して図9の鎖線位置に移動さ せ、回動部材11をばね13の押圧力に抗してフランジ3から離脱させ、図8に示す ようにキャップ1を上動させて取外すこととなる。
【0015】 この第3実施形態は、第1実施形態と同様にして、キャップ1をネック2に装 着し、又は取外すことになるが、装着した際回動部材11がフランジ3に係合する こととなるため、その係合位置を第1,2実施形態よりも下方にすることができ て、キャップ1を取外した状態において、ネック2の高さが低いことが望まれる 場合に有利である。
【0016】
【考案の効果】
この考案は前記のようであって、容器本体の頂部に固着されたネックにキャッ プが着脱可能に装着される高圧ガス容器において、請求項1に記載の考案は、ネ ックの上端周縁にフランジを突設し、キャップの下部に、前記フランジの下部に 係脱する回動カムを枢設するとともに、この回動カムをネックに向けて偏倚する ばねを設けたので、ガスの充填時又は排出時におけるキャップの取外し、取付け 作業が容易であるのに加えて、装着が完全に行われるという効果がある。
【0017】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、フランジの外周に 歯形部を形成し、回動カムに前記歯形部に係脱する歯形部を設けたので、キャッ プをネックに装着した際、キャップの回動が防止されるという効果がある。
【0018】 請求項3に記載の発明は、ネックの上端周縁にフランジを突設し、キャップの 下部に、前記フランジの下部に係脱する回動部材を枢設するとともに、この回動 部材をネックに向けて偏倚するばねを設け、さらに前記回動部材を回動させる回 動カムを枢設したので、キャップをネックに装着した際、回動部材とフランジと の係合位置を、下方にすることができてキャップを取外した状態において、ネッ クの高さが低いことが望まれる場合に有利であるという効果がある。
【0019】 請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において 、回動カム又は回動部材に操作ハンドルを取付けたので、キャップの取外し作業 が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施形態の一部が切欠されたキ
ャップがネックに装着された状態の平面図である。
【図2】図1の線2−2による断面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】この考案の第2実施形態の図1と同様の平面図
である。
【図5】図4の線5−5による断面図である。
【図6】この考案の第3実施形態の図1と同様の平面図
である。
【図7】図6の線7−7による断面図である。
【図8】同上のキャップのネックからの取外し時におけ
る断面図である。
【図9】同上の右側面図である。
【図10】この考案と同種の従来の高圧ガス容器の正面
図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 ネック 3 フランジ 4 回動カム 5 支持部 6 支持軸 7 ばね 8 操作ハンドル 9 歯形部 10 歯形部 11 回動部材 12 支持軸 13 ばね 14 回動カム 15 支持軸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の頂部に固着されたネックにキ
    ャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器において、
    ネックの上端周縁にフランジを突設し、キャップの下部
    に、前記フランジの下部に係脱する回動カムを枢設する
    とともに、この回動カムをネックに向けて偏倚するばね
    を設けたことを特徴とする高圧ガス容器。
  2. 【請求項2】 フランジの外周に歯形部を形成し、回動
    カムに前記歯形部に係脱する歯形部を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の高圧ガス容器。
  3. 【請求項3】 容器本体の頂部に固着されたネックにキ
    ャップが着脱可能に装着される高圧ガス容器において、
    ネックの上端周縁にフランジを突設し、キャップの下部
    に、前記フランジの下部に係脱する回動部材を枢設する
    とともに、この回動部材をネックに向けて偏倚するばね
    を設け、さらに前記回動部材を回動させる回動カムを枢
    設したことを特徴とする高圧ガス容器。
  4. 【請求項4】 回動カム又は回動部材に操作ハンドルを
    取付けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の高圧ガス容器。
JP1996008119U 1996-08-14 1996-08-14 高圧ガス容器 Expired - Lifetime JP3034726U (ja)

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