JPH1061627A - 結合構造 - Google Patents

結合構造

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JPH1061627A
JPH1061627A JP22770296A JP22770296A JPH1061627A JP H1061627 A JPH1061627 A JP H1061627A JP 22770296 A JP22770296 A JP 22770296A JP 22770296 A JP22770296 A JP 22770296A JP H1061627 A JPH1061627 A JP H1061627A
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JP
Japan
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hole
cylindrical portion
cylindrical
coupling structure
slit
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JP22770296A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kitaura
和雄 北浦
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YUUSU KITAURA KK
Yuusu Kitaura KK
Original Assignee
YUUSU KITAURA KK
Yuusu Kitaura KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合作業が容易で、しかも結合強度が大き
い、嵌合による結合構造を提供する。 【解決手段】 第一の部材1の筒状部2に切り割り4と
突出部5を設ける。筒状部2が第二の部材6の穴に挿入
されて行くと、突出部5が穴の壁面に押されて切り割り
4が閉じられて行くとともに筒状部2が内側に変形され
て行き、筒状部2が穴に所定深さまで嵌合されたときに
は、切り割り4の互いに対向する周縁部4a,4bの少
なくとも一部が互いに当接するようにする。周縁部4
a,4bの少なくとも一部が互いに当接するまでは、筒
状部2が内側に変形し易いので、筒状部2を穴に容易に
挿入して行くことができるが、その後は、筒状部2が内
側に変形し難くなるので、突出部5が穴の壁面に強く押
圧されるようになるため、結合強度が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状部を有する第
一の部材と穴を有する第二の部材とを、前記筒状部を前
記穴に嵌合することにより結合する結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の結合構造においては、
その結合強度を高めるため、第一の部材に突出部を設
け、この突出部が前記穴の壁面に押圧されるようにし
て、前記筒状部と穴とが互いにきつく嵌合されるように
する技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、前記従来
のように第一の部材に突出部を設ける場合は、該突出部
の突出の度合を大きくすると、嵌合作業が困難になる一
方、突出の度合いを小さくすると、嵌合作業は容易にな
るものの、嵌合が緩くなって結合強度が小さくなってし
まうという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたもので、嵌合作業が容易でしかも結合強度を大
きくすることができる嵌合による結合構造を提供するこ
とにある。
【0005】本発明のさらに他の目的は、以下の説明か
ら明らかになろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の結合構造におい
ては、第一の部材の筒状部に、該筒状部の軸方向と平行
方向またはそれに近い方向に延びる切り割りと、前記切
り割りにより分割されている部分において外側に突出す
る突出部とを設ける。
【0007】前記筒状部が自由な状態にあるときは、前
記筒状部の前記突出部を設けられている部分は、前記穴
より若干大きくなっているが、前記筒状部が先端側から
前記穴に挿入されて行くと、前記突出部が前記穴の壁面
に押されることにより前記切り割りが閉じられて行くと
ともに前記筒状部が内側に向かって変形されて行き、前
記筒状部が前記穴に所定深さまで嵌合されたときには、
前記切り割りの互いに対向する周縁部の少なくとも一部
が互いに当接するようにする。
【0008】この結合構造においては、前記のように切
り割りが設けられているので、切り割りが完全に閉じら
れるまでは、この切り割りが閉じて行くことにより、筒
状部が内側に変形し易いため、第二の部材の穴に対して
筒状部を容易に押し込んで行くことができる。また、こ
のようにして切り割りが閉じて行き、切り割りの互いに
対向する周縁部の少なくとも一部が互いに当接すると、
それ以上は筒状部が内側に変形し難くなるので、突出部
が前記穴の壁面に非常に強く押圧されるようになる。し
たがって、嵌合作業が容易になり、しかも結合強度を大
きくすることができる。
【0009】なお、筒状部の先端が切り割りによって分
割されている場合は、筒状部が前記穴に嵌合されたと
き、切り割りの互いに対向する周縁部が互いに当接しな
いで板厚方向に食い違ってしまい、筒状部が予定されて
いるよりも大きく内側に変形し、結合強度が低下してし
まう虞があるが、筒状部の先端が切り割りによって分割
されないようにすれば、そのような虞がなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
説明する。
【0011】
【実施例】図1〜5は本発明の結合構造の第一実施例を
示す。本実施例は、本発明を丸パイプ材(第二の部材)
とその蓋(第一の部材)の結合構造に適用した実施例で
ある。図1〜4は、本実施例におけるパイプ材の蓋(第
一の部材)1を示しており、それぞれ金属板をプレス加
工してなる筒状部2と屋根部3とを有している。前記筒
状部2は大略円筒状をなしていて、該筒状部2の先端
(図1および4の下端)から基端(図1および4の上
端)側に向かって該筒状部2の軸方向と平行方向に延び
る切り割り4を設けられている。また、前記筒状部2の
中間部の切り割り4により分割されている部分には、外
側に突出する突出部5が全幅に渡って円周方向に設けら
れている。この突出部5は、筒状部2を、該突出部5を
形成すべき部分以外は径方向外側に変形しないように拘
束した状態で軸方向に圧縮することにより、前記突出部
5を形成すべき部分の周壁を全周に渡って外側に膨出さ
せることにより形成されており、該突出部5の横断面形
状は円弧状とされている。自由な状態における前記突出
部5の最大外径Dは、丸パイプ材(第二の部材、図5参
照)6の内径より若干大きくされている。前記筒状部2
の突出部5より先端側の周壁は、全体として先細となる
ように湾曲されている。
【0012】前記屋根部3は半球状とされており、この
屋根部3はスポット溶接により、筒状部2の上端部に固
定されている。符号7は前記スポット溶接部を示してい
る。
【0013】図5は蓋(第一の部材)1と丸パイプ材
(第二の部材)6とを結合した本実施例の結合構造を示
しており、パイプ材6の中空部(穴)に蓋1の筒状部2
が、その先端側を先頭にして押し込まれることにより嵌
合されている。ここにおいて、自由な状態における突出
部5の最大外径Dはパイプ材6の内径より若干大きくさ
れているので、前述のように筒状部2がパイプ材6内に
押し込まれて行き、突出部5がパイプ材6内に侵入して
行くと、突出部5がパイプ材6の内壁面により内側に向
かって押圧されるため、切り割り4が閉じられて行き、
筒状部2の切り割り4を設けられている部分が内側に変
形して行く。そして、図5のように所定深さまで筒状部
2がパイプ材6内に嵌合されるまでには、切り割り4の
互いに対向する周縁部4a,4bの下端部が互いに当接
するように筒状部2の各部の形状寸法が定められてい
る。
【0014】この結合構造においては、切り割り4が設
けられているので、切り割り4が完全に閉じられるまで
は、この切り割り4が閉じて行くことにより、筒状部2
が内側に変形し易いため、パイプ材6に対して筒状部2
を容易に押し込んで行くことができる。また、切り割り
4の互いに対向する周縁部4a,4bの下端部が互いに
当接されると、それ以上は筒状部2が内側に変形し難く
なるので、突出部5がパイプ材6の内壁面に非常に強く
押圧されるようになる。したがって、この結合構造で
は、嵌合作業が容易になり、しかも結合強度を大きくす
ることができる。
【0015】図6〜8は、本発明の第二実施例を示して
いる。図6および7は、本実施例におけるパイプ材の蓋
(第一の部材)1を示しており、切り割り4の一部が穴
状に拡幅されており、この拡幅部4cは突出部5の一部
を切り欠いている。他の構成は、前記第一実施例と同様
である。図8は、蓋(第一の部材)1と丸パイプ材(第
二の部材)6とを結合した本実施例の結合構造を示して
いる。
【0016】本実施例においては、拡幅部4cが設けら
れていることにより、筒状部2の剛性が適当に減少され
るので、筒状部2が変形し易くなるため、より一層嵌合
作業が容易になる。また、前記実施例の場合と同様に、
図8に示されるように切り割り4の互いに対向する周縁
部4a,4bの下端部が互いに当接されると、それ以上
は筒状部2が内側に変形し難くなるので、結合強度を大
きくすることができる。
【0017】図9〜13は本発明の結合構造の第三実施
例を示す。本実施例も、本発明を丸パイプ材(第二の部
材)とその蓋(第一の部材)の結合構造に適用した実施
例である。図9〜12は、本実施例におけるパイプ材の
蓋(第一の部材)1を示しており、それぞれ金属材料か
らなる筒状部2と屋根部3とを有してなる。前記筒状部
2は、大略、一端を閉じられた円筒状をなしていて、該
筒状部2の軸方向と平行方向に延びる切り割り4を設け
られている。ただし、前記各実施例の場合とは異なり、
前記切り割り4は筒状部2の先端に達しておらず、該先
端は全周に渡って連続している。また、前記第一および
第二実施例と同様にして、前記筒状部2の中間部の切り
割り4により分割されている部分には、外側に突出する
突出部5が全幅に渡って円周方向に設けられている。自
由な状態における前記突出部5の最大外径Dは、パイプ
材6(第二の部材、図13参照)の内径より若干大きく
されている。前記筒状部2の突出部5より先端側の周壁
は、全体として先細となるように湾曲されている。
【0018】前記屋根部3は皿状とされており、この屋
根部3はスポット溶接により、筒状部2の上端部の中央
部に固定されている。符号7は前記スポット溶接部を示
している。
【0019】図13は蓋(第一の部材)1とパイプ材
(第二の部材)6とを結合した本実施例の結合構造を示
しており、パイプ材6の中空部(穴)に蓋1の筒状部2
が、その先端側を先頭にして押し込まれることにより嵌
合されている。ここにおいて、前記各実施例の場合と同
様に、自由な状態における突出部5の最大外径Dはパイ
プ材6の内径より若干大きくされているので、前述のよ
うに筒状部2がパイプ材6内に押し込まれて行き、突出
部5がパイプ材6内に侵入して行くと、突出部5がパイ
プ材6の内壁面により内側に向かって押圧されるため、
切り割り4が閉じられて行き、筒状部2の切り割り4を
設けられている部分が内側に変形して行く。そして、図
13のように所定深さまで筒状部2がパイプ材6内に嵌
合されるまでには、切り割り4の互いに対向する周縁部
4a,4bの下端部付近が互いに当接するように筒状部
2の各部の形状寸法が定められている。
【0020】したがって、前記各実施例の場合と同様
に、周縁部4a,4bの下端部付近が互いに当接するま
では、この切り割り4が閉じて行くことにより、筒状部
2が内側に変形し易いため、パイプ材6に対して筒状部
2を容易に押し込んで行くことができる。また、切り割
り4の互いに対向する周縁部4a,4bの下端部付近が
互いに当接されると、それ以上は筒状部2が内側に変形
し難くなるので、突出部5がパイプ材6の内壁面に非常
に強く押圧されるようになる。よって、嵌合作業が容易
になり、しかも結合強度を大きくすることができる。
【0021】また、前記各実施例の場合は、筒状部2の
先端が切り割り4によって分割されているので、筒状部
2がパイプ材6に嵌合されたとき、筒状部2の先端の切
り割り4により分割されている部分同士が図14のよう
に互いに当接しないで板厚方向に食い違ってしまい、筒
状部2が予定されているよりも大きく内側に変形し、結
合強度が低下してしまう虞があるが、本実施例では筒状
部2の先端が切り割り4によって分割されていないの
で、そのような虞がない。
【0022】図15〜18は本発明の結合構造の第四実
施例を示す。本実施例は、本発明を角パイプ材(第二の
部材)とその蓋(第一の部材)との結合構造に適用した
実施例である。図15〜17は、本実施例におけるパイ
プ材の蓋(第一の部材)1を示しており、全体に金属材
料からなり、筒状部2と屋根部3とを一体的にプレス加
工してなる。前記筒状部2は、大略、横断面矩形の角筒
状をなしていて、その四隅部に該筒状部2の軸方向と平
行方向に延びる切り割り4を設けられている。これらの
切り割り4は筒状部2の先端に達しておらず、該先端は
全周に渡って連続している。また、前記筒状部2の中間
部の切り割り4により分割されている部分には、外側に
突出する突出部5が全幅に渡って周方向に設けられてい
る。自由な状態における互いに対向する突出部5間の最
大距離B1,B2は角パイプ材8(第二の部材、図18参
照)の互いに対向する内壁面間の距離より若干大きくさ
れている。
【0023】前記屋根部3は大略矩形かつ平板状とされ
ており、この屋根部3の周辺部は筒状部2より若干外側
に張りだした上、折り返されて筒状部2に連続してい
る。
【0024】図18は蓋(第一の部材)1と角パイプ材
(第二の部材)8とを結合した本実施例の結合構造を示
しており、角パイプ材8の中空部(穴)に蓋1の筒状部
2が、先端側を先頭にして押し込まれることにより嵌合
されている。
【0025】本実施例においても、自由な状態における
互いに対向する突出部5間の最大距離B1,B2は角パイ
プ材8の互いに対向する内壁面間の距離より若干大きく
されているので、前述のように筒状部2がパイプ材8内
に押し込まれて行き、突出部5がパイプ材6内に侵入し
て行くと、突出部5がパイプ材6の内壁面により内側に
向かって押圧されるため、切り割り4が閉じられて行
き、筒状部2の切り割り4を設けられている部分が内側
に変形して行く。そして、図18のように所定深さまで
筒状部2がパイプ材8内に嵌合されるまでには、切り割
り4の互いに対向する周縁部4a,4bの下端付近が互
いに当接するように筒状部2の各部の形状寸法が定めら
れている。
【0026】したがって、前記第三実施例の場合と同様
の効果を得ることができる。
【0027】なお、前記各実施例は本発明をパイプ材と
その蓋の結合構造に適用した実施例であるが、本発明は
パイプ材とその蓋以外の部材同士の結合構造にも適用で
きるものである。
【0028】また、前記各実施例においては、第一の部
材の一部が筒状部をなしているが、本発明においては第
一の部材全体が筒状をなしていてもよい。
【0029】また、前記各実施例においては、切り割り
が筒状部の軸方向と平行に設けられているが、本発明に
おいては必ずしも切り割りが筒状部の軸方向と厳密に平
行に設けられていなくてもよく、それに近い方向に設け
られていればよい。
【0030】また、前記各実施例においては、切り割り
が2個ずつ設けられているが、本発明においては切り割
りの数は任意数とすることができる。
【0031】さらに、前記各実施例においては、第一の
部材の筒状部が第二の部材の穴に所定深さまで挿入され
ると、切り割りの互いに対向する周縁部の下端部または
その付近が互いに当接するようになっているが、本発明
においては、第一の部材の筒状部が第二の部材の穴に所
定深さまで挿入されると、切り割りの互いに対向する周
縁部の下端部またはその付近以外の部分、または互いに
対向する周縁部全体が互いに当接するようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明による結合構造は、
第一の部材の筒状部と第二の部材の穴との嵌合作業が容
易でしかも結合強度を大きくすることができる等の優れ
た効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結合構造の第一実施例におけるパイプ
材の蓋(第一の部材)を示す正面図である。
【図2】前記パイプ材の蓋を示す平面図である。
【図3】前記パイプ材の蓋を示す底面図である。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】前記第一実施例の結合構造を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の結合構造の第二実施例におけるパイプ
材の蓋(第一の部材)を示す正面図である。
【図7】前記第二実施例のパイプ材の蓋を示す断面図で
ある。
【図8】前記第二実施例の結合構造を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の結合構造の第三実施例におけるパイプ
材の蓋(第一の部材)を示す正面図である。
【図10】前記第三実施例のパイプ材の蓋を示す平面図
である。
【図11】前記第三実施例のパイプ材の蓋を示す底面図
である。
【図12】図11のXII−XII線における断面図で
ある。
【図13】前記第三実施例の結合構造を示す断面図であ
る。
【図14】前記第一実施例において筒状部の先端の切り
割りにより分割されている部分同士が食い違った状態を
示す断面図である。
【図15】本発明の結合構造の第四実施例におけるパイ
プ材の蓋(第一の部材)を示す斜視図である。
【図16】前記第四実施例のパイプ材の蓋を示す断面図
である。
【図17】前記第四実施例のパイプ材の蓋を図16と垂
直な断面において示す断面図である。
【図18】前記第四実施例の結合構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パイプ材の蓋(第一の部材) 2 筒状部 4 切り割り 4a,4b 切り割りの互いに対向する周縁部 4c 拡幅部 5 突出部 6 丸パイプ材(第二の部材) 8 角パイプ材(第二の部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部を有する第一の部材と穴を有する
    第二の部材とを、前記筒状部を該筒状部の先端側から前
    記穴に挿入して該穴に嵌合することにより結合する結合
    構造であって、 前記第一の部材の筒状部には、該筒状部の先端から他端
    側に向かって該筒状部の軸方向と平行方向またはそれに
    近い方向に延びる切り割りと、前記切り割りにより分割
    されている部分において外側に突出する突出部とが設け
    られており、 前記筒状部が自由な状態にあるときは、前記筒状部の前
    記突出部を設けられている部分は前記穴より若干大きく
    なっているが、前記筒状部が先端側から前記穴に挿入さ
    れて行くと、前記突出部が前記穴の壁面に押されること
    により前記切り割りが閉じられて行くとともに前記筒状
    部が内側に向かって変形されて行き、前記筒状部が前記
    穴に所定深さまで嵌合されたときには、前記切り割りの
    互いに対向する周縁部の少なくとも一部が互いに当接す
    るようにされている結合構造。
  2. 【請求項2】 前記突出部は前記筒状材を軸方向に圧縮
    することにより外側に膨出されるとともに周方向に延び
    ている請求項1記載の結合構造。
  3. 【請求項3】 前記切り割りの一部が穴状に拡幅されて
    おり、この拡幅部は前記突出部の一部を切り欠いている
    請求項2記載の結合構造。
  4. 【請求項4】 筒状部を有する第一の部材と穴を有する
    第二の部材とを、前記筒状部を該筒状部の先端側から前
    記穴に挿入して該穴に嵌合することにより結合する結合
    構造であって、 前記第一の部材の筒状部には、該筒状部の軸方向と平行
    方向またはそれに近い方向に延びる切り割りと、前記切
    り割りにより分割されている部分において外側に突出す
    る突出部とが設けられているが、前記筒状部の先端は前
    記切り割りにより分割されておらず、 前記筒状部が自由な状態にあるときは、前記筒状部の前
    記突出部を設けられている部分は前記穴より若干大きく
    なっているが、前記筒状部が先端側から前記穴に挿入さ
    れて行くと、前記突出部が前記穴の壁面に押されること
    により前記切り割りが閉じられて行くとともに前記筒状
    部が内側に向かって変形されて行き、前記筒状部が前記
    穴に所定深さまで嵌合されたときには、前記切り割りの
    互いに対向する周縁部の少なくとも一部が互いに当接す
    るようにされている結合構造。
  5. 【請求項5】 前記突出部は前記筒状材を軸方向に圧縮
    することにより外側に膨出されるとともに周方向に延び
    ている請求項4記載の結合構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081009A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機

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JP2012081009A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機

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