JPH1060778A - 消臭性繊維材料及びその製造方法 - Google Patents

消臭性繊維材料及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1060778A
JPH1060778A JP9152043A JP15204397A JPH1060778A JP H1060778 A JPH1060778 A JP H1060778A JP 9152043 A JP9152043 A JP 9152043A JP 15204397 A JP15204397 A JP 15204397A JP H1060778 A JPH1060778 A JP H1060778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber material
compound
deodorant
inorganic compound
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9152043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3806491B2 (ja
Inventor
Jiro Tabata
次郎 田畑
Toshiharu Kanetani
敏春 金谷
Masayuki Hirata
正行 衡田
Koichi Saito
公一 齋藤
Koji Hori
公二 堀
Koichi Kawaguchi
幸一 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Miki Riken Kogyo KK
Original Assignee
Toray Industries Inc
Miki Riken Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc, Miki Riken Kogyo KK filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP15204397A priority Critical patent/JP3806491B2/ja
Publication of JPH1060778A publication Critical patent/JPH1060778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3806491B2 publication Critical patent/JP3806491B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンモニア、アミン類、硫化水素、メルカプ
タン類などの悪臭や、タバコ臭に含まれるアルデヒド
類、酢酸などに対し耐久性のある、しかも優れた消臭性
を有し、しかも柔軟な風合いの消臭性繊維材料およびそ
の製造法を提供する。 【解決手段】 繊維材料の表面に、無機系化合物および
特定のポリビニルアミン化合物と合成樹脂を付着せしめ
た消臭性繊維材料である。繊維材料の表面に、無機系化
合物および特定のポリビニルアミン化合物と合成樹脂を
含む処理液をパディング法またはコーティング法で付与
し、次いで熱処理して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消臭性繊維材料及
びその製造方法に関し、さらに詳しくは、アンモニア、
アミン類、硫化水素、及びメルカプタン類などの悪臭
や、タバコ臭に含まれるアルデヒド類、酢酸などに対し
て耐久性のある優れた消臭性を発揮し、しかも柔軟な風
合いを備えた消臭性繊維材料及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衣料品、家庭用品、インテリア製
品及び各種産業資材などの繊維製品に対して、高度な消
臭性能を具備させる要望が益々高まってきている。従
来、繊維製品に対して消臭性を付与する方法としては、
合成繊維の原糸段階で消臭性物質をポリマ内部に練り込
む方法や、後加工段階において消臭剤をバインダで繊維
表面に固着する方法などが提案されている。例えば、前
者の方法としては、フタロシアニン多価カルボン酸を担
持させた二酸化チタン微粒子を含有するポリエステル繊
維(特公平7−81206号公報)、また後者の方法と
しては、臭気成分を酸化分解する脱臭触媒を繊維表面に
被覆した繊維(特開平7−189120号公報)などで
ある。
【0003】しかし、従来の消臭方法は、いずれも消臭
可能な悪臭成分の種類が限られており、例えばタバコ臭
のような複合臭で、アルデヒド類や酢酸などの悪臭成分
を多く含む臭気に対しては消臭効果が不十分であった。
しかも、上記前者の消臭剤を繊維に練り込む方法は、消
臭剤の選択に当たって粒径、耐熱性及び繊維ポリマとの
親和性などが著しく制約され、しかも原糸の強度低下な
ど物理的物性が損なわれるという問題があった。また、
上記後者の後加工段階で消臭剤を付与する方法は、風合
が粗硬になったり、洗濯耐久性が小さかったりする問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アン
モニア、アミン類、硫化水素、及びメルカプタン類など
の悪臭や、タバコ臭に含まれるアルデヒド類、酢酸など
に対して耐久性のある優れた消臭性を有し、しかも柔軟
な肌合いを付与することができる消臭性繊維材料及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の消臭性繊維材料は、繊維材料の表面に、無機系化合
物および下記一般式[1]で示されるポリビニルアミン
化合物と合成樹脂を付着せしめたことを特徴とするもの
である。
【0006】
【化3】
【0007】(ただし、式中のRはCHO基またはCH
3CO基を示す。) また、本発明の消臭性繊維材料の製造方法は、繊維材料
の表面に、無機系化合物、上記一般式[1]で示される
ポリビニルアミン化合物および合成樹脂を含む処理液を
パディング法により付与し、次いで熱処理することを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いうる繊維材料として
は、衣料品、家庭用品、インテリア製品及び各種産業資
材などの繊維製品に従来から使用されている繊維がいず
れも使用可能である。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリアルキレ
ンテレフタレート、及びこれらに第三成分を共重合した
共重合ポリエステル、ナイロン6、ナイロン66などの
ポリアミド、及びこれらに第三成分を共重合した共重合
ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、アセテー
ト樹脂などの合成樹脂から形成された合成繊維または半
合成繊維、ベンベルグ、レーヨンなどの再生繊維、木
綿、麻などのセルロース系繊維、及び羊毛、絹などの蛋
白質系繊維などを挙げることができる。
【0009】これら繊維は、単独で使用されたもので
も、或いは2種以上の繊維の混紡、混繊、交撚、交編織
した混用繊維素材のいずれであってもよい。また、繊維
形態としては、フィラメント、ステープル、編織物、不
織布、縫製品などいずれでもよく、の様々な形態をあげ
ることができる。また、これら繊維材料には、繊維の製
造段階ないしは後加工段階において、染料、顔料、酸化
防止剤、耐熱剤、紫外線防止剤、可塑剤、抗菌剤及び難
燃剤などの添加剤が添加されていたり、またはこれら添
加剤により処理されたものであってもよい。
【0010】本発明に使用される繊維材料としては、上
述した繊維材料のなかでも、特にポリエチレンテレフタ
レートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステ
ルから形成されたポリエステル繊維またはこのポリエス
テル繊維を含む編織物、不織布、縫製品に好ましく適用
され、優れた消臭効果を発揮することができる。また、
このポリエステルには、特にハロゲン化シクロアルカン
化合物により難燃化されたものに使用する場合に好適で
ある。
【0011】本発明の消臭性繊維材料における消臭剤に
は、無機系化合物および前述した一般式[1]で示され
るポリビニルアミン化合物が使用される。無機系化合物
としては、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化アルミニウムなどからなる多孔質物質、ゼオライト、
シリカゲル、活性炭などの多孔質物質、あるいは銅、亜
鉛、銀、鉛、鉄、アルミニウム、カルシウム、マグネシ
ウム、マンガン、ニッケル、コバルトなどの金属酸化
物、水酸化物、塩化物、硫酸塩、硝酸塩などの無機酸
塩、及び酢酸塩、クエン酸塩などの有機酸塩などが好ま
しく使用される。特に好ましくは、無機系化合物および
前記一般式[1]で示されるポリビニルアミン化合物と
合成樹脂中の窒素原子とキレート化を起こし、処理液の
相溶性向上およびこれら化合物洗濯耐久性を向上させる
銅化合物である。
【0012】無機系化合物の平均粒径としては、それが
水に難溶性の化合物の場合は、0.3〜100μmが好
ましく、特に0.5〜10μmが好ましい。平均粒径が
100μmよりも大きいと、繊維材料の表面のザラツキ
感が大きくなり、風合いが粗硬になる。しかし、平均粒
径をあまり小さくしすぎても工業生産が難しく、生産性
を低下する原因になるので0.3μm以上が好ましい。
【0013】無機系化合物の多孔質物質としては、上記
した物質のなかでも、特に二酸化ケイ素および酸化亜鉛
の非晶性物質が好ましい。また、これら多孔性物質は、
比表面積が10〜150m2 /g、好ましくは50〜1
00m2 /gのものを使用するのがよい。無機系化合物
として、銅および亜鉛の少なくともいずれかの金属化合
物を使用する場合は、硫化水素やメルカプタン類の臭気
に対する消臭効果を大きくすることができる。この銅ま
たは亜鉛の金属化合物として好ましいものとしては、こ
れら銅または亜鉛の酸化物、水酸化物、塩化物、硫酸
塩、硝酸塩などの無機酸塩、及び酢酸塩、クエン酸塩な
どの有機酸塩などを挙げることができる。
【0014】無機系化合物の付着量は、繊維材料に対し
て0.05〜10%owfが好ましく、より好ましくは
0.1〜5%owfがよい。付着量が0.05%owf
よりも少ないと、十分な消臭効果を得にくくなり、また
10%owfよりも多いと、繊維材料の風合いが粗硬に
なり、ザラツキ感の大きなものになる傾向がある。ま
た、染色物の場合には色相のダル化も大きくなる傾向が
ある。
【0015】前述した一般式[1]で示されるポリビニ
ルアミン化合物は、消臭剤としてアルデヒド類の消臭に
効果がある。このポリビニルアミン化合物は、N−ビニ
ルホルムアミド、N−ビニルアセトアミドなどを水溶液
中で重合させ、酸または塩基により加水分解させること
により得ることができる。このポリビニルアミン化合物
の重合時には、その他のビニルモノマー、例えばアクリ
ル酸、アクリルアミド、アクリロニトリル、エチレン、
スチレン、ビニルアセテートなどを共重合させるように
してもよい。
【0016】ポリビニルアミン化合物の分子量は、約1
万〜20万の範囲であることが好ましい。分子量が1万
よりも小さいと、水溶性が大きくなって、繊維材料に付
着後の洗濯耐久性が不十分になる。また、分子量が20
万よりも大きいと、粘度が高くなって、併用する無機系
化合物との混合が困難になる。
【0017】ポリビニルアミン化合物の付着量は、繊維
材料に対して0.01〜10%owfが好ましく、より
好ましくは0.05〜5%owfとするのがよい。付着
量が0.01%owfより少ないと、アルデヒド類に対
して十分な消臭効果が得られにくくなる傾向がある。ま
た、10%owfより大きいと、繊維材料の風合いが粗
硬になる傾向がある。
【0018】本発明においては、消臭剤として使用され
る無機系化合物を水溶液中に均一に分散させ、無機系化
合物の沈降を防止させるために乳化分散剤を用いること
が極めて好ましい。単に無機系化合物とポリビニルアミ
ン化合物と合成樹脂とを混合したのでは、凝集を起こし
均一に繊維材料の表面に付着せしめることができないか
らである。好ましい乳化分散剤としては、ポリビニルア
ルコールおよび浸透性を有する溶剤である。
【0019】ポリビニルアルコールは、乳化分散剤とし
てだけでなく、無機系化合物の洗濯耐久性向上剤として
も有効である。ポリビニルアルコールの分子量は、20
00〜10万位が好ましく、より好ましくは、5000
〜5万が好ましい。分子量が2000より小さいと消臭
剤水溶液の粘度が低く、無機系化合物が均一に分散せず
沈降する傾向や、架橋剤が存在した場合に繊維材料の風
合いが粗硬になる傾向がある。また分子量が10万より
大きいと、水溶性が小さくなり、乳化分散剤として機能
しにくくなる傾向にある。
【0020】無機系化合物の凝集を防止し、均一に分散
させるための浸透性を有する溶剤としては、例えば、ア
ルコール類、グリコール類、セロソルブなどが挙げられ
る。特に、イソプロピルアルコール、メタノール、エタ
ノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブが好適である。
【0021】本発明において使用する合成樹脂は、消臭
剤として使用される無機系化合物およびポリビニルアミ
ン化合物を繊維表面に対して保持(付着)させるバイン
ダとして機能させるものである。好ましい合成樹脂とし
ては、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アミノプラス
ト樹脂、エポキシ樹脂、グリオキザール系樹脂、及びエ
チレン尿素樹脂などを挙げることができる。なかでも、
風合い及び耐久性の面からウレタン系樹脂およびアクリ
ル系樹脂が好ましく、特にウレタン系樹脂が好ましい。
【0022】ウレタン系樹脂は、ウレタン系樹脂エマル
ジョン又は水溶液として使用することが好ましい。その
ウレタン系樹脂エマルジョン又は水溶液の具体例とし
て、第一工業製薬(株)製の「エラストロン」(商品
名)、「スーパーフレックス」(商品名)、及び第日本
インキ(株)製の「ハイドラン」(商品名)などを用い
ることができる。
【0023】合成樹脂の繊維材料に対する付着量は、
0.01〜10%owfが好ましく、特に0.03〜2
%owfの範囲にすることが好ましい。合成樹脂の付着
量が0.01%owfより少ないと、洗濯耐久性が不十
分になり、また10%owfよりも多いと、繊維材料の
風合が粗硬になる傾向がある。前述したように、本発明
の消臭性繊維材料は、特にポリエステル繊維に適用する
場合に優れた効果が得られ、特にハロゲン化シクロアル
カン化合物により難燃化されたポリエステルに使用する
場合に好適である。
【0024】難燃剤として使用されるハロゲン化シクロ
アルカン化合物とは、環状飽和炭化水素化合物または少
なくとも1個の環状飽和炭化水素基を有する飽和炭化水
素化合物であって、水素原子の少なくとも一部が臭素ま
たは塩素などのハロゲンで置換された化合物である。こ
のハロゲン化シクロアルカン化合物の具体例として、
1,2,3,4,5,6−ヘキサブロモシクロヘキサ
ン、1,2,3,4−テトラブロモシクロオクタン(T
BCO)、1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシ
クロドデカン(HBCD)1,2−ビス(3,4−ジブ
ロモシクロヘキシル)1,2−ジブロモエタン、または
これらの臭素が塩素で置換された化合物などを挙げるこ
とができる。なかでも、ハロゲンの大部分または全てを
臭素とした化合物は、吸尽効率がきわめて高いため特に
好ましく使用される。
【0025】これらハロゲン化シクロアルカン化合物
は、紡糸前のポリエステルに配合するか、または紡糸後
のポリエステル繊維の表面に付与されるが、ポリエステ
ル繊維に対して1.0〜20%owfの含有量にするこ
とが好ましい。1.0%owf未満では難燃性が低く、
また消臭加工を施すことによって難燃性がさらに低下す
る傾向がある。また、20%owfを越えると吸尽効率
が低下し、経済的ロスが大きくなるばかりでなく、耐候
堅牢度も低下する。
【0026】ポリエステル系繊維に対するハロゲン化シ
クロアルカン化合物の付与方法は、浴中処理やパディン
グ法などが適用可能であるが、吸尽効率の点から特に浴
中処理が好ましい。浴中処理条件としては、通常110
〜150℃が好ましく、より好ましくは120〜140
℃で10〜60分間で行うのがよい。この浴中処理は、
通常のポリエステル系繊維の染色と同時に実施すること
が好ましい。すなわち、ポリエステル系繊維の浴中染色
において、ハロゲン化シクロアルカン化合物を分散染料
と併用することができる。
【0027】本発明の繊維材料としてハロゲン化シクロ
アルカン化合物を含有するポリエステル繊維を用いる場
合は、難燃性を十分に発揮させるために、合成樹脂の繊
維材料に対する付着量は0.01〜2%owfが好まし
く、特に0.1〜1%owfの範囲にすることが望まし
い。本発明の消臭性繊維材料は、上述した無機系化合物
と一般式[1]で示されるポリビニルアミン化合物と合
成樹脂を含む処理液によって繊維材料を処理した後、こ
れを熱処理することにより製造することができる。
【0028】上記処理液には、本発明が目的とする消臭
性を特に損なわない範囲であれば、風合加工剤、柔軟仕
上剤、帯電防止剤、難燃剤、防菌防臭加工剤、撥水剤及
び防汚剤などをさらに含有することができる。上記処理
液の繊維材料に対する付与方法としては、パディング
法、浸漬法、スプレー法、コーティング法及びプリント
法などが挙げられるが、無機系化合物、ポリビニルアミ
ン化合物及び合成樹脂を、繊維材料に対して耐久性よ
く、しかも均一に付着させるためには、特にパディング
法、コーティング法による付与が最も有利である。
【0029】パディング法は、繊維構造物あるいは樹脂
成形品を無機系化合物、一般式[1]で示されるポリビ
ニルアミン化合物と合成樹脂バインダーを含む処理液の
中に適当な時間浸漬した後、2本の回転ロールで絞るこ
とによって行われる方法である。この処理液中に、消臭
性を特に損なわない範囲内で、風合い加工剤、柔軟仕上
剤、帯電防止剤、抗菌防臭加工剤、撥水剤などを添加し
ても良い。
【0030】合成樹脂バインダーの付着量は、本発明の
消臭性成形品に要求される耐久性や風合いなどによって
決められる。繊維構造物にパディング法で付与する場
合、風合いの柔らかさや洗濯耐久性を得るために、通常
0.01〜10%owf、好ましくは0.02〜5%o
wf付与される。付着量が0.01%owfよりも小さ
いと洗濯耐久性が不十分となる傾向があり、10%ow
fより大きいと風合いが粗硬になりやすい傾向がある。
【0031】コーティング法で付与する場合、合成樹脂
バインダーは、通常、有機溶剤に溶解させたり、エマル
ジョンとした状態で使用される。無機系化合物、一般式
[1]で示されるポリビニルアミン化合物と合成樹脂バ
インダーとは、適宜の割合で混合することができるが、
好ましくは、無機系化合物と一般式[1]で示されるポ
リビニルアミン化合物を併せて、固形分基準で0.05
〜50重量%の範囲で添加するのがよい。無機系化合
物、一般式[1]で示されるポリビニルアミン化合物と
合成樹脂バインダーを含む処理液は、各種増粘剤により
調整され、塗布液としてコーティングに供される。塗布
液は、500〜50000cps、好ましくは1000
〜30000cpsの範囲の粘度に調整することが、膜
形成性の面から好ましい。塗布厚は、好ましくは5〜5
00g/m2 ・wet、特に好ましくは20〜300g
/m2 ・wetである。コーティング方法としては、例
えば、ナイフコーター、ロールコーター、スリットコー
ターなどの通常の方法が利用できる。また、ラミネート
方式、ボンディング方式も利用できる。コーティングの
後、湿式法あるいは乾式法で被膜を形成させる。コーテ
ィング被膜を形成後に、撥水加工などの機能性を付与す
る加工、あるいはカレンダー加工、カムフィット加工な
どの物理加工を施しても良い。
【0032】本発明でいう熱処理とは、乾熱処理または
湿熱処理をいう。湿熱処理には、浴中処理と蒸熱処理が
含まれる。蒸熱処理には、常圧飽和スチーム処理、過熱
スチーム処理及び高圧スチーム処理が挙げられる。乾熱
処理または湿熱処理の温度は約80〜210℃の範囲が
よい。熱処理温度が80℃より低いと、洗濯耐久性が十
分でなくなり、一方210℃を越えると、繊維材料が黄
化、脆化する危険がある。実用上からは、110〜19
0℃の乾熱処理が好適である。
【0033】上述のようにして得た本発明の消臭性繊維
材料は、アンモニア、アミン類、硫化水素及びメルカプ
タン類などの悪臭や、タバコ臭に含まれるアルデヒド
類、酢酸などに対して耐久性のある、かつ優れた消臭性
を有するものとなり、しかも柔軟な風合いにすることが
できる。本発明の消臭性繊維材料は、特にカーテン、カ
ーペット、マット、毛布、シーツ、ふとんカバー、まく
らカバー、ふとん綿、自動車の内装材などの建寝装材料
に好ましく適用することができるほか、スーツ、ユニフ
ォーム、シャツ、ブラウス、スラックス、スカート、セ
ーター、靴下、パンティストッキング、芯地、裏地など
の衣料材料、靴の中敷、内張り地、かばん地、風呂敷、
クッション、ぬいぐるみなどの材料、布おむつ、おむつ
カバーなどの衛生材料、家具、冷蔵庫などの消臭材、フ
ィルター類、及び不織布などの用途にも幅広く適用する
ことができる。
【0034】また、繊維材料として、ハロゲン化シクロ
アルカン化合物の付与したポリエステル繊維を使用した
場合の消臭性繊維材料は、難燃性が要求されるカーテ
ン、カーペット、マット、毛布、シーツ、ふとんカバ
ー、まくらカバー、ふとん綿、自動車の内装材などの建
寝用途に特に有効である。
【0035】
【実施例】以下に実施例を説明するが、この実施例にお
いて使用した洗濯方法、難燃性及び消臭性の評価方法
は、次の方法によった。 〔洗濯方法〕洗濯機として自動反転渦巻式電気洗濯機V
H−3410(東芝(株)製)を使用し、洗剤として
「ザブ」(花王(株)製)を0.2%、温度60±2
℃、浴比1:40で75分間強反転で洗濯し、その後、
排液、オーバーフローさせながらすすぎを25分間行う
操作を3回繰り返し、これを洗濯5回とする。 〔難燃性評価〕JIS L 1091 D法(接炎試
験)により測定した。 〔検知管法による消臭性評価〕試料を3g入れた550
mlの容器に初期濃度が200ppm になるようにアンモニ
アガスを入れて密閉し、30分間放置後に、ガス検知管
で残留アンモニア濃度を測定した。
【0036】同様な方法で硫化水素、アセトアルデヒ
ド、酢酸の臭気に対して、初期濃度が各々20ppm 、2
00ppm 、20ppm になるように設定し、残留ガス濃度
を測定した。 〔たばこ臭に対する消臭性の臭覚評価〕500mlのガラ
ス製三角フラスコを入り口を下にして、入り口の直下に
発煙している紙巻きたばこを5秒間置いた後、すばやく
三角フラスコを横にして試料3gを投入し、ガラス栓で
密閉した。1時間放置後にガラス栓を開け、残臭を嗅い
で評価した。
【0037】○:残臭がほとんどない △:やや残臭
がある ×:残臭が大きい 〔目試による無機系化合物の分散性〕繊維表面上の無機
系化合物の分散性を加工上がりの表面品位により確認し
た。 ○:凝集物がほとんどない △:やや凝集物がある
×:凝集物が多い 実施例1 供試生地として、ポリエステル織物(東レ(株)製#F
1305GN、タテ糸、ヨコ糸共150D−48fi
l)を通常の方法で糊抜き、精錬し、乾熱セットしたも
のを使用し、この供試生地を下記組成の処理液に浸漬
後、マングルで絞り(絞り率65%)、120℃×3分
で乾燥後、ピンテンターで170℃×1分乾熱処理を行
った。
【0038】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。なお、無機系化合物は固形分
45%の乳化分散溶液として処理に用いた。乳化分散剤
には下記の非イオン系分散剤を使用した。 非イオン系分散剤:イソプロピルアルコール 3%owf ポリビニルアルコール 1%owf 水 51%owf (処理液組成) 無機化合物:多孔質二酸化ケイ素微粒子 10g/l 硫酸亜鉛 10g/l ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 20g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.5g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.05g/l 実施例2 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試生
地に処理を施して試料を作製した。
【0039】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。 (処理液組成) 無機化合物:多孔質二酸化チタン微粒子 10g/l 硫酸銅 5g/l ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 20g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.5g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.05g/l 実施例3 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試生
地に処理を施して試料を作製した。
【0040】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。 (処理液組成) 無機化合物:二酸化ケイ素と酸化亜鉛からなる多孔質微粒子 10g/l (酸化ケイ素:酸化亜鉛=3:1) ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 20g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.5g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.05g/l
【0041】実施例4 実施例1で使用したのと同じ供試生地を、分散染料 Dia
nix Black BG−FS200%(ダイスタージャパン
(株)製)3.0owf、酢酸(80%)0.5cc/
l、分散剤RAP−50(三洋化成工業(株)製)0.
5g/l、1,2,5,6,9,10−ヘキサブロモシ
クロドデカン(HBCD)15%owfからなる浴で1
30℃×45分間処理し、通常の方法で還元洗浄後に湯
洗し、乾燥した。
【0042】得られた生地を下記組成の処理液に浸漬
後、マングルで絞り(絞り率65%)、120℃×3分
間で乾燥後、ピンテンターで170℃×1分乾熱処理を
行って試料を作製した。得られた生地について、洗濯前
の原布のときと洗濯10回後のときとについて消臭性お
よび難燃性を評価した結果を表1および2に示す。
【0043】 (処理液組成) 無機化合物:二酸化ケイ素と酸化亜鉛からなる多孔質微粒子 10g/l (酸化ケイ素:酸化亜鉛=3:1) 硫酸銅 5g/l ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 5g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.1g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.02g/l 比較例1 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試生
地に処理を施して試料を作製した。
【0044】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。 (処理液組成) 無機化合物:多孔質二酸化ケイ素微粒子 10g/l 硫酸亜鉛 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 20g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.5g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.05g/l 比較例2 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試生
地に処理を施して試料を作製した。
【0045】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。 (処理液組成) ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 合成樹脂:エラストロンW−11P(ウレタン系、固形分25%) 20g/l 触媒:エラストロンキャタリスト64 0.5g/l PH調整剤:炭酸水素ナトリウム 0.05g/l 比較例3 処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試生
地に処理を施して試料を作製した。
【0046】得られた生地について、洗濯前の原布のと
きと洗濯10回後のときとについて消臭性を評価した結
果を表1および2に示す。 (処理液組成) 無機化合物:多孔質二酸化ケイ素微粒子 10g/l 硫酸亜鉛 10g/l ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】比較例4 無機系化合物に対する乳化分散剤を用いないこと、およ
び処理液を下記組成とした以外は、実施例1と同じ供試
生地に処理を施して試料を作製した。得られた生地につ
いて、洗濯前の原布のときと洗濯10回後のときとにつ
いて消臭性および表面品位を評価した結果を表1および
表2に示す。
【0050】 (処理液組成) 無機化合物:多孔質二酸化ケイ素微粒子 10g/l 硫酸亜鉛 10g/l ポリビニルアミン化合物(固形分45%) 10g/l 表1および2から、実施例1〜4の生地は、洗濯前の原
布は勿論のこと、洗濯10回後においても、優れた消臭
性を有していることがわかる。また、難燃処理した実施
例4は、洗濯10回後にも優れた難燃性を維持している
ことがわかる。
【0051】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、アン
モニア、アミン類、硫化水素、及びメルカプタン類など
の悪臭や、タバコ臭に含まれるアルデヒド類、酢酸など
に対し耐久性のある、しかも優れた消臭性を発現させ、
しかも柔軟な風合いを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衡田 正行 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 (72)発明者 齋藤 公一 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 (72)発明者 堀 公二 和歌山市栄谷13−1 三木理研工業株式会 社内 (72)発明者 川口 幸一 和歌山市栄谷13−1 三木理研工業株式会 社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料の表面に、無機系化合物および
    下記一般式[1]で示されるポリビニルアミン化合物と
    合成樹脂を付着せしめた消臭性繊維材料。 【化1】 (ただし、式中のRはCHO基またはCH3CO基を示
    す。)
  2. 【請求項2】 前記無機系化合物が、多孔質物質及び
    銅、亜鉛、銀、鉛、鉄、アルミニウム、カルシウム、マ
    グネシウム、マンガン、ニッケル、コバルトの金属化合
    物の群から選ばれた少なくとも1種である請求項1に記
    載の消臭性繊維材料。
  3. 【請求項3】 前記多孔質物質が、二酸化ケイ素、二酸
    化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、ゼオライト、
    シリカゲル、活性炭の群から選ばれた少なくとも1種で
    ある請求項2に記載の消臭性繊維材料。
  4. 【請求項4】 前記無機系化合物の乳化分散剤が、分子
    量2000〜10万位のポリビニルアルコールおよび浸
    透性を有する溶剤である請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の消臭性繊維材料。
  5. 【請求項5】 前記無機系化合物が繊維材料表面上で均
    一に分散した状態で固着していることを特徴とする、請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の消臭性繊維材料。
  6. 【請求項6】 前記合成樹脂が、ウレタン系樹脂、アク
    リル系樹脂、アミノプラスト樹脂、エポキシ樹脂、グリ
    オキザール系樹脂およびエチレン尿素樹脂の群から選ば
    れた少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の消臭性繊維材料。
  7. 【請求項7】 前記繊維材料がポリエステル繊維である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の消臭性繊維材料。
  8. 【請求項8】 前記ポリエステル繊維がハロゲン化シク
    ロアルカン化合物を難燃剤として含有する請求項5に記
    載の消臭性繊維材料。
  9. 【請求項9】 繊維材料の表面に、無機系化合物、下記
    一般式[1]で示されるポリビニルアミン化合物および
    合成樹脂を含む処理液をパディング法またはコーティン
    グ法で付与し、次いで熱処理する消臭性繊維材料の製造
    方法。 【化2】 (ただし、式中のRはCHO基又はCH3CO基を示
    す。)
JP15204397A 1996-06-11 1997-06-10 消臭性繊維材料及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3806491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15204397A JP3806491B2 (ja) 1996-06-11 1997-06-10 消臭性繊維材料及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-149166 1996-06-11
JP14916696 1996-06-11
JP15204397A JP3806491B2 (ja) 1996-06-11 1997-06-10 消臭性繊維材料及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1060778A true JPH1060778A (ja) 1998-03-03
JP3806491B2 JP3806491B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=26479141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15204397A Expired - Fee Related JP3806491B2 (ja) 1996-06-11 1997-06-10 消臭性繊維材料及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3806491B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1072782A (ja) * 1996-08-22 1998-03-17 Toray Ind Inc ポリエステル系繊維材料およびその製造方法
JPH10328281A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Nippon Shokubai Co Ltd 脱臭剤および脱臭方法
JPH11342190A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Sekisui Plastics Co Ltd 非晶質リン酸カルシウム系消臭剤及び通気性消臭材料
JP2002249978A (ja) * 2000-11-28 2002-09-06 Toray Ind Inc エレクトレット加工品の製造方法
JP2005007345A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機能性フィルターおよびその製造方法
JP2007186815A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Gunze Ltd 繊維製品の加工方法
WO2008038820A1 (fr) * 2006-09-25 2008-04-03 Everlife Co., Ltd. Agent désodorisant et matériau désodorisant utilisant l'agent désodorisant
JP2010180515A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Teijin Nestex Ltd 消臭性布帛の製造方法および消臭性布帛および繊維製品
JP2013174025A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Asahi Kasei Fibers Corp 消臭性繊維布帛
JP2014008162A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Suminoe Textile Co Ltd トイレ臭除去フィルター
JP2015052186A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社大京建設 建築物修繕工事用メッシュシート及びその連結張囲体

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1072782A (ja) * 1996-08-22 1998-03-17 Toray Ind Inc ポリエステル系繊維材料およびその製造方法
JPH10328281A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Nippon Shokubai Co Ltd 脱臭剤および脱臭方法
JPH11342190A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Sekisui Plastics Co Ltd 非晶質リン酸カルシウム系消臭剤及び通気性消臭材料
JP2002249978A (ja) * 2000-11-28 2002-09-06 Toray Ind Inc エレクトレット加工品の製造方法
JP2005007345A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機能性フィルターおよびその製造方法
JP4590832B2 (ja) * 2003-06-20 2010-12-01 パナソニック株式会社 処理液と機能性フィルターおよびその製造方法と装置
JP2007186815A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Gunze Ltd 繊維製品の加工方法
WO2008038820A1 (fr) * 2006-09-25 2008-04-03 Everlife Co., Ltd. Agent désodorisant et matériau désodorisant utilisant l'agent désodorisant
JP2010180515A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Teijin Nestex Ltd 消臭性布帛の製造方法および消臭性布帛および繊維製品
JP2013174025A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Asahi Kasei Fibers Corp 消臭性繊維布帛
JP2014008162A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Suminoe Textile Co Ltd トイレ臭除去フィルター
JP2015052186A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社大京建設 建築物修繕工事用メッシュシート及びその連結張囲体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3806491B2 (ja) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0812948B1 (en) Deodorant fibrous material and method of producing the same
US6077794A (en) Deodorant fibrous material and method of producing the same
JP6168093B2 (ja) 消臭性繊維構造物
JP3806491B2 (ja) 消臭性繊維材料及びその製造方法
JP3765147B2 (ja) 消臭性成形品およびその製造方法
JPH06313271A (ja) セルロース繊維の防汚加工方法
JP3629871B2 (ja) 着臭防止性材料
JP5912761B2 (ja) 消臭性再生セルロース繊維、それを用いた繊維構造物及びそれらの製造方法
JP3651132B2 (ja) ポリエステル系繊維材料およびその製造方法
JP3605985B2 (ja) 消臭性成形品およびその製造方法
JP3750223B2 (ja) 消臭性繊維構造物
JP2006225780A (ja) 抗菌性繊維
JPH10292258A (ja) 繊維材料およびその製造方法
JP2009133034A (ja) 繊維構造物
JP3900894B2 (ja) 高吸湿保温性繊維構造物
JP2003105319A (ja) 吸水撥油性防汚加工剤、該防汚加工剤で処理された繊維又は繊維製品及びその製造方法並びにスプレー容器
JPH10292263A (ja) 繊維材料およびその製造方法
JPH0827671A (ja) ダニ忌避効果を有する繊維構造物の製造方法
JPH09268476A (ja) ドレスシャツ
JP2023130593A (ja) ポリエステル系繊維およびそれを用いた織編物
JP2009133035A (ja) 繊維構造物
JPH0921076A (ja) 消臭繊維を製造する方法
JP2011099177A (ja) 繊維構造物および繊維布帛の加工方法
JPH0967767A (ja) 消臭性を有する繊維製品
JP2007191827A (ja) セルロース系繊維含有繊維構造物および繊維製品

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees