JPH1059732A - 板ガラスの成形装置 - Google Patents

板ガラスの成形装置

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JPH1059732A
JPH1059732A JP23150696A JP23150696A JPH1059732A JP H1059732 A JPH1059732 A JP H1059732A JP 23150696 A JP23150696 A JP 23150696A JP 23150696 A JP23150696 A JP 23150696A JP H1059732 A JPH1059732 A JP H1059732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
sheet glass
slit
heating
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP23150696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiko Urakawa
忠彦 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication of JPH1059732A publication Critical patent/JPH1059732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/06Forming glass sheets
    • C03B17/067Forming glass sheets combined with thermal conditioning of the sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/06Forming glass sheets

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板ガラスの肉厚を調整しやすく、加熱・冷却
のためのユーティリティー容量も小さい板ガラスの成形
装置を提供することである。 【解決手段】 各金属パイプ14は、直径10mm、幅
50mmの寸法を有しており、その上端部が、スリット
13のリップ部13’出口の下方20mmの位置となる
ように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガラスの成形装置に
関し、特に液晶用薄板ガラスを成形するのに適した装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からガラス溶融槽(フィーダー)の
底部に設けた長孔のスリットから溶融ガラスを流出させ
ることによって、板ガラスを成形するスリットダウン成
形法は周知である。
【0003】このスリットダウン成形法によって、板ガ
ラスを成形する場合、板ガラスに肉厚ムラ、すなわち偏
肉が生じることがあり、この主な原因は生地温度の変動
である。すなわち生地温度が低くなると、板ガラスがス
リット下で伸びにくくなって肉厚が大きくなり、一方、
生地温度が高くなると、板ガラスがスリット下で伸びや
すくなって肉厚が薄くなりやすい。特に厚みが1.1m
m以下の液晶用薄板ガラスの場合、極めて高い寸法精度
が要求されるため、偏肉が大きくなると、致命的な欠陥
となる。
【0004】そのため従来では、スリットの出口の下方
約50mmの箇所に、板ガラスの幅方向に沿って加熱・
冷却手段を設けた装置が用いられていた。この装置で
は、板ガラスの肉厚の大きい箇所に対しては、加熱を行
うことによって伸びやすくし、また肉厚の薄い箇所に対
しては、冷却を行うことによって伸びを抑え、板ガラス
の肉厚を均一にすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の装
置では、スリット出口から加熱・冷却手段までの距離が
長いため、板ガラスを間接的に加熱・冷却しても、その
肉厚を調整する効果が小さいという問題があった。
【0006】また板ガラスの肉厚が均一となるように調
整するためには、加熱・冷却のためのユーティリティー
容量が大きくなり、コストが高くなったり、しかもスリ
ット出口の雰囲気温度が大きく変化し、ガラス流量が変
動しやすくなるといった問題もあった。
【0007】本発明の目的は、板ガラスの肉厚を調整し
やすく、加熱・冷却のためのユーティリティー容量も小
さい板ガラスの成形装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の板ガラスの成形
装置は、ガラス溶融槽の底部に設けた長孔のスリットか
ら溶融ガラスを流出させた板ガラスを成形する装置にお
いて、スリット出口の下方30mm以内に、板ガラスの
幅方向に沿うようにして加熱・冷却手段が設けられ、こ
れによって板ガラスの肉厚を調整可能としたことを特徴
とする。
【0009】また本発明の板ガラスの成形装置は、板ガ
ラスが、液晶用薄板ガラスであることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の装置によると、加熱・冷却手段が、従
来の装置に比べて、スリットの近くに設けられているた
め、板ガラスを加熱したり、冷却する効果が大きい。
【0011】しかも加熱・冷却のためのユーティリティ
ー容量が小さくて済むため、コストを低減でき、スリッ
ト出口の雰囲気温度に対する影響も小さい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の板ガラスの成形装置を実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の装置の縦断面図、図2
は、図1のA−A線断面図である。
【0014】図1、2に示すように、フィーダー10の
底部には、白金ロジウム合金の耐熱合金からなるオリフ
ィスプレート11が、断熱材12を介して取り付けられ
ている。このオリフィスプレート11には、長孔のスリ
ット13が形成されており、スリット13の全周には、
下方に突出したリップ部13’が形成されている。この
リップ部13’の突出長さは、2mmである。フィーダ
ー10内の溶融ガラスGは、このリップ部13’から流
出し、板ガラスG’が成形される。
【0015】また断熱材12には、板ガラスG’の幅方
向に沿うようにして、多数の金属製パイプ14からなる
加熱・冷却手段が埋設されている。これらの金属製パイ
プ14は、直接電気を流すことによって発熱させたり、
内部に高圧エアーを流すことによって冷却させるように
している。
【0016】従って板ガラスG’の幅方向に沿った肉厚
の分布が不均一であり、局部的に肉厚の大きすぎる部分
や、小さすぎる部分が存在している場合には、それらの
部分の付近に取り付けられている金属製パイプ14を加
熱あるいは冷却させることによって、板ガラスG’の肉
厚を調整すれば良い。
【0017】各金属製パイプ14は、直径10mm、幅
50mmの寸法を有しており、その上端部が、スリット
13のリップ部13’出口の下方20mmの位置となる
ように設けられている。
【0018】このように加熱・冷却手段をスリット13
の近く、具体的には、スリット13出口の下方30mm
以内に設けると、板ガラスG’を加熱・冷却する効果が
大きく、この装置を用いて厚み1.1mmの液晶用薄板
ガラスを成形したところ、従来の装置を用いた場合に比
べて、板ガラスの偏肉が約3分の1に減少した。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の装置によ
ると、板ガラスの肉厚を調整しやすく、ユーティリティ
ー容量も小さいため、コストを低減することができ、ス
リット出口の雰囲気温度の変化も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板ガラスの成形装置を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
10 フィーダー 11 オリフィスプレート 12 断熱材 13 スリット 13’ リップ部 14 金属製パイプ G 溶融ガラス G’ 板ガラス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス溶融槽の底部に設けた長孔のスリ
    ットから溶融ガラスを流出させて板ガラスを成形する装
    置において、スリット出口の下方30mm以内に、板ガ
    ラスの幅方向に沿うようにして加熱・冷却手段が設けら
    れ、これによって板ガラスの肉厚を調整可能としたこと
    を特徴とする板ガラスの成形装置。
  2. 【請求項2】 板ガラスが、液晶用薄板ガラスであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の板ガラスの成形装置。
JP23150696A 1996-08-12 1996-08-12 板ガラスの成形装置 Pending JPH1059732A (ja)

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