JPH0133625Y2 - - Google Patents

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JPH0133625Y2
JPH0133625Y2 JP10031085U JP10031085U JPH0133625Y2 JP H0133625 Y2 JPH0133625 Y2 JP H0133625Y2 JP 10031085 U JP10031085 U JP 10031085U JP 10031085 U JP10031085 U JP 10031085U JP H0133625 Y2 JPH0133625 Y2 JP H0133625Y2
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JP
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fluid control
control body
glass
slit
forming apparatus
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JP10031085U
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JPS6211137U (ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/06Forming glass sheets
    • C03B17/064Forming glass sheets by the overflow downdraw fusion process; Isopipes therefor

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガラス板の成形装置に関し、特にガ
ラス溶解槽(調温槽)から下方に向つてガラス板
を成形する装置に関する。
〔従来の技術〕
溶融ガラスをガラス溶解槽(調温槽)の底部に
設けられたスリツトを通過させてスリツト下方に
設置された流体制御体に供給し、流体制御体両側
面にそつて流下させ、流体制御体下端部において
合流させて下方に向つてガラス板を成形する方法
及び装置が知られている。
その1例として特開昭60−11235に示されたガ
ラス板の成形装置を第2図に示しその構造を説明
する。
第2図においてガラス溶解槽21内の溶融ガラ
ス素地22はガラス溶解槽21の底部に設けられ
た白金薄板23のまかれた耐火レンガ製の水平ス
リツト24を通してスリツト23の下に設けられ
た流体制御体25の上部に流出する。ここで流体
制御体25は発熱体26の外部にアルミナチユー
ブ27を被覆し、その下部にくさび状耐火レンガ
28を取りつけ、その全外側を白金薄板29で被
覆したものであり、この流体制御体25はその上
部がスリツト24の出口に近接してかつ流体制御
体25の中心線が水平となるように取りつけられ
ている。
流出したガラス素地22は上記流体制御体25
の両側面に分流し、流体制御体表面の熱によりス
リツト24通過時に生じた表面欠点を良化しつつ
流下する。流下したガラス素地は流体制御体25
の下端で合流し一枚のガラス板30となる。ガラ
ス板30はナールロール31により板巾の減少を
防止されつつ引つぱりロール32により下方に引
つぱられ、冷却される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の装置において、流体制御体25の上
部は内部の発熱体26によつて流体制御体25の
下部とくらべて高い温度を維持できる利点、つま
り流体制御体25に供給されたガラス素地にでき
ているスリツト通過時の表面欠点を流体制御体上
部で回復させ、かつ流体制御体下部でガラス成形
可能な粘度まで温度低下させることができる利点
を有しているものの、板成形スピードを向上させ
るために必要な極端な温度勾配を液体製御体に設
けることができず、又この様な場合以外において
も上記温度勾配のために該流体制御体の耐火レン
ガ部28が割れて変形しやすいという問題点があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、溶融ガ
ラスの溶解槽の底部に設けたスリツトの下方に、
内部に電気抵抗発熱体を有する流体制御体を該ス
リツトから流出した溶融ガラスが該流体制御体両
側面に分流し再び該流体制御体下端部において合
流するように設けてなるガラス板の成形装置にお
いて、少なくとも該流体制御体上部表面を流下す
るガラス流の表面を加熱する外部加熱ヒーターを
該流体制御体と対向させて設けている。
又前記スリツトを電気抵抗発熱体によつて形成
することは、スリツト上部(溶解槽内)の溶融ガ
ラスを比較的低温(高粘度)に保ちながらスリツ
ト流出ガラス素地を高温(低粘度)に調整できる
利点を持ち、溶融ガラス素地面の変動による流出
ガラス量の変動をおさえるのに役だつので好まし
い。又このスリツトと流体制御体上部表面を流下
するガラス流の表面を加熱する外部加熱ヒーター
を一体連続に形成しておくことも可能で、これは
装置全体が簡単になるので好ましいことである。
該スリツトおよび外部加熱ヒーターは、スリツト
方向に対する断面および長手方向の肉厚を変化さ
せておくことにより発熱量を調整でき、スリツト
長手方向の温度分布を均一化することもできる。
又前記流体制御体を電気抵抗発熱体のみで形成
することもでき、流体制御体の割れや変形等を防
止できるので好まれて使用される。
前記スリツトおよび流体制御体に使う電気抵抗
発熱体としては高温のガラスに対して腐食、浸食
の少ないものが好まれ、モリブデン、白金および
白金系合金等が好まれる。内でも白金および白金
系合金は、耐酸化性が良好で形状精度の高いもの
が得られかつガラスに浸食されにくいので好まし
い。
又前記流体制御体を中空とし上部の肉厚を上部
の内厚よりも厚くすることは、流体制御体の上部
温度を下部温度よりも高くすることができ、より
大きな温度勾配が流体制御体上で得られるので好
ましい。
〔作用〕
本発明によれば、該流体制御体と対向させて設
けてある外部加熱ヒーターによつて該流体制御体
上部表面を流下するガラス流の表面を加熱できる
ので、従来法と同様又はそれ以上の表面平滑度を
持つたガラス板を製造することができる。
〔実施例〕
まず第1図に示すようなガラス成形装置を作成
した。
第1図において、ガラス調温槽1の底部には白
金製の流出口4が耐火レンガ5に支持されて取り
つけられている。白金製流出口4は、巾10mm、長
さ40mmの垂直方向の穴3のあいたスリツト部6、
スリツト部6の上端でスリツト穴の外側へ直角に
曲つた内薄の上部ふち部7、スリツト部6の下端
よりスリツト穴の外側へなだらかに曲つた肉厚の
下部発熱部8、下部発熱部8の下端からさらに外
側へ曲つた水平下部ふち部9、およびスリツト長
さ方向両端部の通電用電極10(図示せず)から
なつている。
流出口4の下方には上部円筒部直径30mm、上下
の高さ70mm、長さ500mmの断面形状が逆水滴形状
(くさび状)の白金−ロジウム合金製流体製御体
11が、その上部が流出口4の出口に近接しかつ
流体制御体11の中心線が水平となるように取り
つけられている。
流体制御体11は中空体であり、その肉厚は上
部円筒部が下部くさび形部よりも厚くなつてい
る。又、流体制御体11の長さ方向両端部には、
流出口4同様通電用電極12(図示せず)が設け
られ、又可動支持装置13(図示せず)により垂
直(上下)方向およびスリツト6の巾方向に微動
可能な状態で固定されている。
上記装置を用い下記のようにガラス板を成形し
た。
まずBK−7のガラスカレツトをガラス溶融槽
(図示せず)で溶解脱泡したガラス素地2をガラ
ス調温槽2に導き1000℃に調温した。次に流出口
4および流体制御体11に定電流電源を用いて通
電を行なつた。流出口4および流体制御体11は
スリツト部6で約1000℃、下部発熱部8で約1250
℃、流体制御体上部で約1010℃に加熱された。
スリツト6を通過した溶融ガラス2は、流体制
御体11の上部に流れ出し流体制御体11の両側
面に分流した。このときスリツトを流出した当初
のガラスの表面欠点は流体制御体上部において、
流体制御体11からの熱および下部発熱部8から
の熱によつて改善(平滑化)された。
流体制御体11の両側面を流下した溶融ガラス
は流体制御体下端において合流しガラス板14と
なる。
ここで、流体制御体11の周囲には、流体制御
体11上のガラス素地の表面が過度に冷却される
のを防ぐために保温ヒーター15が設けられ、又
流体制御体11の直下にはガラス板の巾が狭くな
るのを防止するためにガラス板14の両端をはさ
みつつ回転する2対のナールロール16が設けら
れている。又ナールロール16の横にはガラス板
全巾にわたつて水冷式の冷却クーラー17が設け
られ、ガラス板が均一に冷却され固化するのを補
助している。ガラス板14は十分に冷却され変形
をおこさなくなつた部分で引張りロール18によ
つて下方へ引張られている。
成形されるガラスの板厚は流体制御体11とス
リツト6との間隔によつて主に決定され、その他
スリツト6を通過する時のガラス素地の粘度(温
度)及び、流体制御体の温度等の要素によつてや
や変化する。
流出口4および流体制御体11のスリツト長手
方向の断面形状を変化させて発熱量を長手方向で
変化調整することは、流出する溶融ガラス2の長
手方向の温度を均一にするのに有用である。
本装置によつて前記各設定値を調節することに
より板厚0.5mm、板巾400mmの表面状態が良好なガ
ラス板を成形することができた。
〔考案の効果〕
本考案によれば、流体制御体の上部表面を流下
するガラス流の表面が外部加熱ヒーターの熱によ
り良化されるので成形されたガラス板の表面状態
は非常に良好なものとなつている。又流体制御体
を中空の電気抵抗発熱体とし上部を肉厚、下部を
肉薄とすることもできガラス板成形のために必要
な温度分布を比較的簡単に作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は従来のガラス板成形装置を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 溶融ガラスの溶解槽の底部に設けたスリツト
    の下方に、内部に電気低抗発熱体を有する流体
    制御体を該スリツトから流下した溶融ガラスが
    該流体制御体両側面に分流して、再び該流体制
    御体下端部において合流するように設けてなる
    ガラス板の成形装置において、少なくとも該流
    体制御体上部表面を流下するガラス流の表面を
    加熱する外部加熱ヒーターを該流体制御体と対
    向させて設けてあることを特徴とするガラス板
    の成形装置。 2 前記スリツトが電気低抗発熱体によつて形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のガラス板の成形装置。 3 前記外部加熱ヒーターが前記スリツトと一体
    連続に形成されている実用新案登録請求の範囲
    第2項記載のガラス板の成形装置。 4 前記流体制御体が電気抵抗発熱体のみで形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項ない
    し第3項記載のガラス板の成形装置。 5 前記流体制御体が中空であり、その上部の肉
    厚が下部の肉厚よりも厚いものである実用新案
    登録請求の範囲第4項記載のガラス板の成形装
    置。
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JPS6211137U JPS6211137U (ja) 1987-01-23
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