JPH1059576A - 枚葉紙搬送ベルトを備えた印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドレスの枚葉紙搬送ベルトを備えた印刷
機における、ベルト交換のために生じる停止時間を短縮
する。 【解決手段】 少なくとも２つのローラ５，６が、つな
がっているベルト支持体ユニットに支承されており、該
ベルト支持体ユニットから、緊張していない状態の搬送
ベルト４が引出し可能であり、印刷機が側方に引出し可
能な引張棒２４を有していて、該引張棒が、ベルト支持
体ユニットの下側に伸びており、印刷機にベルト支持体
ユニットのための保持装置１１，１２，１３，１５，１
６，が固定されていて、該保持装置が、少なくとも２つ
の種々異なる位置間で移動可能であり、これら２つの位
置のうちの第１の位置においては、ベルト支持体ユニッ
トが保持装置によって作業位置にしっかりと保持されて
いて、第２の位置においては、ベルト支持体ユニット
が、引張棒２４上にゆるく載着されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、一列に配置された
複数の印刷装置と、印刷しようとする基板のためのエン
ドレスの搬送ベルトとを備えた印刷機であって、該搬送
ベルトが、間隔を置いて配置された少なくとも２つのロ
ーラの周囲を巡って、印刷装置に沿って延びている形式
のものに関する。

【０００２】

【従来の技術】エンドレスの枚葉紙搬送ベルトと複数の
インキ伝達装置とを備えたこのような装置は、ドイツ連
邦共和国特許第５８７５１３号明細書によって公知であ
り、例えばカラーコピーにおいても公知である。

【０００３】搬送ベルトは、作動中に確実に消耗してい
くので、ときどき新しい搬送ベルトに取り替えなくては
ならない。一方、カラーコピー機の場合は、このような
ことは滅多にないので、これに関連した、搬送ベルトの
組込み作業はあまり重要ではない。大量部数用の印刷機
に搬送ベルトが使用されている場合、搬送ベルトを、場
合によっては極めて短い間隔で交換する必要がある。

【０００４】ドイツ連邦共和国特許公開第４２４３４８
６号明細書によれば、印刷機の給紙テーブルにおいて、
少なくとも２つのローラ（これらのローラを巡ってエン
ドレスの搬送ベルトが案内されている）がベルト支持体
ユニットに支承されていて、これにより、給紙テーブル
からベルト支持体ユニットを取り外して簡単にベルトを
交換することが可能となっているものが公知である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エン
ドレスの枚葉紙搬送ベルトを備えた印刷機における、ベ
ルト交換のために生じる停止時間を短縮することであ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】少なくとも２つのローラ
が、つながっているベルト支持体ユニットに支承されて
おり、該ベルト支持体ユニットから、緊張していない状
態の搬送ベルトが引出し可能であり、印刷機が側方に引
出し可能な引張棒を有していて、該引張棒が、ベルト支
持体ユニットの下側に伸びており、印刷機にベルト支持
体ユニットのための保持装置が固定されていて、該保持
装置が、少なくとも２つの種々異なる位置間で移動可能
であり、これら２つの位置のうちの第１の位置において
は、ベルト支持体ユニットが保持装置によって作業位置
にしっかりと保持されていて、第２の位置においては、
ベルト支持体ユニットが、引張棒上にゆるく載着されて
いるようにした。

【０００７】

【発明の効果】本発明によれば、工具を使用せずに、簡
単で迅速なベルト交換が可能になる。このために、保持
装置が作業員によって切り換えられて、引張棒がベルト
支持体と共に引き出され、このベルト支持体が引張棒か
ら取り外されて、搬送ベルトが手でベルト支持体から外
される。引張棒は搬送ベルトの作動中には機能しないの
で、安価に形成され得る。

【０００８】印刷機が定置の側壁を備えた機械フレーム
を有する場合、この側壁において引張棒が引き出せるよ
うに、対応する開口部が側壁に設けられる。

【０００９】印刷装置のための対抗圧を発生させるため
の装置、例えば対抗圧胴は、ベルト支持体に組み込むこ
とができる。

【００１０】搬送ベルトを作動中に緊張させて保持する
ために、テンションローラが使用される。このテンショ
ンローラは、有利な構成ではばね弾性的に引張棒に支承
されている。保持装置の解除後に、テンションローラは
ベルト支持体自身の重さで自動的に撓むので、ベルト支
持体は引張棒の方向へ下降できる。

【００１１】しかし、ベルト支持体自身の重さがこの下
降のために十分でない場合は、テンションローラを緊張
解除させるための何らかの装置、例えば保持装置と同時
に作動する装置、もしくは保持装置に連結している装置
も使用され得る。さらに、機械フレームに支承されてい
て、場合によっては保持装置の操作と同期的に、引張棒
を引き出す前に搬送ベルトから取り外されるテンション
ローラが使用され得る。ベルト支持体の内部において外
方に作用するテンションローラを配置することも、同様
に考えられる。搬送ベルトをさらに簡単にベルト支持体
から取り外すことを可能にするために、ベルト支持体は
例えば、テンションローラのための係止装置を備えてい
ても良い。

【００１２】本発明の実施例では、ベルト支持体ユニッ
トのための保持装置は、印刷機における調整可能な複数
のストッパと、少なくとも２つの種々異なる位置間で移
動可能な、少なくとも２つの高速緊張部材とを有してお
り、前記２つの位置のうちの第１の位置では、この高速
緊張部材がベルト支持体ユニットをストッパに向かって
押圧し、第２の位置ではベルト支持体ユニットが引張棒
の方へ解放される。搬送ベルトの作動位置は、ストッパ
によって正確に規定され、かつ調整可能である。

【００１３】高速緊張部材は、有利にはトグルレバーで
制御されたローラレバーによって形成される。このロー
ラレバーが回転すると、１つのローラが、このローラに
配属されたベルト支持体ユニットにおけるカム曲面に沿
って転動する。このカム曲面を適当に形成することによ
って、ベルト支持体の安定した中間位置を実現すること
ができるので、例えば搬送ベルトを、印刷装置の減じら
れた圧力下で走行させたり、又は無圧で走行させたりす
ることができる。カム曲面を適当に配置することによっ
て、中間位置におけるベルト支持体が一方側だけに下降
し、ベルト支持体における駆動されたローラは、印刷機
における１つの駆動輪に係合するか、もしくは別の機械
部分を駆動する位置に留まる。

【００１４】

【発明の実施の形態】図１に示された印刷機は、２つの
側壁１，２を備えた機械フレームを有しており、この第
１の側壁１は図３に、また第２の側壁２は図１及び図２
に示されている。

【００１５】側壁１，２の間には、４つの印刷装置が真
直ぐに一列に並んで、ほぼ水平に配置されている。図１
には、これらの印刷装置のうちの４つの版胴３が概略的
に示されており、これらの版胴３の軸線は、側壁１，２
に対して垂直に延びている。

【００１６】エンドレスの搬送ベルト４は、２つのロー
ラ５，６を巡って循環しており、これらのローラ５，６
は、搬送ベルト４の上側のベルト区分が４つの版胴３の
全てに接触するように、印刷機の側壁１，２に対して垂
直に、互いに間隔をおいて配置されている。

【００１７】両ローラ５，６は、印刷機に直接取り付け
られているのではなく、印刷機から取外し可能なユニッ
トを形成している、ベルト支持体９の側方部分７，８に
支承されている。図４及び図５に詳しく示されたベルト
支持体９は、側方部分７，８と、ローラ５，６と、及び
搬送ベルト４を印刷機の運転中に版胴３に抗して押圧す
る対抗圧胴１０とを有している。この対抗圧胴１０は図
５から判るように、個々に調整可能である。

【００１８】印刷しようとする基板または枚葉紙は、給
紙装置（図示せず）によって、ローラ５またはローラ６
を介して駆動される搬送ベルト４へ送られて、搬送ベル
ト４における表面吸着作用もしくは版胴３と対抗圧胴１
０との間のニップにおける力によって版胴３と対抗圧胴
１０との間を通って搬送され、次いで排紙装置（図示せ
ず）に到達する。

【００１９】ベルト支持体を印刷機にしっかりと保持す
るために、印刷機の各側壁１，２には、複数の保持エレ
メントが設けられている。これらの保持エレメントは、
ベルト支持体９が印刷機に設けられている場合に、この
ベルト支持体９の側方部分７，８の周囲に配置されてい
る。図１〜図３に示されているように、保持エレメント
は、それぞれ１つの左側の調整ストッパ１１と上側の調
整ストッパ１２、側方部分７；８の右側の端部に設けら
れたばね弾性的なストッパ１３、ならびに側方部分７；
８の下側及びほぼ中央に設けられたローラレバーであ
る。調整ストッパ１１，１２は側方部分７；８の左側の
端部に設けられており、ばね弾性的なストッパ１３は側
壁１；２に回動可能に支承されたレバーである。このレ
バーの一方の端部は側方部分７；８に係合可能であり、
他方の端部には調節可能な圧縮コイルばね１４が当接し
ている。

【００２０】ローラレバーはアーム１５から成ってお
り、このアーム１５は一方の端部で旋回可能に側壁１；
２に支承されていて、他方の端部にはローラ１６が支承
されている。側方部分７；８には、ローラ１６に面した
カム曲面１８を有する成形部分１７がそれぞれ１つずつ
固定されている。図１〜図３に示されているベルト支持
体９の作業位置では、各アーム１５は、ローラ１６がカ
ム曲面１８の隆起した部分を押圧し、それによって、対
応する側方部分７；８が調整ストッパ１１，１２及びば
ね弾性的なストッパ１３を押圧する位置にある。

【００２１】トグルリンク１９は各アーム１５と結合し
ており、このトグルリンク１９は、一方の端部で軸２０
に側壁１；２によって固定されていて、図１〜図３では
死点位置の延長上に設けられている。このような安定し
た位置は、トグルリンク１９を、側壁１；２に設けられ
たストッパ２２に向かって引っ張っている、概略的に図
示された引張りコイルばね２１によっても選択的または
付加的に、得ることができる。軸２０は、印刷機全体を
貫通して延びており、この軸２０の一方の端部が印刷機
の外側でハンドルまたはこれに類似したものと結合して
いる。

【００２２】側壁１は、ベルト支持体９よりも大きな、
長く延びた開口部２３（図３）を有している。この開口
部２３の下側の領域もしくは印刷機に取り付けられたベ
ルト支持体９の下側には、方形でほぼ平らな、１本の引
張棒２４（図１；図６）が設けられている。この引張棒
２４はテレスコープ形レール２５に固定されており、こ
のテレスコープ形レール２５はやはり、側壁１，２に対
して垂直に印刷機に固定されている。図６に一点鎖線で
示されているように、引張棒２４はテレスコープ形レー
ルを使用して、引き出しのように開口部２３を通って印
刷機から引き出すことができる。

【００２３】引張棒２４の内側には、自由に回転可能な
テンションローラ２６が旋回可能に支承されており、こ
のテンションローラ２６は側壁１，２に対して垂直に、
搬送ベルト４の幅を横切って延びている。このテンショ
ンローラ２６は、圧縮コイルばね２７（図１）によって
上方に、すなわち搬送ベルト４の上側の方向に予圧をか
けられている。

【００２４】搬送ベルト４を交換する場合には、作業員
は軸２０を逆時計回りの方向に回転させる。この際、ロ
ーラ１６はカム曲面１８に沿って右側に転動し、ベルト
支持体９は下方に下降する。カム曲面１８の位置及び公
差を調整するために働く、ばね弾性的なストッパ１３の
ばね力の強さは、ベルト支持体９が、前述の切換操作時
にまず、右側にだけ下降して、対抗圧胴１０もしくは搬
送ベルト４が版胴３から分離されるように選ばれてい
る。

【００２５】ベルト支持体９のこの中間位置は、カム曲
面１８の凹部または段部３０によって保持される。

【００２６】ベルト支持体９の中間位置における左側の
ローラ５の位置は変わらないので、、駆動エレメントお
よび／または被駆動エレメントを備えたこのローラ５
は、印刷機に係合した状態を維持し、従ってこのローラ
機構は無圧で、すなわち版胴３と搬送ベルト４もしくは
対抗圧胴１０との間の圧力無しで回転できる。図４に示
されたベルト支持体９の実施例は、組み込まれた駆動モ
ータ２８を備えており、この駆動モータ２８がローラ５
を駆動する。ローラ５の他方の端部には、例えば歯車２
９が固定されていても良く、この歯車２９は、別の機構
部分を駆動するために、ベルト支持体９の運転位置及び
中間位置において印刷機に設けられた歯車とかみ合って
いる。ベルト支持体９が独自の駆動モータ２８を有して
いない場合には、ローラ５を歯車２９を介して、印刷機
から駆動することもできる。または、ベルト支持体９の
中間位置において、印刷機に設けられた駆動モータと結
合している別の歯車が、ローラ５に設けられる。

【００２７】軸２０をさらに回転させると、ベルト支持
体９は、引張棒２４に取り付けられている４つのプリズ
ム状部材３１上に下降する。この場合、テンションロー
ラ２６のばね力はベルト支持体９自体の重さによって克
服される。この位置において、軸を形成しているローラ
５に設けられた歯車２９は、印刷機との係合が解除され
ている。歯車２９の係合及び解除のためには、ローラ５
の比較的小さな位置変化、例えば１ｍｍの位置変化だけ
で十分である。ローラ５，６の軸が載着されているプリ
ズム状部材３１は、引張棒２４におけるベルト支持体を
位置固定するために働き、このことは特に、ベルト支持
体９の再組込みにおいて重要である。

【００２８】引張棒２４は、その上に位置するベルト支
持体９と共に、側壁１の開口部２３を通って印刷機から
引き出され、このベルト支持体９は引張棒２４から取り
外される。テンションローラ２６は引張棒２４に留まっ
ているので、搬送ベルト４は、ローラ５，６を越えて、
手で簡単に外し交換することが可能である。ベルト支持
体９の再組込みは、逆の順序で行われる。

【図面の簡単な説明】

【図１】取外し可能なベルト支持体ユニットを有するエ
ンドレスの枚葉紙搬送ベルトを備えた印刷機の縦断面図
である。

【図２】図１で遮蔽された印刷機の第２の側壁を、ベル
ト支持体ユニットの第２の側方部分と共に示した、図１
と同じ方向から見た図である。

【図３】ベルト支持体ユニットの第１の側方部分と共に
示した、印刷機の第１の側壁の、図１に対応する図であ
る。

【図４】搬送ベルトの上側のベルト区分が省略されてい
るベルト支持体ユニットを上から見た平面図である。

【図５】ベルト支持体ユニットの縦断面図である。

【図６】ベルト支持体ユニットと搬送ベルトとが省略さ
れている、引張棒の領域における印刷機を上から見た平
面図である。

【符号の説明】

１ 第１の側壁、 ２ 第２の側壁、 ３ 版胴、 ４
搬送ベルト、 ５，６ ローラ、 ７，８ 側方部
分、 ９ ベルト支持体、 １０ 対抗圧胴、１１，１
２ 調整ストッパ、 １３ ばね弾性的なストッパ、
１４ 調整可能な圧縮コイルばね、 １５ アーム、
１６ ローラ、 １７ 成形部分、 １８ カム曲面、
１９ トグルリンク、 ２０ 軸、 ２１ 引張りコ
イルばね、 ２２ ストッパ、 ２３ 開口部、 ２４
引張棒、 ２５ テレスコープ形レール、 ２６ テ
ンションローラ、 ２７ 圧縮コイルばね、 ２８ 駆
動モータ、 ２９ 歯車、 ３０ 段部、 ３１ プリ
ズム状部材

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ (72)発明者 クリスティアン コンペラ ドイツ連邦共和国 シェーナウ アム シ ャフバッハ ６ (72)発明者 ベルント ヘルマン ドイツ連邦共和国 マルシュ オーベラー ヤークトヴェーク 12

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一列に配置された複数の印刷装置と、印
   刷しようとする基板のためのエンドレスの搬送ベルトと
   を備えた印刷機であって、該搬送ベルトが、間隔を置い
   て配置された少なくとも２つのローラの周囲を巡って、
   印刷装置に沿って延びている形式のものにおいて、 少なくとも２つのローラ（５，６）が、つながっている
   ベルト支持体ユニット（９）に支承されており、該ベル
   ト支持体ユニットから、緊張していない状態の搬送ベル
   ト（４）が引出し可能であり、印刷機が側方に引出し可
   能な引張棒（２４）を有していて、該引張棒が、ベルト
   支持体ユニット（９）の下側に伸びており、印刷機にベ
   ルト支持体ユニット（９）のための保持装置（１１，１
   ２，１３，１５，１６，）が固定されていて、該保持装
   置が、少なくとも２つの種々異なる位置間で移動可能で
   あり、これら２つの位置のうちの第１の位置において
   は、ベルト支持体ユニット（９）が保持装置によって作
   業位置にしっかりと保持されていて、第２の位置におい
   ては、ベルト支持体ユニット（９）が、引張棒（２４）
   上にゆるく載着されていることを特徴とする、印刷機。
2. 【請求項２】 印刷機の側壁（１）が、開口部（２３）
   を有しており、該開口部（２３）を通り抜けて引張棒
   （２４）が、ベルト支持体ユニット（９）と共に、印刷
   機から引出し可能である、請求項１記載の印刷機。
3. 【請求項３】 引張棒（２４）に、搬送ベルト（４）を
   緊張させるための、ばね弾性的に予圧をかけられたテン
   ションローラ（２６）が取り付けられている、請求項１
   又は２記載の印刷機。
4. 【請求項４】 ベルト支持体ユニット（９）のための保
   持装置が、複数のストッパ（１１，１２，１３）と、少
   なくとも２つの高速緊張部材（１５，１６，１９，２
   ０，２１）とから成っており、これらの高速緊張部材
   が、少なくとも２つの種々異なる位置間で移動可能であ
   り、これら２つの位置のうちの第１の位置では、高速緊
   張部材が、ベルト支持体ユニットをストッパ（１１，１
   ２，１３）に向かって押圧し、第２の位置では、ベルト
   支持体ユニットが、引張棒（２４）の方へ解放されてい
   る、請求項１から３までのいずれか１項記載の印刷機。
5. 【請求項５】 各高速緊張部材が、アーム（１５）を有
   していて、該アームが、一方の端部で回動可能に印刷機
   に支承されており、他方の端部にローラ（１６）が回転
   可能に支承されていて、アーム（１５）が回動すると、
   該ローラが、該ローラに配属されたベルト支持体ユニッ
   ト（９）におけるカム曲面（１８）に沿って転動するよ
   うになっている、請求項４記載の印刷機。
6. 【請求項６】 保持装置が、第１の位置と第２の位置の
   間に、少なくとも１つの別の切換え位置を有しており、
   該切換え位置においてベルト支持体ユニット（９）が、
   その作業位置にはないが、少なくとも部分的に印刷機に
   しっかりと保持されている、請求項１から５までのいず
   れか１項記載の印刷機。
7. 【請求項７】 保持装置の、少なくとも１つの別の切換
   え位置が、カム曲面（１８）の凹部又は段部（３０）に
   よってベルト支持体ユニット（９）に保持されている、
   請求項５又は６記載の印刷機。