JPH105898A - リベット及びリベット締め方法 - Google Patents

リベット及びリベット締め方法

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JPH105898A
JPH105898A JP19130696A JP19130696A JPH105898A JP H105898 A JPH105898 A JP H105898A JP 19130696 A JP19130696 A JP 19130696A JP 19130696 A JP19130696 A JP 19130696A JP H105898 A JPH105898 A JP H105898A
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JP
Japan
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ridge
rivet
concave
convex
ridges
Prior art date
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Application number
JP19130696A
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English (en)
Inventor
Atsushi Terada
厚 寺田
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TOUSUI KIKAKU KK
Original Assignee
TOUSUI KIKAKU KK
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Publication date
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Publication of JPH105898A publication Critical patent/JPH105898A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、アルミニュームや銅などの熱伝導性
の高い非金属の延性及び加工硬化などの性質を応用した
特殊工具を必要としない低価格なリベットを提供するこ
とにある。 【解決手段】接合される独立した延性及び熱伝導性の高
い金属のうちの一方の接合面に複数の凸条部、または複
数の凹凸条部を設けると共に、他方の前記非鉄金属また
は鉄鋼類の接合面に前記凸条部に対応する凹条部、また
は前記凹凸条部の凹条部に対応する凸条部を設け、かつ
前記凸条部または、凹条部または双方が所定の角度を持
った部分を有し、各凸条部を対応する凹条部に圧入する
する際、圧入によって生じる応力と凸または凹条部、ま
たは双方の角度により凸条部が変形されることにより起
こる塑性変形からの加工硬化により締結されることを特
徴とするリベットにおいて解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に一般工業分野
にて用いられる。
【0002】
【従来の発明】アルミニュームや銅など非鉄金属の延性
を利用したリベットなどは数種類あるがいずれも特殊治
具や特殊工具を用いなければならなかった。
【0003】そのため、通常の結合に比べて製造コスト
が割高であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱伝導性が
高いアルミニュームや銅の性質である延性及びこれに伴
う加工硬化を利用してこれらの結合を行い低価格のリベ
ットを生産することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、接合される独
立した延性の高い非鉄金属の接合面に複数の凸条部、ま
たは複数の凹凸条部を設けると共に、他方の金属の接合
面に前記凸条部に対応する凹条部、または前記凹凸条部
の凹条部に対応する凸条部を設け、かつ前記凸条部また
は、凹条部または双方が所定の角度を持った部分を有
し、各凸条部を対応する凹条部に圧入する際、圧入によ
って生じる応力と凸、凹条部、または双方の角度により
凸、凹条部が変形されることにより起こる塑性変形から
の加工硬化により前記金属同志の結合がおこなわれる際
に、生じる応力を利用して締結を行うリベットである。
【0006】本発明は、接合される独立した延性の高い
非鉄金属の接合面に複数の凸条部、または複数の凹凸条
部を設けると共に、他方の金属の接合面に前記凸条部に
対応する凹条部、または前記凹凸条部の凹条部に対応す
る凸条部を設け、かつ前記凸条部または、凹条部または
双方が所定の角度を持った部分を有し、各凸条部を対応
する凹条部に圧入する際、圧入によって生じる応力と
凸、凹条部、または双方の角度により凸、凹条部が変形
されることにより起こる塑性変形からの加工硬化により
前記金属同志の結合がおこなわれる際に、生じる応力を
利用して締結を行うリベット締め方法である。
【発明の実施の形態】本発明は、主に一般工業分野にお
ける、リベットなどにて実施される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、板材1及び2及び3がたとえ
ば銅やアルミの延性のある非鉄金属から作られているリ
ベットである、2のリベットは板材1と板材2を重ね合
わすことなく締結しており、3のリベットは、板材2と
板材3を重ねて締結している。
【0008】図3で示されている、板材3に示されてい
る打ち抜き穴4は板材2と板材3を貫通しており図5で
しめされているように、リベット3の貫通穴の下部分3
bと上部分3aが圧力により結合されることにより生じ
る応力により前記板材2及び3を締結する。
【0009】図5は、リベット2及び3の横断面部分拡
大図である、リベット上部3aは2つの凸条部を備えて
おりこれに対応する3bは前記凸条部3cに対応する2
つの凹条部3dを備えている、凸条部の厚みt1は対応
する凹条部の幅tはt1より若干小さく作られており、
かつ変化する角度θを備えている。
【00010】図4に示されているようにこれらリベッ
トに圧力を加えることにより、凸条部が対応する凹条部
に圧入されかつ変化する角度θにより凸条部2c,3c
が対応する凹条部2d,3d圧入されながら加工硬化を
おこすため、圧入により生じる応力との複合作用にてリ
ベット上部と下部が結合される。この時、この二つの部
分にはさまれる板材も同時にこれらの応力により締結さ
れる。
【00011】これらのリベット変形して図6に示すよ
うに、溝を持つ板材4はリベット上部20a及び20b
が前記の理由で結合される際、20aに設けたテパー部
20cが板材4の溝横部を押しつけリベットを溝部に締
結する。
【00012】
【発明の効果】特殊な工具や、治具を必要とせず簡単な
下穴にて板材を締結できるばかりでなく溝部に簡単に締
結できる。
【00013】
【図面の簡単な説明】
【図1】 板材3枚の本リベットによる締結斜視図
【図2】 板材3枚の本リベットによる締結における
横正面図
【図3】 板材3枚の本リベット締結前図
【図4】 本リベット締結直前の横正面図
【図5】 本リベット締結前後部分拡大図
【図6】 本リベット応用例
【符号の説明】
1 板材3枚の本リベットによる締結斜
視図 2,3 リベット 2a,3a リベット上部 2b,3b リベット下部 2c、3c リベット凸条部 2d、3d リベット凹条部 4 板材締結用下穴 20 板材4へのリベット締結図 20a リベット上部 20b リベット下部 20c リベットテパー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合される独立した延性の高い非鉄金属
    の接合面に複数の凸条部、または複数の凹凸条部を設け
    ると共に、他方の金属の接合面に前記凸条部に対応する
    凹条部、または前記凹凸条部の凹条部に対応する凸条部
    を設け、かつ前記凸条部または、凹条部または双方が所
    定の角度を持った部分を有し、各凸条部を対応する凹条
    部に圧入する際、圧入によって生じる応力と凸、凹条
    部、または双方の角度により凸、凹条部が変形されるこ
    とにより起こる塑性変形からの加工硬化により前記金属
    同志の結合がおこなわれる際に、生じる応力を利用して
    締結を行うリベット。
  2. 【請求項2】 接合される独立した延性の高い非鉄金属
    の接合面に複数の凸条部、または複数の凹凸条部を設け
    ると共に、他方の金属の接合面に前記凸条部に対応する
    凹条部、または前記凹凸条部の凹条部に対応する凸条部
    を設け、かつ前記凸条部または、凹条部または双方が所
    定の角度を持った部分を有し、各凸条部を対応する凹条
    部に圧入する際、圧入によって生じる応力と凸、凹条
    部、または双方の角度により凸、凹条部が変形されるこ
    とにより起こる塑性変形からの加工硬化により前記金属
    同志の結合がおこなわれる際に、生じる応力を利用して
    締結を行うリベット締め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109821999A (zh) * 2019-03-20 2019-05-31 东莞市毅帆五金模具有限公司 Rbc分次半自动铆合方法及其铆合设备

Cited By (2)

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CN109821999A (zh) * 2019-03-20 2019-05-31 东莞市毅帆五金模具有限公司 Rbc分次半自动铆合方法及其铆合设备
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