JPH1057895A - 穀粒揺動選別機の選別装置 - Google Patents

穀粒揺動選別機の選別装置

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JPH1057895A
JPH1057895A JP23841596A JP23841596A JPH1057895A JP H1057895 A JPH1057895 A JP H1057895A JP 23841596 A JP23841596 A JP 23841596A JP 23841596 A JP23841596 A JP 23841596A JP H1057895 A JPH1057895 A JP H1057895A
Authority
JP
Japan
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board
grain
mixed
sorting
sorter
Prior art date
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Pending
Application number
JP23841596A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Fujiwara
基洋 藤原
Makoto Odate
誠 尾立
Seiji Kawatani
清司 川谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP23841596A priority Critical patent/JPH1057895A/ja
Publication of JPH1057895A publication Critical patent/JPH1057895A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 選別盤面上の混合粒の流量が大に変動したと
きの処理が即座に行え能率よく選別できるものにする。 【解決手段】 穀粒揺動選別機において、選別盤(1)
の縦方向(X)の傾斜角度(α)を盤面上の混合粒流動
状態により自動的に調節可能にする。その場合、盤面上
の混合粒流動状態を把握するための穀粒の存否を検出す
るセンサ−を、選別盤(1)の横方向の低位がわで縦方
向(X)の最高位から一定距離低位がわ寄りの箇所に取
付け、盤面上への混合粒供給口を縦方向(X)高位がわ
の横方向の低位がわ以外のところに開口すると有効であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面を粗雑面に形
成し縦横双方に傾けた選別盤を横方向の斜め上下に揺動
させて、縦方向の傾斜上位がわから供給する混合粒を選
別する穀粒揺動選別機の選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような穀粒揺動選別機の選
別盤は、盤面上の混合粒の分布状態により横方向の傾斜
角度が自動的に調節されるようになっているが、この横
方向の傾斜角度調節では盤面上に供給された混合粒の流
量が大に変動したときには、これに対する対応処理が難
しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の穀
粒揺動選別機にあっては、特に盤面上に供給された混合
粒の流量が大に変動したとき、その対応処理が難しいと
いう問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は選別盤
の縦方向の傾斜角度を盤面上の混合粒流動状態により自
動的に調節可能に構成したのである。これにより、盤面
上に供給された混合粒の流量の変動に対応して自動的に
選別盤の縦方向の傾斜角度が調節され選別性能が向上
し、特に、混合粒の流量が大に変動したときの処理が即
座に行え能率よく選別できるようになる。
【0005】そして、盤面上の混合粒流動状態を把握す
るための穀粒の存否を検出するセンサ−を、選別盤の横
方向の低位がわで縦方向の最高位から一定距離低位がわ
寄りの箇所に取付け、盤面上への混合粒供給口を縦方向
高位がわの横方向の低位がわ以外のところに開口して、
センサ−の取付位置と混合粒供給口の開口位置とを特定
することにより、選別時選別盤上の混合粒流動状態の把
握が的確になって一層選別性能を良好にするのである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明の穀粒揺動選別機について実施
例図を参照し説明すると、この穀粒揺動選別機は脱ぷ部
と風選部に組み込まれて籾摺機を構成し、脱ぷ風選後の
玄米と籾の混合粒を選別するのである。
【0007】即ち、「図1」〜「図4」において、
(1)は表面を粗雑面に形成した選別盤で、これを数段
に積み重ねて多段にしたものを数本の揺動支杆(4)
(4)と(5)(5)によって支承し、縦方向(X)と
横方向(Y)の双方に傾けるとともに横方向(Y)の斜
め上下に揺動運動を与えている。
【0008】そして、(6)は前記一方がわの揺動支杆
(5)に連結して選別盤(1)に揺動運動を与える揺動
機構であり、(7)は調節モ−タ(8)を備えて他方が
わの揺動支杆(4)(4)を上下に変位させ選別盤
(1)の横方向(Y)の傾斜角度(β)を調節する調節
機構であって、盤面上の混合粒の分布状態を検出しその
検出情報により調節モ−タ(8)を正転または逆転させ
て横方向(Y)の傾斜角度(β)が自動的に調節される
ようになっている。
【0009】なお、(9)は数段に積み重ねた各選別盤
(1)に混合粒を配分する分配ケ−ス、(10)は各選
別盤(1)により選別されたものを取出す取出ケ−スで
あり、(11)(12)は数段に積み重ねるための保持
枠である。
【0010】そして、一方の保持枠(11)は台枠(1
3)に樞着され、他方の保持枠(12)と台枠(13)
との間にはパンタグラフ式の持上機構(14)が介在
し、その持上機構(14)の調節ネジ棒(14a)は制
御モ−タ(15)軸となって、制御モ−タ(15)の回
転により各選別盤(1)の縦方向(X)の傾斜角度
(α)が調節可能になっている。
【0011】また、各選別盤(1)の混合粒供給口
(3)は、縦方向(X)高位がわで横方向(Y)の高位
がわに開口して前記分配ケ−ス(9)からの混合粒を各
盤面上に供給している。そして、最上段の選別盤(1)
には盤面上の混合粒流動状態を把握するための穀粒の存
否を検出するセンサ−(2)(2a)が取付けられてい
るのであって、そのセンサ−(2)(2a)の取付位置
は選別盤(1)の横方向(Y)の低位がわで縦方向
(X)の最高位から一定距離(L)低位がわに寄った箇
所に取付けてある。
【0012】そして、前記センサ−(2)(2a)は
「図5」の制御回路図に示すように、制御回路(C)の
入力側に接続され、出力側にはドライブ回路(16)を
介して前記の制御モ−タ(15)が接続されて、混合粒
供給口(3)から盤面上に供給されて横方向(Y)に広
がりながら縦方向(X)に流動する穀粒が矢印(イ)の
ようにセンサ−(2)(2a)に接触して共に穀粒
「有」を検出すると、制御回路(C)から縦方向(X)
の傾斜角度(α)を「急」にする指令が出され、また、
穀粒が矢印(ロ)のように広がってセンサ−(2)(2
a)が共に穀粒「無」を検出するときは傾斜角度(α)
を「緩」にする指令が出されてそれぞれドライブ回路
(16)を経て制御モ−タ(15)から持上機構(1
4)を介して傾斜角度(α)が是正され、混合粒供給口
(3)からの穀粒が矢印(ハ)のように流動していき、
センサ−(2)が穀粒「無」を検出しセンサ−(2a)
が穀粒「有」を検出するところの最適の傾斜角度にする
のである。
【0013】また、この実施例のものでは前記の混合粒
供給口(3)の開口位置を横方向(Y)の高位がわにし
てあるが、中間部から高位がわにかけての箇所であれば
よいのであって、換言すれば、横方向(Y)の低位がわ
以外のところに開口すればよいことになる。
【0014】なお、この発明による穀粒揺動選別機は籾
摺機として組成されるものであるが、その籾摺機には籾
摺後の玄米を仕上げ選別する米選機が使用できるよう
に、米選機用のコンセント(17)が取付けてある。
【0015】即ち、「図6」の回路図に示すように、籾
摺機のスイッチハ−ネス(18)と電源イッチ(19)
の間に前記コンセント(17)を設けて米選機の駆動モ
−タ(20)に電力を供給しているのであって、籾摺機
の電源スイッチ(19)を「入」しても米選機のスイッ
チ(21)が「入」になっていないと籾摺機が始動せ
ず、米選機のスイッチ(21)の入れ忘れを防ぐように
考慮してある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように実施され
たもので、次に記載するような効果を奏する。
【0017】選別盤の縦方向の傾斜角度を盤面上の混合
粒流動状態により自動的に調節可能に構成したので、盤
面上に供給された混合粒の流量の変動に対応して自動的
に選別盤の縦方向の傾斜角度が調節され選別性能が向上
し、特に、混合粒の流量が大に変動したときの処理が即
座に行え能率よく選別することができる。
【0018】そして、盤面上の混合粒流動状態を把握す
るための穀粒の存否を検出するセンサ−を、選別盤の横
方向の低位がわで縦方向の最高位から一定距離低位がわ
寄りの箇所に取付け、盤面上への混合粒供給口を縦方向
高位がわの横方向の低位がわ以外のところに開口して、
センサ−の取付位置と混合粒供給口の開口位置とを特定
することにより、選別時選別盤上の混合粒流動状態の把
握が的確になって一層選別性能を良好なものにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀粒揺動選別機の側面図である。
【図2】持上機構の後面図である。
【図3】選別盤の上方視図である。
【図4】穀粒揺動選別機の前面図である。
【図5】制御回路図である。
【図6】別実施例のものの回路図である。
【符号の説明】
1 選別盤 X 縦方向 Y 横方向 α 傾斜角度 2、2a センサ− L 一定距離 3 混合粒供給口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を粗雑面に形成し縦横双方に傾けた
    選別盤(1)を横方向(Y)の斜め上下に揺動させて、
    縦方向(X)の傾斜上位がわから供給する混合粒を選別
    する穀粒揺動選別機であって、前記選別盤(1)の縦方
    向(X)の傾斜角度(α)を盤面上の混合粒流動状態に
    より自動的に調節可能に構成したことを特徴とする穀粒
    揺動選別機の選別装置。
  2. 【請求項2】 盤面上の混合粒流動状態を把握するため
    の穀粒の存否を検出するセンサ−(2)(2a)を、選
    別盤(1)の横方向(Y)の低位がわで縦方向(X)の
    最高位から一定距離(L)低位がわ寄りの箇所に取付
    け、盤面上への混合粒供給口(3)を縦方向(X)高位
    がわの横方向(Y)の低位がわ以外のところに開口した
    ことを特徴とする請求項1.記載の穀粒揺動選別機の選
    別装置。
JP23841596A 1996-08-20 1996-08-20 穀粒揺動選別機の選別装置 Pending JPH1057895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106076881A (zh) * 2016-06-24 2016-11-09 北京农业智能装备技术研究中心 一种作物籽粒自动分选装置及方法
CN110586482A (zh) * 2019-09-26 2019-12-20 萧县众科电磁检测有限公司 一种水果大小分类设备及其分类工艺

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106076881A (zh) * 2016-06-24 2016-11-09 北京农业智能装备技术研究中心 一种作物籽粒自动分选装置及方法
CN106076881B (zh) * 2016-06-24 2019-01-22 北京农业智能装备技术研究中心 一种作物籽粒自动分选装置及方法
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