JPH10573A - 電球着脱装置 - Google Patents

電球着脱装置

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Publication number
JPH10573A
JPH10573A JP17185796A JP17185796A JPH10573A JP H10573 A JPH10573 A JP H10573A JP 17185796 A JP17185796 A JP 17185796A JP 17185796 A JP17185796 A JP 17185796A JP H10573 A JPH10573 A JP H10573A
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JP
Japan
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lamp
catcher
light bulb
shaft member
attaching
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Pending
Application number
JP17185796A
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English (en)
Inventor
Katsumi Iwata
勝美 岩田
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IWATA TEKKOSHO KK
Original Assignee
IWATA TEKKOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所に登る必要がなく、床面で作業ができ、
しかも、高度な熟練した技術を要せず、万が一電球を破
損した場合にも怪我等をすることのない安全な電球着脱
装置を提供する。 【解決手段】 ランプシェード41の下部開口部を覆
い、水銀灯44を保護する保護カバーと、保護カバー2
をランプシェード41に着脱可能に係止する係止部材2
2と、保護カバー2の内部に設けられ、水銀灯44を挟
持するランプキャッチャー3と、ランプキャッチャー3
を上下させる上下移動機構と、ランプキャッチャー3を
正転逆転の両方向に回転させる回転機構と、前記保護カ
バー2、ランプキャッチャー3、上下移動機構及び回転
機構を上部に配し、長さ方向に伸縮可能な棒状の竿部材
と、前記保護カバー2、ランプキャッチャー3、上下移
動機構及び回転機構を配した部分を竿部材に折曲可能に
支持するバネとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球着脱装置に関
するものであり、特に、工場の天井等に据付けられてい
る照明用の水銀灯等のように高所に据付けられている電
球の交換作業が安全かつ容易に行なえる電球着脱装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場の天井等に据付けられて
いる照明用の水銀灯等のように、高所に据付けられてい
る電球の交換は、足場を組んだり、梯子を使用したり、
工場の壁をよじ登って素手で作業を行なう必要がある。
また、電球を挟持できる構造を持つランプキャッチャー
を竿状のものの先端に設けた器具を使用することもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、梯子を使用したり、工場の壁をよじ登って素手で電
球の交換を行なう場合には、誤って足や手を滑らせて、
電球を落下させたり、作業者自らが落下する危険性があ
った。また、足場を組んで電球の交換を行なう場合に
は、足場を組むのに大変な手間と時間を要するのに加え
て、梯子を使用したり、工場の壁をよじ登る場合と同様
に、電球を落下させたり、作業者自らが落下する危険性
があった。さらに、機械等の上方に電球が位置する場合
には、足場を組むこともできず、機械の上に登って電球
を交換する必要があり、極めて作業性が悪かった。場合
によっては、電球の交換ができないこともあった。
【0004】一方、電球を挟持できる構造を持つランプ
キャッチャーを竿状のものの先端に設けた器具を使用す
る場合には、高所の天井に設置された照明器具に届く程
の長さの竿により、作業を行なうため、電球を挟持する
のに非常に熟練した技術を要していた。このため、誤っ
て電球を破損させたり、落下させたりする危険性があっ
た。特に、従来の電球着脱装置では、照明器具の直下で
しか、電球の着脱作業ができないために、作業者は非常
に危険な状態にさらされていた。また、鎖により天井か
ら吊されている照明器具には、従来の電球着脱装置が使
用できなかった。つまり、従来の電球着脱装置を使用し
たくても、照明器具全体が回転してしまうために、電球
の着脱作業ができなかった。
【0005】そこで、本発明は、高所に登る必要がな
く、床面でしかも照明器具の直下より偏心した位置から
も作業ができ、さらに、鎖や紐に吊るされた不安定な照
明器具においても着脱作業が行なえ、また、高度な熟練
した技術を要せず、万が一電球を破損した場合にも怪我
等をすることのない安全な電球着脱装置の提供を課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
電球着脱装置は、ランプシェードの下部開口部を覆い、
電球を保護する保護カバーと、前記保護カバーをランプ
シェードに着脱可能に係止する係止部材と、前記保護カ
バーの内部に設けられ、電球を挟持するランプキャッチ
ャーと、前記ランプキャッチャーを上下させる上下移動
機構と、前記ランプキャッチャーを正転逆転の両方向に
回転させる回転機構と、前記保護カバー、ランプキャッ
チャー、上下移動機構及び回転機構を上部に配し、長さ
方向に伸縮可能な棒状の竿部材と、前記保護カバー、ラ
ンプキャッチャー、上下移動機構及び回転機構を配した
部分を前記竿部材に折曲可能に支持するバネとを備えた
ものである。ここで、竿部材には、直径の異なる複数本
のパイプを直径の大きい方のパイプに小さい方のパイプ
を挿通させて重ね合わせたものがあるが、長さ方向に伸
縮可能な棒状であれば、その他の構成のものでもよい。
【0007】したがって、請求項1の発明の電球着脱装
置によれば、保護カバーにより電球を覆い隠すことがで
き、電球交換途中に万が一電球を破損させても電球の破
片は周囲に散乱しない。ランプキャッチャーを上下させ
て、ランプキャッチャーで電球を挟着することができ、
ランプキャッチャーを正転逆転の両方向に回転させるこ
とにより、電球を正転逆転の両方向に回転させることが
できる。また、竿部材により、保護カバー、ランプキャ
ッチャー、上下移動機構及び回転機構を有する部分を床
面より高所に設置された照明器具まで到達させることが
できる。さらに、バネにより、照明器具の直下より偏心
した位置からも、保護カバー、ランプキャッチャー、上
下移動機構及び回転機構を有する部分を照明器具の直下
へ垂直に位置させることができる。しかも、係止部材に
より保護カバーをランプシェードに係止した状態で電球
の着脱ができることにより、ランプシェードに過度の負
担がかからない。
【0008】請求項2の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項1の電球着脱装置において、ランプキャッチャー
が、長手方向の形状が電球の長手方向外側面の形状に合
わせて湾曲しており、幅方向の形状が電球の外周方向外
側面の形状に合わせて湾曲している複数の押え板と、前
記押え板が、電球の外周面に略密着するように等間隔に
並び、電球に遠い方の端部を外周に固着する円盤状の基
部とを備えたものである。ここで、ランプキャッチャー
の押え板の数は、3枚が好ましいが、2枚以上であれば
枚数に制限はない。
【0009】したがって、請求項2の発明の電球着脱装
置によれば、請求項1の電球着脱装置の作用に加えて、
長手方向の形状が水銀灯の長手方向外側面の形状に合わ
せて湾曲しており、幅方向の形状が電球の外周方向外側
面の形状に合わせて湾曲している複数の押え板が、電球
の周囲を挟持することにより、ランプキャッチャーの押
え板が電球の周囲に密着する。
【0010】請求項3の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項2の電球着脱装置において、押え板が、先端より
略中央付近までの内側面を滑りやすい材質のものにより
被覆され、電球の先端近傍が当接する部分を摩擦抵抗の
大きな材質のものにより被覆されているものである。こ
こで、先端より略中央付近までの内側面を被覆する滑り
やすい材質のものには、硬質プラスチックまたはテフロ
ン等があり、電球の先端近傍が当接する部分を被覆する
摩擦抵抗の大きな材質には、塩化ビニルやゴム等があ
る。
【0011】したがって、請求項3の発明の電球着脱装
置によれば、請求項2の電球着脱装置の作用に加えて、
押え板が、先端より略中央付近までの内側面を滑りやす
い材質のものにより、電球の先端近傍が当接する部分を
摩擦抵抗の大きな材質のものにより被覆されているの
で、電球をランプキャッチャーに挟持させるときは比較
的小さな力で滑らかに作業が行なえ、ランプキャッチャ
ーにより電球を挟持した後にランプキャッチャーを回転
させれば、ランプキャッチャーの回転力が確実に電球に
伝わり、電球に大きなトルクを与えることができる。
【0012】請求項4の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項1乃至請求項3のいずれかの電球着脱装置におい
て、ランプキャッチャーを上下させる上下移動機構及び
ランプキャッチャーを回転させる回転機構が、手動で作
動するものである。
【0013】したがって、請求項4の発明の電球着脱装
置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの電球着
脱装置の作用に加えて、ランプキャッチャーを上下させ
る上下移動機構及びランプキャッチャーを回転させる回
転機構を機械的に構成でき、電池等の交換をする必要が
ない。
【0014】請求項5の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項1乃至請求項3のいずれかの電球着脱装置におい
て、ランプキャッチャーを上下させる上下移動機構及び
ランプキャッチャーを回転させる回転機構が、電動で作
動するものである。ここで、ランプキャッチャーの締付
力を調節するには、トルクリミッタを設けたり、供給電
源の電力制御による方法でもよい。
【0015】したがって、請求項5の発明の電球着脱装
置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの電球着
脱装置の作用に加えて、ランプキャッチャーの上下移動
及び回転に要する外力を人力によらないため、電球の着
脱が容易であり、短時間で電球の交換ができる。
【0016】請求項6の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項4の電球着脱装置において、ランプキャッチャー
を上下させる上下移動機構及びランプキャッチャーを回
転させる回転機構が、ランプキャッチャーの回動軸に沿
って一端がランプキャッチャーの下端に固着された略棒
状の第一軸部材と、前記第一軸部材が一端より挿通さ
れ、前記第一軸部材に対して回動可能であるとともに、
前記第一軸部材の長さ方向に対しては前記第一軸部材と
一体で移動可能なパイプ状のガイドパイプと、前記ラン
プキャッチャーの回動軸に沿って前記第一軸部材の他端
に一端が固着されたパイプ状のスライドパイプと、前記
スライドパイプの他端より一端が挿通され、長手方向に
はスライドパイプと共にスライド移動可能で、前記第一
軸部材と一体で回転可能な第二軸部材と、前記第二軸部
材の他端に固着されたかさ歯車からなる第一ギアと、前
記第一ギアと垂直に噛合い、前記第二軸部材に垂直な第
三軸部材を軸に回動可能なかさ歯車からなる第二ギア
と、前記第三軸部材を軸にして一体で回動可能なプーリ
と、前記プーリを正転、逆転の両方向に回転可能にプー
リの溝部に架けられたループ状の第一紐部材とを備えた
ものである。ここで、スライドパイプ及び第二軸部材
は、断面の形状が略同一の角パイプと棒部材があるが、
スライドパイプの内周面及び第二軸部材の外周面のう
ち、一方に長手方向に延びる凸状の突出部を、他方に長
手方向に延び一方の突出部に嵌合可能な凹状の溝部を形
成させたものでもよい。
【0017】したがって、請求項6の発明の電球着脱装
置によれば、請求項4の電球着脱装置の作用に加えて、
保護カバーをランプシェードに係止した後、スライドパ
イプを上方へ移動させることにより、ランプキャッチャ
ー及び第一軸部材はスライドパイプと一体で上方へ移動
し、電球をランプキャッチャーで挟持できる。ランプキ
ャッチャーで電球を挟持した後に、第一紐部材を引くこ
とによりプーリが回転し、プーリの回転は、第三軸部
材、第二ギア、第一ギア、第二軸部材、スライドパイ
プ、第一軸部材、ランプキャッチャーを通じて電球に伝
達される。
【0018】請求項7の発明にかかる電球着脱装置は、
請求項5の電球着脱装置において、ランプキャッチャー
を上下させる上下移動機構及びランプキャッチャーを回
転させる回転機構は、ランプキャッチャーの回動軸に沿
って一端がランプキャッチャーの下端に固着された略棒
状の第一軸部材と、前記保護カバーの下方に装着され、
前記第一軸部材を電気を動力源に上下移動及び回転させ
る動力部と、前記動力部に電源を供給し、前記動力部に
前記第一軸部材を上下移動及び回転させるための信号を
入力及び伝達する制御部と備えたものである。ここで、
ランプキャッチャーの締付力を調節するには、トルクリ
ミッタを動力部の内部または第一軸部材の途中に設けた
り、供給電源の電力制御による方法でもよい。
【0019】したがって、請求項7の発明の電球着脱装
置によれば、請求項5の電球着脱装置の作用に加えて、
保護カバーをランプシェードに係止した後、制御部から
動力部に第一軸部材の上方への移動信号を送ることによ
り、ランプキャッチャーは第一軸部材と一体で上方へ移
動し、電球をランプキャッチャーで挟持できる。ランプ
キャッチャーで電球を挟持した後に、制御部から動力部
に第一軸部材の回転信号を送ることにより、ランプキャ
ッチャーは第一軸部材と一体で回転し、電球の着脱作業
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て説明をする。図1は本発明の第一実施形態である電球
着脱装置を示す正面図、図2は本発明の第一実施形態で
ある電球着脱装置を示す要部拡大断面図である。
【0021】図1及び図2に示すように、本実施形態の
電球着脱装置1は、電球を覆い隠す保護カバー2と、こ
の保護カバー2の内部に設けられ水銀灯を挟持できるラ
ンプキャッチャー3と、このランプキャッチャー3を上
下させる上下移動機構と、ランプキャッチャー3を回転
させる回転機構とを備えている。
【0022】保護カバー2は、開口部2gの直径が上方
より下方に向うに従って、徐々に収束していくバケツの
ような形状である。この保護カバー2の側面には、複数
の開口部が穿設されており、各開口部は透明で衝撃に強
い材質からなる板材により閉蓋されて覗き窓4が形成さ
れている。また、上方の開口部2gの周囲には、フラン
ジ2cが形成されており、この開口部2gの直径は、照
明器具のランプシェードの外周の直径に略等しい。さら
に、上方の開口部2gの周囲には、フランジ2cの端部
より高さ方向に切込まれた2つの切込部2fが、互いに
向かい合う位置に形成されており、各切込部2fのフラ
ンジ2c先端近傍の幅方向両側には、周囲より板厚が厚
くなっている。この板厚が厚くなった部分には、切込部
2fの幅方向に孔2dが連通して穿設されている。保護
カバー2の下方は閉蓋されており、この閉蓋された部分
には、中央に円筒状の下方へ突出した取付部2eが形成
されている。この取付部2eの外側には孔2a,2bが
並んで穿設されており、孔2a,2bが組をなして取付
部2eを挟んで位置している。
【0023】保護カバー2の各切込部2fには、略コの
字状の係止部材22が介装されている。各係止部材22
の略中央には孔22aが、一端部には孔22bが各々穿
設されており、係止部材22は、凹状側を保護カバー2
の内側に、孔22bが穿設されている側を下に向けて、
孔22aと保護カバー2の孔2dとにピン等(図示せ
ず)を挿通させて、回動可能な状態で支持されている。
また、係止部材22は孔22bの穿設されていない他端
がフランジ2cの外方向へ、孔22a,2dに挿通され
たピン等(図示せず)を軸にバネ等(図示せず)により
付勢されている。
【0024】取付部2eの開口部には、第一支持パイプ
27の一端が挿着されており、第一支持パイプ27の他
端には、ギアボックス26が組付けられている。
【0025】第一支持パイプ27の内側には、第一支持
パイプ27の内径と略等しい外径を持つガイドパイプ1
6が、第一支持パイプ27の内部を滑らかに移動可能に
介装されている。ガイドパイプ16の上端には、保護カ
バー2の内部において、円盤状のガイド部材17が中央
を挿通した状態で固着されている。また、ガイドパイプ
16の上端には、中央の孔より棒状の第一軸部材5が突
出して介装されており、第一軸部材5とガイドパイプ1
6の間には、2つのベアリング6が介装されている。こ
れら2つのベアリング6により、ガイドパイプ16に対
して第一軸部材5が上下方向へ移動するのを阻止される
とともに、中心軸を中心に軸転可能に軸支されている。
【0026】第一軸部材5の上端には、ランプキャッチ
ャー3が固着されている。ランプキャッチャー3は、水
銀灯を挟持するためのもので、円盤状の基部3bの外周
部には2枚の押え板3aを等間隔に対向状態で固着され
ている。押え板3aは、上下方向の形状が、水銀灯の長
手方向外側面の形状に合わせて湾曲しており、幅方向の
形状が、水銀灯の外周方向外側面の形状に合わせて湾曲
している。そのため、2つの押え板3aの間に水銀灯を
挿入させると、水銀灯は丁度2つの押え板3aで抱き抱
えたように挟持される。また、押え板3aの内側面は、
先端より略中央付近までを硬質プラスチックまたはテフ
ロン等(図示せず)の滑りやすい材質により、水銀灯の
先端近傍(図では下端)が当接する部分を摩擦抵抗の大
きな塩化ビニル(図示せず)により被覆処理されてい
る。そのため、水銀灯はランプキャッチャー3の2つの
押え板3aの間に滑らかに挿入でき、2つの押え板3a
で挟持することができるので、ランプキャッチャー3を
回転させれば、水銀灯は回転方向に大きなトルクを受け
る。
【0027】第一軸部材5の下端には、角パイプ状のス
ライドパイプ7が一端を固着されガイドパイプ16内に
介装されている。さらに、スライドパイプ7には、外周
の形状がスライドパイプ7の内周の形状に略等しい第二
軸部材8が、下方より挿通されており、下端がスライド
パイプ7の下方に突出している。スライドパイプ7及び
第二軸部材8は、互いの接触面の断面の形状が、正方形
であるので、長手方向に対しては摺動可能であり、外周
方向の回転に対しては一体となって回転する。
【0028】第二軸部材8の下端近傍は、ギアボックス
26内において、ベアリング9によって中心軸を中心に
軸転可能で、且つ上下方向への移動が阻止された状態で
軸支されている。そして、第二軸部材8の下端には、外
周の噛合部分の外径が先端に移るに従って小さくなるよ
うに傾斜しているかさ歯車である第一ギア10が固着さ
れている。また、ギアボックス26の側方には、内部よ
り外部へ突出して第三軸部材13が、第二軸部材8に対
して略垂直に配設されている。
【0029】第三軸部材13は、ベアリング12によっ
て中心軸を中心に軸転可能で、且つ長手方向への移動が
阻止された状態で軸支されている。第三軸部材13のギ
アボックス26内の端部には、外周の噛合部分の外径が
先端に移るに従って小さくなり、丁度第一ギア10に噛
合うように傾斜しているかさ歯車である第二ギア11
が、第一ギア10と噛合うように固着されている。ま
た、第三軸部材13の外部へ突出している端部には、プ
ーリ14が固着されている。プーリ14の外周には、溝
部14aが形成されており、この溝部14aには、ルー
プ状の第一紐部材15が引っ掛けられている。そして、
第一紐部材15を引くことによって、プーリ14が回転
し、プーリ14の回転は、第三軸部材13、第二ギア1
1、第一ギア10、第二軸部材8、スライドパイプ7、
第一軸部材5を介して、ランプキャッチャー3に伝達さ
れるようになっている。
【0030】第一支持パイプ27の外周には、内径が第
一支持パイプ27の外径に略等しい2つの円筒状の部材
である第一スライド部材20及び第二スライド部材23
が第一支持パイプ27に沿って摺動可能な状態で挿通さ
れている。第一スライド部材20の上端にはワイヤ等を
結ぶ2つの連結部20aと、下端には1つの連結部20
bが設けられている。同様に、第二スライド部材23の
上端及び下端にも、各々ワイヤ等を結ぶ2つの連結部2
3aと、1つの連結部23bが設けられている。
【0031】保護カバー2の内部上方には、ランプキャ
ッチャー3を挟むような位置に2つのプーリ19が各々
回動自在に軸支されている。ガイド部材17の外周近傍
には、ガイドパイプ16を挟むような位置に2つの孔1
7aが穿設されており、各々の孔17aには、ワイヤ1
8が上方より挿通され、ガイド部材17の下方へ突出し
た先端に孔17aの直径より大きな直径の略球状の止金
18aが固着されている。このようにして、一端がガイ
ド部材17に固着された2本のワイヤ18は、各々にプ
ーリ19を介して保護カバー2の孔2bを挿通し、保護
カバー2の外部へと引出され、他端が第一スライド部材
20の上端の連結部20aに結ばれている。また、第一
スライド部材20の下端の連結部20bには、第二紐部
材21の一端が結ばれており、第二紐部材21の他端に
は略棒状の握持部21aが固着されている。
【0032】したがって、握持部21aを握り下方へ引
くことによって、第一スライド部材20が第一支持パイ
プ27の外周面に沿って下方へ移動し、2本のワイヤ1
8を介してガイド部材17は、プーリ19の高さの範囲
内で、上方へ移動する。そのため、ガイド部材17の上
方への移動に伴って、ガイドパイプ16、ベアリング
6、第一軸部材5とともに、ランプキャッチャー3は上
方へ移動する。このとき、スライドパイプ7は第一軸部
材5と一体であるので、ランプキャッチャー3と一緒に
上方へと移動するが、第二軸部材8は、スライドパイプ
7に対して上下方向にスライド可能となっているために
移動しない。また、第一スライド部材20は平方移動す
るので、2本のワイヤ18には、略均等な力が加わり、
ランプキャッチャー3の動きは安定している。
【0033】また、保護カバー2の上部の開口部2gに
組付けられた2つの係止部材22の各孔22bには、ワ
イヤ24の一端が挿通され各々結ばれている。各ワイヤ
24は保護カバー2の孔2aを通じて保護カバー2の外
部へと延出し、他端が第二スライド部材23の上端の連
結部23aに結ばれている。さらに、第二スライド部材
23の下端の連結部23bには、第三紐部材25の一端
が結ばれており、第三紐部材25の他端には略棒状の握
持部25aが固着されている。
【0034】したがって、握持部25aを握り下方へ引
くことによって、第二スライド部材23は第一支持パイ
プ27の外周面に沿って下方へ移動し、2本のワイヤ2
4は略等しい長さの分だけ下方へと引かれる。そのた
め、2つの係止部材22は、バネ(図示せず)の付勢力
に抗して孔22bが穿設されてない方の端部が保護カバ
ー2の内側方向に略等しい角度で回動し、2つの係止部
材22の孔22bが穿設されてない方の端部間は狭ま
る。
【0035】つまり、第二スライド部材23を上下動さ
せることにより、照明器具のランプシェードを保護カバ
ー2で覆った状態で挟持することができるとともに、第
一スライド部材20を上下動させることによって、ラン
プキャッチャー3を上下させることができる。また、第
一紐部材15を引くことによって、ランプキャッチャー
3を正転逆転の両方向に回転させることができる。
【0036】上記説明で述べた各構成部分は、上下に伸
縮自在な構造の竿部材30の先端にバネ29を介して連
結されている。竿部材30は、第一支持パイプ27と略
等しい外径を持つ第三支持パイプ31と、第三支持パイ
プ31の外径と略等しい内径を持つ第四支持パイプ33
と、第四支持パイプ33の外径と略等しい内径を持つ第
五支持パイプ35とが組合わされており、係止部材3
2,34によって所望の位置で各支持パイプを係止でき
るようになっている。
【0037】係止部材32は、第四支持パイプ33の上
端外周に固着され、内径の大きさが第四支持パイプ33
の内径前後の範囲内で可変可能な構成であり、係止部材
34は、第五支持パイプ35の上端外周に固着され、内
径の大きさが第五支持パイプ35の内径前後の範囲内で
可変可能な構成である。そして、第五支持パイプ35の
係止部材34が固着されている端部からは、第四支持パ
イプ33が係止部材32が固着されていない方の端部か
ら挿通され、第四支持パイプ33の係止部材32が固着
されている端部からは、第三支持パイプ31が挿通され
ている。
【0038】このため、第三支持パイプ31、第四支持
パイプ33、第五支持パイプ35の各下端を近接或いは
揃えれば、竿部材30全体の長さは第三支持パイプ31
の長さに略等しくなる。また、第三支持パイプ31、第
四支持パイプ33、第五支持パイプ35の各々が離脱し
ない範囲内で、各支持パイプをスライドさせれば、第五
支持パイプ35の下端と第三支持パイプ31の上端との
距離は、これら3つの支持パイプの全長の合計より重な
り部分の長さだけ短い長さの範囲内で、適宜全長を変更
できる。また、各支持パイプをスライドさせて目的の長
さにしておいて、係止部材32,34の内周を小さくす
るように締めつければ、各支持パイプ間のスライドは不
能となり、竿部材30は目的の長さの1本の棒材として
使用できる。
【0039】ギアボックス26には、第一支持パイプ2
7の下端の延長線上に第二支持パイプ28が固着されて
おり、第二支持パイプ28の下端と第三支持パイプ31
の上端はバネ29を介して連結されている。なお、この
バネ29は、竿部材30を持って電球着脱装置1全体を
支持したときに、バネ29より上部の荷重等により働く
モーメントによって容易に変形しないだけの弾性力を有
している。
【0040】続いて、上記のように構成された電球着脱
装置1の使用方法について述べる。図3は本発明の第一
実施形態である電球着脱装置による水銀灯の着脱作業状
態を示す要部拡大断面図である。
【0041】図3に示す照明器具40は、吊鎖43によ
り、工場の天井等に吊るされたソケット42と、このソ
ケット42に螺着された水銀灯44と、ソケット42及
び水銀灯44全体を覆う傘状のランプシェード41とを
備えている。このような照明器具40の水銀灯44を交
換するには、まず、竿部材30を構成する第三支持パイ
プ31、第四支持パイプ33、第五支持パイプ35を適
宜スライドさせ、電球着脱装置1の全長が、作業者の作
業位置から水銀灯の交換先の照明器具40の位置までの
距離になるように調節する。竿部材30の長さの調節が
終わったら、係止部材32,34を締めつけて、第三支
持パイプ31、第四支持パイプ33、第五支持パイプ3
5が互いにスライドしないように固定する。
【0042】そして、第五支持パイプ35の下端を握
り、図3に示すように、保護カバー2の上方の開口部2
gがランプシェード41全体を覆うように、互いの外周
が略一致するように当接させる。このままの状態で、握
持部25aを握り下方へ引き、第三紐部材25を介して
第二スライド部材23を下方にスライドさせ、係止部材
22の孔22bが穿設されてない方の端部をランプシェ
ード41の外周面に当接させてから、第二スライド部材
23を何らかの係止手段(図示せず)によって移動不能
な状態に係止する。これによって、ランプシェード41
は左右反対方向から挟まれ、電球着脱装置1は照明器具
40に係止されるとともに、水銀灯44はランプシェー
ド41及び保護カバー2によって周囲が覆われ、外部と
略完全に遮断状態になる。
【0043】次に、握持部21aを握り下方へ引き、第
二紐部材21を介して第一スライド部材20を下方へス
ライドさせ、ランプキャッチャー3を上昇させて、照明
器具40内の水銀灯44にランプキャッチャー3を挟着
させる。このとき、ランプキャッチャー3の押え板3a
の内側面は、先端より略中央付近までが硬質プラスチッ
クまたはテフロン等(図示せず)の滑りやすい材質によ
り被覆処理されているため、ランプキャッチャー3の2
つの押え板3aの間に水銀灯44が滑らかに挿入し、ラ
ンプキャッチャー3で水銀灯44を挟持することができ
る。
【0044】水銀灯44が挟持できたら、第一紐部材1
5を引いて、ランプキャッチャー3を回転させ、水銀灯
44をソケット42から離脱させる。このとき、水銀灯
の先端近傍が当接する部分が摩擦抵抗の大きな塩化ビニ
ル(図示せず)により被覆処理されているため、ランプ
キャッチャー3を回転させることにより、水銀灯44の
外周方向に大きなトルクを与えることができる。
【0045】水銀灯44の離脱作業が終了したら、第二
スライド部材23の係止手段(図示せず)を解除し、第
二スライド部材23を上方へスライドさせて、係止部材
22による係止状態を解除し、照明器具40から電球着
脱装置1を離脱させる。新しい水銀灯44の装着につい
ては、ランプキャッチャー3に挟着されている水銀灯4
4を新しいものに交換後、上記作業同様に保護カバー2
でランプシェード41を閉蓋し、ランプキャッチャー3
を上昇させ、ソケット42に水銀灯44が当接したら、
ランプキャッチャー3を離脱させる場合と反対方向に回
転させて、水銀灯44をソケット42に螺着する。
【0046】なお、水銀灯44の着脱には、原則として
水銀灯44の真下から作業を行なわなければならない
が、竿部材30と上部の各機構部分とは、バネ29によ
って連結されているため、上部の各機構部分のみを照明
器具40の真下に設置することができる。したがって、
照明器具40の真下から多少偏心した位置からも水銀灯
44の着脱作業を行なうことができる。そのため、照明
器具40の設置場所の都合により、照明器具40の真下
からの作業ができない場合であっても、水銀灯44の着
脱作業が行なえる。また、作業中、水銀灯44の周囲
は、ランプシェード41及び保護カバー2により覆われ
ているため、万が一、水銀灯44を破損するようなこと
があっても、ガラスの破片等が外部に散乱する恐れはな
く、怪我をする心配はない。
【0047】このように、本実施形態の電球着脱装置1
は、ランプシェード41の下部開口部を覆い、水銀灯4
4を保護する保護カバーと、保護カバー2をランプシェ
ード41に着脱可能に係止する係止部材22と、保護カ
バー2の内部に設けられ、水銀灯44を挟持するランプ
キャッチャー3と、ランプキャッチャー3を上下させる
上下移動機構と、ランプキャッチャー3を正転逆転の両
方向に回転させる回転機構と、前記保護カバー2、ラン
プキャッチャー3、上下移動機構及び回転機構を上部に
配し、長さ方向に伸縮可能な棒状の竿部材30と、前記
保護カバー2、ランプキャッチャー3、上下移動機構及
び回転機構を配した部分を竿部材30に折曲可能に支持
するバネ29とを備えている。
【0048】したがって、本実施形態の電球着脱装置1
は、水銀灯44の着脱作業をする前に、水銀灯44をラ
ンプシェード41との間で、保護カバー2により覆い隠
し、係止部材22により保護カバー2をランプシェード
41に係止した状態で、水銀灯44の着脱作業を行なう
ことができる。このため、万が一、水銀灯44の着脱作
業中に水銀灯44を破損した場合でも、ガラスの破片等
が外部に落下する恐れがなく、怪我をする心配がないの
で、極めて安全性が高い。また、鎖等で支持された照明
器具のように、回転しやすい不安定な照明器具であって
も、係止部材22により保護カバー2をランプシェード
41に係止できるため、ランプシェード41を保護カバ
ー2に係止した状態で、水銀灯44の着脱作業ができる
ので、着脱作業が容易に行なえる。
【0049】そして、第二紐部材21を引くだけで、ラ
ンプキャッチャー3を上下でき、ランプキャッチャー3
は、水銀灯44の外周の形状と略等しい曲面を有する複
数の押え板3aにより水銀灯44を挟持する構造である
ため、第二紐部材21を引くだけで水銀灯44を挟持す
ることができる。しかも、ランプキャッチャー3の押え
板3aの内側面は、先端より略中央付近までが硬質プラ
スチックまたはテフロン等(図示せず)の滑りやすい材
質により被覆処理されているため、水銀灯44を滑らか
に挿入できる。ランプキャッチャー3で水銀灯44を挟
持した状態で、第一紐部材15を引けば、ランプキャッ
チャー3が回転し、水銀灯44をソケット42から離脱
することができ、逆方向に回転させれば、水銀灯44を
ソケット42に装着することができる。また、ランプキ
ャッチャー3の水銀灯の先端近傍が当接する部分が摩擦
抵抗の大きな塩化ビニル(図示せず)により被覆処理さ
れているため、ランプキャッチャー3を回転させれば、
水銀灯44に外周方向へ大きなトルクを与えることがで
きるので、水銀灯44の着脱が容易且つ確実にできる。
【0050】さらに、これらの各種機構と竿部材30は
バネ29を介して連結されているため、バネ29の部分
で曲げた状態で使用できるので、照明器具40の直下よ
り偏心した位置からも水銀灯44の着脱作業が行なえ
る。
【0051】なお、スライドパイプ7及び第二軸部材8
は、必ずしも角パイプに限定されるものではなく、その
他に、スライドパイプ7の内周面及び第二軸部材8の外
周面のうち、一方に長手方向に延びる凸状の突出部を設
け、他方に長手方向に延び、一方の突出部に嵌合可能な
凹状の溝部を形成した構成でもよい。要するに、これら
2つの部材が長手方向に対しては、互いに、摺動可能
で、外周方向の回転に対しては回転不能な構成であれ
ば、いかなる構成でもよい。
【0052】また、ランプキャッチャー3を保護カバー
2の内部へ引寄せるためのバネ17bは、必しもガイド
部材17に設ける必要はなく、第一支持パイプ27の内
部に設けて、ガイドパイプ16を引寄せる構成にしても
構わない。要するに、ランプキャッチャー3を保護カバ
ー2の内部へ引寄せる構成であれば、特に限定されるも
のではない。
【0053】続いて、本発明の第二実施形態について説
明をする。図4は本発明の第二実施形態である電球着脱
装置を示す正面図、図5は本発明の第二実施形態である
電球着脱装置を示す要部拡大断面図である。図中、上記
第一実施形態と同一符号及び記号は上記第一実施形態と
同一または相当部分である。
【0054】図4及び図5に示すように、本実施形態の
電球着脱装置50も、電球を覆い隠す保護カバー51
と、この保護カバー51の内部に設けられ水銀灯を挟持
できるランプキャッチャー3と、このランプキャッチャ
ー3を上下させる上下移動機構と、ランプキャッチャー
3を回転させる回転機構とを備えている。
【0055】保護カバー51は、上記第一実施形態の保
護カバー2と同様に、開口部51eの直径が上方より下
方に向うに従って、徐々に収束していくバケツのような
形状であり、側面には、複数の開口部が穿設されてお
り、各開口部は透明で衝撃に強い材質からなる板材によ
り閉蓋されて覗き窓4が形成されている。また、上方の
開口部51eの周囲には、フランジ51bが形成されて
おり、この開口部51eの直径は、照明器具のランプシ
ェードの外周の直径に略等しい。さらに、上方の開口部
51eの周囲には、フランジ51bの端部より高さ方向
に切込まれた2つの切込部51fが、互いに向かい合う
位置に形成されており、各々の切込部51fのフランジ
51b先端近傍の幅方向両側には、周囲より板厚が厚く
なった部分が形成されている。この板厚が厚くなった部
分には、切込部51fの幅方向に孔51cが連通して穿
設されている。保護カバー51の下方は閉蓋されてお
り、この閉蓋された部分には、中央に孔51dが穿設さ
れている。この孔51dの下方には、動力部53が、更
に動力部53の下方には第一支持パイプ54が固着され
ている。
【0056】動力部53は、外径が略円柱状で、中心軸
位置に棒状の第一軸部材52が挿通されている。動力部
53の内部には、第一軸部材52を上下移動及び回転移
動するためのギヤ等を組合わせた各種機構(図示せず)
が組込まれている。この動力部53には、上端より突出
する第一軸部材52が孔51dに挿通され、上端が孔5
1dの外周部分に固着されており、下端より突出する第
一軸部材52が第一支持パイプ54の上端より挿通さ
れ、下端が第一支持パイプ54の上端に固着されてい
る。
【0057】第一支持パイプ54の外周には平行移動可
能に、上記第一実施形態の場合同様の内径が第一支持パ
イプ54の外径に略等しい円筒状の第二スライド部材2
3が挿通されている。また、保護カバー51の下方の閉
蓋された部分には、孔51d以外に、孔51dを挟むよ
うに対称の位置に2つの孔51aが穿設されている。さ
らに、保護カバー51の各切込部51fには、略コの字
状の係止部材22が介装されている。各係止部材22の
略中央には孔22aが、一端部には孔22bが各々穿設
されており、係止部材22は、凹状側を保護カバー51
の内側に、孔22bが穿設されている側を下に向けて、
孔22aと保護カバー51の孔51cとにピン等(図示
せず)を挿通させて、回動可能な状態で軸支されてい
る。また、係止部材22は孔22bの穿設されていない
他端がフランジ51bの外方向へ、孔22a,51cに
挿通されたピン等(図示せず)を軸にバネ等(図示せ
ず)により付勢されている。
【0058】2つの係止部材22の孔22bと第二スラ
イド部材23の連結部23aは、保護カバー51の2つ
の孔51aを通じて、各々ワイヤ24により結ばれてい
る。さらに、第二スライド部材23の連結部23bに
は、第三紐部材25の一端が結ばれ他端に棒状の握持部
25aが固着されている。そして、握持部25aを下方
へ引くことによって、第三紐部材25を介して、第二ス
ライド部材23が第一支持パイプ54の外周面に沿って
下方に平行移動し、2本のワイヤ24は略等しい長さの
分だけ下方へと引かれる。そのため、2つの係止部材2
2は、バネ(図示せず)の付勢力に抗して、孔22bの
穿設されてない方の端部が保護カバー51の内側を向く
方向に略等しい角度で回動し、2つの係止部材22の孔
22bを穿設されてない方の端部の間が狭まる。
【0059】第一軸部材52の上端には、上記第一実施
形態と同様のランプキャッチャー3が固着されており、
第一支持パイプ54の下端には、上記第一実施形態同様
にバネ29を介して、伸縮自在な構造の竿部材30が接
続されている。また、竿部材30の下端、つまり、第五
支持パイプ35の下端には、制御部56が組付けられて
おり、制御部56と動力部53とは、螺旋状のスパイラ
ルコード55により結ばれている。スパイラルコード5
5は動力部53の下端より引出され、第一支持パイプ5
4、バネ29、竿部材30の内部を通じて制御部56の
上端へと引込まれており、制御部56から動力部53へ
の電源供給及び指令信号の伝達に使用される。
【0060】制御部56の操作パネルには、第一軸部材
52を正転及び逆転方向へ回転させる正転スイッチ56
a及び逆転スイッチ56b、第一軸部材52を上下に移
動させる位置決レバー56dが設けられている。位置決
レバー56dは、上下に切込まれた溝部56cの略中央
に設けられており、溝部56cに沿って上下に移動させ
ることによって、第一軸部材52を上下に移動させるこ
とができる。また、制御部56の内部には、動力部53
に電源を供給するバッテリ(図示せず)も内蔵されてい
る。
【0061】すなわち、上記第一実施形態の電球着脱装
置1では、ランプキャッチャー3を上下移動及び回転さ
せる機構が手動であるのに対して、本実施形態の電球着
脱装置50は、ランプキャッチャー3を上下移動及び回
転させる機構が電動である点で相違する。
【0062】つまり、本実施形態の電球着脱装置50に
おいても、上記第一実施形態の電球着脱装置1の場合と
同様に、係止部材22で照明器具のランプシェードを挟
持し、交換対象となる水銀灯をランプシェード及び保護
カバー51で覆い隠した状態にして、ランプキャッチャ
ー3の上下移動及び回転機構により水銀灯を交換するこ
とができる。
【0063】このように、本実施形態の電球着脱装置5
0は、水銀灯の着脱作業中に水銀灯が破損しても、ガラ
ス等の破片が散乱しないように、ランプシェードとの間
で水銀灯全体を覆い隠す保護カバー51と、水銀灯を挟
持するランプキャッチャー3と、ランプキャッチャー3
を電動により上下移動及び外周方向に回動する機構と、
これらの各機構を支持する伸縮自在な竿部材30と、上
記の各機構及び竿部材30を折曲可能に支持するバネ2
9とを備えている。
【0064】したがって、本実施形態の電球着脱装置5
0においても、水銀灯の着脱作業をする前に、水銀灯を
ランプシェードとの間で保護カバー51により覆い隠し
た状態にして、係止部材22により保護カバー51をラ
ンプシェードに係止することができるので、万が一、水
銀灯の着脱作業中に水銀灯を破損した場合でも、ガラス
の破片等が外部に散乱する恐れはなく、怪我をする心配
はない。
【0065】特に、第五支持パイプ35の下端に組付け
られた制御部56の位置決レバー56dを上下に移動さ
せるだけで、ランプキャッチャー3を上下でき、ランプ
キャッチャー3は水銀灯の外周の形状と略等しい曲面を
有する複数の押え板3aにより水銀灯を挟持できるの
で、位置決レバー56dを上方に移動させるだけで水銀
灯を挟持することができる。また、ランプキャッチャー
3の押え板3aの内側面は、先端より略中央付近までを
硬質プラスチックまたはテフロン等(図示せず)の滑り
やすい材質により被覆処理されているため、水銀灯を挟
持し易い。ランプキャッチャー3に水銀灯が挟持された
状態で、制御部56の逆転スイッチ56bを押せば、ラ
ンプキャッチャー3が逆転し、水銀灯をソケットより離
脱でき、制御部56の正転スイッチ56aを押せば、ラ
ンプキャッチャー3が正転し、水銀灯をソケットに装着
できる。
【0066】また、水銀灯の先端近傍が当接する部分が
摩擦抵抗の大きな塩化ビニル(図示せず)により被覆処
理されており、ランプキャッチャー3を回転させれば、
水銀灯の外周方向に大きなトルクを与えることができる
ので、水銀灯の着脱が容易且つ確実にできる。さらに、
これらの各機構と竿部材30はバネ29を介して連結さ
れており、バネ29の部分で曲げた状態で使用できるの
で、照明器具の直下より偏心した位置からも水銀灯の着
脱作業が行なえる。特に、ランプキャッチャー3の上下
移動及び回転させるための動力が電動であるため、作業
に大きな力を必要とせず、作業が楽にできる。
【0067】なお、ランプキャッチャー3の締付力を調
節する方法には、トルクリミッタを動力部53の内部ま
たは第一軸部材52の途中に設ける方法があるが、供給
電源の電力制御による方法でも構わない。
【0068】ところで、上記各実施形態では、係止部材
22を2つ有する電球着脱装置1,50について説明し
たが、係止部材22の数は、必ずしも2つに限定される
ものではなく、それ以上の数にしても構わない。しか
し、係止部材22の数は、3つ以上の方が安定してラン
プシェード41を保護カバー2に係止させることができ
るために好ましい。特に、4つの場合は、製品として箱
に梱包する際に、係止部材22の位置を四角い箱の四隅
に位置させることができることから、収まりがよく、小
さい箱で梱包できるので、更に好ましい。また、係止部
材22でランプシェード41に保護カバー2を係止させ
た後は、第三紐部材25を引く力を緩めても、係止部材
22の係止状態が持続するとともに、水銀灯44の着脱
作業が終了した後は、係止部材22の係止状態を解除で
きるような機構を設けてもよい。この場合には、ランプ
キャッチャー3を回転させる間、第三紐部材25から手
を放すことができ、作業性がよい。
【0069】さらに、上記各実施形態では、2つの押え
板3aを有するランプキャッチャー3について説明した
が、ランプキャッチャー3の押え板3aの数は、2つに
限定するものではなく、それ以上の数にしても構わな
い。
【0070】なお、上記各実施形態では、着脱する電球
を水銀灯としたが、着脱する電球の種類は、水銀灯に限
定されるものではなく、その他に、高所に設置され着脱
作業が困難な電球ならば、ランプキャッチャー3の形状
を変えるだけで、どのような電球にも使用できる。
【0071】また、押え板の先端より略中央付近までの
内側面に被覆処理するには、硬質プラスチックまたはテ
フロンに限定されるものではなく、その他に、滑りやす
く熱に強く耐久性のある材質ならば、どの様な材質でも
構わない。さらに、水銀灯の先端近傍が当接する部分を
被覆処理するには、塩化ビニルに限定されるものではな
く、ゴム等でも構わない。しかし、塩化ビニルはゴム等
に比べ熱に強く耐久性があるため塩化ビニルの方が好ま
しい。
【0072】この他にも、図示してないが、ランプキャ
ッチャー3で水銀灯44をソケット42に装着したあ
と、確実にランプキャッチャー3を保護カバー2,51
内に収納するために、外部より引くことのできる紐等に
よりランプキャッチャー3を下方へ引寄せるように構成
すれば、水銀灯44からランプキャッチャー3を確実に
引離すことができる。また、第二紐部材21、第三紐部
材25の端部に設けられた握持部21a,25aを省略
して、コードリール等の紐巻取り手段を第五支持パイプ
35の下端寄りに設けて、第二紐部材21、第三紐部材
25及びランプキャッチャー3を下方へ引寄せる紐を、
各々の端部より巻付けて収納できるようにしてもよい。
そうすれば、任意の長さに調節された竿部材30の長さ
に関係なく、第二紐部材21、第三紐部材25及びラン
プキャッチャー3を下方へ引寄せる紐部材が緩み、互い
に絡み合うことがないので、取扱いが容易になる。
【0073】加えて、第五支持パイプ35の下端近傍
に、腰部で竿部材30の下端を支持するためのベルトま
たは紐状の支持手段を設けてもよい。そうすれば、電球
の着脱作業時に腕や手に加わる負担が軽減され、より一
層作業性が向上する。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の電球着
脱装置は、電球交換途中に万が一電球を破損させても電
球の破片は周囲に散乱することはないので、電球の破片
により怪我をする心配はない。ランプキャッチャーを上
下させて、ランプキャッチャーで電球を挟着することが
でき、ランプキャッチャーを正転逆転の両方向に回転さ
せることにより、電球を正転逆転の両方向に回転させる
ことができるので、電球を交換先の照明器具のソケット
より容易に着脱することができる。また、竿部材によ
り、保護カバー、ランプキャッチャー、上下移動機構及
び回転機構を有する部分を床面より高所に設置された照
明器具まで到達させることができるので、高所に設置さ
れた照明器具の電球の着脱作業を行なうことができる。
さらに、バネにより、照明器具の直下より偏心した位置
からも、保護カバー、ランプキャッチャー、上下移動機
構及び回転機構を有する部分を照明器具の直下へ垂直に
位置させることができるので、何らかの理由で照明器具
の直下より電球の着脱作業が行なえない場合でも、電球
の着脱作業を行なうことができる。しかも、係止部材に
より保護カバーをランプシェードに係止した状態で電球
を着脱することができ、ランプシェードに過度の負担が
かからないので、鎖等で吊された不安定な照明器具にお
いても、電球の着脱作業が無理なく確実にできる。
【0075】請求項2の発明の電球着脱装置は、請求項
1の電球着脱装置の効果に加えて、ランプキャッチャー
の押え板が電球の周囲に密着するので、電球の着脱作業
の際に、ランプキャッチャーで電球を挟持した状態から
電球が離脱して落下する恐れがなく、安全である。
【0076】請求項3の発明の電球着脱装置は、請求項
2の電球着脱装置の効果に加えて、電球をランプキャッ
チャーに挟持させるときは比較的小さな力で滑らかに作
業が行なえるため、電球に大きなストレスをかけること
なく電球を破損することがないとともに、作業が容易で
ある。また、ランプキャッチャーにより電球を挟持した
後にランプキャッチャーを回転させれば、ランプキャッ
チャーの回転力が確実に電球に伝わり電球に大きなトル
クを与えることができるので、確実に電球の着脱を行な
うことができる。
【0077】請求項4の発明の電球着脱装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれかの電球着脱装置の効果に加え
て、ランプキャッチャーを上下させる上下移動機構及び
ランプキャッチャーを回転させる回転機構を機械的に構
成でき、電池等の交換をする必要がないので、保守点検
等のメンテナンスが容易である。
【0078】請求項5の発明の電球着脱装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれかの電球着脱装置の効果に加え
て、ランプキャッチャーの上下移動及び回転に要する外
力を人力によらないため、電球の着脱が容易であり、短
時間で電球の交換ができるので、工場等の電球の設置個
数の多い建物での電球交換に適する。
【0079】請求項6の発明の電球着脱装置は、請求項
4の電球着脱装置の効果に加えて、保護カバーをランプ
シェードに係止した後、スライドパイプを上方へ移動さ
せることにより、ランプキャッチャー及び第一軸部材は
スライドパイプと一体で上方へ移動し、電球をランプキ
ャッチャーで挟持でき、ランプキャッチャーで電球を挟
持した後に、第一紐部材を引くことによりプーリが回転
し、プーリの回転は、第三軸部材、第二ギア、第一ギ
ア、第二軸部材、スライドパイプ、第一軸部材、ランプ
キャッチャーを通じて電球に伝達されるので、操作が非
常に容易である。
【0080】請求項7の発明の電球着脱装置は、請求項
5の電球着脱装置の効果に加えて、保護カバーをランプ
シェードに係止した後、制御部から動力部に第一軸部材
の上方への移動信号を送ることにより、ランプキャッチ
ャーは第一軸部材と一体で上方へ移動し、電球をランプ
キャッチャーで挟持でき、ランプキャッチャーで電球を
挟持した後に、制御部から動力部に第一軸部材の回転信
号を送ることにより、ランプキャッチャーは第一軸部材
と一体で回転し、電球の着脱作業ができるので、電球の
着脱が非常に容易であり、短時間により多くの電球の交
換を行なうことができ、工場等の電球の設置個数の多い
建物での電球交換に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である電球着脱装置を示
す正面図である。
【図2】本発明の第一実施形態である電球着脱装置を示
す要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第一実施形態である電球着脱装置によ
る水銀灯の着脱作業状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態である電球着脱装置を示
す正面図である。
【図5】本発明の第二実施形態である電球着脱装置を示
す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 電球着脱装置 2 保護カバー 3 ランプキャッチャー 3a 押え板 4 覗き窓 5 第一軸部材 7 スライドパイプ 8 第二軸部材 10 第一ギア 11 第二ギア 13 第三軸部材 14 プーリ 15 第一紐部材 16 ガイドパイプ 17 ガイド部材 18 ワイヤ 19 プーリ 20 第一スライド部材 21 第二紐部材 22 係止部材 23 第二スライド部材 24 ワイヤ 25 第三紐部材 27 第一支持パイプ 28 第二支持パイプ 29 バネ 30 竿部材 31 第三支持パイプ 32 係止部材 33 第四支持パイプ 34 係止部材 35 第五支持パイプ 40 照明器具 41 ランプシェード 42 ソケット 44 水銀灯 50 電球着脱装置 51 保護カバー 52 第一軸部材 53 動力部 54 第一支持パイプ 55 スパイラルコード 56 制御部 56a 正転スイッチ 56b 逆転スイッチ 56d 位置決レバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプシェードの下部開口部を覆い、電
    球を保護する保護カバーと、 前記保護カバーをランプシェードに着脱可能に係止する
    係止部材と、 前記保護カバーの内部に設けられ、電球を挟持するラン
    プキャッチャーと、 前記ランプキャッチャーを上下させる上下移動機構と、 前記ランプキャッチャーを正転逆転の両方向に回転させ
    る回転機構と、 前記保護カバー、ランプキャッチャー、上下移動機構及
    び回転機構を上部に配し、長さ方向に伸縮可能な棒状の
    竿部材と、 前記保護カバー、ランプキャッチャー、上下移動機構及
    び回転機構を配した部分を前記竿部材に折曲可能に支持
    するバネとを具備することを特徴とする電球着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記ランプキャッチャーは、長手方向の
    形状が電球の長手方向外側面の形状に合わせて湾曲して
    おり、幅方向の形状が電球の外周方向外側面の形状に合
    わせて湾曲している複数の押え板と、 前記押え板が、電球の外周面に略密着するように等間隔
    に並び、電球に遠い方の端部を外周に固着する円盤状の
    基部とを具備することを特徴とする請求項1に記載の電
    球着脱装置。
  3. 【請求項3】 前記押え板は、先端より略中央付近まで
    の内側面を滑りやすい材質のものにより被覆され、電球
    の先端近傍が当接する部分を摩擦抵抗の大きな材質のも
    のにより被覆されていることを特徴とする請求項2に記
    載の電球着脱装置。
  4. 【請求項4】 前記ランプキャッチャーを上下させる上
    下移動機構及び前記ランプキャッチャーを回転させる回
    転機構は、手動で作動することを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか1つに記載の電球着脱装置。
  5. 【請求項5】 前記ランプキャッチャーを上下させる上
    下移動機構及び前記ランプキャッチャーを回転させる回
    転機構は、電動で作動することを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか1つに記載の電球着脱装置。
  6. 【請求項6】 前記ランプキャッチャーを上下させる上
    下移動機構及び前記ランプキャッチャーを回転させる回
    転機構は、ランプキャッチャーの回動軸に沿って一端が
    ランプキャッチャーの下端に固着された略棒状の第一軸
    部材と、 前記第一軸部材が一端より挿通され、前記第一軸部材に
    対して回動可能であるとともに、前記第一軸部材の長さ
    方向に対しては前記第一軸部材と一体で移動可能なパイ
    プ状のガイドパイプと、 前記ランプキャッチャーの回動軸に沿って前記第一軸部
    材の他端に一端が固着されたパイプ状のスライドパイプ
    と、 前記スライドパイプの他端より一端が挿通され、長手方
    向にはスライドパイプと共にスライド移動可能で、前記
    第一軸部材と一体で回転可能な第二軸部材と、 前記第二軸部材の他端に固着されたかさ歯車からなる第
    一ギアと、 前記第一ギアと垂直に噛合い、前記第二軸部材に垂直な
    第三軸部材を軸に回動可能なかさ歯車からなる第二ギア
    と、 前記第三軸部材を軸にして一体で回動可能なプーリと、 前記プーリを正転、逆転の両方向に回転可能にプーリの
    溝部に架けられたループ状の第一紐部材とを具備するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電球着脱装置。
  7. 【請求項7】 前記ランプキャッチャーを上下させる上
    下移動機構及び前記ランプキャッチャーを回転させる回
    転機構は、ランプキャッチャーの回動軸に沿って一端が
    ランプキャッチャーの下端に固着された略棒状の第一軸
    部材と、 前記保護カバーの下方に装着され、前記第一軸部材を電
    気を動力源に上下移動及び回転させる動力部と、 前記動力部に電源を供給し、前記動力部に前記第一軸部
    材を上下移動及び回転させるための信号を入力及び伝達
    する制御部とを具備することを特徴とする請求項5に記
    載の電球着脱装置。
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